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はてなキーワード: 勝てば官軍とは

2020-12-19

anond:20200606161309

勝てば官軍、力こそ正義暴力ねじ伏せる、

それを後から振り返って人間的に成長したなあ、で終わる典型的ネオリベ養成フィクションじゃん。

2020-12-11

anond:20201211083327

差別パラドックス差別主義者を差別することは差別にあたらないのか・・・あいろいろ省略してつまり多数決で勝った奴の勝ち、勝てば官軍だということ

2020-12-01

anond:20201201195506

いうてそのアメリカでもスティーブ・ジョブズだって人間関係の構築とかダメでめちゃくちゃ暴言だし嫌なヤツだったわけだが。成功たからセーフ、勝てば官軍なだけやないのかえ?

2020-11-08

anond:20201108163930

ポジショントーク過ぎて話にならないね

言っていることが全部『フェミニストの主張は正しい』って前提条件ありきでしかない。

その正しさの証明放棄するなら暴力革命集団しかないよって指摘を受けているんだよ?

警告してる側? 何様のつもりなんだか。

あなたには一意見を主張する権利はあるけれど、それは他人意見を押しのけて上から目線ジャッジする権利ではないよ。

まあ、フランス革命南北戦争のように将来的に正義革命として認められる未来というのは、可能性としてはあり得ることだとは思うよ?

今はまだラディフェミしか賛同しないような価値観でも、将来的に穏当な形で世の中の理解を得るかもしれないし、勝てば官軍的に社会価値観を塗り潰すことができるかもしれない。

ただ、そんな"もしも"の未来があることが、現代の暴徒を正当化する理由にはならないよ。

力と力のぶつかり合いの間に線が引かれて落ち着いていく、というのが大事

どんな意見対立も、極論から妥協点までの道のりがあるでしょ。

この意見はなるほどそうだねと思った。

ただ、現状の経済社会での力関係を見れば、フェミニスト勢力が望む形で線引きがなされる可能性は低いと思う。

あなた未来顧客価値がどうなるかは分からないと言うけれど、文句をつけたいだけの人間顧客価値を持つことはないよ。

影響力を行使し得るとしたら、既に己が顧客価値を持っている状態で「私たち不快にするなら不買するぞ」って言える場合だけ(それこそATUGIの件みたいな)。

企業にとって大切なのは自分商品を買ってくれている人、将来的に買ってくれる可能性のある人であって、ターゲティング外の人間意見なんてどうでも良いんだから

(もちろん企業だって社会善は考えるだろうけど、今はあくまで力と力のぶつかり合いの場合の話なので置いておく)

そして、今、二次元趣味オタク層はターゲティング対象としてそれなりに強い立場を得ているということも言っておく。

2020-09-01

オタクの側は社会的公正に関する議論だと思ってるけどフェミ最初から勝てば官軍何でもあり権力闘争」としか思ってない

オタクフェミ行動様式の違いは全部これで説明できるでしょ

実際フェミ行動様式として嘘も嫌がらせもなんでもありなわけだし

2020-08-25

anond:20200825223253

多分それ、リスク承知ギリギリを攻めたんだと思う。プロデューサーが。

勝てば官軍ダメなら不満を審査側に向けられるからね。ダメージはあるが、ねじこめたときのリターンは大きいよ。

2020-08-24

はぁあああ

落ちた落ちた

何が落ちた?

面接

もう二度とてめえのとこの製品買わねーわボケ

はい勝てば官軍、敗者に言うことなしよな

はいはい、もうやめ

切り替えていこう

2020-08-22

藤井聡太二冠に観るAI時代将棋の楽しみ方

長すぎて読めない:AIの推奨手と解説聞きながら藤井SUGEEE!してればおk

対象読者:駒が規定の動きに従って取ったり打ったりできるのは知ってるくらい)

 かつて、電王戦というイベントがありました。故米長邦雄永世棋聖ちんこにまつわるエピソード豊富)の鬼手/奇手として遺ったそのイベントは、プロ将棋界に大きな爪痕を残しました。2013年コンピューター(当時はAI=人工「知能」とは呼ばれていませんでした)に破れた最初の現役棋士佐藤慎一五段(ギターと歌がうまい)のブログに多くの中傷コメントが寄せられたことに始まり、その後プロ棋士泥仕合の末の引き分けを挟みながら連敗すると「コンピューターに負ける棋士達に偉そうに生きていく資格はあるのか?」という問いが投げかけられました。その後はプロ棋士一時的に巻き返して勝ったり負けたりになりましたが、その勝ち方に対しても「コンピューターに対するハメ手」ではないかという意見が上がるなどしましたし、2016年3月AlphaGo囲碁トップ棋士を破るに至っては、もはや二人零和有限確定完全情報ゲーム人間AIに勝つの不可能だろうと考えられました。実際AlphaGoに敗れた棋士は、2019年に「AIに勝つことができない」ことを理由の一つとして引退しています2017年佐藤天彦当時名人(ABEMAトーナメント煽り文句が「おしゃれマスターなのはひどすぎる)が番勝負を連敗で落とすに至って、「絶対将棋人間AIに勝てない」という合意形成されていきました。

