はてなキーワード: ルフィとは
皆さまはチームワークがいいと聞くと
「誰かがミスを犯しても、周りのみんなが助ける」
なんて考えるのではなかろうか?
浅薄だな〜、本当のチームワークはそうじゃない。
と思ったあなたは一流。数々の修羅場を乗り越えてきた老練家ですな。
本当にチームワークがいい組織は、
みんなに迷惑がかかるという使命感を背負っている人間が集まっている状態こそ、
チームワークがいいというものだ。
例をあげるとDeNA。チームワークがよろしくない。
チームワークは乱れない。
各々がお互いの力を信じている。
世間的にはDeNAのほうがチームワークが良いと思われがちだが、
じっさいのところはGREEに軍配があがる。
中日と同じで今は低迷しているが、あの手の組織はいつか這い上がる。
それでも任天堂の壁は厚い。ニンテンドウ チームワーク クッキョウナリ
あの映画の中にはチームワークの全てが詰まっている。
シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ブルース・ウィリス、シュワルツェネッガーと主演級の俳優が同じチームのメンバーとして登場する。
そして彼らは皆一流。最強のチームワークを誇る。
この名だたる企業コンソーシアムのチームワークは最悪。
ハイキュー:80点 現実的なスポーツ漫画でありながら必殺技要素もある美味しいバランス感覚が良い。←ほんとこれ。あと先輩眼鏡マネとかも大好き。
ワンピ:75点 なんかビッグマム一党が人格的に雑魚っぽくて四皇に期待してたのはコレジャナイ…。あとルフィの突然戦わなくなるアレ嫌い。
鬼滅:70点 独特の才能に疑いはなかったがこれだけ少年漫画に寄せてきたのはすごい。伸びるよこれは。
火ノ丸:60点 安定。地味。だがいい漫画だ。低い点は付けられないな。
ブラクロ:50点 小説版のキャラを逆輸入してメインを張らせるという冒険的な、小説版読んでない人置いてきぼりな実験を展開中。
斉木楠雄:50点 安定感凄いけどハズレキャラはあきらかに居るよね。斉木兄もその1人。最近でたのではブツブツ喋る奴とか。
磯部:50点 安定。
オレゴラッソ:45点 テコンサッカーという酷い設定の企画を押し付けられてる。作者は力があるので次回作を応援する。
ネバラン:40点 ダラダラダラダラ。もう脱出しないまま終わって伝説になって欲しい。原作が足引っ張るジャンプの定番パティーン。
ゆらぎ:40点 とらぶる的なアレ。ラッキーエロは個人的には刺激ゼロだけど安定できたエロコメはいい駒なんだろうね。
ヒロアカ:40点 全然評価しない漫画。自分が見てきた漫画やアメコミのパッチワークだけで創作してるタイプ。
せすぴん:30点 作画専業やってた割りに絵の表現力と画素が低い気がする。あとダンスの取材が浅いような。
銀魂:30点 なんか最終章っぽい雰囲気だしながらもう数年経ってるよね あんま読んでない
左門:25点 地力が足りない部分を色んな工夫で補って水面に顔を出すところ嫌いじゃないけどそろそろ限界来てるよね
ソーマ:20点 前から読んでないが最近評判悪いな 何か起きたのか
アマルガム:15点 絵が汚い
ー番外ー
バトルフィーバーJから見始めて後にスーパー戦隊シリーズと呼ばれる作品は全部見ているからだよ。
最近は秘密戦隊ゴレンジャーやジャッカー電撃隊も戦隊シリーズに含めることになったようだけど、それらも当然見てる。
互助会だらけのブログにブクマつけるのも癪に触るから増田に書捨てる。
ふざけんなよと、ネット見てみろよと。
別に勧めてもないのにワンピの話するだけで何巻で読むのやめたわ〜wとか
文字多すぎwとかルフィの目が死んでるwサイコパスwとか絵がごちゃごちゃしてるwとか
聞いてもねーのにイチャモンつけてくるやつワラワラ湧くネットの風潮もやめてみろばかやろー
なんで毎回ワンピの話題の度に同じような悪口みなきゃいけないんだよ
そんなに嫌いならほっとけよ
何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよとルフィもいってませんけど。
ワンピ好きだと漫画好きじゃないみたいなこと言われるのもやだなー
