はてなキーワード: エロ本とは
最近、日経新聞の記者が実はAV女優もやっていました、という話が話題になりましたが、
アメリカで生活していると、「日本人の貞操観念って崩壊してるよね」
ってよく言われます。「どういうこと?」と聞き返すと、キャバクラや、
風俗や、AVについて、「ドキュメンタリーを見たよ!日本人ってほんと変態だね!」とか言ってくるわけです。
アメリカにいる中国人からは、「日本人には本当に感謝している。蒼井そらさんは僕の青春だ」
って言われたこともあります(実際、蒼井そらさんは中国版ツイッターフォロワー1380万人超えの超有名人)
蒼井そらさんが中国人男性の青春になっているとは知らなかった。。と思い、日本の性の文化、特にAVについて調べていたところ、どうやら日本には1万人以上の現役AV女優が存在しているという話があります。
1万人!
仮に20代が現役女優の75%を占め、学年150万人とすると、単純計算で、0.75万/750万→ 20代女性の1000人に1人は「現役の」AV女優、ということになり、また、AVの世界は競争が激しく、出たくても出られない人たちもたくさんいるようです。一方、風俗業に従事する女性の数は30万人以上、ということのようなので、仮に20代、30代が90%を占めるとすると、45人に1人が「現役の」風俗嬢ということになります。
AVに話を戻すと、僕の知る限り、海外では恵比寿マスカッツみたいなAV女優がアイドルになるみたいな現象は少なくとも全然起こっていなくて(恵比寿マスカッツの話をするととてもびっくりされます)、日本の貞操観念ってぶっちゃけどれくらい異常なんだろう、という話なんですが、
その前に、一応僕の結論というか、仮説を明らかにしておきたいと思います。それは、日本人って、例えば南米出身の男女と比べると、全体の印象で言えばまったく性についてオープンじゃないのに、一方でこんなに破廉恥な文化が形成されているのって、もう、世界最強のむっつりスケベ民族ですよね!っていう話、、ではなくて、この文化って、実は僕たちが考えていたよりもずっと、少子化に悪影響を及ぼしているんじゃ?ということです。
僕の個人的な歴史を振り返ると、僕の世代全体がそうかは分かりませんが、中学生の頃にはエロ本、それも自分たちで買いにいく勇気がなくて、クラスメイトのお兄ちゃんのエロ本やビデオテープをこっそり回して楽しんでいたくらいで、友人の多くは好きな女の子を想像してマスターベーションしていました。親のいないのを見計らってリビングでビデオを見たり、パソコンがあっても共用なので、親に見られないように履歴を必死に消したりしていたわけです。
今の中学生で、スマホやパソコンを持っている多くの男の子達は、インターネットを通じて、あらゆるAVに簡単にアクセスできますよね。
一方、当たり前の話ですが、こんなにAVにアクセスし易くなった今、AV女優1万人の分母の中で、主観的に一番好みな女優さん(上位0.01%!)のAVを見てマスターベーションしてるわけですよね。それってもう、ほぼ間違いなく、クラスで一番かわいい女の子よりかわいいし、スタイルも良くて、セクシーな女の子を、日常的に見ていることになるわけです。
中学生やそこらで性に目覚めたその時から、そうして性的な欲求を解消してきた世代が、自分の身の回り(リアルの人間関係)の中で、「僕たち、添い寝フレンドでいいよね」ってなるのって、本当に全くもって自然なことなんじゃないかって思うんです。だって、性欲はもっとセクシーな女の子が解消させてくれるんだもん。(男性用とは比べるべくもないけれど、女の子用のAVもたくさんあって、昨今どんどん浸透してきているという話もあります)。
AVじゃなくてよりリアルな性的体験が欲しい人には風俗が、中規模以上の街であればほとんどどこにでもありますよね。
でも値段も敷居も高い(だれか知り合いに見られたら、とか気にする人も多いと思う)ので、みんながいったことがあるってわけではないと思うし、毎週行くってものでもないと思うんです。