 藤井聡太二冠(初手を指す前にお茶を飲む癖があり、昨日の王位戦にはお~いお茶スポンサーした)は、そんな2016年末、「プロ将棋棋士とか存在する意味ある?」という疑念マッハ時代プロデビューし、2017年度にまたがってあのデビュー後無敗で29連勝とかい前後不覚、いや空前絶後の記録を打ち立てたのです。藤井二冠の将棋の魅力は色々に語られますし私も以下で色々に語っていきますが、当たり前であるが故にスルーされがちな第一理由としてシンプルに「強い」ことが挙げられるでしょう。誰しも推ししょんぼりしている姿は見たくないものですし、そこから照射して強い人を推しにするのも自然なことです。藤井二冠の強さは誰しも知るところですが、端的に説明するならば2018年に達成した記録4部門勝率勝利数、対局数、連勝数)独占が挙げられるでしょう(なお過去の独占者:内藤國雄、羽生善治羽生善治羽生善治羽生善治)。今回の「二」冠についてもそうですが、レーティング勝率など将棋についての数字で表せる強さに関しては、ほとんどすべての場合において現状藤井二冠に勝てる人はいないでしょう。そのことは世間に対する「わかりやすくすごい」というアピールに繋がっているのだと思います。駒の動かし方すらわからなくても、何かでデビュー後29連勝するのがとんでもなくすごいことだというのは誰でもわかりますからね。

 さて、「数字に関して藤井二冠はすごい」と言いましたが、ではこれが「数字じゃない部分は藤井二冠は大したことない」という皮肉であるのかと言えば、そんなことは全くありません。まあ将棋が勝ち負けのつく勝負である以上、どうしても「勝てば官軍」的な側面は存在してしまうのですが、それを抜きにしても多くのプロアマチュア意見の一致するところとして「藤井将棋は華がある」というものがあります

 世の中にはプロ棋士評価されるプロ棋士、されないプロ棋士、というものが実は存在します。その基準将棋に対するそもそも姿勢であったり、序盤の構想力であったり、終盤の鮮やかさであったり、あるいは元も子もなく勝率であったり、さまざまです。しかし、羽海野チカ先生キラキラ系だと思ったら違ってむしろアコガレ側だというのを吉田豪インタビューで知ってより好きになった)が『3月のライオン』で「信用」という言葉を用いて描いたように、それは確かに存在します。その言葉を借りて言うならば、藤井二冠は今棋界で最も信用を得ている棋士といえるでしょう。その源は何かと問えば5連覇中の詰将棋解答選手権に明らかな終盤力でしょう。「詰まないと思ったけど藤井くんが詰ましに行ったかまさかと思って調べてみたら詰んでた」というエピソードをどれだけのプロ棋士の口から異口同音に聞いたのか数えきれません。昨日も村山慈明七段(兄弟子の飯島栄治七段をトーナメントで負かしたのを忘れて「叡王戦どうされました?」と聞いた)がそれを言ってました。他方で、序盤力で羽生九段(って呼び方違和感あるよね)の若い頃と比較して、「新人羽生の序盤は荒削りで終盤の豪腕で勝利をもぎとっていたが、藤井はそうではない」と度々評されてきたあたり、「序盤、中盤、終盤、隙の無い」という格言に当てはまる棋士のような気がします。ちなみに藤井二冠はコロナ前後課題として中盤力を意識的に強化したようです。

 さて、ここまで散々凄いことかのように言ってきたのですが、実はプロ好みのプロ棋士というのはさほど珍しくありません。何十人かはいるでしょう。しかし、「プロ好みで」かつ「アマチュアにも好かれる」棋士しかも勝ちまくっている棋士といえば片手で十分なレベルでしょう。「プロ好み」「勝ちまくり」についてはすでに説明したので、以下では藤井将棋のどのような部分がアマチュア好みであるのかを解説します。アマチュアもまたプロに負けず劣らず基準が多様なのですが、結局は一つです。「オレが観てて面白いか否か」。以下では、その点について昨日の封じ手を中心に論じていきたいと思います

 さて、封じ手です。封じ手とは何でしょうか。大丈夫です。たまに先走っちゃうけど私は「駒の動かし方というもの存在する」レベル知識の人にも分かるように書いてるつもりです。封じ手とは2日制の棋戦で用いられる作法で、どこかまで指して、じゃまた明日、となっては最後に指してない側の人が一晩考えられてあまりに有利なので、手番の人が誰にも見せず「封じ」て、翌日に開封するということでそれを相殺しようという試みだと私は理解しているのですが、実際は「お前それ同歩の一手やん」みたいな封じ手も多く、謎です。たぶん同歩の先に必然手順があってその先にある分岐実質的に封じているのだとは思うのですが、封じ手やったことないし全く分かりません!誰か解説して!ともあれ、封じ手NARUTOとかの技名っぽい)の瞬間にドラマチックなことが起こることはまれです。でもなー、そこで起こすのが藤井二冠なんですよ!

