はてなキーワード: デッサンとは
MAYAとか3dsMAXでやるような伝統的なポリゴンモデリングより圧倒的にハイエンドなクリーチャーとか美少女とか作りやすい。
もう今の時代、デッサン力もなく、アナログ立体造形力もなく、ただ3D統合ソフトによる伝統的なポリゴンモデリング技術しか持っていないゲームCG専門学生マジで行き場ない。
伝統的な3DCGソフト一切触れないけどスカルプトモデラーなら触れるっていうゴリゴリの美大彫刻科出身者に採用の場で負けまくる専門学生は成仏してくれ…
入試の倍率が今の2~3倍くらいの時に多浪して藝大デザイン科入った卒業生です。
学部・修士を経て、自分の学年をはじめゲーム好きが多い学年だと同窓生2~4人くらい任天堂に就職してた。
今は定員が45人なので、率にしてだいたい同窓の5~10%弱の人が就職してる。今も多分似たようなものじゃないかね。
昔は狂気じみた技巧と努力が必要だったけど、今はそうでもない。っていうか、現役藝大生でしっかりとした実力があるのは一部で、あとは凡庸。うっかり受かっちゃったみたいな実力の子も多い。
最近の子の受験時代の作品を見る機会があったが、デッサンはまあまあ上手いけど、平面と立体は結構下手。現役合格も全然現実的だと思うよ。間違いなく少子化の賜物。
逆に、昔と比較して賢い子は増えた印象。絵にステータスガン振りして頭がパーって子はいなくて、みんな頭がいい。
良くも悪くも藝大と私大は全然違う。藝大は貧乏なので機材や制作環境には絶対期待しないこと。指導も含めて、私大の方が手厚い。藝大は「藝大に受かった人と一緒に制作ができる」っていうのが最大のメリット。レベルの高い人ばかりなので切磋琢磨の次元が違う。逆に言えばそれだけ。
ついでに。「私大と比較して藝大なんて就職できない」はもう昔話。業界を問わずデザイン科の卒業生の活躍はあちこちで聞くよね。
昔より入りやすいし、選択肢としては現実的だと思う。制作環境は決して良くないが、自由でアットホーム。卒業生の母校愛が強いことからもいい学校だというのは実感できるよ。
だいぶ前に藝大デザイン科を卒業し、同窓に任天堂がいるから回答しておく。(ブコメだと書けないからね
デザイナーといっても様々でジャンルの幅が広いが、どのジャンルでも基本的な教養は重要。
CG造形をやりたいということであるが、高校で学ぶような基礎教養、一見無駄な知識と思えるものでも後々重要になる。要求されるものについての文化的な素養や知識があるのとないのとでは大違いである。後々苦労する。なので高校で学ぶ学問を軽視してはいけない。独学では視野が狭くなる。無駄と思える知識まで広げておく必要があるので寧ろ、高校時代は可能な限り学科はやっておくべし。私がいた頃は美校の試験学科の成績は実技と比して全然重視されていなかった(酷いものであった)が、試験勉強していないだけで教養がある学生は多かった。無駄なことまでアンテナを張って知的好奇心を養うことができるのは高校時代である。ちなみにその学科試験も昨今は重視するようなので怠らない方がいいと思う。
浪人時代というのは辛い。私の場合、浪人の時は藝大一本に絞ったので後がなかった。学生証もなく、落ちたら身分のない年月がさらに続く。その危機感で毎日絵を描いていた。一日一枚石膏デッサン。夜は水彩描いていた。日本画の模写もした。このようにして絵を描くマシンになり、見ないでもパジャントが描けるようになってしまった。モリエールやマルス、ブルータスなど木炭紙に入れる比率を体で覚えてしまった。デッサンバカになった。学科なんぞやらない。絵しか描かなかった。二度ともうあの日々には戻りたくない。その一念でなんとか一浪で入ったはいいが、入ったら2浪生が一番多く、デッサンの神様みたいなのまでいて、打ちのめされた。
