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はてなキーワード: 性役割とは

2015-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20150124122808

そもそも元記事女性に対する偏見と「女性に相手にされない自分」という被害妄想に彩られていて、

受け身で居ることが許されず、口説いた相手に拒否されるリスク男性けが一方的に負わされているのが、「男性性役割」であり、「男性差別」の一つなのだと思う。

という「差別」という言葉拡大解釈から始まっているのでどうしようもないんだけど、この記事に対して自分

ただ、非コミュの男を選ぶ積極的理由がないわけで、それを差別というのはおかしい。

というブコメをつけたところ、id:nt46から

id:Red-Cometid:fuyu77普通に差別主義なんですが。選択的"差別主義者の詭弁"に優しいはてなー知的レベル

というidコールを受けた。

ところが自分には、自分差別主義者呼ばわりされる理由が全く分からなかった。

 

例えば一人の女性が居る。そしてAとBという二人の男がいる。問題単純化するために、男たちはどちらも顔は並レベル収入も同年代の平均的なランクであるとしよう。そして二人とも、彼女に対して恋心を抱いている。ひとつ違うのは、Aは彼女口説くのだけど、Bは遠くから見つめているだけで何もしない、ということだ。

この場合彼女がAを選ばずにBを選ぶということがありうるだろうか。

物理的にありえない。言われなければ好意を持たれているかどうかすら分からない。そんな男をエスパーのように感じ取って愛せというのだろうか。

それを「差別」だと彼は言う。

意味がわからない。

 

だけどよく考えてみると、Bに近い男性はそう思うのだろうと分かった。

振られるリスクを背負うことができるAと、リスクを背負うことが出来ないB。言ってみればBは社会的な不具であって、障害者手当的なもの受給すべき存在である、という主張なのだとわたしは理解した。

車いすの方が入りやすいように出入口にスロープを設けるように、非モテに対しても恋愛バリアフリー化しなければならない、そういうことを言いたいんじゃないだろうかと想像した。

 

ぼくたちは好きな女性ができたならば、彼女のために何ができるかを考え、喜んでもらうことを行い、そうして彼女から承認を受けるわけだけど、それは例えばある種の鳥がダンスを踊ってメスを誘うような本能的な行動であって、特に何の特殊技能必要なく行えることだと思い込んでいる(そうでなければこれほど多くの人が恋愛成就させているだろうか)。

から、生まれつきそのような能力が欠如している人が存在することなど思いもよらず、「本人の努力不足だ」とか「勇気がない」などと切り捨ててきたわけだ。確かにこれは「差別である。体の不具ならば目で見えるけれど、心の不具は目に見えないばかりにさらに根が深い問題なのだと気付かされた。

 

ただ、ここまで思い当たる前に自分が書いた、

合理的な選択をすることが差別なの? 差別主義者でないなら女はどんなクソ男でも愛さねばならないの?

というブコメに対する、id:nt46からの回答がよく分からなかった。

id:Red-Comet それを選択しなければならないことが、それが差別かどうかだということが、おかしいとわかりませんか?

「それ」を「選択しなければならない」とはどういうことだろうか。誰に選択を強制されているのだろう。社会に?

そもそも女性には選ぶ権利があって、より好ましいと思う男性に惹かれるべきであろう。それが自由意志というものであって、女性に対する差別主義者ではないわたしはそれを尊重したいと思う。

だけどその自由意志を「それは社会強制されて、そのような判断を行うようになったものだ。本来なら非コミュを愛さなければならない」と主張するのは過激すぎてゾッとしてしまう。「ここにイケメンブサメンがいる、イケメンを選ぶのはブサメン差別だ!」というわけだ。ちょっとそれは、非モテをこじらせすぎているんじゃないだろうか。女性というものを、奴隷のように好まぬ主人に仕える存在だと思っているのだろうか。

ちなみに『異性をモノのように捉える理由について』と『優劣談義と集団への屈従を好む男性性質について』については論ずる価値がないので触れないつもりでいたのだが、もしかしたら「恋愛不具の男性から女性をモノとして見てしまうのかなあとは思った。

 

ただこれはこちらの誤解かもしれない。ブコメでは短文過ぎて、わたしの読解力では真意を読み取ることができなかったので、id:nt46増田で補足して欲しい。

 

あと、id:inukororiブコメにはちょっと笑った。

合理的な選択が差別でないかのような主張はいただけないなあ。//たとえば、ろくでもない奴が混じってる可能性が高い部落出身者を排除するのは企業採用担当にとって合理的だよね。

人を差別主義者だと断じる奴が一番の差別主義であるという好例。いまのところid:nt46もその仲間のように思えているけど、本当のところはどうなのかな?

