はてなキーワード: 男性学とは
弱者男性をめぐるイメージは人によって違う。当事者の間でも批判する人々の間でも違う。それぞれの人の中で意味が違うもののために、あるいは違うものに対して、十字砲火が続いてわけがわからないことになっている。無理に定義をしようとすれば、それだけで違う立場の人間同士がもめ始める。というわけで、いろいろな記事や増田やブコメの数々を参考にして、自分が把握できた範囲で「弱者男性っているの/誰なの」の広がりを示す樹形図を作ってみた。ぜんぜん「漏れなくダブりなく」ではないし、要約も雑だし、論理的におかしい部分もあるけど、あくまで自分用のメモとして。
「いるよ派」の色々な主張を見てみたところ、まず「属性弱者派」と「関係弱者派」という大きな流れがあり、それぞれの中では「経済弱者派」と「性的承認弱者派」が突出しているように感じた。両方を意識している「総合的弱者派」の中にも、弱者男性は所得が低いから女性とも関係を持てない(性的承認の不足は経済力の低さの二次的結果である)という見方(経済最終審級派)と、所得やその他の属性がどうであっても、女性や他者と関係を持てていないこと自体が弱者男性の生きづらさの核心だという見方(関係最終審級派)がいる。前者には「所得さえ充分に高ければ、容姿や年齢が社会的に不利だったとしても女性との関係を持てる(持てた)可能性はある」という含みがあるが、後者は、所得の多寡とは必ずしも直結しない独立した問題として、関係や承認の不足をとらえている。荒っぽくまとめると、弱者男性は「貧乏で、結果として非モテでもある男性」か「非モテで、その一因が貧乏にもある男性」のどっちかとして語られがちだ。
なお、弱者男性論と絡めて登場しがちな「KKO」(キモくて金のないおっさん)という概念を提唱した田比岡(一柳良悟)氏は、KKOについて語るときにまず『根源的なさみしさ』に言及していた。https://togetter.com/li/825742 彼は「金だけの問題にすると、そこから抜け落ちてるキモい人たちはどうなるんだ、っつうことが言いたいわけで」「根源的なさみしさは、それ単体で、お金を払って引き取ってもらえるものではないのよね」とし、「キモくて金のないオッサンの経済的な困難でない部分、すなわち公的、客観的、定量的なところではないところ」を考えたい、としていた。これを更に言い換えてみると「キモくて金のないオッサンの〈私的で、主観的で、定性的なところ〉」となり、しかもそれは田比岡氏の中では「根源的なさみしさ」と紐づいている。何となく、男性性という殻の中にある柔らかく傷つきやすい部分の機微に触れるような感じで、これはまだ我々の社会がうまく言語化しきれていない要素のように見え、個人的にはもっと知りたいと思う。
あと「弱者男性」についてのイメージは、個々人がどの時期に、どのルートで弱者男性という概念に触れたかによって大きく異なる可能性があると思った。歴史的にみると、弱者男性論はもともとは赤木智弘氏がフリーターという就労状態から立ち上げた洞察で、基本的には「属性弱者派>経済的弱者派」に近い論調だったが、一方で関係への渇望も滲んでいた。それがどこかの時点で非モテ論と結びついて「関係弱者派」的なニュアンスが深まっていったように見える。最近は非モテ・上昇婚・負の性欲・インセル・エマ・ワトソンなどが「弱者男性」という言葉とともに論評されてたりして、弱者男性概念と性的承認との結び付きがより強まっている印象がある。こういう歴史的変化も、弱者男性をめぐるイメージの錯綜を招いているように感じた。
何か思いついたらまた追記するかも。
弱者男性をめぐるイメージは人によって違う。当事者の間でも批判する人々の間でも違う。それぞれの人の中で意味が違うもののために、あるいは違うものに対して、十字砲火が続いてわけがわからないことになっている。無理に定義をしようとすれば、それだけで違う立場の人間同士がもめ始める。というわけで、いろいろな記事や増田やブコメの数々を参考にして、自分が把握できた範囲で「弱者男性っているの/誰なの」の広がりを示す樹形図を作ってみた。ぜんぜん「漏れなくダブりなく」ではないし、要約も雑だし、論理的におかしい部分もあるけど、あくまで自分用のメモとして。
