はてなキーワード: バブルとは
ドコモや自治体が出してる人流データを日々追いかけてるが、面白い傾向が起きている。
首都圏主要駅の平日日中帯の人流はコロナ感染拡大前とほぼ変わらない(せいぜい数%減)状況にまで戻ってしまっているが、夜間(20時以降)の人流は5~8割減となっているのだ。夜だけ見たら緊急事態宣言の効果が出ている。
つまりテレワークが事実上世の中からほぼ消滅し、ほとんどの人がコロナ感染拡大前のような「朝から電車で通勤」というライフスタイルに戻った一方、退社時間は早まり、夕方~20時までの帰宅ラッシュがコロナ感染拡大前より悪化していることを示している。
Twitter眺めると「帰りの電車の混雑は前より酷くなった」とぼやいている人が多くいる。
通勤電車は誰もしゃべらないから感染リスクは低いと言うが、それは朝の通勤に限定されるというのはあまり気づかれていない。帰りの電車は職場の同僚何名かが一緒になっていることが少なくなく、彼らは当然電車の中で会話してるし、たまに酒飲んで酔っ払って電車の中に入って騒いでる連中もいる。従って帰宅ラッシュの電車はいくら換気してると言っても人口密度が高すぎるし、エアコンの送風もあるので、感染リスクはライブハウスや居酒屋並に高い。
つまり今のデルタ株感染爆発は帰宅ラッシュのせいであると考える。感染爆発が今までの東京一極集中ではなく、周辺三県にも伝播していることは、通勤の影響があるということの状況証拠であろう。一方で関西が大阪府にほぼ集中しているというのも、関西の通勤ラッシュは元々首都圏のそれに比べると厳しくないせいであろう。
だから、今の感染爆発を抑えるには、帰宅ラッシュを緩和させるのが一番効果がある。方法はテレワークの復活か、人を職場から帰宅させずに近くのホテルで寝泊まりしてもらう「バブル方式」の二択。後者は五輪選手たちと同じ考え方で、ちらほら感染者は出てくるが爆発までは行ってない。感染拡大防止にはかなり効果があることが実証されているし、一考すべきだろう。家庭が崩壊するかもしれないが、通勤を止められないのなら、人を通勤先に封じ込めるしかないのかもしれない。
そこでお聞きしたいのですが、皆さんは対コロナの具体的な政策って思いついているんですか?
自分は全く思いつきません。1年半ありましたけど対コロナの正解が思いつきません。
色々手段はあると思うんですけど、結構詰んでる感じありませんか?
これは無理そう。支持する人もいるだろうけど。統制を強める絶好の機会のはずなんですけど、国民の反対が必至なので菅さんも乗り気じゃない。
現政権、唯一の政策がこれ。100万回は無理では?と思ってたら超えましたね。
一回もワクチン打ってない人が今日(8月3日)時点で1億2000万-3800万で約8200万人、1日120万回、半分は2回目接種に回されるとするなら、1日の新規接種者数は60万人
日本国民全員がワクチン希望したら約135日、遅くても今年中には終わるかな?何をすればこれ以上のスピードが出せますかね?