2015-01-24

男性差別」についての散らかった思考メモ

引用は『男性権力神話から

 

恋愛に受け身な側の理不尽さについて

デートイニシアティブを早くとらない男性を「情けない男」と呼び、デートイニシアティブがあまりにも早く行われれば「レイプ犯」とその男性を呼び、彼がうまく引っ張ってくれない場合「最低な男」と呼ぶ。

この文章が、恋愛について受け身な人の嫌な点を非常に的確に表現していると思った。

まどかさんのブログに出てくる「クラッシャられ男子」は、男子から情けなくて最低と評されるのであって、女子だったら許されているのが現状だ。そこそこ可愛い女子に生まれて愛想も良ければ、クラッシャられ男子レベルの受け身ぶりでも、口説かれて結婚して子供を産んで…と、ドロップアウトせずに人生王道を歩み続けることが出来る。

受け身で居ることが許されず、口説いた相手に拒否されるリスク男性けが一方的に負わされているのが、「男性性役割」であり、「男性差別」の一つなのだと思う。一方的リスクを負わされていることに気づき、不平等関係から降りたのが「草食男子」なのかもしれない。既得権は、得ている側は気づかないものなので、「草食男子」という降りた存在が現れたことで、女性既得権を失う可能性が初めて可視化されたのではないだろうか。

 

しかしこれからも、「待ちの姿勢で居る高嶺の花的な美貌の女性と、その女性を捨て身の献身でもって落とした男性」のストーリーは男女の恋愛における憧れの対象として語られ続けはすると思う。フィクションだけではなく、芸能人結婚話などで定期的に実話が投下されるとも思う。男性が「美貌の女性」に憧れる限り、女性が「捨て身の献身」に憧れる限り、そうしたストーリーの人気は続くだろう。しかし「美」も「献身」も希少であり、非常に高い価値を持ち、凡人には手が届かないものだ。簡単に手が届くという勘違いは、その人にとっての「世界」を「敵」に変える。凡庸な多くの人々にとっては、メジャーリーグセリエAオリンピックを観るような気持ちで、遠巻きに憧れの視線を送る程度がちょうど良いのだと思う。

 

異性をモノのように捉える理由について

個人的な拒絶を引き受けるよりもむしろ若い男性女性セックスのための物として見るように変えることを学ぶ───物に拒絶された方が彼はあまり傷つけられずにすむ。物として扱われることは彼女に疎外感を与え、拒絶されることは彼に痛みと怒りと弱さを感じさせる。

男性女性を物のように扱う加害者悪人絶対的強者」という一方的認識に一石を投じる解釈だと思う。

女性を物のように捉えることは、拒否されるリスク男性けが一方的に負わされ、そうした社会は変えられないという現状に対する、個人的適応なのだ。夫に傷つけられ失望しきった妻の心が麻痺し、夫がATMしか見えなくなるのも、一種の精神的な適応であると思う。非人間的な考え方の根源には、これ以上傷つくことを恐れるという人間的な理由がある。「だから女は肉便器、男はATMという考え方は正しい」と言いたいのではない。人間関係問題を解決に向かわせるためには、加害者批判に終始するのではなく、加害者理解必要なのだと言いたい。

 

男性女性性的拒否すべきではないという強い規範存在する。女性が幼い男性強姦するケースもあるが、笑い話やポルノ的消費で片付けられてしまいがちだ。女性ストーカーに怯える男性も「男らしくない」と罵倒される始末で、男性被害者こそセカンドレイプに晒され続けている。男性セカンドレイプに晒されることを当たり前と考えていると、女性セカンドレイプ晒すことも当たり前になる。セカンドレイプの悪質さに、被害者女性男性かということは、一切関係が無い。

 

優劣談義と集団への屈従を好む男性性質について

第二次世界大戦における日本人男性は、「武士道」の訓練をまだ受けていた。「武士道」は、屈従の方法であったので日本軍人は、進んで天皇および祖先のために死んだ。死以外に勝利への代替方法は許されないと考えるように彼は訓練を受けた。神風特攻隊は、「武士道」、すなわち「他者」への総合的な奴隷になる道の結果である

男性権力神話』には、これまで男性がいかに危険仕事従事し、いかに使い捨てにされ、いかに国家に殺されてきたかという話が繰り返し出てくる。若い男性労働力や命を、「名誉」を餌にして権力者が根こそぎ収奪して富を得ている構造がある。現在も「生活保護という不名誉から逃れるために過酷労働をしている男性が数多く居る。「他者」への総合的な奴隷、というのは上手い表現であると思う。

歴史を振り返るに、女性よりも男性の方が、よほど従属的だ。発言や態度が挑発的であったとしても、実際の行動が集団に従属的なのである最近男性が従属的で自尊心が低そうに「見える」女性を好むのは、支配欲というよりも共感なのではないだろうかと思う。男性向けの創作で、巨乳存在に萎縮する貧乳が描かれたりするが、「優れた同性」の存在にやたらと萎縮する傾向は、女性より男性の方が、実際には強いと思われる。身体的な特徴を優劣・上下関係単純化したがる傾向は男性によくみられる。強さ議論が好きであり、劣ったもの侮蔑することを好む。男性自殺が多い原因もここなのではないかと思っている。これが男女の器質的な違いによるものなのか、社会的な扱いの違いによるものなのか、あるいはその両方なのかは、専門家ではないのでわからない。しか男性は「男は強くあらねばならない」と考えているため、自分弱者被害者立場だったとしてもその事実を受け入れられず、強者収奪者の価値観内面化し、「収奪社会構造肯定する弱者」となってしまやすいのではないかと個人的に思う。その結果が「喜んで徴兵される」「経済的に失敗したので自殺する」などの、集団に屈従した行動ではないか。

 

他に書いたもの

性的少数派であるゲイ」と「ロリコンショタコン」の違い http://anond.hatelabo.jp/20150128232843

ジェンダー論者による「モテるヒント」 http://anond.hatelabo.jp/20150129001630

男女の人権と欲求と差別と、遠い未来についての思考メモ http://anond.hatelabo.jp/20150125162654

2014-10-02

わがままは 男の罪 それを許さないのは 女の罪 という性役割フェミは怒らないの?