もうやだなー
いろいろ読んでいろいろ好きでそれと同じようにワンピも好きなだけなんだけどなー
我慢してきたんだよー今まですごい我慢して黙って聞いてたんだよー
売れてる漫画だもん、目につくよね鼻につくよねそれが嫌いなら尚更だよね
でもワンピの記事だ!ってみにいくと同じように何回も悪く言われるの疲れる
数件の良意見のために毎回がっかりしにいく自分にもがっかりする
アドバイス罪みたいに何編でやめた罪を制定したい
そうか、わたしははてぶや2ちゃんでワンピの話をするみんなが見たいのに
毎回同じ悪口に終始するのが嫌だったのかもなー
書いたらスッキリした
一切合切世も末だ
以前ゼクシィにピンクの婚姻届が付録でついていたことが確かあって、私はいわゆるオタクなのだが、その時はTwitterが色めき立っていた。
好きなキャラの名前を書いて眺めるだけ。とてもよく理解できる。
でもまさかピンクの婚姻届が実際に提出できるものだなんて知らなかったので、昨日検索して驚いた。キティちゃんを始め、ルフィの婚姻届まである。
夫婦揃ってワンピースが好きなら需要があるのだろうか?しかし書いたら提出しなくちゃいけないのにキャラ物って……
と思ったら提出用と手元に置いておく用と二種類あるらしい。たまげた。なんでもありなのか。
すると偶然今月発売のゼクシィプレミアムにティファニーコラボの婚姻届が付いてくるらしいので買いに行った。
以前音姫が付いていたときに購入したが、当然独身女が読んでもなにも面白くはない。バブリーな記事は笑えるけど。
ティファニーブルーの罫線が美しい婚姻届は、なんだかオモチャみたいだった。
ゼクシィの付録に必要事項を書いて役場へ提出すれば入籍できるだなんて、あまり実感が沸かないものである。
ティファニーには少しだけ嫌な思い出がある。
今年の春、地元の駅へライブビューイングを見に行ったのだが、ちょうどマラソン大会とかぶっていて道路がいつも通りに使えないことがあった。
やたら参加者が多かったのだが、参加賞としてティファニーのなにかしらがもらえたらしい。歩いている女性が皆紙袋を手にしていた。
そんなものを参加賞にするから参加者が増えるのだ。余裕を持って出たにも関わらず少し遅刻してしまい、あの日から「はいはいティファニーティファニー」と思っていた。
けれど改めて見るととてもきれいな色だ。清潔感もあり、街中であれだけ目立っていたのも当然だ。
ティファニーごめん。
とてつもないスクリーン数で上映されたワンピースフィルムゴールド。
気になったので数字を調べてみた。
すると。
FILM Z 300スクリーン 初日2日間で、興収13億7205万4050円・動員数114万81人
FILM GOLD 739スクリーン 初日2日間で、興収11億5577万1000円・動員82万0830人
ってことで、上映スクリーンを倍以上にしたにも関わらず動員数は3割ほど減っている。
これは相当やばくないですか?
フジテレビがもう社運を賭ける勢いで番組という番組にルフィを登場させ、宣伝を打ちまくり、バンダイナムコや東映アニメーションが持てる力をすべて注ぎ込み、猫も杓子もタイアップをするこの映画が、なぜこけたのか?
ワンピースの寿命という説ももちろんあるが、やはり、公開初日に黒船「ポケモンGO」のスタートが重なったことが最大の理由と考える。
ワンピースの映画初日動員数はまったくニュースにならず、すべてのwebニュースはポケモンGOの上陸を取り上げ続けたことで、ワンピースの映画っていつの間にかはじまってたなあという雰囲気になっている。
とんでもない大惨事になるかもしれない。
エンターテインメントの粋を極めたよい映画です。
ポケモンGOに飽きたらぜひ見に行ってあげてください。
覚醒したり、パワーアップしたりするときに長髪になるキャラって多いですよね?
ぱっと思い付くだけでも、
・うしおととら(1990~)の潮(獣の槍所持時)
※厳密には髪が伸びているわけではないらしい
・幽遊白書(1990~)における幽助
などなどたくさんいます。
(変身すると髪が長い、というとWILD HALF(ワイルドハーフ)もそうですね。)
なぜみんな髪が伸びるのでしょう?
