はてなキーワード: ヤングとは
みんな専門機関に老人を預けて介護から解放してあげるべきって論調が普通じゃん?
なら、こんな提言にあるように
子供が余ってて誰もかれもが子供無責任に作ると問題って社会ならまだしも
今は子供足りないんでしょ?んじゃ子供作りたい男女が若いうちから作って専門機関に預けたら?
親子の絆が薄まる?そんなことはないよ。ヤングケアラーが介護を家でやらなくなったって絆は薄まらないんだから
はてなはそういう方向でしょ
もう知ってたらすまん。
家族を介護している20~30代の転職支援サービス「Yancle」
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就職・仕事との両立は 若いケアラーが悩み語りあう(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASP3352H1P2DUTFL009.html
トランスジェンダーの話になってくると、中間層みたいなのが出てくる
TERFのみなさんは被害者的な側面ももってるので、一概にカスとは切り捨てづらい
リベラルのみなさんの中でもバトルが生じたりする
ポリティカル-コレクトネス-リベラリズムの運動家にも、本音ではトランスジェンダー問題に言及したくない人は多い。
弱者男性とかならそんなの弱者じゃねーと一蹴できるけど、本当の弱者が関わってくる問題でも運動家が苦手な分野がある。
確かに大きな被害を受けている弱者だが、その人達の被害を強調すればするほど、従来の運動で絶対的犠牲者として定義してきた別の弱者に飛び火する危険が出てくる。
そのような複雑すぎる問題に深入りしてパンドラの箱を開けたくない・・・。
絶対的犠牲者が実は常に犠牲者となるばかりではありませんでした。加害者になることもありました。それを公認してしまえばいろいろな前提が崩れ、つけ入られる。
アジア系アメリカ人のことをどうすればよいかも本当に苦慮してる。
従来は黒人を白人至上主義に攻撃される絶対的犠牲者として定義してきたのに、アジア系に注目したら黒人が加害者側になる暴行事件まで扱わなきゃいけなくなる。
白人から差別されているのに白人よりも地位が高い有色人種というのも意味が分からない。
パレスチナ人についても苦慮してる。
EUはユダヤ人を絶対的な犠牲者と扱ってきたし、反ユダヤ主義者を絶対悪として排除したい。
だのにユダヤ人が建国したイスラエルがパレスチナを空爆するせいで、パレスチナ人やそれに共感するイスラム系の人が反ユダヤ運動に加わってしまうことがある。
確かに空爆の被害者ではあるけど反ユダヤは止めさせなきゃいけない。
板挟みだよ。
長く続く家族介護でヤングケアラーの子供時代や進路が犠牲になることはあるけど、あまりにもその介護を苦痛の根源として強調しすぎると、要介護者の介護が悪いもののように認識されてしまう。
優生思想を否定しなければならないのに、ヤングケアラーに肩入れするあまり要介護者のことを厄介者のように扱って、逆に優生思想が助長されたら困る。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210317/1000061786.html
家庭で、病気の両親や祖父母の介護をしたり、障害のあるきょうだいの世話をしたりしている18歳未満の子どもは「ヤングケアラー」と呼ばれ、厚生労働省と文部科学省は支援策を検討するため、合同のプロジェクトチームを設置しました。
はじめに山本厚生労働副大臣が「ヤングケアラーは、年齢に見合わない過度な責任などを負うことで、育ちや教育に影響がある」としたうえで、「本人や家族に自覚がないなどの理由で、支援が必要でも表面化しにくい。学校現場で早期に発見することも重要で、スピード感を持って取り組んでいきたい」とあいさつしました。
いやさ、両親や祖父母といった大人の介護を子どもに任せると負担が出るのは分かるよ?
