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はてなキーワード: スパイダーとは

2019-01-16

anond:20190115213133

バース」は、「ユニバース」とか「マルチバース」が省略された「バース」で、「世界」「次元」みたいな意味で使われている。

オメガバースは「特殊性別存在する世界の話」。

スパイダーバースは「いろんな世界スパイダーマンが集まってくる話」。

モンスターバースは「ゴジラキングコングなどの様々な映画怪獣が集まってくる話」。

「この世界似て非なるパラレルワールド」とか「複数世界からキャラを集合させるコラボ作品」とかに使われる。

2018-09-28

なんでか知らんけど髪が伸びるから

日差し避けに帽子被ったらスパイダーオルフェノクの人みたいになる

2018-08-15

anond:20180815194844

SASUKE最終ステージまで勝ち残った高田健志は、スパイダークライムに挑戦した。スタートと同時に座禅を組み深呼吸をしたその瞬間、高田健志の体が禅を組んだままふわりと浮き上がりそのまま頂上へと昇天していった

2018-07-29

anond:20180728155213

壁にぶつかりそうになったときに「一瞬だけハンドルを反対方向に思いっきり回してすぐ元に戻す」という操作を繰り返すと蛇行運転になるんよ

小さい子供に本格的なレーシングゲームやらせるとだいたいそうなる

スパイダーマンのあのシーンは、ピーター自身の反射神経とかそういったものが(第六感も含めたスパイダーセンスの)なせる技ってことで

2018-06-17

クモが追いかけて甘き死が来る

ダイアマイト族ではない、スパイダー族だ

伝説が蘇る夜ホームに帰還した刻は魔界の門(デモンズ・ゲート)に存在を保持していた

敢えて形容するならば、「それ」が今朝はツヴァイ層の魂の回廊まで新訳しており

つい今しがた、俺という凶悪な“力”の或る者により創られた空間召喚された

ラクネに恨まれるような覚えはない、だからお前は英雄ヒーロー)ではないが、恩返しされるオプティマもない(だがキマリは通さない)

暗黒属性

2017-11-26

[]バルドル(トゥーヒューマン

名前

バルドル

Xboxハードでの出演作

トゥーヒューマン

デザイン

いかにも洋ゲーな、むきむきの男性キャラ

サイバネティ技術によって誕生した、人間ではない神のような存在らしいけど、イマイチこの辺の設定は理解できなかった。

ゲームキャラとしての特徴

コンボ攻撃

右ステックを倒すことで攻撃する、というポータブル以前のモンハンのような操作スタイルなのだが、

ゲームバランス雑魚敵を無双していくノリなので、

適当に右スティックウリウリするだけでどんどん敵を倒せるのが楽しい

が、敵を攻撃したときSEがへちょいし、敵のやられモーションが当たってるのか当たってないのかよくわからないせいで、動かしていて楽しい感が非常に薄いのが残念。

相手を宙に浮かして空中コンボを決めるのは中々決め! 感があるのだが、もっとSEやモーションなどを操作していて気持ちいい感触にしてほしかたかな。

○好きなゲームスキル武器

ノルン守護

ディフェンダークラススパイダースキルの一つ。

専門用語が続いたけど、ディフェンダークラスは五つある主人公バルドスのクラスの一つで、防御や近接攻撃が得意なクラス

スパイダースキルは、お供のスパイダーメカスキルを発動するもので、このノルン守護ダメージを吸収するバリアを貼る。

このゲーム、遠くからミサイルを乱発する敵や、無茶な数の雑魚敵に囲まれタコ殴りにされることが多々あり、

ディフェンダークラスといえどあっさり死ぬこともよくある。

そういう事故死を避けられる非常に便利なスキルで、とりあえず移動時間以外の敵と戦っているときチャージが溜まったらすぐ発動しておいて損をしない。

特にボムミサイルを乱発する敵が遠くにいて、かつこのゲーム特有絶妙ロックオンの性能の悪さにうんざりするぐらいなら、

このバリアを張りつつ、さっさと近くの敵を片付けてから、遠くの敵を倒しに向かうように心がけていると、ストレスなくゲームプレイできた。

○名台詞

未来だと? チュールと共に知覚兵器秘密永遠に失われ

地上には死者がうごめいている この私もそうだ!

やたらと専門用語が多くわかりにくく、さらお話が明らかに途中で終わるこのゲーム象徴するような、主人公セリフ

チュール? 知覚兵器? 死者がうごめいてる? 私もそうだ? と一文ごとに疑問がつきない

チュールは4面の犬と相打ちになった人でしたっけ?

その人が知覚兵器秘密を探ってるんでしたっけ? そもそも、知覚兵器ってなに? 主人公のお兄さんが主人公ロキと見間違えてしまった攻殻機動隊の「俺の目を奪ったな!」的なアレのやつ? でも、知覚兵器調査サイバースペースノルンがしてるんじゃ?

地上には死者がうごめいているって、ヘルヘイム以外の場所から湧き出たアンデッド核兵器で倒したんじゃなかったけ? ヘルを倒したのに死者の群れは治らないの?

この私もそうだ! って、その自認があるなら、死者として蘇った奥さんを殺すことなかったんじゃね? 死者同士仲良くしてればよかったのに。

ある意味、このゲーム未来はないのは確かなので、そういうメタ的な意味では面白かったセリフでした。

2017-11-01

anond:20171101225734

《鎖付くさりつきブーメラン/Kunai with Chain》 †

通常罠

(1):以下の効果から1つ、または両方を選択してこのカードを発動できる。

相手モンスター攻撃宣言時に、

その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。

その攻撃モンスター守備表示にする。

自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

このカード攻撃力500アップの装備カード扱いとして、

その自分モンスターに装備する。

 遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カードで登場した通常罠。

 相手攻撃宣言時に攻撃モンスター守備表示にする効果と、自分モンスター攻撃力を強化する装備カードとなる効果の「片方」もしくは「両方」を選択して使用できる。

 特筆すべきは、2種類の効果の片方または両方を使えることである

 どちらか1つのみを使えるカードは増加傾向にあるが、両方を、しか任意に使えるカードは依然として少ない。

 相手モンスター自分モンスター攻撃力の差が、500未満なら攻撃力だけを強化して返り討ちにし、500以上なら守備表示にしつつ攻撃力を上げて次の自分のターンに処理すれば良い。

 また、装備できるモンスター存在しない状況で攻撃を受けた場合守備表示にする効果のみを使用することもできる。

 自分フィールドモンスターがいなくても最低限の仕事ができるという点は、装備カードとしては非常に珍しい。

 ただし、強化値では多くの装備魔法に、コンバットトリックとしては《禁じられた聖槍》に、伏せ除去への強さでは《鎖付き爆弾》に劣っており、いわゆる器用貧乏である事は否めない。