「いるよ派」の色々な主張を見てみたところ、まず「属性弱者派」と「関係弱者派」という大きな流れがあり、それぞれの中では「経済弱者派」と「性的承認弱者派」が突出しているように感じた。両方を意識している「総合的弱者派」の中にも、弱者男性は所得が低いから女性とも関係を持てない(性的承認の不足は経済力の低さの二次的結果である)という見方(経済最終審級派)と、所得やその他の属性がどうであっても、女性や他者と関係を持てていないこと自体が弱者男性の生きづらさの核心だという見方(関係最終審級派)がいる。前者には「所得さえ充分に高ければ、容姿や年齢が社会的に不利だったとしても女性との関係を持てる(持てた)可能性はある」という含みがあるが、後者は、所得の多寡とは必ずしも直結しない独立した問題として、関係や承認の不足をとらえている。荒っぽくまとめると、弱者男性は「貧乏で、結果として非モテでもある男性」か「非モテで、その一因が貧乏にもある男性」のどっちかとして語られがちだ。
なお、弱者男性論と絡めて登場しがちな「KKO」(キモくて金のないおっさん)という概念を提唱した田比岡(一柳良悟)氏は、KKOについて語るときにまず『根源的なさみしさ』に言及していた。https://togetter.com/li/825742 彼は「金だけの問題にすると、そこから抜け落ちてるキモい人たちはどうなるんだ、っつうことが言いたいわけで」「根源的なさみしさは、それ単体で、お金を払って引き取ってもらえるものではないのよね」とし、「キモくて金のないオッサンの経済的な困難でない部分、すなわち公的、客観的、定量的なところではないところ」を考えたい、としていた。これを更に言い換えてみると「キモくて金のないオッサンの〈私的で、主観的で、定性的なところ〉」となり、しかもそれは田比岡氏の中では「根源的なさみしさ」と紐づいている。何となく、男性性という殻の中にある柔らかく傷つきやすい部分の機微に触れるような感じで、これはまだ我々の社会がうまく言語化しきれていない要素のように見え、個人的にはもっと知りたいと思う。
あと「弱者男性」についてのイメージは、個々人がどの時期に、どのルートで弱者男性という概念に触れたかによって大きく異なる可能性があると思った。歴史的にみると、弱者男性論はもともとは赤木智弘氏がフリーターという就労状態から立ち上げた洞察で、基本的には「属性弱者派>経済的弱者派」に近い論調だったが、一方で関係への渇望も滲んでいた。それがどこかの時点で非モテ論と結びついて「関係弱者派」的なニュアンスが深まっていったように見える。最近は非モテ・上昇婚・負の性欲・インセル・エマ・ワトソンなどが「弱者男性」という言葉とともに論評されてたりして、弱者男性概念と性的承認との結び付きがより強まっている印象がある。こういう歴史的変化も、弱者男性をめぐるイメージの錯綜を招いているように感じた。
何か思いついたらまた追記するかも。
弱者男性をめぐるイメージは人によって違う。当事者の間でも批判する人々の間でも違う。それぞれの人の中で意味が違うもののために、あるいは違うものに対して、十字砲火が続いてわけがわからないことになっている。無理に定義をしようとすれば、それだけで違う立場の人間同士がもめ始める。というわけで、いろいろな記事や増田やブコメの数々を参考にして、自分が把握できた範囲で「弱者男性っているの/誰なの」の広がりを示す樹形図を作ってみた。ぜんぜん「漏れなくダブりなく」ではないし、要約も雑だし、論理的におかしい部分もあるけど、あくまで自分用のメモとして。
「いるよ派」の色々な主張を見てみたところ、まず「属性弱者派」と「関係弱者派」という大きな流れがあり、それぞれの中では「経済弱者派」と「性的承認弱者派」が突出しているように感じた。両方を意識している「総合的弱者派」の中にも、弱者男性は所得が低いから女性とも関係を持てない(性的承認の不足は経済力の低さの二次的結果である)という見方(経済最終審級派)と、所得やその他の属性がどうであっても、女性や他者と関係を持てていないこと自体が弱者男性の生きづらさの核心だという見方(関係最終審級派)がいる。前者には「所得さえ充分に高ければ、容姿や年齢が社会的に不利だったとしても女性との関係を持てる(持てた)可能性はある」という含みがあるが、後者は、所得の多寡とは必ずしも直結しない独立した問題として、関係や承認の不足をとらえている。荒っぽくまとめると、弱者男性は「貧乏で、結果として非モテでもある男性」か「非モテで、その一因が貧乏にもある男性」のどっちかとして語られがちだ。
