はてなキーワード: LEDとは
なんで○○なの?ってLEDが聞いてきたらそりゃ恐いだろ
日立のLED歩行者対策エスカレーターに対してのブクマコメントを見ていたのだが
アナウンスすればいいだの、注意書きを書くだの、駅員が誘導すればよいだの
いかにもラッシュ時に電車に乗ったことのない連中の提案ばかりで笑える
そんなモノとっくにやってるよ
そんな事しても通勤時に電車に乗り遅れそうなサラリーマンには何も響かない
本気でどうにかしたいなら、もっと物理的にエスカレーターの構造を変えなければダメなんだ
地面と平行になるように出っ張りをつける
歩行のために足を上げようとすると足が引っかかってこける
もちろん引っかかってこけた奴が悪いので、文句言われても駅員は突っぱねればよい
そんな事可能なのか?と思うかもしれないが要するにベルトを稼働させてその上に段を乗せてる構造なので、段をはずしても動かすことはできる
もし無理矢理歩こうとすると二段跳びする事になる
また下手をすると下の構造に落ちるので下手に上がったりできなくなる
落とし物対策したいなら袋で覆うかまっすぐな板でも取り付ければよい
ただ、段を踏み外したら落ちるという恐怖感は与えられなくなるので余り推奨されない
エスカレーターを急にして、一段辺りの高さをとても足のあがらない位置まで上げる
これなら流石に階段上った方が疲れないと気づくだろう
踏み台部分を透明にして、歩けなくする
そうでなくともエスカレーターで暴れるという行動で足下が崩れるかもしれないという不安感を植え付けられる
エスカレーターの段の縁に地面と垂直の板を付ける
上がろうとすると余計に足を上げなければならないので、心理的障壁になる
歩行者は歩くときは当然手すりに手を乗せながら歩いている。もし、歩いているのを感知したら、これが止まるような仕組みにすれば良い
もしがっしりつかんでいたこれが急に止まったら相対的に歩行者の手は後ろに引っ張られる事になり、バランスを崩して転落する。
手すり掴まない人もいるだろうが、一人でも掴んでいればその後ろの歩行者を一網打尽に出来る
みかんの花咲く丘公園前駅の商店街のレコード屋さんはこの時期、
クリスマスキャロルの頃にはでお馴染みの稲垣潤一さんフェアを棚の一面でやっていて、
海外だとクリスマスが終わってもしばらくニューイヤーのイキフンの間はクリスマスツリーを飾っているのにね。
その海外ではクリスマスツリーが門松も兼ね備えているとなると合理的かも知れないわ。
そんでね、
みかんの花咲く丘公園前駅の商店街の入り口には角松敏生さんじゃない方の門松やお正月飾りがもう飾られていてクリスマスツリーは撤収されていたわ!
クリスマスツリーのイルミネーションはオレンジ色1色のLEDで煌びやかに煌びやかっていたわよ。
綺麗だったわー!
私知らなかったんだけど、
実は時間帯によって色々と色が変わるって話しよ!
私も昨日遅い時間青く光っているのを見たからチャンスがラストの色だったのかも知れないわ。
まあ見納めね。
クリスマスらしい時期にクリスマスらしいことをとりわけしたというわけではないけれど
たまにお手伝いをしているでお馴染みの私が前いた会社の人からクリスマスプリン
いやクリスマスプディングをもらって美味しくいただいたのよ。
そんでね、
クリスマス感をより一層引き立てるための葉っぱ!
ミントじゃない葉っぱ!
あの柊じゃないけど緑が乗った葉っぱ!
