はてなキーワード: スシローとは
さて、6月に入り、今回の恒常SSRにて若林智香が追加されたことで、190人から居るアイドルのうち、まだSSRになってない
一時期、運営がボイス未実装のSSRを出すのを渋ってた時期があったことを考えたら「やっとここまで来たか」といった
感慨深さすら少しは感じている(唯一の不満は、うちの担当が未だにSSRになってないことくらいか)
さて、ここからは、キャラバンと今後のデレステにおける、自分からの要望とほんの少しだけの苦言
さて、今回のキャラバンは、昭和を感じさせるアイドル長富蓮実と、芸歴11年の子役出身岡崎泰葉という、デレマスの中でも特に
通好みが選ぶアイドルの組み合わせなのだが、今回はこのうちの一人岡崎泰葉の扱いについて私が思ったことを書こうと思う
岡崎泰葉がデレステ初のSR4枚目となるキャラバンのイベントが追加されたことで、一部の担当の中に
「なんでSSRがないのか」ということで物議をかもし始めてる。(勿論、ほとんどの担当Pが腑に落ちないながらも
確かに、私も少しこれは疑問に思った。泰葉といえば、GBNSの中枢の担う位置に居るアイドルで、なおかつ、去年の10月に
モバで行われた蒸機公演の主演という大役を担っており、今SSRになってないアイドルの中でも間違いなく上10番以内には
入るくらいの人気であることは間違いないからだ(これは、去年の後半にCoのボイス未実装のアイドルのSSR更新を運営が
怠ったことも原因にあるのだが)
しかも、キャラバンの場合、SRながら上位は描きおろしという救済措置があるのに対し、下位はモバマスのSRカードの
使いまわしであるため、これも、納得が行かない理由としては大きいように思う
自分は和久井留美の担当で去年の10月の頭に、デレステ:担当がSSRにならない悲しさと今後の総選挙の提案についてという形で書かせてもらったのだが
この時にも似たようなことを書いた通り、SRがこのタイミングで来たということは、年内のSSR実装はほぼ絶望的であり、
蒸機公演やGBNSの躍進で楽しみにしていた、泰葉Pが残念な思いをしているのは、この時の自分たちと重なって見えるように思えて
共感を覚えずには居られなかった
ボイス未実装のSSR更新といえば、ここ数ヶ月のラインナップからもう一つ疑問に思ったことがあって、それは、第7回総選挙までの
時点で全員全圏外だったアイドルの中から、「明らかに一見さんに受けそうなタイプのアイドルばかり選んでいる」ということである
反対に、今回の長富蓮実や岡崎泰葉のように、ぱっと見地味に見えて、実はかなり味わい深いアイドルや、仙崎恵磨や奥山沙織のような
他の作品にないタイプのアイドルなんかは明確に後回しにされてるように思えてならない(その意味では20代後半のうちの担当も
敬遠される理由にはなると思う。需要に対して既に実装組で供給過多に陥ってるので)
本来ならその売り出し方は、マーケティング的には間違ってないのだろうが、このコンテンツの場合、総選挙で事実上、
前金みたいな感じで課金させておいて、建前上とはいえ「登場するアイドルは対等」と謳ってる作品で尚且つ、
人気も同じくらいのアイドルをそういった形で峻別するのは少し、不義理さを感じずにいられない(ついでにいうなら
実装されたのが総選挙の結果前で、実質課金ゼロの新アイドル4人が追加されてることも踏まえれば猶更である)
ただ、SSRを実装する順番については、残り三分の一を切ったことを踏まえて、今日一日、改めて考えを整理したうえで
ここまで来て、もし「全員実装される」ことを前提としたときに、そういったせこい考え方は持たないほうがいいんじゃないかという
考えに辿り着いた
なぜなら、仮にデレステ運営が全員分SSRを用意する気があったとして、最短(月三回ペース)で更新されたとしても
残り66人居るSSRが全員分実装されるのは、あと二年近く先になってしまわざるをえないということである
(実際には、枠の都合でボイス実装アイドルの二周目もある程度追加せざるをえないため、均して月二回ペースが