そういうの聞いて育ってきたでしょ?財津和夫も真っ青。

2014-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20140919203735

> これは男性側の仕事だと思うんだよ。

そういう考え方は性役割意識につながるんじゃない? できるほうがやればいい

2014-03-03

男って大変そう

プライドが高いから男相手にも女相手にも見栄を張っていて本当に大変そう。

ばかにされないために常に無理しているように見える。男は泣くなとか、男は強くあれとか、性役割があるから仕方ないんだろうね。

そうして対外的に無理をしているぶん、彼女や妻が出来たら無尽蔵に甘えるよね男って。

社会から求められる成人男性役割を頑張ってこなしているぶん、彼女や妻の前では赤ちゃんがえりするよね。

男に「理想の女は?」ってきくと、要するに「なんでも出来てなんでも許してくれる若い美人」なんだよね。

でも男は、女が「なんでも出来てなんでも許してくれる若いイケメン」と付き合いたいとか結婚したいって言うと、

身の程知らずにも程がある!なんて言って怒り出すんだよね。人が何を望んでようがあんたには関係ないのに…。

から男とは付き合ったり結婚したりしないほうが得なんだと思う。

よそよそしい関係のうちは男は見栄を張って頑張るから、ずっとよそよそしさをキープしたほうが得。

性欲については、好きな男性キャラクターや好きな男性アイドルが居れば問題はないと思う。

貧乏だったり、嫡出子が欲しかったりしたら結婚するしかないかもしれないね

でもそれ以外の人にとって結婚する意味ってあるのかな。

特に付き合うことについては、本当に意味がみつからない。

なんで付き合って別れたあとに、また誰かと付き合いたいってなるのか、さっぱりわからない。

2013-12-30

http://anond.hatelabo.jp/20131230162834

うーん、つまりお前は男も出産すればいいというのか。

性役割ってーのはそういう話じゃないんだが。

「女だったらお茶くみだ、大学なんて出なくていい」とか「男だったら泣くな、偉くなれないぞ」とかそういう話。

http://anond.hatelabo.jp/20131230161639

真に差別なのは性差に基づいて勝手性役割規定し、

うーん、つまりお前は男も出産すればいいというのか。頑張ってそういう医療開発してくれ。

後、男同士、女同士でSexしても子供生まれるようにな。

てか、そもそも、男とか女とか、性自体無くすように人類を改造してくれ。

まりお前は生物根本的な特徴その物を否定してるわけだから

性の役割地球上で長年かけて勝手生物が生み出した1つの特徴だからさ。

地球生物代表して謝るわ。ごめんな?

2013-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20131229164856

なんか話がよくわからんくなってきた。ごめんなさい。

自分が言いたいのはこの話題が出るまで誰も知らなかったような学会より、

視聴率40%超のドラマで堂々と女性性役割ステレオタイプを放送したTBSのほうがより叩かれるべきなんじゃないってこと。

もちろん学会も批判されて当然とは思う。

こういう話になると 「普通」の男性は言っておりました。みたいな話がでるけど

http://anond.hatelabo.jp/20131228190610

id:usi4444 フェミ海外からセクハラと言う概念を導入するまでは「ケツ触ったぐらいでガタガタ言っているんじゃねーよ。」「職場ヌードカレンダー張ったっていいだろ。」と「普通」の男性は言っておりました。

という手合が湧くんだけど、アホか?

セクハラって概念が入ってきたのは2000年くらいだったと思うけど、それまでそんな感じだったか?

既に1990年代にはセンシティブな話題になってたし、性役割の議論は1980年代からあっただろう。

クズがはなし盛ってる感がでるんだよね

2013-12-28

http://anond.hatelabo.jp/20131228023909

マルチを作ろうと思った研究者は、「ヘテロゲロ妄想にとりつかれた、ゲロカス野郎」。

一方、「古の性役割からの解法」を願い、性に縛られず、社会理念を全うする研究者は、【さいこうーのナイスガイ!!】。

ってことだよな。


ハイハイ、わかったから好きに批判してくれよ。

そんな人間は、「何もしちゃいけない」のだろ?

研究性差別ジョチョー

発表→性差別ジョチョー

生きてる→性差別ジョチョー

ハイハイ

名誉女性

女性男性性役割にかかわるコメントがたくさん出てくると、

なんとも言えない違和感を感じるものがけっこうある。

とても申し訳ないことに、女性擁護(しているつもり)の男によるコメントなんだけど。

私は性役割を押しつけるような考え方にはもちろん反対なんだけど、

それは、女は女性から自由になればいいし、

男は男性から自由になればいいっていうことである

ネット上での断片的な発言から正しいことなんてわかるわけはないけれど、

でも、「あのー、女性のことに口はさむ前に、

あなた自身の男性性についてはどう思って何をしているの?」

という雰囲気を感じることがけっこうあるんだよね。

ああ、この人は圧迫されている女性に理解を示すということだけに興味があるんだなあって。

なんか股からぶら下げてるけど、名誉女性になりたいんだろうなあって。

ジョン・レノンも「Woman is the Nigger of the World」とか言ったらしいけど、

正直大きなお世話だよとしか思えない私が偏ってるんでしょうかね?