 このカードを使うのならば、守備表示化の効果を利用できるモンスターと組み合わせたい。

 守備表示ならば問答無用で除去できる《ライトロードモンク エイリン》や、《ツインブレイカー》を始めとした貫通モンスターとは相性が良い。

 《スパイダースパイダー》・《XX-セイバー フラムナイト》といった守備表示モンスター戦闘破壊が条件であるモンスター効果も補助しやすい。

2017-08-26

タイトルに「逆襲」が付く作品

名前ジャンル逆襲に成功したか
1913ファントマの逆襲映画
1931Gメンの逆襲映画
1936ターザンの逆襲映画
1939曠野の逆襲映画
1940地獄ヘの逆襲映画
1947娘の逆襲映画
1951曠野の逆襲映画
 海賊ブラッドの逆襲映画
 にっぽんGメン 不敵なる逆襲映画
1952地獄への逆襲映画
1953逆襲!鞍馬天狗映画
 若君逆襲す映画
1954水戸黄門漫遊記 闘犬崎の逆襲映画
 半魚人の逆襲映画
 猛獣軍、死の逆襲映画
1955ゴジラの逆襲映画
 逆襲大蛇丸映画
 リスの大逆襲アニメ
1956坊ちゃんの逆襲映画
 マンモスの逆襲映画
 逆襲獄門砦映画
1957赤い河の逆襲映画
 フランケンシュタインの逆襲(1957)映画
1958天狗四天王の逆襲映画
 変幻胡蝶の雨/月の輪族の逆襲映画
 巨人獣 プルトニウム人間の逆襲映画
 人間人形の逆襲映画
1959月光仮面 幽霊党の逆襲映画
 ヘラクレスの逆襲映画
 逆襲の河ドラマ
 蝿男の逆襲映画
1960十七才の逆襲 俺は昨日の俺じゃない映画
 十七才の逆襲 向う見ずの三日間映画
 十七才の逆襲 暴力をぶっ潰せ
 ヘラクレスモンゴル帝国の逆襲映画
 怪獣マリンコング(マリンコングの大逆襲)ドラマ
1961蛮族の逆襲映画
 逆襲天の橋立映画
 逆襲の街映画
 女王蜂の逆襲映画
1962カルタゴの大逆襲映画
1964逆襲!大平原映画
1965タイタンの逆襲映画
 猛獣群、死の逆襲映画
 フランケンシュタインの逆襲 (1965年の映画)映画
 バイキングの逆襲映画
1966獅子王の逆襲映画
 剣豪パルダヤンの逆襲映画
 大魔神逆襲映画
 ゾンパイア/吸血ゾンビの逆襲映画
1967キングコングの逆襲映画
 ロビン・フッドの逆襲 映画
1968ターザンの大逆襲映画
1969逆襲死の谷映画
1971女番長ブルース 牝蜂の逆襲映画
1974逆襲!殺人拳映画
 ドラゴンの逆襲映画
1975メカゴジラの逆襲映画
1976シャークジョーズ・人喰い鮫の逆襲映画
1978北京原人の逆襲映画
 サンダー2/怒りの逆襲 映画
 少林寺への道 十八銅人の逆襲映画
1980スター・ウォーズ 帝国の逆襲映画
 アメリカン・カンフーの逆襲映画
 ターザンの逆襲(子供ばんど)
1981魔界からの逆襲映画
1982怒りの湖底怪獣・ネッシーの大逆襲映画
 カスターの逆襲ゲーム
1983スター・トレック2 カーンの逆襲映画
1984くりいむレモン 超次元伝説ラルII~ラモー・ルーの逆襲~」アニメ
 V2/ビジターの逆襲ドラマ
1985キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人アニメ
 八岐之大蛇の逆襲映画
 デス・ゲーム/ジェシカの逆襲映画
 怒りのサンダー/逆襲のバーニング・ファイア映画
 イーガー皇帝の逆襲 イー・アル・カンフー2ゲーム
 赤シャツの逆襲ラジオドラマ
1986マシンロボ クロノスの大逆襲アニメ
 アンドロイドバスターズ/残虐メカ帝国の逆襲映画
 学園パ二ック ゾンビの逆襲映画
 村上朝日堂の逆襲エッセイ
 聖飢魔II 悪魔の逆襲ゲーム
 定刻の逆襲中島みゆきオールナイトニッポンのコーナー
1987死霊の餌 南軍ゾンビの逆襲 映画
 ブルース・ウィリスの逆襲映画
 ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲ゲーム
 ウィザードリィ4 ワードナの逆襲ゲーム
1988機動戦士ガンダム 逆襲のシャアアニメ×
 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン小説
 フライトナイト2 バンパイアの逆襲映画
 スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲映画
 キョンシーの大逆襲映画
 ゴブリン/プチ魔術の逆襲映画
 スーパー魂斗羅 エイリアンの逆襲ゲーム
1989機動戦士SDガンダムの逆襲アニメ
 ゾイド2 ゼネバスの逆襲ゲーム
 ハロウィン5 ブギーマン逆襲映画
 BIG MOUTHの逆襲(DREAMS COME TRUE)
 アンタッチャブル/カポネの逆襲テレビ映画
1990それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲アニメ
 ウルトラマンG ゴーデスの逆襲映画
 ストリートソルジャー/炎の逆襲映画
 墓場までの逆襲(安藤秀樹)
 ドラえもん ギガゾンビの逆襲ゲーム
 機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス漫画
1991悪魔のいけにえ3 レザーフェイスの逆襲映画
 キラー・クロコダイル 怒りの逆襲映画
 真説エロティックゴーストストーリー/覇王ウーチュンの逆襲映画
 みのもんたの逆襲(とんねるず)
 はっぴぃ・ぱらだいすの逆襲
 続・ダンジョンマスター カオスの逆襲ゲーム
 妖花マンドラゴラの逆襲ドラマ
1992バナナリアンの逆襲(GO-BANG’S)
 ブライ2 闇皇帝の逆襲 ゲーム×
 イヴの逆襲番組
1993若きモンスターの逆襲(渡辺美里)
1994アラジン ジャファーの逆襲アニメ
 MOTHER2 ギーグの逆襲ゲーム
 クレヨンしんちゃん2 大魔王の逆襲ゲーム
 スペース・カウボーイの逆襲 (The Return of the Space Cowboy)(ジャミロクワイ)
 王様はロバ~はったり帝国の逆襲~漫画
1995サイバーネット ハッカーの逆襲映画
 トレマーズ2グラボイズの逆襲映画
 実写版 淫獣学園 色魔界の逆襲オリジナルビデオ
 キミは逆襲する!(光GENJI)
1996魔法少女プリティサミー ~電脳帝国の逆襲~アニメ
 ザ・ビースト/巨大イカの逆襲映画
 ビビアン・スーパイレーツの逆襲映画
 メタナイトの逆襲(星のカービィ スーパーデラックス)ゲーム×
1997バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲映画×
 クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!ゲーム
1998劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲アニメ×
1999がんばれゴエモン~天狗党の逆襲~ゲーム
 絢爛たる逆襲の救世主(MIO)
2000平成バンパイアの逆襲 浅野りん作品集漫画
 ジャンクフードの逆襲(TOKIO)
2001デジモンアドベンチャー02 ディアボロモンの逆襲アニメ×
 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲アニメ×
 ワニ女の逆襲映画
 ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲映画
 ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲映画
 トラブル・キッズ マックス・キーブルの大逆襲映画
 ナイン・フォーティーン ~BOXER 6 の逆襲~(SCUDELIA ELECTRO)
 第一章「極道脅迫!体育部員たちの逆襲」AV
2002ソウルサバイバーの逆襲(ニューエスト・モデル)
2003アメリカン・スクール/童貞男の逆襲!映画
 ペンギンの逆襲(ジェット機)
 ゲゲゲの鬼太郎 逆襲!妖魔大血戦ゲーム
2004十兵衛ちゃん2 -シベリア柳生の逆襲-アニメ
 アドヴェンチャー・オブ・シンドバッド 魔女の逆襲映画
 嵐 ARASHI 風魔一族の逆襲映画
 ロックの逆襲 -スーパースターの条件-(雅-miyavi-)
 ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ブギーの逆襲ゲーム
2005アークエとガッチンポー THE MOVIE チェルシーの逆襲映画
 KAZUMAAMUZAK アムザック 最後の逆襲映画
 スパイダー・ボーイ ゴキブリンの逆襲映画
 宇宙戦艦ヤマト 暗黒星団帝国の逆襲ゲーム
 新・ボクらの太陽 逆襲のサバタゲーム
2006親指(大)Xの逆襲!映画
 7つの泉を奪還せよ!!~フィフスエレメントの逆襲~(DARK ELEMENTS)
 逆襲!パッパラ隊漫画
2007ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲映画
 逆襲のロードローラー(鏡音リン)
 The Counterattack Of The Dreamer (夢見人の逆襲)(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)
 バーン・ノーティス 元スパイの逆襲ドラマ
 女囚611 獣牝(オンナ)たちの逆襲
2008沈黙の逆襲映画セガールだから多分○
 ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発映画
 ラルゴ・ウィンチ 宿命と逆襲映画
 SPACE INVADERS GET EVEN~逆襲のスペースインベーダーゲーム
 大王の逆襲(星のカービィウルトラスーパーデラックス)ゲーム×
 真田くノ一忍法伝 かすみ 服部半蔵の逆襲!Vシネマ
2009BBBの逆襲(B-Club)アルバム
 バナナの逆襲 第2話 敏腕?弁護士ドミンゲス、現る映画
 アーサーと魔王マルタザールの逆襲映画
 ゼロからの逆襲(上条当麻 (CV:阿部敦))
 おかんの逆襲~我が家のリフォーム戦争~ドラマ
 封神演義 逆襲の妲己ドラマ
2010逆襲!スケ番☆ハンターズ 地獄の決闘篇映画
 ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲映画
 アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲映画
 NINJA GIRLS ~おっぱい帝国の逆襲~映画
 EAT LEAD マットハザードの逆襲ゲーム
 ゼブラミニスカポリスの逆襲オリジナルビデオ
 CRベノムの逆襲パチンコ
2011きかんしゃトーマス ディーゼル10の逆襲アニメ
 ゆとり世代の逆襲アルバム
 バナナの逆襲 第1話 ゲルテン監督、訴えられる映画
 ロー・コスト ~LCCの逆襲~映画
 夏の逆襲(morning light)(GRAPEVINE)
2012ザ・レジェンド ソロン王の野望と勇者の逆襲映画
 タイタンの逆襲映画
 逆襲のファンタジカゲーム
 ダンガンロンパ モノクマの逆襲ゲーム
 Revenge Of Dragoon 逆襲の竜騎兵ゲーム
 ロスジェネの逆襲小説
 デフスターウォーズ EBISODE1 ~学芸会の逆襲~ドキュメンタリー
 メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオ番組
2013マリアンヌの逆襲 (マリアンヌ)アルバム
 飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲映画
 レイプゾンビ2&3 LUST OF THE DEAD アキバ帝国の逆襲映画
 ニューヨーク2014 狼軍団の逆襲映画
 ポンコツ野郎の大逆襲(東京カランコロン)
 逆襲のドラゴンライダーゲーム
 CRぱちんこウルトラマンタロウ 暗黒の逆襲パチンコ
2014クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃんアニメ×
 逆襲のアイドル (ビリー・アイドル)アルバム
 ピラミッドの逆襲映画
 FROGS ~ケロンパ帝国の逆襲~(FLOW)
 bot帝国の逆襲(サカモト教授)
 静かなる逆襲(椎名林檎)
 テレキャスターの逆襲(鏡音リン)
 アクム獣の逆襲(映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち)
 ウルトラマンなんて怖くない!怪獣大逆襲ゲーム
 赤の逆襲 ~Red Revenge~ゲーム
2015華麗なる逆襲(SMAP)
 Crazy Party Night~ぱんぷきんの逆襲~(きゃりーぱみゅぱみゅ)
 乙女の逆襲(アンジュルム)
 Z ~俺等的逆襲~(湘南乃風)
 νポラリスAb/逆襲のポラリス(まなみのりさ)
 BENCH WARMERの逆襲(VELTPUNCH)
 大言壮語の逆襲(Chapter line)
 片想いの逆襲 プチデザ漫画
2016劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ逆襲のミルキィホームズアニメ○?
 ゆとりの逆襲! (ユトリロミュージック(ソロ) )アルバム
 デスノート 逆襲の天才映画
 20世紀の逆襲(上坂すみれ)
 アランドロンの逆襲(ギターウルフ)
 杏仁豆腐の逆襲(nicoten)
 美しい逆襲 (密会と耳鳴り)
 ダークマターの逆襲(映画魔法つかいプリキュア!)
 もぐもぐパックマン“にやりゴーストの逆襲”ゲーム
 逆襲のファンタジカ: ブラッドラインゲーム
 シャンティ -リスキィ・ブーツの逆襲-ゲーム
 巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲ドラマ
2017ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲アニメ×
 タイムボカン 逆襲の三悪人アニメ
 宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲映画
 西遊記2 妖怪の逆襲映画
 孤独と逆襲EP(ゆるめるモ!)
 月の逆襲(クリープハイプ)
 BBちゃんの逆襲/電子の海で会いましょう!(Fate/Grand Order)ゲーム
 赤シャツの逆襲ドラマ
 絶対無敵ライジンオー 五次元帝国の逆襲Web小説
  • 244作品中○○の逆襲は191作品、○○の大逆襲は9作品、逆襲の○○は22作品、逆襲!○○は7作品、○○なる逆襲は3作品、その他は12作品でした。
  • 2016年は12作品に逆襲されました。
  • 逆襲の成功率も調べたかったのですが自分の知識では不可能だったのでやめました。一度倒された敵が復活して逆襲してくるパターンは大体失敗してるんじゃない?
  • ブコメで指摘された作品を追加しました。