その葉っぱ思わず食べられる葉っぱだと思って一緒に口の中に放り込んだら、
これ食べたらダメな葉っぱで
囓ったら苦い葉っぱのリアルに身体が拒否しそうなほどのレヴェルの苦味がずーっと2時間ぐらい舌の上で転がっていて
舌にシャワーを当てて直接洗っても落ちないほどの、
なんか変なその葉っぱの植物のあんまり良くない味を喰らってしまって
ずーっとなんてクリスマスだ!って
ダイハードのあの人並のレヴェルでなんて日だ!って言いたいぐらいなそんな世の中だったわ。
食べちゃいけない葉っぱ乗せたらダメと思わない?と思う反面。
私もクリスマスプディングをノールックで匙にとって食べたもんだからこんなことになっちゃったのよね。
捨てるのは葉っぱの方のはずだけど、
人間が食べたらいけないと一瞬で感じる囓ったらヤバイ葉っぱをクリスマスプディングに乗せるなよ!って大にした声で言いたいぐらいの山脈に向かってヤッホー!って叫ぶわ。
そんな悲しさを一掃してくれるのは
マーティフリードマンさんがカヴァーして歌うBoAちゃんのメリクリの曲しかないわ!
でも勉強になった教訓の話しとして
知らない葉っぱはいくらクリスマスプディングの上に乗っていても囓ったらダメってことを私はいや人間は学んだ日でもあるのよ。
みんなも
クリスマスプディングの上に見知らぬ葉っぱが乗っていたら囓らないように
充分注意してね!
うふふ。
私は言いたいわ!
ベストメンバーのことをアベンジャーズって言い方で言っていいのかしら?とも思う今日この頃ね。
美味しくいただきました。
忙しい朝はホッツ湧かしてストレート白湯ウォーラーがお手軽簡単で
あればドライミントも入れたりするとよりミントの風味が一瞬ホッツの湯気と一緒に香るから朝からミンティーよ。
温まりましょう!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
私は20年以上前ののふる~いバイクを所有しているのだが,純正パーツが出なかったり原因不明の不具合が出たり,まあ色々と苦労している.
そんな時に心強いのが2ch専門板だ.自分のバイクに起こったトラブルは過去にも同じような内容で相談されていたりして,自分で相談せずとも,過去ログを探すだけでも大きな手掛かりになる.Googleの検索結果が「いかがでしたか」系サイトに汚染されて久しいが,2ch専門板は情報収集に有用なサイトとして未だに強い力を持っている.
しかし2chにも欠点もある.それは情報を整理しながら積み重ねることが難しいことだ.超有用な情報であっても,過去ログになってしまえば掘り起こすのが大変になる.
そこで,スクラップボックスを使って,バイク整備のコミュニティを作れないか?と考えた.スクラップボックスとは,不特定多数のユーザーで使えるメモ書きツールだ.
スクラップボックス最大の特徴は,「リンク」という機能だ.これでメモとメモを紐づけできる.ハッシュタグと同じ機能だと思ってもらえればいい.
たとえば,整備のメモを書いて,#電装系,#ウインカー,#LEDウェッジ球 とリンクを貼っておくとする.後からウインカーのトラブルを探したい人は#ウインカー で検索を書ければ,ウインカー関連のメモを探すことができる.また,その記事から別のリンクに飛んで,参考になる情報が無いか探しても良い.
これをうまく2chのスレッドと結び付けて使えれば,詳しい人同士で議論できるコミュニティという既存の強みに加え,情報の整理と積み重ねができるようになる.今まで過去ログに葬られてきた宝石のような情報の数々が,整理されながら積み重ねられるのであれば,これは超いいのでは?