 さて、王位戦第4局の封じ手は8七同飛車成でした。これは、一手前に木村王位(自ら将棋の強いおじさんと称するユニーク解説名人称号は当分は奪われないでしょう)が飛車の前に銀を進め、飛車にお帰り願う手に対するものでした。お帰り願われては仕方ないので、飛車を逃げるだろうというのが大方のプロ見解でした。しかし。藤井挑戦者はここで30分以上の、当たり前の一手があるに場面しては長考を行いますまさか、と解説がざわめきます飛車を切る手順を考えているのではないか。お帰り願った銀を飛車で食いちぎり、その飛車を金に取らせる手順を考えているのではないか。長考のまま封じ手時間となった。解説では飛車を切る手順と逃げる手順の比較を行っています解説橋本崇載八段(金髪パンチパーマゴリラから一時期太ったがまた巻き返して爽やかになった)は「いやー同飛車成は指せないですね。いや指すには指せますけど。ただ封じ手でしょ?手が震えて紙に書けないですよ」と言う。それほど異色の手なのだ

 同飛車成について私の印象を言わせてもらうならば、「アマチュア5級~3級の人がやりそうな手」です。お帰り願われたんだけど、そのまま言いなりになるのも業腹なので、切ってしまう。飛車と銀の交換で、相手は最強の駒・飛車をどこにでも打てるのに対し、自分飛車より弱い銀をどこかに打つ権利を得る。普通はそれでは勝てないが、相手が考えてない手を指した結果、相手の陣地は乱れ、時間も使わせることができる。お互いに強くないのでそこからちゃごちゃっと泥仕合にして最後はなぜか飛車を切った方が勝ってしまう、というのはそのレベルの人たちの将棋ではありがちです。ムカついたからという理由飛車を切り飛ばし、それで勝ってしまう。こうなると将棋はやめられません。もちろんそれはお互いに棋力が低いから成り立つ無茶で、相手が強くなっていくにつれてそうした手は通らなくなり、みんな普通の手を指すようになりますプロがよく言う「将棋は当たり前の手の積み重ね」「将棋は悪手を最後に指した方が負ける」という格言はそれを物語っています。ある程度強い人同士の将棋では、必殺技みたいなすごくいい手というのはなかなか出てきません。相手もそれを読んで必殺技を出させないようにするわけですからしかし、です。藤井二冠にそれは当てはまらないようです。今回の同飛車成も、以前に指した数々の「AI越えの鬼手」も、いかにも無茶で派手な、必殺技的な手です。つまり3級~5級の頃にみんな指していて、今はもう出来なくなってしまった手です。将棋一般に、2級と初段に壁があるといいます。2級になるためにはそうした無茶な手を捨てられるようにならなければならないし、初段になるには詰将棋や定跡を覚えなければならない。そうやって人は昔の無茶苦茶でありながら楽しかった将棋を失い、しかし強さを得ていきます。そうして強くなった人にとって、3級~5級の人の将棋というのは、少年期の懐かしい思い出のように映ります。昔は楽しかったな、でも今はあんな無茶はできないな。しかし、藤井二冠はその少年のような(というか少年なのですが)手を数々の大舞台で指して、そして強敵を破ってしまう。そりゃテンション上がりますよね。

 さて、藤井二冠のデビュー前後AI棋士地位を脅かしていたという話をしました。今もネット中継ではAIによる評価値や予想手が画面上に表示された状態視聴者解説者は将棋と向き合うことになります。そんな中で生まれ面白い解説常套句があります。「これは人間には指せない手ですね」。初めてその言葉が使われたのはおそらく第2回電王戦のどこかだと思うのですが、最初のうちは否定的ニュアンスが多分に含まれていました。人間なら一目でもっと上手く指せるのに、コンピューターにはこんな変な手を最善手として示してしまう、と。しかし次第にその言葉は畏怖と諦観を込めて使われるようになりますAIはこの手を最善と示している、確かにそれは正しいのだろう、しか人間にはそこまで深く読むことが出来ないから指せないのだ、と。現在棋士はおおむねその諦観を受け入れているように見えますAI的な最善よりも、人間の身の丈にあった答えを。ほとんど神話寓話世界の話ですが、その姿勢は間違っていません。人間が鳥の真似をしたところで、翼を焼かれるだけですからしかし少数の棋士は、その諦観を受け入れません。その筆頭が藤井二冠でしょう。彼は徹底してAI感覚を身につけようとし、かつ成功している人間であるように思われます。先ほど述べたように、「コンピューターのような」という言葉蔑称として使われる時代はもう過ぎました。それは単なる時代的なドグマではなく、すでに述べたとおり実際に「面白い」のです。藤井二冠はきっと、ラジオ時代ポップスターがいたように、テレビ時代プロレススターがいたように、AI時代に生まれるべくして生まれ将棋スターなのだろうと思います

