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2022-05-04

スガキヤラーメンの思い出

あれは俺がまだ小学生の頃だから1980年代だと思う。埼玉県南部とある国鉄高崎線駅前に、大きなショッピングモールが完成した。

それ以前から駅前には「西友」とか「キンカ堂」といった「スーパー以上デパート未満」な存在があったが、駅の反対側の再開発で生まれたそのショッピングモールは、より大きく都会的で垢抜けた商業施設だった。

小学生だった俺は親にもらった小遣いを握りしめ、悪友と一緒に胸を高鳴らせ瞳を輝かせ新装開店ショッピングモール突撃した。

西友キンカ堂よりもはるか現代的で清潔感あふれる店内に俺たちクソガキは驚嘆した。新しい時代感性がどんどん押し寄せてくる、バブル崩壊以前の日本猪突猛進空気を全身で感じた。

店内をあちこち見物した後、俺たちはフードコートへ行った。そして俺はこの時こそ親にもらった小遣いを使うべきだと判断し、フードコートラーメンを食うことにしたのだ。

一体どんなラーメンが食えるのか?このような進歩的未来的な施設で供されるラーメンは、来るべき21世紀未来社会を感じさせるようなすごいラーメンに違いない!と期待に胸は高まった。そのフードコートラーメンを出しているのはスガキヤであった。

果たして提供された「ラーメン」は、見た目からして異様なものであった。スープは何故か白濁しており、また見たことの無い奇妙なスプーンが添えられていた。関東地方で単に「ラーメン」といった場合は、醤油ラーメンを指す。これは今も昔も変わらない。2022年ともなった現在では、関東地方住民の間でも全国各地にざまざまな種類のラーメンがあることは知られている。しかし当時1980年代において、このスガキヤラーメン関東地方に住む小学生の私には全く「ラーメン」とは呼び得ない得体の知れない代物であった。

買ったからには食べなければ勿体ない。勇気を出して一口食してみた。

何だこれは?

不味くはないが、美味しくもない。それ以上に、これは「ラーメン」ではない!

せっかくお金を払って「ラーメン」を注文したのに、ラーメンではない何かを食わされるなんて…俺はただただ悲しかった。

その後スガキヤ撤退し、フードコート普通醤油ラーメンを出すようになった。

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

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声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

2022-04-14

変化に対応できない人たち

レコードからCDへ、さらには配信形態が変わるたびに

何とか今の旧態依然の現状を肯定するメリットを出そうとするけど

自分がとどまるのはともかく、周りの変化は止められないよ?


配信以外にも、電子書籍しかり、完全無線ヘッドフォンしか

問題は移行を妨げようとする行動


サンプル)

> 改訂した時、電子書籍自動で最新版ダウンロードされてしまうので、改訂のものが二度と参照できなくなるのが問題

必要があるから改訂してんのよ、改訂前が読みたいのは読者の勝手理屈問題になんかならない。

そんなことより新装版とか電書でも出てるけどどんな整理?

2022-02-25

女性向けの漫画セクハラ肯定的に書かれるのが理解できない

のだめカンタービレ新装版でのだめセクハラを受けるシーンがマイルドに変更されたそうで、それ自体時代に合わせて変えたんですね。って感じで別に良いんだけど

そもそもなんで女性が書いて主に女性が読むであろう漫画あんな激しいセクハラ批判的な文脈でなくギャグとして描かれてるのかが理解できない。

男性向けの漫画ラッキースケベ的な描写があるのはまあ需要あるよね、ってわかる。あかんけど。

七つの大罪とかキッツいよね。はてぶでも叩かれてた記憶があるけど

普段女性向けの漫画は読まないんだけどのだめちはやふるだけは超大ヒット作ということで読んで大変面白かったんだけど、そういえばちはやふるもなかなかアレなセクハラ描写がでてきたよねたしか

あれも、なんかギャグとして処理されてたけど

あいうのって女性はどんな感情で読んでるんだろう

2022-02-24

https://news.yahoo.co.jp/articles/465aa8bc12bb68ea57f0d33e34ad707755734060

のだめ新装版ではシュトレーゼマン主人公の胸に触る描写が変更されているらしいけれど、

これって本当に良いことなの?

個人的には賞賛どころかその反対で卑怯行為しか思えないんだけど。

一度世に出た作品を後から修正し、まるで最初からそうだったかのように出版するって歴史修正じゃないか

当時描かれたものは当時の社会規範が反映されているだろうしそれは後の世で歴史研究する資料になったりもするだろうに後から変えるのってどうかと思う。

本当に意識を「アップデート」したのだとしたらそれは過去を都合良く修正するんじゃなくて新作に生かすべきじゃない?

作者さんは新作も描いてるみたいだけどそっちはいまいちで過去の栄光に頼るしかいからこうやって話題さらおうとするの?

まあ、のだめ新装版の改変を賞賛するってだけならまだいいんだけど

それをやってる人達って大体がポケモンの昔の歌詞で「スカートの中」って言ってたのはスカートめくりの肯定新しい歌詞では「スカートの中」が削除されている事から明白だ!

