はてなキーワード: 大型犬とは
https://anond.hatelabo.jp/20200324160510
保護犬の成犬を引き取った話の続きです。
このご時世なのでリモートワーク暮らしとなって以来、今年初めて飼い始めた犬と接する時間が増え、様々な経験、発見があったのでここに記す。なお俺も嫁も子供の頃から犬も猫も大好きで子供の頃は住宅事情、大人になってからは仕事の事情も加わり一度も飼う機会のないまま歳月が過ぎ、今年念願の初めての犬を飼い始めたのだ。なので「そんなことも知らなかったのか」とか「そんなの当たり前だろ」とか思うことも書くかも知れないがそこはご容赦頂きたい。なお「保護犬と過ごした」と過去形で書いたのは単にリモートワークが終わって今は出社しているからで、犬が死んだわけではない。元気いっぱいである。
嫁は最初から「〇〇〇〇」と名づけて日常ではそれをもじって「〇〇ちゃん」と呼ぶつもりだった。要するに例えば「八兵衛(仮)」と名づけて「はっちゃん(仮)」と呼ぶようなものである。俺は保護施設で呼ばれていた名前の方が本犬が混乱しないんじゃないかと思ったが、実際には杞憂であった。
犬は自分の名前を何となくではあるがすぐ認識した。いやこの犬が並外れて賢いだけなのかもしれないが、響きとアクセントで認識したのだ。窓際のカーテンの下に寝そべる犬を「こうすけ(仮)!」と呼んでもキョトンとした顔でこっちを見ている。だが自分の名前である「八兵衛(仮)!」と呼ぶと尻尾をびたんびたんと床に叩きつけ始める。「はっちゃん(仮)」と呼んでもだ。ただ「こうちゃん(仮)!」と呼ぶと同じようにびたんびたん始めるので、そこまで精密な理解ではなさそうである。そして俺が「呼んだだけだよ」と言うとやがて「用もないのに呼ぶなよ」と言いたげに前足に顎を乗せそっぽを向くか「まあそう言うなって、ほらボールだ」とボールを咥えて寄って来る。
大好きである。ただしこの犬、体重が27キロある。それでもお構いなしに乗ってきて抱っこをせがむ。向かい合うように縦にする抱っこでもいいのだが、人間で言うお姫様抱っこが好きだ。ただし俺たち(特に嫁が)が立った状態では瞬間的な抱っこしかできないことを学んだか、ソファや椅子に座っているときに膝の上に無理やり乗って抱っこさせる。この習慣があるから後述のSkype中での乱入もし始めたのかもしれない。
動物は相当リラックスした状態でもない限り仰向けにならないと思うのだが、この犬はいつまでもお姫様だっこ仰向けになって反り返る。それをこちらがしばらく放置していると顔をこっちに向けて「おい、なでなではどうした」と催促してくるのだ。ちなみにひとしきり撫でてもらうと体を反転して「今度はこっちね」となる。
リモートワークになって以来、家のPCでSkypeを使うようになった。基本的にはチャットを開きっぱなしで通話はあまりしないのだが、たまに通話していると犬が不思議そうに寄ってくるようになった。何か四角い画面に向かって俺がペラペラ喋っているのをずっと観ていたからだとは思うが、やがてあの着信の「ぽんぴんぽんんぴんぽんぴんん(わかる?)」アラームが鳴るといそいそと隣の部屋から来るようになった。始めは遠慮がちに机の下にもぐり込み、俺の膝の間から俺の顔を見上げてるだけだったのだが。やがて俺の膝の上に飛び乗り無理やり座るようになった。
