「沈思」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 沈思とは

2023-06-27

anond:20230627064749

元増田です。ブクマコメントで一通り笑わせてもらった。ありがとう

  

温故知新は、漢字字面の真面目さと、ひらがなに起こしたとき間抜けさのギャップが良いと思ったんだ。

沈思黙考(ちんしもっこう)を挙げてくれた人がいたけど、まさにそういう感じ。

ネット上で「おちんちんびろーん」とか言ってるやつが、真面目に社会人してるのを知ったような...そういうしょうもない秘密を知った感覚みたいで良くない?

  

ちなみに、ワンクッション挟まずに下ネタに見えるのは、もうボッキディウム・チンチンナブリフェルムが優勝した。第2回大会を開こうとは思ってない

2023-05-11

好きなクラシックタイトルベスト10邦題

・15のハンガリー農民の歌 (バルトーク)

・犬のためのぶよぶよとした前奏曲 (サティ)

・いやいやながらの王様 (シャブリエ)

・失われた小銭への怒り (ベートーヴェン)

・お休み、お前はほんとのお馬鹿さん (モーツァルト)

・快活の人、沈思の人、温和の人 (ヘンデル)

・片手ずつと両手のための3つの練習曲 (アルカン)

・消えた男の日記 (ヤナーチェク)

浄められた夜 (シェーンベルク)

・荒城の月 (滝廉太郎)

最初最後 (ヨーゼフ・シュトラウス)

・酒、女、歌 (ヨハン・シュトラウス2世)

ジョニー演奏する (クルシェネク)

速達郵便で (エドアルトシュトラウス1世)

誰も寝てはならぬ(プッチーニ)

神聖舞曲世俗的な舞曲 (ドビュッシー)

・進むべき道はない、だが進まなければならない…アンドレイ・タルコフスキー (ノーノ)

中国の不思議な役人 (バルトーク)

超絶技巧練習曲 (リスト)

超絶技巧百番練習曲 (ソラブジ)

典型的動物 (プーランク)

・亡き王女のためのパヴァーヌ (ラヴェル)

・早わかり (グレイジャー)

魔弾の射手 (ウェーバー)

目覚めよと呼ぶ声が聞こえ(バッハ

・もはや私の心には感じない (パイジエッロ)

・夜鳴きうぐいす (ストラヴィンスキー)

悪口学校 (バーバー)

2022-05-02

アニメーションを作る仕事をしていた【前編】

プリキュア」「ワンピース」など、東映アニメーション4作品の通常放送再開が発表 「お待たせをして申し訳ございません」

https://animeanime.jp/article/2022/04/06/68680.html

約十年前、曇りだったあの日新卒で入った会社人材営業をする日々に疲弊していた頃、新宿駅構内で、あるエンタメ企業求人ポスターを見かけた。

アニメを作る仕事したことはなかったが、興味を感じて応募したところ、あれよあれよという間に内定をいただいた。役員面接パスだった。

それからの私は、『アニメを作る仕事』に邁進する日々を過ごすことになる。長い時間だった。毎日が修業だった。

数年前、無理がたたって病院送りになった。心も体も限界だったのだ。大したレベルではないが後遺症も残った。退院後も結局、心身の調子回復しなかった。

それで、退職を申し出て、東京から遠く離れた田舎に帰った(のんのんびより聖地が近くにある)。今はお堅い仕事に就いている。

十分な時間が過ぎた。そろそろ、当時を振り返ってもよいのではないかあの日々への整理を付けられるはずだ。今からエンタメ企業アニメ部門で○年の時を過ごした男の話をする。

この記事で述べたいのは、シンプルに2点(5/4 以前はシンプリーでした。ブクマでご指摘いただきありがとうございます)。エンターテイメント業界で働いて面白かったことと、つまらなかったことだ。直情的に言うと、『心と体の奥底から感動できたこと』と、『エンタメ業界のほの暗いところ(要するに、こいつらマジでクソだなと思ったこと)』だ。どちらもけっこうな数がある。

それでは、さっそく説明していく。



― 心と体の奥底から感動できたこと ―

子どもの頃はアニメが好きだった。一番ハマったのは、『魔法陣グルグル』だった気がする。衛星放送では『白鯨伝説』やCLAMP作品を見ていた。

だが、小学校生活の終わり頃から学習塾に通うようになり、夕方以降にやっているアニメを見れなくなった。中学勉強漬けの日々を過ごしていた私は、いつの間にやらアニメのことを一切忘れてしまった。

中学時代も、高校時代も、大学時代もそうだった。変わらない。

いや、違う。大学の時は、深夜にやっているアニメをたまに見ていた。「コードギアス」「DARKER THAN BLACK -黒の契約者-」「蟲師」「夏目友人帳」あたりは確実に見ていた。

人材営業会社で働くようになってからは、金曜日の深夜に自宅に帰った時、疲れ切った頭でテレビを点けて「こんなアニメあったっけ」と、ボンヤリした気分で視聴することがあった。