まず、覚醒したり、パワーアップしたりしたことを分かりやすく示すためには、見た目ががらっと変わることが必要です。
そのような演出上の必要性があるから、髪が伸びるのかもしれません。
・眼の色が変わる、瞳に模様が浮かぶ
ハンターハンターのクラピカ、NARUTOの写輪眼、輪廻眼、仙人モード、BLEACHの虚化、Get Backers-奪還屋-の聖痕(スティグマ)、新世紀エヴァンゲリオン
※ブコメで指摘を受けて、キング・ブラッドレイは削除しました。
・髪の色が変わる
ドラゴンボールのスーパーサイヤ人、武装錬金のヴィクター化、東京喰種
・肌の色が変わる、紋様・模様が浮かび上がる
武装錬金のヴィクター化、七つの大罪のメリオダス、アメコミのハルク、ONE PIECEのルフィのギア4、進撃の巨人、金色のガッシュ!!
・光をまとう
ドラゴンボールのスーパーサイヤ人、テニスの王子様の無我の境地
これらのパターンと違って、髪が伸びた場合、キャラクターのシルエットそのものが変わるため、使い勝手が良い、ということはありそうです。
江口洋介や木村拓哉などに人気が出て、男性の長髪が流行したロン毛ブーム。
これが起きたのが1990年代でした。
当時の、男性の長髪がかっこいい、という風潮が影響しているのかもしれません。
覚醒すると、強力になる代わりに理性を失ったりするのもお約束の一つです。
そういった性質の象徴として、髪が伸びて野生化した姿になるのかも。
ライオンのたてがみのイメージが根底にあるのかもしれませんね。
覚醒シーンにおいては、その人物の怒りが伴うことも多いです。
「怒髪天を衝く」という言葉もあり、髪の毛が逆立つのは怒りの表現。
髪の毛が伸びて逆立つのは、そのキャラの怒りを象徴とも読み取れます。
詳しくは知らないですが、プリキュアシリーズ(2004~)や美少女戦士セーラームーンシリーズ(1992~)など、魔法少女モノでは、変身して髪が伸びるイメージがあります。
これらについては、ターゲットとする女児のあこがれ、「大人の女性」の象徴として、髪が伸びている側面もあると思います。
ただ、少年漫画等とも、「髪が伸びて、変身・パワーアップ」というところでは共通しているので、こちらの方にルーツがあるのかもしれません。
旧約聖書の登場人物、サムソンは、怪力の持ち主ですが、その力の源は、髪の毛にあります。
髪の毛が力の源という発想は、このあたりから来ているのでしょか。
※ブコメでの指摘によると、髪の毛がというより、髪の毛を切らないという誓約の問題のようです。
丑の刻参りの方法として、相手の髪の毛が必要とされる場合があるように、宗教・呪術的にも髪の毛が重要な場合があります。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=507
きちんと確認できていませんが、ギルガメシュ叙事詩におけるギルガメシュ(ギルガメッシュ)は、長髪が抜けると力を失うようです。
ギリシャ神話では、髪の毛に関するエピソードとして、メドゥーサやかみのけ座の話がありますね。
古来から髪の毛には何らかの力が宿るとされきたんですね。
憶測と疑問形だらけで結論は分かりませんが、思っていた以上に「覚醒して髪が伸びる」のルーツは古いところにありそうです。
あれは、アンパンマンのビジュアルありきの設定なのと、髪の毛があったころが描かれていない(たしか)のでちょっと事情が違いそうです。
フリーザは、元々髪がないですが、シルエットがすっきりするという意味では逆のパターンですね。
ブコメでは、時間の経過の表現、異形化系の説話と設定上の都合、動物の威嚇、成熟期の発毛、歌舞伎など色々な指摘があって興味深く読ませていただきました。
>追記部分
たとえば「現実の生々しさとかを題材にして描いた」…すなわちドキュメンタリー系の映画やテレビ番組を考えてみてくれ。
そこで描かれているのは「自分とは違うタイプの人間が自分の知らない世界で自分がやらない行為をやっている」ものではないか。
どうして漫画に限ってそうでないと言える?
