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はてなキーワード: GIGAとは

2021-04-03

anond:20210403093247

事務ソフトウェア(大体はOffice)については、学校ですらMS365やGoogle Workspaceが導入される(これはGIGAスクール構想がでかい)ので、数年で変わると思うけどな。

サブスクリプションは公会計の単年度予算と相性がかなり良い(スクラッチシステムを導入する際にも利用料型の契約(デ通サ契約等)するぐらいだし)しね。

逆にハードウェアの購入は公会計との相性が悪いんだよな…。だからリースになりがちなんだが。

2021-03-25

anond:20210325111103

非常食にとペヤングGIGAマックス買ったんだけど

お湯1.2L必要っていうのを忘れてたw

お湯の方が勿体ないじゃん!ってなったw

2021-03-24

校内LANインターネット分離

都内小学校PTA会長をしています仕事ではIT系のプリセールスをやっているSEです。

今年度はGIGA構想、プログラミングの必修化、コロナに伴うオンライン授業対応とかIT系話題が多かったので、学校関係者教職員PTA関係者教育委員会とも学校IT化の話をすることが多かったのでちょっと思う事を書いてみます

個人的に思うことはたくさんあったのですが、お互いにちゃん理解されていないと思う事が特に多かった校内LAN(校務LANと言う方が一般的かもしれません)の話を書いてみます

一部不正確なところはあると思いますが、詳しい方のご指摘があれば適宜追記していきたいので教えてもらえると助かります

長文を読みたくない人へ

こんなことを書いています

・ 校内LANの最大の問題は過剰なURLフィルター。このような構成になっている意義はあった

・ ZOOMによる保護者会開催は保護者が思っているより画期的だったのではないか

・ 結果としてインターネット分離は無くなっていくのでは?

インターネット分離と校内 LAN

なぜ校内LANインターネットに繋げないのか?と言う話は日本年金機構の大規模なサイバー攻撃被害の話にまで遡ります。この話の再発防止策として総務省2017年までに省内LANインターネットLANを分離するようなインターネット分離を実施することになりました。文科省もこれを受けてインターネット接続は都道府県教育委員会管理する代理サーバーからインターネット繋ぎ、校内LANインターネットに繋げないような環境になっていきました。

詳しい話が気になる人はこの辺の文書を読んでみてください。

教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン

自分はそれ以前がどう言う状態だったのか逆にあまり知らないのですが、ここでの大事な話としてIT技術者をそれなりの規模で抱えておけないような公共組織で標的型攻撃や高度な攻撃から守る手段としてこのようにしたこと一定の意義があったのではないかと思います

この辺の話をしていると、教職員もなぜこうなったのか理解していないまま不満を述べていることも多いようにも思えます

校内LAN問題

学校IT化の問題最近教職員対応などが課題に上がることが多い気がしますが、次に多いのは学校ネットワークについての不満です。校内LAN上記のような感じなのでWi-Fiも飛ばせないし、URLフィルターが過剰すぎて教職員文科省が出したオンライン教材にもつなげないような状態になりました(YouTube禁止リストに入っているため)。当然ZoomやTeamsで会議を開くこともできませんでした。(インターネットLANから開催すると大変。禁止されていたのではないかと思います。)

 Wi-Fi の話はともかくとしてここで問題なのは元々のインターネット分離を実施する上で今回のような過剰なURLフィルター必須では無かった事ではないかと思います

 これは代理サーバーからインターネットを閲覧する(プロキシーとは違います。詳細は割愛。)、という仕組みであったため教職員動画サイトなどを常時閲覧されるとサーバースペックが過剰になるため、市民税金でそんなぜいたくな環境を立てるわけにもいかない、とか本来教職員インターネット閲覧は節度を持った最低限のものであるべきだ、というような考え方によるものであったのではないかと推測しています本来ITセキュリティとは関係が無い話ですが、政府系や学校系のIT投資では一般的な考え方なので当時のその発想を批判することも個人的には難しいのではないかと思います

緊急事態宣言下での対応

昨年の緊急事態宣言下では学校が閉鎖された際に上記問題が大きくクローズアップされました。文科省が矢継ぎ早に出したオンライン教材を教職員は全く見れないし、リモート授業やオンライン授業を無理やりでも暫定でもいいからやろうとしても教職員インターネット閲覧は非常に限定的だったためほぼ検討余地がありませんでした。

 ここで着目されたのはGIGA構想で配布が始まっていた端末でした。この端末は回線が無い家でもネットにつなげるようにSIMカードが入っていたため、この端末を使ってZOOM会議などを急遽実施できるようになりました。Zoom教育機関向けに無償解放したのも大きかったと思いますSIMカードが入っていたのはおそらく授業の際に使う学習系のシステムにはインターネット接続が必要ですし、回線の無い家からも使えるようにするためにこのようになっていたのではないかと思います

 ここで重要なのは教職員SIMカードを使った直接のインターネット接続を行って保護者会などの校務を行うのは当初のインターネット分離の考え方から言うと完全に抜け道になる手段になる可能性があったのですが、文科省も含めてこのような方法によるオンライン会議実施をこのタイミング容認したことでした。配布端末にはSkySeaなどでURLフィルターを配布しているようで当然閲覧制限はあるのですが、「端末をある程度教育委員会管理しているならインターネットLANを経由したインターネット接続には拘らない」と言う暗黙のルールがこのタイミングで生まれたように思えます文科省からも「これまでのITセキュリティに縛られることなく早急な実現方法検討してほしい」と言うような主旨の通達を出しています

ICT の積極的活用について

>>文部科学省としては、全国的な長期休業というこれまで類を見ない緊急時であること、各学校や家庭で ICT 環境が様々であることを鑑みると、平常時における学校設置者や各学校の一律の ICT 活用ルールにとらわれることなく、家庭環境情報セキュリティに十分留意しながらも、まずはその積極的活用に向け、現場を最もよく知る教員が家庭とともにあらゆる工夫を行えるよう対応いただきたいと考えています。 <<

 このような意味Zoomによる保護者会実現はやや硬直化しつつあった校内LANの仕組みに風穴を開けるきっかけになりました。

多くの保護者対応の早い私立校などとの比較で、オンライン授業やリモート授業が実施されない状況に不満を持っていたと思うのですが、個人的には画期的なことだったと思います。これにより、PTAオンライン会議などでも校長先生などがオンライン参加出来るようになりました。

GIGA構想のこれからインターネット分離

私の区では今年度の端末配布で10億円近い投資をした(区の負担10億だったかどうかは知りません)と聞いており、来年度には一人一台を実現し、6月くらいには配布物のオンライン化を進めると聞いています。(教職員は全く詳細を聞いていない状態なので本当に実現できるかは微妙ですが。。)私の区は渋谷区のような先行した地域ではないのでこれでもかなり頑張ったのではないかと思います

当初はすでにプログラミングが必修化されているのに端末配布は2025年くらいまでにやろうかと言っていた事を考えるとコロナ禍でGIGA構想は大幅に進んだのではないかと思います

これからはG SuiteやO365も使うことになり保護者会のオンライン開催は今後も続くであろうことを考えると、残念ながらそれなりの投資無駄にはなりますインターネット分離は廃れていくのでは無いかと思います。多少の調整をしても今のインターネット分離の仕組みのママ積極的SaaS利用や頻繁なオンライン会議の開催を想定することは難しい、と考えるのが自然なためです。

文科省インターネット分離の期限が2017年だったので2022〜2024年を契機にどんどん廃止されていくのでは無いかな、と予測しています。おそらくら総務省文科省もこのくらいのタイミング、もしくはもっと早い段階でこの辺の指針を出すのではないでしょうか。

 業界的な用語で言うなら、なんでも隔離して守るのではなく、いわゆるゼロトラスト的な発想による端末運用を目指していく、と言う方向を目指すことになると思います。結果として時代に合わせた形に軌道修正されていくことになったのではないかと思います

#で、何が言いたいの?と言われると困ってしまうのですが。。

2021-03-22

GIGAスクールって現代Σプロジェクトでは?

あれもなんかえらい古いハードで動くソフトウェア開発しようとかいう話だったし

パソコン進化視野に入れないのはお役人の癖なのだろうか

2021-03-10

anond:20210310212154

仕事は好きです。

頑張っても報われないのに責任は大きいし、正直今回のコロナ教育現場の変化のしなさに絶望しているところがあります

ICT教育だとかGIGAスク―ル構想のしわ寄せが来てて、言ってることは素晴らしいけど実際に教育委員会あたりからの「指導」「通達」で縛られて現場サイドの裁量でできることが小さすぎて。。。。

2021-01-10

Business Journalの「サクラ革命記事が酷すぎるので俺がレビュー書く

セガサクラ革命』爆死&大炎上の“納得の理由”?開発費30億円超、売上7千万円か

https://biz-journal.jp/2021/01/post_200847.html

いやはやまったく、はてブにあがってたので読んでしまったが、久々にあまりにも酷いレビューを読んでしまった。あぁそうそ引用している記事にはアクセスしなくても良い。時間トラフィックリソース無駄だ。

記名は編集部となっているが、Business Journal編集部員の質はこの程度なのか?まるで私たち編集部Web検索すらしないで又聞きした情報記事にしています宣言したいがために記事を公開したのかと邪推したくなる。

1つの記事へ膨大な時間を掛けて執筆することは生産性考慮すると悪手であるのは間違いない。しかし、いくらなんでも"ほど"があるだろうと言わざる得ないのだ。

当該記事の質が低い点の指摘

下記の理由からBusiness Journal編集部は当該記事編集部員へ二度とゲーム記事は書かせないほうが良いと"ご意見"をよせさせて頂く。

太正100年への非難と新主要エネルギーへの非難整合性の無さ

当該記事では太正100年が既存サクラ大戦シリーズとの歴史的連続性の無さを指摘しつつ、蒸気エネルギー排除され主要エネルギー採用されたことへ対して非難の声がよせられていると書いている。

しかし、太正100年は西暦で言えば2011年である。半世紀以上の時間が経過していながらサクラ大戦シリーズはいまだ蒸気エネルギー依存し続けなければならないと本気で思っているのだろうか?