そのような世界なので、実は芸大生は互いにビクビクしていた。自分が下手なんじゃないかと。自分の絵が下手くそに見えて仕方がなく、他人の天才にビクビクしているのであるが、実はみんなが互いにそう思っていたというのはのちにわかった。実際、弱肉強食な世界なので、下手くそはバカにされる。なので精神を病んでしまう者も少なからずいる。が、概ねは互いに勝手にビクビクしているだけである。
さて件の任天堂に行った同窓であるが、ゲームなんぞやったこともなく(当時はファミコンだった)「任天堂に決まったんだけど、俺よくわかんないんだよな、どうしよう」と困っていた。彼は院まで行ったのであるが、院では木工で立体作品を作っていた。入ってからしばらく周りから話が合わず浮いていて「やめたい」などとぼやいていたが、そのうち「俺の会社は〜」「俺がやったゲームあるからよろしくな!」などと言っていた。
つまり、ゲームを初めから目指しているよりも、そのズレた新鮮な目線が会社にとって、とても有益であったということ。
どちらかというと音楽が好きで、ファッションに興味があり、ハイデザインに興味があり、およそゲームとはかけ離れた分野の知識があったのが活かされたようだ。
つまり、元に戻るが、広い視野を養うべき。映画を観て、音楽を聴き、友人と交流し、世間で流行っているものに敏感になり、アートについて知識を深め、乱読で様々な本を読み、とにかくあらゆるジャンルに知的好奇心のアンテナを広げておく、それがデザイナーに最も必要な資質なのである。
そしてデッサンは1ピクセルの狂いもズレも許さない、水平垂直の狂いを許さない視点を獲得するために必要なので、そこもしっかり脳が魔改造されておくこと。魔改造されると、定規を持たなくても目視で大きさが把握できるようになるし、カメラ的記憶が発達したりする。フリーハンドで直線も引けるし円も描けるようになる。それはCGを作る際におおいに生きてくると思う。
また自然観察する目を養う必要もある。そこにあるものの細部のディテールまで見なくても再現できる観察力を養う為にデッサンや水彩という訓練が必要なのである。
なので、時間的制約や年齢的な制約よりも、何を学べたかが重要なので、変な時間的制約は設けないほうがいい。クリエイティブ魂にはバイオリズムがあるのでスランプという谷間とアゲアゲな時をなんども繰り返して体験することの方が大切。
あとは・・・・運だ。
こればっかりはどうにもできない。
人生を決めつけすぎて、コケると人生の棒を振るので、その時その時で考えていけばいい。
実際は、どの大学出ようが、どこの会社行こうが、自分がうまくハマったとこで、表現をしていければいいと思う。
フリーで仕事していた時は、出身大学なんぞ意識したことなかった。
社会に出たらその時の仕事内容でしか自分を証明できない。もっと過酷な砂漠である。
頑張ってください。
さて、極論的な表現で恐れ入りますが、こちらで質問したいことの結論を書かせていただきますと、
「高校進学することなく、中卒後即座に大手美大予備校の昼間部に所属し、3年間誰よりもデッサンと色彩構成と立体制作に明け暮れ、現役で東京藝術大学デザイン科に合格する」
この進路の舵取りは一般的に考えて極論中の極論だとは思いますが、この事の是非を質問として問いたいです。いかがでしょうか。
長くなりますが、このように考えることになった経緯をお話しますので、お時間ありましら是非一読いただき助言いただけましたら幸いです。
この目標を確実に達成するためにどうすればいいのかを考えますと、やはりデザイナーの最高の教育機関たる東京藝術大学デザイン科に入り、数多くの作品を作り最高のポートフォリオを仕上げた上で卒業し、新卒でデザイナー入社試験を受けるのが最良との思いに至りました。
東京藝大は気が狂ったレベルの難関です。それは充分に理解しています。
ですので、1%でも高い確率で東京藝大デザイン科に入るためには1秒でも長い時間を実技対策に投じて腕を磨くことが重要と考えます。そのことを考慮した場合、一般の美大受験生と同じように高校通学に併せて美大予備校夜間部に通い対策をするというようなことでは、藝大デザイン科合格45名の椅子を巡る戦いに現役で確実に勝てる確率は相当低いと言わざるを得ません。
