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はてなキーワード: 閾値とは

2022-04-22

anond:20220422155542

CEROレーティング閾値で分かりやすいのはゼノブレイドのホムラ・ヒカリかな。

ゼノブレイド本編ではBでスマブラ版(肌の露出抑えてある)がA。宇崎たわわは露出的にはどう考えてもAやね。

2022-04-21

anond:20220421115913

結婚できた男の大多数がその閾値を超えているというなら成り立ちます

実際はそんなことはないので、単に大金があれば極少数の例外ケースになれるというだけの話ですね

anond:20220421115641

おまえの言う多少が圧倒的に金額不足なだけ。閾値超えたら頼んでもないのにマンコ開くから

2022-04-15

anond:20220415174023

無礼講無礼講じゃない、なんてことは全員の一致した見解だろうよ。閾値の違いはない。

anond:20220415093943

これは本当そう。経験あるから、血が滲むほど同意

「なんらかの組織帰属して、自分が人の役に立っている」感覚が無いと、人は一瞬で壊れる。

老害が生まれるのも、定年退職後に有り余る時間の中で「自分は役立たずだ」と強制的自己認識させられるからだ。

「は?自分は平気だけど(意訳)」と宣ってるブコメ大勢居るが、以下のどれかに該当するだけだと思う。

体験したのが堅牢心理的安全性担保され、なおかつ期限付きの孤独だった。

 (親元かつ20代前半以下、手に職が有り次がいつでも決まる状況での数ヶ月程度の息抜き離職、育児期間による離職など。)

自分孤独だと認定する閾値おかしい。(俺・私は人付き合い苦手だし〜→普通に彼氏彼女居る、みたいな。)

・平均より知能が低い。(オタク趣味があれば平気!とか言ってるタイプ障害者作業所で延々と単調な軽作業してても狂わないのと同じ理屈。)

強がり・虚勢。(大半がコレ。狂わない為の自己暗示。そもそも孤独が至高ならば、SNSの類なぞめんどくてやらないし、コメントも書かない。)

2022-04-12

anond:20220412105924

それはそうなんだが、結果論なのも同時に確かで。

まじでプーチンの頭おかしさが閾値突破してたら無理だった、ってのが常に核抑止論の弱点なのはかわらんのよね。

 

から拡散防止はやるわけで。

2022-04-08

anond:20220408222740

一番影が広い写真というけれど、書いた通り再現できる照明機材を持ち合わせてないので、お題に出された写真を引っ張ってきてるだけだよ。

元増田に載せた写真アニメ風に塗るとき閾値の例示として出しているわけで、

まさか影にディテールがある!と言いたいわけでないだろうし

何が言いたいんだろう?論旨がわからない。

絵が描けないコンプレックスだらけのブコメ

このブコメ達を見てほしい

『絵を描かない人からハイライト表現部分を「塗り忘れてるよ!」と言われてしまった』

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1869554

ブクマカたちによるとブコメ先に掲載されている絵は照明があまりにも不自然だ、とのこと。

そして、そのような絵になるのは、イラストレーター能力がなかったり、手癖で描くからだということらしい。


しかし本当にそうだろうか?被写体の上にライトがあれば実現できるのではないか

ということで検証した。

といっても、おれは照明機材を持ち合わせるほどの金がないので、既存写真を用いる。

ベースになる写真は以下

https://imgur.com/kAtSQ1l

もう少し被写体の真上にライトがあるのが理想だが、まあいい。

これのハイライト抽出してみる。

https://imgur.com/a/m55gseX

はい

ということで、アニメ的な階調にする際、どこを閾値にするかが問題なのであって、

実際には起こりえない、ということではないことがわかる。

当然画像全体で加工をしているので、検証画像は実際にこういう光の当たり方をしている。

ということで、イラストレーターちゃん知識経験をもってあのハイライトにしているということがわかる。

タイトルにある「絵を描かない人」にコンプレックスが刺激されたんだろうが、成立しない理屈で叩くなブコメ達。

ブコメ先で、「絵を描かない人の意見大事だよね」という話がちゃんとされているぞブコメ達。


けれど、顔が白飛びをしているのに髪の毛が白飛びしないのはおかしいのでは、というひともいるだろう。

なるほど、たしかに顔が白飛びをするほどの照明なら髪の毛も白飛びをするのは理屈に合っている気がする。

なので調べてみた。検索ワードは「白飛び 顔」である

すると以下のような写真がみつかる。

https://bbs.kakaku.com/bbs/00491011155/SortID=9506170/ImageID=296235/

http://photozou.jp/photo/show/1384474/67526838

不思議なことに、顔がこんなにも白飛びしているにも関わらず、髪には影が残っている。

考えれば当たり前なのだが、髪の毛は毛束なのだから、肌とは違う反射を起こすのだ。

成立しない理屈で叩くなブコメ達。


しかし、そもそも論として実写の理論を絵に持ち込むことに無理がある気がしてしょうがない。

実写で成立するものイラストで成立するわけではない。

イラストにはイラスト理屈があり、それに対して、

実写環境を想定した照明のあたりかたどうだ、という指摘はそもそもおかしい。

それだったら骨格がおかしいだとか、そんな目の大きい人間はいないだとか、そういう話になってしまう。

ようするに野暮なんだよ、それは。


そういう点ではイラスト理屈が先鋭化しすぎているという指摘はまだわかるのだが、

しかし、先鋭化して具体的に何が悪いのだろうか?