そして、歴史的連続性の無さを指摘しているが現在公開されているサクラ革命シナリオは、チュートリアル九州編と中国編(そして九州舞台としたサイドシナリオ特別イベント)のみだ。

サクラ革命47都道府県舞台としようとしているのは現状で明確にわかる。つまり素直に受け止めれば45シナリオが残されている。全体のシナリオ進捗は約4.25%であり、この状況ではサクラ革命サクラ大戦シリーズでどういう立ち位置なのかほぼわかっていないとWeb検索するまでもなく察することが出来るので、なぜこれを"爆死&大炎上"の理由としたのか本気で謎である

サクラ革命を現状で物凄くやり込んでいるプレイヤーすら何もわかっていないのに、何をわかったつもりで居るのか。

サクラ大戦シリーズスチームパンク世界観が支持されていたという誤解

サクラ大戦シリーズにおいて蒸気エネルギーは主要エネルギーとして確かに重要であり、サクラ大戦シリーズを彩るスパイスとして無くてはならない存在であるのは間違いない。

しかし、サクラ大戦シリーズにおいてスチームパンクスパイスであってメインの素材ではなく、あたかサクラ大戦シリーズスチームパンクからこそ支持されていたかのように描くのは誤解である

サクラ大戦シリーズファンへはわざわざ説明するまでも無い話だが、申し訳ないけれども知らない読者のためにも付き合って頂きたい。

端的にかつ簡潔に述べるならば、サクラ大戦シリーズは「アイドルマスターシリーズのご先祖である

サクラ大戦シリーズ宝塚歌劇団パロディした作品であり、その痕跡キャラクター名や帝国華撃団など各名称に現れており、歌って踊り、企画段階で強くメディアミックス意識され、当時の声業界すら巻き込んで現在にもその影響を残しているターニングポイントだった作品だ。

霊子甲冑デザインを著名なメカデザイナーが手がけているなど日本SFとして決して軽視できるものではないが、宝塚歌劇団パロディとしてゲームに落とし込んだという要素に比べればスチームパンク要素は些細と言って過言ではない。

から「戦うアイマスアイドルマスター XENOGLOSSIAかよ」と一部のユーザがそう感じてしまうのも仕方ない。ご先祖なのだから

ついでに誤解なきよう言及しておくと、蒸気エネルギー要素はディスコンされていない。当該記事の書き方では蒸気エネルギーディスコンされてしまったものと誤解する読者が出てきそうなので。

主題コンテンツ貶めるため他のコンテンツを持ってくるという禁じ手

これにはサクラ革命プレイヤープロジェクトセカイプレイヤーの双方が怒って良い。というか既に怒っているだろう。

どういう神経でプロジェクトセカイを持ってきたのか呆れて果ててしまう。

現代サブカルシーンでは主題コンテンツ貶めるため他のコンテンツを持ってくるのは禁じ手とする傾向が強くなってきているのを読み取れていないのか。

作品Aはカワイイ作品Bもカワイイ。どっちもカワイイ。どちらがカワイイのではないどちらもカワイイ

これが現代サブカルシーンであり、当該記事の書き方はまるで10年前のゲームハード戦争真っ直中の素人レビューのようだ。

他のコンテンツ貶める暇が在るなら推しコンテンツ布教しろ

サクラ革命非難される真の理由

Business Journalとかいう質が低すぎる文字同人サイトの誤りを指摘したので、次は実際にサクラ革命プレイヤーである筆者がサクラ革命非難される理由を書こう。

繰り返されるお涙頂戴シナリオ

ネタバレになるので詳細は控えるが、サクラ革命現在配信されている3つのメインシナリオであるチュートリアル九州編、中国編すべてでお涙頂戴が展開される。

しかもお涙頂戴の起因が3つとも同じだと言って良い。どれだけライターはこのシチュエーションが好きなのか。流石に3連続、というか配信されているすべてのメインシナリオがコレなのはおかしいだろう。

この繰り返される同じお涙頂戴シチュエーションについてはTwitterちょっと検索するだけで出てくるので当該記事を書いたBusiness Journal編集部員はおそらくWeb検索すらしてないと思われる。

Twitterユーザーの100文字に満たないツイート、例えば「お涙頂戴繰り返すからサクラ革命シナリオ微妙」みたいなレビューよりも質が低い上に、あれだけの文字なのだから執筆時間Twitterユーザーのツイートより掛けているだろうから生産性まで低い。圧倒的な質の低さである。お前Twitterユーザー以下だぞと。

ほぼ確定で決まる執拗な弱体化補正

サクラ革命戦闘シーンで敵ユニットが毎ターンほぼ確定で自ユニットへ弱体化補正(いわゆるデバフ)を決めてくる。

まり、敵ユニットが自ユニットへ対して攻撃力や防御力、必殺技ゲージの低下を(自ユニットが弱体化耐性を持っていない限り)毎ターンほぼ確定で決めてくるのだ。

ディライトワークスが開発するスマートデバイス向けの別ゲームタイトルFate/Grand Order」のプレイヤーならば慣れているゲーム設計と言えるが、ディライトワークス製ゲームを初プレイするプレイヤーに取っては不快ゲーム設計だろう。

サクラ革命スマートデバイス向けRPGありがちな、いわゆる「育成周回」が必須ゲーム設計となっている。

そしてサクラ革命には攻略ステージ毎へ親切にも自ユニットの適正レベル記載されているのだが、どうやらこれは自ユニット攻略ステージ開始時の初期ステータス基準にしているらしく、適正レベルへ至っていてもターンが進む毎に敵ユニットから弱体化補正をかけられ続けると攻略が困難になってくるのだ。

当然、非常に高度な立ち回りをすると苦戦しつつも結果的勝利を収められるが、忘れてはならないのがサクラ革命は「育成周回」が必須ゲーム設計なのである

「育成周回」しなければならないのにターンを膨大に重ねるのは非効率なので、ここに矛盾が生じて慣れていないプレイヤーストレスを感じてしまう。

Fate/Grand Orderプレイヤーはこのゲーム設計に慣れているので即座に「最短ターンで編成を組むのがサクラ革命の最適解」と察して行動を取れたが、ディライトワークス製ゲームを初プレイしたプレイヤーはより一層のストレスを抱えているだろう。

"お家芸"バグ

これは完全にディライトワークス製ゲームプレイヤー間の内輪ネタだが、ディライトワークス製ゲームにとってバグは"お家芸"である。何も笑えないが、ネタにして笑い飛ばすくらいの胆力がないとディライトワークスには付き合っていられない。

Fate/Grand Order」でもローンチ直後から様々なバグがあり、その伝統は本作にも引き継がれ、大いにプレイヤーを笑わせてくれている。・・・その笑いは失笑かも知れないが。

筆者が笑ってしまったのはローンチ初日サクラ革命アプリ初回起動後に追加データダウンロードというゲームアプリにはありがちな仕様(初回起動時に追加データダウンロードが発生するのは各アプリストアの仕様上の制限である)で、ダウンロードプログレスバーが表示されている間に、登場キャラクターの簡易プロフィールが読めるという演出になっていた。ダウンロード中にプレイヤーが飽きてしまわないよう配慮された仕様だ。

しかし、この簡易プロフィールデータがどうやら初回起動後の追加データに含まれていたらしく、1人目以降まったく簡易プロフィールが読めないというバグがあった(現在修正済み)。ゲームプレイする前からわかりやすバグ発見できる。これがディライトワークス。

サクラ革命を実際にコーディングしている開発者からすると変な汗が出る初歩的なバグであるのは筆者も情報技術者の末席に連ねる者としてお察し出来るので心身痛み入る、まぁそういうこともあるさという言葉を送りたい。

こうやってディライトワークス製ゲームプレイヤーが開発元ディライトワークスをイジるのが内輪ネタというわけである

ちょっと戦略性上げましたというバトルシステム

Fate/Grand Order」のバトルシステムは登場当初スマートデバイスでもバトルっぽいことができると示した素敵なエコシステムだが、サクラ革命のバトルシステムはそのエコシステムエコさ加減を最大限に活かしつつ、ちょっと戦略性を上げましたというバトルシステムである

サクラ革命という新しいゲーム開発へ関わったのだから「もうちょっとなんかあったやろ」というツッコミが方々から聞こえてくるが筆者としては1周回って「ディライトワークスだしコレで良いんじゃね?」と思えてきている。