でもよ
こんなネガティブな書き方は駄目でしょ。
障害がある同級生を普通学級に受け入れて、児童同士で助け合うインクルーシブ教育を大々的に進めていきましょうという時代に、障害児童の世話がネガティブな影響を持つなんて言っちゃって大丈夫か。
逆行してんやろ。
先日、市役所で住民票発行されるの待ってるとき、目の前に2歳くらいの女の子とお母さんらしい女性がいたんだわ。子供の挙動って見てて飽きないもんで、観察してて面白いから、(俺なりに)不審者にならないように注意しながら眺めてたんだよな。
その女の子、この子がまあよくしゃべるしゃべる、彼女の視界に何が映っているのか、あらゆるものについて母親に次々に説明しまくる。壁のポスターだとかガラスケースの中に置かれたぬいぐるみだとか、自分が見ているものについて機関銃のように話し続ける。
このぐらいの年齢って、身の回りの世界について自分で表現できる言葉のパワー? みたいなものが実感できて、めっちゃ楽しい時期なんだろうか。俺には子供いないからわかんないけど、2歳くらいって大体みんなこう? でも、こんなよくしゃべる子供見たことねえし、この子がやっぱ、どっか変わってんのかな、すげえヤツだな、っていうかお母さん大変だ…という妙な頼もしさと戦慄を感じながら観察していた。
…
最近『神々の沈黙』って本を読んだんだけど、4,000年くらい前まで人間には意識というものがなかったそうだ。
厳密には「(今日的な意味での)意識はなかった」、ということで、じゃあ昔の人類がどうやって物事を判断していたかというと、脳内に常に「神」の声が聞こえており、その指示に従って活動していたという。
人間の脳ミソというのは、心身の大抵の機能について右脳・左脳の双方で共同して取り組んでおり、左右のどちらかが比較的優位という場合はあるにしても、一方だけが何かの役割を負うのは珍しいらしい。
そんな中、左脳にウェルニッケ野と呼ばれる領域がある。ここは言語に関する能力を司る部分なのだが、右脳側でこれに対応するエリアが何をしているのかというと、これがよくわからないのだそうだ。左脳のウェルニッケ野の役割から推測して、その謎の領域も言語の機能に関わっている(あるいは、「関わっていた」)と想定されるが、明確になっていないという。
興味深いのは、右脳のこの謎のエリアに電流などで刺激を与えると、幻聴を聞いたり異常な知覚を感じる被験者が現れることだ。そこで本の著者が持ち出した仮説が、古代、人間はこの謎のエリアを通じて声を聴く能力を持っており、この声を「神」の指示と認識して、それに従って行動していたのではないか、というものだった。
じゃあ、なんで今はその声が聴こえないのか? というと、人間の言葉の機能が進歩を止めなかった結果だという。言葉によって抽象的な思考を働かせたり、過去や未来を想像する範囲が広がっていったために、段々、人間の実生活においてみんなの脳内の「神」同士のすり合わせが難しくなってきた。結果として人間は「神」を手放し、(一応)自分の意識でものを考えるようになっていく。
つまり、言葉によって見出された脳内の「神」が、言葉の進歩についていくことができず、言葉によって追放されてしまったわけだ。人間ってのはすげえ生物だな、と思う(ただ、『神々の沈黙』は半世紀近く前の本なので、脳科学の常識はとっくにアップデートされている可能性がある。詳しい人がいたら現在はその辺どうなってるのか教えて欲しい)。
…
人間の言葉のパワーのすさまじさ、この世のあらゆることを貪欲に説明しようとする姿勢を特に実感するのが小説読んでて心理描写を目にしたときで、人間のあらゆる感情の機微だとか普通なら理解不可能な狂気の心の働きだとか、もうなんでも言葉で説明してしまう。
中には、明らかにあまり実態に則しておらず、「これ、作家が『こんな奴いたらやべーよな』つって現実に有りもしない心理状態仕立ててやがんな」っていう、京極夏彦の『巷説百物語』シリーズとか、架空の狂気思いついてから逆算してキャラクター作ってんな? そんな奴は現実にいねえから、っていう場合もあるんだけど、おおよそは「確かにこういう心理ってあるよな、よく言葉で説明してくれたなあ」って感嘆することが多く、人間の言葉はマジすげえな、と思う。
…
市役所の女児のことを考えると、言葉の衝動ってのは個人差はあってもほぼ制御不能というか、乗っかるかどうか是非を決定する余裕がある類のものではなく、とにかく激烈に意識にドライブがかかっていくのを前提としてどうやって付き合うか、というものっぽいのでいくらか恐ろしいが、基本的には人類を前進させてきた能力だし、幼児とか若いヤングとかに対しては「いいぞ、もっと、この世のなんでもかんでも言葉にしてやれ」と思って見ている。