私はたぶん、アニメが好きだったんだろう。なぜ見なくなったのかと言えば、十分楽しめるだけの精神的余裕がなかったからだ。ならばいっそ、見ない方がいい。中途半端に楽しむのは嫌だ。中学生になった時も、そんな動機アニメを一切見なくなったのだ。きっと。

そんな私が、アニメーション作品などを作る会社(以下「弊社」という。)に入社した後は、これまたどっぷりと『世界』に浸かることになった。入社から退職まで人事異動はなく、ずっとアニメ製作部門だった。

最初の頃は、アニメ雑誌のインタビュー記事に出るようなプロデューサーその他の足もとで働いた。雑用はもちろんのこと、小さい企画を考案したり、経理その他の事務や、各関係者とのスケジュール調整などを担っていた。ホワイトカラーに毛が生えたような業務内容だ。

ところで、人生で一番最初に携わったアニメは、某少女コミックでそこそこ人気を博した作品だった。タイトルは言わないが、雰囲気は『隣の怪物くん』に似ている。私が入社する半年から企画が始まっており、当初の担当者から引継ぎを受けた。携わったといっても、スタッフロール名前が載るわけでもない端役としてだが。実際、大したことはしなかった。やはりホワイトカラーの枠内に納まる仕事だ。

しかし、これは実際に私の世界を拡げてくれた。方々の兵が集まる企画会議に、必要とあらば関係各所を訪問して説得交渉にあたり、お金の雲行きが怪しくなればどうにかやり繰りをする(ダメなら追加出資企画削減)。ごく稀に、スタジオ等の収録現場では声優の本気と、半面その悲哀を目の当たりにし(ここらへんは後述)、成功した作品打ち上げ会では、自分達が作った数字を眺めて溜飲を下げる。

長い月日が経って、エンタメ業界に慣れてきた頃だと、新作の立ち上げに、利害関係者間の調整(交渉)に、プロジェクト全体の損益見通しの皮算用に、イベント企画運営に、ホームページ管理に……とにかく、アニメを見ない日はなかった。

面白かったのは、いろんな業界の人に会えることだ。クリエイターには当然会えるし、経営者にも会えるし、事務屋とも話をするし、現場労働で身を焦がす人も間近で観られる。特に印象に残っているのは、漫画家声優だ。アニメーターとは、あまり交流の機会がなかった……。

とあるアニメ原作者が一番印象に残っている。つまり作品の神だ。例の人と呼ばせていただく。

例の人は、ほかの漫画家とは一線を画していた。私がいっぱしに携わったと公言できるアニメは計20本近くになるのだが、その半数は漫画原作である。私達は、最低でも一度は彼ら彼女ら(作品の神)の姿を拝むことになる。機会は少ないが。

原作シナリオを変える時には事前に伺いを立てるし(ex.某鬼狩りアニメ敵役台詞である「禍福は糾える縄の如しだろ~」は改変が検討されたらしい。彼が難しい言葉を知っている境遇ではないため)、重要放送回だと制作現場に来てもらうし、打ち上げその他のパーティーがあれば楽しんでもらえるように最大限配慮する。

自作アニメ化されるレベル漫画家小説家というのは、揃いも揃って個性派だ。めちゃくちゃに大騒ぎをする人もいれば、ひたすら黙って沈思黙考の人もいれば、なんかもう色々とはっちゃける人もいれば、欲望丸出しで悪い意味子どもみたいな人もいれば、一般企業でも通用しそうな思考や行動の持ち主もいる。

例の人は、漫画家として優れているだけでなく、人格も見識も申し分なかった。落ち着いた性格で、人柄がよくて、教養もあった。話のやり取りすべてが学びに繋がり、励みになった。初めて会った時の吾峠呼世晴さんは、とにかく、これまで出会った数多の創造者の中で抜きん出ていた。

普通ラスボス人格根底太平洋戦争末期の日本の政治指導者所謂ファシスト)に置くなど、誰が考えつくだろうか。私は、鬼舞辻無惨の例の粛清の場面を読んだ時、丸山真男の「現代政治思想と行動」が真っ先に頭に浮かんだ。あの時、脳に痺れを感じたのを覚えている。

この類の書物を読んで、無惨様のキャラクターを作ったのは間違いないのだ。自らを善とするためであれば、どんな言辞をも取り入れ、どんな諫言も亡きものにする。

例として、あの粛清の時に魘夢が助かったのは、「無惨様を肯定たから」だ。「下弦の鬼を解体する」というトップが決めた戦略方針が、たったの一言撤回された――常なる無謬性がファシズムの基本である

あの時、「無惨様のキャラ付け旧日本軍意識したのですか」と聞いておけばよかった。残りの人生で聞くことができる機会は二度とない。無念だ。

 しかも彼等はみな、何物か見えざる力に駆り立てられ、失敗の恐しさにわななきながら目をつぶって突き進んだのである。彼等は戦争を欲したかといえば然りであり、彼等は戦争を避けようとしたかといえばこれまた然りということになる。戦争を欲したにも拘らず戦争を避けようとし、戦争を避けようとしたにも拘らず戦争の道を敢て選んだのが事の実相であった。政治権力のあらゆる非計画性と非組織性にも拘らずそれはまぎれもなく戦争へと方向づけられていた。