秩父に縁もゆかりもないのだが、今年の夏、仕事がやたら忙しく、週末になんとなくラビューにのって秩父にいったら、すっかり魅了されて5回も行ってしまった。
秩父のなにがいいかって、都内からちょうどいい距離感で抜けるような空と山と渓流があるところで、駅からちょっと離れたところにある道の駅に入るとポテくまくんの上りが上がっているすぐそばでみそポテトが売っていて、御花畑駅前の駅そばのはなゆうのそばのダシが美味く、長瀞にいくと最高な感じのロープウェイに乗れて、降りると山の中腹の意外と規模の大きい動物園で猿が大騒ぎをしており、秋になると紅葉が美しく、宝登山神社の参道の道の脇に野菜やお風呂に入れる用の柚子が無人販売されてたりして、自然を胸いっぱい摂取した後は西武秩父駅前の祭り湯で都内に帰る最終のラビューが出る21時ギリギリまで風呂に入れて色々最高なのである。
参拝すると人生が変わるとまで噂の三峯神社は最近やたら人気で、秩父市内からは結構遠い上に、山の上の駐車場に参拝者の車が入りきらずに2時間の駐車場渋滞が発生したりするのでちょっと注意だ。
秩父はこういった観光資源と生活の場があんまり明確に分かれてなく、観光地にありがちな緊張感があんまりないのがいい。
神社もロープウェイも温泉も、そこにいくまでの特急も、実のところ箱根にあるし、よりちゃんと観光地然としてるのはなんだったら箱根で、秩父はちょっとユルいのだが、そのユルさがいいのだ。
箱根は海外でも有名で、最近は外国人観光客でいっぱいなんだが、そこいくと秩父は欧米の外国人にはあまり知名度がないらしく、たまに台湾や韓国から見た人を見かけるくらいで呑気なものだ。
秩父は生活の場というのもあって、土地に「秩父LOVE」的な空気が流れており、それも心地いい。
秩父夜祭を見てきて興奮冷めやらなかったので秩父について書いた。
朝おきて夜祭と昨夜秩父土産で買ってお風呂に入れてゆず湯にした路上販売のゆずの香りを思い出しながら、ささっと書いたエントリーがバズっててびっくりした。
嬉しい。
書くきっかけの夜祭についてちょっと書くと、ブコメで紹介した人の言うとおり、秩父夜祭は日本三大曳山まつりの一つで、昼に出発した山車が町内を周り、夜の帷が降りた後も、冬の花火が上がる空の下で男衆や女性の引手がボンボリの赤い光で照らされた山車を引き廻す。
2日の宵祭に行った時には秩父神社で神楽が奉納されていて、演目は日本神話で最も有名なエピソードの一つである天の岩扉開きでなんかラッキーだった。
演目のクライマックスのアメノウズメの踊りは神話に忠実にやると結構凄い事になってしまうんで、そこは榊をもってバタバタするコミカルな表現になっていたりした。
で、山車の方なんだけど、夜になると照らされるボンボリの光源はLEDとかでは無く、トラディショナルな蝋燭で、そういうモノとはいえすげーなと思った。
圧倒されたのが山車の方向転換で、秩父夜祭の山車には車輪に方向転換できるような舵がない。
なので、ゆるいカーブは大回りに曲がるけど、90度の方向転換が大仕事になってくる。
これをどうするのかというと、山車の側面に備え付けてある角材を抜いて、山車の底面にかまして、そこに20人ほどの男衆がぶら下がってテコの原理で持ち上げて、下部に方向転換用の軸を入れて水平に回すという「ギリ廻し」で山車を回す。
これが見もので、2階建ての家屋ほどある木造の山車に角材突っ込んで上げるもんだから、乗っかった男たちが掛け声を上げる中、「ギギギ」とちょっと心配なるようなすごい軋み音を上げて山車が持ち上がるのだ。
この「ギリ廻し」は動画でも見られるし、実物を見たい人は来年12月に秩父に行ってみてほしい。
読んでくれてありがと!
自炊は誰も損しないので今すぐ始めるべき。
あと運動量がガクッと減るんで散歩しろ。ホムセンに売ってるような適当なウォーキングシューズを買え。
デスク周りだとセカンドモニターやメカニカルキーボードやモニターの上に取りつけるLEDデスクライト、
折り畳みサイドテーブルもあるとおやつや飲み物、物理的な資料など色々置けて便利だ。デスク下に追加で取りつけるクランプ式の引き出しなんてのもあって地味に便利だぞ。
もしエアコンを節約するなら足元に山形電気あんかと毛布があれば足先を温められる。電気毛布も可。
ずっと腰を丸めて作業することになるんで合間に懸垂バーにぶら下がって背を強制的に伸ばすとリフレッシュにもなって捗るぞ。
うどんにパスタや炒飯にラーメン等はもちろん、唐揚げ、ブロッコリー、ネギ、オクラなど自炊に役立つ便利アイテムが冷凍食品には揃っている。
インスタント味噌汁に冷凍ネギとオクラ、乾燥わかめを放り込むだけで食物繊維を手軽に取れる一品が完成する。インスタントラーメンに放り込んでもヨシ!これらを使い上手に手を抜くことが自炊を続けるコツだ。
しかし、しかあああああああし!!!!一人暮らしにありがちな小型の冷蔵庫だとスペースが足りなくなるのは必至。
実感するのはまだ先だろうが、デカい冷蔵庫あるいは追加の冷凍庫を買うことも考慮しとけ。
まあその、アレコレ書いといてあれだけど先んじて買っといた方が良いもんってぶっちゃけほとんど無いんだわ。不足を感じたら買えばいいもんばかり。難しいこと考えずエンジョイ籠もりライフ!
就職先がジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)のチケットをタダで配っていた。強制ではないが「勉強してこい」ってことなんだろうなあと思い行ってみることに。
自動車メーカーや部品メーカー(サプライヤー)が新型車やコンセプトカーの展示や新しい技術の紹介を行う催しである。コロナ前は東京モーターショーという名前だった。場所は東京ビッグサイト。
「モビリティショー」に名前が変わった理由は、車以外の次世代モビリティも展示するよ!というコンセプトを打ち出しているから。車だけではなく、車でもバイクでもない新しい乗り物を発表する場というコンセプトが、今回開催されたジャパンモビリティショーだ。
トヨタは新発表のコンセプトカー数台と新型クラウン、ランクル、SUVセンチュリー、そしてモトコンポのような小型バイク(っぽい三輪車)を展示していた。
詳しい説明やプレゼンなどは特にないが電飾などによる装飾は豪華で、イメージ重視な展示だったように感じた。
EVだと見られるコンセプトカー、特にオレンジ色のスポーツカーに注目が集まっていたが、感想としてはかっこいいなあと思うだけ。具体的なメカニズムや開発者の熱い想いが分からないと、正直面白くない。
また、新型クラウンなどもディーラー行けばじっくり眺められる訳で、人混みに揉まれながら見るもんでも無いと思った。
しかしとても良いと感じたのが、「ネオステア」と名付けられた新型のステアリングハンドル。アクセルとブレーキもハンドルで操作できるため、車椅子の人でも車を運転できる。調べてみるとパラアスリートが開発に関わっているらしい。
ネオステアでグランツーリスモをプレイできる体験ブースがあり実際に体験してみたが、これが面白かった。ただ単に足を使わずに運転できる、という話ではなく、だれもが運転の楽しさを味わえるという点でとても良い技術だと感じた。是非市販化してほしい。
唯我独尊、「人馬一体」のわが道を突き進むマツダ。ブースには「だれもが、しあわせになる」というキャッチフレーズを掲げるパネルの前に初代ロードスターが展示されていた。
マツダブースの目玉は、世界初発表のコンセプトカーである「アイコニックSP」。とんでもない人だかりができていて全く近づけず、自分の目で見るのは諦めた。
また、マツダは福祉車両仕様の現行ロードスターを展示。アクセルとブレーキはハンドル左側に設けられたレバーで行い、シフトダウン・アップは右手だけで操作できるよう改造されている。
存在自体は知っていたものの、実際に現物を見たり運転席に座るのは初めて。車椅子のドライバーでも、スポーツカーで運転を楽しんでほしい、というマツダの想いが強く伝わってきた。トヨタのネオステアと並んでとても良い展示だった。
やはり、マツダはエモーショナルな価値観を伝えるのが巧い。「だれもが、幸せになる」初代ロードスターや福祉車両仕様のNDロードスター、そして往年のマツダ車と写る家族写真を何枚も載せたパネルからは、マツダが訴える運転の楽しさや車の素晴らしさがひしひしと伝わってくるし、こちらも感動して目が潤んでしまう。就職先が作る車ではないが、ロードスターだけは新車で絶対に手に入れようと決意した。
スバルはアウトトレック、ソルテラのようなイチオシ現行モデルに加え、新型車であるレイバックを展示。コンセプトカーはEVスポーツカーの一台のみ。
そして、何よりも一番の目玉が「空飛ぶクルマ」であるスバルエアモビリティコンセプト。特大ファンを6つ搭載するドローン型の航空機だ。驚くべきことに、実証実験では実際に飛んでいるらしい。実証実験を含め、世界で公開されたのはこれが初。
一般的にはあまり知られていないが、スバルの前身は中島飛行機という航空機メーカーで、現在も航空機用部品の開発を行っている。「航空機メーカーとしての歴史を元に、陸空で運転の愉しさを提供します」という発表には説得力があった。
また、展示してそれっきりのトヨタ、マツダと違い、女性のコンパニオンが積極的にプレゼンテーションを行い、展示車両を丁寧に紹介していた。スバルの安全と楽しさの取り組みを熱心に紹介していたのが印象的だった。
車以外のモビリティの展示は一切なし。SクラスとCクラスのAMG(セダンにスーパーカーのエンジンをぶちこんだ超高級車)やEVなど、よくも悪くも現実的で普通のモーターショーな展示だった。
注目を集めていたのが、GクラスのEVバージョンであるEQG。Gクラスのデザインをネオクラシックなデザインにまとめており、普通にカッコよかった。
現行モデルを、値段付きで数台展示するのみ。あまり人だかりはできていなかった。
もっとやる気出せ、と言いたくなるものの、出展していただけるだけでも有り難い。
ハイエースなど、トヨタ車の一部の開発を請け負うトヨタ車体。ハイエースのBEVコンセプトカー(グローバルハイエースBEVコンセプト)や、新型ヴェルファイアの4席超高級仕様である、スペーシャスラウンジ コンセプトなどを展示。
ハイエースのコンセプトカーはボンネットが長く荷室もそれほど高さがなかったため、そのままのパッケージングでは日本ユーザーは満足しないだろうと感じた。あくまでもグローバル向け、ということなのだろうか。
日産は現行モデルのほか、R35GT-Rnismo、フェアレディZnismo、スカイライン400Rを展示。そして目玉は、パキッパキデザインのBEVコンセプトカー数台だ。
コンセプトカーは相当未来を先取りしていて正直何を伝えたいのか正直良く分からない。ただ、今後は曲線ではなく面とエッジを多用したデザインを推していきたいんだろうな、ということは感じた。最近のトヨタ(レクサス)やスバルもそんな感じのデザインだし、トレンドなのかもしれない。
日産ホームページを見てみるとFORTNITE とコラボしているらしく、ペルソナとなるキャラクターの説明などもあるが、やっぱり良く分からない。FORTNITEをプレイできれば楽しいのかもしれないが...。
コンセプトカーの中でもひときわめだつのがハイパーフォースコンセプトの名を称したスポーツカー。日産としては「GT-Rかもしれないね、ふふふ...」といった雰囲気を出したいのだろうが、来場者はGT-Rとしか見ていない。
車体側面にゴールド描かれた「4ORCE」の文字は6代目スカイラインRS-TURBOが由来なので全部が全部GT-Rのコンセプトカーではない。日産のハイパフォーマンスカーの歴史と、それを踏まえた未来へのイメージを表したコンセプトカーであるはずだが、ほとんどの来場客がGT-Rとしか見てなかった(であろう)状況は日産がちょっと可哀想だった。
欧州メーカーでおそらく最も気合いが入っていたのがBMW。といっても、欧州メーカーはベンツ、BMW、ルノーくらいしか出展していなかったが。
基本的に発売後、ないし発売間近のBEVモデルが発表の主体。コンセプトカーがどうこうというより、新型車の感触を確かめる来場客が多かった印象。しかしBEVのくせに豚鼻キドニーグリルを採用するのは何とかならんのかと。
BMWもその辺は考えているらしく、次世代BEVモデルと思われるコンセプトカーの「ビジョン ノイエ クラッセ」で、豚鼻から脱却したデザインを披露。ノイエクラッセはBMWが70年代に生産していた大衆セダンで、往年の名車をここで復活させてくるあたりは流石。
直線的なデザインであるものの、写真で見るよりもコロッとしたデザインだったのが印象的だった。フロントグリルは上から見ると大きく湾曲しており、豚鼻キドニーとは違い暖かみがあるデザインだ。4ドアセダンだが、ハッチバックやSUVなど、様々なタイプにも発展していきそうな可能性を感じさせられる。今後に期待したい。
中国からの黒船BYD。ネットである程度情報は仕入れていたが、実物を見るのはこれが初めてだ。
エアコンの吹き出し口やドアレバーなどの意匠は写真で見たことがあるものの、実際に触ってみるとそのアバンギャルドさに改めて驚かされた。atto3の側面のパネルにはウェーブのプレスラインが入っているなど、写真ではわからないような細かい所にも独特な意匠が施されている。リアの「BUILD YOUR DREAMS」のバッジもアバンギャルドだ。はっきり言ってダサい。
(モデルにもよるが)全体的に曲線主体のデザインで、最新を売りにするブランドにしてはデザインの古くささが否めない。私はデザインに関しては素人だが、ダイソンが20年前から続けているデザインと同じ系統ではないだろうか。
アーバンSUVやセダンに加え、レンジローバーを意識したようなラグジュアリーSUV「U8」や、ミニバン「D9」を展示。ゴリッゴリのコンセプトカーは用意せず、現行モデルなどの現実的な車両の展示が主体だった。これは「フルナインナップ戦略で日経メーカーを犯すぞ」のサインだと思った。来年就職の私としては、背筋が伸びるような展示だった。
そんなBYDの真向かいに大きな風呂敷を広げるのがスズキ。展示内容は、四輪・二輪新型モデルに加え、小型船外機や空飛ぶクルマ、小型モビリティなど、まさに様々なモビリティを展示していた。
舞台ではたくさんのダンサーが踊る演出や、MCバトルを模したような内容が含まれるなど、良くも悪くもスズキらしくポップでコッテコテな内容なので共感性羞恥がヤバかった。実用性をめちゃめちゃプッシュするのもスズキらしかった。
四輪のモーターショーと変わらないような展示をする出展企業がいる中、後述するヤマハ発動機やホンダと並び、ちゃんと「モビリティショー」らしい展示内容で非常に好感が持てた。個人的には最も良い展示だったと思う。
特に小型モビリティのブースは素晴らしく、四脚に小型のタイヤを装備し階段も上り降りできる「MOQBA」や、高校生から高齢者まで、荷物を積んで安全かつ楽しく移動できる「SUZU-RIDE」など、いかんとも形容しがたい小型モビリティを多数発表してきた。
形容しがたい、ということは、今までにない形やコンセプトの乗り物で、例えに持ち出せる前例が無いということである。新しい価値をいくつも提案するスズキのコンセプトモデルは素晴らしい仕事だと震えたし、良質な刺激を得ることができたと感じた。
スズキの地元、浜松のお隣磐田市に城を構えるヤマハ発動機も、「モビリティショー」らしい展示で面白かった。
3輪フルオープンEVのTRICERAは3輪操舵のシステムで、自動運転に向かう時代だからこそ運転する楽しさを提案。トリシティのような3輪オートバイのTMWは(おそらく)TW225の改造車で、DIYで作ったような荒削りな車体は、かなりワクワクした。
また、ヤマハ(株)の協力のもと楽器関連の展示もあり、もはやモビリティは関係無いじゃないかと突っ込みたくなってしまうが、何でもかんでも事業化してしまうヤマハ発動機らしい所でもあった。