ブコメ先のイラストレーターは4万フォロワーを抱えるイラストレーターなわけで、

やろうと思えば、数人が食ってけるだけのエコシステムを組めるレベルである

和田誠イラストに、絵が抽象化過ぎて先鋭化が…ということを言う人はいないわけで、

イラストレーター本人がそれが良いと思って、周りもそれが良いと思っていることを

ガーガーいってもしょうがないことな気がするのだが…。

ましてや、ブコメ先では当然、前衛大衆バランスについても言及されているわけで、

そんなの余計なお世話だろうに。


あと、「俺がクライアントなら差し戻す」というブコメがあるが、

依頼先の過去作も見ないクライアントなんてだめだろ。

いったい何を想定して依頼をするんだ?画がわからないのに。

会社の金を使うんだから普通調査して、打合せして、想定して、途中経過をチェックするだろ。

「俺が日本王様なら、国民すっぽんぽんにするんだけどなぁ」

レベル発言だぞそれ。


おれには正直ブコメがなんでそんなに絵が描けないコンプレックスに陥ってるかよくわからない。

というか、エンタメ芸術分野に対するコンプレックスなのだろうか?

以前、ドラマカーボーイビバップOPに対するブコメ

アニメ風にするなら24コマにしないと」とかえらそーに言ってる奴とかいたけど、あれは何なんだ?

そもそも海外ドラマ映画24コマが多いんだぞ?

アニメ24コマじゃフルアニメじゃないか


黙って消費に徹しろ、とは言わないし、

悪意のない失礼までするな、とも思わないけれど、

このブコメはあまりにもひどい。

知識経験もない分野なんだから、無い理屈でなくて普通に書けばいいのに。

2022-04-04

anond:20220404145542

制御工学に「過剰なフィードバッグによる発散」というのがあるんだけど。

過剰なフィードバックのせいで閾値を超えると観測できずにあたかも消えているような感じになるよね。

2022-04-02

マジの社会不適合者にしかからない事

この時期の入社式ニュース入社式を終えた新社会人を見ると、当時の入社式自分労働意欲が薄い社交不安だったので、ストレスを感じる閾値が低くて、感じるストレスが激大だった)を思い出し芋づる式で色んな嫌な記憶を思い出し、酷く憂鬱な気分になる。

2022-03-24

anond:20220324194203

それなりの水準のところで微妙閾値がどこにあるかという話に大して意味がないというのは俺もそう思うけど、ゼロゼロじゃないかというバイナリーのところには質的な差があるんじゃないかと思うということを言っている。

2022-03-19

狂信者のように味の素摂取していたおばあちゃん

98歳までボケることもなく足腰も丈夫だった(死因は肺炎だった)んだけど、

表題の通りあらゆる食い物に味の素を添加して摂取していて、ある程度家族も巻き添えになってた。

1kg入りの袋を2~3か月毎に買ってたと言えばただ事で無さが伝わるだろうか。

そんな生活を何十年もしていた。

世間では味の素ボケるとか味覚障害になるとかたまに言われるが、味覚障害についてはなるかもと言わざるを得ないけどボケはまったく感じなかった。

数独とかクロスワードとか自分より解くの速かったし、その年代にしては珍しいことに英語もできた。

そのばあちゃん味の素の使い方が変わっていて、料理をぜんぶ味の素ナシで作ってから、食べる直前にスプーンでがばがばっとかけてたのよな。

見た目のインパクトも絶大だったし、味の面でもグルタミン酸閾値を超えると味覚では分からないとよく言われるがさすがにその分量だとガクンと脳に来る感じもあった。

なぜそんなことをするのか。曰く、「加熱すると味の素本来のうまさが失われる気がする」という、やべー奴としか思えない理由だった。

まぁ冒頭に「家族もある程度巻き添えに」と書いたように、そのかけ方だと家族は直前でストップを掛けることができるので、

文句を言われつつ常にその分量を摂取することは免れていた(時々フェイントで入れてくるのはあった)。

でもたしかにそういう気がしてくる程、おばあちゃんの作るメシはうまかった。

たぶん味の素ボケにはなんも関係ないってのが有力な説だろうけど、もしボケるとしても加熱しないことでその成分が増えないとか、そういうのもあるんかもしれないな。

そんなおばあちゃんの(たぶんいくら味の素を含んだ)血を受け継いだ自分も、味の素信者に……はならず、たまにほどほどの分量を使用する程度。

でも実はあの使用法は受け継いでいて、今日も出来立てチャーハン味の素パラパラっとかけながらふとおばあちゃんを思い出した次第。



追記

思いのほかトラバブクマついたな。みんなサンキュー

味の素1kgは近所のスーパーだと798円とかで売ってる。

自分がおばあちゃんから継承した知識としては、一般人向けの50グラム入り(150円くらいか?)とかを

チマチマ買うより1kgをドカっと買って容器に補充する使い方のほうが圧倒的にコスパがいいということ。

一般人は使い切れるか心配だろうけど実は味の素賞味期限はないのだ(砂糖や塩と一緒らしい)。

ただ袋の下のほうに小さく「これは業務用です。家庭用とは配合が異なります」とか不穏なことが書いてる。

けど味の違いは正直わかんない。

2022-03-10

自分に対してカッコつけてしまう癖をなんとかしたい

文章を書いているときも、誰に見られているわけでもないのに、自分の素直な気持ちを書くことができない  

  

から酒をのん自意識閾値を下げないと、ほんとうに思っていることがかけない

だらだらと深酒をしながら、なにか文章を書いて、ふと見返してみると書いてある文章自分と別人のような文章であることが多々ある

そういうときかい文章は、少なくとも自分にとっては意味のある文章であることがおおくて、たまにつらくなったときにみかえしている

  

