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2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

2023-01-23

ドンブラザーズを見ていると、詰め込みすぎで風呂敷広げすぎってのもありかもしれないと感じる

小説とかアニメとかは基本的に始まりと終わりがある

それは特撮ヒーローでも基本は変わらず、戦隊ものでは「複数人ヒーローがいる」「敵勢力と戦い勝利する」が王道でありみんなが求めているものだと思う

ドンブラは全然違う

そもそも敵が複数いる上にラスボスなども特にいるわけではない

例えば脳人は最初からの敵だけど、現在ドンブラや人間の側に近い関係

ほかの獣人なども単体ではそれほど戦闘力は高くなく、むしろ唐突人間ヒトツキになる現象のほうが厄介だ

それはまあいいとして、そもそもドンブラはストーリー展開が無茶苦茶

何をどうしたら物語が終わるのか最終回直前の昨日ですら一切わからない

王道でわかりやすく誰にでも理解できるが深い物語とは真逆、とんでも展開とでたらめなものばかりだ

逆に言えば視聴者を飽きさせない

雉野と犬塚の話は後半においての一番のエンタメだろう

もはや敵を倒したりロボットの合体なんてのは2の次

どう考えても昼ドラだろうってのを朝から全力展開していた

しかもその話を宙に投げっぱなしにしたまま最終回突入し、その直前には仲間の一人が唐突に殺されてしまった(もう少し続くらしい)

っていうか雉野は不憫すぎるだろ

最終回も雉野が不在だと泣くぞ!

なんていうか、物語をきっちりつくって話数の中で成長や感動を伝えるという従来のやり方を全否定しているが、それでいて目が離せない

視聴者すべての意見一言であらわすなら「なんだこれ」でしかないが、なんだこれでいいんだよなって思っている

パロディーとおふざけをしていたゼンカイジャーとはまた違って不思議な魅力がある

まあ基本的駄作紙一重というか駄作なんだが、良い駄作ではあるんだよな

2023-01-22

シンイチ…やはり「同担拒否」に一番近いものは「ストーカー」だと思うぞ

対象一方的に恋心を抱く

対象自分の所有物のように見なす

対象に近づく異性に敵意を持つ

・そのことについて対象本人の心情は考慮されない

箇条書きマジックとかじゃなくてマジで同担拒否ファン心理ストーカー紙一重だと思う

エスカレートして犯罪に発展するかどうかだけの差

「男って同担拒否理解できないの?」とかえらそうに書いてるが

理解できないのは大半の人がストーカー気質じゃないからだよ

2023-01-16

anond:20230116110509

憎悪愛情紙一重のもの

男の女への憎愛は

人殺しまで発展することがあるのに

それに嫌悪感持たない方が生物として壊れてるじゃん

 

繁殖よりもまず生存だよ

生存しなければ繁殖できない

 

動物だって繁殖中に餌がなくなったら

今の巣は捨てていったん立て直す

人間はその辺狂いすぎ

動物を見習え

2023-01-13

特別になりたい。

普通じゃない、変わってると言われて育ってきた。

それがなんなのか言ったらその記号しか私を見なくなるからここでは言わない。

普通になったら色んな人に好かれると思ってひたすらみんなのように演じてきた。

けど演じてるだけだからどうしてもボロはでるし、本当の自分を見せたら離れて行く人が多かった。

よくよく考えたら別に普通じゃなくても、好かれさえすれば特別でもよかった。だからありのまま自分を愛そうとした。

その結果、親友ができた。愛してくれる恋人もできた。自分を認めてくれる家族もいるし、いい大学に行って奨学金貰って海外留学して、順風満帆特別人生だ。上手くいきすぎている。

けど時たまみんなとズレてる感覚を味わって落ち込んでしまう。特別と面倒くさいは紙一重だし、「私には無理だわ笑」と一歩引かれた目線で見られてしまう。

こんなにも恵まれているのに欲深い自分が嫌になる。

ところで大学生女子のみんな、ゼミのみんなと打ち上げ2次会でカラオケ行ったらどうする?