って言って、いつまでも責め続けているし。

一度間違えたらその後改めてもけして許される事なくいつまでも責める続けるべきって発想を披露してるんだよね。

で、その理屈で言うならのだめの方も一度間違った描写をしたんだから未来永劫責め続けないとおかしいんだけど

自分達好みの作品に対してはえらいダブスタぶりを発揮して無条件で全肯定するよね。

2022-02-23

そろそろ萌え絵が表紙・挿絵新装版「指輪物語」とか「ホビットの冒険」が出てきてもおかしくない頃だよな。

10年くらい前から思ってんだけど、いっこうに出版される気配がないのは流石に誰か止めるやつがいるってことかなのかな。

2021-12-20

[]12月20日

ご飯

朝:なし。昼:ステーキ。夜:弁当

お菓子禁止継続中。

調子

むきゅーはややー。お仕事は…… 怒りのあまり暴れそうになるぐらい腹立たしかった。

必死我慢した。

僕はこうなんというか、被害者意識が強いところがあって、ついつい「自分が先に攻撃された」と思いがちなので、今回も客観的に見たときどうなのかはわかんない。

けど、僕の中の理屈では先に攻撃された感がすごくあってシンドイ。

ワールドリッパー

色々と新加入キャラ新装備が増えてきたので編成を全般的見直してた。

こうして整理すると、恒常ボス武器、絆武器勲章武器、ハニワ武器、アビ獣武器などなど、武器も増えてきたなあ。

グラブルの「マグナシリーズ」みたいな感じで、ゲーム内でもシリーズの括りで絞り込みしたいなあ。

2021-12-06

[]12月5日

ご飯

朝:なし。昼:グリーンサラダたまねぎズッパミニフィセル、香味チキンミラノ風ドリア。夜:タコライス唐揚げ長野りんご

お菓子禁止継続中。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

ワールドリッパー

ワールドリッパー2周年記念となるイベントストーリー「歩め、闇の夢人達よ」を読んだので感想を書くぜ。

率直に最高だった。

まず目を引くのが登場人物の多さ。メインストリーは勿論、今までのイベントストーリーのメインキャラがネイトまで、更にガチャキャラたちも何人かと、めちゃめちゃ多くのキャラが登場するのがよき。

大海遺産」や「願え、光の継人達よ」もキャラの登場は多かったけど、割と「ガチャキャラの紹介」の側面が大きくて、色々なキャラストーリー的な魅力や進歩みたいなところは薄かったかと思う。

勿論、これは良い悪いじゃなく、それらではガチャキャラの魅力的な戦闘シーンアニメが格好良くてそれはそれで楽しかった。

ところが今回のシナリオでは、絵を描くことに前向きになったクグイ、創造の力を使いこなすリカヒーローとして働くネイトなど、先を感じさせてくれる展開が多くあって、今までワーフリを好きでよかったと思わせられた。

次に、それら数多くのキャラ達が力を貸す、今回の主役クエットちゃんの魅力的さが良かった。

キャラ造形的には捻りのない「巨大な力を持ったナニカの残滓友達になった無垢少女」と言ってしまえば、まあテンプレ的ななのは確かなんだけど、テンプレ的だからこそ、色売りなキャラが助けようとするのに理屈が要らず、話の展開がスムーズでよかった。

それとなんといっても、今回の裏主役ポジションであろうマリーナもよかった。

アルクと同じ新宿出身であることから狭間世界関係者クエットとの絡みが気になる…… みたいな考察勢の頭をはたいて、海賊らしい豪快で痛快なセリフや行動でシナリオを引っ張ってくれて非常に楽しかった。

海賊ならぬ空賊になっての襲撃シーン、悩むクエットを力押しながらの勇気付けるシーン、新装備で空中戦をこなすシーンと、どのシーンもアニメーション、セリフともに気合ばちばちに入ってて読んでて見てて最高だった。

そして最後最後に満を辞しての登場となるワールドリッパー界一のチートキャラ狭間魔女ベルティア。

ここは次回以降への伏線となるのだろうけど、どうやら彼女ワールドリッパー女子らしく、強烈な矢印が向いているようで、今後が気になる。

そんな感じで、ワールドリッパー過去となる今までのキャラ達の成長、未来となる上位者や星詠み達との戦いへの伏線、そして何より今この瞬間、今回のイベントストーリーが熱くて泣けてアニメが格好良くて、最高だった。

やっぱワールドリッパーストーリーなんすよ! 最高だぜ!!!

2021-10-03

(2箱目)2000年代前半のラノベ実家で見つけたかコメントする

https://anond.hatelabo.jp/20211003032638

の続き。

実家の片づけをしていると母親から「この変なのもあんたのでしょ」と言われ、もう数冊ラノベが出てきたのでこれも浅くコメントする。

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Dクラッカーズ

ドラッグをいっぱい飲んでスタンドみたいなの(悪魔)を出して戦う話。

あれ、こんな今風な絵だったっけ・・・?と思ったら数年後に新装版が出てた。

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■デュララ

今や言わずと知れた池袋舞台青春(?)群像劇

それまで池袋ドラマIWGPニュース流れるカラーギャングの影響も相まって

「暗くて怖い街」のイメージが強かったけど、これを読んで初めて行ってみたくなった。

あと当時はチャットで知らない人と待ち合せてだべるのが立派な趣味(立派ではないか

だったので、デュララチャットリリースされた時は震えた思い出。

ちなみに後年アニメ化して、飲み会の場で今時オシャレオタクみたいな女子

「デュラララにはまってます~」と言うので、酔っていた俺は思わず

「中坊の時から初版で読んでた!」とワシが育てた感を出して引かれた。

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■バウワウ

デュラララと世界観を同じくしていたような気がする作品

内容がうまく思い出せない。

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半分の月がのぼる空

病院舞台恋愛もの

実写化もされて思った以上に有名になっていって驚いた。

後に三重かどっかで起きた少女殺害事件に関連付けられる形で

ニュースに出ていてなんともいえない気持ちになった。

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かしまし ガール・ミーツ・ガール

これはアニメ原作かもしれない。

主人公女子になって女子だけの三角関係が生まれるほんわかストーリー

アニメ版の声優がすごい豪華。

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ゼロの使い魔

今朝私の母親が「この変なの」と言いながらハンペンか何かのように手渡してきた作品である

自分が購入していた作品の作者が亡くなるという事が初めての経験で、

創作世界の終わりというものを初めて突き付けられたような気持ちがした。

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2021-09-11

鴻巣友季子の時評は何が問題だったのか

 『文學界2021年9月号に掲載された桜庭一樹少女を埋める」を取り上げた、鴻巣友季子による朝日新聞文芸時評に対して、桜庭が抗議の声をあげ、記事の訂正などを求めた(文中敬称略)。

 この問題に関して筆者は「鴻巣友季子の時評は何が問題なのか」に始まる3本の文章投稿した。その後、桜庭の求めに沿う形で、9月1日に朝日新聞デジタル版の時評で文面が修正され、9月7日付朝日新聞本紙および朝日新聞デジタルに、両者と時評担当者見解掲載された。