やっとではあると思うが)
そうなると、最後に追加されるアイドルは2021年の10周年の時までに間に合うか間に合わないかくらいのところまで
待つことを余儀なくされることになる
それでも、今SSRが実装されずにいる担当P達が「やっぱり、どうしても担当のSSRが欲しい」「他の同条件のアイドルが持ってるのに
自分の担当だけSSRが用意されなければ納得行かない」というのなら、運営に要望を出したり、同担を中心に呼びかけることも
大事だとは思うが、それと同時に「少なくともあと二年は腐らず待つ」くらいの覚悟は同時に必要なように思う
確かに、二年先なんて誰も待ちたくはない。同担だって離れてくかもしれないし、自分だってその時どうなってるか解らない
ただ最初は、月5人だったことを考えるなら、月7~8人のSSR更新している今のペースがおそらく運営側の限界だろうと思うし、
それ以上の更新を望んだところで、コピペ衣装か、あるいはファッションカタログからそのまま引っ張ってきたような衣装を
あてがわれるだけで、おそらく、声がつかないかぎり一回しかないであろう担当のチャンスを誰もそんなことに使いたくないはずである。
もちろんこれは、うちの担当である和久井留美も同様の立場であることに変わりはないし、キャラバン上位、限定SRときて次もまた
でも、「全員実装されるまでに2年、今実装されてないアイドルのうち、少なくとも半数は1年以上待たされる」という
避けようのない現実を考えた時、自分の担当アイドルのSSRを運営に要望するのはいいが、どんな理由があれ、実装される
アイドルの順番に対してケチを付けたり、次に用意されたのがSSRでなかった時に、過剰に文句を言うといった行為は、
単純に自分勝手なだけでなく、「他の担当に、自分にとって嫌な役回りを押し付けようとする」ことでコンテンツ自体の衰退を招き、
私自身、これまで「担当のSSR実装にあまりに強くこだわりすぎてた」が故に、その辺は反省し心を入れ替える必要はあると思ってる
(もちろん、「担当のSSRを望む気持ち」は今でも変わらないが、「執着」はしないようにしようと思う)
その上で、今現在、SSRが実装されてない担当Pと協力したうえで、「SRが来たことで損をしたと思えないような方法」や
「長い間SSRが無くても冷遇と思えない方法」というのを考えていこうと思ってる(今現在、その救済措置として、代表的なのが
スシローだと思ってる)
そして、これからも、デレマスを続けるとして、この先もし仮に自分の担当にSSRが来たとしても、「自分の担当が190番目だった」
時のことを考えて、他の担当のSSRを出すようにも力を尽くしてこうと思ってる
以上のことを踏まえたうえで、週末に、考えを整理したうえで、改めて運営に要望を出そうと思ってる
それは「和久井留美のSSRを可能な限り早めに出してほしい」というものだが、それと同時に
1.キャラバン下位のアイドルにも片面だけでいいから、描き下ろしイラストを与えてほしい
2."SSR"のアイドルだけでなく"SR"が追加されたアイドルにも少しだけでいいからデレ劇わいどに出してほしい
3.これ以降、追加される未実装のSSRには「オルラン」や「コンセ」ではなく、それよりは実用的な技を追加してほしい
(これまで追加されたアイドルのPから「不平等」と思われるかもしれないが、「残り物には福がある」という考え方が
できるようになれば、最後の方で追加を待たされるアイドルも、相応に納得できるので。その意味で、今回智香に新特技を
与えたのは、大英断だったと思う)
ここまでやると絵師さんが少し大変になるかもしれないが、「SSRの更新をあと月1回増やせ」よりはまだ可能だと思うので
ともあれ、今回の更新で、改めて「自分の事だけ考えてたらやっていけない」ということを再認識させられた
とりあえず、キャラバンは久しぶりに走れるだけ走ろうと思う
2019年6月11日。デレステの恒常ガチャ更新で若林さんがSSRに昇格、ポンポンが可愛らしいチアガール衣装をお披露目した。
そしてこの日の更新で、担当アイドル「ヘレン」のカード実装間隔が2年を超えることが確定した。