実際は生きてると「これは言葉になんねーな…」という場面、出来事もある。たぶんあの女児も成長していく中で自分の口をいったんつぐまざるを得ないタイミングが訪れるんだろう。いま話題の「わきまえる」とは違う、純粋な言語化の困難さだ。
ただ、その辺は期待が現実的な予想を上回ってるというか、まあ1,000年単位で変化してきた人間の資質の前に一つ二つの世代の差なんて関係ないかもしれないが、俺自身はもう古い時代に属する側の人間に自分を組み込んでしまっていて、あの女児を含んだ子どもたちが、小説でもラップでも詩でも音楽でもいい、大いに色んなものを言葉にして征服していったらいい、と思っている。
女性ホルモンであるエストロゲンには血圧を下げ、悪玉のLDLコレステロールの血中濃度を下げる作用などがあり、高血圧や動脈硬化に対して予防的に働く。ほとんどの先進国で50歳未満の男性の死因は心筋梗塞などの心血管疾患が多いが、同年齢の女性では目立って少ない。
脂肪細胞から分泌されるタンパク質であるアディポネクチンには、動脈硬化を抑える作用があり、メタボリックシンドロームや2型糖尿病、がんなどに対し予防的に働く。長寿の女性の多くはアディポネクチン値が高く、男性の2倍以上の量が血液中に分泌されているという調査結果がある。
アディポネクチンは内臓脂肪が増えると分泌量が低下するため、男性でも内臓脂肪型肥満を減らすことが長寿の秘訣となる。
心筋梗塞などの心臓病は、高齢者では男女ともに死亡原因の上位に入っているが、男性では40歳代から死亡率が上昇していく。一方、女性では心臓病を発症する年齢は統計的に男性よりも10年遅く、50歳を過ぎるまで発症率は上昇しない。エストロゲンの働きにより、女性は閉経後まで心臓病から守られているといえる。
男性ホルモンであるテストステロンには精神面での作用があり、行動を積極的にする働きをするが、ときには思慮の足りない衝動に駆り立てることもある。米国疾病予防管理センター(CDC)の調査によると、男性の死因の上位に不慮の交通事故が入るが、女性では大幅に少ない。
女性の体は体脂肪が多く基礎代謝量が少なく、男性は筋肉質で基礎代謝量が多い。このことは、女性が少ないエネルギーで生きていける効率の良い体をもっており、余分なエネルギーを浪費しないで環境の変化に適応でき、生理学的に優れた能力を備えていることを意味する。
マウスやサルなどの動物実験では、基礎代謝量が少ない個体の方が長生きする傾向が示されている。同様に、基礎代謝量の多い肥満の人よりも、標準体重の人の方が長生きしやすいと考えられている。この肥満率も男性の方が高いが、これは基本的に容姿に関する社会的圧力の差だと考えられている。
米国のブリガムヤング大学の研究によると、女性は男性よりも社会的なネットワークを築くのが上手である傾向があるという。男性は高齢になると一般的に、社会的な関係を築くのが苦手になり、孤独な生活をおくりストレスや悩みをためやすい。結婚している男性の方が、独身の男性よりも健康的という調査結果もある。
同大学の調査によると、友人や家族、隣人、同僚に恵まれた高齢者は、孤独な高齢者に比べ、長生きできる可能性が1.5倍も高いという。高齢化した男性は社会的なつながりを失い孤立状態に陥りやすく、健康状態が悪化しやすい。
発達障害の加害児童にお子様が鼻血が出るまで殴られたとのことで、本当に大変でしたね。
加害者が障害者だと成人でも事件として取り扱ってもらうことも難しく、
また先生を責めることも心苦しい…というのも苦悩してしまうところですよね。
なのでここは視点を変えて、「子供が他害障害児に殴られたことで、“誰が、いま”困っているのか」を考えてみるのはいかがでしょうか。
ぜひ一度、図やリストにしてまとめて見えるようにしてみると考えや方針が整理されやすいのでおすすめです。
また「園は注意も管理も頑張っていると思います」とのことですが
「先生個人が頑張られていること」と「園の運営として適切かどうか(先生個人の頑張りにタダ乗りしている状態ではないか)」は別なので、
先生個人のやりがい搾取で負担になっているのではないか?という視点で考えてみるのも一つの手だと思います。
特に他害をする障害者の場合は、母親やきょうだい(ヤングケアラー)も自助を担わされる中で被害に遭っているケースが多いので
社会問題化して公助の問題とすることには大きな意義があると思います。
性犯罪が一番わかりやすいですが、他害癖のある障害者は複数の人に加害をしているケースが多いので
他に被害に遭っているお子様の親御様同志で情報交換をしてみる、というのはかなり有効です。