2016-11-16

増田少年記

もう随分昔になるが、増田少年がまだ小学生であった時分、クラスミニ四駆の肉抜きとネット張り加工がひと流行りしたことがあった。

手先が器用な連中が次々に色とりどりのネットを張ったミニ四駆を持ち寄るようになったので、

増田少年も、ようしここはひとつ自分もシュッとして恰好のよいミニ四駆を作って連中を驚かせてやるぞと、

日々公園の滑り台の上から発進させてはクラッシュさせていた愛機・ビークスパイダーを手に取ったわけである

しか増田少年、壊滅的に手先が不器用な上に結果をイメージして行動することが苦手で、さら我慢もきかない性分であったので、

筆をとれば一筋のはみ出しに嫌気が差して画用紙一面を一色で塗りつぶす作業に精を出し、

粘土を捏ねればああでもないこうでもないとしばらく唸ってから、8割方完成した作品を糸で賽の目切りにする、そういった子であった。

さてそんな増田少年、これで相棒が速くなるぞと、意気揚々と道具箱から錐と小刀を手に大手術を待つ哀れなビークスパイダーの前に座る。

学年×100円という、コロコロコミックを毎月買うこともままならない小遣いでは、ピンバイスなどという立派な道具は望むべくもないのであった。

オクラネットよし。爪切りについてるヤスリよし。セロハンテープよし。

どう使うかは考えていないが飾りつけ用のモールタコ紐も、完成度をあげるために色を塗る黒マッキーも用意した。

「さてどこから……ようし、まずはここら辺りに穴を開けようか」そう決めた増田少年が狙いをつけて振り下ろした小刀は、一撃でビークスパイダーの樹脂でできた体を粉砕した。