 この記事では総括として、両者の見解検討するとともに、時評担当者が「期待」しているという「文学についての前向きな議論」のために、この一件にまつわる諸論点を、桜庭鴻巣が直接言及していない点も含めて挙げる。なお、はてな匿名ダイアリー仕様URL掲載可能数に制限があるようなので、最小限に留めている。

見解検討

 両者の主張は、以下のように整理できるだろう。

桜庭文芸時評の評者の主観的な読みは、その読みが合理的であるか否かによらず、実際に作品にそう書かれていたかのようにあらすじとして書いてはならない。

鴻巣文芸時評の評者の主観的な読みは、その読みが合理的であるならば、あらすじとして書いてもよい。

 桜庭は主張の根拠として、そのようなあらすじの書き方が「これから小説を読む方の多様な読みを阻害」し、「〝読者の解釈自由〟を奪」うことを挙げている。

 一方で鴻巣自身の主張を、「あらすじも批評の一部なので、作者が直接描写したものしか書かない等の不文律を作ってしまう事の影響は甚大」であり、「読み方の自由ひいては小説可能性を制限しないか」という懸念により根拠づけている。

 では鴻巣は「あらすじも批評の一部」であるという主張をどのように根拠づけているか。これが不明瞭なのである

 鴻巣は「あらすじと評者の解釈は分けて書いてほしいと要請があったが、これらを分けるのは簡単そうで難しい」と書くが、その後に続くのは、作品創造的な余白を読者が埋めるという、読解についての文章である文学解釈にそのような性質があったとして、それがあらすじと解釈の分離の困難とどう関わるのか、説明されていない(まさかテクストに書いてあることと、書いていない部分から自分想像したこととが融合してしまって分離できないというのだろうか。テクストは目の前にあるのに)。つまり鴻巣は、「書く」ことについて言及していないである解釈批評の一部でしかない。当然ながら、読んだ=解釈しただけでは批評は成立せず、「書く」ことが必要不可欠である。だからこそ桜庭の主張は鴻巣の読みの否定ではなく、「分けて書いてほしい」というものだったのだ。分けて「書く」ことが「読み方の自由」を否定することにはなるまい。そして実際にデジタル版の時評の文面を「修正」できたのだから、分けて書くことはさほど難しくはないはずである

 鴻巣は「合理性」や「妥当性」にこだわりを見せるが、この見解文章がそれらを備えているとは言い難い。また、鴻巣見解を発表する段になっても、そもそも桜庭に何を問われているのか理解していないふりをしている、あるいは単に理解できていない。

 繰り返しになるが、問題は「書く」ことなのだ私小説フィクションからどのように読んでもいいとか、誤読される覚悟もなしに私小説など書くなとか、私は鴻巣評のように読んだとか、信用できない過去語りだとか、あるいは鴻巣誤読しなければこんな事態にはならなかったとか、そんなことは関係ない。どう読んだっていい。批評家が誤読することもあるだろう。批評家が作者の意図しない優れた読解をすることもあるだろう。ただし、自分の読解が生み出しただけの出来事を、実際に作品にそう書かれていたかのようにあらすじとして断定で書くべきではない。

 ただそれだけのことを、桜庭は何度も何度も直接本人に訴えかけた。にもかかわらず、鴻巣がその声が受け止め、真摯に答えたとは思えない。

 この文章を書いている最中に、『現代ビジネス』上に、飯田一史による記事「「少女を埋める」論争が文学史上「奇妙」と言える“3つのワケ”」が掲載された。そこで名古屋大学大学院教授日比嘉高モデル小説研究フロントランナーと言ってよいだろう)は、「作家である桜庭さんの方がTwitter上で『私小説』『実在人物モデルに』と事実立脚している点を強調している」と述べているが、桜庭は慎重に「テクストという事実」と「現実事実」の問題を切り分けている。

(強調は引用者。これは桜庭が声をあげた最初ツイートだ)

(強調は引用者)

 桜庭実存にとって「現実事実」がいかに重大なものであったとしても、桜庭あくまでそれを「テクスト(に書いてあるか否か)という事実」と「あらすじの書き方」との問題の下位に位置付けている。主張の動機と主張の根拠を分けるべきである飯田は、「作家が「トラブルを予防する」ために「事実の側に立つ」点でまず「少女を埋める」はきわめて珍しい事例なのだ」と書いているが、「トラブルを予防する」のは主張の根拠ではなく動機である。この一件を「論争」と表現するのであれば、作家動機ではなく、作家根拠フォーカスするべきであるこの記事のまとめ方に〝私は〟断固抗議する。

 とはいえ桜庭見解にも問題点が指摘できる。それも踏まえて、以下、「文学についての前向きな議論」のための論点を、差し当たり三つ挙げる。 

文芸時評というジャンル

 今回の一件に際して、文芸時評不要説や批評の死が取り沙汰されもした。桜庭ツイートで「批評ではない未熟な文章」などの表現を使い、鴻巣見解において「批評」という言葉を用いている。

 だが、文芸時評批評しかないのだろうか? 文芸時評英語ならliterary review(あるいはbook review)やliterary commentary、フランス語でならchronique littéraireなどと言うだろう。批評critiqueと時評は同一視してよいのか? 批評の要素を備えているとしても、時評には時評に固有のジャンル特性があるのではないか

新聞というメディア

 文芸時評新聞という巨大メディア掲載されている点をどう捉えるか? 桜庭見解において朝日新聞の「影響力は甚大」としている。また桜庭は「これから小説を読む方の多様な読み」について言及するが、「これから小説を読まない方」が時評だけを読む可能性も大いにありうるだろう。あるいは前項と関連づければ、文芸誌などの批評は全く読まないが時評は読むという新聞読者はいるだろう。つまり文学の読者と時評の読者は必ずしも重ならない。