「何度も事件が黙殺されてきた」ということでもあるので、それだけで体制(運営)の問題として扱われるようになるからです。
おそらく、今回の件も含めて「施設の中だけの問題で終わっている状態」になっている可能性があります。
なので、市や区の保育課や子ども課に被害の報告と、改善を求めるよう要請して環境そのものを変えるように働きかける、というのも一つの手です。
幼稚園でも加配保育士(https://souffle.life/column/mu-chan-tsushin/20190806-2/)の制度はありますし
加害者の他害障害児ご本人も他害を行うほど集団行動に向いていないのであれば、特別扱いをすることがご本人のためになることも多いです。
普段からマンツーマン対応とのことなので、すでに加配されている可能性は高そうですが
「それでも問題行動が起きる」「被害者が出ている」という事実が報告されるだけでも制度改善の一歩に成り得るので
大変とは思われますが、どうかこのまま泣き寝入りとならずに毅然と対応していただければと思います。
(その際は、録音機器も忘れずに)
こちらはほぼ最終手段ですが、構造としてはいじめと同じ(施設の中で終わった話にされる・加害者側は何も責を負わない)なので
何も改善されず、被害者が増え続けるようであれば園側を民事で訴えるというのも一つの手段になると思います。
(知り合いの弁護士に確認したところ、通園時の監督責任は園側にあるとのことでした)
警察も被害届を受理することをやんわりと断ることが多いようで、
いじめと同じく事件として表面化しにくい分、被害者側の人の泣き寝入りになりやすい大変な案件だと思います。
他害で他者に危害を加えた場合は本人に責任を問うようにして社会性を身に着けるきっかけになる方がよいのですが
(「己の問題」として本人自身が困らないと成長する動機にはならないので)
障害者が加害者の場合、どうしても周囲が尻拭いして被害者も訴えられない状況に追い込まれやすいので
こうやって声を上げてもらうだけでも何かのきっかけになると思います。
ぜひ味方を増やして、大変とは思われますが他の子に重大な怪我をさせないよう働きかけてあげてください。
遠からず、他害をする障害者のケアを自助で担わされている母親やきょうだい(ヤングケアラー)の負荷が公助で軽減される助けとなるはずです。
新聞を読んでいたら、「ヤングケアラー支援の拡充」という国の施策についての記事が載っていて、私はかつて少しだけ知っていた女の子のことを思い出した。
5年近く前、私は福祉関係の仕事をしていた。専門は障害年金の申請の補助。申請者は診断書の提出以外にも、障害を負うまで、負ってからの経緯を書いた申立書も年金機構に提出するのだが、これを一人ですらすらかける人はあまりいない。なので、ここを補助することが多かった。申立書は書き込みがしっかりしている方が、申請が通る確率が高かった。
自分で言うのも何だが、わたしはこの補助が結構うまかった。子供の頃はどんな子でしたか?学校では何に一番苦労していましたか?先生はこの時なんて言っていました?なんて、とっ散らかりがちな申請者の人生を整理し、じゃあこう書いたらどうですか?だとか、ここはもっと強調しましょうとか、そう言う感じのコメントをつけると、小一時間もあれば書類は出来上がる。手帳の等級に応じたが、まあまあの確率で申請は通った。
ある日、内部疾患を理由に女性が申請にやってきた。病名は覚えていないが、症状は障害者手帳が出るか出ないかギリギリのところで、事実手帳はまだ申請中とのことだった。その場合は申立書でいかに日常生活を送るのが困難かを書いて手帳がないことをカバーする形になる。この女性は病気で一日20分くらいしか座っていられなかったし、病院に行くのも億劫がっていた。当然、書類の作成にも人の何倍も時間がかかった。
ある日、制服姿の高校生の女の子がやってきた。あの申請者の女性の娘だった。彼女は愛想良く
「お母さんの代わりに書類を書きにきました」
と言った。申請書類の代筆はできないが、申立書は代筆可能だったので、私は深く考えず彼女に書いてもらうことにした。
私と彼女は、年齢が10も離れていなかったこともあり、彼女は初めからリラックスした様子だった。彼女は私のことを「お姉さん」と呼んだ。母親の病気の経過について、彼女が全て知っているわけではないこと、また、学校とアルバイトの隙間の時間にしか来れないこともあり、彼女は5、6度に分けて申立書を書きに来たと思う。
複数回やって来るので、私たちは打ち解けた。彼女の丸っこいくせ字で書かれる母親の物語は、なかなかに壮絶だった。
「まあでも、いいお母さんだよ。面白いし。弟もお母さんのこと好きだからね」
「お姉さんは大学行った?」
