はてなキーワード: 死体とは
手下の人間を安く使いたがる文化はアイツが生まれるよりもずっとずっと以前、それこそ文明が誕生する前から野生の世界に存在していただろ。
自分が利益を得るために他人が勝手に苦労してくれることを望んでいるのは今の俺達も同じだ。
フェアトレードをやってないから安い服は買いませんと言ってる金持ちたちは、そもそも自分の給料を得る段階で立場の弱い人間の財布から金を抜き取って自分たちの財布に入れる作業を終えているわけで。
そこに手段を提供した武器商人みたいなのが竹中であって、実際に引き金を引き続けたのはほぼ全ての日本国民だろ。
椅子取りゲームに血眼になって参加し、「こんなのもう辞めましょう!学生時代がもっだいだい!!!」と止めもせずに未来を殺し合ってきたのは自分たちだろ。
その時に「こんなことをして若者をボコってたら年代に空白が出てあとあと出世させるための駒がなくなって組織が崩壊しますぜ」と口にしなかった当時の中高年、今の高齢者共も同じだ。
ガキ共もガキ共で「ま、アイツらの世代が完全に死ねば俺たちの頃にはちょっとは暖かくなってるだろうぜ。暖は人間の死体で取るに限るねえ」という余所余所しい態度だった。
誰もがクズだったよ。
竹中だけがクズだったなんて叫ぶには俺たちの手だって汚れきってるだろ。
「妄想の中で勝手に諸悪の根源たる絶対の黒幕が存在する設定を煮詰めて、その挙げ句に殺意を抱くなんて許されないことだ」だって?
は?
じゃあなんで皆竹中がなにか言うたびに死ねを大合唱するんだい???
滅茶苦茶なんだよ。
その場その場のその場しのぎで怒ったり諌めたり正論打ったり暴論に酔いしれたり結局はお前のお気持ち優先のポジショントーク。
もううんざりなんだよ。
「心のなかで育ったコントロール不能な憎しみが、わずかな関係性を手がかりに明確な殺意に燃え広がるという経験は俺にもある。俺にとって竹中がそれだった。でもアイツは反省のない悪党だから、善良な市民に殺意を向けるお前と違って、綺麗な殺意なんだ」ぐらい言ってみせろや!
単なる暴論にしたって、せめて自分の中で理屈の辻褄を合わせろよ!
逃げるな!
dorawiiさん
9回答
白骨死体のような明らかに死んだ人間の残骸すらも、医者が死亡診断書などを書くまでは生きてるものとみなされるというのはまず荒唐無稽です。
それだけでなく、このようなことは、まるで医者に神のような権能を与えてるのと同じではないですか。医者が「死んでる」と言わなければ、その人は死んでない、そういう事実そのものを作り出すようなことを許されてる医者はあたかも神の代理です。一人の人間が事実そのものを作るなんてこと許していいのですか。
後者はなぜ一意見を言っただけのことが名誉毀損になるのか言論の自由にも触れうるのでもうちょっと詳しく説明されないかぎり『お前がそう言ってるだけ』どまりでしかないだろうね。
親告罪でも違法かどうかは裁判の前に成立してるのはその通り。裁判は成立してる違法性を公的に確かにそうだと認定してるだけとも言える。違法性があるからこそ違法性があると認定できるとも言える。
不貞行為で慰謝料取れなくても不貞行為は成立してるかどうかとは無関係というのと同じ。
もっと極端な例いえば、白骨化した死体は誰か見ても死んでる。医者が死亡確認して初めて『死んだ』ことになるなんて馬鹿な論理は流石にない。医者が生死という事態そのものを決定できるとか神かなんかか?