 将棋はきっとこの先永遠にAI神様との比較さらされ続けます。その中で、我々よりもずっと神様に近い人が諦めてしまう。きっとこの構造人類史普遍的ものだと思います。そして、その諦めは決して不幸とイコールではない。そのことは多くのプロ棋士が「コンピューターには指せない」=「人間特有の」戦法や戦術を用いて証明してくれていますしかし、もし、人間が諦めずほんとうに神様を目指したとしたらどこまで行けるのか。その問いに対して藤井二冠の活躍は答えを出し続けてくれているように思います。私にはできない、あなたにもできない、困難な道を歩むことを彼は決めました。ならばせめて、その後ろ姿をずっと眺めていたいとは思いませんか。私は思います。というか散々述べたように後ろ姿を眺めるのが楽しすぎてやめられない状態にあります。まあ、私は振り飛車党なので実は推し棋士別にいるんですけどね。

(2021/2/7追記)書きました anond:20210207093448

2020-08-19

ソシャゲのお陰で楽しい二カ月を送った

ワールドエンドヒーローズというソシャゲストーリー

めっちゃ面白かったので好きなところを書くだけの日記

※序盤~中盤前までくらいのネタバレあり

オタクのこういう話はnoteの方がそれっぽいと思うんだけど、

IPアドレス流出騒動があった直後なので少し怖い。まあ大丈夫だと思うけど。

タイトル通り、6/20から初めたド新規なので気になる人は読まない方が良い。


まず面白いってどういう意味?というところから始めて、当て嵌まりそうなものを選んだ。goo辞書から

①興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。

②心が晴れ晴れするさま。快く楽しい

風流だ。趣が深い。

順番に書いていく。

①興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。

タイトルから分かる通りヒーロー物。オタク教育幼稚園で触れるであろうメジャージャンル。とても入りやすい。

そこからどう作品個性を出すの?という興味が湧くので、まず心引かれると思う。

個性を知る前=序盤に、コミカルなやり取りや結構重い変身の代償など、

飽きさせないテキストが用意されている。これも個性だな~。

また、個人的主観だけど、ワヒロを起承転結に分けるのなら

起承 一章〜三章

転結 四章・五章 となる。

この各章の終わり方も良く、「成る程な、よし次どうなる?」と思わせる

作りになってる。アニメパートみたいな意味深な台詞が並ぶ。否が応でもクワクしてしまう。

三章以降は佳境なのもあり、特に顕著。

(佳境は「物語面白い場面」らしいから、全編通して面白いワヒロに使うのもアレ)

②心が晴れ晴れするさま。快く楽しい

本編のコミカルなシーンだったり、奇策を駆使して有利な状況へ運ぶバトルシーンだったり。

一番分かりやすいのはイベスト!単純にオモシロい。

ワヒロって公式説明でもある通りギャグ鋭利だと思う。

お話読んで吹き出す、というのは、実は結構少ない気がしている。私の話。

けど、イベストがどれも面白くて、外れがない。これは本当に凄い。なんで出来るんだ?