「うん、まあ行ったね」
「そっかあ。いいなあ、私はお母さんもこんなだし弟も小さいから、大学行けないんだ」
聞くと、彼女は高校2年生だった。近くで話を聞いていたらしく、上司がやって来て彼女に奨学金や生活保護の話をした。彼女はびっくりした顔をして、
「うちは私がアルバイトしてるから、生活保護は貰えないんだと思っていた。それに、生活保護をもらってる人でも大学に行ってもいいの?」
と呟いた。
上司はすぐさまケースワーカーに連絡をして、お母さんからケースワーカーに電話をするように彼女に言いつけた。
「これでお母さんが年金を貰えばうちに余裕も出るし、生活保護を貰っても大学に行っていいなら、私も大学に行けるかもしれない」
彼女は嬉しげだった。
申立書が出来たので、申請書を作成してもらうべく女性本人の方を呼び出した。彼女はめまいがするとこぼしながらも、申請書を書き上げた。
「そういえば、生活保護の申請をして、もらえるようになりました。ありがとうございます。娘も、大学に行きたいって」
「連絡してくれたんですね。生活保護と年金の併給の場合は保護費の調整があるので、年金のことを先に言っておいて下さいね」
「そうなんですか?その話はしていないや」
女性は少し慌てた様子だった。
「そうします。でも、本当によかった。私がこんなだから、娘は学校から帰って家事をして、アルバイトをして、弟の面倒を見て、夜は私のことをお風呂にも入れてくれるんですよ。負担だったと思う」
あの屈託なく笑う18歳の女の子の生活が予想以上にハードで、私は絶句した。
その後、一週間経っても二週間経っても、それどころか一月経ってもあの女性は来なかった。診断書の有効期限が切れそうなので、私は慌ててあの女性の携帯電話に電話をしたが不通だった。
こちらとしても書類が宙ぶらりんになるのは困るので、ケースワーカーに連絡をした。彼はああ、あの人、というと大きくため息をついた。
「逃げちゃったんですよ。もう引っ越したので生活保護はいいです、って電話が来ておしまい。音信不通です」
私がギョッとしていると、彼は良くわかんないですが、と言いながら、
「こういう時ってだいたい男絡みだったりするんですよね。結婚していた時に住んでいたところにいるって話してたから、前の配偶者とよりを戻したのかも」
私は息が詰まって口も聞けなかった。申立書に、彼女は前夫からひどい仕打ちにあったと書いていた。
「娘さんは?娘さんに連絡でもいいんですが」
私の問いに、彼は首を振った。
「娘も一緒ですよ」
彼は本当はこんな話しちゃいけないんですけどね、と呟いて、そのまま自席に戻っていった。
あの頃、私はヤングケアラーなんて言葉は知らなかった。だけどあのアルバイトと家事を懸命にこなす、大学に行くのに憧れていた女の子は、まさにそれだった。もっとどうにかして、彼女を助けられなかっただろうか。彼女にごく普通の女の子としての生活を送らせてあげられなかっただろうか。彼女を大学に通わせてあげることはできなかっただろうか。あの子は今頃、大学を卒業する年だ。
なげーな、おい。半分も読んでねーわ。
元どっかの府長が「功績を蔑ろにして、差別発言だけを取り上げ、辞めろ辞めろと言ったところで...」と、
半ば擁護するような発言をしていたが、半分は当たっていると思う。
ラグビーワールドカップに関しても尽力したところも分かる、全てが良好ではなかったが。
功績は確かに、... しかしだ、この人間の根幹にある差別的な思想(男尊女卑的な)は、
どうにもならんのだよ。世間からも世界からも容認されるものではないんだよ。
ただ、揚げ足取りと言うのか、面白おかしくしたいだけのマスメディアの取材の仕方だとか、
取り上げ方と言うのは、やり過ぎな部分が有るのは否めない。
83才から84才にバトンタッチされてもなぁ、もっとヤングにやらせるべきだったんだろうけど、
爺が推薦したんじゃ誰も止められなかったんだろうな。
84も功績有るし、功労者だし。
はぁー。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210205/k10012850851000.html
これさ、確かに行政や福祉の手で救えたほうが良かったとは思うよ。心の底から、こういう事例はあってはならないと思う。
でもこの個別の事例で、この方のこれまでの人生や母親の人格をフルボッコにするのは見てられない。
こんな人生地獄、母親と無理にでも引き離すべきだった、共依存、等々。
この件は全く美談だとは思ってないけど、この方の人生を過度に貶めるのは違うと思う。
美談にしたくないという思いで、強い言葉でコメントしてるのかな?と推測しているけども。
ちょっと辛すぎる。