電気ケトルがこわれた。お湯はわかせるのだが、沸騰してからスイッチが自動で切れなくなった
なので沸騰したら電源コードを抜くことで使い続けている
考えてみたらこの電気ケトルは5年以上前にドンキホーテで2000円くらいで買ったやつだ
これを年間300日以上、朝晩お湯を沸かし続けてきたわけだから、よく保ったものだと思う
お湯を沸かすたびに電源コードを抜くのは面倒であるし安全上の懸念もあるので新しいものを買うことにした
で電気屋に行くと、1万円以上する高い製品が並んでいる。電気ケトルはおよそイノベーションとはほど遠い製品だと思うのだが、なぜこれほど高いのか
ちなみに電気ケトルの性能をベンチマークするときはカップ一杯のお湯140mlを沸かすときにかかる時間で測るらしい
タイガーの60秒がそれに続く
ビックカメラのプライベートブランド製品は税込1780円とお安いが、沸騰時間は150秒と遅い
53秒を達成しているT-falの製品最安値が税込4150円であるから、沸騰時間1秒あたりの差に払う金額を計算すると、
24.4円多く払う毎に1秒だけ沸騰時間を短縮できることになる
買ってから5年間使い続けるとすると、1日あたり1.3円を追加してビックカメラの電気ケトルよりT-falを買うことで、人生の時間をどれだけ節約できるか
お湯を沸かすのが1日1回とすると
時間差97秒を365日で5年間なので
177025秒
2950分
2日
1日2回お湯を沸かすと
5年間で4日分
電気ケトルのベンチマークを見て、普段お湯を沸かすときこんな秒数の違いに気を配っていないので、少しだけ時短ができるものを高い値段を出して買うのはあほらしいと思っていたが、中長期的な視点で計算してみると、時間を節約する費用対効果が電気ケトルの場合は大きいと思ったため結局T-falを購入した
お湯沸かしてる間、ケトルに張り付いてなくてもいいんだから、別にその時間は無駄じゃないんじゃ?
放置して他のことをするのが前提だから、自動で切れなくなったことを理由に購入しようとしてるんやんね・・・
高尚とアホは紙一重ってのは真実だったんだな
なんか理屈っぽいエンジニア(非IT)って感じで仕事できそう
大抵の人は結局その97秒を何にも活かせず日々ドブに捨て続けるわけだが
うちのケトルはスイッチ入れてから豆挽いてポットにドリッパーとフィルターセットして豆入れたくらいのタイミングで沸騰するので、そこから数秒蓋を開けて温度を下げてからドリッ...
そういうコスパとかの計算ってなにもおこらなければ発生するだろうという予測でしょ 払った3000円が自分の見えてる範囲では無駄かもしれないけどどこかで高い利益を生んだりどこかで...