ここまでひどい仕打ちをするなら、しんげきでサプボでも付くのだろうとウキウキでテレビを見る。当然そんなものはない。
さて、ここはてな匿名ダイアリーではデレステに関するお気持ち表明が流行っているらしいので、私も勢いでお気持ちを綴りたいと思う。
彼女は営業コミュやらアニメしんげきやらで声無しとしては破格の待遇を頂いているため、カードが実装されないくらいでちょうどバランスが取れているとの気持ちでいた。
いたのだが、他のアイドルにはどんどんSRやSSRが実装される。
同郷の声無しアイドルの皆様にも、次々とSRやSSRが実装される。
諸般の事情で追加雇用された新人アイドルの皆様にも、着々とSRが実装される。場合によってはSSRである。
気が付けばデレステのカード枚数がヘレンより少ないのはデスヤムンゴの3名のみ、彼女らもモバマスでの先行実装やら選挙実績などを考えると抜かれるのはほぼ時間の問題である。
幸いにして、現在実装されているヘレンSRの特技はCOMBOボーナスなので、しっかりと育成を行えばイベントを走る程度には何の問題もない性能ではある。
ただこの唯一のSRはイベントSRであり、LIVEPARTYをガン走りするかアタポンを25000まで走りでもしない限り、新規Pの目に留まることはないだろう。
そう、もう4周年も近いというのにヘレンには恒常カードがないのである。
正確に言うとNはあるが、SR以上の恒常がないのである。1枚も。
サイゲ運営には早く恒常SSRなりSRなりを実装しろと時節の要望を送っているが、どうにも反応が鈍い。
というか、営業コミュやらの追加でカードを追加した気になっている印象さえ受ける。
頂いたご意見は開発チームと共有させて頂いてるんじゃなかったのか。ちゃんと本文を読んでいるのか。カードを実装しろって言ってるんだ。
(コミュ自体はとても質が良いので、ライター様には多大なる感謝を捧げたい)
何が The time has comeだ。時なんか来てないじゃないか。
もうコピペSSRでいいから、コンセでもいいから新規カードを実装してほしい。
連休使っての旅行計画に精を出すうち、気づけば既にリアタイ勢から周回遅れを食らっている今日において今更1話の感想なんて…とは思いつつ感想を書くことにした。1~2話までしか観ていないので、3話以降を既に見ている諸兄においては「何言ってんだこいつ」程度の温情を頂ければ幸いだ。なおニコニコ動画のコメントやツイッターの実況などは敢えて見ずに書いてみた(このあと見るつもり)。ニコ動で観てると、感想がだんだん「ネットミーム紹介文」みたくなっちゃうの難しいよね。
それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信。
~のみ最新話無料…対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信。
私はTVでアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。
Netflix独占
クリスマス生まれ(多分)と火曜日生まれ(多分)の二人が火星の大都会で一緒に音楽する青春ドラマ。「カウボーイビバップ」等でおなじみナベシン監督の新作。制作はボンズ。 本作で特に目を引くSF描写。都会の中心部はいかにもSFっぽい高層ビル群な街並みなんだけど、周辺に90年代アメリカみたいな町並みが広がってたり、往来する人も含め朝昼晩と色んな表情がある。「大都会だけど金持ちや貧乏人、ホワイトカラー、ブルーカラーが入り交じる都会感」に強いリアリティがあるところが好き。細かい所だと、飲食店の注文が全部スシロー方式(店員呼ばなくておk)なのに、作中の客がみんな店員呼びつけてクレーム入れてたのリアルすぎて笑った。設定こそSFだけど、現代を舞台にしても成立するような話をあえてSF世界で展開するっていうのもリアリティを強める要因っぽい。そんなSF描写の中でも好きなのが「家出ってどうやるの?