2013-12-12

最近の『男の子の育て方』だけど

http://anond.hatelabo.jp/20131212154541

37歳、1歳半男子の父親です。 君より年上なので、なんとなく分かるって位の共感ですが。

まぁ男性に求められる性役割みたいなものもあったよね。しかも「矛盾してるじゃん」みたいな要素もある。

で、最近、嫁さんが借りてきた本で「お母さんのための『男の子の育て方』」って感じの本があったのよ。

自分世代からすると「ん?これってジェンダーフリー的にどうなの?」って思ったりしたんだけど、

著者いわく、私もそういったジェンダーフリー空気の中で育ったものですが、どうもそうではない。女の子男の子は違う。私が育児中に知っておきたかった事を本にしました。みたいな事が書いてあって、なるほどな、と思った。

過去20年くらいかな、変なジェンダーフリー感で世の中が進んできて、

男性観点だと息苦しいというか、伸び伸び成長はできなかったと思う。 そういう歪さに気づいた母親もいて、

最近男の子育児は変わりつつあるように思う。

2013-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20131001033305

自分も思い当たる所があるのでちょっと詳しく聞きたい

性別性役割は心と合致してて、人間にも興味あるし、欲もあるけど性愛に興味がないってことで良いんだよね?

好きになる2次元キャラは男女関係なく? それとも異性?

2013-04-08

http://anond.hatelabo.jp/20130408114008

そういう状況が放置されている原因として、「そういうことに対して騒いだらクリティカルモテなくなるから」なのかなと思う。

男性からオカマ野郎」的な侮蔑を浴びる上に、女性からも「対象外」にされてしまう。

から豪放磊落キャラを作らなきゃいけない。それが男性性役割になってしまってる。

男で無謀な告白行動を受けるのは最上級イケメンだけだから

仮に拒否したとしても「対象外」に転落することはないと思うぞ。

それこそ、男性であれば極一部のイケメンのみがそういう仕打ちにあうが

女性なら並以上で同じような状況にあいかねないという非対称性がある。

2013-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20130404012838

中学生高校生向けに、働く母親働かない母親働く独身女性など様々な人生のパタンを持つ例をいっぱいいっぱい提示したらちょっとはましになったりしないかな。

働かない母親は「性役割の固定」を増長する、とフェミニストから反対されたんではないかな。

教科書なんかは女性けが料理している図って消えたんじゃなかったっけ?

個人的には様々なライフスタイルを提示、選択可能にした方がいいでしょ、とは思うよ。

あと日本少子化に関しては、「なぜ団塊Jr女性は適齢期に結婚しなかったのか?」という話になるんじゃないかねぇ。話がそれるけど。

この世代インパクトは大きくて、「女性賃金は上がっていったのだが、ハイパーガミーは消えなかった」という世代になる。

男性若い時点では結婚自体が成立しない、という社会になった。

トラバさんへ

フェミニズム自体は主婦を地位向上を目指している」、

これさ、最近の事例を紹介してもらえます? 1970-1980年代に関しては「主婦の地位向上」を目指している面がある。実際、主婦割合が多かった訳だしね。

ただ1990年代以降、こういう面は減少し、賃金労働者としての女性の活用がメインになっているという認識なんだけど。

2013-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20130222234625

浮動票って、バタフライ効果みたいに? うーむ、個人的には

女子高齢化に伴う国内女子力低下、

男女間パワーゲームに負けつつある女子保守化、それに伴うフェミニズムの減退。

結果として男性の発言が許される空気になりつつある、と思ってる

ミクロな変化ではなくて、マクロな変化ではないかなー

特に女子高齢化は痛い。基本的に男性女性に「若さ」を求める(女性男性に金を求める)。

なので若い女性が多くいた時代では自然女性の力が強くなる。

団塊Jr女性ももう40代半ば。 彼女達が若かった時代はいろいろ女性にも勢いがあった。 が、今はない。

団塊Jr女性子供を作って入れば、もう少し状況は変わったのかもしれない。

例えば女の子を持つ親が女性社会進出を望むみたいな感じで、勢いを残すこともできたかもしれない。

が、そういう未来はもうない。40を越えて出産はあまり望めないだろう。

10年くらい前は男性結婚生活を肯定するのははばかられる空気があった。

家族のあり方みたいなのが叩かれていた時代もあったのです

どうしても男女の性役割的な話になってしまい、「男社会を肯定するのか」みたいな話になりがちだった(フェミニズム華やかなりし時代です)。

男がね幸せでも、いっちゃいけないのです。

結果として男性非婚化が進み、婚活市場女性供給過多になり、女性市場価値が下がることになってしまったが。

(しか女性は上昇婚は止められないのが難しい)

