はてなキーワード: web制作とは
トラブルになる可能性の高いブラッククライアントについて、見分けるための特徴を少しだけ書いておく。
「スーパーブラック」は制作費を踏み倒される可能性が高く、「マイルドブラック」は制作費に見合わない可能性が高い。
こうして並べてみると「当然だろ!」と言ってしまいそうだけど、上記に当てはまるクライアントは珍しくない。
特に「契約書等を交わさない」などは、小規模~中規模程度の会社だと普通。
メールや電話で依頼されて、見積書→制作→納品→請求書って流れで。
最初は人当たりの良いクライアントも多く、ついつい信用してしまいがち。
でも少しでもトラブルが起きるとブラッククライアントに豹変する。
独立したばかりの頃は、上記のブラッククライアントに遭遇する可能性が高い。
本当は、注意喚起としてより就活生の目に触れやすい場所に書きたかったのですが、各種就職情報サイトでは企業のマイナスイメージに繋がる投稿は真実であってもすぐに削除されてしまうようで、この場を借りて書くことにしました。
実際私がこの面接を受けたのはかなり前で、当時は「私の受け答えや態度に何か至らない点があったのであんなことを言われたのかもしれない」と思っていましたが、どうやら同じ会社から同じ様に不適切な質問をされ辛い思いをした学生の方が他にも大勢いるようだと最近知り、どうしても黙っていられませんでした。
港区赤坂にあるCM制作(最近はグラフィックデザインやWeb制作も始めた様です)を主とする株式会社Tでのこと。
一次・二次面接は人事、プロデューサー、マネージャー等計10人ほどの方々との面接で、いずれも和やかに終わりアットホームな会社という印象を受けました。
問題があったのはF社長・人事の方との二対一の最終面接の折でした。
まず挨拶も無視して対面して開口一番に「いかにも根暗っぽい。何とかした方が良い」と外見に対する侮辱。
服装、髪型については大学のキャリアセンターから指導を受けて臨んでいたので面食らいました。
さらに事前に提出した履歴書を一瞥し、素っ気ない態度で「頭が良いようですね」と言われたので「いえ、そんなことは...」
言い終わらない内に「いや、頭でっかちって言ってるんだよ」と返されました。
これが音に聞く圧迫面接か、もしかして既に入社する人は決まっておりこれは落とすだけの面接なのかも...と思いつつなるべく当たり障り無く受け答えを続けたのですが、次には「恋人はいるの」というセクハラ質問が。
当時恋人はいましたが、私はバイでその時の相手は同性だったので、正直に答えると相手の気分を害してしまうかもと思い「おりません」と答えた所、F社長は「性格に問題があるからじゃないか」「一時期男女別学校にいたせいだろう」とそれを切り口に私の人格や経歴をけなし始めました。
その後さらに、
・両親の職業と年齢
・血液型
・(資格欄に書いていた賞/資格類について)「これって書いていいの?っていうか書くほどのことなの?」
初対面のおっさんになぜいきなり自分の生い立ちを開示しないといけないのか意味不明ですし、入社したい気もすっかり失せたのでなるべく当たり障り無い返事を続けると、
面接の最後に二次面接まで誠実な対応だった人事の方から「紋切り型でつまらない人間ですね」と吐き捨てられました。
この時点でそれまでの面接の雰囲気との落差に驚き、イメージを裏切られがっかりしたことを良く覚えています。
今思えばなぜ途中で履歴書を引っ掴んで退席しなかったのか、当時の自分の忍耐強さに脱帽です。
後日結果が郵送されてきましたが読む前に破り捨てました。
それ以降、面接の際は必ず録音し記録をとる様にしています(その後T社のような対応に遭うことはありませんでしたが)。
面接官の方はキャリアやそれに見合った苦労を経験し、自信をもっておられるのかもしれませんが、だからといって何をやっても許される訳ではありません。
志望者が将来顧客になる可能性だってあるのですから、自身の将来のことを考えて採用活動を行うのならばそれに応じた節度と品格ある対応をとるべきです。
企業にとっては毎年何十人といる志望者のたったひとりなのでしょうが、精神的被害を受けた志望者はそのことを一生忘れません。