ちなみにこの犬、レトリバーとポインターの雑種と思われ結構大きい。そして俺もやや大柄ではあるものの大型犬を膝で愛でるほどの巨人ではない。と言うことは犬にとって俺の膝の上でこの姿勢は窮屈だしおさまりが悪いはずなのだ。しかし無理やり俺の膝の間に無理やり座ると画面に向かって「こんにちは犬です」とやるようになった。画面の向こうの相手は高確率で「おお!可愛い」と笑顔になっているはずだ。なぜ「はず」なのかと言うと俺の視界は犬の後頭部で阻まれているからよく見えない。
定時連絡も含め一日4~5回のアラームが鳴るたびに犬は家のどこにいても駆け寄って来て、そのうち2~3回はこのように割り込んで来るようになった。
犬は散歩が好きである。もちろん運動が嫌いな犬もいるだろうが概ね犬は散歩が好きであり、うちの犬も好きだ。しかし毎日朝晩の散歩をしているうちに気づいたことがある。それは散歩で大事なのは「距離よりルーティン」であることだ。うちの犬の散歩は道路に出て左に曲がり、家のある区画を一周するショートバージョンと、同じく右に曲がって河原まで行くロングバージョンがあるのだが、いずれのコースのときも上機嫌である。まるでパトロールをするかのように「うむ、この電柱は今日もいい匂いだ。この草むらもいい匂いだ。よしここでうんちすることするからちょっと待ってくれ」と言った具合にだ。蛇足だがうんちしてる所をこちらが凝視していると「何見てんだよぉお前はうんちしないのかよぉ」と、上目遣いのとても情けない表情になって面白いからつい凝視してしまう。ちなみにおしっこのときはそうでもない。
そんな日々のルーティンのコースから、たまに飼い主の都合でちょっと寄り道するため違う道に行くと、犬がこっちを見上げる回数が増える。さすがに踏ん張って抵抗まではしないものの「ん?こっちか?どうした?」と何度も見上げてくる。その寄り道が犬とは関係のない飼い主のランダムなルーティンで、やがてその道を覚えたとしてもそれでも犬にとってはそれは「散歩」から「ご主人のお供」に切り替わるのだ。実際寄り道をすると犬はトイレをしない。
いずれの散歩からの帰宅でも犬は家が近づくと引っ張り気味に前に出て、道路から正確に俺の家に入り玄関でばっちゃばっちゃと水を飲む。そうだよな、わかってるんだよな、ここはお前の家だから当たり前だよな。
好きでも嫌いでもないが、他の犬が吠えても「ん?犬が吠えてるぞ?」と言った様子で相手にせず、おとなしくおすわりしている。だが俺のそばにぴったり体を寄せて座ってる所を見ると緊張はしているようだ。ちなみに俺も嫁も緊張している。獣医に来たのは、昨日の夜の散歩で何かを踏んだらしく後ろ足の猫で言う肉球と呼ばれるゴワゴワプニプニした所から血を流していたからだ。帰宅してからすぐにお湯で洗ったし血も止まったが大事を取って獣医に来たわけだ。リモートワークで良かった。
ちなみにここの獣医は患者を呼ぶとき「増田さん」とは呼ばず「増田さん、犬くん」と呼ぶ。そうして呼ばれて診察室に入ると、いかにも動物大好きって顔に書いてある初老の先生と、奥さんだろうか険しい表情の看護師さんがいる。とりあえずライス国務長官をイメージして欲しい。俺が抱きあげて犬を診察台に載せ、ライスが犬の頭の横から肩にかけてなだめるように撫でると犬も落ち着いたようで軽く尻尾を振った。すごいぞライス。
昨日起きたことを説明して、そしてこの犬の出自や、俺たち夫婦が犬をずっと飼いたくて遂に飼い始めたんだけど飼い方がおっかなびっくりになりがちなことまで話すと、先生はまず犬の傷口を診て「傷もふさがってるし綺麗ですね。問題ないと思いますがしばらく無理させないように」と言ってくれた。そして「僕は犬猫にはどんな症状でも必ずやるんで」と触診を始めた。するとライスが青いピッタリした手袋の包みを取り出して先生に渡すと、犬の向きを変えて正面から軽く犬の上半身を抱く押さえる感じで抱きしめた。「はい犬くんお尻を失礼」と手袋をはめた先生がも尻に指を突っ込んだ。ライスの肩越しから見える犬の表情は絶望的になり「おい!ご主人助けて!こいつ俺のお尻を!俺のお尻が!!」と言わんばかりに、暴れたり唸ったりはしなかった分、目だけが鬼気迫る圧力で必死に訴えていた。