普通女子らしい女子最初に歌わないんだよ。

お酒入っててちょっとだってて、そんな中最初に歌う餌食になる人はゼミの中で浮いてる人なんだよね。

普通女子らしい女子は誰かが4曲くらい他の人が歌い終わった後、男子に誘われて恥ずかしそうにデュエットするんだ。

みんなが知ってるいきものがかり気まぐれロマンティックを入れて、男子パートの後とびきり可愛い高い声で控えめに歌う。はにかみながら。

そしたらフ〜!可愛い〜!って歓声が上がるよ。

大学生女子の私はいつまでもそういうみんなに好かれる「普通女子らしい女子」に憧れてる。

普通女子らしい女子は演じられないけど、その時は歌いたい気持ちを抑えて、見栄を張って普通っぽく3番目くらいに1人でHabit歌った。

でもその時の普通女子は歌う順番は4番目で、かつ男子に誘われないといけなかったらしい。

普通って環境によって変わるから演じようがないし、ズレてることなんて誰にでもあるし、ありのままもっと好かれる努力したらいいのにね。わかってるのにね。

普通ってなんなんだろう。

私のことを特別って言う人は多いけど、カラオケの「普通女子らしい女子」こそ私にとっては特別なのに。

私の特別じゃなくて、あなた特別がほしいなあ。

2023-01-05

anond:20230105130239

こう言う思想とか動機とか気になる人どれぐらいいるんだろ

誹謗中傷藁人形紙一重すぎて危ういし

2022-12-25

anond:20221225163618

オタクは出力だけじゃないと思うよ

しろオタクほとんどは出力するためにオタクをしてるわけではないと思う

出力をしたものが人に認められたりその期待値や結果を属人的にして人間としての有用性をアピールするようなのはオタクとは遠い陽キャコミュ充のやることなのでは

オタクオタクたるもの情報を集めるのが趣味であつめた趣味をつかって解決をしてその結果に使った趣味効果を記念にするのが好きなとこじゃないかと思う

数学オタクら足し算一つにしても自分の好きな公式や結果やそれにまつわるエピソードをだれにいうでもなく楽しむのでは

俺がおもうオタクってのはその公式名前を残したり偉業をなしたりしてる人間もいるなかでそうはなりたくないと思ってる同じ程度の能力者のことじゃないかと思うんだよ

なんとか芸人として技術を発揮できたり技術者として名前が知られたりそういうのは紙一重でもうオタクではないって感じがする

2022-12-17

anond:20221217101415

刑法解釈裁判官個人的信条や世の価値観趨勢の影響を全く受けないんならそういうことも言えるんだろうけどな

死刑ですら裁判官ガチャ時代ガチャ紙一重の差が大きく明暗を分けてるのに

フェミパヨさんが嫌われてるのそういうところだぞ

机上の空論現実正義の名のもとにムリヤリ当てはめようとする

2022-12-13

JRAさんは全競走馬のグッズ化をやってくれ

正確にはJRAじゃなくて、(株)JRA PRセンターさんかな?

たくさんはいいかもしれないけど、ほとんどの馬にはファンがいるのよ

1勝もできなかったとしても、一口馬主で持ってたとか、POG指名したとか、競馬場で目があったとかさ

好きな馬の子供だからとかさ、色んな理由で、勝てなくても好きな馬ってのがいる

しかしその好きな馬のグッズを買うことができないのが現状でしょ

欲しいのよ、ぬいぐるみとかさ

ぬいぐるみとは言わずとも、キーチェーンでも、マスコットでもええのよ、とにかく何でもいいのよ

売れないから採算とれないって?