人は「自分とは異なるものを観察する」ことでも楽しめるものなんだ。
ONE PIECEのルフィや名探偵コナンなんかを「憧れ」の一言で括ってしまうとまた頓珍漢な方向へ行くぞ。
「かっこいいなあ」と思っても憧れるとは限らないし、「こうはなりたくないな」と思っても嫌いになるとは限らない。
「……ああ、みゅーず、ね」
「……声優だから。世代も色々あるから。AKBとかE-Girlsとかと一緒にしてあげるなよ」
「アイドルをテーマにしたアニメの歌が売れて、それが今年の紅白に出たわけ」
「太い! どうしたあのふともも! どうした!」
「(画面から眼を逸らす)」
(数時間後)
「ねえ! Twitterのμ'sの感想、褒め言葉ばっかだよ! ナンデ!?」
「……ああ、そうだろうね、それは『ラブライブ!』を応援している層だね」
(2015/01/03)
「……え、何で『ラブライブ』みてんの」
「紅白でわかんなかったからさー、見ようかと思って、これ録ったのはNHKなんだけど、元々NHKの番組?」
「……紅白が出る前後にNHKが買い取っただけで、元はNHKとは関係ないんだな、これが」
「アンタ『ラブライブ!』みてたの?」
「それが見てないんだ。断片的にしか。アニメの顔も相変わらず識別できない。マジで」
「アンタ『ラブライブ!』みてたの?」
「見てないつってるだろ、アイドルものは二次元も三次元もわかんねえんだよ」
「へぇー。そう。あ、最初に流れてたアニメってこの娘たちなのね。廃校?」
「アンタ本当に『ラブライブ!』見てなかったんだね」
「だから見てないっつっただろ」
「学校ごとにアイドルがいる、スクールアイドルっていうのが存在する世界観みたいよ」
「いるわけねえだろがッ」
「だよね〜。はあー、ふーん、(ぽちっ)」
「ああ、早送りするね。まあそうだよね、俺でもそうする。ところで何で見ようと思ったの? つらくないこれ?」
「あったねえ。20年近く前だねえ。今はルフィであるところの田中真弓が大男の桐島カンナをかなり強引に演じてたりしてたねえ」
「でも私は『サクラ大戦』歌謡ショーの声優のひとたちを見てちゃんと感動出来てたのを覚えてるのよ」
「そうだよね」
「だからきっと紅白2015のμ'sに感動しているネットの人たちとかも同じ気持ちで、『ラブライブ!』がわかったら『サクラ大戦』歌謡ショーみたいに楽しめるのかなって思ったわけ」
「……あんた正しい人だよ、素晴らしいよ、むしろ俺が間違ってたよ」
「そお?」
(数分後)
「……あ、ただ終盤、止めて」
「なんで?」
「アンタ『ラブライブ!』みてたの?」
「見てない。でもこういう褒め所だけは散々言われてるから覚えてる。これおおよそ2年前の作品だけど、ほら、全身絵とアップ絵で切り替わってるでしょ」
「そうだね、なんか全身絵の方は顔が能面だね」
「この頃はまだアニメ風の3D演出を動かす技術が発展途上で、ラブライブはこの当時としてはかなり先駆的なやり方をしてた」
「ふーん(あまり聞いてない)で、紅白の録画を……ああー、こういうことだったのねー」
「そうね」
「あ、ただ、AKBとかにいてもおかしくないような子たちも結構いるね」
「ああ、そういうことになるのかな、アイドルと同じくらい声優アイドルも知らんけど」
「知らないの?」
「あー、日高のり子さんいるじゃーん」
「その世代はね、わかるよね」
昨年急に浮世絵に目覚めた人です。
http://anond.hatelabo.jp/20150815210249
これに対して、
http://anond.hatelabo.jp/20150816024827
こんなエントリを返してみたのだが、風景画などに比べると、人物画は、少なくとも浮世絵というジャンルにおいては、日本は独特の様式で進化してるように思う。
ここで、それについて説明していきたい。
日本人のアイデンティティに関わる部分が多く、絵だけでなく、できれば安保やSEALsにも話を展開できればなんだが、とりあえず筆にまかせて書き綴っていく。
ここで、見てもらいたいのは、ルフィが市川猿之助に似ていないこと。
なぜだろう?