詳細なバトルシステムが気になる人はYoutubeか何かで観たほうが早いだろうし割愛する。所詮ポチポチゲーですよ。

期待させておいて観せない歌劇シーン

筆者としては歌劇シーンを観ることができると思ってサクラ革命インストール事前予約してまで期待して待っていた(ディライトワークスなのでバトルシステムは鼻から期待してない)のだが・・・観れないんだなぁ・・・(遠い目)。

いやコチラが勝手に期待したのが悪いっちゃ悪いんだが、3DCGでやるって言うんだもんアイドルマスターみたいな歌劇シーンを期待しちゃうじゃないですか。もしかしたら初代サクラ大戦のメンバーとかもスペシャルゲストとして動いてる様子が観られるとか思っちゃうじゃないですか。

このあたりが怨嗟を生んでる気がするんですけど、ディライトワークスさん1周年イベントで良いんで歌劇シーンやりましょうや。

サクラ革命評価できる点

悪いところばかり挙げるのもアレですし、とりあえずプレイせず様子見している"司令"も居るでしょうから良い点も挙げておく。

何だかんだで立ち絵が動くって良いよね

初代サクラ大戦のイメージを引っ張っている司令からすると違和感が物凄いけれども、慣れてくるとこれはこれで良いものなのではないかと思えてくる。

ただモーションは固定なので高く期待するほどでも無い。

ガチャで思いのほか当たる☆5キャラ

サクラ革命ではガチャゲーで、アイテムや装備も一緒に排出されるいわゆる"闇鍋ガチャ"であるが、☆5キャラ排出率が恒常ピックアップ☆5キャラが0.375%で「Fate/Grand Order」と比較すると悪くはない(FGOの恒常ピックアップ☆5キャラは0.029%)。

筆者もそうであるが、コレクター的な性質を持つプレイヤーならば出費少なく結構簡単に現行でガチャ実装されているキャラが揃ってしまうので、その辺は気持ちよさがある。

ちなみにガチャで所有キャラが被ると必殺技の性能が向上するという仕様。最大でLV20。

ガチャだけでなくアイテムでも上げられる必殺技性能

前述したとおり、ガチャで所有キャラが被ると必殺技の性能が向上するという仕様だが、ガチャでなくとも必殺技の性能を挙げるためのアイテム存在する。

いわゆる"箱推し"でなく"嫁"を愛でる性質を持っているプレイヤーであるのならば自由意志で集中してアイテムリソースを注ぎ込むことが可能だ。

いやキャラデザ悪くないやろっ!

ボブ・太眉やぞ!!!?????

Chrome OSAndroidエミュレータ動作可能

一部の読者からすると途端にマニアックな話になって申し訳ないが、サクラ革命Chrome OSAndroidエミュレータ動作可能で、Chrome OS上のGoogle Play Storeで普通に配信されている。

これはおそらくAndroidアプリ開発の統合環境Android Studioの仕様で、デフォルト設定だとChrome OSでの動作許可されているためだ(ちなみに「Fate/Grand Order」も動作する)。

筆者は細かな検証をしていないが、どうやら新しいApple Sillicon M1採用したMacでは動作しないようなので、この点だけはほんの少し新しいMacbook Airよりも一歩、いや半歩だけ進んでいると言って良い。

ただ、どうやら配信されるバイナリARMアーキテクチャ向きのものであり、x86(x86_64)アーキテクチャ向きのものではないようで、そのためかレンダリングへ一部不具合を抱えている上に動作が重い。これが半歩の理由

Chrome OS上でサクラ革命動作検証した筆者のChrome OS環境で最大スペックのものCPUCore i7-10510U(第10世代)でワーキングメモリ16GB、M.2 SSD 512GB(PCI Express 3.0)であり、それでも「軽快さはないがプレイに全く支障はない」くらいの重さを感じるので、現状でサクラ革命Chrome OSプレイするならこの程度のスペック必要になると思われる。

情報技術者としては今後デスクトップおよびラップトップコンピュータスマートデバイス向きアプリケーションが動作するのが一般的なのは目に見えているので、アプリ開発者デスクトップおよびラップトップ向きのハードウェアサポート検討する時代突入し始めていると多少の意識を向けたほうが良いのかも知れない。

例えば、各アーキテクチャ最適化されたバイナリや、スマートデバイスではあまり意識されてこなかったハードウェアキーボードサポートシングルタップ時とマルチタップ時のトラックパッドの振る舞いの違い、変動するアスペクト比など挙げればキリはないので頭が痛い話だ。

<

2020-12-06

NHK for school

GIGAスクールだしEテレネットでええやんってアホみたいな意見が出てるけど、EテレNHK for schoolという完璧に近いオンラインサービスを何年も前からやってるのを知らんのかな?

あれは受信料使って質の高いコンテンツ作れるからこそできるサービスであって、地上波捨てたらネットの質も下がるからね。

高橋洋一さんはそんなこと百も承知でそれっぽいこと言って騙そうとしてるだけだからね。

あいお金のことだけしか考えてない人には気をつけよう。

2020-11-16

GIGAスクールのアレとテクノロジーへの依存

結局、各学校採用した端末というか、OSシェアに関するデータはあるんだっけ?

国の補助金を使って、学校舞台にこれまでと同様の大手ベンダー同士のシェア争いが展開されたようにしか見えなかったのだが、その後どうなったのだろうか。勝者はいたのだろうか。

GIGAスクールの話が始まったときから気になっていたのは、一人1台の端末が生徒のITリテラシーを高めると同時に、結局特定ベンダープロプライエタリ技術依存してしまベンダーロックインを国ぐるみで(国の金を使って)強化しているだけではないのか?ということだった。

Windows端末を全校で導入するにせよ、iPadを与えるにせよ、Chromebookにするにせよ、一私企業が作って所有している技術知的財産)を使って何かをやることを子供に教え込むわけで。

iPadを与えられた中学生いかに上手に、クリエイティブに使いこなしているか、みたいな話ばかりが話題になっていた記憶があるけれど、それって結局、iPad OSを使って何かをやるという考え方を教え込んでいるわけで。大人になるにつれてそこから離れることをかえって難しくしてはいいか

まり特定技術を使って客を囲い込んでいる私企業にたいして、今後どんなことがあってもお金自分データを渡すことを疑問に思わない人間を育てているのではないかということ。

Wordが使えなければ仕事にならないから、デファクトスタンダード技術を使いこなせるよう教え込むことが結局、子供のためになるのだという議論も成り立つように見えるが、問題本質は同じだろう。

文書作成Wordしか」使えない人間、そのことを疑問に思わない人間を増やす、つまりマイクロソフトの固定客を増やすだけではないのかということ。

台湾オードリータン氏がタッチスクリーン式にしない電話をわざと使っているという話を最近読んで、特定テクノロジー依存しない、ベンダー支配されない生き方とか考え方みたいなもの子供に早くから教えないと、今後大変なことになるんじゃないかと思った。

テクノロジー依存しすぎず、一定距離を保つ方法学校ではどう教えているのだろうか、そもそも教えようとしているのだろうか。

自分も含めてだけれど、電車バスの中でずーっとスマートフォンをいじっている人ばかりだということに気づくと、テクノロジー依存しているということは無自覚無防備で、ようするに教育を受けていないっていうことなんだよなと最近思う。

2020-10-01

anond:20201001162852

この機種の発売は1年前だが、つい先月GIGABYTEから5万円台のG34WQCが発売されたので

特別Xiaomiファンでない人はこれを国内保証がつく場所で買ったほうがいいだろう。

ただしロゴダサい

ちなみに、台湾MSIだろうとGIGAだろうと日本ジャパンネクスト()だろうと、組み立てているのは大抵中国工場だし、34インチVAパネルはどれもSamsung(韓国)製だ。

貴殿の欲するモニタPC用の34インチかどうかは分からぬが、国に囚われることなく、質のよい、信頼できるレビュー存在するものを選ぶがよかろう。

2020-09-14

会議愚痴

今日会議で嫌な思いしたから書く。

GIGAスクールとやらで、子ども一人一台パソコンが入ってくるらしい。

オサレiPadではなく、ダサいChromebookというのが入ってくるらしい。

今日はその運用についての会議があったんだ。

Chromebookは見るからに安いパソコンのものダサい。でも、ネット子供自分の好きなステッカー(ミニーちゃんだったと思う)貼ってデコってるの見て、あれならイイじゃんって思ったんだ。

から今日会議提案した。

自分の好きなステッカー貼ったら誰のか分かるし、愛着も湧くし良いんじゃないですかって。

まあ、当然反対された。

学校備品なんだから好き勝手ステッカーなんか貼らせるわけないだろって。

それは別に良い。そこまでは予想通り。

でも、そこから地獄

野球部のために教師やってる生徒指導ハゲが、それなら名前ベル貼れば?とか言い出した。

ふざけんな、この野球頭!

名前シールだと?

どこの中学生がお名前シール貼ったパソコン愛着もつんだよ!

お前、お気に入りスニーカーにお名前書いたか?小遣い貯めて買ったギターにお名前シール貼ったか

ギターケースにお気に入りのカッコいいと思うステッカーベタベタ貼ったろ!?

