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はてなキーワード: 受診とは

2020-10-05

anond:20201005020209

そのまま伝えて大丈夫だと思うよ

精神的に参っているので精神科へ行く予定。近場では当日予約が取れなかったので受診日を待ってます

2020-10-04

anond:20201004005357

不注意優勢型ADHDのように見えます

詳細や対処下記ページがまとまっていたのでどうぞ

https://kitatoda-matsumoto.com/注意欠如・多動症ADHD

稀ですが、突然数十秒ボーっとしてそのせいでミスが出るとかであれば

てんかんなどもあるようなので

何にせよ社会生活問題が起こり、本人や周囲に不利益が生じるような状態になっているのであれば受診した方がよい気がします。

2020-10-02

Highly Sensitive People (HSP)

下記はカリフォルニア大学ビアンカアセベド博士研究紹介動画書籍記事(Pod cast)、

興味があればどうぞ

HSP brain studies

https://www.youtube.com/watch?v=qep36Vy_0pE

Did you know that the brain of a highly sensitive person (HSP) works differently?

> The results of fMRI brain studies conducted by Dr. Elaine Aron, Dr. Art Aron, Dr. Bianca Acevedo and their colleagues are quite fascinating.

 

高感度な人(HSP)の脳の働きが違うことを知っていますか?

レインアロン博士アートアロン博士ビアンカアセベド博士らが行ったfMRIによる脳の研究結果は、かなり魅力的です。 

 

 

[Amazon] The Highly Sensitive Brain: Research, Assessment, and Treatment of Sensory Processing Sensitivity 1st Edition

https://www.amazon.com/Highly-Sensitive-Brain-Assessment-Sensitivity/dp/0128182512

 

> The Highly Sensitive Brain is the first handbook to cover the science, measurement, and clinical discussion of sensory processing sensitivity (SPS),

> a trait associated with enhanced responsivity, awareness, depth-of-processing and attunement to the environment and other individuals.

> Grounded in theoretical models of high sensitivity, this volume discusses the assessment of SPS in children and adults,

as well as its health and social outcomes.

> This edition also synthesizes up-to-date research on the biological mechanisms associated with high sensitivity,

> such as its neural and genetic basis. It also discusses clinical issues related to SPS and seemingly-related disorders such as misophonia,

> a hyper-sensitivity to specific sounds. In addition, to practical assessment of SPS embedded throughout this volume is discussion of the biological basis of SPS,

> exploring why this trait exists and persists in humans and other species.

> 

>The Highly Sensitive Brain is a useful handbook and may be of special interest to clinicians, physicians, health-care workers, educators, and researchers.

 

『高感度脳』は、感覚処理感度(SPS)の科学、測定、臨床的考察網羅した初めてのハンドブックです。この巻では、高感度の理論モデルに基づいて、子どもと成人のSPSの評価健康社会的転帰について論じています。また、高感受性の神経基盤や遺伝的基盤など、高感受性に関連する生物学メカニズムに関する最新の研究をまとめています。また、SPSの臨床的な問題点や、特定の音に過敏に反応するミソフォニアなど、一見関連していると思われる疾患についても解説していますさらに、この巻全体に組み込まれたSPSの実用的な評価に加えて、SPSの生物学的基盤についての議論があり、なぜこの形質がヒトや他の種に存在し、持続するのかを探っています

臨床医医師医療従事者、教育者研究者にとって有益ハンドブックです。

 

 

[foreverbreak] Highly Sensitive People How to Tell If You’re an HSP + Shedding Light on This Misunderstood Trait

非常に敏感な人々 あなたHSPであるかどうかを見分ける方法+この誤解されている特性に光を当てる

https://foreverbreak.com/podcast/s1/e5/

 

 

 

まぁ、アセベト博士でなくてもいいけど(TEDかにもあるよ)

 

『高感度であることは障害ではない。遺伝的および生物学的要素を持つ生物学特性
HSPの子供は、自閉症スペクトラム障害共通点があるため誤って診断されることがある』
HPSギフトです』

 

ってなってるね

 

SADの方は個性ではなく治療すべきってことになってる

 

社会不安障害(SAD)の患者さんは治療の機会を逃しています

海外では、SADは一般的理解度が低く、治療の機会を得にくい病気とされています

海外で行われた調査によれば、SADの患者さんの約2/3は病院に行っておらず、

また、病院に行っている場合でも「自分がSADである認識して受診した」患者さんは3%にすぎないという結果となっており、

治療の機会を自ら逃していることがうかがえます

一方、日本では、SADという名称病気の症状については、あまり認知されておらず、

その症状の原因を「自分性格のせい」であると思って、治療を受けていない(病院に行っていない)方が多いようです。

SADは発病すると、他の精神疾患うつ病アルコール中毒パニック障害など)を併発する割合が70%を超えるとも言われていますので、
SADの症状が現れている場合は、それは「性格のせい」ではなく「病気である」と認識して、早めに専門医精神科心療内科)の診断を受けてください。

 

 

社会不安障害(SAD)の治療

SADの治療法には大きく分けて、薬物療法認知行動療法の2つがあります。実際の治療では、この2つの治療法を併用することが多くなっています

 