藝大デザイン科現役合格というのは、はっきり言って狂気の沙汰です。であるから、こちら側も狂気的姿勢で受験に臨む他ありません。一般的な受験生と同じ姿勢で臨んだのでは勝てません。そこで考えた受験戦略が「中卒後即大手美大予備校昼間部通学」というストラテジーになります。
一つは、他の藝大志望高校生に対し実技研鑽で圧倒的な差を付けられるということです。
藝大志望の高校生が予備校で使える実技学習時間は夜間の3時間のみ。週5日通うして一月の学習時間は3(h)×5(d)×4(w)で60時間に過ぎません。対して、昼間部は基本的には一日6時間ですが、朝の教室解放後最速でアトリエに入り制作を開始することで実質7時間は制作できます。これを一月やりますと7(h)×5(d)×4(w)で140時間。高校夜間部生に対し一月で約2.4倍の実技学習時間が実現し、現役生という枠の中であれば圧倒できます。
二つ目の利点は、「昼間部に三年通うことは実質的に三浪するのと同程度の力になる」という点です。藝大受験においては、当たり前ですが現役生以外に浪人生も相手取って戦わなければなりません。私も予備校見学に行った際に目にしましたが、浪人生というのは化け物みたいな画力を持っています。そんな彼等とも刃を交えて戦う必要があるのであれば、彼等と同じ土俵に入って学ぶのが一番です。そのための昼間部通学でもあるわけです。いくら浪人生といえども、三年も浪人している人間はなかなかいません。ですので、ここで私が高卒年齢に達するまでの昼間部三年通いという戦略を実行することで、浪人生以上の経験と実力を18歳時点で積み込めると考えたわけです。
以上がこの戦略の利点となります。ここまでやれば高い確率で藝大デザイン科に現役合格できるのはないかというのが私の考えです。
何故私がここまで現役合格にこだわるかといえば、それは就活の際に一歳でも若いというアドバンテージを得たいがためです。
私が目指す企業は任天堂です。任天堂ともなればゲームCGデザイナーの椅子を巡って日本最高の戦いが繰り広げられるわけです。そこに上がってくるライバルは様々な意味でデザイナー志望として最強の人間達であり、そんな中で勝ち抜いていくためには何か一点でも彼等に対し有利を取れるポイントを稼ぐ必要があります。それが年齢というわけです。藝大生は浪人生の割合が比較的高く、現役年齢であるだけで就活の際は彼等に対し有利を取れます。突出した才能を持っていないにもかかわらず、何が何でも任天堂に入りたい私としては、わずかでも有利になれるポイントをかき集めて戦いに挑むしかないということです。
「中卒後即美大予備校昼間部通学」という戦略を実行するにあたり、学科はどうするのかという声がありますが、学科に関しては独学で充分やっていける学力的自信を持っていますので問題ありません。中卒ということは大学進学時に高卒認定を受ける必要がありますが、試験問題を見たところそれも余裕で突破できるでしょう。
藝大に対する熱意のあまりつい長文になってしまって申し訳ないですが、ご助言いただけましたら幸いです。
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◆追記◆
もう夜も遅かったですし、この記事を投稿してからすぐに寝たんですが、喉が渇いて水を飲みに今起きて何気なく増田を開き直したらこんなにも助言の声をいただけてて本当に嬉しいです…!!
明日も早いため、またすぐに寝るのですが、明日また時間ができたらまとまった時間に皆さまのご助言を読ませていただき、可能であれば返信もさせていただきたいです。
本当にありがとうございます…!!
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◆再追記◆
ブコメにも沢山ご意見をいただきありがとうございます!