 文学の読者であれば私小説で描かれたことが現実でもその通りに起きたと断定できないと承知しているが(あるいは、そのような認識の者を文学の読者と呼ぼう)、時評の読者がそのような前提を共有しているとは限らない。桜庭新聞の影響力への言及の直後に「私は故郷鳥取で一人暮らす実在老いた母にいわれなき誤解、中/傷が及ぶことをも心配し」たと述べている(繰り返すが「をも」という表記に注意。その一点だけで抗議しているのではない)。今回の問題(ここでは主張の論理ではない、現実現象レベルである)はそもそも、「文学についての」「議論」だけに収まらないものをも含んでいるのではなかったか

 以上の論点を踏まえて、時評担当者見解検討することもできるだろう。

書いてあればよいのか

 桜庭見解は冒頭、「私の自伝的な小説少女を埋める』には、主人公の母が病に伏せる父を献身的に看病し、夫婦が深く愛し合っていたことが描かれています」と書く。鴻巣評の印象を覆すためにあえて母の献身夫婦の愛を強調したのだろうが、このまとめ方については異議もあった。文芸評論家藤田直哉が端的に指摘しているのでツイート引用しよう。

 つまりあらすじに書いてよいのは、「作中の事実であるべきではないか 今回であれば、あくまで一人の人物視点に立って、「私の自伝的な小説少女を埋める』では、病に伏せる父と、献身的に看病した母とが深く愛し合っていたことを、主人公が見て取ります」くらいが妥当なのではないか言うなれば、「夫婦が深く愛し合っていた」というのも、「愛しあっていたのだな」という文字列テクストに書いてあるとはいえ中人物の「主観的解釈なのだから、〈そのような解釈が書いてある〉という形であらすじを書くべきではないか

 あるいは、そもそも事実」と相容れない表現というものもある。極端な例を挙げれば、自分幸せだと信じ込みながらオンラインサロン主宰者に投資し続ける人物のことを「幸せ生活を送り」などと書くのは、たとえ作中に「幸せである」と書かれていたとしても、おかしいだろう。幸せ事実ではなく評価からだ。書かれていないことを想像するとともに、読者は書かれていることについても想像し、評価する以上、書いてあれば何でもあらすじに含めてよいとは限らないのではないか

参考になりそうな文献

 最後に、「文学についての前向きな議論」に役立ちそうな文献を、備忘録も兼ねてリストアップしておく。

2021-08-27

anond:20210827202309

誰も応募してない懸賞なんてネットリテラシがなくても逆に怖いだろ

頑張って人がいるように見せてるんだよ

電気屋夫婦新装開店焼きそばサービス必要だったのはサクラ客だ

2021-08-20

anond:20210820092211

京都の老舗なんか1400年代創業だったりするぞ。もちろん引っ越すこともあれば新装開店することもある。ホントだよ。

2021-07-22

anond:20210722014640

表現の自由批判も認められるべき」という中立的意見が幾つも出てきているけど、そういう意見人達はどこに落とし所を想定しているのだろう?

いろいろあるんじゃない? 白黒はっきりさせようとすると一切規制しか一切禁止かの不毛な話になるので、そういうので折り合いつけるよりないかと思う。

2021-07-20

anond:20210720163229

その後に、新装版として発売されてるよ

電子版だけは浦沢が頑なに認めてない

2021-07-14

アメコミファンが嫌いだ

アメコミファンは狭量が過ぎる

読めば絶対ハマるからと一冊プレゼントされたのだが、正直面白さは欠片も分からなかった

感想を聞かれたから「よく分からなかった」とだけ答えたのだが、これがまずかった

お前はヒーローの良さが分かってないと延々三時間説教が始まる

バットマン尋問を受けてるジョーカーってこんな感じなのかなと心を無にして、アメコミ教に入信させるまで帰らないのだろうかと考えていたら殴られた

バットマンスパイダーマンストーリーライン変わらない。新装版ばかり出して一度もストーリーを完結させたことがない。なろう小説と大差ない。」

流石のアメコミファンもキレたらしい。

「てめぇなんがドラム缶に詰めて魚のエサにしてやる」とアメコミヴィランみたいなセリフを吐いて逃げ帰った。

それ以降半年は連絡もきてないから多分大丈夫だと思うが、アメコミ読むとあのように暴力的にならないといけない法則でもあるのか?

2021-07-12

anond:20210712213706

まだ乞食行為やんのかよ

横だが、調べてみたところ、弁護士らの意見によると、それは乞食行為ではないそうだ。

伊藤栄樹・勝丸充啓軽犯罪法新装第2版 p164

こじきをする」とは,不特定の人に哀れみを乞い,自己又は自己扶助する者のために生活必要な金品を受けようとすることである

哀れみを乞うている部分を、ざっと探してみたが、無かった。

Amazon.comの「ほしい物リスト」を提示して、様々な物品を贈ってもらう例」など,ネットを介した物乞い行為は,それが生活必需品等の物乞いであっても,「こじき」には該当しないと考えられます

https://www.bengo4.com/c_1009/b_329668/

2021-05-27

店は新装開店だがNo1が15年来の付き合い

一撃で 店ではなく

カード利用のオーソリ-端末が、問題とわかったんだろうねぇ

不正ロムでも入ってたんだろうが

場所銀座だったのが、運の尽きというか

銀座ケンカをうるのがすごい

みたいな話

俺でも銀座カード不正利用なんかしたくねぇ

2021-05-24

anond:20210523235932

先に悪魔狩りを知ってて後でベルセルク1巻を読んだ時に冠翼の聖天使篇1話の流れがまるで同じだなと思ったな。

あとミカエル新装備(鎧)もガッツと似てるわと思ってわりとショックで、先に悪魔狩りとINNOCENT BLADEが好きだったのに読むのをやめてしまった

2021-04-28

保育士免許を「国に認められたロリコン」扱いしたホロライブさくらみこ

バーチャルYouTuberさくらみこがまたやってくれた。保育士幼稚園教諭かは不明であるが、その資格を持っていることを匂わせた上で「国に認められたロリコンである自称した。以下の二つはその配信アーカイブリンク魚拓である