死ってものがどんなものかわからないって程度には甘々な環境なのはわかるけどさ
自分がそれを体験するのは自分自身でも子供一人にたいしても一度だけだからあるかないかでいえば普段は無いものだしね
それが実際どういうものなのか見てきた世代とか知ってる人間からすれば自分の最大限の表現をもって自分の思ったままのことを伝えるだろうね
聞く聞かないとか理解されるされないとか関係なくただどれほど大事でどれほど危険かってことをね
殴るとかしてでも喚き散らしてでもだろうね
人間が一人全力をもってすべてを表現しようとしてもできることってその程度なんだもん
なんとなく大事なものも危険なものもわからないふわっとしたわたあめみたいな世界でゆるゆると生きていくだけってのもありだとおもう
無くしても気が付かないかもしれないしね
元増田みたいなのが居るから地名変えちゃったってケースを出すよ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230912103559
地下鉄南北線に志茂駅というのがあるが、ここは昭和初期まで「下村」だった。上村は近くにないので、岩淵宿から見て下の村という意味かと思われる。
関東大震災後に人口が流入して町になる時、「下町」じゃあれなのでちょっとこじゃれて「志茂町」とした。
後に町が取れて志茂となり、駅も出来て有名になったが、住んでる人も元は「下」のこじゃれた書き方だったとは知らないことが多い。
関東大震災後に東京近郊は下町からの移住で人口が増え始め、川口町と合併して川口市になる横曽根も人口が増える前に区画整理をする事になった。
横曽根の中心の北には「北」、南に「南」というおざなりな小字があり、西側は「新田」という小字があったので、「北」を「北町」、「南」を「南町」、真ん中を「仲町」とし、西側の新田は「仁志町」とした。
仲は中を、仁志は西をこじゃれた風にしたものだ。
だが西川口駅が出来て人口がどっと増えると、駅西側は全部西川口にしちゃえという事になって北町も仁志町も全部西川口になってしまった。
「仁志」とかせっかく付けたのに結局に「西」で上塗りされちゃっというケースである。
余談だが、南町は残ったのだが、ここは市境に近く、川口市南町から歩いて5分に蕨市南町があるので混乱の元だ。この命名法はよくない。
先の事を考えない鉄道会社に振り回されたケース。
東上線の中板橋駅の西側に711の弥生町店があるが、実はこの辺りは川越街道の上板橋宿跡である。
大正初めに東上鉄道(現東武東上線)が開通すると、始発駅の池袋の次は板橋下宿に近く貨物扱いで重要な下板橋駅が設置されたが、その次は4km先に設置する事になった。当時は蒸気機関車の単線運転だから交換用の駅で距離もその程度が適当だった。
だが駅の周りがマジで何もない。だから駅名に適当な地名も無い。
だが昭和初期に電化されて加速性能がいいので駅を沢山作る事になり、下板橋と上板橋の真ん中にも駅を作る事になった。だがこの近くの地名は、上板橋宿に因んで全域が上板橋になっていた。
でも下と上の中間の板橋だから中でしょと「中板橋」駅としてしまった。
すると上板橋が上板橋駅付近になくての隣の駅の周辺にある、しかもその駅名は中板橋というおかしなことになってしまった。
地名変更できるようになると上板橋は古い名前を捨てて「弥生」というこの地に特に縁のない名前にしてしまった。
元々池袋村は今の下板橋駅付近が村の中心で(現池袋本町)、池袋駅が設置された当初は池袋村の村の外れの村境ぎりぎりの場所だった。
今の西口付近はその名も「上」という小字の場所だった。その他にもこの周辺は「原」とか「下上」とか「西山」とかおざなりの超てきとうな小字ばかりであった。さすがは人もろくに住まず雑木林のままの村はずれだ。
だが鉄道がどんどん集まってきて人口も増えるとそんなてきとう地名は「池袋」で消されて無くなってしまった。
そもそも下上って何なのか?