最後に犬にあげてはいけない食べ物リストという小さな紙を渡して診察は終わった。やはり初めて飼うことを伝えておいて良かった。このリストを見ると「まあそうだろうな」という品目が並んでいたので、俺が「これに書いてませんが魚の骨とかはいいんですか?鶏の骨はなんかガラスみたいに胃の粘膜を傷つけるとか聞きますが」と言うと「一番怖いのは中毒です。そのリストにあるものを与えると高確率で中毒症状が出ます。あとはあげ過ぎです。それと鶏の骨の成分で内蔵を傷つけるなんてありません」と言う意味の答えを頂いた。嫁が真顔で「ケンタッキーの骨と〇〇の手羽先はあげていいんですね」と俺の家の食生活をつまびらかにするような質問をするとライスが「あそこの手羽先おいしいですよね!」と笑った。ライスもあそこの手羽先を食べるのか。
実は俺たちはそろそろ子供を作ろうと思ってる。いわゆる妊活って奴だ。しかし、すぐにできると思ってたのだが少し時間がかかっている。まだ医者に相談するほど深刻なそれではないものの、嫁がほんの少し不安に思っているようだ。なので俺は嫁を安心させる意味と本心の両方からこう言っている。
十数年前、ジャニーズ事務所の中でかなり異質なグループである関ジャニ∞の、ちょっと変なメンバーを好きになった
所謂“正統派イケメン”ではなかったが、大型犬のように可愛らしく笑う
ファンサマシーンと言われるほどのサービス精神旺盛さも魅力で、ファンからの無茶ぶりにも彼なりに応えてくれる
歌・ダンス・演技・演奏、どれもそこそこに出来ていて、これからの成長を見守るのも楽しかった
新曲が出たら歌割りに一喜一憂して、バラエティーに呼ばれれば、上手に受け答え出来ますように、滑りすぎないように、ちょっとだけでもウケますようにと祈っていたし
コンサートも、舞台も、番協も、エキストラも、楽しい思い出がいっぱいある
彼を見ているだけでイライラしてくるし、アラフォーのアイドルがこれで良いのか?!と叫びたくなってくる
これはもう、末期だ
彼に元気を貰うためにファンになったのに
もう応援しなくて良いんだ、無関心で良いんだ
自分のことが一番信用ならないし、自分のことに精一杯だから、恋愛や結婚のことは考えられないし、当然ながら子供のことも考えられない。そこまでは理解してもらえるのに、同じ理由でペットは飼えない、というとあまり理解してもらえない気がする。
人間だってお互いに何を考えているかわからないのに、言葉を発しない動物なんてもっての他で、ひどく恐ろしいものに思えてならない。
言葉を発しないから自分のそばにおいていても構わないというなら、エゴなのではないかと思ってしまう。命をあまりに軽々しく考えすぎなのではないか。
知人からペットの話や、またペットを飼いたいとか、そういう話を聞くたびに、気持ち悪いなぁと思ってしまう。こちらもこちらで、大人しく「そうだね」とか「かわいいね」と言って黙っていれば良いものを、下手に自分の考えを口に出してしまうものだから、微妙な空気が流れてしまう。