ウマ娘プリティーダービー 】みこ、新ガチャを神引きしたいです!!!!【ホロライブ/さくらみこ】

https://youtu.be/-QvM9N0gu8o?t=8211 (2021年4月29日時点閲覧可 2:51:02)

https://i.imgur.com/JTNSfIx.mp4 (2021年4月29日削除されている事を確認)

https://i.imgur.com/0gmMSNF.mp4 (2021年4月29日音声部分をアップロード)

さくらみこと言えば、つい先日に炎上したばかりである同人界隈に強いコネを持つホロライブvTuber宝鐘マリンとのお泊まりオフコラボサンライズ版権18禁BL同人誌を冷蔵庫で冷やすドッキリを敢行、後にその同人誌を特定してしまえる程度に朗読して問題になった。

個人的同人朗読問題については権利者と当事者間の問題であり、あとは無許可同人誌を頒布する同人ゴロ達の空気感問題...言わば泥棒扱いされる事を厭わぬ人たちの問題だ。彼女達の謝罪の弁も同様に、権利者に対する謝罪よりかは、同人界隈と同じ属性を持つ利害関係者への「私たちは敵ではないよ」というアピールに見えた。

しかしこの件ばかりは、幼稚園教諭免許を取得している者としていい加減許せない。我々は無許諾の同人作家と違ってロリコン扱いされる事を厭わぬわけにはいかないし、権利者に指摘された時に謝ればいい、訴えられても最悪お金を払ってお終いにすればいいやのノリではやってない。最後には必ず保護者社会から信用を勝ち取らなければいけない。

かに、私も冗談オフザケでそのような事を言われたり言ったりした経験がある。しかしそれは真っ当にその仕事と向き合う自負、そしてその発言が及ぼす影響の尻拭いを自分でできるからである。該当の配信アーカイブは一日を待たずして20再生を超えており、配信の影響力はそれとは比にならない。

ホロライブメンバーの一人に兎田ぺこらというvTuberがいるが、彼女もまた保育士免許幼稚園教諭免許を持っているとのことだ。彼女スーパーチャット(配信上の投げ銭機能)だけで一年あたり数億円をリスナーから収集するvTuberの筆頭であるが、さくらみこもまた兎田ぺこらと同様に同じ事務所ニコニコ生放送に活気があった頃から配信である

スナック兎田】新装開店ほろ酔いしようぺこ!【ホロライブ/兎田ぺこら】

https://youtu.be/rElt6ANBrtM?t=3327 (2021年4月29日時点閲覧可)

https://i.imgur.com/jU0RJNK.mp4 (2021年4月29日削除されている事を確認)

https://i.imgur.com/RHrvQ8V.mp4 (2021年4月29日音声部分をアップロード)

彼女達は他者権利侵害して、音楽ゲームを散々勝手配信に乗せて成り上がってきた。今では事務所包括契約を結びゲームメーカーから案件を受けているのを見る限り、その罪を精算している最中なのかもしれない。

しかし、そんな彼女達がおそらく今後使う機会のないであろう教諭免許をちらつかせて責任を果たそうと現場で頑張っている人間の足を引っ張ることがどうしても許せない。

そもそも彼女達は本当に免許を持っているのだろうか?それを考えると本当に嫌な気持ちになる。

2021-03-10

本の値段上がってるよね?

文庫で700〜800円、新書で1000円、単行本だと1800〜2000円ぐらい。

ここ5年で2割ぐらい値上がりした印象。

古い本でも「新装版」って名目で値段改定してるし。

 

趣味としては安上がりな方なんだろうけど、読まない人は読まない人で、ますます活字離れが進みそう。

2021-03-07

ドラゴンクエスト漫画個人的最高傑作追記アリ】

マイナー話題から反応って言うかブクマトラバも無いと思うけど(って予防線張ったけどめっちゃあったわ。ありがとね)

ドラゴンクエスト漫画作品って色々とあるじゃないっすか。俺、基本、(電子書籍中心に)全部買ってまして。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章紋章を継ぐ者達へ~

DRAGON QUESTダイの大冒険

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王

ドラゴンクエスト ダイの大冒険 クロスブレイド

ドラゴンクエストモンスターズ+新装

ドラゴンクエスト6 幻の大地

ドラゴンクエスト7 エデンの戦士たち

ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場

ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説

スライム冒険

スライムもりもり

スライムドーン

ゆうべはお楽しみでしたね

で、全部買って読んだ結果一番おもしろ漫画が何かと考えた結果

ドラゴンクエスト10外伝漫画蒼天のソウラだなぁって

蒼天のソウラがどう面白いかと言うと

まず、敵が超頭いいのよ。敵には「復讐の月(イシュ・ヤンカル)」という大魔術だか魔導兵器だかの発動という勝利条件があって

その勝利条件を人類アストルティアの5種族)達に知られないように達成しようとしている。

その魔族側が持つ余裕の範囲内で、研究をしたり復讐に動いたり。敵として考えられる範囲内で理性的に行動を起こしていて

一枚岩ではない魔族側をうまい事まとめている国家の長としての魔公王イシュマリクが超かっこいい

魅力的な物語は超魅力的な敵あってのものだと思うので、敵が作中で最高に魅力的なキャラクターというのがまず最高。

それを倒すべく立ち向かっている我らが主人公のソウラもすごいキャラクター

最初チートとも言えるエクステンションラインドラゴン紋章)頼りのキャラクターだったけど

そのラインの力を使って効果的に戦うやり方を模索したり

自分ライン以前から持っていた剣術への理解を深める事で新たな境地へたどり着いたり

キャラクターそれぞれが目的を持っていて

ネームキャラクターみんながやりたい事や目指している事が違っていて、それぞれが「作者に動かされている」のではなく

「生きている」って感じのキャラクターなのが素晴らしい

あと、ドラクエ10世界なので、今行われている海底魔城攻城戦100名の読者投稿キャラクター活躍しているんだけど

流石にドラクエ10勇者ほどのパワーは無いという描写は守りつつ、メドローアのような呪文

魔術を極めた者によるハッキングだったり、旅の扉の建造による補給作成作戦だったり

自軍拠点を作る為に世界樹の種?を使ったり

全編にドラクエ1110にいたる全てのドラクエの要素が網羅的に使われていて

ドラクエ好きならその世界観構築の巧みさに感動しかない。

他のドラクエ漫画はだいたいが「主人公達が作品世界内で最強」なんだけど、ソウラ全然そんな事なくて主人公達の実力はその世界の中でも低い所からスタートしていて、主人公よりも強い冒険者が山程いるっていう層の厚さも個人的に好き。