再び起きてしまいましたので、改めて寝る前にできるだけお返事を。
トラバとは違って、直接お返事をすることのできないブコメにこちらで返信をしたいと思います。
id:sangping 他人事だから適当に言うけど「任天堂に入りたい」が真の目標なら、もっと直截「任天堂に」狂気をぶつけた方がいいんじゃない?まずは任天堂の人事や経営陣にアポを取って話を訊いてみるとか。犯罪にならない範囲で。
「任天堂に直接狂気をぶつける」心に刺さりました。名言ですね。任天堂社員の方はSNSに情報を漏らさない(Facebook上であっても自分が任天堂社員であることを名乗らない)というのは聞きますが、もし任天堂社員の方と連絡が取れる機会がありましたらダメ元でダイレクトアタックしてみたいと思います。まだ何者にもなっていない有象無象の坊主のために任天堂の方のお手を煩わせるのは恐縮ですが、聞けるだけのことは聞きたいなと。
id:i5s4y デザイナーです。デザインの技術はテクノロジーでひっくり返されるので、そうならない基礎教養を高校できちんと学んだ方が良いと思います。あなたが構想しているのは “現在の” 任天堂の入り方です。
デザイナーの方に意見を頂けて嬉しいです!数年前にGoogleがAIにこの世の終末みたいな絵画を描かせたり、はたまたpixivでは綺麗な自動彩色サイトが流行ったりと、デザイン・クリエイティブの分野でもひしひしとテクノロジーによる作画技術の代替が起こっている波を確かに感じますね。高校で学べる範囲のことでテクノロジーに抗する、あるいは利用する教養を得られるとしたら数学・英語でしょうか。それらは情報デザインの分野とも結び付きますし、一考させて頂きたいですね。また恥ずかしながら、私は浅学ゆえに "未来の" 任天堂の入り方は分かりません。ただ愚直に、"現在の" 任天堂の入り方に固執し我武者羅に頑張るしかないところは恥じ入るところです。ですが、今後成長していく中で "未来につながる" 構想が獲得できましたら、より合理的に方針を転換して戦っていきたいです。
id:tsubo1 このブコメを書こうとして、書いては消し、書いては消しして10分経った。私はあなたの若さが持つデタラメな焦りが羨ましいよ。あなたの書いていることは隅から隅まで全くの見当違いだが、その情熱はいいと思う。
ありがとうございます。不覚にも、ウルッときました。私のこの殴り書きのような粗削りの計画書に何かを感じ取っていただき、ブコメを書くのに多少なりともの時間を掛けていただいたということに対して、私の方も沁み入るものがあります。ブコメやトラバを確認しますと、やはりこの計画が如何に無謀で見当違いかを思い知らされますが、情熱を評価していただけた点に深く感謝致します。
id:migurin 職種は違うがデザイナー歴約15年です。応援します。ただ、技術はいつかアドバンテージではなくなります。自分自身を磨くことを忘れないこと。入社を目的にせず、人を豊かにすることを目的にすることを勧めます。
デザイナー歴15年という、ベテランの方にもご意見を頂けて嬉しいです!応援頂き誠にありがとうございます。技術的アドバンテージに限りがあり、それに抗するため自分磨きを続けるという事、ご指摘いただきありがとうございます。深層意識に刻み込みます。私も、任天堂に入れたら、そこで世界の人々の感情を豊かにするゲーム作りに携わりたいと願っております。
id:MiG 技術を伸ばす「だけ」ならいいかも。でも遊びを作るのに遊び(も含めたいろいろ)の経験がないのは就職活動〜その後の職業人生で逆に不利になることが多いように思う。当方ゲーム会社勤務10年超デザイナーヨリ。
ゲーム会社勤務歴10年のデザイナーの方からもご意見を頂けて大変嬉しいです!美術版受験ガリ勉になるのではなく、様々な遊びが必要であるということ、良く分かります。今の計画を白紙に戻し高校へ行くというのはまだ抵抗がありますが、少なくとも確定している未来として藝大(あるいは万が一失敗したら武蔵美・多摩美)に入ってからはうんと遊びたいですね。芸術に関することだけでなく、都内で、そして海外で、様々な遊びを経験し糧としたいと思います。
id:manganzenseki 任天堂のデザイナーになった知人が何名かいるけど、みんな私大でしかもファインアート出身。あと受験漬けの美術版ガリ勉よりも教養あったりスポーツなどに秀でた人の方がするっと受かるよ。広く感性も磨くべし。
任天堂デザイナーになったという貴重な知人の方の例を紹介いただきありがとうございます!私大(武蔵美・多摩美)からも任天堂への内定を出していることは存じ上げていましたが、しかしその採用率となると藝大有利だろうという思い込みがありました。しかし知人の方の全員が私大出身であるということで、必ずしも藝大に固執する必要が無いということを気付かされたのは大きいですね。いずれにせよ藝大の魔に魅入られた私は藝大を目指しますが、万が一受験に失敗した場合は私大受験に切り替える柔軟さも持ちたいと思います。教養に関しては、藝大同期にゼルダ青沼さんがいらしたトラバの方の投稿を読んで重要性を改めて認識しましたね。ありがとうございました!
id:kash06 桁外れに難しい目標であるから、極限まで自分を伸ばす方法を……その覚悟は凄まじい。今の増田には考えづらい事だが、そのルートに乗れなかった時の為の保険を考えられる人が、うまく助言できる事も加えて願う
藝大の倍率はかつては東大の10倍以上にも及び、過酷すぎる競争になるのは火を見るより明らかでしたので、その対策の最善を考えていった結果の産物でしたね……。目指すルートに乗れなかった時の保険(藝大失敗→武蔵美・多摩美 任天堂失敗→他の有力ゲームメーカー)は既に決めてあるので、あとは私に最終的に損切りする覚悟があるか……ということでしょうね。ありがとうございます!