今でもまぁ「男性の感じる幸せ」みたいな事は匿名掲示板しかかけないか

会社だとどうしても独女に気をつかわざる得ないし。

2012-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20121222230846

そもそも女性には家計を成り立たせる役割は求められていませんでした。

私が家計の話を出したのは、昔は性役割を求められていて、今は求められていない、という事がいいたかったため。

↓ これはそうだと思いますよ。全体的にモラトリアム期間は伸びているでしょうね。

一般論としてもモラトリアムの延長は高学歴化による社会に出る年齢の上昇が主な理由だろう。

実際修士だとして24にもなってまだ親に養われている学生なわけで、同じ24歳でも中卒高卒社会に出て働いて

何年も経っているのが当たり前だった時代人間と比べたら子供なのは当たり前。

私はそれに加えて、今の男性には「元増田が求めるような男性像」のために自立を促すプレッシャーがないとも思う。

家庭を持つためのあれこれのイメージが沸きにくい社会になってる。

もちろんどちらが幸せかどうかは個人によって異なるとは思いますよ。

2012-01-29

今頃鏡音三大悲劇の一『悪ノ』シリーズ

または希望絶望連鎖について書き捨て。


『悪ノ』シリーズって何ですか

音声合成DTM製品VOCALOID2 CVシリーズ」の第二弾である鏡音リン鏡音レン」を用いて作られた一連の楽曲作品。詳しくは検索

小説とか漫画とか劇化もされてるようだけどそっちはノータッチなので除外。なんか詳細設定とか山のようにあるらしいけどあくまで元動画とその歌詞情報源を絞る。

核となっている曲は『悪ノ娘』と『悪ノ召使』の二曲。

前者はある国で暴政を敷いた愛らしい王女革命によって倒されるまでのことを歌った歌、後者はその王女に仕えた召使い視点から同じ一連の出来事を歌ったもの

YouTubeとかに死ぬほど転がっているのでこの文章を読む人にはできれば聞いといてほしい。ネタバレを含むので。『悪ノ娘から先に。

英語版ならEnnという人? が歌ってるやつの歌詞が好きだな。情報量が多くて。

なぜ『悪ノ』シリーズを取り上げるんですか

身も蓋もない言い方だけど「売れてる」から

ニコ文化中高生とかOTAKU中心に大人気とは知ってましたが劇って。コミカライズくらいまではわからんくもないが劇。

ファンとはいえそこまでのめり込むほどか。何がそんなに優れてるっつーかウケてるのだろう、という話です。

「優れてるからウケてるんじゃねーよ」というお話はあるでしょうがまあそこはおく。ぶっちゃけ「優れてない」点はいっぱい挙げられるし。

たとえば物語終盤の交代劇とかバレねーわけねーから常識的に考えて、とか。

・仮にも国のトップなんだから、立てるならもっとマシな影武者を立てるのが普通というもので、脱がした瞬間バレるようなのに気がつかないとか革命が総崩れしかねない。

  いや史上の狂乱というのは往々にしてそういう熱狂が高じてもはや狂気〜みたいな面があんだろうことは否定しないけど、そんなの後世には物好きな歴史家とかにケツの毛までひんむかれるレベルまで分析されるのが当然なんだからさ。恥ずかしい性癖が伝わっちゃってる為政者が今どんだけいると思ってんの。読んでないけど正直小説版にはクビ落としてから替え玉と判った革命軍の偉いさんとか偽史として押し通してきた『召使』側の話を証明しちゃったアマチュア研究家とかが裏で始末されるドロドロとかがきっとあった! と信じている。三次創作

・本物も見物に戻ってくんなよ。そこでバレたらすべてがガチで水の泡よ。危険すぎるだろ。

…とか、突っ込みどころはとってもたくさんあるわけなんですね。文化ルーツしっちゃかめっちゃかだとかそもそも歌詞ちょっと拙いとかね。

にも関わらず、絶賛者とかいっぱいいる作品でもあるわけで。合唱とか英語版とかあって再生数すごいし。

何がそんなに人を酔わせるのかしら。それがロマンスというものなのか。

いやねーだろ。これロマンスじゃないじゃん。中世騎士物語とかほんのちょっぴり読んだことあるけどコレジャナイ感すごいじゃん。

三大悲劇って言われてるけど悲劇ですらねーだろと言いたい。少なくともwikipedia曰くの古典主義的・新古典主義的「悲劇」では絶対ない。

それでは「これ」は何なのか?

ウケた要因の私的解釈

まあアレじゃん。ジェンダー界隈でいう性役割意識がどうこうとかあと男の娘ブームとかなんかそんな。

あとこれ国家の皮をかぶった家庭悲劇なんですよね。一種のセカイ系というか。

このお話は王家に生まれた男女の双子のうち女が王家に残されて(おそらくは凄い抑圧とか受けて)暴君になって、男はどっか養子とか?出されて召使いとして戻ってきたつーことになっていますが、男をイエに残して女はよそに嫁がせるつーのがどっちかというと鉄板ですよねこういうの。

「なんでそんなことになっちゃったの」というのはきっと小説版とかが政治派閥抗争がどうのとかに絡めて辻褄つけてると思うのでおいといて、「よくこれでウケたな」ってーのをですね。

この作品は基本的にすごいストレスを(受けたくないに決まってるけど)受けなくてはならない人間が見るとツボに来るようにできてるんスね。

よく何かこう、最近の若者は〜的な文脈で、男が女っぽくなっただの女が強いだのと言われますよね。いや印象だけど。自分の観測範囲内の話だけど。観測範囲内でもいい加減下火っていうか言い古されて説得力がアレな言説だけど。

少なくともこの作中ではまさに男がやるようなことを女がやっているわけで、そこんとこのギャップがウケてるっていうのはあると思うの。

鏡音リンってキャラクタ的には妹系ってんですか? 笑顔がかわいくてドジで〜みたいな感じだと思うんだけど、それが女故子ども故の残酷さみたいなのを全力発揮してるあたりのギャップもあると思う。