新装版〕現代政治思想と行動 (2006)丸山真男 P.91~P.92



エンタメ業界のほの暗いところ ―

この業界で働いていて、「この感じ、苦手だな」「マジでクソだな」と感じたことは当然ある。字数関係もあるが、何点かに分けて述べていく。声優の悲哀とか、人間嫉妬やねたみの話になる。

TVアニメCUE!」 [Amazon prime video]

https://www.amazon.co.jp/dp/B09PNVWC8S

声優アニメ。一応付言するが、私が携わった作品ではない。

まだ新人だった頃、先輩(兼上司)に連れられて現場を見ることがあった。現場というのは、アニメ制作会社とか、編集スタジオとか、音声の収録現場などだ。

そのためだけに現場に行くのではなく、何かの機会のついでに現場作業見学を申し出るのだ。それで、不思議に思って聞いたことがある。

「(私達は)技術的なことはわからないのに、どうして現場に行くんですか?」

と。それに対して、彼はこう言っていたはずだ。

「確かにからない。仮に、目の前で手抜きをされたとしても見抜けないだろう。でも、企画である俺達が現場に行くことで、『あなた仕事を見ている』というメッセージを伝えることができる。俺達はこの作品に熱をもっていて、いいコンテンツを作れる未来を目指してる。そういう想いを行動で伝えるんだ」

みたいな回答だった。

これは今の私が大事にしていることでもある。要は、発注側が受注側の実仕事をどこまで見るべきかという話だ。今現在の私は、受注側の失敗が社会的に許されない類の仕事をしている。転職後に大きな失敗をしでかさなかったのは、あの先輩のお陰だ。

さて。私が二十代後半の頃だ。例の先輩と一緒に、声優がいる収録現場に初めて音連れたのは。スタジオに入ってしばらく進むと、小ホールみたいな広い空間座椅子が並んでいる待合スペース。十数人はいた。ほぼ声優マネージャー)に出た。その奥に、マイクが並んでいる部屋が映った。木目調で温もりを感じる、しっとりとした空間なのだが、当時の私に予想できるはずもなく。カラオケみたいだなー、とテキトー想念していた。

私と先輩が小ホールに入るなり、セミフォーマル恰好の何人かが寄ってきて、隣にいる先輩に挨拶していた。私も混ぜてもらい、名刺を交換した。

雑談が終わって斜め後ろを振り向くと、女の子と淑女が1人ずつ、あとは男の子が1人、まごつくように並んで私を見ていた――人生で初めて見た声優だった。後で知ったが、攻めのある挨拶活動で知られる声優事務所だった。

ひとりずつ私達の前に出てきて、「~~と申します。(簡単自己紹介よろしくお願いいたします!」と、ハキハキした声でアピールをやってのけた。そのうちの淑女は、私の着ていた衣服お気に入りのやつ)と指輪を褒めるとともに、香水をつけていることを見抜いた(やるな……と感じた)。男の子は謎の一発ギャグを仕掛けてきたのを覚えている。

※かなり昔のことだが、内容は一応伏せる。当日記では、声優個人名前を出すことはない。

私も「よろしくお願いします」と返したものの、微妙な気分になった。たとえ私がどれだけ昇進しようと、彼女たちのキャスティングに関わる可能性は皆無だからだ。まったくゼロではないが……。

例えば、アナウンサーになりたい女子大生は、いろんなイベントコンパニオンとして参加することで武者修行をするわけだろう。それらのイベントでは、今後関わり合いになる人だろうと、これっきりの人だろうと、あの子達は全力で挨拶活動をしていた。熱意は感じるのだが、やはり私には引っかかるものがある。

こんなことを思っている時点で、私はそういう職業には縁がないのかもしれない。今、私は『効率』という観点で物を考えた。あの声優の子が私に挨拶をしても報われる可能性はないのに、と考えた。夢中になっている人間効率のことは考えない。やれることをすべてやる。それだけだ。

かに心をとらえられ、たちまち熱中してしまうのは、謎にみちた不思議なことだが、それは子どももおとなと変わらない。そういう情熱のとりこになってしまった者にはどうしてなのか説明することができないし、そういう経験したことのない者には理解することができない。山の頂を征服することに命を賭ける者がいるが、なぜそんなことをするのか、だれ一人、その当人さえもほんとうに説明することはできないものだ。

はてしない物語(1982) 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳), Michael Ende (原著) P.17



の子達は本気だった。報われようが報われまいが、声優として活躍すると決めたからには、生き残るために何でもやる。上でURLを貼ったアマゾンのレビューにもあるが、声優は堅気の仕事ではない。勝った負けたで全部決まる。精一杯頑張っても生き残れる保証はない。選ばれた者だけが生き残る――余談だが、あの時の淑女と男の子は今でも活躍している。女の子はだめだった。