なんだかいつも、自我邪魔をしている感覚はあって、自分に対しての変なコンプレックスなのか、自意識過剰なのか、べき論がつよいのか、そのあたりはよくわからないけれど

もっと気楽になにも考えずに生きていけたら、すくなくとも自分にカッコつけずに文章をかけたらな、いいのにな

  

今のじぶんはいまのじぶんでいい、と肯定できる日はくるのだろうか

2022-02-17

論文読んだ

岩手県におけるイノシシ Sus scrofa の分布拡大の変遷と出没確率予測

https://www.jstage.jst.go.jp/article/mammalianscience/62/1/62_21/_pdf/-char/ja

https://doi.org/10.11238/mammalianscience.62.21

言葉定義

目撃メッシュ

目撃メッシュ数 の意味が書かれていないので、読みづらいです。

5kmx5kmを一つの区間として、その区間で目撃がすくなくとも1回以上あった区間の数のことで良いのでしょうか?

図1を見ると目撃メッシュ数に対して、目撃件数が3倍程度あるので、1区間で平均3回の目撃があったという意味でしょうか?

テクニカル問題

一般に、AUCは未知のデータに対するモデル予測の精度を比較します。言い換えれば、学習データと未知のデータデータを区切って、学習データを使って学習をおこない、その後未知データをつかってAUC計算します。

今回の場合、5種類の環境データの選別を行うために、すべての出没データ学習させたモデルを使ってAUC比較しています。この場合、どのデータから予測させてAUC計算したのかが不明です。学習に利用したデータから予測をおこないAUC比較した場合、未知のデータに対する予測ができていません。なので、どの環境データを使うのが未知データへの予測に対して良い効果をもたらすのかを結論付けることはできていません。

最終モデルAUCは?

2007 年~ 2017 年のデータから、2018 年および 2019 年の予測を行っていますが、そのさいのAUC不明です。どの程度の精度だったのかが不明です。書くべきです。

予測に適したデータ量を検討するために,

この部分もAUC比較を行うべきです。比較するAUCが無いのに、データが多いほうがよいという結論は出せないと思います

からなかったこ

出没確率からTrueFalseを判定してAUC計算しているはずですが、その閾値はどのようにきめているのだろうか?

出没確率からTrueFalseを判定していますが、その閾値はどのようにきめているのだろうか?

データの中身

出没と出没しなかったメッシュの数。場所による偏り。

ディスカッション部分

"出没予測は,実用可能レベル"と書かれてますが、何に使うのかがわかりません。目的達成のために必要な精度も記載がなく不明です。そのため、本当に実用可能なのかがわかりません。

感想

1

元のデータを使って人間予測した方が、当たるのではないだろうか。

場所に対する精度が荒いという問題があり、実用可能問題が限られると思います

AUCが書かれてないので、精度がいいのか悪いのかが判断できません。

2環境データを入れた意味はあったのか

また、付録を見ると、イノシシの出没はほぼ同じ場所であるイノシシデータだけを使っても同じ精度で予測ができるのではないだろうか?

また、逆に、環境データのみから、出没場所推定できるのではないだろうか?2011年までの出没データと、2019年までの環境データ入力すれば、高い予測可能なのではないだろうか?

3

2007-2015年と2007-2019年学習モデル予測した確率分布図がほぼ一致しているのが面白い

イノシシデータではなく、環境データのみでも予測可能であるということを意味しないだろうか。

いずれにしても学習データ検証データをわけることそして、AUCによる比較検証必要だと思う。

4

AUCがどのような計算を経て出たものかがいまいちよくわからなかった。

アネレムのつかいかた

アネレムのつかいかたまとめ

導入 0.1mg/kg

維持 1mg/kg/h→0.8→0.6 min0.4

20分ずつで減らしていく

0.4以下は覚醒可能性あり

bis

数字は当てにならない

70以上であるからといって覚醒しているとは限らない

脳波の基線が揺れていれば鎮静できていると判断してよい

鎮静が十分であるかは脳波しか判断できない

・循環

導入時に少しだけ交感神経抑制時間があるが、落ち着いてからは全くない

驚くほど血圧が下がらない。その人の通常血圧がそのまま麻酔中に出るので、他の麻酔薬に慣れているとベースが高く感じる

交感神経抑制がないので、疼痛刺激の閾値が低い。すぐに反応するので少しレミフェンタニルは多めになる

そのせいで徐脈がでることもある

でも血圧は下がらない

持続昇圧薬の必要性は少ない

血圧が出るので、尿量も担保されることが多い

おかげでシバリングも出にくい?

覚醒 基本レミ残し抜管

バッキング時はアネレムではなくレミをフラッシュ

0.4→0.2は体感20分くらい

終刀で0.2-0.3,レントゲン撮影時にoff

レントゲン板外れたらレミもoff

自発普通に出る

tidal充分取れて刺激に反応あれば抜管可

抜管後はドロッとしていることが多い

自発が充分であることを確認できていればフルマゼニル0.2使用

病棟看護師に再鎮静の可能性について伝えておくこと

2022-02-14

anond:20220214123358

別にサイゼが「美味い」の閾値を超えてるだけだったら何も困らんやで

美味いものが全て等しく美味いわけじゃなくて「美味いけどあっちの方がもっと美味い」なんて当たり前にあるやろ?

もしかしてないんか?