そろそろ効果ないですね、お願いも重ねられると断りたくなりますよね。
これは議論の余地がありますよね、個人的には中止は出来ないと思います。国内だけの問題でも無いし、中止の決定打が無かった。6月中旬で感染者数、死者数減。そもそも他国より少ない。
無観客で、バブルを構築するなら直接の原因にはなりにくい。延期はあり得た筈、それこそ希望者が全員ワクチン打った状態で来年に有観客開催。これがなぜ駄目なのかよくわからない。
マスク手洗いうがい三密回避の呼びかけとか?やる人はやるし、やらない人はやらない。
自分は恐らく無党派層ってやつです、自民党を支持してるとか、現政権を支持してるから批判を無効化したい。という魂胆では無いです。
単純に今の日本で出来ることは何があるのか考えて思いつかなかっただけです。
こういう境遇の人も多いんだろうなあ
群馬県高崎市出身。両親は高崎市内で「フィリピンパブ」を経営していた。家族経営の店だったが、バブル時の好景気に乗って事業は拡大。最盛期には4店舗ほどに増えていた。ただ、フィリピンパブを営む家業には複雑な思いもあったという。
子供時代から歌うことが好きだった。お店のステージで、フィリピン人ホステスたちに囲まれて歌うこともあったという。
だが1989年にバブルが崩壊すると、日本全体が大不況に飲み込まれて行く。それにともない、彼女の人生も一挙に暗転。実家が経営するフィリピンパブは倒産。父親は多額の借金を抱え、一家は貧困生活を余儀なくされた。
父親は働いたが、多額の借金はなかなか減らなかった。身体の悪い母親まで働いていたが、家にはお金がない。それを見て、高校中退を決める。
「お金がない中でも、どうしても海外留学したいと思ってたんです。ただ留学費用は自分で稼ぐしかなかった。高校に通いながらバイトする程度では、とても留学費用には足りない。そう思って、高校は1年で中退しました。誰にも相談せず自分で決めました」
三人兄妹の末っ子。上に兄と姉がいるという。
ただその兄姉をはじめ、家族内の雰囲気に、幼い頃から「違和感」を感じていた。
「お父さんは私には優しいんですけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんには、無茶苦茶当たりが強くて……。小さい頃、『お前はうちの子じゃないんだよ』と言いながら、お父さんがお兄ちゃんを殴ったりとか、『お前は川から拾ってきた子供だ』って言ったりとか……」
彼女には優しい父親が、なぜ兄と姉には辛く当たるのだろうか……。子供のころはまるで理解できなかったという。
「末っ子だから、私だけ可愛がられてるのかなって思ってたんですけど……」
その後、大人になった偶然突き付けられた真実は、想像していたような生易しいものではなかった。
「20歳の時に、パスポートを作ることになって、手続きのために戸籍謄本が必要になりました。当時は上京していましたが、謄本を取りに、高崎の市役所へ行きました。その時間違えて、私個人のじゃなく、家族全員の戸籍謄本を取っちゃったんです。それで、お兄ちゃんとお姉ちゃんは、私とはお父さんが違うことを初めて知りました」
一方、彼女は父親の実の娘で、兄と姉とは「種ちがい」の関係だった……。
衝撃的な事実ではあったが、兄と姉に対する父親の態度に、ようやく納得がいったという。
「戸籍謄本を見て、速攻でお母さんに電話しました。『お兄ちゃんとお姉ちゃん、お父さんが違うんじゃん! なんなら離婚もしてるじゃん』と。そうしたら母親がこう言ったんです。『今の時代、バツ2バツ3くらいついていないと、やっていけないんだよ』と。あまりに予想外の返事すぎてビックリしました(苦笑)」
「私のお母さんって、ある意味で肝っ玉母さんタイプっていうか、変に逞しいところがあるんです。私がAVを始めた時も、止めるどころか、『あなたの人生なんだから、好きにしなさい』と。
戸籍のことも、いずれ時がきたら自ずと知ることになるし、その時になったら話せばいいと思っていたそうです」
適当に調べてたら、みずほファイナンシャルの資料が出てきた。2017年には東京五輪の経済効果は30兆円ってなってたのね
https://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/pdf/vol008.pdf
ダイヤモンドプリンセス号のアレが2020年なんで、コロナなんて影も形も無かった頃
まさしく取らぬ狸なんだけど、オリンピックが最後のバブルってことで、カプセルホテルとか漫画喫茶とか新しくて便利で安い店舗がどんどんできて、めちゃ便利だったんスよ(過去形)
で、結局のところ今の経済効果ってどんなくらい?