また、そのオモシロさがキャラ依存でないのも凄い。

説明が難しいんだけど、「(よく設定を知っている)××さんがこう動くから面白い」ではなくて(そういう要素もある)、

言動や会話のやり取りがクスッとする」形なのが凄い。

キャラのことを知らなくても笑える。単純にギャグセンスが高い。尊敬

あと、キャラがとても生々しい。フィクションにおけるリアル最高峰かもしれない。生きている感じがする。

そういうキャラを心から応援したくなって、「心が晴れ晴れする」。

命を掛けて敵と戦う、自分意思を貫こうとする姿勢が、幼さを残しながらもとても立派で、ずっと応援したくなる…。

上手く言えないが、頑張りすぎてると「無理するな…!」って心臓痛くなってしまうし、

努力描写って加減が難しいと思うんだけど、ワヒロのキャラはそこが絶妙と言うか、

高校生〜しつつ、ヒーローをやる時は自分の信じたもののために戦っている、その姿が堪らなく応援したくなる。

応援するの楽しい次元の壁で届かなくても


風流だ。趣が深い。

別名オタクここすきポイント

①と被ってしまうんだけど、

ワヒロはヒーロー物という伝統的な枠にある作品なので、

ボーイ・ミーツ・ボーイな物語の始まりは物凄く分かりやすく、取っ付きやすい。

王道大好きオタクはワクワク感と共にスムーズに入り込めて助かった。

出会った二人の少年は「自分は何も無いという意識がある」という

共通から友情を更に深めて、それを手に入れようと約束する。

オタクは、今後に何か響くであろう誓いのシーンが大好き…

また、この「何も無い意識」は二人ともそう感じるようになった理由説明されていて、

その理由として描かれたエピソード正直しんどいが、オタクそういうの好き。

あとオタク好きやろ系の、「ヒーローはただ敵と戦えば良いだけでなく、

周囲の色々な意思が介入しており、割とキナ臭いところがある世界観」というのは

序盤から細やかに説明がされているので、何かあるやろ!!!と予想出来ていたが、

実際にお出しされるとテンション上がるものがある。良いお約束だよね

戦闘描写が良い。戦術がきちんとある勝てば官軍、搦め手上等。

「悪知恵の働く奴!」的な台詞はあるけど、正々堂々と戦えって本気で言う奴は…確か居なかったはず…。

とにかく、彼らにとって戦闘フィクションではないというのがよく伝わって良い。

オタクに優しい世界だと思う。

上述した通り、序盤から「不穏要素がそこかしこに!!」ってなると描写が多い。

ヒーローは変身した状態では心を強く保たないと世界に取り込まれ死ぬとか言うし、

ヒーロー周りキナ臭いし、主人公自分が死んでもいいとか言うし…

でも、オタクに優しい世界だと思う。プロデューサーさんが意識してくれた通り。

ワヒロは「物語が締められるか分からないワクワク感・怖さ」はほぼ無い。良い意味で。

結末はハッピーエンドだって分かっているから。

で、なんでハッピーエンドを信じられるかって、これでもかって程教えてくれるのである

公式サイトイントロダクションとか、アプリ説明文とか、下記のような文章がある。

「共に笑い、涙し、成長をする日々の先に、守るべき世界の、ハッピーエンドがあると信じて。」

更に、それだけじゃ足りねえだろと言わんばかりに、

本編内でも「この物語ハッピーエンドになるんだ」と強く実感させてくれる仕組みになっている。

なんと登場人物の一人にハッピーエンド厨がいる。

いくらハピエンですよ安心してくださいって言いたいからって、キャラにそんな奴出す!?最高~~

浅桐真大という男なんだけど、度々口にする言葉があって、

運命が、未来が決していても、過程ドラマを描く。

最高のハッピーエンドってのは、そういう風にできているんだ。」というもの。これを本編内で言わせるんだから凄い。

浅桐はしばしば彼らにとっての現実を、ハッピーエンドとかエンタメだとか表現するけど、そこに露骨さは一切ない。

キャラブレが無いから、序盤から感じた信頼感がずっと損なわれないんだな…

問題との向き合い方が良い。

ヒーロー達はそれぞれに過去がある。結構割と、思い出したくない類のものを抱えている人が多い。

ただ、本編においてそれが取り上げられる事は少ない。ヒーロー達の会話から

「こういう事があったんだな」と推察出来るから知っている。その程度の描写しかない。

一部例外は除く(本編で取り上げられる事もある)。

でもワヒロって「傷を乗り越える物語」じゃなくて「険しい道を進みハッピーエンド

手にしようと足掻く物語」だと思っていて、そこが好き。フィクションのなかのリアリティを強烈に感じる。

人みんなそれぞれ悩みがある。でもそれを解決まで導くことって、現実問題 相当難しい。

傷や嫌なものに対して出来るのって、自分なりの結論を出して

「上手く付き合っていく」ことだと思うんだよな。ベター手法

ベストなのは解決だけど、問題って自分一人だけのものじゃないものが多いから難しい。

ワールドエンドヒーローズドラマチックな部分は、

トラウマの克服が主軸ではなく、少年たちが頑張って探して見つけた自分の信念を胸に全力を尽くす箇所

なのが 好きだな…これは私の解釈

もちろん本編で描写する傷とその決着もあるし、ガチでエゲつない。

そんなしんどいなら本編で出さんでくれと思ったレベルでしんどかった。

でもだからこそ答えを見つけるシーンは美しくて感動して心震えたので…

結局何が言いたいかって、ぜ~~~んぶ面白かった。

最高のエンタメだった。この二カ月で色々読み返して、そのたびに楽しませてもらってます

まだ読めてない話があるからオフライン版助かるはずだけど、サ終が悲しいな。

このあと何か展開がありますように。

2020-08-09

就活で熱意がどうの企業研究がどうのって、本当に入りたい企業に入れるのってごく僅かで、働いてる人間大勢いるのに皆がみな、そういうモチベーション内定取ってるとは思えない

そもそも働きたくないのに

なんて言いつつも勝てば官軍ですよね

アスペコミュ障に道はなかった

2020-08-06

原爆投下は正当?