名前シールなんか貼り付けられた瞬間に、これは俺のものじゃないって確定だよ。

やめてくれよ。

そのハゲ散らかした頭レフトスタンドまでかっ飛ばしてやれば中学生の頃のこと思い出すか?

でも、ご存知の通り生徒指導発言力は強い。

みんな、それは良いですねーとか適当なこと言い始める。

誰も、子ども気持ちなんて考えてない。

思えばいつもそうだった。

やりたいことは全部ダメって言われて、やりたくないことばっかりやらされて、それが嫌で、変えたくて先生になったのに、結局、なんにも変えられない。

自分に配布されるパソコンに好きなステッカー貼る程度の自由すら認めてやれない。

提案すること全部ダメって言われて、コロナ休校の間にzoom使いたいって言ってもダメSNSで連絡取りたいって言ってもダメ

そういうアレやコレやが頭に湧いてきて、つい食い下がってしまった。

どうせ貼るなら名前シールより自分ステッカーの方が愛着湧きますよって。

そしたらベースボールハゲ激怒だよ。

年下に意見されるのに慣れてないから全力で否定しに来た。

曰く、イジメの原因になるだの、悪ふざけする奴が出てくるだの、家庭の経済格差がなんだの、まあ、まくしたてる。

周りはなだめるが、明らかに俺が悪い空気

結局謝罪させられて、お名前シールを貼ることで決着した。

なんかもう、しんどいし悔しい。

あのハゲ頭にお名前シール貼ってやりたい。あいつのスマホダサい名前シール貼ってやりたい。

愛着持たせないと一人一台なんて無駄だと思うんだけどなあ。

自分仕様カスタマイズした道具の愛おしさは異常なんだけどなあ。

俺も野球やればいいのかなあ?嫌だけど。

2020-08-16

数年前まで脱パソコンの流れがあったのに

GIGAスクールが始まって終わってしまったな

尤も終わったのはこの国の未来かも知らんが

2020-06-01

年収1400万円のリアル

https://anond.hatelabo.jp/20200530164357

年収1400万円のリアル

・43歳男、既婚子ども二人、東京在住、年収1400万円。

・月の手取りは諸々引かれて93万円。

家賃について

・数年前に3LDKマンションを購入。ローンなしの一括。

家族4人では少し狭い。

・月の管理費は3万円(コンシェルジュなかったり共有スペースがほぼないので安い方とのこと)。

食事

・朝、昼はコンビニ。夜は嫁の手料理

特に豪華な食事はしないが「ランチの持ち帰り弁当一人950円」くらいでも躊躇なく注文できる。

・また、家族で「ねぎし」に行った時に1,450円×4人のセット頼んだ上に、追加でブラッキーを800円分くらい躊躇なく注文できる。

飲み会など

・酒が苦手なので積極的に飲まない。

・社内はあまり飲み会をする雰囲気でなないため、ほぼなし(いや、私だけが誘われていないだけかもしれないが……)。

取引先との接待飲み会もほぼなし。

ファッション

嫁がZOZOでたまに3~5,000円くらいの服を買ってそれを着る。ジーパンGU

女性関係について

既婚のためなし。

もっていない。カーシェアリング契約

贅沢品

時計貴金属ブランド品などは興味がないので一切買わない。

貯蓄について

・4,700万円ほど貯金がある。過去に何度か投資で失敗したため、確定拠出年金以外は一切資産運用していない(やりたい気持ちは多いにある)。

メガバンクにあずけているのだが、営業電話しょっちゅうかかってくる。アレ、どうにかならないものか?

旅行

年に1、2回国内旅行。たまに私抜きでいくこともある。

パソコン

15万円くらいのノートパソコン。3年に1回くらい買い換える。

子供教育

水泳公文学習塾などそこそこに。

・二人で月に5~8万円くらい(嫁にまかせっきりなので詳細は不明)。

長男公立中学に通っている。

趣味

ソシャゲーに月1~3万円くらい使ってしまう…。

・据え置きゲームはあまりやなくなった。

・本は電子書籍がメイン。月に1万円くらい。

エロ漫画エロ同人エロ同人ゲームに、エロ動画に月2~3万円ほど使う。

動画サービスHuluアマゾンプライムに加入。

パチスロ

週に1、2回ほど足を運ぶ。トントンの月もあるが、月に15万円くらい負けることも。

自分学業への投資

・一切なし(勉強苦手、何やっても続かない)。

結論

年収が1400万円くらいあると普通生活では味わえない経験が得られます

食生活で一人あたり1,000円以上かかっても躊躇なく注文できる。

・社内でスタッフインスタントコーヒーをポットでチビチビ作ってるのを横目に、私は躊躇なく缶コーヒーガバガバ飲む(1日3本は飲むぞ)

パチスロ天井に近い台(あと数ゲームボーナス当選する台。普通の台より当たるまでの投資金額は少なく済む)がなかったら、打ちたい台をぶん回すことができる。

パチンコシンフォギア2」で1,000円で13回転しかまわらない台(16回転でもボッタクリと言われるレベル)でも一日中、打つことができる。

ソシャゲーがたまにやる「お買い得パック」的なものは躊躇なく購入できる。

Googleの年間2,500円くらいのプランに入れる。

自分年収アップより(これから年に1~200万あがっても生活レベルは大して変わらないとわかってるため)、部下の給料いかにあげるかを全力で社長交渉することができる。

 

年収が1400万円くらいあってに躊躇してしまうこと】

GIGAというマニアック特撮AVブランドがあるのだが、1本5,500円くらいする。コスプレAV好きな私でもおいそれと購入はできない(セール時には購入はする)。

ネット配信をよく見ており、お気に入り配信はいるのだが「投げ銭」は一度もしたことない。

・というか、「クラウドファンディング」「オンラインサロン」といった新時代に相応しい贅沢な趣味に一切手を出せない(興味はめちゃくちゃあるのだが……)。

3月マスク不足の時、50枚5,000円のマスクには手を出せなかった。3,000円になった時には購入。

余談

学歴Fラン私立大学

仕事秘密。いちおう、会社役員週休二日。1日の労働時間10時間前後

若い頃ムチャしすぎたせいかちょっと重い持病に罹ってしまった。

2020-02-09

GIGAスクール抗争の視点 その2

その1では、MicrosoftAppleGoogleOS抗争についてみてきた。その2では、もっと小さい話、ネット上でのGIGAスクールをめぐる論戦について整理したい。

教育に関しては、専門外でも自分教育を受けた経験から語りたくなってしまもので、必要な前提知識現状認識もなくみんなが思い込みで好き勝手なことを言って噛み合わず、泥沼の混戦になってしまっている。

一台27万円のミスリード

そもそもおかし意見ネット上で飛び交い始めたのは、Newsポストセブンの書いた、ミスリード狙いの悪質な記事きっかけだ。嫌なのでリンクも張らない。

GIGAスクールとは直接関係のない渋谷区の事例を雑に一台27万円と記事にして、あたかも全国でそんな税金無駄が行われるかのように印象付けた。

その結果、「業者にぼったくっれている」とか、「無駄遣い」とか、GIGAスクール構想で27万円PCを導入するかのように勘違いした意見が噴出した。

内容を考えると、不当な高値ではないということは、NTTコミュニケーションズ稲田さんという人がまとめられているので、そちらを参照してほしい。

「1台27万円」はぼったくりなのか?

https://note.com/u17da/n/n1c5423754062

その上で、こんな構成だと渋谷区みたいなお金があるところ以外は導入できないため、そんな贅沢する必要ないというのが今回の標準仕様だ。

話の順番がそっくり入れ替えられているのがわかるだろうか。

政治主導の大型事業に対する批判世論喚起したいという意図の見える、ミスリード狙いの悪質な記事だ。

一人一台で目指すこと

悪質なマスコミに釣られた意見は置いておくとして、その他に多いのは、標準仕様スペックが低すぎるということ、学校にそんなもの必要なのかということ、ラズパイIchigoJamいいんじゃないのかということ、あたりだろうか。

こうした意見が出てくるのは、文科省が「何のために」という部分を説明しきれていないことが原因だと思う。

実際、一人一台で何をするのかというと、「Society5.0」とか「個別最適化された学び」とか「先端技術活用」とかよく分からない言葉が多く、イメージしにくい。

ただ、ここが不透明なままでは一人一台がなぜ不可欠なのかが共有できないので、ここは明確にしておく必要がある。

参考になるのが、GIGAスクール構想にあたっての文部科学大臣メッセージだ。

文部科学大臣からメッセージ

https://www.mext.go.jp/content/20191225-mxt_syoto01_000003278_03.pdf

この中のキーワードは、情報活用能力だと思われる。この言葉は、新しい学習指導要領にも出てきて、言語能力と並ぶ全ての学習の基盤なる資質能力位置付けられている。

この情報活用能力を掘り下げるために、頑張って下のリンク先の資料を読んでみた。

情報活用能力を育成するためのカリキュラムマネジメントの在り方と授業デザイン

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/09/18/1416859_01.pdf

その結果、これはデジタルシチズンシップのことを指しているのだと理解した。

あくま個人理解なので、違うかもしれない。だが、こう理解すると低スペックパソコンでも構わない理由説明できるので、こう理解する。

デジタルクリエティティではなくデジタルシチズンシップ

デジタルシチズンシップという言葉メジャー言葉ではないので、ピンと来ない人が多いだろう。

下のリンク先が非常にわかやすいので、とりあえずそちらを見てほしい。

【すべての子供たちにDQを】8つのデジタルスキルとは

https://medium.com/dqeverychild-in-japan/8-digital-life-skills-all-children-need-25e57b5365a9