いやいや、ポケモンを見て欲しい

バオッキーにもファンがいるんだ、ってのは有名な話だし、ファン投票したらどんなポケモンにも必ず票が入る

そりゃ不人気は勿論いるけどね

ポケモンfitって、全ポケモン低価格ぬいぐるみ化するプロジェクトが始まって、今までグッズ化されなかったポケモンファンたちが涙を流して喜んだこと、知らないなら調べて欲しい

あれと同じことが、競走馬でも絶対にあるよ

からグッズ売ってくれよ

ミニゼッケンなんかはオーダーメイドオリジナルゼッケン発注可能なのだけど、悲しいことに馬主権利を守るために実在競走馬の馬名は入れれないんだ

サンライズプロオリジナルの馬名入りグッズを作ってくれるけど、実在競走馬のグッズは一口馬主での所有者のみしか発注できない

とにかく現状存在しているオーダーメイドグッズは、馬主に金が入らないシステムしか走ってないから、個人ファン個人で楽しむためにさえグッズを買うことすらできないんだ

馬主いくらか金回すシステム構築してくれたらそれで解決じゃないのん

これってさ、JRA PRセンターさんが、サンライズプロみたいなオーダーメイド競走馬グッズの受注を承って、その売り上げの何%かを馬主に支払う、って契約をあらかじめ馬主JRA間で結んでおけば、一口所有者とかでないただのファンに売ってもよくなるわけでしょ?

G1のたびに売ってるような勝負服キーホルダーみたいな、簡単なグッズなら後々問題にならなそうじゃん

ロットでも安くで作れるでしょ

歴史的名馬になった時のグッズ化収入馬主が独占したいとか、そういう事情はあるのかもしれないけど、簡単な小さいグッズくらい、全馬オーダーメイドで売ってよ

できると思うんだ、頼むよ

だいたいさ、今、商品化されるのって、G1勝たなきゃ何にもないじゃん

重賞勝てばガチャガチャの景品にはしてもらえるけどさ、それだけやん

重賞勝ってないけどいつも紙一重みたいな馬っているじゃん

ジェラルディーナだって今でこそG1馬だけど、オールカマー勝つまでは重賞善戦ガールだったやん

あいう子が、そのまま勝たずに引退したら何のグッズも出ないんだよ

菊花賞勝ったアスクビクターモアはグッズいっぱい出たけど、写真判定で惜しくも敗れたボルグフーシュのグッズなんてひとつもないわけじゃん

なんて不公平

そのハナ差に、そこまでの差はないわけよ

なあ、頼むよほんと

できるはずなんだよ

2022-12-10

サッカークロアチアvsブラジル」雑感

https://anond.hatelabo.jp/20221207152223

前回、このエントリーを書いたユースでちょろっとボールを蹴っていた者です。

クロアチアブラジルに勝ちましたね。

  

一方でまだ「PK徹底研究」とか言ってる人がいて、笑いました(笑)

  

PKに関しては、みなさんが思う以上に研究されてます

数学的なアプローチで「この選手はこの傾向あるからこちら側に飛ぼう」とか「コンディションを考慮して誰に蹴らせるか?」とか最低限やってるので安心してください

  

昨日のクロアチアGKのリヴァコヴィッチはPK戦の前に書類を手に取るシーンが一瞬映ったので、クロアチアPKの細かい研究対策はしていたのでしょうね。

  

ただ、それをやったとしても、運の要素が強いです。「PK徹底研究」と言う人は11mの距離からボールを蹴ってみたり、PKキーパーを1度やってみることをオススメします。なかなか出来ることが少ないのが分かると思います(笑)

  

さて、今回本題なのはクロアチアプレーに関して。

  

ブラジルスター揃いで前がかりの状態でした。その分中盤でモドリッチが前を向いてプレーできるスペースが生まれていたので、クロアチア日本戦よりも遥かに良い状態プレーできてたと思います

  

特に日本戦の時はミスが目立っていたサイドバックのユラノビッチは、ブラジル戦ではスピードを活かしたオーバーラップで、ブラジルに終始プレッシャーを与え続けていました。

  