さて。淑女と男の子は、実力があるうえに、礼儀正しく、サービス精神豊富だった。それが生き残った理由だ。しかし、声優全般が行う営業活動には後ろ暗いものも当然ある。5ちゃんねるとかで、たまにアニメ業界出身者がスレッドを立てて降臨することがあるだろう。

それで、やり取りの中で、誰かが「枕営業ってあるの?」と質問をする。スレ主は「そんなのないよ」「聞いたことない」と応えるのが定番だ。

これは、私個人日記だ。この際だからはっきり言う。枕営業をしている声優はいるし、やらさせている声優もいる。重要フォローをさせてもらうが、芸能界の表舞台――ひとつ契約で何百万もの金が動く――に比べれば圧倒的に数は少ない。声優関係のギャラというのは、例えば女性タレントが出るCM撮影や、青年誌グラビアや、全国各所での公演活動と比べても相当に廉価だ。1回の収録につき数万円以内で呼べてしまう。表舞台に比べると利権は少ない。

それでも、そういうことはある。パターン簡単に分けて2つ。いっぱしの声優になりたい、もしくは声優であり続けたい者が、キャスティング権がありそうな人に近づいて配役を得ようとする。

スタジオでの雑談や、小さい贈り物や、二人きりでの食事くらいで留めておけばいいものを、一線を超えてしま場合もある。私が30才を過ぎた頃、例の収録現場で、声優に「よかったらご飯行きましょう」などと声をかけられたことがある(最終的な内訳:男性が2人、女性が5人)。

その際、はっきりと「ごめんね。私にキャスティング権はないんだ」と答えた場合、彼ら彼女らを傷つけてしま可能性が高い。いや、はっきりいって『侮辱である。なので断り方が難しかった。「帰って社内会議があるので」みたいな返答をしていた。

これはまだいい。声優個人or事務所の意思問題だ。「あの役がほしい」とどうしても思っていて、そのためなら何でもやるという覚悟責任さえあれば、枕営業は罪ではないと私個人は感じる。「この業界は堅気じゃない」とはそういうことだ。

追記)正直に言うと、私の妻が声優だった頃に食事に行ったことがある。私から誘ったので上の内訳には入れていない。



以上、「この感じ、苦手だな」と思ったことを述べた。以下に語るのは「マジでクソだな」と思ったことになる。すなわち、個人が望んでいる保証のない枕営業のことだ。アニメ業界に限ったことではなく、エンタメ業界には先日話題になった映画監督のような『畜生』が何人もいる。結果を出している人間の一部がやりたい放題やっているのだ。

まだエンタメ業界にいた頃、そんな人間に捕まったと思われる(主に女性声優の話を聞くたびに胸が痛くなった。このような話題が、どうして私などの塵芥の耳に届いているのか……? そう考えると、さらに心が抉られる思いがした。

おそらくは、やった本人または関係者面白がって吹聴している。私のところまで噂が届くということは、そういうことだ。いろんな声優の姿が脳裏をよぎった。「あの子大丈夫だろうか」といらぬ心配をしてしまうほど、当時の私には『噂』がグッサリと刺さった。

さて。エンタメ業界に恩があるのも事実だ。下種な話題はこれくらいに留めておこう。気が付けば字数がない。前後に分けることにする。

【後編】

https://anond.hatelabo.jp/20220502223252

2021-11-11

暗視に値する

因子に値する

運指に値する

遠視に値する

恩師に値する

 

監視に値する

禁止に値する

君子に値する

検死に値する

コンシに値する←難しい

 

三矢に値する

紳士に値する

寸志に値する

戦士に値する

尊師に値する

 

端子に値する

沈思に値する

ツンシに値する←難しい

天使に値する

頓死に値する

2021-04-02

女性は可哀そうな存在だと思う

ちょうど6年前のことだ。そろそろここに書いても大丈夫だろう。

俺がいる部署の隣の隣の、さらに隣のブロック新人女子が配属されてきた。清楚な印象の子だった。25くらいかなと思った。

新年度になって新人女子が来るだけなら大したことじゃないが、その女子アユミさんとしよう)の隣には、俺が昔世話になった先輩がいた。年齢は40近い人で、頭髪の一部が白くなっている。

アユミさんも、その先輩も未婚だった。

その2人が、仕事でタッグになった。県営住宅管理運営仕事で、先輩が主で、アユミさんが副として業務にあたるとのことだった。

実際、2人はまさにタッグだった。週に2、3度は軽トラックに乗って現場に出かけ、窓口では県営住宅に住んでいる人の相談に乗り、職場の小さい買い物や改善活動も2人でやるように上から命じられる。