スペック不足を指摘する人やラズパイを使えという人は、みんなデジタルクリエティティの話をしている。

彼らは恐らく、パソコンを扱うことに慣れていて、パソコンクリエティであるべきだという呪縛にがっちり縛られているのだと思う。

から噛み合わない。

iPhone3Gが日本で発売されたのは2008年iPad2010年LINEサービス開始したのは2011年LTEが2012年

今の小学生は、スマートデバイスインターネット普通に側にある中で成長してきた、人類史上はじめての世代なのだ

成長してから特別ものとしてパソコン出会った我々とは違う。

今の大人にとってパソコン問題は常にデジタルクリエティティ問題だった。

でも、子どもたちは違う。インターネットは生まれときから普通にそこにある環境なのだ

ドライビングテクニック習得する前に、彼らは身を守るための交通ルール理解しなければならないのと同じで、彼らはまずデジタルシチズンシップ習得しないといけない。

そのためには、安全を確保した環境で、大人が見守る中で使える端末を、一人一台持たせる必要がある。

家庭でそれができるなら問題ない。できない家庭があるから公教育でやる必要がある。

そのためには、安価な端末でなければならない。たとえデジタルクリエティティを培うのには不十分な性能しかなくても。

と、これがあの程度のスペックで構わない理由、そして、どうしても一人一台が必要理由だ。

端末スペックより大切なこと

この他の意見としては「導入しただけで終わるのではないか」、「使いこなせないんじゃないか」といったものがある。

これは、他の意見よりかなり現実を見た上での意見で、その分深刻だ。

現在のところ、情報活用能力、あるいは、デジタルシチズンシップ習得させる教育に関する具体的な実践は、この国ではほとんど行われていない。

先進校と言われるところでも、授業技術に優れた先生が、従来型の授業にうまく使っているだけで、子供たちの情報活用能力というより先生能力によって小道具としてICTを使っている。

このようなスタイルでは、デジタルシチズンシップ習得できない。

そもそも、従来型の一斉授業で習得することは不可能だ。

研修だけで、正しいパソコンインターネットの使い方を覚えた人がどれだけいるだろうか。

研修きっかけになるかもしれないが、普通はそのあと使いながら学ぶものだ。

プログラミングなんかは顕著で、なんとなく教えられたとおりに書いてうまく動いた時よりも、エラーが出てその原因を特定するために四苦八苦した時のほうが学ぶものは大きかったはずだ。

先生が完全に管理し、先生の指示通りに作業をするといった、従来の一斉授業の手法では、目的を達成できない。

端末のスペックよりもはるか重要なのは子どもたちが自分で考えてトライエラーを繰り返すことだ。ここが実現えきなければ、多くの人が心配しているように、一人一台パソコン無駄になってしまう。

教育情報化に詳しい識者が、この機会に一斉授業からの脱却を強く訴えているのには、こうした背景がある。

ただ、偉い先生はTo beを語るがAs isとのギャップを埋める方法や、妥協点としてのCan beを考えるのが得意ではない。このため、周囲はついていけない。

今の学校には、一斉学習を前提とした学習指導要領があり、現場ではそれを1年間消化するだけで手いっぱいになっている。子ども自由を与え、トライエラーを繰り返させる時間的余裕がない。

文科省が早急に考えないといけないのは、足し算の発想で膨れ上がった指導内容からICT活用することで省略や簡素化ができる項目や、個別学習代替できる項目を抽出し、子ども自由パソコン操作する時間を確保することだ。

これを現場に丸投げするようでは、GIGAスクールは上手くいかないだろう。

社会は変わるのか?

最後に、この先の展望を考えてみたい。

政令指定都市市長会が、文部科学大臣に将来的な更新費用も補助するように要望を出していた。

指定都市市長会GIGAスクール構想 に関する要望

https://www.kknews.co.jp/news/%E6%8C%87%E5%AE%9A%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%B8%82%E9%95%B7%E4%BC%9A%E3%81%8C-%EF%BD%87%EF%BD%89%EF%BD%87%EF%BD%81%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%A7%8B%E6%83%B3-%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B

だけど、おそらく文科省は次の更新時には補助をする気がない。

それまでに、学校で一人一台パソコンを持つのが当たり前という状況を作り出し、ランドセルと同じように保護者に買わせることを目指していると思われる。

補助無しで更新する体力はどこの自治体にもないだろうから保護者が納得して負担してくれる状態になっているかどうかが最も重要になる。

そのためには、一人一台パソコンが埃をかぶるようなことなく、デジタルシチズンシップ習得有用ものであることが広く理解されることが必要だ。

そうなれば、社会認識は大きく変わる。

だが、学校カリキュラムが今のままでは、そのために必要時間そもそもとれない。

文科省が本気であることは、色々な面から感じられるが、一方で、明らかにマンパワーが不足しているのもよくわかる。

その中で、学校必要時間を確保するための方法検討できるのか、動向を注視したい。

間違っても、形だけの教員研修支援員の派遣などという対応に全力で取り組まないようにしてもらいたい。

特に支援員は、教員の甘えと依存につながり逆効果になるリスクが高いので、慎重にお願いしたい。

ということで、現時点では、また無駄投資になるリスクも大きく予断を許さないが、デジタルシチズンシップ義務教育課程で習得させる必要性は高く、今回のGIGAスクールにかかっているものは大きいということを広く理解してほしい。

GIGAスクール抗争の視点 その1

誤字ではない。

年末緊急経済対策補正予算で出てきたGIGAスクール構想。

全国の小中学生に一人一台パソコンを持たせようという大事業で、国内文教市場趨勢が大きく変わりかねない一大事だ。

GIGAスクール構想の実現について

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

文科省の示す標準仕様ではWindows10iPadOS、ChromeOSの中からどれかを選べとされていて、MicrosoftAppleGoogleによる激しいシェア争いが繰り広げられる見通しとなっている。

この激しい抗争を傍から見て楽しむための視点を整理したい。

そして、身バレするとたぶん叱られるので、増田でやることにした。

Microsoft最初に動く理由

3社の中で、最初に動いたのはMicrosoftだった。

日本マイクロソフト学校向けに低価格な「GIGAスクールパッケージ」を提供

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1233155.html

これを受けて、巷では「文科省Microsoftがつるんでいる」という見方もされているが、これは正しくない。

かに、現時点で文教市場において圧倒的に高いシェアを獲得しているのはWindowsであり、文科省からは当然事前に打診はあっただろう。

だが、現在出ている標準仕様Windowsにとって有利とは言えないものになっており、文科省から便宜が図られているとは考えられない。

つのOSの中で、最もマシンパワーを要求するのがWindowsであり、シェアが高いからこそ、低スペックWindowsの使いにくさも広く知られている。

標準仕様に対するスペック面での批判が多いことからもそれは明らかだ。

さらに、Windowsを快適に管理するには高価な管理ツールを利用する必要があることも、ユーザー体験として知っている。

それでも、文科省からは他の陣営と同価格帯での勝負を求められており、条件としてはかなり苦しいところからスタートとなってしまっている。

そんな逆風の中で「シェアを守る戦い」を展開するMicrosoftとしては、他社より先んじて不安ネガティブな印象を払拭しておく必要があった。だからこそ、最初に動いたのだ。

そこにあるのは強い危機感であり、下のリンク先の記事のように野望などではない。

教育5万円PC」に秘めたマイクロソフトの野望。強み捨ててまで教育界を変革できるか

https://www.businessinsider.jp/post-207254

また、この記事ではオンプレからクラウドへの移行が思い切った挑戦のように書かれているが、周知のとおりナデラのMicrosoftAzure会社であり、何年も前から総務省と組んで自治体学校サーバAzureクラウド化させているし、文教向けには積極的Microsoft365を売り込んでおり、前からクラウドには積極的だった。

ただ、この記事が全くのでたらめかというと、そうでもない。

強い危機感をもったMicrosoftが切り捨てる決断をしたものがある。

切り捨てられたSKY

Microsoftが今回切り捨てたもの、それはSKYだ。

藤原竜也CMをしているSKY SEAは有名な商品で、ご存知の方も多いと思う。

そのSKYが、学校向けに提供しているのがSKY Menuという授業支援ソフトで、優れた操作性でWindows管理負担軽減に役立つので、全国で広く使われている。

一方で、かなり高額なソフトでもあり、学校パソコン導入費が高止まりする要因の一つとなっており、今回はそこに目をつけられたのだと思われる。

また、機能的にも古き良き一斉授業において先生子供たちを管理統制するためのものであり、文科省が今後進めたい方向性合致しないことも大きかったのだろう。

これらはあくまで推測にすぎないが、結果として標準仕様は明確なSKY外しになっている。

SKY文科省には積極的ロビー活動を行ってきただろうが、どうもこの事態を事前に把握できていなかったようで、大型事業から一方的排除されて戸惑っているようだ。これまた推測だが、文科省ではなく総務省経産省意向が強く反映された結果かもしれない。