サァと血の気が引き「ああ、しまった、最初は錐で小さな穴を開けるんだったか?」と汗をかく増田少年だが、

ラバラに砕けた愛機の破片はあちらこちらに飛び散り、見るからにもうなんともしようのなさそうな有様であった。

しばらく砕けたボディを手に取ってパズルのようにあわせてみたり、セロハンテープでもって繋いだりしてみたものの、

やはりいかんともしがたいので、仕方なく破片を念入りに粉々にしながら、増田少年は次の方策を考えることにした。

なぜ破片を砕くかと言えば、600円もするおもちゃを壊したことが母に露見するときつく叱られかねないので、帰ってくる前に小さく砕いて飲んで証拠隠滅を図ろうと、そういうわけであった。

つづく

2016-09-11

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トップアフィリエイター小玉歩×小西玲太朗対談?ーネットビジネスで得る人生

ゼロから億を個人が稼ぐ方法小玉歩氏×小西玲太朗音声講話

瞑想教師あべ頌詠×小西玲太朗対談-ROLEMODEL-

大森寛之×小西玲太朗さて俺らこれからどうしようか

・秒速で億を稼ぐ男与沢翼氏独占インタビュー

ネットビジネス自由に生きる経営者5人の焚火談義

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小西玲太朗ストーリーA-SIDE / B-SIDE

小西玲太朗がゼロから成功へと導いた人たちへのインタビュー

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2016-06-06

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ワートリは泣ける。

三巻に一巻ぐらいのペースでボロボロ泣けるシーンが出てくる。

出てくるが、今回の泣けるシーンは、特別に泣けた。

冒頭で紹介したのは、B級13位柿崎隊の隊長である柿崎国治の独白だ。

まずこのB級13位とは何か?

ワールドトリガーは、異世界から侵攻してきた敵と戦うボーダーと呼ばれる組織舞台にした漫画である

ボーダーでは隊員を実力順にS級、A級B級、C級に分類している。

漫画的に言うと、B級から名前と顔があるモブでないキャラといったイメージで、

この142話時点で、S級はたった1人、A級は9チーム(1チーム大体4〜5人ぐらい)、B級は21チーム(チーム内の人数はA級と同じ、例外もある)である

どうだろう、B級13位のパっとしななさが伝わるだろうか?

ちょっと、この「格」のパっとしなささを、わかってもらうために、長文を書こうと思う。

今の所、この漫画パート分けすると

・序章

ブラックトリガー争奪戦

・侵攻編

ランク

・侵攻編パート2

ランクパート2

こんな感じだろうか。

序章

まず主人公がチームを結成するまでの序章では、

主人公の1人である遊真の戦いがメインとなる。

遊真はブラックトリガーと呼ばれる他とは違う特別武器を持っており、先ほど書いたボーダー内の「格」の分類では、S級にあたるぐらい強い。

そのS級に相当する遊真が、A級7位三輪隊と戦ったり、A級5位嵐山隊のエース木虎と共同して敵と戦ったりなどして、ブラックトリガーの性能で圧倒するシーンが続く。

遊真は滅茶苦茶強く、A級7位三輪隊はオペレーター含んで5人チームにも関わらず、たった1人で圧倒する。

そのぐらい、彼の持つブラックトリガーが異質であり、かつ彼自身技術経験も並大抵ではない、という「格」が描写される。

ブラックトリガー争奪戦

次のブラックトリガー争奪戦では、4人目の主人公であり、遊真と同じブラックトリガー使いの

S級隊員迅の戦いがメインになる。

この章は所謂内輪揉めで、同じボーダーの迅と

A級1位太刀川隊の隊長にして個人総合1位攻撃手1位の太刀川と、隊員の出水

A級2位冬島隊の隊員にして個人総合4位狙撃手1位の当真、

A級3位風間隊のフルメンバー4人(+オペレーター

に加えて、先ほど書いたA級7位の三輪隊の4チームとの戦いが描かれる。

ここでも、S級隊員の、つまりブラックトリガーの強さは存分に描かれる。

A級5位嵐山隊のメンバーが助けに入るため、一部メンバーは分断されるも、

個人総合1位攻撃手1位の太刀川、個人総合3位攻撃手2位の風間狙撃手2位の奈良坂といったボーダー内でも相当上位の「格」を持つ相手を、

ブラックトリガーを持つだけでなく、サイドエフェクトと呼ばれる超能力戦闘に生かす迅は、なんと6対1という状況でありながらも、勝利する。

サイドエフェクトは遊真も持っているが、戦闘に生かせられる能力ではない上に、

A級7位三輪隊フルメンバーよりも「格」が高いメンバーを圧倒するS級隊員迅の強さは印象に残る。


そして、ようやく敵との本格的な戦いが始まる。

(え? ここに修対風間とか、ユーマ対緑川があるだろって? ごめん、忘れてた!)

侵攻編

この編では遂に名前と顔と人格があるまともな「人型の敵」が登場する。

しかも、彼らは迅や遊真と同じブラックトリガーを持っているのだ。

すわ、どうなる?

と、なるが、これがボーダー強いのだ。

特に印象的なのはA級隊員の活躍だろう。

ラービットと呼ばれる量産兵器でありながら、

B級10諏訪隊の諏訪隊長B級7位東隊の小荒井捕獲し、

B級6位鈴鳴第一の隊員で攻撃手4位の村上を苦戦させる強敵が登場する。

しかし、ブラックトリガー争奪戦では迅に負けた「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」は、

このラービットを1人で圧倒し、なんと単独11機も撃破している。

さらに、同じくブラックトリガー争奪戦で負けたA級3位風間隊も、ラービットを4機撃破し、

隊長風間こそ敵のブラックトリガー持ちのエネドラに負けるも、

指揮官でありながらボーダー最強の忍田B級10諏訪隊と協力することで、

ブラックトリガー持ちのエネドラを撃破している。

また、A級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チームも、

他のB級合同チームと協力しつつ、ブラックトリガーではないものの「人型の敵」を撃破する。

さて、長々と語ってきたが、ようやくタイトルの「柿崎隊」登場である

B級13位柿崎隊の初登場はこの人型の敵である「ランバネイン」との戦闘である

記念すべき初台詞

「マジか

新型だけで

きちい

ってのによ」

である

どうだろう「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」が単独11機も撃墜した新型=ラービットに苦戦しているだけでも、

如何にもB級13位のパっとしなささが伝わるだろうか?

当然だが、ラービットと余裕で戦えるのはA級チームぐらいで、単独勝負できる太刀川が異常なだけなのだが、

先ほど書いた通り、その太刀川よりも強い迅などのブラックトリガー持ちも居る戦場なのだ

とてもじゃないが「格」が高いとは言いがたい描写である

そして「ランバネイン」との戦闘がいざ本格的に始まると、

メインはA級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チーム、

彼らは三人のチームとしての戦いはもちろん、緑川単独で足を持って行く活躍を見せ、

太刀川のように個人総合○○位と付いていなくても、A級隊員の強さを存分に発揮する。

また、同じく戦闘に参加している、

B級11位の荒船隊の隊長である荒船とB級7位の東隊の隊長である東も、B級ながら活躍する。

スナイパーとして活躍しており、荒船は一発敵に当てるし、

東は敵の特性を見抜きB級合同チームに的確で鋭い指示を出す。

A級隊員だけでなく、B級でも「隊長」となればそれなりに一芸は持っているシーンの描写だろう。

では、ここで我らが柿崎隊長台詞を見てみよう。

「ここで

押すのか!?