なぜそんな簡単なことさえ想像できないのでしょうか。
私は今でもその企業がCMを手がけた商品など手に取る気も起きませんし、ひいては業界全体にマイナスイメージを持つ様になりました。
グッド・サイクルが聞いてあきれます。
採用者と志望者という立場を利用した不当な人権侵害は断固として許されることではありません。
私は、就活が終わった後でも自分に悪い所があったからではないかとしばらく自分を責め続けていました。
しかし最近知り合いも昔T社で同じ対応を受けたと知り、その考えを改めることができました。
就職掲示板を探して見てみた所、どうやらF社長は本年度までずっと学生の方に上記の様な質問を繰り返している様で、最早あきれてものも言えません。
ともあれ、今現在は他業界で一社会人としてそこそこ恵まれた環境でやりたい仕事ができているので幸いです。
就活生、転職者のみなさんはもし運悪くこの類いの企業に出くわしたら、迷わず辞退してください。
間違って入社でもした暁にはさらに悲惨な仕打ちが待っていると思われます。
世間には面接で不当な対応を受けて、泣き寝入りしている学生・転職者が方々が大勢いらっしゃると思います。
私の様な思いをされたことのある方は、表立った場所でなくとも内輪の中だけでも構わないのでどうか企業の実情を積極的に公表してください。
このような弊習を放置すれば、次に精神的被害を受けるのはあなたの友人や家族かもしれません。
たくさんのブコメ、トラックバックありがとうございます。
(トラックバックにて別企業での圧迫面接について書かれた方、私同様さぞ悔しい思いをされたことと思います。声を上げて下さってありがとうございます)
トップがあのような態度をとるような会社ではおおよそコンプライアンスはぐちゃぐちゃに決まっていますから、今はただ回避できて良かったと思うようにしています。
労基に訴えてみてはとのことですが、残念ながら直近の話でないこと、明確な証拠が残っていないこと、そして何より雇用関係に無い状況で起こったことなので、具体的な対策は打てないかもしれないとの解答でした。
今後学内生がT社を受けることがないように注意すると仰って下さいましたが、全ての学生がキャリアセンターを通して就活をしている訳ではないことを鑑みると、効果の程はわかりません。
また、東京都に相談してみるというのは思いつきませんでした。ありがとうございます。
本当なら進行形で被害に遭った就活生に声を上げて欲しい所なのですが、しかるべき相談所が無い、身元が割れれば同じ業界で働けなくなるかもしれないといった懸念、授業や論文など卒業前の余裕の無い時期であるといったことからなかなか表に出せないのが現状だと思います。
しかし、いざ入社したらブラックだったという場合と違い、不当な圧迫面接については事前の情報さえ出回っていれば回避することができます。
今回はもしこの文章が消えてもブコメさえ残って検索に引っかかれば、今後の被害が抑えられるかもしれないとの思いで増田に書かせて頂きました。
今後私の様な思いをする就活生や志望者が出ない様、願ってやみません。
10年が経った。新卒当時、出したエントリーシートは50社以上、
企業は1社もなかった。
でも、あの時、死ななくてよかった。
そして、就職活動で失敗して良かった。
言っても過言ではない。参考になるかは解らないが、
書いてみたいと思う。
■とにかく手に職をつけるという意識ができた。
落ち続けた俺は、とにかく手に職を持たないと、
どこも採用してくれないと考えるようになった。
そしてこの時、気付けたことは非常に正しかった。
「自分の技術」と「仕事の結果」だけが、仕事を持ってきてくれる。
という意識が刷り込まれた。俺は、就職活動を失敗したおかげで、
置いてもらえないか相談をした。
なるとのことで、アルバイト780円みたいな金額で
置いてもらった)
今でもこの時の考え方は凄く役立っていて、
0円でするというのが、非常に有効だと気付いた。
みんな「タダ」であれば、技能的に欠けていても、
お願いしたくなると解った。
実績を作ってしまえば、あとはその結果に見合った
応募していたが、それは間違いだと気付けた。
効率的に作業をこなす人であった。