いただいたトラバ、ブコメは全て拝読してます。本当に参考になりました。
この記事を投稿した時はチラホラとした反応がある程度を想像してたので、全てのトラバなりブコメにお返事できると思っていたのですが、予想外に反応いただけたため全てのトラバ・ブコメに返信することは難しく、せっかく貴重な意見をいただいたのに申し訳ありません…!
改めて申し上げますが、いただいたコメントは全て拝読してますので、皆様のご回答全てが私にとって等しく参考になっています。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 58 | 11908 | 205.3 | 44 |
01 | 46 | 4837 | 105.2 | 34.5 |
02 | 36 | 9839 | 273.3 | 57 |
03 | 23 | 5408 | 235.1 | 41 |
04 | 18 | 4333 | 240.7 | 94 |
05 | 27 | 2408 | 89.2 | 29 |
06 | 15 | 2541 | 169.4 | 59 |
07 | 43 | 4245 | 98.7 | 51 |
08 | 55 | 4227 | 76.9 | 52 |
09 | 68 | 6362 | 93.6 | 49.5 |
10 | 88 | 10465 | 118.9 | 41 |
11 | 57 | 5454 | 95.7 | 61 |
12 | 131 | 9955 | 76.0 | 36 |
13 | 161 | 8761 | 54.4 | 36 |
14 | 210 | 14696 | 70.0 | 34 |
15 | 184 | 12372 | 67.2 | 38.5 |
16 | 123 | 11767 | 95.7 | 36 |
17 | 84 | 7327 | 87.2 | 47.5 |
18 | 79 | 10577 | 133.9 | 57 |
19 | 101 | 7095 | 70.2 | 35 |
20 | 153 | 17234 | 112.6 | 54 |
21 | 115 | 14207 | 123.5 | 59 |
22 | 179 | 25842 | 144.4 | 46 |
23 | 165 | 23167 | 140.4 | 53 |
1日 | 2219 | 235027 | 105.9 | 43 |
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6724075(1341)
意地悪なことを聞くけど、じゃああなたはどれくらい本気でデッサンや美術解剖を勉強したの?
美大で改めて学びなおした?
まさか本買って数ページ模写しただけで、あとは適当に拾った画像を見ながら絵を書いて「今日はデッサンをやった」とか言ってないよね?
あのさ、「そこまで本気でやってない」と言う奴とあなたは、具体的に何が違うんだろう。
あなたは、「下手だ」と言われない為に絵を書いてんの?
「デッサンが下手」とか「腰の構造がおかしい」とか「パースが狂ってる」とか、知りもしないで、判で押したみたいな批評をしてくる馬鹿のために絵を書いてるんじゃないでしょ。
そんな馬鹿に振り回されるのはやめなよ。
書きたいものを書きたいように書けばいいじゃん。
「そこまで本気でやってないと言う奴」も、デッサンや美術解剖をやっても書きたいものが書けるとは思えないから、やらないんだよ。
その人の苦手なこととか実力、書きたいものを理解して、どうやったらそれが書けるようになるかの近道を一緒に考えて教えてあげたら、
絵が上手くなりたいとか言うくせにいざデッサンや美術解剖など勧めたら「そこまで本気でやってない」と言う奴が嫌いだ。
周りの言葉なんて気にせずそのまま好きに楽しく絵を描いていれば良い。楽しいことは良い事だ。
ただ他人の指摘にいちいちへこんで上手くなりたいと言うなら、デッサンや練習法など教えた時に「そこまで本気でやってない」と言うのはやめろ。
本当は面倒くさいんだろ?なら上手くなるのは諦めろよ。本気でやってないなら上手くなるわけ無いだろ?
それとも世の中の上手い人は皆何もせずに上手くなったとでも思っているのか?
何か秘密の道具や描き方があると思っているのか?