何が

変わった

ってんだ?

東さん!」

何とも頼りない台詞だろう。

もっとも、念のため強調しておきたいが、

漫画を読んでいる読者の視点では、この時点では東はただのB級7位の隊長だが、

実はこの東は、ボーダー最初狙撃手にして、過去A級1位のチームのリーダーもしている古株で、

幹部と上位チームが集まる作戦会議にも参加する程度には、偉い人なので、

柿崎さんが弱いというわけではない、弱いというわけではないが、

この時点での読者視点だと、柿崎隊長に凄い印象は無いのは間違いないだろう。

そして「ランバイネ」戦は米屋トドメをさすも、チームの勝利といった感じで終わる。

感じで終わるが、ぶっちゃけ柿崎隊は何をしたのか? と聞かれると微妙である

一応敵に銃を打つシーンや、攻撃をよけるシーンはあるものの、

足を奪った緑川トドメをさした米屋、敵を上手く誘導した出水、それらをA級即席チームの戦いから敵の行動を見抜く東、辺りが活躍した話で、柿崎隊は何ともぱっとしない印象だろう。

だがしかし

だがしかしである、この侵攻編においてチームメンバーが一度も誰も欠けなかったのは、柿崎隊だけなのである

え? やられシーンすら無いぐらい地味なチームだからだろって?

それはともかくとして、そういうところが、柿崎隊長の隊員思いな所であり

142話「柿崎 国治」で言及される

柿崎さんの唯一の弱点は全部自分責任を持とうとするところで

危険場所に隊員を単独で送り込むことはあまりなかった」

という評価に繋がる一片を見せているのは、さすが「遅効性SF」と評されるワールドトリガーならではだろう。

さてさて、他にも順位は付かない規格外の最強A級玉狛第一活躍や、

相変わらず強い遊真や、ブラックトリガーを手放してすら強い迅なども活躍して、侵攻編は終わる。

ランク

そして次に描かれるのが、再びのボーダー内輪話である

こんどはランク戦と呼ばれる模擬戦闘舞台で、主人公チームの玉狛第二の躍進が描かれる。

B級20位吉里隊、B級21位間宮隊の瞬殺から始まる。

続いては、侵攻編でも活躍した

諏訪隊、荒船隊と戦うが、

ここでは、狙撃手でありながら攻撃手としてもマスターランクの荒船の遠近万能っぷりや、

諏訪さんの胆力が描かれたりなど、それなりに実力があることは伺えるシーンはあるものの、

主人公の1人遊真には敵わない感じの描写かな?

三戦目の鈴鳴第一那須隊戦では、

侵攻編で少し言及した攻撃手4位村上活躍が印象深いだろう。

攻撃手4位と言われてもラービットに苦戦する程度でしょ? と思っていたが、

これがやはり強く、那須隊の熊谷隊員を圧倒し、あの遊真とも互角の戦いを繰り広げる。

そして、四戦目では、組織の都合というか物語の都合というかで、B級に降格になった、A級経験もある、

B級1位二宮隊、B級2位影浦隊の上位二チームに加え、

侵攻編でも言及した、B級7位東隊との、よつどもえが描かれる。

ここでは、4人いる主人公の内の1人でありながら、今まで一度も言及しなかった、修が活躍できず、主人公チームは敗北する。

個人総合2位射手1位の二宮は、射手として今までも活躍してきた出水を超えるランクであるだけあって、かなり強いし、

影浦は、順位こそついていないが、攻撃手4位の村上自分より強いかも、と言わせるだけあって、

2人とも「格」は十分といった感じだった。

そして久々に柿崎隊長に出番がある。

A級7位加古隊の隊長にして、東さんが率いた旧A級1位チームの隊員でもあった、加古さんが登場し、

イニシャルがKで才能のある隊員を引き抜きたくなる」という、

「お前それ、伏線として見え見えすぎて、今からこの伏線がどう回収されるのか、気になりすぎるだろ」って伏線描写の一環として、

柿崎(KAKIZAKI)」隊長も、話題に上がるが、残念ながら、合わないタイプらしく、引き抜かれなかった。

侵攻編パート2

さて、単行本になってない上に、こないだジャンプ捨てたので見返せないので、軽く流すと、

侵攻編パート2では、先ほど書いたランク戦で活躍したB級の面々も活躍する。

特に那須隊の2人の活躍は印象深かった。

ランクパート2

さて、長々と話してきたが、どうだろう、B級13位柿崎隊の微妙さが伝わっただろうか?

もちろんココに全てを書いているわけではなく、実際はもっと活躍している面々はいる。

いるが、柿崎隊が活躍していないことは否定できないだろう。

ハッキリ言って、このエピソードが描かれる前までの自分が、ワールドトリガーキャラクタを思い出した順番に言って行く場合、かなり下位なのは間違いない。

そして、作中の「格」としても、なんともしょっぱいのもわかってもらえただろうか?

さらに、今回の五戦目のランク戦は、主人公チームの新技のお披露目回なのである

遊真と修のスパイダーを使ったコンビネーションやチカさんの新トリガーなどの、新技が侵攻編パート2で焦らされた挙げくの、お披露目回なのである

そらもう、柿崎隊が活躍することを想定していた読者はいなかったんじゃないだろうか?

何なら、B級20位吉里隊、B級21位間宮隊のように瞬殺なんじゃなか? とすら思っていた。


けども、冒頭のこれである

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



これは、柿崎隊の隊員である、照屋、巴、宇井を評した独白で、

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」


のところでは、

主人公の1人遊真、

攻撃手4位の村上

緑川

木虎、

黒江

絵馬の6人が描かれています

緑川、木虎、黒江に関しては、入隊時の試験の成績がズバ抜けていたことが作中で示されていたり、

攻撃手4位の村上は、強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持っていて、あっというまに上位陣に追いつく実力を身につけたり、

絵馬も幼いながらも、スナイパーとしては、当真、奈良坂辺りと並ぶような描写がされていたりと、

この6人は確かに、派手に追い抜いていった感じなんでしょうね。

特に木虎は、柿崎隊長本人が昔所属していた嵐山隊をA級5位まで押し上げたエースという肩書きまで持っています

そりゃあ、自分が抜けたあとのチームを、自分よりも周りに評価させた新人が居たら

「派手に」って形容したくなりますよね。


けれども、柿崎隊長は、こう続けます

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ああ、もうね。

もうね、ワールドトリガーを「ゲーム感覚」と批判していた、自分が情けなくなってくる。

個人総合○○位とか、B級○○位とか、そういう順位の「格」や、

間内での模擬戦に尺をたくさん割くことであることや、

ベイルアウトトリオン体で命の危険がないことや、

そういう、設定的な部分だけを見て「ゲーム感覚」だと思っていた、自分が情けない。

登場人物ゲームコマだと思って、それを元に、やれあいつは強いだの、やれあいつは弱いだのと強さの「格」だけを評価していた、自分こそが「ゲーム感覚」じゃないですか。

B級13位だから個人ランキングがわかってないから、侵攻編で活躍しなかったから、そういう気持ちで、

柿崎隊の面々を軽んじるその気持ちこそが、まさに「ゲーム感覚」だったんですよね。

ゲームなら例えば、パーティーメンバーに上限があったりとか、

倉庫の空き容量とかによって、キャラクタを切り捨てることってよくありますよね。

そりゃもちろん「ビジュアルが好きだから、弱いけど使おう」とか「ストーリー活躍たから、最後まで使ってあげたい」とかって気持ちも、ゲームやってて湧いてきますよ。

でも、それって全部「自分価値観によって、取捨選択している」んですよね。

価値観が「強さ」なのか「ストーリー」なのか「ビジュアル」なのかが違うだけで、

誰かを切り捨てるってことは、それで価値を消してしまうことに繋がるんだよね。

散々「格」が劣っているというより「無い」

何か特筆すべきフックがない、

そんな柿崎隊だからこそ、感動する独白で、心にとてもとても残る良いシーンでした。

いやもう、この漫画マジで面白いっすね。

ワートリ最高!!!!!!