面白すぎるから毎月Vジャンプ買って読んでいるんだが

すごい面白い漫画なのにネットだとあん話題になっていなくて

ドラゴンクエストという超有名ブランドでもスピンオフとなると追う人はあんまりいないんだなぁって思った。

ドラクエ10で遊んでたらスマホアプリ経由でタダで全話読めるからドラクエ10遊んでる人はだいたい読んでいるんだが・・・

この作品面白すぎるのでドラクエ10を遊んでない人にもおすすめできてしまう。

と言うかVジャンプ、今、全ての漫画雑誌の中で一番おもしろいまであると思う。

ジャンプオタクなら是非読んでほしい雑誌だわVジャンプ

ダイの大冒険の前日譚も連載中だしな。

追記

まさかホッテントリになるとは思わなんだ。

「タダで読めない」については1日10ジェムもらえるからコツコツ溜めれば年間3650ジェムになるログボで買ってるって人が多いのよ。(そのおかげで紙の売上そんなに無いのに8年以上連載続けられてる。スクエニ様様)

この漫画の何がいいって「バイシオン」「スカラ」「ズッシード」なんかの補助呪文効果的に使われてる事だったり

キラキラポーンやHPリンクビッグバンギガスラッシュのような特技がカッコよく使われてる事だったり

他のドラクエ作品よりもドラクエ要素を当たり前のように作品に取り込んでるのが好き

10に出てないモンスターも平然と登場させてたりするのには賛否両論あると思うけど

1から11までのドラクエの中に好きな作品があれば

中人物がさらっと流しているアレやコレやの中に大好きな世界観の延長線上にあるドラクエが見えてくると思う。

例えばエスコーダ商会の船の名前が「パトリシア級8番艦ミーティア号」なんだけど

首にミーティア姫が象られていたり、パトリシアって4の馬車馬の名前じゃん!船のサイズ基準になってるんだ!ってなったり

小ネタを挙げればキリ無いんだけどとにかく良いのよこの作品

あと、天空物語電子書籍いから未履修だわ。電子書籍発売されたら買うね。

他のドラクエ作品面白いの多いけど、読んでる作品は人それぞれ違うんだから人それぞれの「個人的最高傑作」があっていいと思うのよ

ただ、2つ言うことがあるなら、ダイの大冒険好きには今連載されてる「勇者アバンと獄炎の魔王」は買ってほしいし(作画変わってるけど気にしないで。原作あり漫画の魅力は原作者が8割だと思ってるので)。

ロトの紋章好きは続編のもんつぐまで読んでほしい(完結したばっかり)。

1番好きな作品なら食わず嫌いせずに最後まで付き合うと楽しいよと、ダイ好きとロト紋好きには伝えたい。(最強ジャンプ買ってるからクロスブレイドも読んでるけど、こっちは素直におもんないですね…)

あ、スライム冒険記については、今連載しているスライムドーンでは人間になったヨーゼフ(スターシステム)が出たり、モシャス変化のカメオ出演だけど勇者スラきちが出たり、蒼天のソウラキャラクタースライムドーンのレギュラーになってたりするのでかねこ先生好きにはこちらもオススメ

あと、追記ついでに漫画関係ない事書くんだけど。

ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説」ってアニメをこないだabemaTVの一挙放送で全話観たんですよ。

すっげー面白かった。

観る前は評判悪かったんで敬遠してたんだけど、確かに序盤つまらないけど後半面白いって言うか

ダンジョンを踏破するワクワク感」「新しい街に到着してホッとする感覚」「パワーアップ基本的アイテムの入手」だったり

何よりも原作BGMが使われている事だったり、身内と実況してツッコミ入れながら楽しんだから面白かったって要素が1番大きくはあったんだけど(1人で観てたら序盤で脱落してたかもしれぬ)

なんにしても自ジャンル作品食わず嫌いって良くないなって思った。

今はドラクエライバルエースっていうドラクエデジタルカードゲームやってるけどすごい面白いので、ドラクエは令和も現役コンテンツだなぁって思う。

2021-02-20

anond:20210220024108

なんで教えて教えてばかりで自分で調べようとしないんだ。

なんで自分で調べるかどうかって話になるの?

相手発言根拠を尋ねているだけで、その相手コミュニケーション可能状態にも関わらず、相手質問せずに、書籍等にあたる必要性って何?

自分で調べようとしない」と判断した理由は何?

個人的には「他人質問すること」も「自分で調べること」に含まれるしね。

興味があるならこのあたり読めばいいよ。おそらく近隣の図書館にあるだろう。

 『万葉集発明 新装版』 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455381.html

 『創造された古典』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784788506695

論文がいいなら、このあたり。

 「国語教育史における「古典概念の成立時期についての一考察--国民国語における「古典トシテノ国文から遡及

 https://ci.nii.ac.jp/naid/120002220719

すごい!ありがとうございます

よくポンポンでてきますね。

義務教育対象である理由を知るためには、当然に義務教育目的理解する必要があって、その理解を深めるには政治歴史を知っておく必要がありますよね。

その役に立ちそうです!

数値データを期待してると思うけど、これらには確か数値データはない。どちらかといえば、なぜ「古典必要とされたか」を言説研究から読み解こうとするものだ。

言説を「個人の感想」と見なすかもしれないが、そんなことを言われると質的データが取り扱えなくなる。データの捉え方をもっと広く持ったほうがいい。

もちろん数値データが必ず必要なわけではないし、数値データがあったところで、それをどう分析するかで結論操作できることが多い。

ただし、数値データ必要としない場合ってのは、観測方法が成立されていないとか理由がある。

古典義務教育とする理由」の証明に、「数値データ必要ない」という主張でしょうか?