そんなこと、聞ける人もいなくて。色々とググってみたけど、やってみたら意外と簡単だった」という冒頭のモノローグ。ゆうて火星の話ってことは実質ファンタジーみたいなもんかな、という先入観があっただけにこの一言だけで「実はこの世界はリアル世界と地続きで、しかも遠い未来というわけでもなく、とりわけ若者像はほとんど変わっていないんだよ」というSF世界であることがわかる。似たようなシーンだと、セッション後「私達のはじめての曲が完成しました!イエーイ!」つってインスタにセルフィをアップするシーン。作中何度も語られる「何も特別ではない、リアルの世界にもたくさんいる、何者でもない誰か」て感じをよく表してる。本作の脚本はみんな大好き赤尾でこなんだけど、私はやっぱり彼女の関わる作品に登場する女性が一番好きなのかもしれない。先のクールで言えば「同居人は猫~」「3D彼女」が赤尾でこ脚本。ハルって女の子だよね?特に同居人は脚本・赤尾でこx絵コンテ・佐山聖子タッグによる挿話がたくさんあってめっちゃエモかった。
1話では「二人がなぜ音楽をやっているのか」という部分が中心で、音楽への初期衝動を丁寧に描いてるのが好き。「ふとラジオから流れてきた曲を聞いて涙が出てきた」とか、路上で演奏してるけど歌はなく(ハミングだけ)「ただの音の連なり」を演奏してるだけ、とか。本作に限らず「初めて新入生に軽音部が自己紹介がてら演奏を見せるシーン」とか「生まれて初めてライブハウスでライブを見たシーン」とかめっちゃエモいよね。
セッションも、最初はお互いにそれぞれの初期衝動を持ち寄って始めるんだけど、お互い探り探りから徐々にノッてきて、歩み寄っていく過程がすごく丁寧。途中でやり直してみたりとか、お互いに相手を見つめながらテンポや歌を合わせる感じとか。
それにしても演奏シーンがやばい。最近は演奏シーンに3DCGを駆使してダイナミックな動きを表現する作品が増えてるけど(ピアノの森とか)、本作は演奏シーンに限らず多くが作画アニメーション。ボンズすげえ。ギターの弦を押さえる運指見てるだけで一日が終わりそう、別のカットも、手元だけを映すんじゃなくてチューズデイの上半身全部作画してるし(大抵の楽器は全身使って演奏するものなので、彼女もギター演奏中は体をかなり動かしている。本作はそれを作画で丁寧に表現している)。
加えてギターの作画が凄まじい。まずギターケースを開けるときのアニメーションから既にヤバイ。あえて楽器の持つ神秘的な雰囲気とか、艶やかな反射とかを作画で表現してるのは京アニだけだと思ってた。
SF的大都会、ストリート系の子と一緒にストリートミュージックを、お嬢様ファッションに身を包んだ子がアコギ演奏するっていうギャップは、案外「全力でアコギ演奏シーンをリアルに描きたい」という発想からスタートしてたり?
そしてギターの音ワロタ。開放弦でベヨェーンしたときのボディが響く感じとか、ギターに指が触れたときのギュインッまでちゃんと入ってるし、セッション中なんかギターの音に限らず、服の擦れる音「彼女たちが演奏してる部屋の空気の音」が(おそらく)全部入ってる。演奏シーンは文字通り空気が変わった。
「え、歌くっそうまいやん」と思った人も多いと思うけど、本作はCVと別に歌担当のアーティストがいる。英語圏でオーディションをしたらしく、この人たちがまたとんでもなく歌がうまい。もうハミングの時点でめっちゃうまいってどういうことなの・・・
音楽で言えば劇伴はMocky。R&BやJAZZの人で、軽快なベース音がたまらない。ついビバップの菅野さんを思い出しちゃう。それにしても、音楽がテーマの作品とはいえ劇伴が多彩すぎる。1話を通して音楽アルバム聴いてるみたい。
歌で言えばEDは作詞・作曲・編曲Benny Sings。劇伴から一変してPOPS。カートゥーンっぽい絵と相まってかわいい。
すんでのところでFOD独占を無事回避