でもですよ、テクノロジーの進化はすごいもので、OculusRiftやらのVR技術を使って、3次元でAV女優と性的な欲求を解消することのできる世界が、すぐそこまで来ています。関連の業界の市場規模や技術力をみても、日本は先端を走るんじゃないかって予感がビシビシするじゃないですか。ハードウェアもコンテンツも最初は高価かもしれませんが、時間とともに廉価になっていくでしょう。そうしたら、リアルな、主観的セクシー度数上位0.01%の異性との性的な体験が、だれにも見られずに、外に出る必要すらなく、廉価で、しかも望むなら毎日でも体験できる、ということになっちゃうわけじゃないですか。
これって、ちょっとまずい気がするんですよ。なんというか、AVという文化の、情熱と技術と絶え間ない努力の結果としての進化が、人間の未来を蝕んでるんじゃないかって。そんな気がするんです。
多分すでにある程度なってると思うんですけど、本当のセックスよりもドーパミンが出る(かどうかは知らないけれど日進月歩で進化中の)刺激的なコンテンツに毎日のように触れてたら、性欲ってなくなっちゃうよね、っていう。
かといって状況を俯瞰してみると、気軽な居酒屋バイトからガールズバーからキャバクラからピンサロからソープから、サービス業としてみるといろんな種類のサービス業が断続的につながってて、また学生のバイトからプロまでいろんな働き方があって、シングルマザーや複雑な家庭環境の背景があったり、生活保護を受けようとした人が公務員に「風俗で働けば」と言われることがあったりで根の深い問題と絡んでいたり、それでいてその全体とAVの話が連続的につながってたりする(それに加えて「元グラビアアイドル」のAVがあったり深夜番組にAV女優が出演したりという形で芸能界が絡んでいたりする)っていうとっても複雑な構造になっているんじゃないかと勝手に思っているので、どこをどうしろっていう建設的なことはまったく言えないのですが。。
なんとなく、日本人の貞操観念(性をコンテンツ化することに対するためらいのなさ)を再考するときがきているのかも、という気もしないでもないです。
日本が「構成員の性欲の減退」により内側から破壊されないことを祈ります!!!
蒼井そらさんのファンより。
まあ、今見たらたいしたことないんだろうけど、その時は衝撃的だった。
そのまま5発も抜いてしまった。
その後はバイトに行った。さすがに5発も抜いた後ではしんどい。
後先考えずにオナニーをし、チンコは常に元気ビンビン、アナルへの免疫もない。純粋無垢なあの頃。
でも当時の俺が今のアナル天国のAVを見たら、精神が崩壊して廃人になってしまっていたかもしれんな。
まあ、今でも十分廃人なんだが。
ビニ本は買ったことはないが、普通のエロ本もコンビニのそれじゃない。
大きいけど少し汚いような本屋にあるようなマニアックなエロ本だ。
お尻倶楽部とかSMなんとかとか。
そういうのが好きだった。
そしてやはりAV!!AVもあった。
完全無修正などをうたったAVが半分くらいを占める。
店の裏はヤクザが経営する雀荘だった。多分ここのオーナーもヤクザだろう。
高いがAVを買ってみた。無修正、小沢まどか。初めて買ったAVだ。
定価1万5000円のところ3000円。(当時は何故かやたらと定価だけ高いAVが多かった)
その後は友達の家に行ったので見れなかった。
って喜んでいた。
で、家帰ってから見た。
「……………。」
あの、ふつうにモザイク入ってるんですけど…画質悪いんだけどこれダビングだよね。ジャケットもコピーっぽいし…
少し大人になった。
ようで全く大人になっていなかった。
無修正と聞けば飛びつき、騙される。
変な裏ビデオのチラシが入っていれば電話して取り寄せる。こういうことの繰り返し。
飯島愛などたくさんあった。
こういうことを若い内に経験しているおかげで、無修正には嫌悪感がある。
今の海外の無修正サイトは画質、女優ともにマシにはなったがメーカーが作るAVとはクオリティに雲泥の差がある。
ただモザイクが無いだけだ。
オッサンだから昔話から始めるが、エロ本って学校持ち込んでると取り上げられた。
まあ、AVはVHSで回ってた頃というか、トランプが多くてゲームボーイなんかは少ない頃だな。
ギターだの、女子は雑誌だの化粧品だの持ち込んでる、まあ普通の学校だ。
「学校に不要なものは持ってくるな」「授業中に違うことをするな」「他人の邪魔をするな」
ざっくりこの3つがルールで、取り上げられたモノは放課後に返してもらえた。
朝のホームルームから、終わりのホームルームまでが学校の時間で、「見えたら没収」という対応だった。
何が言いたいかって言うと、エロ本を悪だとするとか、トランプを禁止するとかそういうことではなかった。
授業中や、学校時間帯は、不要なもの持ち込み禁止で見つけ次第没収、ただし放課後に返却、という対応。
結局、SNSの話も、教育と躾と場所の問題が切り分けできてないのが、議論が発散する基なんだと思うんだよね。
性教育に似てね?ってエントリがあってナルホドと思ったのがキッカケだが、
SNS教育ってのはあっても良いんだよね。教育機関なんだから。
私服でホットパンツがハシタナイとかは学校で指導するこっちゃないし、それは家での躾の範囲だろ。
各家庭で方針違うしな。
ただ、外で出すのは避妊じゃないよとか、出産は1000人あたり5人ぐらい死ぬ結構危険な行為だよとか、ガキのうちに子供出来ると大変だよ、
法律上は、性的同意年齢は13歳(青少年を「既婚者を除く」18歳未満の男女と定義してる理由の一つ)だけど、淫行条例で大抵ひっかかるよ、
みたいな教育は、学校機関なんだからやっても良いハズで、現にそこまで具体的じゃなくてもやってたりはするわけだろ。
オツキアイを3年とって結婚みたいなステップ踏むなら、男15で女13から付き合いだして、晴れて結婚ってのは理にはかなってる。
まあ、父母の同意が必要で、学校の承認はいらないわけで、つまりまさに「家庭の話」だ。
うちの娘を妊娠させやがって殺してやると親が怒鳴りこむ先は学校じゃないわけだ。だろ?
じゃあ、SNSでなんで禁止するみたいな話になってるかって言うと、3つの問題がある。
これは親がガチャで稼いでる会社に勤めてるとか無関係で、目を背けてはならんメンドウな話だ。
ここではメンドウなんでSNSで統一してるが、FacebookだLINEだmixiだメッセンジャーだポケベルだ全部同じな。
オッサンの昔話と同じで、「学校に不要なものは持ってくるな」の話。
まあ、メーカーの工場なんかだと、作業着になる時に携帯端末は全てロッカーに入れろってトコロもあるから、大人でも方針による。
で、ガキは未成年で未成熟なので、より頻繁に起こるんでこれは学校内で防げるなら防ぎたい。
というわけで、見えないところでLINE使ってハブったりしないで欲しいぜ、SNS禁止、と言う話。
大人でも美味い話で騙されたりするのに、未成年は未成熟なのでさらに引っかかりやすい、みたいな話な。
これは、淫行条例が最たるものな。高校生のウチに春をひさいでも良いこと無いから強制的に禁止、というやつ。
飲酒自慢したり、触れちゃいけない話題にウッカリ触って大炎上とか、振り込め詐欺の出し子になっちゃうとか。
例えば、LINEが大人と出会って買売春の場になりがちだから止めた方が良いよ、と教育するのはどれにあたるだろう。
最近は中学生だって良い年した議員に脅されてワイドショーを騒がせたりするご時世だ。
その影にどれだけ大人とLINEしてる小中高生が居るか想像すれば分かりそうなもんだろう。
学校が取れる対策は、「授業に関係のないものを学校に持ってこない」なんだが、
これは親が「携帯ぐらい持たせるだろ馬鹿か」みたいに炎上しがち。
なので、「授業中にスマホ弄ってたら放課後まで没取しますよ念書」を親から取る、とかになると思うな。
(でも「授業がツマランのが原因だろ没収とか人権侵害」みたいなクレーマーも居るとか聞くのよね)
大抵の場合、クレーマーと教育の間で、学校がSNS禁止にしたいのがここの問題。
つーかさ、増田読んでるオッサン連中さ、会社の女子社員とか主婦連中がスマホ内でどんなやりとりして、陰湿ないじめがあったりしてるか把握してる?
管理職でも労組でも良いや。パワハラの状況把握って、大変じゃね?
ってことで、「SNSイジメが起こってるみたいなんで、なんとかして下さい」って担任に言って解決することは無い。
これは断言できる。
見えない把握できない理解する時間がないものを管理統治するのは無理だ。
だもんで、「学校内でのイジメは学校の管轄」ってことになるならば、「学校内外の区分け無く行われるSNSは禁止」するしか対応手法がない。
ここが、唯一今後学校で「SNS教育」みたいなものが入り込める余地のある部分。
事実と意見を分ける、非は認めて謝る、うかつに本名住所を言わない、ネットは忘れてくれない、等など。
この部分に特化するなら、多分前向きな話って出来ると思うんだけど、言い出しっぺの法則が怖いので手を出せてないと思うんだよね。
「派遣の女子社員達が、LINE上で派閥を作って業務に支障が出てるんです」と相談された管理職の気持ちになろう。
女子中学生とあわよくばXXXXとか考えてる所属議員をどう扱うか、分別を持て、以外の啓蒙の手段があるだろうか。
結局のところ、「授業中にスマホ弄ってたら没収」「ネットリテラシーの教育」までは可能であっても、
イジメのコントロールとか、LINE利用が是か非かみたいな話は、学校じゃ出来ないハズなんだよね。
まあ要は「SNSは学校と無関係」と仮定して、実は関係するのはどこで、教育はどこまで可能かって切り分けて話そうぜって話だよ。
「国盗り物語」はまだエロ本もろくに見たことのない中学生には強烈だったぞ。
「これが観音様(ののさま)か」と言ってマンコをいじりまくるんだ。
増田とか実生活ではよく言うけど、家では下ネタは絶対言わない。
怒られるというわけではない。分からないのだ。
仮に分かっとしても、ただの変態でマジ気持ち悪い奴と思われるだけ。
皮をいじっていた。
とかはよく言われたものだ。
本当になにも分かってないんだなと思ったのは、犬の名前を呼んだときだった。
犬の名前をもじって「マンコ、マンコ」と呼んでいた。結構外にも連れ出しているので、外でも言っているだろう。
恥ずかしすぎる!
しかし、家族は誰も注意しない。こんな純粋な人にマンコとは女性の生殖器のことだなんて言えるわけがない。
「あんた、そろそろチン毛は生えたの?皮剥けたの?」
突然言い出すからびっくりした。
あとは、いとこが夢精してるらしいとか、親戚のおばちゃんが部屋を掃除したらエロ本がいっぱいでてきたとか。
いや、隠すだろ。恥ずかしい。
何を期待しているんだろうか。全く分からん。
自分自体が高校卒業間近ぐらいからネットに触れたせいなのか、子供(高校生以下)にインターネットはいらないと思っている。
身近にネットが無かった世代とあった世代じゃ感覚が違うのだろうけど。
とにかく雨に濡れて乾いてカピカピになっていて、ページめくるとナメクジとかダンゴムシがいるエロ本を読まずにすっとばして無修正にたどり着くのが悔しい!
VHS全盛期、映像をもっと高画質で楽しみたいという人々の欲求により、新たなメディアの開発が急務であった。
ついに人類はDVDという高画質・高解像度の新型光学デバイスとそのメディアを手にした。
映画はもちろんゲームまでDVDとなり、さらにはAVまでがDVD化された。
AV業界はデジタルモザイクが主流になり、アナルの露出までが解禁されることになる。
http://anond.hatelabo.jp/20140816003934
の続き
映像が再生し始める。最初に会社のロゴが表れて、しかもとばせない。
少年(仮にAとする)のチン○は暴発寸前だった。
Aはこれまで見たこともないような可愛い女の子を目にしていた。
男優が現れ、女優にキス。そんなものどうでもいい!Aは焦っていた。
その後、上着を脱がした。まだブラをつけている。はっきり言って邪魔だ。
ブラが外された。
あらわになった。白桃のようにふっくらとした白い乳房、薄くピンク色に染まった乳輪、愛らしい乳首まで…
Aのチン○は今までなったこともないくらいの硬度となり、チン○で釘が打てるのではないかと思えるほどであった。
Aは感動した。なんて鮮明でリアルなんだ。何度もエロ本で見た女性の乳房、しかし今は動いている。
すぐに男優は乳房を揉み始めた。ゆっくりとゆっくりと、生まれたばかりの赤ん坊を抱くように慎重にやさしく、丁寧に触っていた。
やさしく揉まれて変形する乳房。その弾力が画面ごしに伝わってくる。なんと美しい。
生命誕生以来、36億年。生物は進化し、ついには究極の美に昇華した。
次に女優は乳を揉みしだかれる。荒々しく、力強く。この美しいものが壊れてしまうのではないかと錯覚するほどに。
Aはチン○を弄るのも忘れ、画面に見入っていた。
続く
VHS全盛期、映像をもっと高画質で楽しみたいという人々の欲求により、新たなメディアの開発が急務であった。
ついに人類はDVDという高画質・高解像度の新型光学デバイスとそのメディアを手にした。
映画はもちろんゲームまでDVDとなり、さらにはAVまでがDVD化された。
AV業界はデジタルモザイクが主流になり、アナルの露出までが解禁されることになる。
ここに一人の中学生がいた。仮にAとしておこう。
Aは中学に入学したての1年生、マン○はおろかおっぱいすらもろくに見たことがないような純粋無垢な少年であった。
おっぱいなんて、おかんのと志村けんのバカ殿くらいでした見たことがなかった。
ある日、いつものようにジャンプの裏に載っている通販のページで、水着のねーちゃんのグラビアを見て興奮していた。
こういう時、チン○をいじると妙に落ち着くということをAは知っていた。
以前からいじってはいたが、その日はいじり方が少し激しかった。
ピュッ!
そして、玉が締め付けられるように痛い。そのときAは何ともいいようのない罪悪感を感じていた。
次第にチン○は萎えていき、いわゆる賢者モードに突入していく。
あの感覚は何だったのか…Aは不思議だった。しかし、もう2度としてはいけない。子供心にそう感じた。
3日後、子供ゆえの好奇心により、再びその行為を行ってしまった。相変わらず玉が痛くなったが、少し気持ち良かった。
そして、いつの間にかAの中でその行為は日常的なものになっていた。
エロい物を見ながらその行為を行うとさらなる快感が得られることが分かってきた。
バスに乗り、校区外にある自販機までエロ本を買いに行くこともあった。
そして、その純粋無垢な少年の前にDVDプレイヤーという革新的な装置が現れてしまった。
それはもうただの家電ではない。AVという人類が開発した究極の砲弾を発射する大砲。そのようなイメージであった。
ここまでいくとまさに一国を滅ぼしかねない兵器ともいえる代物である。
続く
今年の夏コミに行けないので、ガッカリしながら俺の楽しみ方を書いておく。
<はじめに>
夏のコミケは、やめたほうが良い。昼間の暑苦しいところで両手に1.5kgずつの重り(ペットボトルで考えてみると分かりやすいかも)をつけながら緩やかに3~4時間連続で歩き続けても、救急車の世話にならない程度に体調管理できる覚悟がないとキツイ。逆に言えば、それができるなら問題ない。
<心構え>
基本は2つ。『誰も助けてくれない』と『他人に迷惑をかけないようにする』の2つ。
『誰も助けてくれない』については、みんな自分が見たいところを探して歩いているため、他人に聞いても答えが得られにくいということ。もちろん医療班もいるし、コミケスタッフもいるし、心優しい人も多いだろう。が、体調不良で倒れてすぐに誰かが駆けつけてくれるとは限らないため、早め早めに休んだり水分補給することを重点に置くこと。
さらに言うと、コミケ会場は基本的にケータイが接続しづらい。そのため、他の人と待ち合わせるときはケータイが無い時代に戻ったと考えて行動したほうが良い。目立つものを目標にして待ち合わせ時刻を事前に共有しておく、ということ。
『他人に迷惑をかけないようにする』は、マナーを守ると同義。いつ開催不可になってもおかしくないという性質もそうだが、マナーを守ることで無駄な争いを避け、身を守ることにもつながる。前述のとおり、トラブルがあっても助けてもらえるとは限らないから。
具体的な方法としては、超巨大な値切り不可フリーマーケットを歩くようなもんだと考えればよい。品物を手に取るときは声をかける、通行の邪魔にならないように通路の真ん中で立ち止まることを避ける、小銭をなるべく用意しておく、など。お互いに不快にならないように気をつければ、スムーズに行動ができる。
<前日まで>
出来ればカタログは買っておいた方がいい。諸注意も読んでおいたほうが良いが、何日にどのジャンルがどのあたりに固まってるかをあらかじめ知っておけば、ある程度スムーズに行動ができる。
他に用意しておくべきなのは当日の水分補給用の飲料、タオル、小銭など。夏冬限らず、人が多くて気温が高いため水分補給用の飲料は必須。一応ビッグサイト内に自販機があるものの、ぬるい飲料がほとんどな上に気軽に買えるとは限らない。1リットル持って行った方が安全。タオルも同様の理由。
小銭が必要なのは前述のとおり、基本的には巨大なフリーマーケットだから。100円単位以上のお金があったほうが良い。エロい同人誌は1000円単位のものが多いが、その他同人誌は300円とか500円なので、それを考えたうえで小銭を持って行くとよいかと。
<当日>
だいたい11時~12時頃をめどに会場に到着すればよい。徹夜組とか始発組なんてのは、サークル参加者だったり超売れ筋のを買う人だけでいい。そもそも10時開場だから、10時ちょうどに到着してもすぐに入れるわけじゃないし。体力がないと数時間待ち続けるのはつらい。
会場内に入ったら、適当にふらついて買えばいい。好きなジャンルの本があるなら、そのあたりを。特にないならば旅行・評論・情報あたりが個人的にオススメ。エッセイ漫画とか、旅行の感想本とか、美味しい定食屋マップとか。
俺が買って面白かったなと思うのはだいたい以下の通り。
工業高校の日常を綴ったコラム、ゲームバー(ゲームが楽しめるBAR)の紹介本、北海道の缶コーヒーのレビュー本、IT業界への転職手順を紹介する実体験本、家庭教師の人が描いた日常4コマ漫画、ドイツ小説から読み解くヒトラー時代の日常考察本、ロケットの構造解説本、30kgダイエットした話の本、同人誌にバーコードを載せるやり方を解説した本、技術系女子の日常本、プレゼンのパワポデザインについてのコラム本、サイゼリア考察本、などなど。どれもこれもだいたい100~500円。
これらの本は基本的に同人ショップにも置かれないし、ネット通販も行われない。が、こういう同人誌に出逢いやすいのがコミケという会場。コミケを扱ったフィクション作品だと人が波のようにエロ本を買いあさってることが多いが、この手の日常系本を売ってるゾーンは基本的に穏やかで平和。
アニメとか漫画に興味がない人でも、旅行・健康・日常などといったコラム系のは気楽に買える価格でたくさん売ってるので、一度行ってみるのもアリではないかと。
<最後に>
『軽い気持ちでコミケに行くな!』とよく言われてるのは、冒頭で述べたように、「暑苦しい場所で、すぐに助けてくれる可能性が低い」という部分を甘く見ている人が多いから。体調管理に十分気をつけて(ちょっと多いかなと思うレベルでの水分補給・早めのトイレ休憩など)行動すれば、コミケはかなり楽しい場所だと思う。夏休みに余裕がある人は一度行ってみてもいいんじゃないでしょうか。