2022-02-13

anond:20220213215215

幸せ閾値を下げるのって人生生きやすくする秘訣だったりするよな

俺も今日何もせずぐーたら寝れて幸せだったよ

幸せ価値を高めるよりも幸せの数を増やした方が生きやす

anond:20220213214334

それは流石に50歳の冷めた夫婦すぎる

喜びの閾値が低いと言った方がいいと思う

そもそも期待値誤用)というか現実理解してるからちょっとしたことでも嬉しくなる

2022-02-08

anond:20220208122719

程度の問題というのは閾値を超える能力があれば有効という意味ですよね。

2022-02-05

anond:20220205192047

全然笑えないよ。

なぜキミのようなDQNたちは笑いの閾値が低いのか、いつも疑問なので今後研究してみたい。

2022-01-25

本のまとめ

--

この本は5章まであるが、4章と5章はハンズオンであるため、文字としてまとめるのは1から3章に留める。

1章

コンテナとは】

他のプロセスとは隔離された状態OS上にソフトウェアを実行する技術

コンテナ利用のメリット

環境依存から解放

コンテナにはアプリの稼働に必要となるランタイムライブラリを1つのパッケージとして全て含めることができる。そうすることでアプリ依存関係をすべてコンテナ内で完結できる。

依存関係を含めたパッケージリリース単位となる

環境構築やテストに要する時間の削減

優れた再現性ポータビリティ

全ての依存関係コンテナ内で完結するため、オンプレでもクラウドでも起動する。

ステージング環境テスト済みのコンテナイメージプロダクション環境向けに再利用することで、ライブラリ差異による環境ごとのテスト必要工数を削減できる。

リソース効率のアップ

サーバー仮想化では、仮想マシンレベルリソースを分離し、ゲストOS上でアプリが起動する。つまりアプリだけでなく、ゲストOSを動かすためのコンピューティングリソース必要

一方コンテナは、プロセスレベルで分離されてアプリが稼働する。OSから見ると単に1つのプロセスが稼働している扱いになる。

Dockerとは】

コンテナライフサイクル管理するプラットフォーム

アプリコンテナイメージとしてビルドしたり、イメージの取得や保存、コンテナの起動をシンプルに行える。

アプリソースコード + Dockerfile

↓ buildでイメージ作成

イメージ(アプリケーションと依存関係パッケージングされる。アプリライブラリOS)

shipイメージの保存

レジストリに保存

run コンテナの実行

オンプレクラウドなどで起動

Dockerfileとは】

イメージを構築するためのテキストファイル

このファイルコマンド記述することで、アプリ必要ライブラリインストールしたり、コンテナ上に環境変数を指定したりする。

1章まとめ、感想

コンテナの登場により、本番・開発環境ごとに1からサーバーを立ててコマンド設定ファイルを正確に行い、環境差異によるエラーをつぶしていき...というこれまでの数々の労力を減らすことができるようになった。

2章

AWS提供するコンテナサービス

コントロールプレーン

コンテナ管理する機能

コントロールプレーンは2種類

ECSとEKSがある。

ECS

フルマネージドなコンテナオーケストレータ。

オーケストレーションサービスであり、コンテナの実行環境ではない。

ECSの月間稼働率99.99%であることがSLA として保証

タスク

コンテナ動作するコンポーネント

タスクは1つ以上のコンテナからなる

アプリを起動するためにはコンテナ必要

タスク定義

タスク作成するテンプレート定義JSON記述

デプロイするコンテナイメージタスクコンテナに割り当てるリソースやIAMロール、Cloud Watch Logsの出力先などを指定する。

サービス

指定した数だけタスクを維持するスケジューラーで、オーケストレータのコア機能にあたる要素。サービス作成時は起動するタスクの数や関連づけるロードバランサータスクを実行するネットワーク指定

クラスター

サービスタスクを実行する論理グループ

データプレーン

コンテナが実際に稼働するリソース環境

2種類ありECSとFargateがある。 Fargateに絞って書く

Fargateとは

サーバーレスコンピューティングエンジン

AWSのフルマネージドなデータプレーンとして定義されている

コンテナ向けであるためEC2のように単体では使用できず、ECSかEKSで利用する

Fargate メリット

ホスト管理不要であること

サーバーのスケーリングパッチ適用保護管理にまつわる運用上のオーバーヘッドが発生しない。これにより、アプリ開発に専念できるようになる

Fargate デメリット

価格EC2より高い。

利用者コンテナの稼働するOSには介入できない

コンテナごとにENIがアタッチされるため、コンテナごとにIPが振られるため起動に若干時間がかかる

ECR

フルマネージドなコンテナレジストリ

コンテナイメージを保存、管理できる

コンテナが利用されているサービス

Lambda

・App Runner

Lambda

 利用者コードアップロードするだけでコードを実行できるサービスAWS側で基盤となるコンピューティングリソースを構築してくれるフルマネージドサービス

App Runner

 2021年5月GA(一般公開)となったサービスプロダクションレベルスケール可能webアプリを素早く展開するためのマネージドサービスGithub連携してソースコードをApp Runnerでビルドデプロイができるだけでなく、ECRのビルド済みコンテナイメージも即座にデプロイできる。

 ECSとFargateの場合ネットワークロードバランシング、CI/CDの設定などインフラレイヤに関わる必要があり、ある程度のインフラ知識必要になる。App Runnerはそれらインフラ周りをすべてひっくるめてブラックボックス化し、マネージドにしていることが特徴である