動物は美しいと思う。動物園も水族館も好きだし、ナショナルジオグラフィックも好きだし、BBCの野生動物に関する番組も好きだ。でも飼いたいとは思わない。こちら側と向こう側の間にはアクリル板や金網があるくらいの距離感でいい。その距離以上は近づきたくないので、猫カフェや猫のいる温泉に行こうと誘われた時は、丁重にお断りした。見るのはいいが触りたくはない。
そもそもあまりペットを飼っている人間が好きではないのも影響している。NHKでも民放でもペットとその飼い主についての番組を放送しているが、そういうものが本当に苦手なのだ。赤ちゃん言葉でペットに話しかける飼い主や、人間が映像の上からアテレコを行った映像が苦手だ。あの手の映像をペットを飼っている人間は可愛いと思って見ているのだろうか。
仕事として動物を飼っている人間は素晴らしいと思う。経済動物や実験動物を飼育している方々や、動物園や水族館の職員の方々は尊敬に値する。ただ本当に一般家庭にいるようなペットと、その飼い主が苦手だ。
最近気づいたが、猫を飼っている人間と小さな犬を飼っている人間が最も苦手だ。大型犬はデカいなとは思うが、大きい分だけ飼い主も経済的にも経験値的にもしっかりしているだろうからあまり何も思わない。ただ、猫と小型犬は経済的にクリアするハードルが低く、その分飼い主は「こんなに小さくて可愛い動物が嫌いなんて」みたいな顔をする。結局ペットじゃなくて、ペットを飼っている人間が嫌いだ。それがわかっただけでクソみたいな文を書いてよかった。
タイトル通り。
元々祖父宅で飼ってる猫が保護猫だったこと、ペットショップでの生体販売に抵抗があったこと、生体の額も高いことがあって保護猫を引き取ろうと考えていた。
コロナ禍のため保護猫探しはネットで行ったが条件が想像以上で結局挫折した。その吐き出し。
主に断られた理由は下記の通り。
①猫のお留守番時間が長い(1日7.5時間勤務で通勤や残業を考慮すると平均留守番時間は10時間)
③独身(今後のライフイベントで猫が買えなくなる可能性がある)
④転勤がある
⑤部屋が狭い(1K11畳)
⑥多頭飼い不可だと猫の社会性が育たない(住居の規定で1頭まで、また多頭飼いはもう少し収入を増やしてから行いたい。)
まあ、ここまでであれば多少納得もするのだが、私がクリアしたその他の条件としては下記のようなものがあった。
⑨未就学児がいる場合不可
⑩60代以上不可
ここで気づいてしまったのだが、ここまでの条件を揃えると下記のようになる。
「未就学児のいない50代までの夫婦で、夫婦どちらかの家の滞在時間が長く、転勤の可能性もなく収入も安定してること」
今時のダブルインカムが当たり前の日本でそんな家庭はごく一部だと思うし(これから在宅勤務が増えるかもしれないが)この条件は元から譲渡する気がないのではないかとすら思ってしまった。
もちろんもっと条件の緩いところもあったが、途中から独身は…転勤の可能性は…と断られることもあった。
しかも場合によっては結婚の予定や銀行の残高、勤務先名を聞かれることもあった。
また、猫のためには仕方ないと思うが猫の譲渡の際は性別未定のスタッフが家を訪れるとのことだった。正直女性の一人暮らしでそれは怖い。
結果として、私には合わないシステムだと思ったのでブリーダーさんから譲渡してもらうこととした。
ブリーダーさんにも上記の理由で断られたらどうしようや、上記の理由がある自分は猫を飼うのにも向かないのではと不安になったが、ブリーダーさんは親身に相談に乗ってくれて今度猫に会いに行くことになった。
言い方は悪いが、医療費等のみだけで譲ってもらえる保護猫と、20万程度で譲ってもらうブリーダーさんの猫では虐待されるリスクの高さが違うことは分かるので、保護猫を守るためのシステムとして理解はした。