全く向いてないと気付けたことは大きい収穫だった。
という作業は自分にとって
就職活動に失敗したおかげで、
自分が一生続けたいと思えることを見つけることができた。
就き続けれる限り、俺はハッピーだと気付けた。
■安定とは幻想だと知ることができた。
やりたくもない仕事に何年も就くことになるかもしれない。
その会社の企業人としては最適化されるが、他で通用するかは解らない。
自分の置かれている状況が悪くなっても、
自分のスキルを客観視できないので、転職するのが怖くなってしまう。
皮肉なことに安定を望んだ選択を続ける結果、
不安定要素が膨らんでいくことになる。
振り回され、仕事を辛そうにしているのを見ると、
なったことは、すごく良かったと実感している。
続けてくれた両親と、「お金は渡せないけど、ご飯2人分は
作ってあげる」と言ってくれた彼女には一生頭が上がらないと思う。
就職活動を失敗したおかげで、
自分にとって本当に大切な人に気付けた。
最優先で助けたいと思えるようになった。
―――――――――
あの時、本当に死にたかった。でも死ななくてよかった。
この言葉が届いて前を向いてくれたらうれしいです。
【追記】
思った以上にコメントをいろいろいただいたので、
道が切り開けることたくさんあります。
素敵な人生は転がってると思うので。
>大企業のこと、お前何もしらないだろ?
半年くらい前に辞めましたが、
ここ3年くらい働いていた会社は、
(中途採用で入れてもらいました)
一生、好きなことをして食っていくための力は、
>運が良かっただけだろ?
たぶん、その通りです。運が良かっただけです。
でも、無事故ではないです。書きませんでしたが、
彼女に振られてどん底まで落ち込んだり(半年後に寄りは戻せたけど)、
仕事の話いただいたりと、紆余曲折は今でもしょっちゅうしてます。
なんというか、就活失敗したおかげで、
転び方が上手になったと思うんですよね。
>俺も彼女ほしい
性格診断だったら、ちゃんとした理論にもとづいたものから似非科学的なものまで、世の中に蔓延してる
けど、文系理系診断って流行ったことない(検索したら多少あるようだけど)
性格診断はおふざけみたいなレベルのものでも、なんとか度~%みたいのが普通で、二分してしまうのなんてそうそうない
けど、文系理系は二分されてることに疑問を唱える人はいてもすぐ埋もれてしまう
中間も考慮されることは少なく、それに疑問を抱く人がいても流されてしまう
もしくは、まともな判断力を持っていて、こんなナンセンスな話題に食いつかない人たちは
いちいち首突っ込んで指摘するのもだりーから、サイレントマジョリティになってて
文系理系という分け方で盛り上がる人たちは決して多くはないけど、単に声がでかいからなのかなーとも
まー俺は自分が文系なのか理系なのかわからないくらい、学がないんだけどな
人が文系理系というときそれを何を基準にしているのかは、職種や学歴による分け方と思考回路による分け方の大きく二種類あるように見える
前者はまあわかりやすいよな
まあ少年マンガみたいな少女マンガもあるような問題はあるだろうけど、そうだとしても、思考回路による分け方よりはずっと基準がわかりやすい
この使い方ならまーわかるんだよなー
と思ったけどやっぱりわからんわ
ラノベレーベルからでていればラノベなんです、みたいな循環定義になっちまう
例えばプログラマ
俺はWeb制作系の会社にいるんだけど、プログラマは仕事的に理系か文系かと周囲のできるやつ見て考えると
似た人種に見える
自分はWeb制作業をして約10年になるのだが、これまでを振り返るとほぼ受注生産が中心で、はてなのような独自サービスはあまり運営してこなかった。(いくつかのポータルは運営した)
普通、Web制作を学ぶ人は、最終的な「こんなサイトが作りたい・こんなサービスがしたい」という目標があると思う。受託メインで食って行きたい人は少ないはずだ。うちでインターンした子はそういう目標を持って巣立っていったし、同業他社や制作上のパートナーも、大体「こんなことがしたい!」という目標を持っていた。