二輪車は125ccの新型車三台と、かつての伝説レーサーYZR500をモチーフにしたXSR900GPを公開。125ccの三台には列が出来ており、来場者がまたがってサイズ感を試していた。
長いスカートの女性がネオクラシックモデルのXSR125に試乗していたのが印象的だった。コロナで好調だった二輪業界としては、この波に乗って若い女性ライダーを増やしていきたいはず。かわいいデザインでユーザーフレンドリーな車格のXSR125は、ヤマハ発動機がプッシュしたい製品であるだろう。
ホンダも「モビリティショー」な展示が多く楽しめた。浜松にゆかりのある企業がモビリティショーな展示を行っているのは、実に興味深い。
ホンダジェットのコクピットに座れる展示は45分待ち。流石に断念した。
目玉は何と言っても新型プレリュードのコンセプト。新型もデートにぴったりなスペシャリティカーとしてきれいにまとまっており、GR86/BRZのようにゴリゴリなスポーツカーではない。今の時代にこの価値観がウケるか微妙だが、セリカやシルビア亡き今、ライバルが居ない立場であることも事実。今後の動きに目が話せない車だ。
SUSTAINA-C Concept / Pocket Conceptはシティ/モトコンポを意識したようなコンセプトカー。テールライトはフルLEDスクリーンで、テールライトのデザインを変えたり、後続車に「Thank You!」などのメッセージを伝えられる。サンキューハザードは誤解を生むこともあるので、是非製品化してほしいアイデアだ。
ホンダらしいと感じたのは、無塗装リサイクルのアクリル外装パネル。素材の発色が良ければ塗装しなくていいじゃん!というアイデアは思いきりが良い。
BEVのコンセプトカーは良く分からん。が、ゴリゴリのバギーであるROVコンセプトと、アーバンSUVのRZをヘビーデューティーにカスタムしたRZアウトドアコンセプトには少し驚かされた。レクサスとゴリゴリのアウトドアはあまり似合わないような気もするが、泥遊びもレクサスでラグジュアリーに楽しんで欲しいというコンセプトなのだろう。
地味に人だかりを集めていたのが、ギガキャストで作られたボディとバッテリーの見本。新型車が置いてあるスペースの裏側で目立たない所だったが、十数人の来場者がまじまじと観察していた。
特にギガキャストのボディは興味深く、スポット溶接が一切無いその様子は異様。さらに、適宜リブを配置されるなど、今までの作り方では不可能な設計も見られた。「柔と剛が調和する」と銘打たれているが、剛性の最適化のためには、自動車づくりのノウハウが強く要求されそうだ。
ダイハツは着せ替え可能な自動車ミーモや、小型オープンカーのオサンポ、市販がささやかれるビジョンコペンなどを展示。展示車両は全体的にかわいらしいデザインで、女性来場者がかわいいと口にする声が頻繁に耳に入った。
近所を散歩するように楽しく移動できるというコンセプトのオサンポは、風を感じられるオープンカー。車高も高めなので、ちょっとした未舗装なら走れそう。買い物の帰りに、知らない道に突撃したくなるようなコンセプトカーだ。
車格は軽自動車サイズなので、オートバイに比べればお散歩の気楽さは無いだろうと感じてしまったが、あくまでも気楽に乗り出せる「クルマ」がコンセプトなのでそういうツッコミは野暮だろう。誰もがオートバイや小型モビリティを望んでいるわけではない。
ビジョンコペンはかなり話題だが、軽規格を飛び出し1.3L、FR、オープンカー、となるとロードスターと個性がだいぶ被ってしまう。超個人的な意見だが、ロードスターとタイマンするのはかなりしんどいんじゃないだろうか。値段次第な所もあるが私ならロードスター買う。
カワサキは二輪メインの展示。目玉はネオレトロのオートバイ、メグロ復活。最近はネオレトロが本当に流行っているが、あらゆるメーカーがプッシュする様子を見ると、ぼちぼち流行のピークなのでは?とも感じてしまう。
また、BEVとハイブリッドのニンジャを展示。カワサキはターボやったりスーパーチャージャやったり、攻めた製品がやっぱり多い。ハイブリッドのバイクは車体重量を押さえられるのだろうか。