そう、彼女は良い為政者ではない。聖母聖女は齢14で「お金が足りなくなったなら〜、愚民から搾り取れ〜♪」なんて言わない。普通の女でも言わない。

彼女はむしろ聖女みたいな女に恋人取られたら相手の国ごと潰して復讐する程度にはやりたい放題の女のコ☆です。

しかもそのレベル人格破綻者まで「最初は無垢だった、ホント彼女は悪くない」的な補足が入るわけです。これもウケたツボだろう。

イエのあれこれとか人間関係でむっちゃ我慢とか強いられてるけど正直破裂したい、けど破裂したらあとが面倒だけど破裂したいけどあああああとか思ってる人間にはとてもツボ。

破裂したい人間がなぜ破裂しないかって、破裂すると崩壊するナニカがあるわけで、この王女の話は破裂してナニカを崩壊させてしまったってことなので「ああ、あんな風にならないためにも我慢がんばらなきゃなー」とか、「私がしてきた我慢は正しかった!我慢しなきゃああなってた!ざまあwww」とかいろいろと解釈できて美味しい。

それだけなら単なる破滅劇なんだけれども、これを悲劇にするのが王女と対になる召使い存在ですね。『悪ノ召使い』は『娘』よりもあとに発表された作品ですが、何千回単位だった再生回数を100万くらいまで押し上げたらしいっす。

「顔の良く似た」召使いは(内緒になってんのか知らんが)召使いってことになってるが王女双子です。これをまず物凄く突っ込みたい。王家の血縁が人に使われる側に回ることのあり得なさとか。でもまあそれはいい。

召使いは破裂しそうな王女のそばであれこれ世話を焼くわけです。王女の命令なら惚れた相手も暗殺してくる。それくらい自分を殺している。

ある意味王家という枷つけられてる王女と完全に同類なわけですが、召使いはそれほど人格破綻してないというか暴君的な方向に爆発しそうではない。

彼には「王女のため」という大義があるからです。彼が背負っても良かったモノを彼女に背負わしたら歪んでしまった、王女がこんななってるのは彼にも責任がある。

からその責任を果たすためなら、ほんのちょっぴりの「自分」も捨てられる。盲目的に尽くせる。

完全に「家庭なるもの」の中で板挟みになるガキそのものですね。あとほんのりとした近親愛。これがツボをつく。

オチはもうその最たるものですね。自分を殺して殺して殺して…の召使いは本当に自分を殺してしまう。王女はその代わりに助かる。

要は例えば機能不全気味家庭のお子様らには神話のように美しい物語だということですおわり。

鏡音リン・レンなるソフトは作中やファン間でも双子ってことになってますが公式的には「鏡に映るもうひとりの自分」的な感じではっきり双子ではないらしい。

というのもなんかこう、意味深ですね。

「破裂したい自分」と「尽くしたい自分」の両面のような感じ。

怖ェなーと思うのがこの作品が世界規模ですごい再生回数稼いでるという事実

機能不全家庭の子どもにばかりウケてるわけじゃねーとは思うが、でも例えば上で述べたような「この身代わりはあり得ねーだろ常考」みたいな意見はたぶん野暮としてブーイング浴びるだろうし、きっと小説版あたりで「そうするしかなかったんだよ…」みたいなことが切々と説かれていたりして要するに反論として封殺されることが明らかなわけです。

実際には例えば召使いの行動として「二人で一緒に逃げる、最後まで王女のそばにいて守り通す」みたいなのがあっても良かったはずだし一昔前なんてそれで逃げ切れなくて死んじゃってーみたいなのが悲劇テンプレ化してたような時代があった気がするんですが、そうならない。

何というか、すごい絶望的で、しかもその絶望絶望のまま肯定されて同類間で共有されてる感がする。

そういう方法絶望連鎖して伝播しているような感じがするのです。

何が気に入らないの?

漫画家とり・みき氏の言葉(の引用引用)だけど、こういうのがある。

人が涙を流すのは必ずしも作品の出来とは関係がないのだ、と。

 かつて自分が何かに感動した時にできた涙腺回路のようなものが頭の中にはあって、そこにピタリとはまるような場面だの言葉だのを見聞きしてしまうと、涙というのはどうやら自然に流れる仕組みになっているらしいのである。歳をとると涙もろくなるというのは、つまりそういう回路のパターンが増えているからではないか

個人的にこれは結構ガチだと思っているんだけど、一点だけズレてる部分がある。

ここで書かれてる涙腺回路の起動スイッチである「感動」っていうのが、自分個人に限っていえば何か崇高なものに触れて心を動かされたとかではなくて単純に傷つけられたときのことを指すようになってんのね。

まりこの文章に則って言うと、自分はある一定の場面とか言葉だのを見聞きしてしまうと自動的に繰り返し繰り返し傷つくようになってしまっている。

恐ろしいことなんだけれどこの「回路」が結構強固で、俺はこいつを潰しておかないと日常生活が送れないっていうレベルでいろいろと不便。具体的にいうとAED講習で実際の救命現場の録音(子どもが突然心停止して倒れたそばで手当てする人とか救急車呼ぶ人とかその子名前を狂ったみたいな大声で必死で呼び続ける母親の声)聞いたときとか、アレ本当は命が助かる感動的な場面のはず(「とりあえずはもう大丈夫です」まで録音されてたはず)なんだからすごくイイ話だと理屈では思うしわかってるんだけど生々しいやりとりそのものがあまりにもショッキングでしばらく「親子」みたいなキーワードで突然ぼろぼろ泣くようになって本当に困った。もうすぐ一年になる例の津波関連も未だにいろいろな場面でダメージ。直に被災したわけでもないのに。