で調べてもよくわからんのよな。まぁ現在進行形だししゃーないけど
大体1兆5000億円前後?でも数千億とか言ってる記事もあったり
いずれにしろ、30兆からしたら相当少なくなるよねって言うのは確実な
そもそも無観客、インバウンドどころか国内からの観光客もほぼなしで開催する経済的メリットってあるんかいな、とも思うんだよな
延期して、ワクチン行きわたって世界的にも収束してから、完全な形で五輪ができたなら30兆以上の経済効果はあっただろうけどそれも難しいよな
外国人選手も入国して二週間以上経ったよね。持ち込まれたコロナの感染力はもう無くね?
あいつら平気で満員電車にのって、選手村のバブルの中にやってくるんだぜ?
しかも毎日のPCR検査はまともに行われてないって告発があったし。
https://www.kirby.jp/special/personalityquiz/
ESFP 111893人/13.38%(フェスティバル/サーカス)
ENFP 91099人/10.89%(ファイア/ハイジャンプ)
ISTP 47956人/5.74%(ボム/スナイパー)
ENTJ 16317人/1.95%(ホイール/ウィング)
T/A別
ENFJ-T 69307人/8.29%(ビートル)
ENFP-T 47403人/5.67%(ファイア)
ISFJ-T 43653人/5.22%(パラソル)
ISTP-A 24069人/2.88%(スナイパー)
ESFJ-T 23507人/2.81%(コック)
ISTJ-A 23263人/2.78%(デデデ大王)
ESFP-T 22266人/2.66%(フェスティバル)
ENFJ-A 15788人/1.89%(ソード)
ENTP-A 15344人/1.83%(ウィップ)
ENTJ-T 13532人/1.62%(ホイール)
INFJ-T 5981人/0.72%(ミラー)
ENTP-T 4185人/0.5%(ファイター)
INTJ-A 3589人/0.43%(カッター)
ENTJ-A 2785人/0.33%(ウィング)
「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」というハッシュタグが詐欺に使われる日本に Hagex はいない。なぜなら、Hagex は殺されたからだ。
Hagex は天才だった。インターネット初期に技術を得て、しかも「ニヒルなやり方で、間違いを自覚させる」手法は天下一品だった。特に彼の「技術的なバックグラウンド」を持った上で、この手の「WordPressで一千万!」とかいう詐欺師の戯言を「テクニカルな背景と、類まれな文才」をもって否定できる人材は、令和の日本のインターネットにはいないようだ。
ひろゆきやホリエモン、山本一郎も才能はあるし、インターネットに詳しいという点では、ネットの評議者として認めてやってもよいかもしれないが、ただ「なんとなくテック業界で生きてきた」という感だけで物事を語るだけで、なんというか技術的な背景を持ってして「イケダハヤト」の理論的な矛盾点をつく、というネットの論客で Hagex を超えてきたやつはいない。
Hagex が生きていたら、きっとインフルエンサーの「WordPressでイッセンマンは堅いかなーと」という語調の裁判から逃げやすいポイントを見破って、「WordPressを編集できるエンジニアの年収は WebDesigning の統計から、だいたい400万ぐらいだけど?」とか返せたり、「SEOでイッセンマン」というマナブの主張も「2000年頃の過渡期の昔はともかく、SEOだけの専門会社があって、値段もこなれているのに頼む理由がない」現状を語れて、「Ruby の次は Scala だ」という勝又の嘘も「Scala ができるやつは SQLやTCP/IPにも精通しているから給料が高い」という合理的な説明もできちゃうだろうな、って思う。なぜ、Hagex は殺されないといけなかったのだ。