これは、あれだ。俺の会社ではたまにあることだ。

人事が、俺の先輩(アキオさんとしよう。アユミさんとともに原型を留めないレベル仮名にしている)に“嫁候補”をあてがったのだ。

言っておくが、アキオさんは、はてな語でいうところのKKO(※精神的な意味で)とは真逆人間だ。比べることすらおこがましい。

組織人として結果を出しているし、上司の指示に忠実だし、でも納得できなければとことん議論するし、同僚や取引相手には分け隔てなく接するし、後輩には男女問わずモテる

頭が切れるタイプじゃない。沈思黙考という言葉が似合う。

得意分野の広さがなによりも凄い。財務会計設備管理現場仕事クレーム対応、測量図面作成など、まさに何でもござれのヤバい人だ。ヤバい人、というのはもちろんいい意味で使っている。

お金がなくて月々の家賃が払えない人が窓口に来ても、何時間でも話を聞いているし、怖い人に怒鳴られても毅然とした態度を崩さない。

そういうところを俺もみんなも尊敬している。

ある時だった。仕事で嫌な事があってふてくされ、失礼な態度でだるそうに接客をしていたのを注意されたことがある。

お客さんが帰った後で、アキオ先輩は俺の肩に触れながら、「K君。そんなことしたらいけないよ。お客さんを差別したらだめだ」と諭してくれた。

それでも不貞腐れる俺だったけど、笑顔でずっと傍にいてくれたんだ。

それから段々と、アキオ先輩に敬意を払うようになっていった。

ところで。アキオ先輩は恋愛ができない。

これまで恋人いたことはないらしい。恋愛ができないというよりは、興味がないのだろうと思う。

アキオさんは、見た目はボヤっとしているかもしれないが、体型は細いし、ファッション清潔感がある。モテる要素はあるのだが、本人が恋愛に乗り気じゃない。

ほかの同僚が、飲み屋で先輩に女の子を紹介しているのを見たことがある。アキオさんは仕事ができるので、今のうちに恩を売っておこうという人は実際に多い。

すぐ後ろで、俺も立って話を聞いていた。

……アキオ先輩は、せっかく可愛い子を紹介されても知らん顔をしていた。ああ、そうですねみたいなやりとりばかりだった。

女の子の目が悲しそうだった。その時が初対面じゃなく、遠く離れた部署女の子だった。ずっとアキオ先輩と話をしたかったらしい。

話し始めて1分くらいかな? アキオ先輩が後ろを向いて、俺の二の腕あたりを掴んで合図をして、そのままスッと居酒屋廊下を歩き出した。

女の子と話しててくださいよ。あっちの席、男しかいないですよ」

「K君と話している方がいいんだ」

アキオ先輩に連れられて、男ばかりが5,6人いる座敷に戻った。

先輩は、飲み会が終わるまでその席から動くことはなかった。別の席にも呼ばれてたのに。ずっとそこにいた。

さて、そのアキオさんとアユミさんがどうなったかというと……

丸2年経っても、まったく何もなかった。あれだけ一緒にいて、同じ仕事をやってきて、それでも何も進展がなかった。

2年もの間、先輩はアユミさんに興味がなかったし(本人談)、アユミさんに彼氏はいなかった(本人談)。

でも、俺が見た感じだと、二人は仕事中に、お互いを信頼しあっているように見えたのだ。

その間に、アキオさんは40になって、アユミさんは26になって、俺は30を過ぎた……

時は経ち、3年目の始まりである4月1日をもって、アキオさんはかなり遠くにある組織へと出向していった。もちろん栄転だ。

アユミさんはこれからどうなるのだろうかと、不安になったのを覚えている。

アユミさんが不憫だと思った。

俺が勤めている組織では、できるだけ社員同士で結婚してほしいと人事部局が考えていて、いい年の男女を狙って同じ部署、同じ仕事に割り当てることがある。アキオさんみたいに評定がトップレベルの人だと、『特にいい子』(差別的な表現申し訳ない。ほかにいい言葉が浮かばなかった)が当てられる。

アユミさんは可愛らしい人だと思ったし、実際に仲間想いで、お客さん想いのいい子だった。しかし、アユミさんがいた部署というのは、いわゆるキツイところだった。入社1年目の新人が配属されることはまずないと言っていい。

肉体労働があるし、借主や不動産業からクレームがドギツイ。40メートルは離れているであろう俺の席まで罵声が轟くこともある。

でも、彼女は頑張ったのだ。身バレがこわいので具体性のある表現はしないが、ほかの女子社員よりも頑張っていた。見ていて辛くなるほどに。

そんな、尊敬できる人間なのに、男性社員の嫁候補としてキツイ部署に配属され、アキオさんとも結ばれなかった。3年目が終わる時には異動になって、また別の部署で嫁候補として過ごす可能性が俺の経験上高い。

今回、この記事を書こうと思ったきっかけは、先日こんな増田を読んだからだ。2つある。

ジェンダーギャップ指数って要は「男が責任負わされてる国」指数じゃね?

https://anond.hatelabo.jp/20210401175432

ここに書いてあることは間違っている。キンタマが付いていない男とは、こういう醜悪言論公共の場で行う人間を指すのだろう。もしくは、社会的地位があまりに低いために、世間社会に対して恨みを持つようになった人間だ。