2016-05-25

うそうえくすぷれすってハングリースパイダーのパクりすぎる

でもハングリースパイダーを知らずに聞いたらすっごくインパクトが大きく受け止めちゃうんだろうな

純真西尾維新ヲタ

槇原敬之

ぶっちゃけどんなときもくらいしか知らんかったけど、ハングリースパイダー聞いたら、こいつ天才やって思った

2016-05-21

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

ワールドトリガーゲームじゃない。142話「柿崎 国治」を読んで

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ワートリは泣ける。

三巻に一巻ぐらいのペースでボロボロ泣けるシーンが出てくる。

出てくるが、今回の泣けるシーンは、特別に泣けた。

冒頭で紹介したのは、B級13位柿崎隊の隊長である柿崎国治の独白だ。

まずこのB級13位とは何か?

ワールドトリガーは、異世界から侵攻してきた敵と戦うボーダーと呼ばれる組織舞台にした漫画である

ボーダーでは隊員を実力順にS級、A級B級、C級に分類している。

漫画的に言うと、B級から名前と顔があるモブでないキャラといったイメージで、

この142話時点で、S級はたった1人、A級は9チーム(1チーム大体4〜5人ぐらい)、B級は21チーム(チーム内の人数はA級と同じ、例外もある)である

どうだろう、B級13位のパっとしななさが伝わるだろうか?

ちょっと、この「格」のパっとしなささを、わかってもらうために、長文を書こうと思う。

今の所、この漫画パート分けすると

・序章

ブラックトリガー争奪戦

・侵攻編

ランク

・侵攻編パート2

ランクパート2

こんな感じだろうか。

序章

まず主人公がチームを結成するまでの序章では、

主人公の1人である遊真の戦いがメインとなる。

遊真はブラックトリガーと呼ばれる他とは違う特別武器を持っており、先ほど書いたボーダー内の「格」の分類では、S級にあたるぐらい強い。

そのS級に相当する遊真が、A級7位三輪隊と戦ったり、A級5位嵐山隊のエース木虎と共同して敵と戦ったりなどして、ブラックトリガーの性能で圧倒するシーンが続く。

遊真は滅茶苦茶強く、A級7位三輪隊はオペレーター含んで5人チームにも関わらず、たった1人で圧倒する。

そのぐらい、彼の持つブラックトリガーが異質であり、かつ彼自身技術経験も並大抵ではない、という「格」が描写される。

ブラックトリガー争奪戦

次のブラックトリガー争奪戦では、4人目の主人公であり、遊真と同じブラックトリガー使いの

S級隊員迅の戦いがメインになる。

この章は所謂内輪揉めで、同じボーダーの迅と

A級1位太刀川隊の隊長にして個人総合1位攻撃手1位の太刀川と、隊員の出水

A級2位冬島隊の隊員にして個人総合4位狙撃手1位の当真、

A級3位風間隊のフルメンバー4人(+オペレーター

に加えて、先ほど書いたA級7位の三輪隊の4チームとの戦いが描かれる。

ここでも、S級隊員の、つまりブラックトリガーの強さは存分に描かれる。

A級5位嵐山隊のメンバーが助けに入るため、一部メンバーは分断されるも、

個人総合1位攻撃手1位の太刀川、個人総合3位攻撃手2位の風間狙撃手2位の奈良坂といったボーダー内でも相当上位の「格」を持つ相手を、

ブラックトリガーを持つだけでなく、サイドエフェクトと呼ばれる超能力戦闘に生かす迅は、なんと6対1という状況でありながらも、勝利する。

サイドエフェクトは遊真も持っているが、戦闘に生かせられる能力ではない上に、

A級7位三輪隊フルメンバーよりも「格」が高いメンバーを圧倒するS級隊員迅の強さは印象に残る。


そして、ようやく敵との本格的な戦いが始まる。

(え? ここに修対風間とか、ユーマ対緑川があるだろって? ごめん、忘れてた!)

侵攻編

この編では遂に名前と顔と人格があるまともな「人型の敵」が登場する。

しかも、彼らは迅や遊真と同じブラックトリガーを持っているのだ。

すわ、どうなる?

と、なるが、これがボーダー強いのだ。

特に印象的なのはA級隊員の活躍だろう。

ラービットと呼ばれる量産兵器でありながら、

B級10諏訪隊の諏訪隊長B級7位東隊の小荒井捕獲し、

B級6位鈴鳴第一の隊員で攻撃手4位の村上を苦戦させる強敵が登場する。

しかし、ブラックトリガー争奪戦では迅に負けた「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」は、

このラービットを1人で圧倒し、なんと単独11機も撃破している。

さらに、同じくブラックトリガー争奪戦で負けたA級3位風間隊も、ラービットを4機撃破し、

隊長風間こそ敵のブラックトリガー持ちのエネドラに負けるも、

指揮官でありながらボーダー最強の忍田B級10諏訪隊と協力することで、

ブラックトリガー持ちのエネドラを撃破している。

また、A級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チームも、

他のB級合同チームと協力しつつ、ブラックトリガーではないものの「人型の敵」を撃破する。

さて、長々と語ってきたが、ようやくタイトルの「柿崎隊」登場である

B級13位柿崎隊の初登場はこの人型の敵である「ランバネイン」との戦闘である

記念すべき初台詞

「マジか

新型だけで

きちい

ってのによ」

である

どうだろう「個人総合1位攻撃手1位の太刀川」が単独11機も撃墜した新型=ラービットに苦戦しているだけでも、

如何にもB級13位のパっとしなささが伝わるだろうか?

当然だが、ラービットと余裕で戦えるのはA級チームぐらいで、単独勝負できる太刀川が異常なだけなのだが、

先ほど書いた通り、その太刀川よりも強い迅などのブラックトリガー持ちも居る戦場なのだ

とてもじゃないが「格」が高いとは言いがたい描写である

そして「ランバネイン」との戦闘がいざ本格的に始まると、

メインはA級1位太刀川隊の出水A級7位三輪隊の米屋A級4位草壁隊の緑川らの即席チーム、

彼らは三人のチームとしての戦いはもちろん、緑川単独で足を持って行く活躍を見せ、

太刀川のように個人総合○○位と付いていなくても、A級隊員の強さを存分に発揮する。

また、同じく戦闘に参加している、

B級11位の荒船隊の隊長である荒船とB級7位の東隊の隊長である東も、B級ながら活躍する。

スナイパーとして活躍しており、荒船は一発敵に当てるし、

東は敵の特性を見抜きB級合同チームに的確で鋭い指示を出す。

A級隊員だけでなく、B級でも「隊長」となればそれなりに一芸は持っているシーンの描写だろう。

では、ここで我らが柿崎隊長台詞を見てみよう。

「ここで

押すのか!?