勝ったか原爆投下正当化されるし、負けたかホロコースト君主制非難される。

枢軸国側が勝ってたら、日本が行った慰安婦南京大虐殺東南アジア蹂躙

平和大東亜共栄圏確立の為に仕方なく行われた欠くべからざるプロセスとして肯定されてたよ。

いやむしろネトウヨ世界線みたく、黄色人種人権獲得に尽力した日本善行として称揚されてただろう。

結論勝てば官軍、負ければ賊軍

2020-06-25

anond:20200625141956

勝てば官軍って負けたほうが悪くないって言いたいんだろ

陽は

2019-04-29

四年前から夢見りあむのオタクだった

自分のできる範囲で、具体的には課金まではせず貯め込んだアイテムを削りながらイベントを頑張って、得られた券を全て夢見りあむに投じている。

夢見りあむを応援している。シンデレラガールになってほしい。

夢見りあむの善戦に対して様々な意見を目にする。

批判的なものひとつとして、物語を背負っていないアイドルシンデレラガールになってはいけないそうだ。

好ましく思わない人の気持ちもわかる。今年こそはと切に願っていたところを横から掻っ攫われるかと思えば、たまったものじゃないだろう。それならそうと言えばいい。物語などという言い訳を使わないでほしい。

これから書く中の「あなたたち」とは特定の誰かのことでは勿論ないし、特定集団のことでもない。あくまで私ひとりの狭量な視界に映っていた「世論」の一部であって、私の個人的な怒りの矛先である。全てのプロデューサーファンオタクがそれに当てはまるわけではないことなど百も承知である。私にとっては絶対的だった彼女暖かい言葉をくれた人、素敵な2次創作をしてくれた人、あの選挙の後に彼女を知った人も含めて皆に感謝している。ただ、それと同じくらい、彼女に、彼女を通して私たちに、心無い言葉をかけた人たちのことが忘れられない。今回夢見りあむを批判している層と、その「あなたたち」が大きく重複している気がした。

から、そんなあなたたちと話がしたい。読んでいて「自分はそんなことを言っていない、していない」「そんなのは一部の奴だろう」と感じた方。皆さんには関係のないことだから、読むのをやめてもらって構わない。

あなたがもし「あなたたち」であれば、自分思い当たる節があるだろうから

あなたたちへ。

彼女が積み上げてきた物語を「ガチャブースト」という一言で切り捨てて、それに触れてみようともしなかったあなたたちに、シンデレラ物語を論じる資格は本当にあるのか。

ボイスオーディション橘ありすに逆転された私たちの悔しさやそれから努力という、彼女応援してきた私たち彼女物語を、確かに彼女が背負っていたはずの物語を、ガチャの後押しのないシンデレラ物語を望んでいたあなたたちは無かったことにしたじゃないか

夢見りあむが物語を持っていないと憤るあなたたちにとって、シンデレラガールに相応しい物語とは何なのだシンデレラガールズの象徴として笑顔を咲かせ続けていた島村卯月がついに報われた物語も、無冠の女王と呼ばれ続けていた高垣楓がついに風を起こしたものがたりも、10年後もその先元祈りながら愛すべきコミックリリーフであり続けた安部菜々が第7回についに夢を叶えた物語も、それはもう美しいだろう。私もそう思うし、心からおめでとうと思う。

そして、私にとっては、彼女だってその3人と同じくらい、語られるべき物語があったのだ。

そんな彼女あなたたちがかけた言葉は何だった?

はいはいガチャブースト」の一言だ。

運営に後押しされて藤原肇を抑えてしまった高垣楓には物語があって、運営に後押しされて前川みくを抑えてしまった彼女には物語がないというのだろうか。

しかしたら彼女への巧妙なネガティブキャンペーンと思われはしないだろうかと、彼女はこんなことを喜ばないだろうなと、そう思いながらも今これを書いているような人間である私は、当然、勝てば官軍とは思えなかった。あれほど「盛り上がらない」結果発表は今までになかった。十時愛梨神崎蘭子渋谷凛の後だからシンデレラガールズをよく知らない人に「誰これ」と言われるのは理解できるけれど、競い合ったプロデューサーファンオタクあなたたちはさらに冷たかった。