実際の日本では、女性男性に比べて劣った地位にある。社会女性に「女の子っぽさ」を求め、会社では「上の役職にいくにはふさわしくない」と思われ、容姿が醜ければ「存在を軽んじ」られ、誠実でない男には「セックスの道具」として扱われる。

②1年間、片思いをしていたあの人を許せない

https://anond.hatelabo.jp/20210331211345

増田文学という小説ジャンルがあるくらいなので、この内容をそのまま信じることはしないが、仮にすべて事実だったとしよう。

アユミさんは、上の日記でいうところの投稿者に当たる。アユミさんはアキオさんに気があった。どうして俺が知っているのかは言わないけど、とにかくそれを知っている。でも、アキオさんは恋愛的な意味アユミさんを相手にしなかった。

恋愛において、女性不憫だと思うところがある。それは、「結果がわからないこと」だ。

基本、恋愛というのは男性から行くものであり、女性は待つものだ。女性からアタックできる人は少ない。よって、一般的女性は、意中の男性に誘われるのを待つことになる。

それだと、結果がいつまで経ってもわからないじゃないか

三か月待てばいいのか、半年待てばいいのか、1年待てばいいのか?運の悪い女性だと、3年待っても何もアタックがない(脈ナシ)かもしれない。

2021年現在アユミさんには彼氏がいるし、1年以内に結婚する可能性もあるし、仕事友達関係も順調だ。

でも、それはアユミさんが容姿がよくて中味もよかったからであって――基本的に、女性は可哀そうな存在だと俺は思う。

今でも人事は、『嫁候補』としての人事異動を行っている。

恋愛価値のある女性」が、「組織にとって利益のある男性」のための福利厚生の一環として用いられている。

今度人間に生まれるとしたら、また男がいい。女はできれば嫌だ。生き残っていける気がしない。生まれた時の容姿レベル幸せになれるか大体決まるなんて、どんな冗談だ?

努力して強くなれるのがいい。勉強でも、スポーツでも、仕事でも、恋愛でも、最初はヘタクソだったけど、目標に向かって努める力を重ねることで俺は上手くなってきた。

から、生まれつきの要素で著しく劣ることで、人生において逆転不可能状態に陥る女性というものが哀れでならない。

俺には社会を変える力はない。

けれど、少なくとも同じ部署で働く人や、将来俺の部下になる人には、男だろうと女だろうと関係なく幸せになってほしい。そういう職場組織を作っていきたい。

今の、これからの俺にできるのはそれだけだ。

2020-04-01

いた[30]。正統バラモン教の各学派も、その学派の教学を学ぶことと並行して、ヨーガ修行を行っている[31]。ヨーガ学派に代表される古典ヨーガ沈思瞑想による修行法は、4-5世紀頃に編纂されたといわれるヨーガ学派の教典であるヨーガスートラ』にも書かれている。 また身体を鍛錬するヨーガは、13世紀

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060432812-01-04-2020-Колл-центр-9-серия-смотреть-в-хорошем-качестве-от-1-апреля-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060349051--Заступники-9-серия-01-04-2020-последние-серии-смотреть-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060344171-01-04-2020-Ничто-не-случается-дважды-2-сезон-5-серия-последние-серии-смотреть-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060347951-01-04-2020-Заступники-9-серия-смотреть-бесплатно-в-хорошем-качестве-от-1-апреля-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060418712-01-04-2020-Карпатский-рейнджер-22-серия-последние-серии-смотреть-от-1-апреля-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ua/community/posts/360060428832-01-04-2020-Патриот-16-серия-качество-HD-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060346071-01-04-2020-Корни-22-серия-смотреть-бесплатно-в-хорошем-качестве-от-1-апреля-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060343171--Заступники-9-серия-01-04-2020-в-хорошем-качестве-от-1-апреля-

https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ua/community/posts/360060335311--Женский-Стендап-13-серия-Тнт-01-04-2020-онлайн-сериал-смотреть-от-1-апреля-

2020-01-13

anond:20200113121648

葬式に黒ネクタイしていくのが権威主義だというならそうかもしれないし、誰かにおはようさん言われただけでおはようとは?あいさつとは?他者とは?自分存在とは?って寿命がつきるまで沈思黙考するのが哲学的生き方だというならそうかも知れないね。一人でやってて

2018-09-04

anond:20180829224019

食事意識の高さからにじみ出る自分の考え撤回したくない感

自分に厳しいんだろうし、少し手を抜けばいいのに。年齢は40代かな。拗らせちゃったか

その時の自己ブームに乗っかってりゃ良いよ。沈思黙考出来るくらいの歳になったんだから、すぐ決まることもないでしょ

2016-09-15

オタク婚活は情けない、と思っていた時期が私にもありました。

婚活なんてやったら負けだ。それがましてやオタク婚活などというオタクを食い物にしたサービスなんぞもってのほかだ。

と、思い俺ならば新しい環境に馴染むうちに彼女の一人ぐらいできるだほう、そうたかをくくっていたら結局仕事に忙しく日々覚えて動いて忘れて怒られる、そんなローテを体が覚えるだけで土日なんかは寝るか飯を食って寝るかコンビニ行って帰って寝るかのどれかであった。