薬物療法

 最近研究では、SADは脳(セロトニン神経系ドーパミン神経系)の機能障害により発症するのではないかと推測されており、

 現在もその発症原因について、世界中研究が進められています

 海外では、早い時期から薬物による治療研究が盛んに行われており、既にSADの治療薬として承認され、

 患者さんの治療に使われている薬(一般名:パロキセチンなど)もあります

 一方、日本では、SADという病名で国(厚生労働省)に承認されている薬は一つしかなく(一般名:フルボキサミン)、

 患者さんの症状により抗うつ薬抗不安薬なども治療で用いられています

 現在、SADという病名で承認を受けるために進められている治験(国から薬として承認を受けるための臨床試験のことです)もあります

 

認知行動療法

 認知行動療法は薬物療法より歴史が長く、精神療法の中でも重要と考えられている治療法ですが、日本ではあまり知られていません。

 認知行動療法では、エクスポージャーソーシャルスキルトレーニング社会技術訓練)などの方法を用いて、

 実際に恐怖を感じる場面に直面したときに感じる不安感を自分自身コントロールできるようにします。

 薬物療法と違い、副作用が少ないのが利点ですが、患者さん自身もかなり努力しなければなりません。

 そのため、認知行動療法では、問題点を順番に洗い出していき、解決できそうな問題患者さん自身も大きな不安と感じないような小さな問題から

 順番に解決していくという方法がとられます

 

 

社会不安障害(SAD)の診断

SADの診断基準には、米国精神医学会編「精神疾患の(strikethrough: 分類と診断の手引)診断・統計マニュアルDSM-Ⅳ」、

WHO編「精神および行動の障害ICD-10 などいくつかあります

例として、前者の基準をいくつか示してみます

  • よく知らない人と交流する、他人の注目を浴びるといった、1つまたはそれ以上の状況において顕著で持続的な恐怖を感じ、
    自分が恥をかいたり、不安症状を示したりするのではないかと恐れる。
  • 恐れている社会的状況にさらされると、ほぼ必ず不安を生じる。
  • 自分の恐怖が過剰であり、また、不合理であることに気づいている。
  • 予期不安回避行動、苦痛により、社会生活障害される。または、その恐怖のために著しく悩む。

 

18才以下の場合は、罹病期間が6ヶ月以上である

罹患(りかん)期間:症状が出始めてから現在に至るまでの期間のことです。

 

e治験.com

http://e-chiken.com/shikkan/shinryo/sad/

2020-09-30

anond:20200930125007

では無いな

ただ強くなるとかよくわからない根性論は投げ捨てて

自分は過剰に気になってしまうとして生きれば良いと思う

過剰に他人が気になるならまずはSNS断ちでは無いだろうか

 

誰かのサポートによる解決を望むなら認知治療じゃないですかね

 

社会不安障害(SAD)の患者さんは治療の機会を逃しています

海外では、SADは一般的理解度が低く、治療の機会を得にくい病気とされています

海外で行われた調査によれば、SADの患者さんの約2/3は病院に行っておらず、

また、病院に行っている場合でも「自分がSADである認識して受診した」患者さんは3%にすぎないという結果となっており、

治療の機会を自ら逃していることがうかがえます

一方、日本では、SADという名称病気の症状については、あまり認知されておらず、

その症状の原因を「自分性格のせい」であると思って、治療を受けていない(病院に行っていない)方が多いようです。

SADは発病すると、他の精神疾患うつ病アルコール中毒パニック障害など)を併発する割合が70%を超えるとも言われていますので、
SADの症状が現れている場合は、それは「性格のせい」ではなく「病気である」と認識して、早めに専門医精神科心療内科)の診断を受けてください。

 

 

社会不安障害(SAD)の治療

SADの治療法には大きく分けて、薬物療法認知行動療法の2つがあります。実際の治療では、この2つの治療法を併用することが多くなっています

 

薬物療法

 最近研究では、SADは脳(セロトニン神経系ドーパミン神経系)の機能障害により発症するのではないかと推測されており、

 現在もその発症原因について、世界中研究が進められています

 海外では、早い時期から薬物による治療研究が盛んに行われており、既にSADの治療薬として承認され、

 患者さんの治療に使われている薬(一般名:パロキセチンなど)もあります

 一方、日本では、SADという病名で国(厚生労働省)に承認されている薬は一つしかなく(一般名:フルボキサミン)、

 患者さんの症状により抗うつ薬抗不安薬なども治療で用いられています

 現在、SADという病名で承認を受けるために進められている治験(国から薬として承認を受けるための臨床試験のことです)もあります

 

認知行動療法

 認知行動療法は薬物療法より歴史が長く、精神療法の中でも重要と考えられている治療法ですが、日本ではあまり知られていません。

 認知行動療法では、エクスポージャーソーシャルスキルトレーニング社会技術訓練)などの方法を用いて、

 実際に恐怖を感じる場面に直面したときに感じる不安感を自分自身コントロールできるようにします。

 薬物療法と違い、副作用が少ないのが利点ですが、患者さん自身もかなり努力しなければなりません。

 そのため、認知行動療法では、問題点を順番に洗い出していき、解決できそうな問題患者さん自身も大きな不安と感じないような小さな問題から

 順番に解決していくという方法がとられます

 