浅草の日常アニメ。「さらざんまい」の意味は、ざっくりいえばユニバース感覚のこと。それにしても「さらざんまい」というネーミングセンスよ。幾原邦彦監督による新作。制作は「ユリ熊嵐」に引き続きラパントラックで、本作は共同でMAPPAが参加している。ピングドラムやユリ熊嵐で印象的なピクトグラムを担当した越坂部ワタルや、その2作で劇伴を担当した橋本由香利が本作にも参加していて、「チーム幾原邦彦」が確立されていく感じがある。
俺が本物のかっぱをみせてやるよ!(by幾原邦彦。公式ラジオ番組が毎週配信されていて、MCが諏訪部順一&まさかの監督。制作大丈夫ですか?)とのこと。曰く「かっぱと尻子玉は切っても切れない関係。なのに尻子玉を描かないかっぱ作品が多すぎる」というわけで、本作では尻子玉が重要なモノとして描かれている。これが本物のかっぱだそうです。噂に聞いてはいたけれど、かっぱに尻子玉を抜かれるというのはかくも恐ろしいことだったのか。ちなみにエンタの中の人は「尻子玉が抜かれるときの気分は、痛み8割気持ちよさ2割くらい。あと恥ずかしい」という気持ちで演技したとのこと。ノイタミナのプロデューサーからの「勘弁してください。ノイタミナですよ?」という柔らかい拒否を押し切って作られた尻子玉搾取シーンは割と必見。
1話は「かっぱとは?尻子玉って?」を中心にまとまったお話。ピングドラムやユリ熊嵐と比べてとっつきやすい感じがある。公式あらすじも
「中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!」
といった感じでかなり分かりやすい。とはいえ、本質はピングドラム、ユリ熊嵐に続く群像劇、というか愛憎劇なので結構しんどい系ではある。非常に愛が重い。ピングドラムのストーカーっ子にドン引きした視聴者は多いと思うけど、要はあんな感じ。作画部分でもキャラの表情、特に主人公のアップがすごく綺麗(中性的な顔っていう感じがよく出ていて好き)で、より群像劇みが強い。冒頭の主人公が走るお芝居すごい。
ユリ熊嵐と比べると、あっちが「隔世」なのに対してこっちは「現実世界(浅草)」という舞台設定の違いがある。描かれる浅草の描写もすごくリアルで、いわゆる「世界的な観光地」ではなく「昔ながらの下町っぽさ」に焦点を当てている感じがすき(背景:スタジオパブロ)。ぐちゃぐちゃした看板まで再現してて、三ツ星カラーズ並みに生活感がある。そして登場する場所が、地元民ならではのチョイス。監督自身が若い頃から浅草で遊んでたらしく、その頃のイメージを元にアニメの舞台を浅草に決めたらしい。浅草寺などの観光地より雑踏(街を歩く人、通勤の車とか)によって街の雰囲気を描いているところとか、生活圏にあるテーマパークこと「花やしき」が出てくるとことか、地元民らしい描き方だよね。
そして例の尻子玉(尻子玉と書いて「よくぼう」と読む)搾取から始まる一連のシーン。みんな何回くらい観たんだろう。MAPPAが関わってるだけあって凄まじいアニメーションに仕上がっている。劇中歌とともに欲望搾取~浄化までシームレスに続くシーンの中毒性やばい。過去作と比べ、初めから終わりまでキレイにまとまってて完成度が非常に高い。「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のレヴューと似たような感動を覚えた。またアクションをするのが人間ではなくかっぱやモンスターなので、より一層爆発力というかファンタジー感が加速しているのも好き。
挿入歌でいうと、ユリ熊嵐と一変して本作はほぼ登場人物が男性なのが印象的で、挿入歌も今の所ボーカルが全員男性。特に2話挿入歌「カワウソイヤァ」がすごい好き。余談だけど、アフレコ時点であのシーンはアニメ化用の実写映像資料だったらしい。ちょっと観てみたい。
EDは「青春ブタ野郎」OPでおなじみThe Peggies。青ブタもこれもしんどい群像劇なので、このバンドサウンドがすごく合っている。
ところで、最後の「フィクションです」的なキャプションは一体どういう意味なんだろう。「まあ、かっぱなんて存在しないんですけどねwww」とか「実際のかっぱはこんなんじゃないんですけどね、へへへ」とか?かっぱが非実在みたいなメッセージに見えるから不適切じゃない?