しかし今回の件で保護猫を飼わない人間には自分のような人もいるんだなと理解した。
【以下追加】
いただいたコメで地域や団体によっても条件が大きく異なることが分かったので、参考までに私の状況を書いときます。
1匹で留守番の時間が長いこと、本来の親離れ時期を考慮し、生後4ヶ月以降、できたら1歳くらいの猫を探していました。
あと私の好みでできたら真っ黒か真っ白な猫。
・野良猫→実家、新居共にほぼ見かけない、見かけてもすぐに逃げてしまう
・動物病院→実家の犬がお世話になっている病院はいなかったらしい
・保健所→私の住んでる地域は保護猫0で代わりに保護団体のリンクが複数貼ってあったので、公共のHPに記載のある団体なら安心かと考え、その中の団体を2つ利用して複数の猫について問い合わせ。結果は書いた通り。
コメから得られた反省点は下記の通り。今後、また保護猫を迎えようとする時は参考にします。
・他の地域の保健所、地域のHP以外の保護団体、猫の里親HPに掲載されている保健所収納猫についても調べるべきだった。
長いこと見てる大型犬のアカウントがあるんだけど、飼い主のおっさんがゴリゴリのネトウヨなのに犬をめちゃくちゃ大事にかわいがって飼ってるんだよ。
たまに平気で韓国人ヘイトをかましたり、コロナのことを未だに武漢ウイルスっつってるくらいガチのやつ。
ど田舎のウッドデッキつきの一軒家に住んでて、夜は中飼いで昼は外飼いなんだけど、昼でも犬が入りたがったら都度入れてやる。犬は運動大嫌いなんだけど知らない場所ならよく歩くらしく、しょっちゅう車に乗せて海か山に連れて行っている。おやつは気使っていいのを選んでるし、かかりつけ獣医師のアドバイスもちゃんと聞く。そもそも犬は元保護犬で、おっさんはこれまでも保護犬ばっかり飼ってきたらしい。
あくまで一般人の普通のインスタで、ただのんべんだらりとした日々が綴られてるだけなんだけど、自分がSNSで見た中では一番理想的な環境で暮らしている犬だと思う。写真は映え要素ゼロ、別に暮らしぶりのアピールもしないおっさんだから行動で愛が伝わってくるというか。ネトウヨなのに。
たまにとはいえヘイトが目に入ると気が滅入るのでフォローはしてない。でも毎日のように検索画面から見に行ってしまう。だってかわいいし…
多分「ネトウヨなのに」っていう前提を敷くこと自体が間違いなんだよな。ネトウヨでも誠実な側面を持った人間はいっぱいいてそれが普通なんだろう。
いや正直理解に苦しむんだけどさ。見る限り、犬はおそらく外見的な理由で捨てられている。別にヘンとかじゃなく普通にかわいいんだけど、規格に満たない子犬を平気で捨てる悪習が残ってる犬種だから。飼い主コミュニティかなんかでマメに情報交換してるっぽいおっさんがそういう背景を知らないとは思えない。生まれ持った属性で差別された犬を大事にしている人が、なぜ生まれ持った属性で人を差別できるのか、まったくわからん。でも指摘されないだけで、みんな多かれ少なかれそういう矛盾を抱えてるもんなのかもしれんと考えたりもする。
明らかに左に寄ってる自分のSNSにはよう書けんけど、犬写真見るのに言い訳する義理もないだろと自分に言い聞かせつつ見ている。
人間の傍にいて頼れるパートナー。その資質を見ても歴史を見ても、犬がナンバーワン(しゃれではない)であることは間違いない。
人類と犬の歴史は古く、猫では逆立ちしてもかなわない。そしてもちろん猫は逆立ちをしない。