なお、弱者男性論と絡めて登場しがちな「KKO」(キモくて金のないおっさん)という概念を提唱した田比岡(一柳良悟)氏は、KKOについて語るときにまず『根源的なさみしさ』に言及していた。https://togetter.com/li/825742 彼は「金だけの問題にすると、そこから抜け落ちてるキモい人たちはどうなるんだ、っつうことが言いたいわけで」「根源的なさみしさは、それ単体で、お金を払って引き取ってもらえるものではないのよね」とし、「キモくて金のないオッサンの経済的な困難でない部分、すなわち公的、客観的、定量的なところではないところ」を考えたい、としていた。これを更に言い換えてみると「キモくて金のないオッサンの〈私的で、主観的で、定性的なところ〉」となり、しかもそれは田比岡氏の中では「根源的なさみしさ」と紐づいている。何となく、男性性という殻の中にある柔らかく傷つきやすい部分の機微に触れるような感じで、これはまだ我々の社会がうまく言語化しきれていない要素のように見え、個人的にはもっと知りたいと思う。
あと「弱者男性」についてのイメージは、個々人がどの時期に、どのルートで弱者男性という概念に触れたかによって大きく異なる可能性があると思った。歴史的にみると、弱者男性論はもともと赤木智弘氏がフリーターという就労状態をもとに立ち上げた切り口で、基本的には「属性弱者派」のうちの
「経済的弱者派」に近い論調だったが、一方で関係への渇望も滲んでいた。それがどこかの時点で非モテ論と結びついて「関係弱者派」的なニュアンスが深まっていったように見える。最近は非モテ・上昇婚・負の性欲・インセル・エマ・ワトソンなどが「弱者男性」という言葉とともに論評されてたりして、弱者男性概念と性的承認との結び付きがより強まっている印象がある。こういう歴史的変化も、弱者男性をめぐるイメージの錯綜を招いているように感じた。
何か思いついたらまた追記するかも。
結局「弱者男性」って誰なんだよ。みんな好き勝手なこと言いやがってクソが。
それぞれ全然違う問題なんだから、その処方箋だって全く違ってくるだろよ。次元が違う話を全部一緒くたにして「弱者男性論」みたいに雑にくくるから、話が全然まとまらねえんだ。アホか。経済力の話なら再分配とか福祉とか新自由主義批判でいいだろ。容姿の話ならルッキズムでいいだろ。他の能力の話ならノーマライゼーションとか社会的ケアでいいだろ。最後の非モテ要素以外は全部わざわざ「男性」なんて性別を絡めずに語れるじゃねーか。そうじゃない「弱者男性」ならではの特別な事情があるなら、そこをちゃんと説明しろよ。
弱者男性論をぶちあげる連中の多くからは「俺は弱者なのに弱者性を認めてもらえない」という心の叫びは感じるけど、その「弱者性」ってのがどういう状態なのかぜんぜん共有できてないのに「弱者性のつらみ」という被害者感覚ただ1点で結束しようとするから、話が支離滅裂になってんだよ。
「男が強くあらねばならない社会的規範の中で苦しんでますぅ〜」みたいな男性学っぽい話なら、性別問わずその規範を再帰的に強化してる社会的強者たちに異議申立しろ。「女性にモテないことは弱者男性問題の本質じゃない」と思ってるやつは、白饅頭みたいに弱者男性を非モテの問題に矮小化してる非弱者男性 https://togetter.com/li/1692506 をちゃんと批判しろ。そういう深掘りができねーなら、どんなに「弱者男性論」が盛り上がっても、みんなで目隠しして象を撫でてああだこうだ言い合ってるようなもんだ。そっから生産的な結論が出てくるわけがない。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 89 | 13129 | 147.5 | 47 |
01 | 71 | 4307 | 60.7 | 20 |
02 | 49 | 6315 | 128.9 | 49 |
03 | 46 | 4147 | 90.2 | 44 |