葛飾区と足立区の区界を見ると綾瀬駅の付近で絡まったコードのようにやたらグネグネしている。これは古隅田川の流路で、中世では住田河と呼ばれていた。
荒川放水路が出来るまでは堀切駅の付近で今の隅田川に合流していたので、その上流までが荒川、その下が隅田川と呼ばれていた。
一方、江戸時代に水墨画が流行すると、「墨」という字とそれを「ボク」と読むのが粋でブランド的価値を持つようになった。
隅田川がカーブしながら先述の古墨田川と合流する場所の外側にあるのが隅田村で、洪水が頻発するので幕府は隅田堤という陸の堤防を築造、桜を植えた。桜を植えるのは花見客が大挙して訪れて踏み固められるからである。今も川べりに桜が植樹されるのはこの幕府の知恵に由来する。
するといい景色なので山水画や浮世絵が多く作られたが、何しろ「隅」より「墨/ボク」の方がカッコいいもんで、隅田堤じゃなくて「墨堤/ボクテイ」と題されたりした。
その他にも隅田村/隅田川関連のものが「墨田」と呼称されたので、隅田村→隅田町となっていたが住んでる人らは勝手に隅っこよりもイキな方がいいと「墨田町」と書くのが流行し、本所区と向嶋区が合併した際には墨田区となった。
隅田町が町名変更できるようになるとこれもやはり墨田となった。
中仙道の板橋宿は超巨大宿場町で、JR板橋駅から都営地下鉄板橋本町駅の2.5kmくらいもあり、北から上宿、中宿、下宿(下板橋宿/平尾宿)と分かれていた。
鉄道道路の時代になると宿場町の記憶は無くなって何が中なんだという事で、仲宿と改称された。
下谷はいかにも下に見られてるみたいなので、台地の東、と台頭を兼ねた造語を区名にした。
吉原遊郭とか上野周辺とか山野とか実際にスラムが幾つかあったのが余計にコンプレックスを刺激した。
十条と呼ばれる地区には北側に上十条村、南側に下十条村という二つの村があった。尚、この当時の上、下というのは京都に近い方が上である。江戸北側には中仙道があるので京都に近い方の北が上であって、東海道周辺なら西が上になる。
両村を縦貫する形で日光御成道(別名 岩槻街道)があり、下十条宿という幕府非公認の小さな宿場町があった。今の東十条駅から坂上がったあたりの塾や郵便局があるあたりである。
明治になりその十条の西の方に現赤羽線(埼京線。開通当時は日本鉄道品川線)の十条駅が出来た。
次に東北本線(京浜東北線)にも駅が出来る事になったが、当然、一番栄えている下十条宿に近い場所に設置された。また駅に来れる道もある。だから当然駅名も下十条駅だった。
ところが昭和に住居表示で町名が変えられるという事になると、下十条が「今は東京駅に近い方が上だからこっちが上十条だ」とか言い出す。
それで町名を押し出された元の上十条は、下はヤダってことで中十条となってしまう。何でだ。
こうして下十条が無くなったのに駅だけ下十条を名乗ってる状態になったので、十条の東だし、東十条に隣接してるってことで改称されて東十条駅になった。
そりゃ下扱いは誰でもイヤなもんだが、下剋上的というか身勝手というか。
ここを東急電鉄の後藤慶太のデベロッパが買い上げ高級住宅地「田園調布」の分譲を開始、鉄道も開通し、調布駅が設置され、直ぐに田園調布駅に改称される。
「田園」の文字の由来は、ロンドンに視察に行った後藤が田舎に住んで都会に鉄道で通勤するというゆとりがある生活スタイルに触れて感銘を受けたため。当時のロンドンは児童含む超絶ブラック搾取労働や、一晩で数百人が死ぬほどの超絶大気汚染、ゴミや糞便に混じって死体も流れるテームズ川の超絶河川汚染、多発するスリ強盗殺人林立する売春婦など、文字通りに死ぬほど環境が悪かったために富裕層にこのような生活スタイルが流行した。
昭和3年に人口が増えて町制施行されることになったが、調布町とすると京王線沿線の調布と被ってしまうので「東調布町」と呼称。
だがその僅か五年後には荏原郡自体が東京市に編入されて東調布町も消滅。短い命であった。
初めは東急(の子会社デベ)が開発した駅前の高級宅地だけが田園調布だったが、住居表記施行で町名変更が可能になると、元の田園調布の周りの○○沼とかの町も「沼とかヤダ田園調布にしたい」という事になって、全域が田園調布となった。
[B! 漫画] 週スピ&月!スピ読切・【読切】東京最低最悪最高!/鳥トマト
なんか皆熱くなってて不思議だ。
この人の漫画が語ってるのが空虚で薄っぺらいことなんて歴史メンタリスト読めば3分で分かる。
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755072898938
あとリンクは貼らないけどTwitterで自分で「呪詛&絶望」とか自分の作品を評してるのもなんだか実にペラペラしている。
存在の耐えられない軽さ
ネガティブなものがとにかく格好良く見える中高生の価値観のままモラトリアムに閉じ込められている人たちには受けそうだなって気はする。
死体に石投げるより生きてる奴に石投げるのが和の心やでという話
で、すぐ再婚してんじゃんって前に言ったら、4年空いてるって返されて、あっそうだっけ?ってしたけど
戦争の3年目に母が死んで4年目に東京を離れただから1年やないかい!