ECS Fargateを利用した場合コスト拡張性、信頼性エンジニアリング観点

コスト

EC2より料金は割高。ただし、年々料金は下がってきている。

拡張性】

デプロイの速度 遅め

理由1 コンテナごとにENIが割り当てられるため。ENIの生成に時間がかかる

理由2. イメージキャッシュができないため。コンテナ起動時にコンテナイメージを取得する必要がある。

タスクに割り当てられるエフェメラストレージは200GB。容量は拡張不可。ただし永続ストレージの容量が必要場合はEFSボリュームを使う手もある。

割り当て可能リソースは4vCPUと30GB。機械学習に用いるノードのような大容量メモリ要求するホストとしては不向き

信頼性

Fargateへのsshログインは不可。Fargate上で起動するコンテナsshdを立ててsshログインする方法もあるが、セキュアなコンテナ環境sshの口を開けるのはリスキーである。他にSSMセッションマネージャーを用いてログインする方法もあるが、データプレーンEC2の時に比べると手間がかかる。

しかし、2021年3月Amazon ECS Execが発表され、コンテナに対して対話型のシェルや1つのコマンドが実行可能となった。

エンジニアリング観点

Fargateの登場からしばらく経過し、有識者経験者は増え、確保しやすい。

システム要件確認

多数のユーザーに使ってもらう

可用性を高めるためにマルチAZ構成を取る

CI/CDパイプライン形成し、アプリリリースに対するアジティを高める

レイヤで適切なセキュリティ対策不正アクセス対策認証データの適切な管理ログ保存、踏み台経由の内部アクセス)を施したい

2章まとめ、感想

AWS提供するコンテナサービスはいくつかあり、なかでもFargateというフルマネージドなデータプレーンがよく使われている。ホスト管理不要インフラ関連の工数を削減できる一方、EC2より料金が高く、起動に若干時間がかかるのが難点である

3章

この章では運用設計ロギング設計セキュリティ設計信頼性設計パフォーマンス設計コスト最適化設計について述べている。

運用設計

Fargate利用時のシステム状態を把握するためのモニタリングやオブザーバビリティに関する設計不具合修正デプロイリスク軽減のためのCI/CD設計必要である

モニタリングとは

システム内で定めた状態確認し続けることであり、その目的システムの可用性を維持するために問題発生に気づくこと

オブザーバビリティとは

システム全体を俯瞰しつつ、内部状態まで深掘できる状態

オブザーバビリティの獲得によって、原因特定対策検討が迅速に行えるようになる

ロギング設計

・cloud watch logs

他のAWSサービスとの連携も容易

サブスクリプションフィルター特定文字列の抽出も容易

・Firelens

AWS以外のサービスAWS外のSaaS連携することも可能

Firehoseを経由してS3やRed shiftOpenSearch Serviceにログ転送できる

Fluentdやfluent bit選択できる

fluent bitを利用する場合AWS公式提供しているコンテナイメージ使用できる

セキュリティ設計

イメージに対するセキュリティ対策

 - ソフトウェアライブラリ脆弱性は日々更新されており、作ってから時間が経ったイメージ脆弱性を含んでいる危険がある。

 - 方法

  脆弱性の有無はECRによる脆弱性スキャンOSSのtrivyによる脆弱性スキャン

継続的かつ自動的コンテナイメージスキャンする必要があるため、CI/CDに組み込む必要がある。しかし頻繁にリリースが行われないアプリ場合CICDパイプラインが実行されず、同時にスキャンもなされないということになるため、定期的に行うスキャン必要になる。

cloud watch Eventsから定期的にLambdaを実行してECRスキャンを行わせる(スキャン自体は1日1回のみ可能

提供元が不明ベースイメージ使用は避ける

・IAMポリシーによるECRのパブリック化の禁止

 - オペレーションミスによる公開を防ぐことができる

信頼性設計

マルチAZ構成

Fargateの場合サービス内部のスケジューラが自動マルチAZ構成を取るため、こちらで何かする必要はない。

障害時切り離しと復旧

ECSはcloud watchと組み合わせることでタスク障害アプリエラーを検知できるうえに、用意されてるメトリクスをcloud watchアラームと結びつけて通知を自動化できる

ALBと結びつけることで、障害が発生したタスク自動で切り離す

リタイアという状態

AWS内部のハードウェア障害や、セキュリティ脆弱性があるプラットフォームだと判断された場合ECSは新しいタスクに置き換えようとするその状態のこと。

Fargateの場合アプリはSIGTERM発行に対して適切に対処できる設定にしておかなくてはならない。そうしておかないとSIGKILLで強制終了されてしまう。データ整合などが生じて危険

システムメンテナンス時におけるサービス停止

ALBのリスナールールを変更し、コンテンツよりもSorryページの優先度を上げることで対処可能

サービスクォータという制限

意図しない課金増加から保護するために設けられた制限

自動でクォータは引き上がらない

cloud watch メトリクスなどで監視する必要がある。

パフォーマンス設計

パフォーマンス設計で求められることは、ビジネスで求められるシステム需要を満たしつつも、技術領域進歩環境の変化に対応可能アーキテクチャを目指すこと

ビジネス上の性能要件を把握することが前提

利用者数やワークロードの特性を見極めつつ、性能目標から必要リソース量を仮決めする

FargateはAutoscalingの利用が可能で、ステップスケーリングポリシーターゲット追跡スケーリングポリシーがある。どちらのポリシー戦略をとるかを事前に決める