このままではまずい、と臨時収入を元手に試しにオタク婚活に行ってみるか、どんなブサイクフェイス比較され何人に選ばれるのかと空想よりもファンタジックな自信とともに都内ビルへ向かった。

有名らしいオタク婚活パーティーを利用した。土曜日夜に思いつきそのまま日曜日の会場へ予約した。

服はそこまで意識せず普段より少し気合を入れた程度でよかろう、と明るめのパンツに爽やかな色のシャツを着て行った。今時オタクでチェックのシャツを着ている人間なんぞいるのだろうか、と思いつつ会場へ着いた。

受付時間より少し早く来たがすでに男が二人スマホを握って沈思黙考していた。俺もそれに習いスマホをいじった。

なぜか足が震えていたが多分エレベーターに酔ったんだろう。

俺の後に数人女性がきた当たりで開場した。

中はそこそこ広く本棚には有名どころの作品雑誌が置いてあった。

席について机を見てみるとギルドカードなるものが置いてあり記入しろとのことだった。

自身ステータス記入に加えて好きな作品などの趣味趣向も記入できたのでとりあえずコアなものは避け、最近見た部活モノなんかを書いておいた。ハイキュー王道でよい。

開始時間になりシステムの案内が入る。

俗に言うらしい回転寿しなるシステムで一人3分の持ち時間で総当たりに自己紹介をするという。短くないか

何を話したかからないまま一周した。正直に言うと何も覚えていないし下品な話顔と胸と一番話したことぐらいしかメモには書いてなかった。

回転寿しが終わると今度はアプローチカードなるものを提出し気になった相手を男女互いに知らせるという。もちろん個人に向けてだ。

封筒に入ったアプローチカードを見てみると2枚しかなかった。ここでまず現実を知った。自分は決してイケメンではないんだと。

もらった相手を見てみると一人はメモには高評価、もう一人は好みではないと書いてあったのでとりあえず高評価の人へ狙いを絞ることにした。

アプローチカード返却後、今度は互いに相手指名して会話する時間だというのでまず私はカードをくれた相手と会話した。意識を向けてみれば可愛いな、と思った。最初時間の話などよくよく覚えてないものだ。

その次は女性から指名タイムということで余り物になると気まずいなぁと佇んでいたが、本命を逃したらしい最初に会話した女性指名してきてくれたので渡りに船、と着席し適当に会話した。

最後は男女互いに自由指名できる時間だ。

余り物を拾ってやろうと適当に座り適当に相槌を打った。何を会話したかは忘れた。

これらのコミュニケーション時間が終わるといよいよカップリングタイムということで最終投票時間になった。

第3希望まで提出でき、互いに指名が合えばカップリングとなり先に退室できるというもので、まぁ勝ち組負け組の公開時間だ。

この会は6組ほど成立したらしい。

あっさりと番号を呼ばれた私はその相手、私にアプローチカードを送ってくれた方と先に出ることになった。

婚活というのはイマイチ分からんものだ。と思いながら軽くご飯を食べて帰ったが、帰り道早速ラインが送られてきたのでかろうじて私を拾う神はいてくれたのだ、と認識するとともに自分立ち位置というものを改めて認識できたのでまぁ良い経験になった。

2016-02-17

いつかどこかで覚えのある味

 インスタント食品がそれほど好きでない。

 特にカップラーメン独特の臭みがちょっと苦手だ。

 

 そんな中、10年ほど前にタイ土産にもらったトムヤムクン味のカップヌードル日清食品現地法人が出している)は、驚くほど自分の口に合って美味かった。

 元々辛いものが好きなのもあるが、現地人向けに作っているだけあって本格的な酸味と辛味が際立っており、それがカップヌードルの臭みも上手い具合に消してくれている。

 

 個人輸入等で買うことも考えたがけっこう割高だ。いつかタイに行く機会があったらまとめて買い込もう。

 ……と誓ってからしばらく経つうちに、ご存知のとおり、日本でも正式に「カップヌードル トムヤムクン」が発売された。

 待ちに待った商品。待ちに待った味。

 本場の味をよく知る人にはもしかしたら物足りないのかもしれないが、俺の記憶にある味とは寸分違わない。美味い。

 販売不振で早々に生産終了しては困るので、応援の想いも込めてたくさん買った。

 一時品薄な時期もあったが、その時も日清直営通販サイトからダース単位で注文できたので、箱買いした。

 

 日本国内で広く売るにはなかなか挑戦的な味なので心配していたが、俺のように夢中で食べた人が多かったのだろう、「カップヌードル トムヤムクン」は今も店頭に並んでいる。

 