閑話休題

から例えば映画とか小説なんかで「泣ける」みたいのを売りにしてるのは基本見ない。

そういう作品は大体が回路起動ツボを外していて(かつ、他の例えば大爆笑回路の起動とかには結びつかないので)白けるが故に、そしてごく少数の作品は客観化が十分でツボ自体から適切に距離を取れるが故に、涙腺回路起動までに結びつくことは滅多にないんだが、それでも見ない。

何が楽しくてそんな自傷行為をせねばならんねん。

でも例えばナイフは指を切るだろうとかわかるけど、この作品で泣くようになるだろうとか普通は読んだり聞いたりするまではわかんないわけじゃん。

で、『悪ノ』シリーズも回路の起動スイッチになってしまったので、困ったなー。と思っている。前述の録音ほどの威力はないしもうだいぶ整理して削いだんだけども未だに人前ではこの曲聞けねえ。

あの召使い台詞で泣かねー奴は人じゃねーみたいなコメント動画についていたりして、それを「気持ちはわかる」と思ってしまう。

気持ちはわかるけど、実際問題召使い馬鹿だし王女馬鹿でみんな馬鹿すぎて救いようがないと思う。「崇高なもの犠牲になる」みたいな楽しみ方は視点が狭すぎて阿呆だと思う。

いろんな人が感動してファンになって翻訳とかされてるのはわかるけど、作品としては全然優れてないと思うのです。

他の作品と比較してどうとかではなく、あの物語自体にもっと洗練の余地があるということ。

そして洗練されるとたぶんあれは悲劇オチ(と取ってつけたようなハッピーエンド後日談)じゃなくてちゃんと喜劇にもなれたはずだなー、悲劇にしてももっとレベルの高い悲劇になれたはずだなーと思うということです。

何を望むの

物語の洗練」を。

機能不全家庭の傷なめ的なものでなくて、もっとちゃんと救いとか絶望とかが欲しい。

あわよくば希望を手に入れて、それを連鎖させて伝播させたい。

具体的にいうとこのネタ小説でも書いてそれで旅行のためのおこずかいとか稼いでみたいんだけども、まあおこずかいにならなくてもいいから二度と回路起動スイッチにこのネタで手を触れられる奴がいなくなるように自分でパテを塗っておきたい、そのために小説を練ってみたい、ということでした。

すでにやってる人いるけどねそれ。舞城とかね。でも最近なんか舞城も振るわないっていうか、「その先が欲しいんだけど!」みたいなあたりで止まっちゃってる感するからね。ジョジョノベライズ期待してます

2012-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20120116192159

性役割押し付けられずに好き勝手生きる権利をくれ!というのが解放運動趣旨なのに、

自分の嫌いな生き方をしている人間に干渉して攻撃する団体になってどうするんだw

2011-08-09

フェミニストの特徴

俺が出会ったことのあるフェミニストはおおむねこういう感じだった

・男のけがわらしいところを見るととにかく毒を吐きまくる

女性に対する性暴力は反対という割には、言葉暴力には無頓着で、男性言葉で追い詰めるのが好き

性役割から解放されたいといってる割には心のどこかで強い男性を求めている

2010-10-10

女の子として扱って欲しい」みたいな声を聞くと凄くイラついてしまう

フェミニズム的な空気と教えの中で育ってきたんですよ

男らしさ女らしさみたいなのは失礼な意識

性役割を人に押し付けてはいけないし

自ら求めたりするのも遅れていると

それで大人になった現在

メディアの記事で「女の子として扱って欲しい」みたいな女の声を聞くと

本当にガッカリするしイライラと謎の怒りが湧いてくる

サークル職場

実際に接する女も

なんかそういう「女として」とか、

特に「女の子として」みたいな対応や扱いを

求められることが事実あるわけですよ

親しくなってくるほどそういう面を出してくる気がする

そのたび「お前の本性もそれか!」みたいな、

なんなの?それ?

っていう

今日テレビ見てたら上戸彩が「ガツガツした野獣のような、守ってくれそうなタイプがいい」と言ってました

公共の電波で!

こうも前近代的な!