MicrosoftSKYは非常に良好な関係を続けてきたが、そのパートナーを切り捨てる決断をせざるを得ないほど、今回、Microsoftは追い込まれている。

問題は、SKY日本人向けの使いやすインターフェースに慣れた学校現場が、どうしたってバタ臭い、Intuneの操作を受け入れられるかどうかだ。

周知の事実だが、現場にはシステム管理をできる人間など存在しない。

人に金をかけなかった分のコストSKY Menuのコストだったのだが、そこをいきなり切り捨てて問題はないのだろうか。

Appleは苦戦する

次に、シェアナンバー2のAppleを見てみよう。

iPadタブレットPC開拓者であり、幼児でも扱える抜群の操作性、軽快な動作シングルタスクゆえの安全性AirPlayによる快適な画面転送豊富アプリなど、学校現場に適した特性を持っており、かなりのスピード教育分野に広がっていった。

個人的に使っている先生も多いし、子どもの家庭に転がっている割合も高い。

シェアは2位だが、パソコン教室を除いて一般教室での利用で考えた場合、ほぼ差はないか、上回っているかもしれない。利用される時間で考えらたら、おそらく上回っている。

文科省が何もしなければ、さらに普及しただろう。

ただ、今回のGIGAスクールでは、すでにiPadをかなりの数導入している学校以外で、新規iPadを導入するところは少ないと考えられる。

その理由は、標準仕様が明らかにiPadOSを想定していないからだ。

一応選択肢には入れてあるが、標準仕様構成ではBluetooth接続ではない物理キーボード必須としており、4万5千円には到底収まらない。

これでは、すでにこれまで導入してきた財政力に余裕のある自治体以外は手が出しにくい。

これは、おそらく文科省Appleを好ましく思っていないことによる意図的仕様だろう。

Apple文教向けの製品提供しているわけではなく、あくま個人向けの商品を使っているにすぎず、クラウドサービスGoogleMicrosoftのように文教向けに力を入れているわけではない。一社独占で選択肢もない。文科省意向にも、全く協力的でない。

こうした背景から文科省Appleに有利とは言えない仕様を作ったのだと思われる。

すでにiPad教育をはじめているところは、そのまま進めるだろうし、一定シェアは確保するだろう。ただ、新規シェア拡大は難しく、Appleがどこまで本気で取り組むのも見えてこない。

台風の目Googleの野心

Chromebook日本におけるシェアは低い。ここ1~2年でようやく少し広がり始めた程度だ。だが、世界では高いシェアを誇り、特に北米では文教向けパソコンの主流となっている。

世界から大きく乖離していることを気にしている文科省は、ここ最近Chromebookを強く推してきた。

今回の標準仕様に最も適合しているのは、誰の目にもChromebookであり、Googleのために仕様を作ったと言われても全く違和感がない。あの3種類の仕様の中で、4万5千円できっちり使える状態になるのは、Chromebook+G suiteしかない。

癒着を疑うなら、MicrosoftではなくGoogleだろう。

それがわかっているかMicrosoft危機感を強めているのであり、また、その反応を引き出すために文科省は不自然なまでにGoogle優遇したのだと思う。

とにかく、これから新規に導入する場合自治体費用負担が最も少ないChromebook第一選択肢になるだろう。

少なくとも、文科省はそう誘導している。

Google自身も、ここ最近日本文教市場を本気で取りに来ていて、下の記事にあるように EDIXでは凄い人だかりで熱気に満ちていた。

教育現場Chromebook本命主体的な学びを実現するために、クラウドが欠かせない理由とは

https://www.watch.impress.co.jp/kodomo_it/news/1197938.html

まだ目立った動きは見せていないが、どこまで本気の野心を抱いているのか、それによって信じられないほどにシェアを拡大させる可能性がある。その場合に食われるのは、AppleではなくMicrosoftだ。

GIGAスクール台風の目になるのは、間違いなくGoogleだろう。

今後の予想

ここまで書いてきたとおり、シェアを守ろうと必死Microsoftと、シェア拡大を狙うGoogleの構図が中心で、Appleは、少し離れたところで現在シェアを維持する形になるだろう。

かなり不利な情勢からスタートしたMicrosoftだが、いち早く動いたことで印象は上向いた。

あとは、低スペックWindows10への不安SKY抜きになる管理面での不安、最終的な費用面での不安、といった知っているからこその不安をどこまで払拭できるかが重要であり、継続した情報発信が求められる。

一方のGoogleは、知名度の低さや、知らないことによる不安を解消するために、何がどこまでできるかを広く知ってもらう必要がある。

また、Googleサービスは、わかりやすUI一見親しみやすいが、サポートは充実しておらず、必要情報が得にくい。

Office365とG suiteの両方を管理したことがある人間ならわかってくれると思うが、初見でとっつきやすいのはG suiteだが、情報収集含めて最終的に管理やすいのはOffice365の方だ。

すでに書いたが、学校現場にはシステム管理できるような人間がいない。

それを踏まえたサポート提供できるのかどうか、学校自治体価格だけを見て飛びつく前に見極めないといけない。

Chromebookに以前から力を入れてきたチエルのような企業が、そこを補えるようになると面白い

チエル、GIGAスクール構想の1人1台環境に最適なChromebook活用パックを発売

https://ict-enews.net/2020/02/07chieru-2/

最終的には、Microsoftが50%くらいに落ち着き、Apple30%、Google20%くらいまで伸びるのではないかと見ているが、さてどうなるか。

文教市場を押さえることは将来ユーザーの獲得につながるため、各社とも力を入れてくると思われる。

これだけ激しい抗争は滅多に見られないので、各社の戦略注視して楽しみたいと思う。

2020-02-05

microsoftの偉い人、実はwindowsPC使ってない説(事実

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1233155.html

なお、GIGAスクール構想で示されたPCスペックが低い点については、「構想が示される前に、OSを発売する3社が事前にヒアリングを受けており、当社もそのなかに入っている。その結果、4GBメモリ、64GBのストレージという設定をしてもらった。Celeronベースになるが、新たなアーテキクチャーであり、学校アプリケーションを利用する上では問題がない」(日本マイクロソフト 執行役員 コンシューマーデバイス事業本部 デバイスパートナー営業統括本部長の梅田成二氏)と述べた。

2コア2スレのCerelonN4020はGeminiLake世代CPUなんだが、この世代CPUは今だと

「第八世代Core」になって、性能的には実は「第七世代Coreプロセッサより劣る」とも言われている訳で。(だからハイエンドプロセッサはコア/スレッド数が以前のものと比べて倍になっていたりした)

既に旧世代だしコア数も最低の2個だしで、論理的に考えても問題ないとは言えない訳だが…

やっぱマイクロソフト中の人、全員Mac使ってるからWindowsUX理解できてないってガチなんじゃねえか?

GIGAスクール構想対応PCスペック文句言う人達

そもそもサービス費用全く考慮してないって落ち度は見逃してあげるから、どのくらいのスペックPCいくらで売るべきなのか教えてよ

2020-01-30

anond:20200130190423

つらいんだよ。

ExcelWordファイルひとつずつ開いて閉じてってしないと、間違って複数開くとカクカク動くんだよ。

文字入力して数秒後に表示されんの。まるでマグネットコーティング前のアムロになった気分。

しかインターネット分離とかでネットもまともに見られないし、無害化処理とかいって、数分待たないと添付ファイル開けない。その間にコーヒー飲めるよ。

CAD使うパソコンも同じスペック

技量以上に忍耐力が要求される。

15インチノートパソコンで、持ち歩くには重いしセキュリティワイヤーついてるし、本気で作業するには画面小さいし、価格以外どこにメリットあるのかさっぱりわからん

これなら例のGIGAパソコンの方が遥かにマシだと思うので、愚痴ってしまった。

他の自治体もこんなもんなの?

みんな耐えてんの?

人権侵害でしょ、これ?

あ、さらに課の共有フォルダ50GBしかないんだけど。

SDカードより少ないんだけど。

すぐファイル消せって言われんだけど。

これ普通なの?GoogleドライブとかOneDriveとか使えないの?