この場合、その主張の根拠は何になりますか?

個人的には、全ての人が一次データにあたるだけのスキルを持つ必要はないと思うけど、「古典」のようなものを事後的に創る(当たり前だが、どんな作品でも生まれた直後は古典ではなく、必ず何かしらの共同体での価値づけを経て「古典」に祭り上げられる)仕組み自体があることを知っておくことは必要だと思う。相対化の視点必要からな。

それにピンと来るためには、ある程度古典に触れておくことは必要だろう。

これって、「義務教育として必要」の説明ですか?

これって、大学なりなんなりで専門分野としての必要性説明じゃないですか?

anond:20210220002733

なんで教えて教えてばかりで自分で調べようとしないんだ。

興味があるならこのあたり読めばいいよ。おそらく近隣の図書館にあるだろう。

 『万葉集発明 新装版』 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455381.html

 『創造された古典』 https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784788506695

論文がいいなら、このあたり。

 「国語教育史における「古典概念の成立時期についての一考察--国民国語における「古典トシテノ国文から遡及

 https://ci.nii.ac.jp/naid/120002220719

数値データを期待してると思うけど、これらには確か数値データはない。どちらかといえば、なぜ「古典必要とされたか」を言説研究から読み解こうとするものだ。

言説を「個人の感想」と見なすかもしれないが、そんなことを言われると質的データが取り扱えなくなる。データの捉え方をもっと広く持ったほうがいい。

個人的には、全ての人が一次データにあたるだけのスキルを持つ必要はないと思うけど、「古典」のようなものを事後的に創る(当たり前だが、どんな作品でも生まれた直後は古典ではなく、必ず何かしらの共同体での価値づけを経て「古典」に祭り上げられる)仕組み自体があることを知っておくことは必要だと思う。相対化の視点必要からな。

それにピンと来るためには、ある程度古典に触れておくことは必要だろう。

2021-01-26

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)

池澤夏樹個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョンヴァインランド

前野ウルド太郎バッタを倒しにアフリカへ」

ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★

岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆

ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」★★

町田康くっすん大黒」☆

西村淳「面白南極料理人

町田康夫婦茶碗

西村淳「面白南極料理人 笑う食卓

青山潤「アフリカにょろり旅」

石川啄木ローマ字日記

今尾恵介「ふしぎ地名巡り」★

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らし人類学者が考えたこと」

ピーター・ゴドフリースミスタコの心身問題 頭足類から考える意識起源

西村淳 「面白南極料理人 名人誕生

現代語訳対照枕草子(上)」田中太郎訳注

2月10冊)

現代語訳対照枕草子(下)」田中太郎訳注

タミム・アンサーリーイスラームから見た「世界史」』★★★

ミカエル・ニエミ「世界の果てのビートルズ

アミン・マアルーフ「アラブが見た十字軍」★

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

テッド・チャン「息吹」★★

田尻祐一郎「江戸思想史 人物方法・連環」

ピエールバイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」☆

子安宣邦江戸思想史講義」☆

イリヤ・ズバルスキーサミュエルハッチンソン「レーニンミイラにした男」☆

3月12冊)

「1491―先コロンブスアメリカ大陸をめぐる新発見」★★

マイクル・フリン「異星人の郷」上巻。

マイクル・フリン「異星人の郷」下巻。

ボッカッチョデカメロン 上」(河出文庫

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。★

チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』★★★

ボッカッチョデカメロン 中」(河出文庫

ジョン・サザーランドヒースクリフ殺人犯か? 19世紀小説の34の謎」

甘耀明「神秘列車

ボッカッチョデカメロン 下」(河出文庫

東京創元社編集部「宙を数える」

4月12冊)

東京創元社編集部「時を歩く」

東京創元社編集部「年間日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形

葉月十夏「天象の檻

春暮康一「オーラメイカー」★★

高丘哲次「約束の果て―黒と紫の国―」

堀晃ほか「Genesis万年の午後 創元日SFアンソロジー

江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他」

水見稜ほか「Genesis 白昼夢通信 (創元日SFアンソロジー 2) 」

江戸川乱歩作品集II 陰獣・黒蜥蜴 他」

今野真二「振仮名歴史」★★★

村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」★

サリンジャー「このサンドイッチマヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。

5月(13冊)

江戸川乱歩作品集III パノラマ奇談・偉大なる夢 他」

林俊雄「興亡の世界スキタイ匈奴 遊牧文明」★★★

清水勲「ビゴーが見た明治職業事情

原聖「興亡の世界ケルトの水脈」★★

夢野久作「瓶詰の地獄

大森望責任編集NOVA 2019年秋号」

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドA」☆

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドB」

チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」

森谷公俊「興亡の世界史 アレクサンドロス征服神話」★

三方行成「トランスヒューマン ガンマ線バースト童話集」

三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」

高山羽根子オブジェクタム」

6月12冊)

宮内悠介「スペース金融道」。

草野原々「最後にして最初アイドル

石川宗生「半分世界」★

「ガラン版千一夜物語 1」★★★

「ガラン版千一夜物語 2」

「ガラン版千一夜物語 3」

「ガラン版千一夜物語 4」

「ガラン版千一夜物語 5」

「ガラン版千一夜物語 6」

オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ

ジョン・サザーランドジェイン・エア幸せになれるか?―名作小説さらなる謎」★★

イアン・マクドナルド火星夜想曲

7月12冊)

ジョン・サザーランド現代小説38の謎 『ユリシーズからロリータ』まで」

J・P・ホーガン未来からのホットライン

ロバート・アーウィン「必携アラビアン・ナイト 物語迷宮へ」★

クリストファー・プリースト奇術師

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」

ウィルワイルズ時間のないホテル

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(光文社)★★★

栗田伸子・佐藤育子「通商国家カルタゴ」★★

アーヴィングアルハンブラ物語」上巻☆

アーヴィングアルハンブラ物語」下巻

J・P・ホーガン創世記機械

J・P・ホーガン未来の二つの顔」

8月10冊)

