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競馬界席巻の北島三郎vs大魔神・佐々木 対象的な馬主哲学 (NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース
競馬を知らない人がこの記事を読めば「愛ゆえに成功した北島と金に飽かして勝つ佐々木」というふうに勘違いするのではないか。
しかし競馬好きには佐々木主浩のハルーワスウィート愛は有名である。
水:将来的に、ご自分が持っていた馬の子供を持ちたいという願望はありますか。
佐:それはあります。僕は尻尾のないハルーワスウィートという馬が現役時代から大好きでして、あの馬の子供は全部ほしいんです。吉田勝己さんが『こんだけ好かれたらしょうがない。佐々木君のもんだ』と諦めているくらいに。なので、その子供もずっと持ち続けていきたいですよ。
(ちなみにこのインタビューはヴィルシーナでGI初勝利を挙げる前のものである)
佐々木の持ち馬で最も賞金を稼いでいる三頭、ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロスは、全てこのハルーワスウィートの子供である。
記事では「勝てる良血馬を数多く購入している」とあるが、所有馬リストを見ても年に一頭か二頭しか買っていないし、
その内訳もハルーワスウィートの子供であったり、かつての持ち馬であるグレイスファミリーの子供であったりしている。
佐々木の成功は、馬に対するこだわりや愛情が報われたものであると言っても過言ではあるまい。
馬主 佐々木主浩 の競走馬検索結果|競馬データベース - netkeiba.com
そもそも良血馬を買っても成功できるわけではないのが競馬の難しさである。
「勝利は金で買える」と言わんばかりのこの書きぶりでは、何十億も散財してつい最近までGIを勝てなかった某馬主にも失礼であろう。
1998年から2017年までのデータをもとにした世代別GI勝利数まとめ。
2000年にジャパンカップダート(チャンピオンズカップ)、2006年にヴィクトリアマイル、2017年に大阪杯が追加。
牡馬ではゴールドシップ、牝馬ではジェンティルドンナの二枚看板。
同一レースの連覇が多かったことも特徴で、平均でも1頭あたり2勝以上している計算。
あらゆる面で最強世代と呼ぶに相応しい。
ウオッカとダイワスカーレットの2頭の女傑が鎬を削り、オルフェーヴルの兄・ドリームジャーニーが活躍を見せた。
ただしその3頭以外が小粒だったことが2009世代に遅れを取った要因か。
中距離で圧倒的な強さを見せたシンボリクリスエスを中心に、ヒシミラクルやデュランダルなど個性派が揃う。
オールドファンから最強世代と評される1995年生まれは、意外にも勝数はそこまで多くない。
一方で、勝数が少ないのは2005、2000、1997あたり。
こうして見ると、明らかに強い世代の「次の世代」が割りを食っている。
2010世代も、勝数は平年並みだが平均が低く、一般に弱い世代と言われることが多い。
面白いのは、強い世代の「前の世代」は、むしろ勝数が多めに出ているところだ。
弱い世代を踏み台にして、その上の世代が荒稼ぎしている、と言えるかもしれない。
関連:最強世代はどれだ!?
連対69/130=53%(2着までに入った率)
複勝88/130=68%(3着までに入った率)