教えてくれ。むしろ助けてくれ。

GIGAスクールパソコン

聞いてくれよ。

Twitterで、この記事に対しての否定的発言めっちゃ流れてくるんだけど。

日本エイサー文科省GIGA スクール構想」仕様準拠した学習者用端末発売

https://edtechzine.jp/article/detail/3234

でも、俺の職場(地方市役所)であてがわれてるパソコン、これより低スペック人権侵害マシンなんだよ。

古いんじゃないんだ。

去年更新されて、少しはマシになると思ってたのにまさか更新前と同じレベルスペック

正直、小学生のこのパソコンですらうらやましい。

こんなことTwitterでは言えないからここにつぶやくよ。

2020-01-23

anond:20200119092024

“どこかの自治体担当者”の増田です。

https://anond.hatelabo.jp/20200113174127

GIGAのせいで毎日本当に大変ですが、私は元増田ほどは悲観してないです。

しかに今回のは政治家主導案件なので、かなり無理のあるスケジュールと内容で、文科省自治体業者もみんな大変です。

でも、これくらいの事態の方が財政部局を説得しやすいのも事実ですし、議会に反対される心配もありません。必要性議論する手間もかかりません。

心配しておられる工事ができるかどうかについても、LAN配線なんてエアコン付けることに比べたらはるか簡単なので、一年でなんとでもなると思います

昔はネットデイとか言って、手弁当学校配線してたくらいですから

一番の心配は充電保管庫の生産能力なので、必要なら早めに手を打っておきましょう。

担当者能力のばらつきについては文科省も分かってて、標準仕様を示すことと、都道府県に取りまとめをさせることで、環境整備だけは同じ水準でなんとかさせたいという意図が伺えます

それでも今の事業自治体による格差が出るのが、自治体独自整備部分であるソフトウェアと、導入後の活用です。

そこはフォローアップ計画策定が補助要件とされているところでカバーする意図なんでしょうが、弱いのは否めません。

文科省クラウドクラウド言ってますが、何がどこまで本気なのかわかりません。

まあ、ソフトは後からでも買えますし、インフラ整備と比べて重視してないってことでしょう。

とにかく、時間がない中で文科省はよく考えていると思います

少なくとも、多くの市民に直接影響が及ぶのに、複雑な制度を直前まで決定してくれない、改定の度にシステム改修がデスマーチ確定している厚生労働省よりは、はるかにマシな対応です。国の本当の恐ろしさを味わうなら、医療介護現場オススメします。

とりあえず、この程度の事業はどこでもなんとか終わらせるだろうと思ってます。かなりしんどいですが、無茶なスケジュール補助事業なんて珍しくもないです。

最後都道府県がなんとかさせられるんでしょう。そういうスキームです。

ということで、整備については過度に心配しないでもいいんじゃないでしょうか。

それより、やはり、先生に一人一台の意味理解してもらい、どこまで子どもたちの手元に端末を届けられるかが心配です。

何人かの比較ICTが得意な先生と話をしても、どう管理するかと、どう授業に使うかで悩んでおられました。

先生は真面目なので、ちゃんと使わないといけないという意識が強いです。

ただ、先生子どもも使い慣れている状態でないと、ちゃんと授業に活用することなんてできっこありません。

から、小難しい理論先行ではなく、とにかく簡単な内容でいいか日常的に使うことと、子どもたちに主体的に使わせることを優先してほしいのですが、なかなか伝わりません。

ある中学校で、修学旅行で学んだことを各自A4一枚に新聞形式でまとめたものを並べて掲示してあったんですが、なんと手書きでした。

パソコン教室があるのに、なぜ使わないのかと聞いたところ、手書きの方が良いとのこと。

私も単純に見る側の立場としては、たしか手書きの方が個性も温もりもあって良いと思います

が、それを理由手書きさせるなら、それは大人エゴでしょう。

パソコン使った方が遥かに早くできるし、編集校正も楽なので、中身を考えるのに使う時間が増やせます教育としてはそちらを教える方が有益なはずです。

大人エゴ限界子ども押し付けて、そこに閉じ込めるような発想から脱却してもらわないと、一人一台の意味がないです。

難しい対話的な授業とか先端教育なんていきなりやらなくて良いですから、一旦エゴを捨てて、こういうところから使っていって欲しいです。

教育情報化の偉い先生方は難しい活用お話をされるのですが、そこから入るとかなり多くの先生が逃げてしまうので、整備が動き始めた今は、少しトーンダウンしてくれないかなと思います

Googleフォームアンケート取るだけでも便利なので、そういう具体的で誰でもできるレベル簡単な使い方をみんな発信して欲しいです。というかそうしてください。

現場レベルでは、教育を変えていくなんて大きなことより、ICTを使えば効率化できたり、課題解決できたりするってことを、日常的に体験させるのが一番大事だと思います

ゲームLINEのための道具じゃないんだぞと、そこを分かってほしいのです。

またダサい長文増田になってしまった。

とにかく、整備はなんとかなります。大変ですけど、全国の担当者がみんな同じ状況です。

自信がない担当者首長部局IT担当とか都道府県を頼りましょう。

本当の問題はその先。

本当の意味で全ての子どもたちに届けられるかどうかが、踏ん張りどころです。

そこで要求されるのは、決して特殊スキルではなくて、市町村職員として普通に要求される政策実行能力範囲内だと思うので、ICTに自信がない担当者の方にもがんばってもらいたいと思います

とはいえ純粋仕事が増えてるんで、しんどいですね。

2020-01-19

GIGAスクール構想はどうなのか

急遽決まったGIGAスクール事業について、大いに期待するものの、このままのスケジュール制度設計で進めたらせっかくの事業が上手く行かないことが想定されるので、個人としてではあるけれど、意見を出していこうという趣旨。どこかの自治体担当者エントリ結構流れてきたので、それを受けて思いついた。

文科省一方的批判したい訳ではありません。国、自治体先生保護者企業などの関係者意見が集まって、日本教育ICTがより良いものとなることを望みます

本文はリンク先。

https://www.kyouikuictbot.com/post/giga%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E6%A7%8B%E6%83%B3%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B

2020-01-13

GIGAスクールネットワーク構想についての雑感

私はとある自治体教育委員会教育情報化担当をしています

この界隈は今、GIGAスクール対応で大混乱です。

GIGAスクールって何?って人は文科省サイト見てください。

GIGAスクール構想の実現について

https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm

補正予算の締め切りまで残り一週間を切る中で、文科省からはまだ要綱も示されていません。こんなもん、間に合わないのではないかと、どこの自治体も強い危機感を持って、焦っています

一方で、今回の事業が持つ意味やその先のことについては、ほぼ考えられていないのが現実です。

担当部署でこうなのだから一般の人はもちろん学校現場でもまるで理解されていないことは容易に想像できます

以前から教育情報化積極的に推進する立場にある人たちは、大変盛り上がっていますが、地に足がついていないというか、勇み足になっているというか、前提が共有されていないのに難しいことを言い過ぎていて、その世界の外側との溝が深まっている気がします。

なので、当事者のひとりとして、一般の人や学校現場に伝えたいことをここに書いてみたいと思います

まず、今回のGIGAスクール事業において注目されている一人一台端末ですが、騒ぐようなことじゃないと個人的には思ってます

「何の役に立つのか」とか、「何に使うのか」とか、そういった面倒な議論になりがちですが、とても便利なものなんだから、「とりあえず役に立つに決まってるだろ」というのが本音です。

みんなスマホを一人一台持ってますよね?オフィスパソコンが共用しかないとか無いですよね?

同じことです。

さらに、みんなが一人一台持ってるのが当たり前になったら、それを前提としたサービスがどんどん生まれてきます

LINEやインスタの普及を考えたら分かりますよね。

家庭に一台だとLINEはここまで普及していません。

一人一台だから変わることがあって、全国でインフラ整備されると学校向けのサービス設計が根本的に変わります

今回の事業における国の狙いとしては、今後のためのインフラ整備という面が一番大きいと思われるので、現場必要以上にどういう教育に使おうかと頭を抱える必要はありません。

どう使えば便利か、先生自身が楽になるか、効率的に授業できるか、現場レベルではそういう発想で十分です。難しく考えて逃げられるのがいちばん困ります

従来の3クラスに1クラス分だと、どう使わせるべきか、こっちもかなり頭を悩ませてたんですが、一人一台だと気軽に使ってもらえばそれでいいので、ずいぶん楽です。

一斉授業からの脱却とか個別最適化された学習なんかは、仕組みを考える人仕事です。

そのうちサービスが出揃って嫌でも巻き込まれるので、それを待ってりゃ良いです。

本当は各家庭で端末買って持ち込むBYODができれば良かったんですが、こういうサービスが出揃って常識が変わってからでないとそれは難しいから、順番としては今回のやり方が正しいのでしょう。

もう少しスケジュールに余裕が欲しかったところですが。

多分、あと5年もすれば世の中の常識が大きく変わっているはずで、それができなければ文科省の大失態だと言うしかないです。

ともあれ、それは現場責任ではありません。

導入の担当者として、一人一台になるにあたり現場にやって欲しいこと、考えて欲しいこと、気をつけて欲しいことというのは他にありまして、それは、授業以外の場面で、可能な限り子どもたちの自由に使わせてあげて欲しいということです。

OECD学習到達度調査(PISA)で衝撃的な結果が出ました。

日本の子どもたちは加盟国中で一番チャットゲームICT活用するのに、学習に使うのは最も少ないという結果です。

ゲームチャットは1位で学習最下位日本の15歳のICT活用実態

https://www.google.co.jp/amp/s/s.resemom.jp/article/2020/01/09/54151.amp.html

これは間違いなく、学校教育意図的ICT活用を避けてきた結果です。

プライベートだけで、誰から教えられるでもなく、何の導きもなくICT使ってたら、ゲームLINEYouTubeだけになるのは、当然のことでしょう。

遊び以外にICTを使う目的やヒントを与え、見守り、助言する役割を担う大人必要です。

ゲームが好きなら、ただ消費するんじゃなくて自分で作る楽しみを教えてみるとか、YouTuberになりたいんならとりあえず動画作らせてみるとか、きっかけを作ってあげることはとても大切だと思います