ゴブリンスレイヤー。英題は”DEMON SLAYER”。エミヤさん家に引き続き、ufotable肝いりの新作(ユーフォーテーブルって読むのね、初めて知った)。テーマは「動く浮世絵」とのこと。大正時代の日本を舞台に、鬼殺しをするお話。制作体制的にはufotableのアニメ「テイルズオブゼスティリアザクロス」の布陣。舞台こそ違えど、壮大なファンタジーっぽく仕上がっている感じは似てる。特に壮大なBGMの使い方とか、映画かな?これ絶対映像に合わせて作曲してるやつでしょ(やってるってラジオで言ってた気がする)。オケ~雅楽までなんでもありな感じが聴いてて楽しい。
近代の日本を舞台にしたアニメの中でも特に地方(山の中)が舞台のアニメといえば「ゴールデンカムイ」が似てるかも。背景美術でいうとあっちは「美しい自然を感じる」っていう印象なんだけど、本作は背景が全体的に黒っぽくて薄灰色に支配された不吉な感じ。闇=鬼の領分、みたいな緊張感がある。そういう意味では「どろろ」に近いのかも。金カムは実質ゆるキャンなので、自然の描き方は趣向がかなり違う。金カムが「自然怖い」なのに対して本作は「鬼怖い」だし。野生の動物が登場しない感じからもそういう意図があるのかな。
で、何その背景の書き込み。ユーフォーテーブルの背景(たぶん自前)って、エフェクトを自然に盛り込んで多角的に映す演出をするけど絵っぽさを残してるというすごい技術を使ってるよね。2話の修行シーンとか特にやばかった。主人公が背景の中にちゃんと存在して、立体的に生えてる木々の中を疾走しているようにしか見えない。でもキャラデザはテイルズオブゼスティリアザクロスと違い、輪郭線に特徴がある平面的なデザインになっている(浮世絵みたいな感じ)。そんなキャラが縦横無尽に画面を駆け巡るアクションシーンすごくない?最近だと「スパイダーバース」とか。あれは更にすごかったけど。
1話はゴブリンスレイヤーで言うところの前日譚で、「鬼って何なん?」みたいな話が中心。いわゆる妖怪等と違い、鬼がゴブリンくらい生き物してる。金カムではヒグマが神様の化身みたいな扱いで人間を襲ってたけど、あれくらい怖い。おまけに人並みに考える上に喋るしほぼ死なない。散発的に現れる感じはゴブスレで言うところの「落ち延びたはぐれゴブリン」なのかな。強烈なヌルヌル作画ゆえ、鬼がとても肉肉しくてキモい。「甲鉄城のカバネリ」のカバネくらいキモい。
そんな厳しい世界を生きる主人公(CV.花江夏樹)の、鬼気迫るセリフや息遣いがめっちゃ好き。ゴブスレさんは鎧に身を包んで常に平坦な口調だったのに対して本作の主人公はすごく感情表現豊か。「4月は君の嘘」を見てから彼の演技が大好きなので、またアレを見れるのが嬉しい。演技で言えば、鬼頭明里演じる禰豆子かわいい。基本的に山田たえ状態なんだけど、呼吸やうーうーだけで感情の起伏(非常にピーキー)や体型の変化を表現する感じとかめっちゃ好き。特に2話の見せ場では音楽とアニメーションによる強烈な緩急も加わってすごいことになってた。ご飯を我慢するシーンすごいよね。癒やされる。
バイトテロとは内情を知らない者が言ってるだけで、内情を知ってたら「いつか起こると思っていた」との感想が出てくるであろう
この事件はある意味自業自得で、対策を練ってこなかった上層部にも半分くらい原因がある
東洋経済のデータによるとくらコーポは20年以上も増収を続けている
上層部はおそらくこの記録を止めたくなかったのであろう
店舗を増やし続け、17年10月時点で429店舗もある。HPによるとパート・アルバイトの数は、12535名とある。これを1店舗あたりに換算するとパート・アルバイトの数は29名だ
この数字、多いと思うだろうか?