そんな犬とのコミュニケーションが、猫「よりも」深いかは置いておくとしても、少なくとも相当程度に複雑であることも、これまた否定しない。人間は犬と共同で、野山で、森林で、河川で、海浜で様々な行動をとってきた。生き抜くために必要な、さまざまなミッションを共にこなしてきたのだ。歴史の中で、犬は人間にとって欠かせないパートナーであり、コミュニケーションの相手であった。そのことに全面的に同意する。だが、そのことは、こと今回の話題においては、明白に二、三のディスアドバンテージとならざるを得ない。それについて説明しよう。
(1)「他者」性の弱さ
犬は人間にとっていつも欠かせぬパートナーであったが、それは、犬が群れを作って生きるという性質を利用したものであった。そして、犬は群れの秩序を上下によって保つ。そのため、人間とのパートナーシップにおいても、犬はそれを「上下関係」として捉えるのである。結果、そこに現れるのは、「命令をする/実行する」とか「叱る/従う」のような、「一定のルールにしたがった意味交換」的コミュニケーションである。特に、中型犬以上のサイズになると必須になる「躾」の実施は、この関係性を加速させる。
これに対して、対人間、対猫のような独立性の高い生き物相手のコミュニケーションにおいては、「命令をした/(しかし)/無視された」とか「叱る/(なぜか)/遊ぶ」のような、コミュニケーションの非対称性が露わになる。必然的に、「相手の行動の意図を推測する」といった、より複雑な思考が求められることになるのだ。これは、犬とのコミュニケーションでは身に付けづらい能力である。コミュニケーションの経験値を上げるためには、やはり猫の方が優れている。
(2)犬の本能を満たすために
犬は探知し、索敵し、探索し、追跡して獲物をしとめるハンターである。これは野外生活に適した性格であり、人間が狩猟採集時代から重宝した、犬のパートナーとしての資質である。その本能を満たすために、散歩などの運動が欠かせない。だがこれは、現代の都会生活、そして、他者とのコミュニケーションに課題を抱える人には、残念ながらあまり適した資質とは言えない。犬と適切にコミュニケーションをとるためには、ただ同居するだけでは不十分なのである。
猫にももちろん運動は必要だ。だが、それは室内で対応できるものだ。木の上に潜み、待ち伏せし、忍び寄って相手をしとめるハンターである猫の方が、現代の都会生活におけるパートナーとしては優れている。
そもそもの到達点を思い出そう。「彼女ができなくて辛い」である。では、もし彼女ができたら、犬はどうするのだ? 「かけがえないパートナー」となってしまった犬は?
できれば一日複数回の散歩に同行し、密な信頼関係とコミュニケーションと何より「共に過ごす時間」を求める存在が犬である。これと彼女を共存させるのはなかなか難しい。彼女が大変犬好きであることを前提としても、おそらく中、大型犬となれば、時間配分において、彼女か犬かを迫られることが大変多くなると想像される。想像してみてほしい。一度や二度ならともなく、彼の家に遊びにいったら毎回犬の散歩に付き合わされる状況を! 彼女との関係を壊さずに犬を飼うことができるのは、彼女とのパートナーシップが進行して首尾よく結婚し、田舎に一軒家を買って子供が生まれてすくすく育ち始めて、そのあと、くらいになるだろう。