そんなものある訳ないだろ。上手い人はそれぞれやり方が違っても何かしらの努力をして、絵と本気で向き合って来たから上手いんだよ。
それともそのやり方が自分に合ってるか分からないからやりたくない?
自分に合ってるかどうかなんてやらずに分かるもんじゃないんだから、ありとあらゆる方法を試すんだよ。
やっぱりそこまで本気じゃない?
じゃあ上手くなりたいとか思うんじゃない。本気でやらないと上手くはならない。
上手くなるのは諦めて、好きな様に好きなもんだけを描いてろよ。
でも諦めるんなら指摘されてキレたりへこんだりするなよ。
これは知人に「上手くなりたいんだけどどうしたらいい?」と聞かれた時に自分の経験から返した後こういった返答をされて、カッとなって書いたものでした。
私の友人にポケモンのゲームが大好きで、小学生のときから新作が出るたびに購入して、ゲームをただ殿堂入り?までやるだけではなく、ちゃんとその後もポケモンを厳選して育て続けたり、必死に貯めたお小遣いで(比較的お金に厳しいお家であんまりお小遣いは貰えなかったそうだ)みなとみらいにあったポケモンセンターの大会に赴いて出場したり、通信で大人と競いあってより強くなるといったようにゲームをやりきる子がいた。彼女と私は高校の1年生の時に知り合った。
彼女と私はお互いに勉強が苦手だった。お互いに運動も大の苦手だった。
お互い推薦入試で特に努力せずに入学したこと、お互いに成績がずっと悪かったこともありなんとなく私は「こいつも私と同じで腑抜けなダメ人間なんじゃないか?」という仲間意識をこっそり持っていた。
彼女はイラストを描くのが好きで、ある時期から楽しそうに授業中ずーっとイラストを描きはじめた。
私は同胞だと思っていた彼女が、何かに一生懸命になれるようなものにハマったのが羨ましくて、なぜか嫉妬みたいな気持ちもあって、「私もやってやろう」と思って夜にコソコソ一人でノートにイラスト描き始めた。それがキッカケで、勉強が嫌だったこともあり、「そうだ!私イラスト楽しく描いてるし美大行きたいかも」と思って、親に頼んで2年生から美大に行かせてもらうために美大予備校に通わせてもらった。
彼女は2年も3年も授業中ずーっとイラストを描いていた、彼女は私より大幅に遅れて3年の10月から美大受験の対策を始めた。イラストを描きまくっていたおかげか1年以上予備校通ってた私よりもその時点での初めてのデッサンが上手かった。
私は倍率の高いグラフィックデザイン科に行きたかったが、難しそうなので3年に上がるタイミングであっさりとその進路を諦めて、推薦入試で入りやすい空間デザインやファッションデザイン系の学科に志望を変更して、その後推薦入試でそこそこの大学にあっさりと合格した。
彼女は10月からという短いスパンで、且つ予備校等に通っていなかったにも関わらず、学校の美術の先生に面倒を見てもらって、必死にデッサンや色彩構成をやりまくり名門美大のグラフィックデザイン系の高倍率の学科に合格した。
後から知ったことだが、彼女は高校を推薦入試ではなく一般で滑り止めとして合格していて、本当は公立のもっと偏差値が高い進学校にに行きたかったらしい。なんとなく恥ずかしくて推薦入試で入ったことにしていたそうだ。
もともと腑抜けな私と違い、彼女は第一志望に落ちたショックで一時的に腑抜けになってただけで、目標をみつけたらそれに対してガツガツ努力できるポテンシャルの持ち主だった。
あれから3年くらい経つけど、彼女は大学に入ってからも同人作家デビューをしたり、趣味のバイクに乗るためにバイト代を貯めて二輪の免許を取りに行ったりと精力的に動いている。
私はというと課題でそこそこの製作をするだけで、特に趣味の活動等はできてない。土日はせいぜい展覧会に行くくらいで、大体は彼氏や友達と遊んで終わりである。イラスト描くのもとっくにやめた。
時々、彼女のことを考えるたびに、彼女がポケモンが好きなこともセットで思い出す。同時に、「そういえば私小さい頃からポケモンは殿堂入りしたらもう見向きもしなかったなぁ」ということも思い出す。
もし、「ウチの子、ポケモンばっかりやってて、将来どうなるか心配」という親御さんがいるなら声を大にして言いたい。