04 | 45 | 3288 | 73.1 | 35 |
05 | 24 | 4645 | 193.5 | 59 |
06 | 38 | 2353 | 61.9 | 43 |
07 | 81 | 5870 | 72.5 | 42 |
08 | 61 | 6848 | 112.3 | 55 |
09 | 115 | 17905 | 155.7 | 60 |
10 | 120 | 11002 | 91.7 | 44.5 |
11 | 196 | 16931 | 86.4 | 42 |
12 | 173 | 11399 | 65.9 | 42 |
13 | 127 | 10151 | 79.9 | 48 |
14 | 89 | 10234 | 115.0 | 53 |
15 | 105 | 7369 | 70.2 | 35 |
16 | 127 | 9376 | 73.8 | 36 |
17 | 128 | 19301 | 150.8 | 47 |
18 | 113 | 11704 | 103.6 | 45 |
19 | 165 | 30361 | 184.0 | 52 |
20 | 157 | 14487 | 92.3 | 43 |
21 | 117 | 14721 | 125.8 | 63 |
22 | 141 | 18950 | 134.4 | 47 |
23 | 138 | 12461 | 90.3 | 34 |
1日 | 2515 | 267254 | 106.3 | 45 |
戦機(3), たどりつき(3), ひまわり(15), クソスペ(3), 馬渕(3), 男性学(3), ほんまもん(3), タワーディフェンス(3), 墓石(8), 社会学部(4), 受益者(3), 見目麗しい(3), 弱者男性(42), ステマ(17), 下方婚(27), 学級(14), アウトプット(7), MMT(6), モラル(11), 冷笑(6), 献血(8), 批評(7), シン(9), 社会問題(9), 資格(32), 庵野(9), 配偶者(11), 起業(12), 有利(12), リベラル(27), 救わ(14), フェミニズム(16), 主義(10), 消費税(10), アップデート(10), 逃げ(25), 引用(10)
■ブクマカ「この件については判断保留」 /20210403055237(30), ■リベラル派男性として「弱者男性論」に賛同できない理由 /20210403165033(26), ■友達と思っていた人から切られるということ /20210402215944(21), ■現代で資格取る奴ってマジで頭悪すぎじゃない? /20210402142842(15), ■ペアーズ婚活必勝法(女性用) /20210403142548(11), ■新社会人になれなかった者による戯言 /20210401174952(11), ■墓石ってさあ /20210402195241(10), ■ /20210403025039(10), ■辛かったら逃げても良いんだよ ← これやめろ /20210401222557(10), ■ジャンプ+がガンガンONLINEに勝った無常を感じる /20210402224412(9), ■ /20210403162924(9), ■ギター:ギタリスト ベース:ベーシスト ドラム:ドラマー ← なぜなのか /20210403112832(9), ■中国人と繋がりたいんだが /20210403160752(8), ■国民が求めるであろう第三次安倍政権 /20210402162411(8), ■色んなコンテンツのアンチを見てきて気づいたんだが、筋の通った叩かれより、筋の通らない叩かれの方が危険信号 /20210403114733(8), ■家族として過ごす意味 /20210403001257(8), ■お前らに一生のお願いがある /20210403223049(7), ■関西人のボケツッコミを強要する同調圧力キモすぎだろ /20210402194438(7), ■4月のオススメ教えて /20210403070509(7), ■KKOはエヴァに乗る機会なんて与えられない /20210403185333(7), ■社員に窃盗の疑いをふっかけた /20210327125834(7)