しかし、俺にはそういう目標が無いことに気づいた。もちろん、会社を大きくしたいとか金持ちに成りたいとかWebの良さをもっと色んな人に知ってもらいたいとか基本的な欲望や理念なんかはある。しかし、具体的に「何がやりたいのか?」が無い。度々「こんなサイトを作ってみよう!」と企画してサイト構築をしても、途中で飽きる。8割方出来た状態で投げ出してしまうのである。
かと言って受託がやりたいわけではない。むしろ受託はやりたくない。WordPressをはじめ、自動化・無料化が進む昨今だ。受注生産はいずれ下火になる事は目に見えている。だから、俺がWebの世界で食っていくことを考えるのなら、何かしらWebサービスを立ち上げるべきなのだが、それが思い浮かばないし、思い浮かんでも長続きしないのである。
そこで発想を変え、「自分が仕事に関する事で何をしている時が一番楽しいのか?」を考えた。そして1つの答えが見つかる。それは「お客さんと話をしているとき」である。お客さんに自分の技術や商品を売り込み、お客さんの悩みに対して明確に回答し、その結果受注に繋がるのが何より嬉しいし楽しいのである。つまり、ディレクションである。俺はディレクションがしたいのだ。
しかし、ここでまた問題が出てくる。他人にディレクションを行うにあたって「商品」が必要だ。何もない状態で売ることは出来ない。客から「◯◯を作ってよ」と依頼があれば自身の技術を売り込むことはできるが、あくまでも受注生産の流れであり、客が自分を見つけてくれるまで待たなければいけない。仮に見つけてくれても明確に「私はこれが出来ます!」と証明できるものがない限り、見積依頼にすらならないだろう。
ということは、やっぱり「商品」が必要である。しかし、商品が作れない。何を作ればいいかわからない。そんなこんなで頭の中でグルグル思考が行ったり来たりしているうちに、いつの間にやら夜が明けていたのであった。
現在36歳既婚子供1人、WEB企業で働いているエンジニア。最終学歴エンタメ系専門学校卒。
未経験で零細WEB制作会社に入社し、エンジニアとして8年勤めたあと一部上場企業に転職して3年目。
年収は世の中の36歳平均よりやや多く、自身の成果次第ではまだまだ上がる環境にいる。
前職と時はそれほどコンプレックスを感じなかったが、
一部上場会社となるとほとんど大卒者になり、新卒に至っては超難関大学出身者だ。
大卒があたりまえなので、自分が大卒でないことは聞かれない限り言わないようにしているし、
学歴の話は避けるようにしている。
気にしなければ良いことではあるが、
難関大学出身者と意見を交わす時などは「超頭が良い人が言うことだから正しいのかも」という思考になり、
通信大学を出たところで学歴の差は歴然としていてコンプレックスが完全に解消されるとは思わない。
それでも、一応大卒になることである程度の満足感は得られるのではと感じることと、
専門学や英語・社会学等の勉強を通して教養と「考える力」を養い、自分に自信をつけたい。
PMや管理職等のキャリアは全く考えていなく、生涯エンジニアとして働いていくと思っている。
まだ定年まで30年程あると考えると、IT技術の普遍的な知識である情報工学の基礎を学んでエンジニアの肥やしとしたい。
理由は社会人だと勉強時間の確保や、モチベーション維持が難しいためだ。
しかも週末はフルには使えず昼間は家族と過ごすため、夜しか勉強する時間がない。
平日は毎朝5時起き、土日は夜勉強という生活を4年間(或いはそれ以上)続けることができるのだろうか。
モチベーション次第と考えるとそれまでだが。。
空き時間は通信大学の勉強時間に充てるため、本業の勉強を行いにくくなる。
トレンド技術を習得しにくくなることは、デメリットが大きいのではと感じる。
WEB関連でいうと、
代理店を通さずに直接クライアントと仕事をやりとりしている会社とか
自分たちのメディアを直接運営している企業だとホワイトもあるかも
徹夜、休日出勤、短納期、なんでも対応しまっせ、仕事ください。状態。
ということで、
悪いのは広告代理店でもあるのではないでしょうか。
(まぁ代理店を通さないと仕事が来ない会社の営業力もあるけどさ。でも代理店を通さないと制作とれない会社もあるしなぁ。)
ということで、