今回、先制点はネイマールの細かいワンツーからのゴールでしたが、全体を通したら私はクロアチアの方がゲーム支配していたように思います

  

その点を考慮すると「日本ゾーンディフェンス上手くね?」といった感想を改めて持ちました。日本の中盤の選手モドリッチ自由やらせるスペースを与えていませんからね。  

  

最後に、私が1番押していたブラジルストライカーであるリシャルリソンは、ポストプレイで良い動きをする程度で、ほとんど仕事をさせてもらえませんでした。クロアチア守備が上手いと言うよりも、今回のゲームプランでは「リシャルリソンは上手く噛み合わなかった」といった印象です。

  

本当にサッカースターが揃っていても、紙一重で状況が変わってしまうので、それがまたサッカー面白さだと思います

ありきたりな内容でしたが、ご精読ありがとうございました。

2022-12-03

anond:20221202220535

『冴えない私に突然、本気で口説こうとするイケメンが』というのが一つのテンプレで、その「本気で口説く」が「モラハラ」と紙一重なんだろう。男性向けで言う『智花さん(※)』のようなもの

(※)『ロウきゅーぶ!』の湊智花。見た目と言動礼儀正しい小学六年生なのだが、深読みすると『主人公の外堀を埋めているんでは?』と思われる言動が多いためネタにされ、ニコニコ大百科にまで記事ができている

2022-11-24

anond:20221124215020

愛は執着であり憎しみと紙一重危険ものである。正直に言って、君にジェダイマスターを授けることについて疑問がある。

2022-11-21

河村たかしのやつ

俺もカメラの返し映像見ながら試しにやってみたら同じ形になりそうになった

握り込んじゃったら完全にアウトだったわ

アレ割と紙一重サインだと思うぞ

2022-11-19

日本アメリカヨーロッパ諸国と一緒にロシア非難してる状況は全然当たり前ではなくて

民主党鳩山政権だったり、自民党でも森や安倍政権だったら、プーチン配慮してウクライナ批判する立場になってた可能性が結構あったんだな

紙一重な感じ

2022-11-07

anond:20221107103816

昭和のドカタを主役にした映画を見ると分かるけど、反社会的な人たちとつながりがあり紙一重

このあたりがヒントですね。

2022-10-24

高身長女性良いよねと巨乳女性良いよねって倫理的紙一重では?

Twitter高身長女性が好きだと発信してる人って少なくない割合で「私は女性エンパワメントしてます」みたいなスタンスでいるのはなんなんでしょうか?

かに身長の高さは女性にとってしばしばコンプレックスになっていて、他人から魅力的だと言及されることで自信になる場合があるのも事実ですが、だからといって他のフェティッシュより「正しい」わけでもなんでもないですよね。

「周囲の巨乳女性話題」がSNSで共有されてたら眉ひそめるぐらいはする思うんですけど、それがなんで高身長女性エピソードだとほんわかいい話とかクールな話として無批判に消費されるんだろ。

「〇〇さんっておっぱい大きいね」と「〇〇さんって背高いね」を同じだと主張したいわけではないです。実際に口に出した時のパンチ力全然違うのはわかってます

ただ身長の高い女が好みだと言ってみせるだけで進歩的にでもなったつもりかよって。。。

愚痴ですごめんなさい

2022-10-20

ぼっち・ざ・ろっく!」が成功してもしなくてもきららは危ない

 「ぼっち・ざ・ろっく!」、通称墓石」が、アニメ作品としてヒットすれば、まんがタイムきららは危ない。ヒットしなくても危ない。

そもそも陰キャ」という言葉悪口ではないのか

 当たり前のように使われてるが、どう考えても良い言葉ではない。胸を張って「私は陰キャだ」と言える人なんて居ない。ネット上(に限らないが)で「陰キャ」という言葉が出たとき、その言葉を言われた対象賞賛の的になっていることは皆無と言っていい。明らかに陽キャ」こそ上位の存在だと見做している。「陰キャであることを短所と見做すしかなくなっている。「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公を見て、名誉ある人物だと思う人はいない。そういう風にこの主人公は作られている。