反動的思想を垂れ流してて、誰も咎めてないんです

なにそれ?男に守ってもらうとか

21世紀にありなのそんな幼児的な願望

でまたイライラする


わかってますよ

フェミニストとそういうこと言ってる女が違う集団だという言い分は

はいはい


そこでさあ

女性フェミニストにお願いしたいんだけど

たまーにでいい、アリバイ作り程度でいいから

自分を「女の子」とか言ってる同性を批判してくれないかな

そうすれば自分子供の頃から刷り込まれてきたフェミニズム価値観を信じ続けられるし

遅れたアホ女を見たときのイライラが減ずる気がするんだ

2010-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20100809220654

男が女を必要とする理由は性欲だけでは絶対に無い

それは、社会的な性(ジェンダー)の話であって、

生物学的な性の話とは分けておきたいところ。

 

社会的性役割として、

「男が女を求める理由が性欲だけではない」は当然で、

だって、社会的に、そういうふうに性別に役割ができあがっちゃってるんだもの。

(そして、多くの人がそれを受け入れているのだもの)

 

生物学的な役割としては、

性行為の対象だ、ということで(ほぼ)おっけー。

細かいこと※いいはじめたらちょこちょこは違うけど。

 

進化心理学とか。男脳/女脳とか。

2010-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20100316153427

「男から女への性欲なら何を言ってもいいということはない」という日記が興味深かったので自分なりに考察てみるテスト

腐女子が男キャラをどうこうするのはダメだけどヒロインならおk

 こういう考え方をする人が多いのは、多分「エロは男のナワバリ」という時代が長かったからではないかと。

 腐女子は「俺たち男だけで気楽にやっていた空間に、突如入り込んできてナワバリを荒らす不届き者」として

男性ファンに散々叩かれてきた結果、自己のふるまいに気をつけるようになったんだろう。

要するに新人イビリの結果ですな。

 逆に男性が女のナワバリに踏み込んでひどい目に遭うこともあるわけだし、

腐女子が男キャラをどうこうするのはダメだけどヒロインならおk」という風潮が生まれた原因は、

女性男性より気遣いができるからではなく、単に女性が二次エロという分野において新規参入者だったからだと思われる。



 さらにもう一ついえば、男性が「他者から性的欲望の対象として扱われること」に不慣れなのも原因だと思う。

 女性現実男性からセクハラを受けたり、巷に溢れかえっている男性向けのエロい商品を見かけたりすることによって、

女性男性にとって性的欲望の対象なのだ」ということを嫌でも自覚する。

 また、女性は成長に従い、少々のセクハラスルーするスキルを身につけていく。

今でこそ「セクハラ」という言葉が知られるようになったけれども、

依然セクハラ行為をする男性は多いので、それにいちいち反応していてはスムーズ社会生活を営むことができないのだ。

 女性男性からセクハラを受けても(それがあまりにひどいものでなければ)、

心の中で「死ね氏ねじゃなくて死ね」と思いつつも、表面上は「やだー」とかなんとか言ってにこやかにかわす。

セクハラによるストレスは、女同士で「セクハラ魔人」などのあだ名をつけ、陰口を言い合うことによって発散する。

 以上が腹芸を得意とする女性としての賢い対処法であり、

これができない女性は、たとえ正しいことを言っていたとしても「自意識過剰」「KY」などといった烙印を押されてしまう。

 こうした日々の受難により、女性男性から性的欲望の対象として扱われることを不愉快には思うものの、

「男ってやつは、ほんとスケベでしょーもねーな」という諦めと、

いちいち男性向けのエロ表現にぶち切れたりしない忍耐力を獲得しているのだ(ただし、いたいけな若いお嬢さんは例外である)。

 一方、男性が受けるセクハラは「男なんだから○○しろ」系の性役割押し付けられるものが中心で、

女性から直接性欲を向けられることは少ない(金銭欲や物欲を向けられることはよくあるが)。

 だから男性キャラ性的おもちゃにされているのを見ると、

「女ってしょーもねーな」と流すことができず、自分のことは棚に上げて思わずマジ切れしてしまうのじゃなかろうか。

2009-09-01

http://b.hatena.ne.jp/AmanoJack/20090901#bookmark-15700935

でもこれ多分女が受け側なのが当たり前であることへの疑問ともかかわるのよね

そうなんだよ。俺はペニパン穿いた女に肛門をガンガン責められたいのに、その希望を言うとたいていの女は尻込みする。みんな性役割内面化しすぎ。ジェンダー教育が進んだら、ペニパン穿いてくれる女は増えるんだろうか。

2009-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20090625143222

そうであるならば、同じ考えの男子がいてもそのポジションに入れずに、成果主義から逃れマッタリとしたサラリーマン生活を送るすべを持たないというのは逆差別なんじゃないかなと思う今日この頃

最前線を渉り合おうとさえしなければ、日本は女子の方がめぐまれているんではないだろうか。

そうなる理由は何となくわかる。

他の女の子お気楽な雑用係にある事で、最前線に立ちたい女性社員仕事面で信用を得辛くなったり「お前も出来て当然」と余分な雑用を押し付けられたりする事があるように

同じ考えの男子を雑用係に置く事で、恐らく最前線に立ちたいであろう増田を含めた男性社員がそれと同じような不利を被る可能性があるからなんじゃないかな?

良くも悪くも性役割が固定していたから仕事が有利に働いていて男一枚岩で動けていたのに、その境界が無くなってしまいました。

女子社員と同じように男性も「雑用係予備軍」のレッテルを貼られながら、自分を何とか雑用係と差別化しながら仕事をする必要が発生します。

そうなると同性社員同士でのギスギスも確実に多くなるでしょう。職場ホモソーシャルな居心地の良さを見出していた人はそれを失う羽目になります。

マッチョフィルターにも頼れないので男も女も勝間和代みたくならなければ出世できません。

「うわぁ…そんなの嫌だよね」と増田自身もなるのでは?

完全に男性かいな職場ならお茶くみ一本でマターリ暮らしてる男性社員もいるかも知れないよ。

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