対して猫だ。猫はいい。猫は犬ほど時間を奪わないため、大きなトラブルがなければ彼女との共存も不可能ではない。それだけでなく、部屋に猫がいるだけで彼女は(猫好きであろう)部屋に来て、そして、こちらが苦手な会話をしなくても、とりあえず猫と遊んで時間をつぶしてくれる。こちらは猫と彼女を眺めてにこやかに写真を撮ったりしていればそれでいい。楽だ。付き合い始めのきまずい時間も、猫がいるだけで大幅に解消できるため、彼女との末永いパートナーシップを良好にしてくれるだろう。猫は自立し、待機する。猫は、犬ほど人間とのパートナーシップが密でない。だからこそ、彼女ができてからも、猫は共にいられるパートナーなのだ。
(4)最期に…
これは完全に偏見の域だが、彼女に犬をひけらかす男は、どうも男性ホルモン多めのオラついた方々が多い気がする。中、大型犬は原則飼い主にしか心を寄せないので、彼女に対しては警戒心を露わにすることが多い。そういう犬を「おとなしいんだよー」とか笑いながら見せつけ、彼女が内心少し恐怖を覚えてひきつった笑顔を見せたりするのを見てニヤついているような印象がある。どうもDV男臭い。一方、猫好きにはそういう男はいない。そもそも猫自体が、飼い主であるとないとに関わらず勝手に他人を評価するところがあるので、犬をひけらかすように猫をひけらかすのは難しいし、そういうことをしたい人はそもそも猫を飼わない。もちろん、犬好きが全てDV男というわけではない。だがDV男は猫を飼わないというのは声を大にして言いたい。世間にはDV男好きの病んだ女性もいるが、そういう人にモテたいのならともかく、健全な精神をもった一般的な女性を安心させたいのなら、無難に猫をおすすめしておきたい理由の一つがこれである。
いかがだろうか。犬の、人間のパートナーとして「最善」である理由のそれぞれが、今回の場合はむしろディスアドバンテージになってしまうということが、これで犬派のあなたにも理解されたことと思う。彼に勧めるパートナーとしては、やはり猫しかない。猫しかないのだ。
僕は相手にベタ惚れだったんだけど、結局恋人未満止まりでした。
が、人生わからないもので。アラフォーにいたった今になって進展しました。
びっくり。
友人関係はずっと続いてたんですよ。
僕が少し遠くへ転勤した関係で、せいぜい半年に1回ご飯食べに行くくらいですけど。
2か月ほど前に彼女がこっちに遊びにきたとき、お互い飲みすぎてべろんべろんに泥酔しまして。
新幹線も夜行バスも最終を逃して彼女が地元に帰れなくなりました。
しゃーないので、その辺の奇麗めビジホにお泊り。
僕はスーパージェントルなので普段ならシングル二部屋かせめてツインを取るところなんですが
なにぶん自分もべろんべろんなもので。気が付いたらダブルに泊まってました。
とはいえジェントルかつべろべろなので、特にDo itすることもなくぎゅって抱きしめながら普通に寝ました。
そんで先月ですね、今度は僕が向こうにお呼ばれして遊びにいきまして。
お買い物したり、温泉行ってまったりしたり。もちろんお風呂は別浴よ?
今度はべろべろにならない程度に地酒など嗜んだりして。
そうこうするうちに僕の電車の時間が近づいて、帰路につくわけですけど。
またいちゃっとする流れになって。
なんかすっごい遠回しに好きって感じのことを言われるんですよ。
どんだけにぶいの。他の女のとこに行かれるのは嫌。みたいなことも。
え、今更?こっちは何年も前に、苦心の末に諦めをつけたというのに?
でもそれはパートナーになることを断念しただけで、好きでなくなったわけじゃない。
そりゃもうイグニッションですわ。
その日は僕の側も思いのたけを一部ぶちまけて、時間切れ終了。
あれだよ、本気の僕は、重いよ?
おりこうだけど飼い主大好き遠慮なしの大型犬よ?