「御社のクライアントと直接仕事をしている案件と広告代理店経由の案件の比率を教えてください。」
みたいなことを聞いて
広告代理店にも、こちらの体を気を使ってくれたりして、
Web系の制作担当と営業との確執は多くの会社が抱える現象であり、時に問題である。
営業は、
それを咀嚼してまとめて、何を制作するかを明確にする。
そして、それを制作に伝える。
制作は、
まとめられた内容を、形にする。
例えば、
クライアントは木に穴を開けたいとおっしゃっていたとする。
営業は、
クライアントがどんな木に、どれくらいの穴を、どのタイミングで、いくらで・・・
等その要件を詰めて、
制作は、
その穴の開け方を考えて、クライアントの性質を見極めて、素敵な穴をあける。
丸い穴が開けたい・・・と言う要望だけれど入り口の角を丸く滑らかにするだとか、
一般にセンス(往々にして理屈や経験則)と言われるエッセンスを加える。
ドリルを売ればいいじゃんってお話もあるけれどそれはまた別のお話。
要は、
この揶揄は良く使われる。
あいつはなんもせんやつや、の言い換えだ。
これは本当に良く使われる。
一つ目。
ぶん投げても何とか回るからぶん投げてる。
そして、そこに営業が噛む理由は、
・営業が入ってくれているというある種クライアントの納得感
・営業自身の納得感。何もやってないと自己嫌悪に陥っちゃうからね。
など、某かの理由があっての事。
何かあるんだという事を察して、汲んで、尊重すべき。
それが出来ないなら
二つ目。
揶揄するくらいなら、お前がやれ。
よっぽど成長するし、精神衛生上幾分か良い。
人が人を馬鹿にしている様を見るのが本当に嫌なんだ。
そうじゃなく専門学生、なんならその辺の片手間の主婦がやれることですら
門外漢から見れば魔法のように見えるってのは何の職でもそうだけど
それで食えるかどうかは別じゃん
ただWeb制作者のブログを見るとフリーで素人に毛が生えたレベルなのに
そのレベルでディレクション、ソリューションなんてたいそうな横文字並べて
恥ずかしいと思わないのかと疑問に思った
■Google お店フォト の営業がやってきた
googleのストリートビューと連動するサービスのおみせフォトというものがあるらしい。
ストリートビュー上で見かけた店の中を見れるシステムということで、飛び込みで営業マンがやってきた。
しかし、話が進むと実は最初の撮影料だけいただきます、とのこと。
ワンカット10000円。店の中に入るまで2カット、入って1カットは最低限必要。できればもう2-3カット。だから全部で60000円だそう…。これがGoogleのガイドラインなのかどうかは聞きそびれた。
そんな余裕ないので断ると、黒の細身のおしゃれスーツ+ベネトンのデザインみたいな切り替えし柄ネクタイをしめた自信満々の30がらみの営業マンは、大げさにリアクションし話をずらしながら続ける。
いそがしいので重ねて断ると、問題なのは価格ですか? いくらなら大丈夫ですか? とやや上から食い下がる。おかえりいただいた。
名刺を見ると、下請け会社のようで、サイトを見ると設立して二年足らず、googleソリューション事業のほか、営業代行、太陽光、回線業、クレジットカード決済代行業、WEB制作事業とあり、スローガンは「夢をかなえよう」だった。総務省許可番号とあるが、何を許可されているのかは書いてなかった。お店フォトについて検索すると代理店によって価格が違うらしい。また同じエリアにもいくつも代理店があるようだ。
お店フォトよくある質問
http://www.google.co.jp/intl/ja/help/maps/businessphotos/faq.html#q6
なにこの情報量。
それなりのPVのあるポータルサイトのリニューアルを70万円で請け負った。
ちゃんとした見積を出せば300〜600万円くらいの案件だと思う。
色々未来があり、先方に予算があるから…という理由でそうなったらしい。
もちろんそれなりのサイトなので、競合とのプレゼン大会となった。
結果うちが勝って受注となったわけだが、理由が「安いから」だ。
営業がプレゼンにいって、何の計算もされてないデモデザインを持っていってとってきた。