 

社会不安障害(SAD)の診断

SADの診断基準には、米国精神医学会編「精神疾患の(strikethrough: 分類と診断の手引)診断・統計マニュアルDSM-Ⅳ」、

WHO編「精神および行動の障害ICD-10 などいくつかあります

例として、前者の基準をいくつか示してみます

  • よく知らない人と交流する、他人の注目を浴びるといった、1つまたはそれ以上の状況において顕著で持続的な恐怖を感じ、
    自分が恥をかいたり、不安症状を示したりするのではないかと恐れる。
  • 恐れている社会的状況にさらされると、ほぼ必ず不安を生じる。
  • 自分の恐怖が過剰であり、また、不合理であることに気づいている。
  • 予期不安回避行動、苦痛により、社会生活障害される。または、その恐怖のために著しく悩む。

 

18才以下の場合は、罹病期間が6ヶ月以上である

罹患(りかん)期間:症状が出始めてから現在に至るまでの期間のことです。

 

e治験.com

http://e-chiken.com/shikkan/shinryo/sad/

2020-09-28

婦人科検診行ってきたんだけど痛すぎ

知らなかったんだけど子宮がんって性交渉しなければリスクメチャ低なんだって

恥ずかしながら30超えても経験が無いので、

今日子宮がん検診行った時も検診やめとく?みたいな話になったんだけど

興味本位受診してみたのよ

検診では何かの器具と(触診として)指を局部に突っ込まれたと思うんだけどそれから下腹部がすごく痛い

筋肉痛のような感じ

まあ普段使わないところ使わなかったら多少痛くもなるわな…と思うので、だから痛みのことはいいんだけど

世の女性たちはこれ痛くないんだ…?

ていうか(見たことないけど)男性器ってたぶん指とかよりも長くて太いでしょ

それ入れられても痛くなくてなんなら快感が得られるという話でしょ

マジで…?

すごいな…

私が30超えても経験の無い体の硬い人間から駄目なのか…

2020-09-27

anond:20200927214028

自傷他害の恐れがない限りは無理矢理精神科受診なんてさせられませーんwww

根拠もないのに精神科受診なんてさせてみろ。そっちこそ責任問題だわw

説得?大人しく話聞くかよw

返事はしないわ、変にプライド高いわ、連絡ブッチするわ、何事も判断先延ばしにするんだよw

あーゆーのは

通り魔してたら警察管轄になって楽だったのになw

親戚がよく来てた段階では単なる引きこもりだし、誰にも暴力は振るってない。

ここ数年はなにも相談や苦情が来てないw

責任問題なんねーよw

カリタス学園通り魔でさえ、相談があったのに責任問題になってねーだろw

発狂を止める方法

自分の脳がおかしくなっていく気がして怖い

先生の気を引こうとしていると思われるのが怖くて

病院では普通の人ぶった答えばかり言ってしま

先生は「なぜこいつは受診した?」と怪訝な顔をする

そりゃそうだよなあ

人が嫌がることを分かっていても自分の欲を満たすために止めることができないから困っている

勝手に周囲に期待してそれが叶わないと勝手失望して当たってしま

すごい怖いんだけどこれ進行するのか??

anond:20200927154224

あとからきちんと話し合った方が良いのでは、あなたが全額を負担するのは明らかにおかしい、と思う部分が半分、

自分子供を産むか産まないか自己決定出来る世の中になったのは間違いなく良い事だな、と思う部分が半分

どちらにせよアフターピルはすぐに飲まないと避妊成功率が落ちていくし、すぐに産婦人科受診したのは正解ですね

2020-09-25

anond:20200925063912

元増田はどっかのサイトからコピペしただけだと思う 相談者は精神科系はもう受診してるように読めるけど

 

いつもの雑輸入

あるいは雑創作

2020-09-14

エロマンガ大好きおじさん、睾丸の手術から逃げ出す

9月12日(土)、俺は、全身麻酔下で行われる精索静脈瘤(グレード3)の手術を断ることにした。

精索静脈瘤のことは、男性不妊受診した人なら良く知っていると思う。

精巣の周りの血の流れが滞ることで、玉袋の排熱がうまく機能しなくなり、

精子運動力が弱ってしまうというものだ。ご存じの通り精子は熱に弱い。

精巣のエコーと触診の後、俺はこう告知された。

左:3.6mm。右:拡張が見られる。自覚症状は全くなかった。

完治を望める治療法は外科手術しかない。保険適用自己負担は4万円。

命に係わるリスクなんて全くない、腹腔鏡による低侵襲な手術で、

盲腸切るよりもはるかにイージーだ。ひと眠りする間に治っている。

それで、俺の精子が元気になるなら、しない選択肢は無いと、理性ではそう感じている。

  †

5chとTwitter全身麻酔体験談を読んでいて、本当に気が滅入ってしまった。

過呼吸パニック気味になり、みっともなく妻の前で何度も泣いた。

 「あっという間に落ちる」

 「10数えようとして最後まで数え切らずに落ちた」

 「一瞬で落ちて、次の瞬間ベッドの上に居る」

これを、苦痛の全くない素晴らしい治療と捉えるか、それとも……

俺は、これはとても怖いと感じた。

から無意識というのがどうにも苦手だ。

 手術を受けている間の、無意識下の自分はどこに行ってしまったのか?