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/81804
白饅頭さんやデヴィッド・ライスさんのことは応援しているけど、この記事はフェミニストと男性学者が受け入れられるものにはまったくなっていないね。
これは統計的差別という概念を正面から否定するものになっており、現代フェミニズムが統計を駆使しながら戦ってきた歴史をも否定することになってしまっている。
例えば、女性専用車両を合法的に成立させている基盤はなんだろうか。
統計上無視できないレベルで男性から女性に対する性犯罪が多く、その逆は圧倒的に少ない。
政策としてもこの統計的傾向は無視できないからこそ、最大多数の最大幸福を優先して専用車両を設けるに至ったんだよ。
加害性の強い属性を強制隔離しない限り、電車内の性犯罪は防げないから。
あれだけ世界各国から勧告されてもなお日本が共同親権制度を拒み、主に母親に親権を付与する形で単独親権制を維持する理由は何か。
父親の加害性、妻や子に対する家庭内暴力とモラルハラスメントの発生件数が母親によるものと比べても圧倒的に多く、共同親権にした時のリスクを無視できないからだよ。
家庭どころか、未成年の時点で既に男子学生と比べて女子学生の方が交際相手からの加害(デートDVと呼ぶことも)を受けやすい傾向にある。
フェミニズムだけじゃない。
EBPMという概念があってね。
https://www.cao.go.jp/others/kichou/ebpm/ebpm.html
EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)とは、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすることです。
政策効果の測定に重要な関連を持つ情報や統計等のデータを活用したEBPMの推進は、政策の有効性を高め、国民の行政への信頼確保に資するものです。
有害な人物の排除一つとっても、十分な統計的エビデンスを集めてきた上でようやく可能となる。
これだけ統計が重視されている中で、全体の傾向があっても個々の人間には問題がないなどと言っていては、専用車両もアファーマティブアクションも成立させることなどできなかっただろう。
性犯罪は滅びてほしいけど表現規制には反対などっちつかずのオタクだが、増田がとにかくしんどいのはわかった。正直、自家中毒に陥ってる感じはするけど「正しいと思ったことから離れることはできない」すごく真面目に生きてるなと思った。
リベラルな考えを捨てろとは言わないけど、少しだけ距離を置くというか、休みを取ることって、できないんだろうか? 今の垢を消して、新しい垢を作り直して、趣味とか楽しいことの話題だけが並んでるTLで生きてみるのはどうだろう? リベラル界隈のことはよく知らんけど、垢消しても追ってくるようなネトストまがいの連中って、Twitterにはそうそういないと思うので。
あとは他のコメにも出てるが、男性学とかメンズリブとか、男が「男らしく」生きる時のつらさに目を向けた研究もあるので、しんどくない時に見てみるのもいいと思う。個人的には、桃山商事やその代表・清田隆之氏の本が、わりと「あるあるネタ」的なとこから入ってて読みやすかった。
不勉強で、リベラルとかフェミニズムとか、思想のことは本当にワケワカランのだが、増田のような真面目な奴が、がんじがらめになって苦しんでるのを見るのは、とてもツラいと思った。キラキラの幸せとまではいかなくても、せめて平穏な気持ちで生きてほしい。
こんばんは。
ミサンドリーがフェミニストと自称しネットで通り魔のように百鬼夜行していて、刃物でぶっ刺されて血を流している人が気の毒で、あと同性としてみていて情けない気持ちで、とりあえずうんざりしています。
同じようにうんざりしている人に、ちょっと聞いてほしいです。ただあくまで日記という名のひとりごとなので、ふ〜ん、そう思っている人もいるんだ〜っていう感じで良かったら読んでください。
※もしわたしが魔法使いか神様か地球外生命体かだったらという前提で話します。
ものすごい考えて戦略的に行動しなきゃ変わんないの知らないの?