跡取りは普通に信忠じゃ…?と思うけど、下剋上上等でやってんだから本来なら血筋関係なく実力主義でやるべきだよね
で、新海の今更311も偉かったけど、今更戦時下のパヤオもエライ
アオサギの母親が生きてるってのは嘘は言ってないけど、助けを求めてるのは嘘よな
マヒトの寝言聞いてて罠にかけたとか?
ナツコの看病してた上品婆さん、トランク漁りの時にもいたっけ?
ナツコが弓でアオサギ退けるけど、何故か部屋にあった弓矢もそれ用なんだろうな
我を学ぶものは死すと一緒か?
あと墓の主もよくわかんない
初回だとキリコさん=ババアがマヒトが言うまでわかんなかったが、分かってから聞くと声一緒だわ
実は声優変わってたとかだと恥ずかしいけど
初回で奴隷が回す棒じゃん!ってなったけど、回して引き上げてるから有用な機械だった…
この娘なんか容赦ないんよね
ペリカンはワラワラ喰う担当で飢えてるけど、インコはそうでもない感じが…
でもアイツラ同族喰いとかしてそうなんだよね
別れのとこでマヒトが息子だと認識してたのがわかるんよね
父親が同じなのも知ってるだろうし(そのうえで喜んでそうだけど)
ドアの所でキムタク見てこいつか~ってなってたんじゃねーかな
あと、すずめの戸締まりで、幼すずめが常世で草太に会った事で「刷り込み完了」「あうっあうっ」されてたんじゃねーか説があるけど
幼マザーもここで「しっかり脳に"キムタク"植え付けられとるやん」状態になったのではないかと考えられる
まっ現実に戻った時は全部忘れてたらしいからバランスは取れてるけどね
割と手癖悪い
あとインコ大王は為政者の鑑だけど、下々のインコは知性ゼロすぎるのよな
階段落とすのも退路を断ってるって感じもあっていい
しっかり生き残ってるし
大爺様は早めに継がせるの諦めてるのよな
そら大王は怒るよ
石の意思ってダジャレか?シンジを信じるとか信頼ダーとかに通じる
ほんで、去年の秋からすずめの戸締まり、シン仮面ライダー、君たちはどう生きるかと観て
性欲異常者、庵野、パヤオの新作見れてハッピーハッピーなんすけど、
これら全部、主人公がクライマックスで「もっと人と関わろう、友達作ろう」みたいなことをセリフで語るって共通点があるんすよね
単に説明台詞ってわけじゃなく、作中でもすずめ→若すずめへの励まし、本郷→イチローへの説得、マヒト→大叔父への宣言として、伝えることに意味を持たせてる
一昨年のシンエヴァも第三村パートとかネオンジェネシスとか大体そんな感じだし
それは観客へのメッセージでもあろうし、作品制作の過程でもやっぱコミュニケーション大事だよね~って実感でもあろうけど
3億あればお前も勝ち組になれるよっていったら
着々と意識を高めていった
とかふざけたことを言い出したので
見てよし
触ってよし
擦ってよし
揉んでよし
炒めてよし
刻んでよし
しゃぶってよし
煮てよし
揚げてよし
投げてよし
握ってよし
何をしても答えてくれる万能の素材であると言ったら
はてサ泣いちゃった
天誅を下すと言って駆け出していった
米を食わせろ米を食わせろと
Tはダメージを受けたので
懐から出したチャカで反撃した
はてサは米を食わせろ米を食わせろと
言いながら生き絶えた
Tはそれでも米を食わさなかったという
アイドルになれるはずもなく
って語ったら
はてサ泣いちゃった
葬儀に参列したら
ギラついた目の人間が集まっていた
一通りの葬儀が終わると
司会らしき人間が
と宣言すると
屈強な男たちがどこからか取り出した武器を手に野太い雄叫びをあげた
血みどろの小地獄ができあがっていく
予選なのに全員が死んでしまった
では私がこれをもらっていきます
颯爽と歩き去った
葬式なのに人が死にすぎる
金玉に金を出して貰えばいい
食べに行ってみたら
味噌は何使ってるんだい
と聞くと
うんこです💩
と答えた
うんこの味を調整しているそうだ
私は恒心教徒、といっても犯罪行為をする悪芋では無いし、カラケーのメインスレを追うぐらいしかやってない。書き込みもほとんどしていない。