その後その営業が自らディレクションをしてくれれば問題ないのだが、
自分がやりたくないから、という理由でディレクターの私に案件が降りてきた。
内部を整理するとめちゃくちゃだった。
まず現状だとサーバーの維持費が高いからサーバーを移管したいという先方の考えがあって、
こちらも「じゃあ移管しましょう!」という提案をしているんだが、
元々入ってるプログラムがどういった環境で動いているかを確認していなかった。
それで受注した後にようやく現状のシステム仕様書がやってきた訳だが、
VPSで試してみたtが動かない。
元々のプログラムがクソすぎるわけだ。
この件に関しては一旦放置する。
最悪プログラムの組み直しをシステム部に依頼しなきゃいけないわけだが、
おそらくとんでもないレベルの罵倒を浴びせられることだろう。はぁ、気が重い。
次にリニューアル範囲を決めていなかった。
「とにかく何でもやりますよ!」というスタンスで仕事をとってきているので、
先方としては「これもリニューアル範囲に含まれるよね?」というスタンスで突っ込んでくる。
結局当初はトップページのリニューアルとサーバー移管のみの話だったがの、
全リニューアルとなった。もちろん受注金額は変わらず。
先方の事務所が離れているため、こちらから行こうとすると新幹線を使う事となる。
営業サイドは「安い案件で経費をかけられないから行くな」という指令が下る。
安い案件…?
安く取ってきたのは、どこの誰…?
そんな言葉をぐっとこらえて結局Skype会議がメインとなった。
誰が喋ってるか分からねぇ…議事録まとめられねぇ…という事がありつつ何とか仕様等まとめた。
会議にて要望が当初の倍になり、営業サイドからは「対応して」の一言。
結果、来年3月くらいまで私は数字的に全く会社に貢献できない人になるだろう。
「数字があがってない」と言われるだろうが、
さっきはてなブックマーク見たら、はてなブックマーク - jQuery最高の教科書|株式会社シフトブレイン 著というのがはてブ集めてて嬉しかった。
最近はてなって、SEが少なくなったから、こういうテキストがはてブ集めると久々にはてな村に来たという気がしてテンションが上がるよね。
jQueryってのはid:blue1stが指摘しているとおりに、バージョンアップで使えなくなることが多くてゲンナリなんだけど(Ver.1.9で今まで使えた関数が削除されてゾッとした)、コツさえつかめばJavaScript使う上でこれほど便利なものはないんだよね。Webアプリ作ろうと思えばjQueryは避けて通れないんじゃないかな。
ASCII.jp:40分で覚える!jQuery速習講座 (1/6)
とかで勉強したり、
7つのサンプルでjQueryを学ぼう!「jQueryが全く分からない人のため」の超初級者向け入門講座 | OZPAの表4
それが、今回のテキストではかなりまとまった決定版めいたものになっているんではないかと期待している。アプリを作るならば、覚えておいて損はない知識と思うんだよね。
いろいろなテキストがあるけれども、せっかくだからここで俺もいくつか基本書を薦めたいと思う。ブコメにあった
DLmarket / jQuery入門道場 [ダウンロード]
はもともと jQuery入門道場の記事を電子書籍化したもので、このサイトには確かに一番お世話になった。
他には、
Amazon.co.jp: jQueryで作る Ajaxアプリケーション: 沖林 正紀: 本が画面周りについて詳しくて、分かりやすかった。
読みやすさを求めるならば、やっぱり
Amazon.co.jp: Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門 (WEB PROFESSIONAL): 西畑 一馬: 本だろうね。これがオススメなのは、HTMLとCSSの知識があればなんとか理解できるというところ。
ただ、慣れてくるともっと実践で使えるのが求められると思うから、そんな人には、
Amazon.co.jp: jQueryクックブック: jQuery Community Experts, 株式会社クイープ: 本だろう。