上昇意識から下降意識

 昔は「リア充」「非リア充」という言葉がよく使われていた。ネットである「俺」や「お前ら」は、まず「非リア充」の方に位置していた。しかし昔のネット民は「リア充爆発しろ」だのと攻撃的な姿勢でいた。それは冗談でもあり虚勢でもあったが、俺達こそ素晴らしいのだという感覚を得ることができた。「非リア充であることに誇りをもっていたと言ってよい。またリアルでの充実というのは、恋人の有無に限らないことであって、趣味に熱中することができるならそれもリアルでの充実と言えた。「陽/陰キャ」という言葉場合現実楽しいかという次元の話ではない。ただ人間性について判断しているのであって、いくらネット面白いことができても、趣味に熱中したところで、「陰キャ」と言われれば「陽キャ」には勝てない。現に「リア充爆発しろ」に相当する言葉をまとに見たことがない。

  「陰キャ」という言葉は、かつてインターネッツではほとんど使われていなかった。しか2015年前後から急速に当たり前の語彙となった。この言葉インターネッツ発祥言葉ではないだろう。しかし今、こうして当たり前の言葉となった原因はネット民に、ネット掲示板にある。それはなんでも実況Jが2ちゃんねるの都となってからのことだ。その時期といえば、とある炎上に関わった弁護士が大いに叩かれていた。かつてのネット民の意識であれば、「俺達は弁護士よりも上」だと言っていただろう。しかしいつしか、「弁護士は俺達よりも下」になっていた。

陰キャ」は言葉として意味を成していない

 「陰キャ」という言葉は、誰でも共感できるようになっている。

 そもそも人間性質を二つに分けることは乱暴なことだ。世の中に、完全に「陰キャ」でしかない人はほぼ存在しない。完全に「陽キャ」でしかない人もいない。人間には必ず陰と陽とがある。5対5のように、両方のバランスによって成り立っている。そのバランスは時と場合によって3対7や1対9のように変化していく。誰を相手にしているか、どの場所いるかによっても変わる。本人の気分によっても変わる。学校では無口でも家では饒舌なら、それだって本人の「陽」の側面が強まっていることになる。ネットでは強気になれるなら、それも「陽」と言っていい。ただし、そんな時にも「陰」の面はある。また、自分では「陽キャ」だと思っていても、他人からは「陰キャ」だと思われていることもある。自他の認識によって、人間性質は変わる。

 我々は、「陰キャ」という言葉を見たとき、「陰キャ」と呼ばれる人を見たとき絶対自分の中にある「陰キャ」の側面を実感している。全員が共感できるから、「陰キャ」という言葉はここまで当たり前の言葉になっている。「陰キャ」という言葉が捉える範囲があまりに拡がりすぎている。使う人のさじ加減によっても変わってくる。

 人が自分他人判断する材料が、「陰キャ」か「陽キャ」かしかないとは、短絡的なものだ。我々の人を見る目は蒙昧で貧弱なものになってしまう。

まんがタイムきららは「陰キャ」をコントロールできない

 現在まんがタイムきららでは、「陰キャ」という言葉を全面に押し出している作品が三つある(正確にはその一つの連載は終了している)。「ぼっち・ざ・ろっく!」と「ななどなどなど」と「むすんで、つないで。」のことだ。いずれも主人公が「陰キャ」と言われたり自称したりしている。しかしこの主人公三人は、同じ「陰キャであるにもかかわらず、共通点がない。「陰キャである状態が異なっている。

 「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公はまともに人と話すことができない。言葉を発すると緊張の度が過ぎて、たどたどしい滑稽な姿になる。

 「ななどなどなど」の主人公は、問題なく人と会話が出来る。ただ、自尊心が強く、気高く、高圧的に人と接してしまうため、人との不和を起こす。そういう人間性から、この彼女は「陰キャ」と呼ばれた。