このあいだ、いまだに続く「恒心教」の連鎖:ロマン優光連載254 | 実話BUNKAオンラインという記事が話題になってたんだけど、いや、お前らがそれを言うか? という意味で、少しイラっとした。
私は、若いころから悪質なサブカルが好きで、村崎百郎とかラジオライフとかを楽しんでたんだけど、このロマン優光も、コアマガも、そういう悪質サブカルに繋がる連中じゃないですか。
コンビニトイレの汚物入れ漁ったり、コードレスホンや消防、救急無線を傍受してニヤニヤしたり、ピッキングの練習したり、樹海に死体探しに行ったり、あるいはそういうレポートを読んでニヤニヤしてたわけじゃないですか。
はてな村だってそうで、はまちちゃんがXSS仕掛けるのをバカ笑いしたり、Hagexが胡乱な人たちを小ばかにしたのを拍手喝采していたわけじゃないですか。
で、私は、いわゆる淫夢とかは面白いと思ってないし、暇空も仁藤が嫌いだから一定の支持はするけど、その言っていること(認知プロファイリングとかw)はアホくさいと思ってるので、そういうのと恒心教は少し違うと思ってる。
まず、恐らく、多くの恒心教徒は、自分たちのやっていることは、犯罪であり悪いことであるというのを認識している。唐澤弁護士を恨んでいないし、たぶん嫌いでもない。むしろ、好きかもしれない。
しかし、それ以上に、新しい技術に挑戦し、今まで考えもしなかったアイデアを実現し、社会の秩序をバカにして、エラソーな連中をうろたえさせるのに、面白くなり、胸が高鳴り、爽快な気分を感じるのだ。
そういえば、ロマン優光が記事で触れてたネトウヨ春のBAN祭りや、余命騒動なんかも面白かったし、はすみとしこが特定されたりしたのは面白かった。あと、安倍晋三が殺された時もゲラゲラ笑ってた。別に、安倍晋三は嫌いじゃないんだよ。でも、面白いじゃないですか。
あと、10年もやっているのか、まだやっているのか、という指摘が多いけど、最近の大きな流れとして、過去数年、外伝主人公(唐澤弁護士や元高校生と直接関係ないターゲット)を狙った動きが中心だったのが、また唐澤弁護士に回帰してきたというのがある。つまり、リバイバル的な流れがこの1年ぐらいで強くなってきた感じがある。
僕が彼女と最初に出会ったのは深夜、コンビニ帰りのことでした。
オートロックのマンションのエレベーターという密室に見知らぬ男女がふたりきり。
更には降りた階が一緒ということもあり、最初はご多分に漏れず気まずい雰囲気になりましたが、いざ鍵を取り出し室内に入ろうとしたとき、彼女の方から、
「お隣の方だったんですね」
「佐藤(仮)です。お隣の方とは知らず、申し訳ありませんでした」
そう安心したように声をかけられ、顔見知りとなった以後はたまにマンションの共有部で顔を合わせては挨拶と軽い会話をする程度の仲になりました。
マンションの入口、オートロックのガラス扉の前に佇む佐藤さんに出会いました。
「すいません。実は部屋の鍵を忘れて外に出てしまったようで、顔見知りの方が通りかかるのを待っていたんです。一緒に入らせてもらっても構いませんか?」
「それは大変でしたね。もちろん構いませんよ」
「ありがとうございます。このままずっと誰も来なかったらどうしようかと思ったんです」
僕の顔を見上げ、ほっとしたように微笑む佐藤さん。
「ありがとうございました」
と笑顔で頭を下げ、自室のインターホンを押して中の人を呼び出しているようでした。
このマンションは全室2LDKの賃貸。当然、ご家族と暮らしていている方も多いため、
(聞いたことは無かったけど、旦那さんやご家族と暮らしていたんだな)
……と。
その時の僕は別段なんの疑問も抱かず、そのまま鍵を開けると自室へと戻りました。
その後、僕はマンションのエントランスで頻繁に、鍵を忘れてオートロックに締め出されてしまった彼女に遭遇し、
「マンションの中に入れて欲しい」
最初の数回は、
(おっちょこちょいな人なのかな?)