実は異常に少ない。というか、少なすぎて営業に支障が出ているレベル
同規模の回転寿司を展開しているスシローは、509店舗展開、40351名のパート・アルバイトで、1店舗あたり79名ものパート・アルバイトがいる計算
ワンオペのすき家でお馴染み、ゼンショーグループのはま寿司でさえ、34057名(2018年12月、マイナビより)店舗数774店舗(2019年2月、流通ニュースより)で、1店舗あたりは44名である
都市部には小型店があり、適正人数などは異なるものの、大部分は各社とも同規模の店舗を展開しており、比較対象に大きな差はないと言えるだろう
そして改めて、スシロー79名、はま44、くら29名という数字を見てほしい
おそらく、くら寿司も相当この状況には焦っているのだろう
anやタウンワークには、日常的に掲載されていて、人員確保に必死。
実際、店長が面接に来た人を採用しなかったことは一度も知らない。タンクトップで面接に来た高校生さえも採用していたのには心底呆れた
既存店の人員が足りなくても新規出店をし続ける。人員が不足していても、それより不足している店舗があればヘルプに行かせる。
だから、比較的人員に余裕のある店舗でも採用し続けなくてはいけない絶望的な状況。
採用率ほぼ100%は、自分が勤務していた店舗だけかもしれないが、どこもそんなもんだと思う
あまりにも人が足りないので、DQNの手も借りたい状況だからだ。
案の定DQNは、無断欠勤や遅刻をよくする。そんな時にバカを見るのが真面目なバイト。
厨房内にはカメラが設置されており、カメラ担当などというオペレーション管理の部署が存在するが、カメラの死角なんて山程あり、管理できないのが実情
つまみ食いも横行していた
しかし決定的な証拠が見つからずクビにできないし、クビにしたところで店長自身の首を絞めることになるから、結局問題は放置されたままだった
そりゃこういうことにもなるはずだよって感じ
東洋経済四季報によると、16年は200名、17年は190名、18年は200名採用、19年も200名採用予定のようだ
16年から約600名を正社員で採用しておいて、何人増えたんですか?
19年の四季報には、連結1222名とありますね。採用している割に増えてなくて離職率すごいなと思いきや、
20年の四季報には連結1537名とある。この一年ですごい増えたな。中途が要因だろう
辛うじてここ一年は大幅に増えてはいるものの、それまでの正社員の離職率のヤバさは常識を逸脱していた
想像してほしい。これほどまでにバイトが定着せず社員も辞めていく環境を。
スラップ訴訟を起こされたくないので、告発は控えめにしておくが、やばかったのが時間帯責任者だ
くら寿司には、セクションリーダー(SL又は青帽)、統括リーダー(TL又は黄帽)、店長SV.AM(黒帽)のように、帽子の色によって階級が分かれている
SLもTLも、店長以下の平正社員だけでなく、パート・アルバイトもその階級へ上がることができて…
というか離職率が高いので勤続期間が長ければ、余程の者じゃない限り、その役が回ってくることになる
今回バイトテロを起こした高校生もSLだったし、むしろ頭のおかしな人でさえSLTLになってた
TLは時間帯責任者で、クレーム対応を担う。店長が休みのとき、正社員が配属されていない店では、パート・アルバイトだけで回さなければいけない。こんなときにクレームが起きたら…?
これが年齢がそこそこの主婦パートであれば良いのだが、高校生TLだったら、あら恐ろしい
ぶっちゃけ年齢を尋ねる客が少ないから公に露呈していないが、18歳以下の高校生バイトであの大規模な店を回していると考えたら恐ろしくないか?
普通だと言えるか?
まともに感じるだろうか?
テロが起きた店舗でその当時、店に店長が居たのかどうかは知らないが、高校生だけで店を回している状況を生んでいる時点で、所詮いつでも起きかねない問題だったということ。
あの高校生はとてつもなく悪いし、くらは損害賠償請求をするべきだ。しっかり責任を取ってもらうべき。
でもな、人手不足の中でも店を増やし続け、店舗配属の社員は店長ひとりだけ。店長が休んだらバイトだけって状況を放置してきた上層部にも原因の半分くらいはあると思うぞ
今後もバイトだけで回す店があるのなら、解決しようという姿勢が無いのと変わらんだろう
全皿100円を守り続けます!じゃねーんだよ
今やるべきことは、不採算店を閉めて、従業員を集約させて、教育していくことだ
定着率を高めて一人ひとり出来るポジションを増やしたほうが人件費負担が減って生産性が上がる
働き方改革で、5日6日休みにして従業員満足を高めているスシローを見習ってはどうだ?
今のままではスシローに離される一方だぞ