「罪を恨んで人を恨まない」と世界は言う。ただ、やっぱり代替不可能な人材はいて、Hagex という存在がいることで平成の末に「フリーランサーで年収一千万、それをプログラミングで」という【頭の弱い】ヤツが引っかかる嘘を「徹底的に茶化して」日本国に「騙されてエンジニアになる」というかわいそうなやつが消えてくれたのだ。たかだか、無料の Rails Tutorial モドキを一周して「年収一千万」になるなら、東大や東工大をでた連中が日夜 SIer で虐められて鬱になって自殺するわけ無いだろ。
頭の悪い KKO の俺だって、勝又が「ソシャゲバブルの果にグリーにいれなくなってきて、『ゆるふわエンジニア』なんて存在できないのに、Scala だ Go だ」と言って金をくすねているのは想像できる。マナブが「あの反社が多い界隈の広告業界の検索版がSEOで、タイにいないと命がヤバいくらいの主張をして、しかも間違っている」ということぐらいわかる。だけど、俺には「テクニカルに間違っていること」は理解できても、Hagex にできた「テクニカルな背景を持ってして、インフルエンサーをニヒルに否定して、バカ信者を改心する」なんていう高等スキルは持ち合わせなかった。残念なことに。
Hagex よ、令和にあなたがいないせいで、哀れな仔羊がインフルエンサーのカモにされています。人間だから、死という限界はある。だけれども、平成の末には「Hagex という抗生物質が存在」していて、しなくても良い犠牲が無かった、というのは Hagex さんの死があってはじめてわかったんだ。申し訳ない。
だから、私は匿名の「増田」でインフルエンサーを徹底的にこき下ろすと決めたのだ。この不退転の覚悟で、マナブや勝又といった、技術を間違って使う貴様らを Hagex の代わりに裁こうと私は思うのだ。金をとってカモを地獄に落とした貴様らの罪は大きい。覚悟しろよ。
まあ「まだ二年」だからな。転売屋さんがお得意のおもちゃ屋ももちろんあるだろうけどそれは可視化されてないってこった。
逆に言うとガンプラバブルが起きてないと潰れていたおもちゃ屋もたくさんあるだろうが、それも分からんからな。あくまで推論よ。
だから本質的には転売屋は売れない商品も買い取ってるんだよ。なので本当なら放置すりゃ転売屋の倉庫に在庫いっぱいになって順次潰れていく。ので特に気にせずともよい。
だが何故か転売屋が死なないのは「本当は売れない商品でも売るルートがある/小売店の客以外に需要がある」ってことでもある。
多分ガンプラが成立してるのは大口転売屋とかよりもそっち(おそらく海外輸出)の方だと思ってて、だとすると「いままで3割引で潤沢に買えたこと」の方がおかしかった、って話になっていく気はするんだな。
バンダイはおそらく基本的に増産するのは造作もない体制だろうけど増産しないのは小売りの棚に配慮してのことだろうし、ここが確証取れたら増産するだろうし価格もあげてくると思うぞ。
90年代前半、自分が18歳の時に区役所に住民票と戸籍謄本を取りに行った際に父親の名前を聞かれたので答えたところ、違うと言われて怒られた。「君、自分の親の名前なんで知らないの?おかしいでしょ」
父の名前は音読みで通っていて、父の親、つまり祖父母も音読みで呼んでいたし父自身もそれが本名だと言っており仕事で使う名刺の振り仮名も音読みだった。
更にもっとおかしな事に気が付いた。父方の祖父母の名前も違う。普段使っていて手紙や軽い法的文書(学校に出す認書など)にも書き、預金通帳にも記され、付き合いのある人に呼ばれる名前は通名だったのだ。本人が全く名乗った事もなく出てきた事もない本名が別にあったのである。
更に自分の苗字も今まで使っていた当用漢字と違い、戸籍では旧字体だという事にも気が付いた。知らなかったので学校の学生証も卒業証書も銀行口座も当用漢字で、それで通っていた。
何れも父方の関係である。何故こういう風になっているのか良く判らなかった。が、調べる方法を知らなかったしものを知る大人が近くに居なかったので説明を得られなかった。
その後10年以上が経過して図書館で調べる方法を知り、更にネットという道具を得た。その結果歴史的な背景がある事が判った。我々はほんの十数年前の事すら知らない。核家族化によって大文字の伝統から外された風俗も伝授されない。