うまくいかない要素も山盛りだけど。
ともあれ人生って色々あるんだね。
相手のいいところわるいところ
○趣味が合う。マーベルやアニメ、漫画など趣味の話をすると大体話が通じるので驚きつつとても嬉しい。
少女漫画を挙げた時に当たり前のように把握していたのも嬉しかった。
○会話をしてくれる。相槌をちゃんと打ってくれるし、反応を返してくれるし、喋るボリュームのバランスが丁度良いと感じる。
私が知ってて相手が知らない話をスルーしたままにせずちゃんと聞いてくれたりして(私の話をちゃんと聞いてくれてるな)と感じる。
相手が知ってて私が知らない話を私が知らないと言った時に普通に教えてくれる。
○知らない事や会話の中で気になったことをスマホですぐ検索かける。私もそういうタイプなので嬉しい。
人によっては会話の途中でスマホで調べられたりするのを鬱陶しがる人もいるので。
検索結果も自分一人で納得するわけではなく、「これ?」とか「こうらしいよ」とか共有してくれるのが嬉しい。
○お昼ご飯食べることになって、お店よくわからないと言っていたので「何か食べたいものある?」と聞いたら
「何でもいいよ」と言った後に「あ、何でも良いは逆に困るよね!」とすぐに気付いてくれた。何かのハウツー本とか読んでるのかな…
○結婚後は妻にも働いて欲しいと思ってる。私は今の仕事を辞めたとしても正社員で会社員をやっていきたい。
●子供が欲しいと思ってる。私は子供は欲しくない。欲しくない理由を聞かれたので話したら「考え過ぎ」と言われた。
悪阻ある状態で仕事をするのも出産育児で会社を休むのも私なのにそこまで想像力を働かせられない事にモヤモヤした。
○結婚したら夫婦で家事育児をするのは当たり前。と言っていた。知り合いの夫婦で一緒に住み始めたら
夫が家事を一切しないようになったどころか靴下などその辺で脱いだら脱ぎっ放しにするようになった話をしたら
そう言っていたので子供ができたら、と考えたら結構アリなのでは?と思った。
●でも育児休暇はさすがに1か月も取れないけど。と軽く言っていた。あまりにさらっと軽く言われたのでまぁそういうもんかと思った。
●好きなら引越もできるでしょと言われた。元カノが「結婚して相手の人の方に越さないといけないと考えたらやっぱり無理だと思った」
と言っていたらしく、それに対して「普通好きならそこ引っかからないよね。だから多分俺のことそこまで好きじゃなかったんだと思う」
と言っていて、相手の人の家は端っこの方で車が無いと生活できないような場所で、私が今住んでるところから電車だけで
2時間くらいかかる場所なので(車やバスを使うと1時間弱で行けるが片道1,000円以上かかる)そりゃね…と思った。
住んでいる場所がどうとかではなく、相手に仕事があることや相手の都合も妥協案も考えずに「自分の方へ引越してくるのは当たり前」と
考えているのが理解できない。
●結婚に何を求めるかに「仕事で疲れて帰ってきたら妻と子供が家で待っててくれるというのが理想。
嫌な仕事内容でも妻や子供の為に頑張るというモチベーションにしたい」というようなことを言っていた。昭和感強すぎて無理。
だいたい相手にも働き続けて欲しいなら妻は家で待っててはくれない可能性もあるし、子供のお迎えも自分が行かないといけないという可能性も
すっぽ抜けてる。正直、「妻と子供の為に仕事を頑張る」という考え方は家事育児から逃げたい人の常套句に利用されやすいと思ってる。
●大型犬の老後を考えていない。それまで話してきてることからなんだかんだで保守的な考え方っぽいなと思ったけど、そうしたら
大型犬を飼ったら散歩は多分してくれるだろうけど老後寝たきりになった犬の世話はほぼ妻に丸投げになると思う。
15年後なんて私も相手の人もまだまだ働いてる時だし。寝たきりの犬を10時間近く放置することになるかもしれないと考えていないのが怖い。
●年収が低いのに妻側に自分の方に来てほしいと思ってる(妻側はどう考えても転職するしかない)、大型犬も飼いたいし子供も欲しいと考えている
のがちょっと人生設計甘過ぎじゃないかなと思う。私は相手の年収が低くてもありだと思ってるのは子供は欲しくないと思っていたからで。
●結婚に対する考えを私が話したら(多分相手の人には受け入れられない考え方だったんだと思うけど)相槌も打たず、ただ私を凝視しているだけで
もしかしたらこの人は結婚して一緒になってからお金や家庭や将来の事で話し合いをしようとしても話し合いにならないのではと思った。
結構具体的に色々聞かれたので答えてたけど、相手の結婚に対する考え方があまりに私と違い過ぎた。