ジュリアン・バーンズフロベールの鸚鵡」

松谷健二カルタゴ興亡史 ある国家の一生」★★★

イアン・マクドナルド黎明の王 白昼の女王

松谷健二「東ゴート興亡史 東西ローマのはざまにて」★★

ピーター・S・ビーグル「完全版 最後ユニコーン

松谷健二ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢」★

オルガ・トカルチュク「逃亡派」☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」上巻☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」下巻

シュティフター晩夏」上巻

9月(14冊)

シュティフター晩夏」下巻

岡嶋裕史「5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ」

住吉雅美「あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン」★★★

西田龍雄アジア古代文字の解読」☆

山内進『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』★★

マリオバルガス・ジョサ(リョサ)「嘘からたまこと」

吉岡乾「現地嫌いなフィールド言語学者かく語りき。」

原田実偽書が揺るがせた日本史」☆

ルーシャス・シェパード「タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集」

オルガ・トカルチュク「昼の家、夜の家」

森安孝夫「興亡の世界シルクロード唐帝国」★

後藤明「南島神話」☆

A・レシーノス原訳「マヤ神話 ポポル・ヴフ」

杉勇、屋形禎亮「エジプト神話修集成」。

10月(15冊)

八杉佳穂「マヤ文字を解く」★

トンマーゾ・ランドルフィカフカ父親

加藤文元「宇宙宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」★★

スティーヴン・ミルハウザー「三つの小さな王国

エイミー・B・グリーンフィールド完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国密偵大航海物語

リン・ディン「血液石鹸

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ1」

ザカリーヤー・ターミル「酸っぱいブドウ はりねずみ

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ2」

ダニヤール・ムイーヌッディーン「遠い部屋、遠い奇跡

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ3」

プラープダー・ユンパンダ」☆

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ4」

チュット・カイ「追憶カンボジア

馬場隆弘「椿井文書 ――日本最大級の偽文書」★★★

11月(12冊)

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ5」

タクブンジャ「ハバ犬を育てる話」☆

井伏鱒二山椒魚」(新潮文庫)★★

志賀直哉清兵衛と瓢箪網走まで」(新潮文庫)★★★

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ6」

ホアン・ミン・トゥオン「神々の時代」★

カズオ・イシグロ充たされざる者

池上英洋・川口清香美少年美術史: 禁じられた欲望歴史

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ7」

プラープダー・ユン地球で最後のふたり」☆

ソーヴァデーヴァ「屍鬼二十五話―インド伝奇集」☆

プラープダー・ユン「鏡の中を数える」

12月(12冊)

グレアム・グリーン第三の男

ローデンバック「死都ブリュージュ

ショレム・アレイヘム「牛乳屋テヴィエ」

池上英洋・荒井咲紀「美少女美術史 人々を惑わせる究極の美」

ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」☆

ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」★★

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」上巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」中巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」下巻

ハン・ガン菜食主義者」★★★

マリオバルガスリョサ「継母礼賛」★

漫画(22冊)

入江亜季「北北西に曇と往け」(一)~(四)

浅野いにお短編集 ばけものれっちゃんきのこたけのこ

八木ナガハル物質たちの夢」

詩野うら「有害無罪玩具」★★

詩野うら「偽史山人伝」

道満晴明ニッケルデオン」【赤】【緑】【青】

中村明日美子「Aの劇場 新装版」★★★

panpanyaおむすびの転がる町」

中村明日美子「Bの劇場 新装版」

石黒正数「Present for me」

水上悟司「放浪世界

須藤佑実ミッドナイトブルー」☆

澤江ポンプ「近所の最果て」

道満晴明メランコリア上下巻★

カシワイ「光と窓」

ヨシジマシウ「毒百合乙女童話

総評

月ごとに一番面白かった本を3冊選び、★をつけた。ただし、どうしても入れたかったものは☆をつけた。月ごとの順位なので、たとえばパク・ミンギュにはもっと星をつけたいのだがそれが反映されていない。

数えてみたが、2020年に読んだのは活字149冊、漫画22冊だった。毎月12から13冊読んでいると思っていたので、単純計算で150冊を超えると思ったが、ぎりぎり足りなかった。とはいえ、毎月10冊という目標は達成している。

1年を通して見ると、ノンフィクションばかり読む時期や、SFばかり読む時期などが明確に交代していることがわかる。特に4月から6月SFファンタジーほとんどだったが、8月以降SFを全くと言っていいほど読んでいないし、逆に11月、12月は1冊をのぞいてノンフィクションがない。

また、芥川賞をはじめとした日本現代文学ほとんど手に取っていない。ベストセラーエンタメホラーもない。逆に、韓国タイペルーチリなど、日米欧以外の海外文学割合が高い。

意識してきたわけではないが、自分の好むジャンル科学歴史ノンフィクション神話、行ったことのないラテンアメリカアジア文学メタフィクション的であったり奇妙な味がしたりする短篇集、古典であるようだ。一方で、女性作家割合は低く、特に日本現代女性作家ほとんど手に取ってない。一時期は多和田葉子だとか江國香織とかをよく読んでいたので女性作家が嫌いなわけではなく、ヴァージニア・ウルフも好きだし、ハン・ガン自分の中では大当たりだったので、もう少し割合を増やしてもいいかもしれない(追記。身につまされる話よりも読んでいて気持ちのいい本を読む率も増えた)。

割合の話でいえば、大学時代はもう少し文豪作品を多く読んでいたように記憶している。それと、いくつから例外を除き、世間の動きや話題とは遊離したチョイスばかりである。世の中から目を背けているわけではないが、日々の雑事とはまた違う視点に立てたのはありがたかった。新型コロナウイルス関連の記事ばかり読んでいては気がめいってしまう。

今年は少し冊数が少なくなるかもしれないが、引き続き毎日の気晴らしとして、気が向いたものを好きなように読んでいきたい。

以上。

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