2020-10-02

Highly Sensitive People (HSP)

下記はカリフォルニア大学ビアンカアセベド博士研究紹介動画書籍記事(Pod cast)、

興味があればどうぞ

HSP brain studies

https://www.youtube.com/watch?v=qep36Vy_0pE

Did you know that the brain of a highly sensitive person (HSP) works differently?

> The results of fMRI brain studies conducted by Dr. Elaine Aron, Dr. Art Aron, Dr. Bianca Acevedo and their colleagues are quite fascinating.

 

高感度な人(HSP)の脳の働きが違うことを知っていますか?

レインアロン博士アートアロン博士ビアンカアセベド博士らが行ったfMRIによる脳の研究結果は、かなり魅力的です。 

 

 

[Amazon] The Highly Sensitive Brain: Research, Assessment, and Treatment of Sensory Processing Sensitivity 1st Edition

https://www.amazon.com/Highly-Sensitive-Brain-Assessment-Sensitivity/dp/0128182512

 

> The Highly Sensitive Brain is the first handbook to cover the science, measurement, and clinical discussion of sensory processing sensitivity (SPS),

> a trait associated with enhanced responsivity, awareness, depth-of-processing and attunement to the environment and other individuals.

> Grounded in theoretical models of high sensitivity, this volume discusses the assessment of SPS in children and adults,

as well as its health and social outcomes.

> This edition also synthesizes up-to-date research on the biological mechanisms associated with high sensitivity,

> such as its neural and genetic basis. It also discusses clinical issues related to SPS and seemingly-related disorders such as misophonia,

> a hyper-sensitivity to specific sounds. In addition, to practical assessment of SPS embedded throughout this volume is discussion of the biological basis of SPS,

> exploring why this trait exists and persists in humans and other species.

> 

>The Highly Sensitive Brain is a useful handbook and may be of special interest to clinicians, physicians, health-care workers, educators, and researchers.

 

『高感度脳』は、感覚処理感度(SPS)の科学、測定、臨床的考察網羅した初めてのハンドブックです。この巻では、高感度の理論モデルに基づいて、子どもと成人のSPSの評価健康社会的転帰について論じています。また、高感受性の神経基盤や遺伝的基盤など、高感受性に関連する生物学メカニズムに関する最新の研究をまとめています。また、SPSの臨床的な問題点や、特定の音に過敏に反応するミソフォニアなど、一見関連していると思われる疾患についても解説していますさらに、この巻全体に組み込まれたSPSの実用的な評価に加えて、SPSの生物学的基盤についての議論があり、なぜこの形質がヒトや他の種に存在し、持続するのかを探っています

臨床医医師医療従事者、教育者研究者にとって有益ハンドブックです。

 

 

[foreverbreak] Highly Sensitive People How to Tell If You’re an HSP + Shedding Light on This Misunderstood Trait

非常に敏感な人々 あなたHSPであるかどうかを見分ける方法+この誤解されている特性に光を当てる

https://foreverbreak.com/podcast/s1/e5/

 

 

 

まぁ、アセベト博士でなくてもいいけど(TEDかにもあるよ)

 

『高感度であることは障害ではない。遺伝的および生物学的要素を持つ生物学特性
HSPの子供は、自閉症スペクトラム障害共通点があるため誤って診断されることがある』
HPSギフトです』

 

ってなってるね

 

SADの方は個性ではなく治療すべきってことになってる

 

社会不安障害(SAD)の患者さんは治療の機会を逃しています

海外では、SADは一般的理解度が低く、治療の機会を得にくい病気とされています

海外で行われた調査によれば、SADの患者さんの約2/3は病院に行っておらず、

また、病院に行っている場合でも「自分がSADである認識して受診した」患者さんは3%にすぎないという結果となっており、

治療の機会を自ら逃していることがうかがえます

一方、日本では、SADという名称病気の症状については、あまり認知されておらず、

その症状の原因を「自分性格のせい」であると思って、治療を受けていない(病院に行っていない)方が多いようです。

SADは発病すると、他の精神疾患うつ病アルコール中毒パニック障害など)を併発する割合が70%を超えるとも言われていますので、
SADの症状が現れている場合は、それは「性格のせい」ではなく「病気である」と認識して、早めに専門医精神科心療内科)の診断を受けてください。

 

 

社会不安障害(SAD)の治療

SADの治療法には大きく分けて、薬物療法認知行動療法の2つがあります。実際の治療では、この2つの治療法を併用することが多くなっています

 

薬物療法

 最近研究では、SADは脳(セロトニン神経系ドーパミン神経系)の機能障害により発症するのではないかと推測されており、

 現在もその発症原因について、世界中研究が進められています

 海外では、早い時期から薬物による治療研究が盛んに行われており、既にSADの治療薬として承認され、

 患者さんの治療に使われている薬(一般名:パロキセチンなど)もあります

 一方、日本では、SADという病名で国(厚生労働省)に承認されている薬は一つしかなく(一般名:フルボキサミン)、

 患者さんの症状により抗うつ薬抗不安薬なども治療で用いられています

 現在、SADという病名で承認を受けるために進められている治験(国から薬として承認を受けるための臨床試験のことです)もあります

 

認知行動療法

 認知行動療法は薬物療法より歴史が長く、精神療法の中でも重要と考えられている治療法ですが、日本ではあまり知られていません。

 認知行動療法では、エクスポージャーソーシャルスキルトレーニング社会技術訓練)などの方法を用いて、

 実際に恐怖を感じる場面に直面したときに感じる不安感を自分自身コントロールできるようにします。

 薬物療法と違い、副作用が少ないのが利点ですが、患者さん自身もかなり努力しなければなりません。

 そのため、認知行動療法では、問題点を順番に洗い出していき、解決できそうな問題患者さん自身も大きな不安と感じないような小さな問題から

 順番に解決していくという方法がとられます

 

 

社会不安障害(SAD)の診断

SADの診断基準には、米国精神医学会編「精神疾患の(strikethrough: 分類と診断の手引)診断・統計マニュアルDSM-Ⅳ」、

WHO編「精神および行動の障害ICD-10 などいくつかあります

例として、前者の基準をいくつか示してみます

  • よく知らない人と交流する、他人の注目を浴びるといった、1つまたはそれ以上の状況において顕著で持続的な恐怖を感じ、
    自分が恥をかいたり、不安症状を示したりするのではないかと恐れる。
  • 恐れている社会的状況にさらされると、ほぼ必ず不安を生じる。
  • 自分の恐怖が過剰であり、また、不合理であることに気づいている。
  • 予期不安回避行動、苦痛により、社会生活障害される。または、その恐怖のために著しく悩む。

 

18才以下の場合は、罹病期間が6ヶ月以上である

罹患(りかん)期間:症状が出始めてから現在に至るまでの期間のことです。

 

e治験.com

http://e-chiken.com/shikkan/shinryo/sad/

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