 目覚めた後の自分は、本当に、目覚める前の自分と同一なのだろうか?

 突然プツンと意識が途切れるのは一時的遮断ではなく、死そのものでないか

 今ここにいる自分は死に、同じ意識バックアップした他人が目を覚ましているのでは?

考え出すと、脳味噌ショートしそうになる。

 カリフォルニア火事で喪われた木々の本数だとか、

 人間の贅沢の為に毎日費やされる莫大な原油消費量だとか、

 宇宙が出来る前の何も無い世界だとか、

そういった、途方もないもの想像した時と同種の、金玉が縮こまる感覚が、ある

(これは静脈瘤によるものではない)。

手術に対する恐怖心は、弟が大病をしたこともあり、子供の頃から人一倍あって、

手術になったらどうしようと夜一人でベッドで震えて眠れないこともあった。

幸いにして、大怪我一つもせずにこの歳まで生きてきた。

から、この問いに対する結論先延ばしにしていればよかった。

その先送りのツケを、今払わされている。

いまどき、ガン告知だって、もう少しあっけらかんとしているだろう。

いい歳して、そのくらい動揺してしまった。精神的に堪えられそうになかった。

精液検査の結果は悪いものではなかった。運動率は少々低かったが。

自然妊娠不可能なほどの数値ではなかった。

医者も今すぐ手術しろとは、勧めなかった。

放置したところで、ガン化したり、命に別状のある病気でもない。

男性不妊以外では、積極的治療されることは稀という事実存在する。

から、今すぐに手術を受ける必要はない。

言い訳だけはどんどん出てくる。

結局、手術は受けないことに決めた。

  †

手術が怖いと訴える若者存在自体は珍しくもないかもしれない。

俺の場合、まず第一にくるのは無意識への惧れだ。

幼い時から、気を失う、失神することへの恐怖が半端無く強い。

30年余りにわたり肥大し続けた認知の歪みは、ちょっとやそっとで打ち砕けるものじゃない。

そうはいうが、お前は毎日キッチリ5時間寝てるじゃないかといわれるかも知れない。

正直に答えよう。俺は、睡眠を取ることさえ、怖くなってしまうことが、よくある。

実際俺は、イヤホンでASMR音声を聞き続けていないと、不安のために寝落ちすることができない。

から入ってくる音声を頼りに、眠りにつく前の自分と、目覚めた後の自分自意識

ひとつながりになっていることを、毎日自分に言い聞かせ、それで漸く、おっかなびっくり

落ちていくことができるようになったのだ。全身麻酔ではそれができない。

手術室でもASMRを流してくれたら、それも可能かもしれない。

先日は、それすら堪えられなくなった。中間過程――睡眠によって4時間も5時間も、

途絶えてしまった自分意識の屍――を想像してしまい、そのことがとてつもなく、恐ろしく

感じられたのだ。それは、死の時間のものだ。横たわるベッドはさながら棺だ。

自分という存在消滅してしまう恐怖を抱えて、どうして、赤子のように、

無邪気な安心を枕に、眠ることができるだろうか?

最近は、睡眠中1時間おきにアラームを鳴らすことで、これに対処するようにしている。

1時間睡眠ならまだ「こちら」へ戻って来られるという感覚的なものが、自分の中にはある。

3秒ルール」みたいなものだと思ってくれれば、それでいい。

ウトウトたかと思ったタイミングで、アラームが鳴る。現在の時刻をチェックする。

よし1時間は眠れた、次の1時間行くぞ、そしてまた入眠する。

これを繰り返すことで、無意識回避しつつ、朝までの時間をやり過ごす。

論理ではないのだ。

結局自分が納得できるかどうかが、恐怖を乗り越えるのに一番大事だと思わされる。

俺は、無意識下の自分まで、わが制御下に置いておきたいのだ。

全身麻酔ではそれができない。

手術室でも1時間おきに覚醒させてもらえれば、それも可能かもしれない。

(思考実験をしてみたが、30分で完了する手術なら、躊躇なく受けていたと思う)

昏睡への恐怖を訴える患者に対して、麻酔科Webページではこう説明されている。

 今まで麻酔から目覚めなかった患者存在しない。必ず覚醒している。だから大丈夫だ。

真っ当な説明だ、こちとら原理まで散々調べたからそれは承知している。

そう、それでも、絶対安全な「作り物の死」であっても堪えられないのだ。

思い出したが、俺はジェットコースターも楽しめない人間だが、それと同根な気もする。

ビビリの俺は、カリブの海賊からモールステップで難易度を上げていかなければならない。

幸いにして精索静脈瘤には、自費負担にはなるが、日帰り局所麻酔による治療

存在する(ナガオメソッドは良さげだがとても高額で、貯金を溜めておかないと払えそうにないが)。

どうしても自然受精が困難であればこちらも選択肢に入れることにしよう。

こうして俺は、種無し騒動回避した。

  †

一方、全身麻酔の予期不安は、一生付き纏い続ける。

一生のうち一度も手術を受けない幸運人間は稀だろう。

これから20年30年生きていれば、体中にガタがどんどん見つかるはずだ。

大病の経験こそないものの、健康には全く自信は無い。

癌やポリープが、あちこちに出来るだろう。

ドッグを受ければ、脳動脈瘤が必ず1個や2個は見つかるだろう。

祖母心臓が弱かった。心臓カテーテルを挿入しないといけないかもしれない。

そのたびに、泣きわめいて何とか全身麻酔回避する方法を探し求めるのか。

きっと俺みたいな臆病者がガン告知で取り乱し、代替療法にハマった挙句

治るはずのステージをみすみす悪化させて、全身転移の末苦しんで死んだりするのだろう。

いや、それよりも何よりも、人生終焉に待ち構えている大関門――死――、

これに対する対処法をいまだに俺は見いだせてはいない。

死こそ、人知の及ばぬ、理性の制御できない最たる存在ではないか

死ぬのは怖い――――そう、死ぬことも誰よりも怖いのだ。

妻や、まだ見ぬ子と、どれだけ輝かしい日々を送ったとしても、それはいつか終わるのだ。

偽りの喜びでしかないのだ。

俺と、その家族暮らしていた記憶は、いつの日かこの世界から消え去ってしまうのだ。

それに何の意味がある?


そうして、俺は今日も泣きながら仕事をしている。

運よく在宅勤務で顔を見られることもない。

まさに今この時も、数秒後に脳卒中で誰にも気づかれず突然死してしまう妄念が頭から離れない。

大人になれば、こんなくだらない恐怖は薄れていくものと信じていた。それがどうか。成人して以降不安は強まるばかりだ。

 膵臓癌じゃないか

 心筋梗塞じゃないか

 脳腫瘍じゃないか

まだ若いから、と一笑に付してきた最悪の可能性が、日に日に、無視できないほど大きくなっていく。

幼少期から不安感が全く緩和されていないことに、絶望しか感じない。

死の数か月、数日、数時間前、俺は更に激しく動揺し、どれだけの絶望で染められているのだろうか。

どうしてこんなにみっともない人間になってしまったのだろう。

どうして自分のことしか考えられない人間になってしまったのだろう。

誰よりも出産希望していた妻に対して、本当に申し訳が立たない。

それとも、こんなにも死に怯え、生まれてこなければとさえ思っている男が、新たな命の親になろうだなんて、烏滸がましいということなのだろうか?

2020-09-09

anond:20200909041640

前者は同じ病院耳鼻咽喉科受診中。

初回で全身麻酔時に挿管した管による過敏症の一種といわれ処方薬を使用中。

後者は患部の異変発生時に問い合わせたら再診待てといわれ、再診時にも問題ないと言われるが膿んでる様子は悪化して今に至る。

多少膿んでる様子でも傷が乾いていけば問題なくきれいに治ると言われたが、実際良くなっていないので受診の予定。

医療従事からしたら大したことないと軽視されるような状況なのかもしれないし、実際軽傷なのかもしれないが、

説明されるほど良い状態とも思えないわけで、備忘録兼ねてここにメモしている。

心遣いはありがたいです。

ただそういった文言も確かに退院時のレジュメ記載があり、確認した上で問い合わせた結果、放置しろ、よくあることだみたいなことが重なるとつらい気持ちも重なるわけで。

ずっと伝えてるけどおかしいと感じた時にどうしたらいいんだみたいな部分のケアに不信を感じている次第です。

追記:あたりがきつい文になってごめん。

シンプルにしんどいんじゃが????って伝えても今日の当番医はきっと語気を荒げたりするタイプなのでそのあたりもしんどいー!うおー!別の人にしてくれー!ておもってる。しんどい

無職病人日記o日目

腹腔鏡手術からあと数日で1ヶ月になろうかという。

傷の瘡蓋周りから体液が衣類に付着がここ数日。

さきほど瘡蓋がとれ、えぐれた箇所から白い液体とぐずぐずした患部、縫合糸の黒い端が見えていた。

昼の段階で電話問い合わせ。高熱と急激な患部の熱感がない限りは放置と言われ、患部を掻いたりしないよう言われたが寝てる間はどうなるか分からない。

何も対応しようがないということなのか。

医療従事者と一般人とで感覚差が激しいと思う。

退院後の不安を取り除くというようなことが入院間中スケジュール内に記載があったが、不安だらけだった。

担当科目医師特に適当な印象が強いし、当番医はまず話を聞かない。

術後の違和感で別の科目を受診したとき医師がまるっとフォローしてくれた形となり、不信感が強まっている。

たまたま退院後に医療系の動画配信を見ていた。

コミュニケーションの得手不得手は患者医師に双方あれども、確かに話を聞いてもらえなかったという不信感を医師全体に持って、診察に臨んで頑なな対応をとってしまうのはある程度仕方ないのではと感じた。

医師からしたら多数いる患者のひとりでしかなく、患者からしたら自分しかないわけで。

そこにただでさえ不調という状態異常が加わるのだ。

今回当番医については、当初予定していた退院時に歩けない食べられないという不調のなかどうやってでも一度帰宅して具合悪ければもう一回受診しろと言ったのに、

付き添いの家族には『原因が分かるまでは退院させられない』とちぐはぐな説明対応をしたので、なんだこいつという感想が抜けない。(結局、その原因とやらは説明されていない)

腹立たしく、解決しなかったことも含めて整理してまとめたいと考えている。

とりあえず明日は予約外受診の予定。

えぐれた傷には不安しかないし、衣類はずっと汚れるので何かしらの対処を知りたいところ。

2020-09-04

実在児童襲う前にラブドール」と「実在児童襲う前に精神科受診」のどちらが良くてどちらがダメなのか

例の人の漫画の主な争点は「実在児童襲う前にラブドール」のくだりだ

実在児童を襲うことは選択肢にさえ入れるべきではない(反対派)と、欲求を発散して実際被害者が減るんだからいいじゃん(賛成派)の戦いになってる

さて反対派の方も「実在児童襲う前に精神科受診」は言ってる

それに対する賛成派の発言

https://b.hatena.ne.jp/entry/4690875932813737378/comment/genosse

などがある。

私としても医療解決が最善とは思わない。

http://kokoro.squares.net/?p=7763

これでいうコンサータ精神科受診小児性愛矯正することにあたるだろう。

それに比べてラブドールならば自分精神を損なわず犯罪欲求を抑えられるので勝っている。

だが残念ながら高価で保管も大変なので手に入れられる人は限られている。

その点は精神科受診の方が勝っている。

から私は「実在児童襲う前にラブドール」は良くないと思う。

それか精神科医療ラブドールを処方されるようにするか。

2020-09-01

anond:20200901165120

性的指向を変えるのは難しいが、病院に行けば認知療法などで実際に性犯罪を起こす確率はぐんと低くなる。

既に「実在児童に手を出したい」などと考えている人は、いいか病院に行け。

ラブドールを買うよりも根本解決になる。

実在児童に手を出す前に、ぜひ受診を」

無職病人日記m+2日目

午前に受診予定。

相変わらず仰向けで傷が痛い(膝を立てるとやや楽)、化膿、喉の違和感後遺症なのか風邪?なのか)(やや濁った塊の痰あり)(吸入薬で刺激あり、咳若干あり)、右もも裏の痺れを伝える。

臍まわりは押すと痛み、押さなくても時々つれたような痛みあり。

左下時々差し込みあり(手術前の右側と同じ7〜くらいの痛み)。

足を伸ばして寝るとそれによって腹部が引っ張られて痛むことあり。

イブプロフェンは処方薬切れ後、4回。

熱は36.9〜37.1℃。

患部に熱感はいまいち不明。熱っぽいだるさは少しあり。

映画にも行きたいが多分、臀が時間もたない。足付け根の肌荒れ気になる。

2020-08-31

anond:20200831110554

自分はそんなんで救急受診なんてしたことないし

周りでも子供が熱出したくらいで慌てふためいて救急行ったなんて話聞かないわ…

頭悪いんだね。

anond:20200831105547

全員同じ回答って事はそういうマニュアルあるんだろうし(勿論マニュアル作ってるのは小児科専門医の中でも権威ある人たちだ)、

って事は客観的には「救急受診必要はない」んだよ

心配なら行けば?ってのは「医学的に行く必要はないけどお前の心情的に行かなきゃ気が済まないってなら行けば?無駄だけど」って意味だよ

向こうも絶対行くなとは命令出来ないわけだし

anond:20200831105010

日本ほど安い医療費24時間いつでも受診OKなんてやってる国ないけど…

どんだけ医療費税金かけるつもりだよ

anond:20200831104842

コンビニ受診って、「軽症だけど心配から救急受診」じゃなくて

患者自己都合(平日日中仕事休みたくない等)で夜間休日受診」する行為の事だよ

コンビニみたいに病院24時間開いてるものだと思って気軽に夜に来るからコンビニ受診

anond:20200831104755

向こうだって責任あるのに

鼻ほじりながら「大丈夫だと思いますけど、心配なら行っても良いんじゃないっすか?」レベル

しか言われないって事は本当に軽症なんだろうよ

それでも明日仕事休んで行くの嫌だし~な共働き親が救急受診するからパンクするんだけどな

2020-08-30

anond:20200830033424

言及、お気遣いありがとうございます

日曜休診なのですが退院時のレジュメに発赤の場合連絡をとのことなので電話しました。

細菌感染可能性があるので高熱、患部の更なる異常が起きた場合電話して受診

急変でない限りは再診日に受診とのことでした。

普通になれない子ども

子どもを殺したい」の記事に触発されて書きます

わが子は軽度のADHDで、いま高校2年生です。

中学受験をしたころまでは、ちょっと育てにくいところがあるかなあ、程度でした。

ただ、中2の12月ころから学校に行かなくなり、そこそこ名の知れた中高一貫校中学卒業

公立のやや特殊な子を集めた緩い学校に通いはじめます

しかし、そこも今年7月ごろから通わなくなります

緩い学校なので、通わなくても課題を提出すれば卒業可能ですが、現状、先送り中。

ちなみに中2で登校できなくなったときは、朝、起きれないという睡眠障害が主因です。

いろいろ思い当たる節があり、発達障害専門医受診したところ、「軽度のADHDに伴う睡眠障害」という診断が出ました。

特徴としては、とにかく自分のやりたいことしかやらない。意に沿わないことは、何度言っても絶対にやらない。

幼児のころからこの傾向はありましたが、それがどんどん強くなる一方。

から普通に宿題をやるとか、試験勉強をやるとか、そもそも学校に行くとか、片付けをちゃんとするとか、普通のことは一切やらない。

声を荒らげても、殴る寸前までいってもやらない。

私より短気な妻は、何度「死ね」という言葉をぶつけていたことか。

ただ、好きなことは永遠にやり続ける。絵を描く、お風呂に入る、髪を整える、お化粧する、

読書マンガを含む)、ゲーム(実況を見ることを含む)、YouTuber/VTuber鑑賞などなど・・・・・・

ひきこもりではなく、バイトは好きで、朝8時から1週間連続で入ったりする(コンサータを使ったり、使わなかったり)、

今はないけど地下アイドルコンサートマメに足を運び、一緒にチェキを撮る・・・・・・

ちなみに、不登校の時期も、学園祭を手伝いに行ったり、卒業式は出たりしていました。

友達とは連絡を取り続けているし、一緒に遊びに行くし、本人曰く、学校は好きだそうです。よくわからん・・・・・・

とにかく、親のやってほしい普通のことは一切やらない。本人は「大学に行く」と言うけれど、勉強はやらない。

中学受験時には、偏差値60近くあったので、受験的な頭は悪くないと思うけれど、このままでは大学は無理。

そもそも課題を出さないと、高校卒業できない状況です。

実は発達障害先生のところも、病院が怖いという理由で、最初の一回しか行っていません。あとは親がずっと通っています

学校を含め、行きたくないときは起きてきません。ゆすってもウンともスンとも言わない。昔は何時間もゆすり続けたことがあったな・・・・・・

ただ、今では、この子特性として、仕方ないかなと諦めています

無理にやらせることはできないし、逆に力づくで無理にやらせたら、百パーセント虐待になってしまます

夫婦そろって苦しい思い、辛い思いもいっぱいしましたが(現在進行形)、子どもは好きだし可愛いところも多々ある。

本人も家は好きだと言います

今でもたまに怒ってしまうことはあるけれど(人間から)、この特殊な子と、できるだけ楽しく前向きに暮らしていくしかないのかなと。

両親がいなくなったあとは心配だけどね。

2020-08-28

自死について

Twitter でほのめかして周囲に止められた人もいれば、同じようにTwitter でほのめかしDMで連絡を取り合って完遂した人もいる。前者は適切な介入があって阻止?予防?対処?できた事例で、後者は「社会的フォローもっとあるべきだった」と総括されていたように思う。

希死念慮と言ってしまうと(精神的な病的状態に伴う)という枕詞が付く印象があるので使いにくい。病的状態に伴わない、いわゆる死の願望・渇望というもの治療対処するべきものなのだろうか。以前にNHKでやっていた海外安楽死をうけた女性精神科を受診し、その「希死念慮」を治療すべきだったのだろうか。