 「むすんで、つないで。」の主人公は、自分のことを「陰キャ」だと思っているが、周囲からは憧れの的となっている。容姿端麗で、成績優秀だとして賞賛されている。間違っても「陰キャ」とは言われていない。このように、自己へ下す認識と、他人から与えられる認識差異がある

 「会話が困難な人」「会話は出来るが人格問題がある」「会話もできるし人格も整っているが、その人自身不安を消せないでいる」。これらは完全に別物であり、違った性格を持った人物の集まりだ。それなのにこの三人は、「陰キャ」だと一つにまとめられている。こうした乱暴な処理がなされた結果、「陰キャ」の意味は広く曖昧ものになった。

 「まんがタイムきらら」の枠に留まらず、今や日本では、人間は「陰キャ」と「陽キャ」のどちらか二つに分類されるようになった。しか人間はそこまで簡単に分類できるほど、単純に造られていない。漫画登場人物ですら、多種多様性格をもっている。繊細な性格によって表れ出ている人間の姿を、真っ二つに分けることなど、とうてい出来ない。出来るとすれば、相当に乱暴作業と言うほかない。

 ひどく曖昧意味をもっている言葉を平然と使う。普通の人が日常会話でつい使ってしまうのならまだしも、漫画家という表現者が使うのはいかがなものか。使うのであれば、考えた上でやらなければならない。考えた上で使うことが出来ている作品は、「むすんで、つないで。」しかない。

創作への妥協、怠慢

 こういう考えもあるかもしれない。「陰キャ」がもう当たり前の言葉となった以上は仕方がない。その言葉をあえて使うことで、読者の共感を得ることが容易になる。確かにぼっち・ざ・ろっく!」は、「陰キャ」という言葉によって、現代の我々の思考を写し取った作品になっている。しかし、それがまんがタイムきららにとって、いかに異質で危険なことか。それを考えなくてはならない。

 一時期のまんがタイムきららは、多くの嘲弄を受けてきた。きららからアニメ化される作品は「日常系」と呼ばれ、「中身がない」だの「美少女動物園」だの散々言われていた。

 そういった意見に間違いがないわけではないだろう。一つの正解であるとも言える。

しか面白い作品のあり方はさまざまであってよい。劇的な物語がなければ、作品として成立しないなんてことはない。キャラクター死ぬのを見れば、それは悲しいシーンとなる。涙を流すこともあるだろう。しかしその涙は、純粋な感動のためではなく、感動という暴力を受けて涙を流しているだけかもしれない。

 何気ないことに心を動かされることがある。そのことを追求したのが、過去まんがタイムきららだった。何気ない瞬間の美しさを、美少女キャラクターに託していたのだ。そのためには、細心の注意を払ってキャラクターをつくらなければならない。例外もあるとはいえ、人の死があるわけでもない、激越なバトルがあるわけでもない、何か大会で勝ち上がっていく過程もない。ただそこにはキャラクターがいる。読者の感性に訴えかけるキャラクターを描かなければならなかった。それがかつてのまんがタイムきらら様式だった。そうしてきららは、いくつもの作品を世に送り出してきて、少なから成功を収めた。

 そんなきららが、今では「陰キャ」「陽キャ」という、曖昧かつ極端な言葉にとらわれてキャラクターを作ろうとしている。これは創作妥協であり、怠慢だ。きららが今まで築いてきたもの否定している。いわゆる「なろう系」や異世界転生もののように、圧倒的な成功を得られるならまだ良い。しかし「ぼっち・ざ・ろっく!」に圧倒的な成功勝利名誉の獲得はない。