自分たちより弱くするっていう感じのやつです
つまり、本来フェミニストとして社会で何らかの発言をして認められたいのならば
心理学やジェンダーに関連する裁判を国別で徹底的に調べ尽くしてから
他人を変えようだなんて全くもって
何を言っているのか、すみません、よくわかりません
これからも気に食わないやつを殴っていいって
まじで思ってるのですか...?
頼む〜〜〜言論の自由についてもう一回考えてくれ〜〜〜
結局のところ誰のためにもならない正義を語り、社会に対する不満のはけ口として
自分以外の手を許可もなく自分の股間にあてオナニーして気持ちよくなってるのと何も変わらん
知能とは...
他の国で暮らせる力がないことを認めているっていうことでいいですか?
いやわたしはこの国に住む女性のために戦っているんだって言うかもしれないけど
そういう全体主義的発想もういい加減令和なんでやめませんか...?
自分が住みやすい国に移住して、そこで自分の子ども育てればよくね?
もしそれでもこの国の人を救いたい(?)って思うなら
よっぽど建設的だと思うのですが...?
「わたしは女性のために戦っているのに女性からも攻撃される」って
政治や経済においては国という単位で議論することは今後もできるけれど
国という単一の基準で議論することはできないと思うのですが...
細胞核って知ってる?
染色体って何本あるか知ってる?
ミトコンドリアゲノムって母体からしか受け継ぐことができないって知ってる?
DNAって知ってる?
塩基対って知ってる?
別に知らなくてもいいのよ?
ただこんな基礎知識すらも学ぼうとすらもできない人たちは
公の場で言うんじゃなくて
誰でも生きているだけで価値があるけど
頼むからわたしに不利益のかかることはしないでくれ〜〜〜頼む頼む頼む〜〜〜
対立構造を強化し、そこに生きる人を分断し踏みにじっていることに気がついてくれ〜〜〜
何が言いたいかって言うと
ぬるい、甘い。
知能もっと使わないと生き残れないんじゃないの
なに綺麗事言ってるんだ?
弱ければ食われるし子孫残せないんす
世の中が綺麗事だけで進んだことって今まででいくつあった?
いいっすか
日々生きてみることなんじゃないの
それするとすごい発見あるよ
優遇されている(ように見える)人は
だって見えずらいんだもん
引きこもりも、孤独死する人も、自力で生活することができない人たちも
それ以外の人たちは果たしてきちんと見ることができているのかな
「生まれながらに圧倒的ハンデを抱えた人たちは
そうでない健康な人たちのせいで生きづらい
差別だ!ひどい!あなたたちが悪い!あなたたちが変わるべきだ!」
って言われて、
「そうだね、ごめんなさい」って健康な人は言うか?
「50円ください、さもなければあなたは差別主義者だ」って言われたら
自分たちが純粋な正義で中立で正しいと思い込んでるところかな...
そんな人どこにもいないよ☆
あえて相手を傷つける言い方で人を注目させる方法をとっているのがひどすぎる
そうすることで異性にモテたいとか評価してもらいたいって思ってる人だお
自分とは全く異なるし、これからも同じになることはない人ということを認識し
この世にはいくらでも先に生きた人が残してきたものがあるじゃないかにゃ
それでも変わってほしいと願うのならば
殴られても殴り返さず、
ひたすら丁寧な言葉を持って、
一貫した態度を取り続けないと変わってくれないよ
あなたたちの正義のおかげで、かえって世の中悪くなっているのですが...