既存のワークロードを模倣したベンチマークや負荷テスト実施してパフォーマンス要件を満たすかどうかを確認する

スケールアウト

サーバーの台数を増やすことでシステム全体のコンピューティングリソースを増やそうとする概念。可用性と耐障害性が上がる。既存タスクを停止する必要原則ない。

スケールアウト時の注意

・Fargate上のECSタスク数の上限はデフォルトリージョンあたり1000までであること。

VPCIPアドレスの割当量に気をつける

ECSタスクごとにENIが割り当てられ、タスク数が増えるごとにサブネット内の割当可能IPアドレスが消費されていく

スケールアウトによるIPアドレスの枯渇に注意

Application Autoscaling

Fargateで使用可能

Cloud Watchアラームで定めたメトリクスの閾値に従ってスケールアウトやスケールインを行う

ステップスケーリングポリシー

ステップを設けて制御する

CPU使用率が60~80%ならECSタスク数を10%増加し、80%以上なら30%増加する、という任意ステップに従ってタスク数を増減させる

ターゲット追跡スケーリングポリシーとは

指定したメトリクスのターゲット値を維持するようなにスケールアウトやスケールインを制御する方針

ターゲット追跡スケーリングPermalink | 記事への反応(0) | 21:45

本のまとめ

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この本は5章まであるが、4章と5章はハンズオンであるため、文字としてまとめるのは1から3章に留める。

1章

コンテナとは】

他のプロセスとは隔離された状態OS上にソフトウェアを実行する技術

コンテナ利用のメリット

環境依存から解放

コンテナにはアプリの稼働に必要となるランタイムライブラリを1つのパッケージとして全て含めることができる。そうすることでアプリ依存関係をすべてコンテナ内で完結できる。

依存関係を含めたパッケージリリース単位となる

環境構築やテストに要する時間の削減

優れた再現性ポータビリティ

全ての依存関係コンテナ内で完結するため、オンプレでもクラウドでも起動する。

ステージング環境テスト済みのコンテナイメージプロダクション環境向けに再利用することで、ライブラリ差異による環境ごとのテスト必要工数を削減できる。

リソース効率のアップ

サーバー仮想化では、仮想マシンレベルリソースを分離し、ゲストOS上でアプリが起動する。つまりアプリだけでなく、ゲストOSを動かすためのコンピューティングリソース必要

一方コンテナは、プロセスレベルで分離されてアプリが稼働する。OSから見ると単に1つのプロセスが稼働している扱いになる。

Dockerとは】

コンテナライフサイクル管理するプラットフォーム

アプリコンテナイメージとしてビルドしたり、イメージの取得や保存、コンテナの起動をシンプルに行える。

アプリソースコード + Dockerfile

↓ buildでイメージ作成

イメージ(アプリケーションと依存関係パッケージングされる。アプリライブラリOS)

shipイメージの保存

レジストリに保存

run コンテナの実行

オンプレクラウドなどで起動

Dockerfileとは】

イメージを構築するためのテキストファイル

このファイルコマンド記述することで、アプリ必要ライブラリインストールしたり、コンテナ上に環境変数を指定したりする。

1章まとめ、感想

コンテナの登場により、本番・開発環境ごとに1からサーバーを立ててコマンド設定ファイルを正確に行い、環境差異によるエラーをつぶしていき...というこれまでの数々の労力を減らすことができるようになった。

2章

AWS提供するコンテナサービス

コントロールプレーン

コンテナ管理する機能

コントロールプレーンは2種類

ECSとEKSがある。

ECS

フルマネージドなコンテナオーケストレータ。

オーケストレーションサービスであり、コンテナの実行環境ではない。

ECSの月間稼働率99.99%であることがSLA として保証

タスク

コンテナ動作するコンポーネント

タスクは1つ以上のコンテナからなる

アプリを起動するためにはコンテナ必要

タスク定義

タスク作成するテンプレート定義JSON記述

デプロイするコンテナイメージタスクコンテナに割り当てるリソースやIAMロール、Cloud Watch Logsの出力先などを指定する。

サービス

指定した数だけタスクを維持するスケジューラーで、オーケストレータのコア機能にあたる要素。サービス作成時は起動するタスクの数や関連づけるロードバランサータスクを実行するネットワーク指定

クラスター

サービスタスクを実行する論理グループ

データプレーン

コンテナが実際に稼働するリソース環境

2種類ありECSとFargateがある。 Fargateに絞って書く

Fargateとは

サーバーレスコンピューティングエンジン

AWSのフルマネージドなデータプレーンとして定義されている

コンテナ向けであるためEC2のように単体では使用できず、ECSかEKSで利用する

Fargate メリット

ホスト管理不要であること

サーバーのスケーリングパッチ適用保護管理にまつわる運用上のオーバーヘッドが発生しない。これにより、アプリ開発に専念できるようになる

Fargate デメリット

価格EC2より高い。

利用者コンテナの稼働するOSには介入できない

コンテナごとにENIがアタッチされるため、コンテナごとにIPが振られるため起動に若干時間がかかる

ECR

フルマネージドなコンテナレジストリ

コンテナイメージを保存、管理できる

コンテナが利用されているサービス

Lambda

・App Runner

Lambda

 利用者コードアップロードするだけでコードを実行できるサービスAWS側で基盤となるコンピューティングリソースを構築してくれるフルマネージドサービス

App Runner

 2021年5月GA(一般公開)となったサービスプロダクションレベルスケール可能webアプリを素早く展開するためのマネージドサービスGithub連携してソースコードをApp Runnerでビルドデプロイができるだけでなく、ECRのビルド済みコンテナイメージも即座にデプロイできる。

 ECSとFargateの場合ネットワークロードバランシング、CI/CDの設定などインフラレイヤに関わる必要があり、ある程度のインフラ知識必要になる。App Runnerはそれらインフラ周りをすべてひっくるめてブラックボックス化し、マネージドにしていることが特徴である

