2022-07-16

藤井竜王は弱く見える

先日の王位戦第2局、対豊島九段戦典型的だけど。

なんでわざわざ端歩攻めをするわけ? 相手の香が成って来て、こっちの飛車が危なくなるやん。あーあー、飛車が取られた、なにしとんねん。

みたいなことが藤井竜王将棋対局では多い。特に多い。

絶対強者の戦いって言ったら、オルフェーヴルラストランの有馬記念みたいに、8馬身差で圧勝!みたいなのを期待するやん。

でもそんな戦い、1局もないからね。ハナ差で逃げ切った、みたいなのばかり。

飛車とかさ、詰み筋が見えているんならともかく、まだ中盤くらいで普通、切れないよ。

藤井竜王も駒損駒得を意識していないわけじゃないだろうけど、それよりも全体の布陣が「いい形」になること、手得を重視している感じ。

僅差であろうがギリギリであろうが、将棋は the winner takes allゲームなので、肉を切らせて骨を断つ、でも勝ちは勝ち。

藤井竜王将棋はそんなのばかりなので、安心して見られたことなんて一度もない。


藤井竜王特に極端だけど、棋士トップ層の戦いはだいたいそんな感じ。解説がつかないと意図がまったく分からない。

と書いている私はアマチュア四段なので、一般人としては結構強い方で、女流棋士の〇級よりは強い程度の棋力。

から、見ていて楽しいのは実は女流棋士戦だったりする。分かるから相手の成香が迫って来たら、飛車がきちんと逃げてくれるから。そりゃまそうよね、と言う指し手を指してくれる。

  • いったい何が起こったのか 達人の闘いは難しすぎるーーーーーッッ

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