それを親に期待できない場合は、誰ができるんでしょうか。

また、インターネットは昔の子どもたちが生きてきた世界(学校地域社会)とは違って、子ども子ども扱いしてくれません。

ひとりの消費者として、賢い大人たちが用意する色んなサービス商品と向き合わないといけないです。

そこは、少しの失敗が大きな危険に繋がりかねない世界です。

そこで生きていく術を、大人の目が届いて、ある程度の安全が確保されている範囲内で学ばせることが必要です。

これらは、間違いなく公教育役割です。

ヒントを与えて見守るというのは制限するより負担が大きいので、現場に嫌がられることは理解していますが、必要なことです。

個人的には、ICT活用した授業研究より、はるかに大切だと思ってます

なので、私はこれから一人一台端末を導入する際に、子どもたちに出来るだけ自由に触らせてあげて欲しいと、繰り返し現場にお願いし続けようと思ってます

もし、これを同業者学校現場の方が読まれたなら、今回整備される端末の用途を授業に限定して過度な制限をかけることはやめて欲しいと思います

職員室のパソコンが一人一台になって悪くなったことなんて何一つないのと同じように、子どもたち一人一台端末で悪くなることなんてないです。

手書きの良さがとか言う人がいますが、パソコン入っても手書きは無くなりません。もちろん習字の授業も無くなりません。

冗談だと思いますが、目が悪くなると言う人もいます視力に影響するほど授業に使ってもらえるなんて、考えられません。

単純に、今より少し便利になるだけで、そんな大袈裟に考える必要はありません。

教育を変革するような大きな話は、制度考える人サービス提供する人の仕事です。

私たち現場に近い人間は、子どもたちが遊び以外に上手くICT活用できるように、見守り、サポートすることを大切にしましょう。

時代が大きく変わる局面に携われるなんて、とても幸せことなので、みんなで頑張りましょう。

というのが、今、最前線現場にいて思うことでした。

では、補正予算要求資料作りに戻ります

2019-12-12

anond:20191210165534

 触発されてわたしも2019にプレイしたゲームを列挙してみた。

Switch

Fit Boxing

 ボクシング運動しようソフト

 一か月ほどプレイ。いい運動になるが単調。

 ダイエットしたい人におすすめ

・SEGAAGES ぷよぷよ

 おちものパズル

 ノーマルモードコンティニューしまくってクリアして満足。

 初代ぷよぷよ操作性がわるいなぁと思った。

・Enter the Gungeon

 ローグライクアクションシューティング

 1面のボスを倒したか倒されたかぐらい。

 面白げではあるものの、正直Switchでは操作性が悪くて、これはPCキーボードマウスプレイすべきタイトルだなと感じた。

スターリンク バトル・フォーアトラス

 オープンワールド宇宙シューティング

 宇宙ものロマンを感じるのと、スターフォックスコラボがあったのとで、購入。

 まぁまぁプレイしたものの、途中で飽きて終了。スターフォックスコラボがただキャラを出すだけではなくストーリーにがっつり組み込まれてるのがすごいと思った。

 他の宇宙ゲーとくらべると宇宙が狭い。

ドラゴンズドグマ:ダークアリズ

 アクションRPG

 最後(?)のドラゴンを倒しに行くぞってところでやる気がなくなって終了。

 ドラゴンズドグマオンラインアクションがたのしかったのでそれを期待して買ったものの、こっちのアクションはいまいちだった。

・Slay the Spire

 ローグライクカードゲーム

 3キャラすべて通常クリア+1キャラボスクリアまで。

 神ゲーof神ゲーゲームバランスがほんとうに絶妙で難しすぎず簡単すぎず、それでいていろいろなデッキ構築でクリアーできるようになっており、難易度をあげるやりこみ要素もあって隙がない。

 TCG(DCG)やドミニオン好きな人すべからくプレイすべきだし、そうじゃなくてもすこしでも興味がでたらやってほしいタイトル

スーパーマリオメーカー 2

 マリオステージをつくってあそぶゲーム

 ストーリーモードクリアまで、作成モードは8ステージだか12ステージかぐらいまで。

 作るのはたのしいんだけどプレイさせる人がいないんでこのゲームを心底楽しむことはできなかった感が強い。

 オンライン対戦はあんまりきじゃなかった。

 ゼルダアップデートが気になってる。

・ASTRAL CHAIN

 スタイリッシュアクションゲーム

 クリアーまでプレイ

 これまでわたしプラチナタイトルとはあんまり相性が良くなかったんですが、今作は楽しめた。

 うまくコンボをつなげられると自動的スタイリッシュ攻撃できる爽快感が売り。

 キャラデザがいまいちなのと、あと無駄に挟まれステルスゲーがストレスだった。

・Forager

 クラフトクリッカー系?

 最初はすごくはまってプレイしてたんだけど、最後しりつぼみなかんじに終わってしまったのが残念。

 グラフィックがかわいくてよい。

ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説

 ローグライクリズアクション

 クリプトオブネクロダンサーゼルダの伝説がコラボして生まれ奇跡一品

 クリアーまでプレイ。すごく面白かった。

 ローグライクはいっているが、周回プレイをやりこまない限りローグライクっぽさはあんまりなくて、想像以上に2Dゼルダだった。

 おすすめ

ハコボーイ!&ハコガール

 ゴールまでたどり着くアクションパズルゲーム

 クリアーまでプレイ

 あいかわらずまぁまぁな感じ。

スーパーカービィハンター

 4人協力ハンティングアクション

 クリアーまでプレイ

 手軽に気軽に協力ハンティングアクションができるので良かった。

DAEMON X MACHINA

 ロボアクションゲーム

 クリアーまでプレイ

 アーマードコア系は初代しかプレイしていないのであんまりあてにならないのだが、デモエクスマキナはかなり私の望んでいたアーマードコア感があってよかった。

 操作してるだけでたのしいというのは大きい。ゲームバランスも私にはちょうどよかった。

・ライザのアトリエ ~常闇の女王秘密の隠れ家~

 錬金術RPG

 キャラデザに惹かれて購入。中盤ぐらい?までプレイ

 キャラデザは最高にいいんだけど、ゲームは Not for me な感じだった。正直、どこに楽しさを見出せばよいかからなかった。

 アトリエシリーズは初代だけプレイしたことがあったのだが、それも中退したのできっとわたしアトリエは合わないのだろう。

Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜

 ガチョウになってイタズラするゲーム

 かわいい

GIGA WRECKER ALT.

 メトロイドヴァニア

 アクション要素が低めで謎解きがメインって感じで、ちょっと望んだものとは違った。

リングフィットアドベンチャー

 筋トレRPG

 約1か月ほどプレイ

 楽しい。ほんとによくできてる。筋肉悲鳴を上げる。楽しい

ポケットモンスター シールド

 筋トレRPG

 クリアーまでプレイ

 前評判がわるくて逆に気になって買ってしまったのだが、まぁたしかアプリクオリティはお世辞にも高くはないのだが、ゲームとしては過去歴代プレイしてきたなかで一番楽しめた。

過去歴代はいってもダイパ、BW、サンムーンしかプレイしたことはないのだが)

 まずキャラがいい。ライバルホップくんはかなり好感がもてるキャラだし、マリィは最高of最高のかわいすぎる神ゴッド、ユウマリもっと流行れ。その他キャラもそれぞれ魅力があってとてもよい。

 あとはジム戦の盛り上がりが最高。最後の一匹になった時に応援が大きくなるのと、ダイマックスで殴りあうのが熱かった。

 でもドレディアリストラしたのはゆるさない。

脳トレ

 まだ発売されてない。きっと無難おもしろい。

PS4

・SEKIRO

 くそムズアクションゲーム

 途中で挫折

 めちゃくちゃよくできてたし、すごく楽しいんだけど、難しすぎた。あと死にまくるのにロードが長すぎるのがきつかった。

・新サクラ大戦

 太正ロマンアドベンチャーアクション

 まだやってない。きっと神ゲー

PC(Steam)

・Baba Is You

 ルール破壊パズル

 途中までプレイ

 非常にユニークおもしろルールで悩ませられる。難易度がかなり高くて脳がつかれる。

Muse Dash

 音ゲー

 途中までプレイ

 あんまり好みのゲーム性ではなかった。

HARDCORE MECHA

 2Dメカアクション

 序盤だけプレイ

 スパロボアクション自分プレイできるのが売り。いつかちゃんとやりたい。

・Slay the Spire

 なぜかPC版も買ってしまった。

 神ゲーof神ゲー以下略

・The Witcher 3: Wild Hunt - Game of the Year Edition

 オープンワールドRPG

 Not for me.

Monster Hunter: World

 モンスターハンティングアクション

 上位途中までプレイ

 過去モンスターハンターに比べて圧倒的に遊びやすくなった名作。

 すごくおもしろいしよくできてるんだけど、上位から発生する討伐対象モンスター以外のモンスターが割り込んでくる仕様がほんと苦痛でやめてしまった。特に爆弾おとすやつがかなりアレ。

・Airtone

 VR音ゲー

 途中までプレイ

 よくできてるんだけど、曲の解禁が遅すぎるのと、難易度が高すぎるので最後までプレイする気力がわかなかった。

R-Type Dimensions

 横スクロールシューティング

 コンティニューしまくってクリアーまでプレイ

 R-Type FINAL 2 が発売されることが決まったので、お布施的にかってみた。

 3Dモードが搭載されているが、正直かなり見た目がしょぼいので、2Dモードプレイするのが吉。

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