と思いましたが、これが月に一度なら兎も角、半月に一度、週に一度……と徐々に頻度が上がっていくと、いくら鈍感な自分でも、
と思い始めます。
このご時世、毎回スマホも持たず外に出ている点も気になりました。
ただ、同じ階に住む隣人とは言え、得られる情報には限りがあります。
管理会社や警察に相談するにしても、僕個人がなにかしらの被害をうけているわけではありません。
鍵を忘れて締め出されるという行為以外、彼女の様子にも変わったところは無く、いつもインターホンを押して部屋の中に入っていくだけでした。
(なんだか怪しいが実害も無い。さてどうしたものか?)
そんな悩みを持ち始めた頃、僕はたまたま仕事の都合で一週間ほど出張をしました。
そして何故か、出張から帰ってきて以降、佐藤さんとエントランスで顔をあわせることはぱったりとなくなりました。
なんだかもやもやとはしたしたものの、そんな気持ちは仕事とせわしない日常に忙殺され、僕はそれ以降、佐藤さんのことを思い出すこともありませんでした。
そして……それから数か月後のこと。
僕は8階のエレベーターを降りると、異臭がすることに気付きました。
魚系の生ごみを数日ほったらかしにしたようなニオイとでも表現したらいいでしょうか?
そしてそのニオイの元を探ると、どうやら801号室のドアから臭っているようなのです。
音やニオイといった問題はマンションにおいて頻繁に議題となるトラブルです。
そういえば佐藤さんとはこの頃顔を合わせていないし『たまたま旅行などでゴミを捨て忘れた』とか、すぐに改善されるかもしれない……と希望を抱き、気付いてから数週間は特に何もしませんでしたが、流石にひと月も改善されず、さらにニオイがきつくなってくるとなると、対処しないわけにはいきません。
チャイムを押して直談判をすることも考えましたが、隣人トラブルになることを考えると億劫で、僕は管理会社に電話をしてこの件を伝えました。
結論から言うと、801号室の佐藤さんは死体で発見されました。
今思えばひと月以上、物言わぬ死体と隣り合わせで生活をしていたというのはゾッとしない話です。
でも僕が衝撃を受けたのはそこではありません。
801号室で死体が発見されたあと、一応は”変死体”という扱いになる為、通報者であり隣室に住む僕の元へ、現場検証に来た警察のかたがいらっしゃいました。
そこで僕ははじめて、隣室を借りていた佐藤さんが男性だったこと。
そして彼が死んだのは、僕が出張に行っていたあの時期とかぶるのではないか? ということを知りました。
では……僕の良く見知った”佐藤さん”は一体誰だったのでしょう?
彼女は本当に鍵を忘れていたのでしょうか?
親族に該当する女性は存在しないため、恐らく親しく付き合っていた知り合いか彼女なのではないか? と言う事でしたが、見聞した死体に特に不審な点はなく、男性は自然死(突然死)として処理をされるとのことでした。
その後、僕はそのマンションを引っ越し別のマンションへと移り住みました。
名前も場所も階数もまったく異なる新しいマンションですが、ここにもあのマンションと同じく”オートロックのガラス扉”があります。
なので僕は今でも会社から帰ってくるとき、夜の闇に明るく浮かび上がるエントランスを見ると、あのガラス扉の前で彼女が待っているような気がして、少しだけ恐ろしくなってしまうのです。
私が実際に体験したハナシとは少々異なることを、