ECS Fargateを利用した場合コスト拡張性、信頼性エンジニアリング観点

コスト

EC2より料金は割高。ただし、年々料金は下がってきている。

拡張性】

デプロイの速度 遅め

理由1 コンテナごとにENIが割り当てられるため。ENIの生成に時間がかかる

理由2. イメージキャッシュができないため。コンテナ起動時にコンテナイメージを取得する必要がある。

タスクに割り当てられるエフェメラストレージは200GB。容量は拡張不可。ただし永続ストレージの容量が必要場合はEFSボリュームを使う手もある。

割り当て可能リソースは4vCPUと30GB。機械学習に用いるノードのような大容量メモリ要求するホストとしては不向き

信頼性

Fargateへのsshログインは不可。Fargate上で起動するコンテナsshdを立ててsshログインする方法もあるが、セキュアなコンテナ環境sshの口を開けるのはリスキーである。他にSSMセッションマネージャーを用いてログインする方法もあるが、データプレーンEC2の時に比べると手間がかかる。

しかし、2021年3月Amazon ECS Execが発表され、コンテナに対して対話型のシェルや1つのコマンドが実行可能となった。

エンジニアリング観点

Fargateの登場からしばらく経過し、有識者経験者は増え、確保しやすい。

システム要件確認

多数のユーザーに使ってもらう

可用性を高めるためにマルチAZ構成を取る

CI/CDパイプライン形成し、アプリリリースに対するアジティを高める

レイヤで適切なセキュリティ対策不正アクセス対策認証データの適切な管理ログ保存、踏み台経由の内部アクセス)を施したい

2章まとめ、感想

AWS提供するコンテナサービスはいくつかあり、なかでもFargateというフルマネージドなデータプレーンがよく使われている。ホスト管理不要インフラ関連の工数を削減できる一方、EC2より料金が高く、起動に若干時間がかかるのが難点である

3章

この章では運用設計ロギング設計セキュリティ設計信頼性設計パフォーマンス設計コスト最適化設計について述べている。

運用設計

Fargate利用時のシステム状態を把握するためのモニタリングやオブザーバビリティに関する設計不具合修正デプロイリスク軽減のためのCI/CD設計必要である

モニタリングとは

システム内で定めた状態確認し続けることであり、その目的システムの可用性を維持するために問題発生に気づくこと

オブザーバビリティとは

システム全体を俯瞰しつつ、内部状態まで深掘できる状態

オブザーバビリティの獲得によって、原因特定対策検討が迅速に行えるようになる

ロギング設計

・cloud watch logs

他のAWSサービスとの連携も容易

サブスクリプションフィルター特定文字列の抽出も容易

・Firelens

AWS以外のサービスAWS外のSaaS連携することも可能

Firehoseを経由してS3やRed shiftOpenSearch Serviceにログ転送できる

Fluentdやfluent bit選択できる

fluent bitを利用する場合AWS公式提供しているコンテナイメージ使用できる

セキュリティ設計

イメージに対するセキュリティ対策

 - ソフトウェアライブラリ脆弱性は日々更新されており、作ってから時間が経ったイメージ脆弱性を含んでいる危険がある。

 - 方法

  脆弱性の有無はECRによる脆弱性スキャンOSSのtrivyによる脆弱性スキャン

継続的かつ自動的コンテナイメージスキャンする必要があるため、CI/CDに組み込む必要がある。しかし頻繁にリリースが行われないアプリ場合CICDパイプラインが実行されず、同時にスキャンもなされないということになるため、定期的に行うスキャン必要になる。

cloud watch Eventsから定期的にLambdaを実行してECRスキャンを行わせる(スキャン自体は1日1回のみ可能

提供元が不明ベースイメージ使用は避ける

・IAMポリシーによるECRのパブリック化の禁止

 - オペレーションミスによる公開を防ぐことができる

信頼性設計

マルチAZ構成

Fargateの場合サービス内部のスケジューラが自動マルチAZ構成を取るため、こちらで何かする必要はない。

障害時切り離しと復旧

ECSはcloud watchと組み合わせることでタスク障害アプリエラーを検知できるうえに、用意されてるメトリクスをcloud watchアラームと結びつけて通知を自動化できる

ALBと結びつけることで、障害が発生したタスク自動で切り離す

リタイアという状態

AWS内部のハードウェア障害や、セキュリティ脆弱性があるプラットフォームだと判断された場合ECSは新しいタスクに置き換えようとするその状態のこと。

Fargateの場合アプリはSIGTERM発行に対して適切に対処できる設定にしておかなくてはならない。そうしておかないとSIGKILLで強制終了されてしまう。データ整合などが生じて危険

システムメンテナンス時におけるサービス停止

ALBのリスナールールを変更し、コンテンツよりもSorryページの優先度を上げることで対処可能

サービスクォータという制限

意図しない課金増加から保護するために設けられた制限

自動でクォータは引き上がらない

cloud watch メトリクスなどで監視する必要がある。

パフォーマンス設計

パフォーマンス設計で求められることは、ビジネスで求められるシステム需要を満たしつつも、技術領域進歩環境の変化に対応可能アーキテクチャを目指すこと

ビジネス上の性能要件を把握することが前提

利用者数やワークロードの特性を見極めつつ、性能目標から必要リソース量を仮決めする

FargateはAutoscalingの利用が可能で、ステップスケーリングポリシーターゲット追跡スケーリングポリシーがある。どちらのポリシー戦略をとるかを事前に決める