何が

変わった

ってんだ?

東さん!」

何とも頼りない台詞だろう。

もっとも、念のため強調しておきたいが、

漫画を読んでいる読者の視点では、この時点では東はただのB級7位の隊長だが、

実はこの東は、ボーダー最初狙撃手にして、過去A級1位のチームのリーダーもしている古株で、

幹部と上位チームが集まる作戦会議にも参加する程度には、偉い人なので、

柿崎さんが弱いというわけではない、弱いというわけではないが、

この時点での読者視点だと、柿崎隊長に凄い印象は無いのは間違いないだろう。

そして「ランバイネ」戦は米屋トドメをさすも、チームの勝利といった感じで終わる。

感じで終わるが、ぶっちゃけ柿崎隊は何をしたのか? と聞かれると微妙である

一応敵に銃を打つシーンや、攻撃をよけるシーンはあるものの、

足を奪った緑川トドメをさした米屋、敵を上手く誘導した出水、それらをA級即席チームの戦いから敵の行動を見抜く東、辺りが活躍した話で、柿崎隊は何ともぱっとしない印象だろう。

だがしかし

だがしかしである、この侵攻編においてチームメンバーが一度も誰も欠けなかったのは、柿崎隊だけなのである

え? やられシーンすら無いぐらい地味なチームだからだろって?

それはともかくとして、そういうところが、柿崎隊長の隊員思いな所であり

142話「柿崎 国治」で言及される

柿崎さんの唯一の弱点は全部自分責任を持とうとするところで

危険場所に隊員を単独で送り込むことはあまりなかった」

という評価に繋がる一片を見せているのは、さすが「遅効性SF」と評されるワールドトリガーならではだろう。

さてさて、他にも順位は付かない規格外の最強A級玉狛第一の活躍や、

相変わらず強い遊真や、ブラックトリガーを手放してすら強い迅なども活躍して、侵攻編は終わる。

ランク

そして次に描かれるのが、再びのボーダー内輪話である

こんどはランク戦と呼ばれる模擬戦闘舞台で、主人公チームの玉狛第二の躍進が描かれる。

B級20位吉里隊、B級21位間宮隊の瞬殺から始まる。

続いては、侵攻編でも活躍した

諏訪隊、荒船隊と戦うが、

ここでは、狙撃手でありながら攻撃手としてもマスターランクの荒船の遠近万能っぷりや、

諏訪さんの胆力が描かれたりなど、それなりに実力があることは伺えるシーンはあるものの、

主人公の1人遊真には敵わない感じの描写かな?

三戦目の鈴鳴第一、那須隊戦では、

侵攻編で少し言及した攻撃手4位村上活躍が印象深いだろう。

攻撃手4位と言われてもラービットに苦戦する程度でしょ? と思っていたが、

これがやはり強く、那須隊の熊谷隊員を圧倒し、あの遊真とも互角の戦いを繰り広げる。

そして、四戦目では、組織の都合というか物語の都合というかで、B級に降格になった、A級経験もある、

B級1位二宮隊、B級2位影浦隊の上位二チームに加え、

侵攻編でも言及した、B級7位東隊との、よつどもえが描かれる。

ここでは、4人いる主人公の内の1人でありながら、今まで一度も言及しなかった、修が活躍できず、主人公チームは敗北する。

個人総合2位射手1位の二宮は、射手として今までも活躍してきた出水を超えるランクであるだけあって、かなり強いし、

影浦は、順位こそついていないが、攻撃手4位の村上自分より強いかも、と言わせるだけあって、

2人とも「格」は十分といった感じだった。

そして久々に柿崎隊長に出番がある。

A級7位加古隊の隊長にして、東さんが率いた旧A級1位チームの隊員でもあった、加古さんが登場し、

イニシャルがKで才能のある隊員を引き抜きたくなる」という、

「お前それ、伏線として見え見えすぎて、今からこの伏線がどう回収されるのか、気になりすぎるだろ」って伏線描写の一環として、

柿崎(KAKISAKI)」隊長も、話題に上がるが、残念ながら、合わないタイプらしく、引き抜かれなかった。

侵攻編パート2

さて、単行本になってない上に、こないだジャンプ捨てたので見返せないので、軽く流すと、

侵攻編パート2では、先ほど書いたランク戦で活躍したB級の面々も活躍する。

特に那須隊の2人の活躍は印象深かった。

ランクパート2

さて、長々と話してきたが、どうだろう、B級13位柿崎隊の微妙さが伝わっただろうか?

もちろんココに全てを書いているわけではなく、実際はもっと活躍している面々はいる。

いるが、柿崎隊が活躍していないことは否定できないだろう。

ハッキリ言って、このエピソードが描かれる前までの自分が、ワールドトリガーキャラクタを思い出した順番に言って行く場合、かなり下位なのは間違いない。

そして、作中の「格」としても、なんともしょっぱいのもわかってもらえただろうか?

さらに、今回の五戦目のランク戦は、主人公チームの新技のお披露目回なのである

遊真と修のスパイダーを使ったコンビネーションやチカさんの新トリガーなどの、新技が侵攻編パート2で焦らされた挙げくの、お披露目回なのである

そらもう、柿崎隊が活躍することを想定していた読者はいなかったんじゃないだろうか?

何なら、B級20位吉里隊、B級21位間宮隊のように瞬殺なんじゃなか? とすら思っていた。


けども、冒頭のこれである

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



これは、柿崎隊の隊員である、照屋、巴、宇井を評した独白で、

「新しい連中が

どれだけ派手に

追い抜いて行っても」


のところでは、

主人公の1人遊真、

攻撃手4位の村上

緑川

木虎、

黒江

絵馬の6人が描かれています

緑川、木虎、黒江に関しては、入隊時の試験の成績がズバ抜けていたことが作中で示されていたり、

攻撃手4位の村上は、強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持っていて、あっというまに上位陣に追いつく実力を身につけたり、

絵馬も幼いながらも、スナイパーとしては、当真、奈良坂辺りと並ぶような描写がされていたりと、

この6人は確かに、派手に追い抜いていった感じなんでしょうね。

特に木虎は、柿崎隊長本人が昔所属していた嵐山隊をA級5位まで押し上げたエースという肩書きまで持っています

そりゃあ、自分が抜けたあとのチームを、自分よりも周りに評価させた新人が居たら

「派手に」って形容したくなりますよね。


けれども、柿崎隊長は、こう続けます

「それで

あいつらの価値

消えてなくなる

わけじゃないんだ」



ああ、もうね。

もうね、ワールドトリガーを「ゲーム感覚」と批判していた、自分が情けなくなってくる。

個人総合○○位とか、B級○○位とか、そういう順位の「格」や、

間内での模擬戦に尺をたくさん割くことであることや、

ベイルアウトトリオン体で命の危険がないことや、

そういう、設定的な部分だけを見て「ゲーム感覚」だと思っていた、自分が情けない。

登場人物ゲームコマだと思って、それを元に、やれあいつは強いだの、やれあいつは弱いだのと強さの「格」だけを評価していた、自分こそが「ゲーム感覚」じゃないですか。

B級13位だから、個人ランキングがわかってないから、侵攻編で活躍しなかったから、そういう気持ちで、

柿崎隊の面々を軽んじるその気持ちこそが、まさに「ゲーム感覚」だったんですよね。

ゲームなら例えば、パーティーメンバーに上限があったりとか、

倉庫の空き容量とかによって、キャラクタを切り捨てることってよくありますよね。

そりゃもちろん「ビジュアルが好きだから、弱いけど使おう」とか「ストーリー活躍たから、最後まで使ってあげたい」とかって気持ちも、ゲームやってて湧いてきますよ。

でも、それって全部「自分価値観によって、取捨選択している」んですよね。

価値観が「強さ」なのか「ストーリー」なのか「ビジュアル」なのかが違うだけで、

誰かを切り捨てるってことは、それで価値を消してしまうことに繋がるんだよね。

散々「格」が劣っているというより「無い」

何か特筆すべきフックがない、

そんな柿崎隊だからこそ、感動する独白で、心にとてもとても残る良いシーンでした。

いやもう、この漫画マジで面白いっすね。

ワートリ最高!!!!!!

2016-01-09

阿部洋一の「橙は、半透明に二度寝する」が凄すぎた

なんだこれ。なんだこれ。

なんだろうねこの読後感。置いてけぼりにされているような、騙されていたような、それとも悪い夢を見ていたような・・・でも不快じゃない。

オムニバス連載とはいえ、たったの2巻で完結なんて哀しすぎるけど、この漫画は何かすごいよ。

血潜りとかバニラスパイダーとかは読んでても発想が凄いなー、絵の見せ方が上手いなーって感心するくらいだったんだけど、今回は物凄く圧倒された。

ひとつひとつコマに力がある。とてつもなく突飛なのに説得力がある。そして、そこに込められた何かがある。「純文学」っていうのは確かに的を射ているのかもしれない。

評価されるのに時間はかかるかもしれないけど、いつか絶対語られる時代が来ると思う。

2015-10-18

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

阿部洋一という漫画家がいる。

彼の独特な作風は間違いなく評価されるべき才能であると思うのだが、ものすごい不遇。圧倒的に不遇。

地味な作家ならいろいろ打ち切られても当然だと思わなくはないのだが、彼に関しては間違いなく光る何かを持っている。それでいて埋もれている。

グーグル画像検索してみれば独特なのはすぐにわかる。


まずデビュー作の「少女奇談まこら」という作品があるのだが、これは未だ完結していない。

この作品原作付きで、原作平野俊貴魔法騎士レイアースなどの監督植竹美男アニメ脚本家)の2人。

ゲゲゲの鬼太郎」をオマージュした妖怪漫画で、妖怪皇の血を引く少女まこらが、お供の妖怪と共に父母を探す旅に出るお話

2006年リイド社月刊少年ファングで連載を開始したのだが、1年後にその雑誌休刊

作品自体は好評だったようで、その後、講談社ピテカントロプスというウェブコミック誌で「まこら〜ひひひ怪々伝」に改題して連載再開したのだが、これも08年の終わりあたりに突然の更新終了。無念。

その後、しばらく「まこら」は音沙汰がなく打ち切り状態に。

その間に、講談社別冊少年マガジンで「バニラスパイダー」が連載開始(2009年)。

別冊少年マガジン創刊号の連載陣としてラインナップされ、そのおどろおどろしい世界観SF的なストーリーでそこそこ注目された。

原作無しの完全オリジナルの連載は初めてだが、きちんとストーリーも書けることを証明してみせたわけだ。

だが、別マガには他に同じようなおどろおどろしい雰囲気を持った怪物的な作品があった。

そう、「進撃の巨人である

こちらの作品は瞬く間に注目され、あっという間に人気作に。

一方バニラスパイダーの方は一部で話題に出るもの特にブレイクはせず、地道に連載を続けていたのだが、結局3巻で打ち切られることになった。

別に巨人」に何の罪もないのだが、完全に陰に隠れてしまった感がある。

実はこの作品、3巻でものすごくきれいにまとまった傑作なので、最初から3巻の予定だったのでは?という疑問も浮かぶのだが、

序盤に出された伏線が回収できていないことと、3巻での作者のコメントを見る限り「打ち切り」だったのは間違いないと見ていい。


とまあここまでならありきたりな話だが、阿部洋一の不遇はまだ続く。


バニラスパイダー終了後、2010年末に今度はアスキー・メディアワークス電子コミック誌電撃コミックジャパンで「血潜り林檎と金魚鉢男」を連載開始。

コミックジャパンという名が付いてる時点で嫌な予感がするのだが(過去に短命に終わった同名の雑誌が2つある)、先に言ってしまおう。これも休刊する。

しかも、こともあろうに阿部洋一はこの雑誌で2つの連載をしていたのだ。

1つは前述の「血潜り~」、そしてもう1つはなんと連載を休止していた「少女奇談まこら」だったのである

「まこら」連載再開時には大きく「復活」と取り上げられ、それまで発表された話数に加筆修正を加えた「完全版」の刊行、そして最後まで連載するという宣言もあり、ファンを歓喜させた。

そして「血潜り」と並行して連載されることになったのだが、結果は御存知の通り休刊で連載中断である。ひどい。

「血潜り~」は奇抜な設定の漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれたりとなかなかの高評価を得ていた。

「まこら」も連載再開後のエピソード「夢華族」が傑作中の傑作で、この作品はもう名作になること間違いなしだな、と勝手に思っていた。

それが休刊で2つ同時に中断である。「まこら」に関してはぬか喜びもいいところである

休刊時の発表では、打ち切りではなく今後の動向は追ってお知らせするとなっていたが、いつまで経っても発表はされず、ついにはサイトまで消滅してしまった。


1つの連載作品で3つも休刊経験するなんてなかなか無いことで、よくわからない称号を得たような感じすらある。

その後はまた別マガで2013年に「橙は、半透明に二度寝する」を連載開始したり(2015年中に完結予定、打ち切りかは定かでない。既刊1巻)、

集英社ウルトラジャンプで短期連載の「オニクジョ」を含め読切が複数回掲載され、短編集が発売されたり、

デジタル版に完全移行したコミックアーススターで「新・血潜り林檎と金魚鉢男」として連載が復活したり(これまた新装版が発売されるようだ)(雑誌雑誌なだけにまた休刊するんじゃないかとの声もある)

と、なんとか漫画家を続けてこられている。(しかし「まこら」は音沙汰なし)

これはもはや逆に考えて幸運なのか・・・

とにかく阿部洋一という漫画家もっと知られてもいい。

ネット上でオススメ漫画とか紹介するのが流行ってたりするみたいだが、そこにもほとんど顔を出さない。

完全に主観だが、間違いなく才能ある漫画家なのよホントに。

少女奇談まこら」はマジで傑作。「橙は、半透明に二度寝する」もとてつもない怪作。オムニバスなんでとりあえず1話だけでも。(http://www.shonenmagazine.com/bmaga/daidaiha


というわけで、皆さん是非読んでみてね。(わざわざ言わなくてもいいと思うけど、本人じゃないよ)


(追記)

ブコメに「総合マンガキッチュの話はしないのかい?」とありましたが、はい

キッチュ」は同人誌に近いマンガ誌で、編集長阿部洋一氏と同じく京都精華大学マンガ学科ストーリーマンガコースの一期生であるという繋がりからか、作品がよく掲載されています

しかし残念ながらまだこの雑誌を読めていないんですよね。

「それはただの先輩のチンコ」とかいタイトルだけで気になる作品とかもあったりするんですが。

http://studiokitsch.info/about.html

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