まんがタイムきらら自尊心

 きらら編集部は、人々の口に上ることの多い「陰キャ」という語を、訳もわから商機と見做して漫画に取り入れたつもりなのだろう。しかし、この「陰キャ」という言葉は、近年の「インターネッツ」の売り物の一つなのだ。「陰キャ」の隣には「ショウガイジ」があり、「すき家チーズ牛丼を注文する男性」も陳列されている。周囲を見渡せば大量の炎上コンテンツがある。「ゲイ向けのビデオ」があり、「大物YouTuber」もあり、「ネットに強い弁護士」もある。

 きらら編集部がもし「ショウガイジ」を選択していたら、問題視されただろう。しかしさすがに、きらら編集部は「ショウガイジ」がまずい意味をもっていることを知っている。だから陰キャ」を選んだというのか。特定人種差別しているわけではないと判断したためにか。「陰キャ」という語が、「ガイジ」と紙一重意味合いと動機で使われていることをきらら編集部は知らないのか。知っていてやっているなら邪悪しかない。知らないからといって、何でも認められるわけではない。「陰キャ」を使っていいのは、人の気も知らず、自分のことも顧みず、悪口でも何でも好き勝手使うネット民だけでよい。

 まんがタイムきらら編集長は、「雑誌とは社会の公器であることを認識しなければならない」という教えを守っているのだという。「常に新しいことにチャレンジする」ために、「意識的に尖った作品を多く掲載するようにしている」側面があるのだという。その「尖った作品」の第一として挙げたのが、「ぼっち・ざ・ろっく!」だった。まんがタイムきららは、尖った作品を作るために、社会の公器であるために、ネット民の小競り合い、煽り合いを利用したということだ。

 きららアニメは、今までニコニコ動画で散々「ゲイ向けビデオ」のコンテンツと共演させられてきた。きらら作品キャラクターが「ガイジ」扱いされることも多かった。きららアニメ大元であるきらら編集部は、ついに自ら「インターネッツ」の汚れた部分に浸かることを決めた。しかも「社会の公器であるから、「ガイジ」のような過激ものは使えず、なるべく穏当な「陰キャ」を手に取って、「インターネッツ」の人々と仲良くすることを選んだ。

 編集長インタビュー記事 https://www.mashiro-writer.com/interview-houbunsha70th

まんがタイムきらら明暗

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功すれば、今後も「陰キャ」「陽キャ」という観点キャラクターが作られるだろう。人間性質を無理にでも二極化して行くだろう。過去伝統を振り捨てて。

 もし「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメとして成功しなければ、新たに売れそうな漫画を作り出さなくてはならない。約五年前のように、一年に三つも四つもきらら出身アニメ放送される時代は終わっている。過去に人気を博した作品も続々と完結している。現状のまんがタイムきららに見込みがありそうな漫画は数少ないと言ってよい。アニメ化が決定した「星屑テレパス」を含めれば、あと四つほどだろうか。「ぼっち・ざ・ろっく!」はきららの最終兵器とよく呼ばれている。最終兵器とはまるで後がないかのような言い回しだ。

2022-10-09

anond:20221008200247

実在児童非実在児童になることもないし、その逆も起こらない。

でも実在児童は年月が経てばいずれ実在成人になるよね。

そして子供というのはある日突然大人になるわけじゃない。

20代前半の大学生新入社員が、「悪い大人」に騙されることだってある。

シスヘテロ対人性愛者の普通男性って、発育のいい中高生くらいなら当たり前に性的対象になるんだよね。

実在成人を性的対象とするというのは、実在児童性的対象とすることと紙一重なんだよ。

非実在児童性的対象とすることと、実在児童性的対象とすることの間にある壁というのは、少なくとも実在成人と実在児童との間にある壁よりも遥かに分厚い。

2022-10-08

anond:20221008002028

無知な人を誘導するのは詐欺紙一重

段々と流行らなくなっているし、人々の支持を得られないから、考えを改めないと淘汰される運命にある

2022-10-06

anond:20221006145746

でもそんな教師のほうが大抵元生徒と結婚してますよね

DV&慰めと、熱血指導紙一重

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