日本は中華文化圏の周縁にあった。独立した文化ではあったが風物の認識には漢籍(中国で書かれた書物)が参照される。梅雨があるのにそれを無視して「四季」なんていうのもそうだ。漢詩での季題に倣って詩やうたを詠んだ事に由る。
昔の中国では親に貰った本名を親を除いて他人が呼んではいけない。本人も使ってはいけない。これは諱(忌み名)であり墓場まで持って行く。他人が本名を呼ぶのは殺人に値する非礼である。
この風習が日本でも倣われ、江戸時代まではやはり出生時に親に貰った本名は親以外が使ってはいけなかった。幼少時には幼名を使い成長した後には仮名(けみょう)を使う。仮名というのは後世の歴史用語であって当時の人達は本名を絶対使わないのだから「名」といったらこれのみである。
武士の場合は朝廷の官名を名乗った。大岡越前守の越前守は律令制時代の越前国の長官だ。それを名乗っている。水戸黄門は変則的で黄門は中国での中納言の事である。漢籍=知的であるので漢語で名乗ったものだ。~~左衛門~~右衛門というのは宮廷の衛兵の事だ。だから家光公なんて言い方は後世のもので当時の人は絶対に言わない。言ったら死刑だ。
外国の報道では天皇の名にemperorを付けるが日本語の報道では絶対に名を呼ばないのはその名残である。
明治になるとこの風習は廃され、どこでも本名を使う事が定められ、諱の併称も禁止された。だから明治以後は本名一本主義である。
…のだが実際は人々は従わなかった。相変わらず通名も使われ続け、更に一般化したのが有職読みだ。
有職(ゆうそく)読みは訓読みする語を音読みする事である。特に名前での使用が顕著であった。
例えば名付けする時に音読みも訓読みも出来る名にする。本名は訓読みとして戸籍に記す。だが一般に使うのは音読みの名前とした。
一般と言っても法的な行動含めほぼ一生の生活の全部である。不動産を買ったり婚姻届け出す以外ではそれで問題は起きなかった。現在常識化している正しい本名をどこでも使うのを求められるようになったのはバブル以後の30年位でしかないからだ。
だから歴史で伊藤博文(ひろぶみ)と習っても、当時の人はひろぶみなんて呼ぶ人は恐らく一人も居ない。呼び方は「はくぶん」だ。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13120057343
「イヌカイ キ」とフリガナを振っている。日本人の名に「き」はちょっと変だが、訓読みの本名を音読みするのが当たり前なのでそう書いてあるのである。当然本人の名乗りだけでなく世間の通りも「き」なので当然の事だ。
戦前の新聞を見れば歴史で習うのと違い、政治家の名前はほぼ全て音読みのフリガナが振られている。原敬なら「ハラ ケイ」である。
戦後になると流石にこの風習は廃れた。特に戦後生まれの団塊世代はこの倣いに従わなかったし、その親である戦中派の多数派も有職読みで子を呼ぶ事をしなかった。
しかし保守的な家庭ではこの倣いを続ける所もあった。それが私の父方だったのだ。祖父は旧職業軍人で戦後も神社や右翼人士と付き合いがある右翼シンパであった。
こんな感じで段々とこの倣いは細くなって行ったのだがバブル期~90年代前半にトドメがさされた。
銀行口座はそれまでハンコと通帳だけを参照するもので、本人確認もろくに行っていなかった。だから仮名での口座開設も簡単であり、銀行自体がそれを止めていなった。日本人で外国人名の口座をもっている人もいるし、法人格獲得していない社名でも口座が開設出来た。
だが当時日本はストックの急拡大により急激に国際的な地位を獲得しつつあり、マネーロンダリングへの対策を求められる事になった。これで仮名での口座開設は不可能になり、本人確認書類も必要になった。口座の文字は本名の字と一致させる必要がある。
更にIDカードが常に参照される社会になって行った。90年代初頭では「欧米では何するにもIDカード提示させられるのでID携行必須なんだよ」というのが珍しい事として語られていたのだが、90年代後半の日本はその欧米と同じ状態になっていた。
こうして本名との完全一致は常に求められうようになったので有職読みとか通称使用とかは完全に無くなって行ったのであった。
だから私が区役所で怒られる数年前までは細々と続いていた風習であったが、現代っ子であった私は自分の周囲がそういう古い倣いに従っていた事に気づかずに居たのである。
そして私を叱った区役所の役人は自分が生まれた頃にはまだかなり現役の風習に気づかず40年以上生きてきたのである。更に戸籍や住民票を扱う部署に配属されてなお知らなかったのである。常識とは視野を狭くする事の一例だ。常識があるが故に保守的な風習が認識できないというのは寓話的だ。
こういう事が判ってから母型の家系を調べると、やはり曾祖父母として認識されていた名前が戸籍に出てこないケースがあった。認識されていた名前と本名が違うのだろう。
現代っ子の自分は時代の常識に則り祖父母の名を本人に代わり書く時も本名を使うようになったが、この辺の知識が無かったのでその時バツが悪い思いをしているだろうという事に気が付かなかった。直接聞いた訳ではないが生まれてから数十年それが名前であったのだから言うまでもない。
親にキラキラネーム付けられて成人してから変名するケースが増えているが、この問題も昔の知恵なら問題にならない。
そもそも親がまともかバカかというのは子がベット出来ないギャンブルだ。そしてやたらとおかしな名前をつける親というのは戦前には結構いた。ダジャレで付けたり有名芸者の名前付けたり、バカ親は戦前でもバカ親である。
でも通名を別につける方法が残されているから問題が無い。「親に貰った名前を変えていいのですか?だって?親に貰った名前を名乗れるかよ!」と言えたのだ。
更に変な読みを付けられても有職読みすればいいのだから問題ない。「今鹿」で「なうしか」と付けられても「こんろく」と名乗ればいい。これは今でも教育現場でも会社でも本来の読みに固執しているのが問題であってそんな例外なきルールなんて精々30位の歴史しか無い。困った問題が続出しているなら破棄すればいいだけの問題だ。
なので硬いルールと思っているものが実は30年程度の風習でしかない事に気が付くべきだし、柔軟にしたら解決する問題もあるという事に気づくべきだ。伝統というものは伝統と思っているものの外側にある事がある。そしてその伝統が問題を解決する術を持っている事もあるという事に気づくべきだ。
最後に、あの区役所のおっさんにこの「自分の親の名前の読み方を知らない理由」を言って聞かせたいもんだが、もう鬼籍に入っちゃってるだろうなぁ。あんたの叱責のおかげで日本の伝統について知ることが出来たぜ。
こちらが恣意的に張り付ける失敗基準など用意しなくても政府は自らそれを用意し、そして失敗してきている。
以前投稿した内容を再掲するが、政府はこの五輪に色んな決意、目標、意気込み(つまりは成功基準あるいは裏返せば失敗基準と呼べるであろうもの)を掲げている。それらはことごとく達成されず、そのたびに政府の宣う成功基準は下がっていった。
何日か前にはついに、"結果的に『やってよかった』と言われるような大会にしたい"などと、もはやどう転んでも解釈次第で成功したと閣議決定できそうな決意を述べるに至った。
コンパクト五輪:失敗。当初掲げた予算目標を大幅に超過。担当大臣すら予算の全容を把握していないことからして、そもそもこの目標を実現する気が有ったとは思えない。
人類がコロナに打ち勝った証として完全な形で開催する五輪:失敗。人類全体も日本も未だコロナ禍の渦中にある。観客数や五輪関係者への行動制限など様々な制約を付けた不完全な形で五輪を強行。
"安心安全な大会を成功させ、未来を生きる子供たちに夢と希望を与える歴史的な歴史に残る大会を実現したい"五輪:すでに半ば失敗。緊急事態宣言を発令せざるを得ず、バブル方式も名ばかりで穴だらけな状況を安心安全とは言わない。運動会やその他の学校生活は大幅な自粛を求められる一方で五輪は強行される等、与党の都合による様々な矛盾した施策を見せつけられた子供たちが夢と希望を抱けるはずもない。政治の劣化と腐敗をまざまざと見せつけられて、子供たちはこの国への失望と己の未来への危機感を抱くことだろう。