 そんなある日、今から半年ほど前のことだ。

 いつものように近所のスーパーカップ麺売り場を見ていたら、ある商品が目についた。

 「カップヌードルリゾット トムヤムクン」。

 即座に買い物かごへ放り込んだ。

 

 さっそく翌日の昼休み会社食堂作ってみた

 作り方の基本は「カレーメシ」なんかと同じだ。蓋を開けて規定量の水を入れてよく混ぜて蓋を被せてレンジでチン。あと、こいつの場合は食べる直前に入れる「トムヤムクンペースト」が付いている。

 

 作った。

 レンジで温める5分間がとても待ち遠しく感じた。

 

 食べた。

 慌てて口に入れたら熱い熱い熱い。熱すぎて味もよくわからない。

 

 よく混ぜてよく冷ましつつ、ゆっくり香りを楽しみながら味わった。

 

 暖かい

 酸っぱい。

 辛さは控えめ。

 数種のスパイスの混ざった複雑な香り

 米はスープを吸って粘り気のある食感。

 

 ひと口、ふた口と食べ進めるうちに、

 妙な、感覚を覚えた。

 

 ……この匂い、この味、この食感。覚えがある。

 

カップヌードル トムヤムクン」のそれとは違う。

 麺ではなくリゾットからこそ呼び出された、別の記憶の引き出し。

 

 スプーンを持つ手を止め、沈思黙考。

 

 何だ? この嗅覚と味覚と食感に覚えのあるものは……。

 

 

 

 あ。

 

 

 

 あ、ああ……。

 

 

 

 あ、あ、あーーー!!

 

 

 

 ま。

 

 

 

 ま、ままま。

 

 

 

 ま ん こ だーーーーー!!!

 

 

 

 まんこだ!

 

 

 

 まんこまんこまんこまんこだ!

 

 

 

 これ、まんこの味がするよー!!

 

 

 

 慌ててスプーンで掬って、もう一度パクリ

 

 まんこ味! 間違いなくこれ、まんこ味!(五七五)

 

 生暖かさといい複雑な香りといい酸っぱい味といい、ヴァジャイナそのものだよ!

 

 なんで俺は会社食堂女性器そっくりの食べ物を口に運んでいるんだ!

 

 ランチタイムクンニリングス

 韻を踏んでいるようでさほど踏めてなかった!

 

 まだ8割くらい残ってるけど、俺このおめこ味の食品をこの調子で完食できるか!?

 

 もうね、手元のカップの中身が陰核と大陰唇と小陰唇の織りなす小宇宙しか見えない。

 

 五感のうち、嗅覚と味覚と触覚の3つがぼぼそのもので占拠されてるんだぜ?

 

 そりゃあ視覚聴覚もつられて騙されるわ。

 

視覚「あー、これに見えるはしとどに濡れそぼった秘裂ですわ」

 

聴覚「せやせや、クレバスからとめどなく溢れる愛液がいやらしい音を立てとる」

 

 出ましたよ、五感の総意が。

 

 満場一致でまんまん認定

 

 

 

 数分後。

 

 全身全霊をもって女陰と認めた代物を、苦労して完食。

 

 正直きつかった。

 

 職場の昼休みNHKニュースをBGVにして擬似クンニ体験なんてするもんじゃない。

 

 

 でも。

 

 もし俺が童貞真っ盛りの中高生だったら、間違いなく箱買いしてただろう。

 

 手のひらと指全体を使ってカップの温もりを感じつつ、肺が破裂しそうなほど深呼吸しつつ、総入れ歯を失くした老人でも咀嚼できるくらいに柔らかくなるまで口内で味わい尽くすでしょう。

 

 いや、それだけじゃ済まないな。

 

 突っ込んでるな。

 

 ちんちんを。

 

 突っ込んでるな、ちんちん

 

 間違いなく。

 

 そんで火傷してるな、温度調整を誤って。

 

 世にはカップヌードルを用いた自慰行為があると聞くが、それは一度も実行しようと思わなかった。

 

 でもこいつの場合は訳が違う。

 

 そいじょそこらのオナホ再現できているのは精々、形状とか触感とか温もりとかでしょう?

 

 こいつは次元が違う。匂い触感の域にまで踏み込んだ前代未聞のジョークグッズである

 

 TENGAは今すぐ日清コラボ企画を持ち込んだほうがいい。

 

 もし、この増田を読んだ中高生男子コンビニスーパーレジうつむき顔で「カップヌードルリゾット トムヤムクン」を持ってきたとしても、店員さんには優しく接していただきたい。

 

 取り急ぎこちらからは以上です。

2015-06-11

正義に対する残存日本人の反応

本物 → 死去

ついていった老人ホームの老人 → 沈思黙考,反省

5,60代の真正犯罪者 → うぎゃあああああああああああああああああああ 俺が育んだ悪い液体があああああああああああ

3,40代 → 痛ええええええええええええええええええええ

10歳未満,10,20代 → しぎゃぴいいいいいいいいいいいいいいいいい

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん