はてなキーワード: メンズリブとは
こういう話を読むたびに思うのは、自分を弱者男性だと規定する人達は「強い男性」に救いを求めたり抗議することをもう諦めてるんだろうか、ということ。
現代社会が、弱者男性を抑圧したり搾取したり見殺しにするひどい社会だとして、そういう社会を設計・運用してる人達の少なくとも半分ぐらいが(日本みたいな国だったら大半が)男性なわけじゃん。ある意味、この問題の解決のキーを握ってるのは強者男性を主とした強者側全般なわけでしょ。弱者男性論の語り手が、そういう強者男性に声をあげる…たとえば労働運動をするとか、権力・権威を持つ男性に向けて弱者男性問題やメンズリブ的観点を啓発する、みたいな話にはあんまり行かなくて、女性やフェミニストに対する批判に帰着しがちなのは何なんだろう?
(経済的・社会的・相互承認的に)「強い/弱い」という軸と「男/女」という性別軸のマトリックスの中で「弱者男性」層が存在するのはわかるし、女性の社会進出や雇用機会の増大によって、経済的な意味での「強者女性」層が増加してるのも理解できるんだけど、その弱者男性論の批判の矛先が、主に女性やフェミニストに向かっていく理由がよくわからんのよね。
>また、「男女の能力は体力・妊娠機能を除けばすべて一緒」というのはフェミニズムの考えに則った思想ですが、いざ女子の成績が上がってきたら「女子のほうが優秀だ」は理屈として通りません。
>「男子生徒の学力不足は教育の段階で男子生徒が不利益や差別を受けているから」と考えるのが元来のフェミニズムのはずです。
ひとっことも言ってねえ~~~~~~!!!
「入試の点数ではA<Bなのに、Aが受かってBが落ちるのはおかしい」「それが何件も何年も続いて起きている」「AとBの違いは性別という属性によるものでしかない」じゃん
別に属性の優秀さを競ってる訳じゃなくて、個人個人の優秀さが性別という属性だけで貶められているのを批判してるだけなんだが
「男は実力不足でもあとから伸びるから合格!!!」とかを社会(男性優位)の側がやってるから非難されてるんだよなあ~~~~~~~~~
そして元来のフェミニズムって「女性解放思想・それに基づく社会運動」だからそれ全然関係ないんだよな~~~~~
男性の話したいならマスキュリズム・メンズリブじゃろうがい!!
男性が差別されてると思うなら男性が動け!!!フェミニストは女性解放思想に基づく社会運動家!!!!
(逆に今のフェミニズムの方が「男女関係なく性差別を撤廃しよう」という考えの人が多いんじゃないか?)
SDGsのジェンダー平等の項目見ると、女性がどれだけ教育でも差別されてきたか理解できると思うよ
社会学者のことをバカにするアンチフェミの方々は、男性学のことも学問とお認めにならないと思いますが、
弱者男性が男性学やメンズリブにアクセスしてたら、それなりに具体性や根拠のある議論になっただろうと思う。
でもそんな弱者男性は皆無かつ、自分の弱者性について具体的に語ろうとする弱者男性が少なかったせいで
弱者男性の定義も曖昧になり、弱者男性を自称する人に共通する課題とか全然見えてこなかった。
「お気持ち」が数件出たまでで、根本的な解決に結びつかず、残念でしたね。
女性差別ってさ、女性を弱い物とみなしてるのでナメて支配したり、保護とセットで抑圧したり、そういうのが多かったわけじゃないっすか。大雑把な話をすればさ。
そんでフェミニズムというのは、「私らは本当は強いんだぜナメんなよ、使いこなせるから私らにも権利と自由をよこせ」と戦ってきた運動である。
社会運動を盛り上げてくには戦闘意欲やら実際の能力やらが必要だ。
このエントリの書き出しを見て「差別問題は戦闘じゃない、対立と断絶を煽るな」みたいな事を言いたくなる奴もいるだろうが、それは虚しい奇麗事だ。
さておき、フェミニズムは女も一人前に強いんだぞという思想なわけだから、それに共感するメンバーも自然と精力のある女が多く、活動も精力的にできる。
ところが男性運動――マスキュリズムかメンズリブか弱者男性論かすらよくわからんが――は、いわば男の弱さを訴える活動である。
「世の中から男は戦え強くあれビッグになれって言われるけど、無理ですぅ~降りますぅ~…」という思想である。
その旗の下に集まってくる男というのは当然、戦う能力や性格を持たない奴らが多くなる。戦いたがりもゼロとは言わんが少ない。
それで社会運動としてガンバレって言われたって、無理に決まってんのよ。
よく「弱者男性層は、どうして助けて助けてと言うばかりで自分で自分たち男の待遇をよくする活動をしないのか」って言われてるけど、そんな元気と能力のあるやつは既存の男性ジェンダーの中で楽しくやってけてるからだよな。
つまり、フェミニズムは自分の面倒を見られる人々がその強さを主張する活動だが、男性運動は自分の面倒を見られない人々がその弱さを主張する活動であり、ある意味で正反対だと言える。
なので、男性運動というのは、パパやママのつもりで助けて面倒見て保護してくれる人たちが出てくれないと希望が見えないのよ。
そこが男にも女にもいまいち周知されてないから、真逆のフェミニズム的な戦士スタイルを求められた男性運動が、歯切れの悪い返事をして、うやむやになる、みたいな状況が多くなる。
ちょっと大胆な事を言ってしまえば、フェミニズムにおいては撤廃すべきとされる慈悲的差別だけど、男性運動に対しては(応急処置的にせよ)周囲が慈悲的差別をしてあげるようでなくてはならない、ってことですね。
一瞬確かになって思ったけど、すももとか白まんとか反フェミは一定の権力を持つに至ってるし戦ってるが公共に採用される事はない
あいつらは貴重な戦闘意欲のある男性運動家なのだが、あいつらばかりがオピニオンリーダーめいたものになってしまうのもまた、男性運動に戦士候補が少ないからだと考える。
彼らの主張に頷く部分はあるが穴もあるし、主張の要旨以外のSNSのポジション取り戦法などでエグみが強い。
戦士候補が他にも多ければ、相互に穴を補完しあったり、エグみの少ない戦法を取る奴も現れて違う層の支持者を集められるのだろうが、人材の層が薄くてそれができないので、白饅頭の話やあれ系の戦法さえ非難できれば男性運動は潰せると思われてしまう。
上野千鶴子の影響力デカすぎと言われるフェミニスト界隈以上に、兵隊が少ない。
男として自省することでジェンダー規範から逃れて男も楽になる、みたいな話をしてる層もいるにはいて、白まん等とは一線を画しているが、あれはフェミニズム活動家男性と呼んだ方が適切であろう。
そこで「でも男はそんな奴ほとんどいないでしょ? だいたい自分で何とかできるでしょ? 助ける必要ないよね」って話にしちゃうと「えらいことじゃ…せ、戦争じゃ…」って事にしかならないわけで……
別に女性のシェルターを減らせとか、男女両方が入れる場所にしろとか、絶対同じ数にして平等にしろとか言うわけでなく、ちょっとずつ男性の困ってる人が使える、男性限定の避難施設みたいなのも増やしていけるといいねって話につなげていくのが現実的なのではないかなって思うんですよね。
(あっちなみに自分は女叩きクソ野郎は全員死ねと思ってるにわかオタクのクソフェミです。弱者男性の救済とかメンズリブのことについては全然知識がありません)
(なんか延々トラバしちゃってめんどくさくなっちゃっててごめんなさい、シーライオニングとかじゃないですんでこの辺にしておきます)
メンズリブとかの話になるんだろうか
男女論を2,3年見てたけど、結論としては車輪の再発明で、男は強くあろうとする姿勢でいたほうがマシなんだよな。
たとえどんなにキツくて泣きごと言いたくなって逃げだしたりしたくなるのもわかるけど、それも込みで、それでもシバいて強くあろうとする姿勢のほうがマシ。その副作用でもちろん死人も女性より多く出るがめちゃくちゃキツイ。
それは人権思想と相反するけど、そもそも男には人権がないから仕方がない。ルール無用の残虐ファイト。そりゃあ建前上はペラペラのポリコレで「人権があることになっている」のでしょうけど、事実オッサンに人権はないので、人権が無いなりの生存戦略が必要。そりゃ人権は欲しいですよ正直。欲しいのは山々だけど無いものは無いのだから仕方がない。
「そっちがその気なら、こちらにも考えがある」の姿勢でなきゃ人生を有利にやっていけない。「強か」というのはそういうことでしょう。
「オッサンにも人権を!」という幻想ベースで人生設計するのは悪手でしょう。残念ながら。それをなるべく人生の早い段階で気づいて戦略を立てるべきなのですが、今の義務教育だと正反対のことをやってそうでこわい。その無責任教育によって本音と建前の寒暖差で具合が悪くなる新卒が続出するわけです。
ポリコレ的に「オッサンには人権がない」という本音を公教育では言えないのか。逆効果じゃないのか。
的確な非公式教育を物心ついた以降のなるべく若い段階で受けられるか否かが人生を左右する。
義務教育で教わる建前上の「オッサンにも人権がある」というのを真に受けてはいけない。
「女は男を養わない」という不満は、「問の立て方自体が誤っている」って話だと思うんだよな。そもそも男には人権が無いから。
メンズリブ、男らしさから降りる、"平等"なら3K労働を女もやれ、女は男を養わない、といったモテないタイプの男女平等思想に基づく展開は、どれも意味がないし必ず負ける社会実験・思考実験に過ぎないものなので、そこにコミットするのは人生の浪費だと思う。筋トレでもしてたほうが有意義だと思う。
建前上の男性の人権を守るための(抽象的で広範な意味での)わずかな福祉リソースによって生かされる男性もいるけどレアケースなので、そこに期待しすぎるのも人生設計的に悪手と思う。その立場の人の成功体験は、あまり参考にしないほうが・・。男女差のない医療保険とかは別の話。
「置かれた場所で咲きなさい」なんだけど、その「置かれた場所」を誤認してしまうと取り返しのつかないことになる。
↑はやくこれになりたい
性犯罪は滅びてほしいけど表現規制には反対などっちつかずのオタクだが、増田がとにかくしんどいのはわかった。正直、自家中毒に陥ってる感じはするけど「正しいと思ったことから離れることはできない」すごく真面目に生きてるなと思った。
リベラルな考えを捨てろとは言わないけど、少しだけ距離を置くというか、休みを取ることって、できないんだろうか? 今の垢を消して、新しい垢を作り直して、趣味とか楽しいことの話題だけが並んでるTLで生きてみるのはどうだろう? リベラル界隈のことはよく知らんけど、垢消しても追ってくるようなネトストまがいの連中って、Twitterにはそうそういないと思うので。
あとは他のコメにも出てるが、男性学とかメンズリブとか、男が「男らしく」生きる時のつらさに目を向けた研究もあるので、しんどくない時に見てみるのもいいと思う。個人的には、桃山商事やその代表・清田隆之氏の本が、わりと「あるあるネタ」的なとこから入ってて読みやすかった。
不勉強で、リベラルとかフェミニズムとか、思想のことは本当にワケワカランのだが、増田のような真面目な奴が、がんじがらめになって苦しんでるのを見るのは、とてもツラいと思った。キラキラの幸せとまではいかなくても、せめて平穏な気持ちで生きてほしい。