既存のワークロードを模倣したベンチマークや負荷テスト実施してパフォーマンス要件を満たすかどうかを確認する

スケールアウト

サーバーの台数を増やすことでシステム全体のコンピューティングリソースを増やそうとする概念。可用性と耐障害性が上がる。既存タスクを停止する必要原則ない。

スケールアウト時の注意

・Fargate上のECSタスク数の上限はデフォルトリージョンあたり1000までであること。

VPCIPアドレスの割当量に気をつける

ECSタスクごとにENIが割り当てられ、タスク数が増えるごとにサブネット内の割当可能IPアドレスが消費されていく

スケールアウトによるIPアドレスの枯渇に注意

Application Autoscaling

Fargateで使用可能

Cloud Watchアラームで定めたメトリクスの閾値に従ってスケールアウトやスケールインを行う

ステップスケーリングポリシー

ステップを設けて制御する

CPU使用率が60~80%ならECSタスク数を10%増加し、80%以上なら30%増加する、という任意ステップに従ってタスク数を増減させる

ターゲット追跡スケーリングポリシーとは

指定したメトリクスのターゲット値を維持するようなにスケールアウトやスケールインを制御する方針

ターゲット追跡スケーリングPermalink | 記事への反応(0) | 21:45

2022-01-22

職場への凸がゆるされる閾値ってどこらへん?

例えば以下のようなケースを考えたんだけど、法律よく分からないので詳しいひとに聞きたいな。

ケース(1)

アカウント名は今思いついた適当もの意味はない)

 記事肩書きには「ソニー任天堂でもMSでも可)○○部所属」とあった

 (記事自体は相変わらずガチャゲー批判だが、さすがに普通批判記事範疇であった)


このアカウントについてユーザからクレームがあったこともあり、名指し批判されたゲームの開発元は、所属と思われるソニー(もしくは任天堂もしくはMS)社に対し、発言者が社員であれば発言に注意するよう申し入れを行った

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ここで問題となるとは以下の点だと思う。

(1)Twitterアカウント寄稿記事の筆者(○○社員)が同一人物という証明を先にするべき

 良く似た筆名で良くよく似た主張をしているだけであり、Twitterアカウントから記事への言及があったとしても、なりすましという可能性はゼロではない

 単なる疑いでしかないのに、同一人物という予断で会社に問いあわせをしても良いのか

 雑誌に問い合わせてもプライバシー理由に回答は得られない可能性は高いが、

 まずは本人に同一人物であるか問いただすべきではないだろうか。

 それで回答がない、もしくは不誠実な回答だった場合はどうか。

 その場合も発信者開示をし……と進めるべきだろうか。

 ある程度の関係性は認められる以上は、会社宛に断定でない形で問合せをしても良い可能性はないのだろうか?

(2)プライベート発言、行動について会社宛に申し入れをするのは正しいか

 雑誌記事は社名をのせている以上は会社無関係とは言えないが、Twitter上は会社名を名乗ってはいないし、匿名活動している。

 つまりプライベート活動であると考えられるにも関わらず、会社に申し入れるのは不当ではないだろうか

 ただ、Twitterアカウント記事寄稿者が同一人物でれば、それらの言論活動は外観として地続きに見える点も考慮すべきで、完全なプライベート活動と言い切れるものなのだろうか。

 どれくらいの連続性があれば(なければ)、会社宛の申し入れを正当化(不当化)できるのだろうか。

(3)言論封殺にはならないのか

 このケースではTwitter攻撃対象スマホゲーユーザなど不特定多数、もしくはゲーム会社に限られている。

 しか侮辱罪が成立するような暴言ほぼスマホゲーユーザなど不特定多数に向けられていて、ゲーム会社はひたすらこきおろしているだけである

 「意見論評型の名誉毀損」は法人には適用されないだろうし、「侮辱罪」も不特定多数相手には成立しないだろう。

 その状況で所属会社を通じて発言を封じるような行動に出るのは、不当な言論封殺にあたるのではないだろうか。

 とはいえ所属会社社会的信用の低下を防ぐため、社業に関わる方面での社員の発信を制限すること自体は珍しいことではない。

 そのような理由社員の発信を掣肘できる範囲とはどのようなものなのだろう。

(4)あくま個人相手にするべきではないか

 何らかの侮辱罪に問えそうな発言があったとして、まずやるべきは発信者開示請求などを経て個人への訴訟であり、所属会社を巻きこむのはそもそも禁じ手ではないか

 所属会社寄稿記事で社名を名乗らせ、間接的にTwitterアカウント社会的評価に影響を与えたという点で全く無関係とはいえいかもしれないが、直接的な関係はない。

 ただ、個人紛争無関係会社に知らせるような行為は論外としても、(4)で挙げたように会社は全く無関係とも言い難く、会社名誉を守るためには情報提供有益とも言える。

 Twitterアカウント記事寄稿者が同一人物でれば、会社を巻きこんだのは本人の意思とも言えるのではないか

 所属会社当事者性というのはどういう理路で判断されるのだろうか?

ケース②「特定人物開発者)への侮辱が含まれ場合」も書こうと思ったけど、力尽きたので一旦止める。

全般的不勉強なので判断基準がよく分からないのもあるし、見落としている視点がきっとあるんだろうな、と思う。

元ネタの方は、事業会社と違い大学には「大学人の言論の自由を保障する」使命が在る点、問題が主に個人への侮辱であるところが大きく違うので同じ結論には当然ならないはず。

ただ、そこまで簡単に白黒つくような話とも思えないんだけどなあ……。

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