何の罪もない彼女がこんな風に言われるくらいなら1位になってしまうより上位入賞に抑えてボイスだけ貰った方がよっぽど良かったではないか、とまで思ってしまった。野望なんて似合わないと笑うのを聞いて、彼女はそれでよかったはずなのにと泣きそうになった。

現状、運営による彼女の扱いに不満があるなどと言うつもりはない。客観的に考えて、200人近いアイドルの中で恵まれた側にいるのは間違いないと言っていいだろう。

ただ、ずっと応援してきた彼女の一度きりの晴れ舞台に、現実に生きる人間にたとえれば卒業式成人式結婚式のようなかけがえのない日に、あなたたちが土足でケチをつけていったことだけは紛れもない事実で、それは彼女が今後どれだけ活躍しようとなかったことにできない過去になってしまった。

彼女応援している他の人たちが今も私のようにそのことを気にし続けているかは知らないが、少なくとも私は気にし続けている。

悪いのはあなたたちではなく、運営なのかもしれない。私もあなたたちも運営の掌の上で踊らされているのかもしれない。そういう認識も確かにありつつ、それとは別にあなたたちが彼女にかけた言葉を私が忘れることはないだろう。

四年に一度の災害が再びやってきた。正直に言って、私は、総選挙でこんなことが起きるのをずっと待っていた。ガチャの力ではなく、自分の足で大暴走していく夢見りあむがシンデレラガールという物語を穢した時、あなたたちが何と言って罵倒するのか。

本当に楽しみにしている。

選挙なんてちょろいと夢見りあむに笑い飛ばしてほしい。四年前の私にはそれができなかった。あなたたちが何と言おうと、そういう意味では私と夢見りあむの間にも物語が生じつつあると言える。屁理屈のつもりではなくて、心底そう思う。

自分炎上するよりも推し炎上するのを見ている方が何倍も辛いと、ドルヲタの夢見りあむは知っているんだろうし。

2019-03-18

anond:20190318101940

日本勝てば官軍と言って、負けたほうにも正義があるとかわけのわからないことを言うからつじつまが合わなくなる

だったら平時の訓練は負けるためにやってるのかという話だわ

勝つために訓練してるのに負けても賊軍ではないとか意味不明

終戦記念日敗戦の日として教会をたてて嘘は方便は嘘で正直者が正しいというべき

2019-02-05

インターネット煽り炎上釣り師の終焉

誰とは言わないが、すっかり悪人として定着した。

その周辺の人間たちもだ。

から煽って炎上させて、注目を集める手法問題があると思っていた。

こうやって悪人として定着していってホッとしている。

一時期、手段を選ばなくても勝てば官軍なのだという考えが主流になりつつあった。

いまでもまだ、炎上商法は蔓延ってはいるが、

それを使う人間が、evilであるという認識は広まるだろう。

本当によかった。

2018-10-15

絵描きが嫌い

とりあえずどこかに吐き出したかった。

タイトルは「絵描きが嫌い」という前方面喧嘩を売るようなものだが厳密には違う。

私は「他人ネタ許可なく絵に起こす絵描きが嫌い」だ。

どれだけ神と崇める絵描きでもこの行為をするだけで心底幻滅してしまう。ちなみに私は文字書きである

 

ツイッターをしていると日々沢山の推しCP妄想が流れてくる。私の推しCPは少しマイナーなので表現を盛ってしまったが兎に角なにかしらの妄想が流れてくる。どれも素晴らしい。自カプには神絵師もいるので栄える日も遠くないと信じている。

そんな折、TLに大変素晴らしい妄想が流れてきた。絵描きでも文字書きでもない人の妄想だったが「いいね」が数個ついていた。私も「いいね」した。

その数時間後、神絵師漫画をあげた。読むと数時間前に流れてきた妄想ツイートと同じ内容だった。

私は「???」という気分だった。これは神絵師が考えた話ではなく別の人の呟きだったではないか引用元も誰の呟きだったかも一切書かれていない。直後の呟きで「【漫画の内容の)呟きが流れてきて萌えたので描いた」という旨の呟きが流れてきた。

その漫画には数百ものいいね」がついたのだ。私は盛大に胸糞が悪くなった。

ツイートの人はどう思っているのかと覗きにいったら件の漫画RTして感謝していた。

なるほど、この人は感謝するタイプの人なのか。

合意の上でならいいのだ。たまに「私の妄想フリー素材」と言っている人を見かける。潔く、そして話が早くていいと思う。

しかしそういった公言をしていない人はどうなるのか。私はみてのとおりこんな拙い文章しか書けないが文字書きの端くれであるツイッターネタ帳のように使ったりすることもある。そしてフリー素材などと公言したことはない。