本当にいい迷惑です、少数なのに声だけ大きい人たち
ただ知っておいてほしいのは、そういう人って限りなく少数だから
インターネットで他人を攻撃する人は約0.3~0.4パーセント以下ですし
まあそういう人たちもいてもらっていいのだけれど
一緒に考えていきませんか?
最近かっこ付きの『フェミニスト』と表現の自由戦士たちの戦いを、目にしない日はない。
ツイッターでのことです。
私がフェミニストで、直接面と向かって「この反日」と言われたことがあるくらいにリベラル寄りで
そういった話にとても興味があるからだろうか?
私のTLには笑っちゃうくらいたくさんの、フェミニストと、表現の規制に反対する人と、ツイフェミと、セクハラおじさんがいる。
ここ数年、Metoo運動が始まったあと、女性をエンパワメントする何かを、見ることが増えた。
でも、表現の自由戦士たち、きっとその多くは男性で、それこそだれかに優しくしてもらった経験が少なくて、
自分の考えを深めるための助けも得られず、自分の考えを適切に表現するための方法も学んだことがない人たちは、
ぺったんこの靴を会社に履いていき、
性犯罪は減り、不適切なところで性的にはまなざされないようになり、
もし犯罪に遭ってしまっても適切な扱いを受けることができる日がくるのかもしれない。
少なくとも、そうなるように戦っている人がいることを知っていて、
どうなれば私たちの気持ちが軽やかになるのか、何を勝ち取れば私たちが幸せになれるのか、
漠然と知っているような気がする。
その戦いの日々は真っ暗で辛くてマジでクソみたいだけど、
でも勝ち取ったらきっと、私たちの生活はもっと素敵になるんだろうなあ。
(それが、本当に素敵なのかは、措いておいて)
でも、表現の自由戦士たちには、何か勝ち取って幸せになれる道が見えているんだろうか?
表現の自由を勝ち取って、全裸でおっぱいを丸出しにしている女を愛でることができる…?
私たち女の置かれている状況はクソみたいでマジでムカつくし、是正していかなきゃいけないし、
そのために戦いたいし、そのために戦うことには正当性しかないと思ってるけれど、
でもクソみたいな状況に置かれている人間は女だけじゃないことを私は知っている。
女でなくても、貧しい人はいるし、
女でなくても、(性的にまなざれないまでも)モノみたいに扱われてる人はいるし、
女でなくても、やさしくされない人はいる。
女だったら全員フェミニズムに共感して、フェミニズムに救われるとは言わないけれど、
自分が置かれている状況を、フェミニズムで説かれているいろんな構造的な欠陥にあてはめてみて、
「あー、私が苦しくて嫌な気持ちになるのは、女性が不当に扱われているからだったのね?」
て共感できる要素が、ひとつもない人って、とっても少ないのでは?
(自分が、男性社会にすごく適応できている女だ!と思っている人は、フェミニズムに共感できないかもだが、
男性社会にすごく適応できているので、毎日どん底のどん底みたいな生活はしてないのでは?)
でも、男性で、貧しくて苦しかったり、体調が悪かったり、嫌な服を強制されたり、大学には入れなかったり、
それを何かのせいにしてくれる、しかも建設的な言説って、あるのか?
フェミニズムに対応して男性学とかもあると思うのだけれど、そういうのが男性の間でメジャーになっているの、見たことない。
そんなふうに、すでにあるものでも、これから現れるものでもいいのだけど、
私が具体的な何かを思いつくわけじゃないけれど、そういう人たちをエンパワメントしてあげる何かが、
今すぐにパッと現れたらいいのにね。
神様もいないようなこのクソみたいなこの世の中で、
何にもすがれるものがないって、マジで地獄みたいだと思うからさ。
そりゃ、全裸でおっぱいを丸出しにして、嫌なこと一つも言わないモノが欲しくもなるわ。