仮に「正常な判断能力を保ちながら熟慮した結果で死を望む」場合も、それを阻止する方向で介入しないといけないのか。

例えば「それでもあなたに生きて欲しい」と訴える家族は、「私の行動を操作したがる毒親」とどう違うのか。

日本では同調圧力が強いか安楽死はふさわしくない」のは全くその通りだと思う。

2020-08-27

子宮頸がん検診で引っかかった後の話

タイトル通りの話。

最近Twitter生理痛とか低用量ピルアフターピルの話をよく見かけるようになった。

体感では10年前よりもそういう女性の体についての話がインターネットでもしやすくなっていると思う。

ただ婦人科検診の話に関してだけ言えば、引っかかった人の具体的な話があまり見つからない(ような気がする)。

例えば引っかかったので精密検査をしたらこういう状態でした〜とは書いても、具体的にどんな検査だったのかはぼかされてることが多い(ような気がする)。

もちろん書いてくれている人もいるけど、せっかく受けたのだから備忘録も兼ねて自分でも書いておこうと思う。

ちなみにインターネットとか書籍で得た知識で書いている部分もあるので、医学的にこれは間違っていることがあったら消すので教えてください。

職場で受けた婦人科検診

うちの職場では毎年婦人科検診が受けられる。

昨年秋頃に受けた検診で、子宮頸がんの結果が“asc-us”と出てしまった。

これは“意義不明な異型扁平上皮細胞”という意味で、がん化する前に細胞に起きる異常があるようにも見えるけど炎症とかで起きてるだけかも?というグレーな状態

子宮頸がんは完全にがん化する前に異形成という状態を起こすので、それを見つけて早期に対応出来るように検診を定期的に受けようと言われている。

まり、その異形成が起きてる可能性があるかも?という結果だった。

ここで受けた検査内容は重要じゃないので(精密検査の話がしたい)ざっくり言うと、綿棒みたいなやつで子宮入口あたりをシャシャシャと拭われるやつ。

大して痛くないし私は血が出たこともない、痛みも病院出る頃にはおさまってた程度。

で、届いた検査結果には3ヶ月後に精密検査を受けるよう書かれていたので、冬になってから近所の婦人科受診した。

そこでHPV検査を受けることになった。

HPV(ヒトパピローマウイルス)は子宮頸がんを引き起こす可能性があるウイルスで、性交渉によってうつったりうつされたりする。

ちなみに子宮頸がんだけじゃなくて、男性の陰茎がんや肛門がん、咽頭がんの原因にもなるので女性だけの問題ではない。

この“うつる”って言い方がいまだに子宮頸がん性病みたいに言う人がいる原因だと思うけど、一度でもセックスしたことがあれば誰でも持ってる可能性はあるものだし、自己免疫勝手に消えることがほとんどらしい。

ただし、免疫で消えずに感染し続けると、異形成引き起こして数年〜十数年かけて子宮頸がんに変化してしまう。(もっと進行がはやい人もいる)

で、HPVは型が百何種類もあって、そのうち子宮頸がんになりやすい型のグループハイリスク型と呼んでいて、HPV検査ハイリスク型に感染していないかどうかを調べる検査

ここでした検査は、また綿棒みたいなやつで子宮入口を拭われるだけ。

でも何故か検診の時より痛くて、次の日まで軽い生理痛みたいな痛みが続いた。

多分HPVは奥の方にいることも多い(らしい)から念入りに採取たからだと思う。

検診をシャシャシャだとしたら、こっちはシャシャ…シャシャシャシャシャシャ!!!って感じで削ってる!?って思った。

2週間後、結果が出た。

私はHPVハイリスク型のうち、最も進行しやすい16型が陽性だった。

紹介状を書いてもらって大学病院受診することになった。

大学病院での精密検査

次の検査組織診といって、文字通り子宮組織を切除して状態を調べるものだった。

受ける前にネットで見た情報では、痛みはあるし出血もするし倒れる人もいるし等々…当日はものすごく緊張していた。

まず、普通に内診台(歯医者椅子みたいで勝手に足が広がるよう動くやつ)に座って金属器具?で膣を開かれる。

ここまでは毎年の婦人科検診と一緒なんだけど、そのあと顕微鏡みたいなやつで異変がないか子宮口を観察される。

その時異変が見えやすくなるように液体を塗るんだけど、後で調べたらお酢らしい。

食用じゃないにしても、お酢をあそこに塗られたのがちょっと面白かった。

男性で言ったら、尿道の奥にお酢塗られるようなものかもしれない。

で、その観察が終わると次はついに組織診。

具体的に言うとお酢で出た異変の箇所(子宮口の周辺)を直接切り取っていく。

膣の中って基本的に鈍感らしいんだけど、子宮をつままれてる感覚はあって(その時点でHPV検査より痛い)、切られる痛みももちろんあった。

情報ではパチン!パチン!って一瞬鋭い痛みがあるようだったけど、私は骨付きカルビをハサミで切っていくあの感覚だった。

パチン!じゃなくて、ザ…………クッって感じ。

でも声が出るほどではなかったので、結果3箇所切ったんだけど無事耐えることが出来た。

肉を切り取ったのでもちろん出血はして、止血のために白い粉を塗ります、と言われて謎の粉を塗られた。

傷口を触られているのでこれも痛い。

その後はガーゼを膣に詰め込まれて終わり。

全部でだいたい15分ほど、支払いは保険適用で約9000円。

ちなみに痛みは先生の腕が良かったのか、2時間もしないうちに感じなくなっていた。

貧血にもならず、友達と遊んで結構距離を歩いたけどガーゼのことも忘れるくらい無痛だった。

次の日、股からはみ出したガーゼを引っ張って取り出していくと、50cmくらい入っていた。

国旗手品みたいだなと思ったが、30cmくらいは真っ赤に染まっていたので長過ぎる訳ではないと思う。

先生によってはガーゼじゃなくてタンポンみたいな物をいれることもあるらしい。

2週間後、結果を聞いたら軽度異形成とのことだった。

形成にも軽度→中等度→高度と順番があり、軽度異形成自然治癒することもかなり多い段階なので、これからも定期検査を欠かさずに経過観察しましょう、ということになった。

ということで、特にオチもなく終わる。

婦人科サイトでは痛いのを強調すると怖がられると思っているのか、「痛みを感じる方もいます」とかぼかして書いているけど、実際普通に痛い。

痛みに弱い人が失神するのもわからなくはない。

でも、放置してがんになってしまうよりは絶対失神してでも受けた方がいいと思う。

少なくとも私は自分状態がはっきりわかって安心した。

子宮頸がんは30代〜40代くらいでかかるイメージがあったけど、私は診断された時25歳だったので、どんな年齢でも積極的に受けてほしいと思う。

ちなみに、男性検査のことを話したら、「俺だったらチンの一部を切り取られるってことでしょ?受けられないなぁ〜」と言っていたが、男性の陰茎がんとかはどう検査するんだろう。

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