ツイッター絵描きの人とも繋がってはいるが自分の身にこんなことが降りかかるとは思っていなかった。その時はもやっとした思いを抱えつつ、よその畑を眺めるだけ眺めて自分生活に戻っていったのだ。

しかし、程なくして恐れていたときは訪れた。

いつものように妄想を呟いた。数分後に我ながらいい妄想だったなと思ったので膨らませて文字に起こそうと思ったのだ。妄想には「いいね」が数個ついていた。

作業を始めてから時間半ほど経過した時だった。私は書くスピードが遅いので完成はしていなかったが、息抜きも兼ねてツイッターを開いた。

そこで衝撃のものを見てしまったのだ。

もうお分かりかと思うが私の妄想相互絵描きによって漫画になっていた。そのツイートにはかなりの「いいね」がついていた。少しマイナーなので数は控えめだったと思うが、その人は絵が上手かったので瞬く間に伸びた。

私は怒りで気が狂いそうだった。

ツイートURLも無ければ元ネタがあるという呟きもない。しかし内容は完全に私の妄想まんまであったし描いた人は「いいね」をしてくれていた。なので確実に黒なのである。だというのにまるで描いた人間が1から考えたかのような発表のしかたをされていた。

私の手元に残ったのはネタ丸被りの半端な文章けが残った。ここから完成させて発表しても元ネタが私のツイートだと知らない人達には私が漫画ネタをパクったように見えるだろうし、そもそもめちゃシコの漫画が生まれしまったので見向きもされないだろう。

考えて考えて文字を繋いだ文章は泣く泣く全ボツとなった。

私は性格が悪いので漫画RTして「妄想ツイートを元にして話を書いていたが漫画になっていたのでボツにした」という旨の呟きをした。せめてもの反抗で「いいね」しなかった。出来なかった。

すぐにリプライがきた。私の妄想を元に漫画を描いた人からだ。内容は「どうしてボツにしたのか。読みたいから書いてほしい」といったものだった。

ふざけるな。

お前が描かなければ完成していたのだ。お前が可能性を潰したのである自業自得にもほどがある。

私は怒りが爆発して「もう消したから無理だよ」としか言えなかった。

小説が完成していれば伸びたはずとかそういう話ではない。元々小説で絵に勝てるなんて微塵も思っていないし、人気がほしいだとか、承認欲求を満たしたいなんて理由文字書きはやってられない。それでも私が書きたかたから書いたのだ。

「ならば被っても書ききればよかった」なんて言われた日にはタイキックである。私が見つけた一面の新雪にすでに特大の足跡がついているのだ。もしかしたらダイブしたあとの人型かもしれない。そんな景色を愛せといわれても私は愛せないし、どうにかリメイクしようという気にもなれない。

なぜ一言聞いてくれないのだろうか。「描いていい?」と一言聞いてくれれば快くOKしたのだ。何も聞かず、引用URLも貼らず、まるで己の脳からまれたかのように発表するその神経が理解出来ない。

そして描いた側は「喜んでくれる」と信じきっている。反吐が出そうである

しかるべき手順を踏めば私も大手を振って感謝しただろう。その人のことをもっともっと好きになっただろう。その人のことを好きでいたかった。

ツイッター独り言を垂れ流す場である。そこに言葉を流すのであればある程度は覚悟するべきだという人もいるはずだ。理解はしている。それでも最低限のマナーというものはあるのではないだろうか。

あのとき、もう少し私の筆が早ければ物語は死なずに済んだだろう。結局勝てば官軍なのだ。私はスピードで負けてしまったのだから賊軍になった。ただの負け犬の遠吠えである

誰かの妄想を元に作品を作るという行為はたびたび見かける。きちんと許可を取っている人をみるとそれだけで好きになってしまう。逆に、無許可ネタを使っている人を見るとそれだけでブロックしてしまう。神とか人とか関係ない。

そしてそれは何故か絵描きばかりなのだ

そんな人間ばかりではないと勿論分かっている。分かっているだけに辛い。「いつかこの人もやるのだろうか」と思ってしまう。

誰かの妄想をもとに作品を作りたいと思ったのなら許可を取ってほしい。作品を発表した際は元ツイート引用するかURLをつけてほしい。ただそれだけなのだ。でなければ盗作されたようなものだ。

私のように考えている人が一人でもいることを祈っている。

2018-07-27

anond:20180727115015

勝てば官軍だったんだ

ロードオブウォーみたいに県警のお偉いさんと自衛隊基地の指令にトランクケースを渡しておけば逮捕されるどころか日本国王に慣れていただろう

2018-06-30

勝てば官軍

勝ったから勝ち方にもケチが付けられるし

勝ったか擁護も出来るし

勝ったからなんとでも言える

負け犬言論の自由はないというのだけは覚えておこうね

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