「なにを言っているんだ?」「ワンピースの絵でありゃよくて、役者に似せる必要などないだろ」
その通りだ。
ワンピースであることが大事であり、尾田絵であることが大事であり、役者の顔など関係がない。
ナミもロビンもオッサンが演じるわけだが、オッサンにする必要はないのだ。
役者絵とは、舞台看板に由来するため、元来似せる必要がなかった。
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狭い意味で言えば、鳥居派の絵こそが公式な絵、ワンピースで言えば尾田の絵であり、この後隆盛を誇る勝川派や歌川派の役者絵は、非公式なアンソロジーみたいなものである。
絵はすなわち、歌舞伎の様式美、世界観、江戸の空気を体現したものではならない。
ゆえに、役者絵に描かれる人の顔は、あのように似ていなかったのである。
似絵、似顔絵という、役者に似せた絵にたどり着き、2人の共著の一冊の絵本は世界を変えた。
勝川春章
この二名のうち、勝川春章のほうは歌舞伎の世界観、様式美との調和に成功し、商業的にも成功、多数の弟子をとり、勝川派という一派が出来る。
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顔のみならず、肢体まで正確なデッサンを基本に描いているのがよくわかる。
歌舞伎の雰囲気をそのままに、デッサンは正確、一世を風靡する。
彼は印に「画中造化」(造化とは造物主、天地の法則のこと)を用い、絵の中に神を宿すという気概があったんじゃないかと俺は思う。
ちなみに、葛飾北斎は勝川春章の弟子であり、若い頃は勝川春朗を名乗っていた。
面白いことに、この顔を対象に似せて描くというムーブメントは、男性の顔に対してだけである。
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歌舞伎の女役ならば、オッサンにするわけにいかないのはわかるが、町娘書く場合であっても、テンプレ顔。
正確にはテンプレ顔のなかにも表情はあるのだが、男性がデッサンを基づく顔で、立体造形は可能なのに対し、女性の顔はおそらく3D化できない。
スネオの髪型やカイジのの顎ほどではないが、この顔は立体造形が難しい。
女性の顔については、この後に続く喜多川歌麿については外すことができないのだが、こんかいのエントリでは男性の顔に主題を起きたい都合上、また別の機会にかかせてもらう。
続いては、やはり東洲斎写楽と歌川豊国について触れないわけにはいくまい。
先に写楽に触れよう。
東洲斎写楽、聞いたことはあってもなにがどう凄かったのかを説明できる人は少ないと思われる。
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Webで調べると、「強烈なデフォルメ」と表現されるが、簡素な線は実は正確に人の顔を捉えている。
小鼻の膨らみから、顎の厚みから、少し線を書き足すだけで全て補完可能で、輪郭線の修正は必要ない。
芝居小屋の闇を表現したかのような黒バック。この黒バックは光を当てるとキラキラと光る仕様になっていて、芝居小屋の闇の中で白塗りの人間にスポットライトがあたったような臨場感を醸し出している。
実際、写楽は売れなかったらしい。
なんの実績もないし素性がわからない新人が豪華なデビュー、しかも大コケしているにも関わらず次々と新作発表。
よくみると上手いのにぱっと見で下手、よくみると下手なのにぱっと見では上手い、正確なデッサンの部分があるのに、全体だと崩れた感じ、当時の常識ではありえない色彩感覚、いまだに正体は謎である。
ところで、写楽は商業的には失敗だったが、画家たちへの影響は確かにあった。
写実とデフォルメの高次元の融合、舞台化粧、舞台の緊迫感を受け継いだのは、たとえば
歌舞妓堂艶鏡
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http://dejimashoten.sakura.ne.jp/bookimages/359787.jpg
歌川豊国の役者絵とは、ひらたく言えば二次元絵、アニメ漫画の絵の祖になる。
勝川派の始めた写実の路線から、再び二次元絵に舵を切ったとも言っていい。
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歌川派の役者絵は、わかりやすく言えば、たとえ横顔だろうと、正面から見た顔のパーツをつける。
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この流れは、幕末までずっと加速し、圧倒的な作画量を誇る国貞(実質の三代目豊国、自称二代目豊国)、幕末の豊原国周まで続く。
末期がどんなになったかといえばこんなだ
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さてさて、文明開化で圧倒的な強さを誇っていた浮世絵の様式、というより歌川派の様式の人気に陰りがでる。
人物画にふたたび写実との間でゆれうごく。
最後の浮世絵師と言われた彼の晩年は、西洋画の技法を消化し、浮世絵にした。
晩年ともなると、このような感じ。
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http://data.ukiyo-e.org/metro/images/1594-C051.jpg
絵の上半分の人物の顔は、見えるであろうその通りに描かれている西洋式の絵。
下半分の人物の顔は、正面から見た目や口を横顔に貼り付ける歌川派の様式。
どちらかと言えば、下の絵のほうに力強さ、人間らしさを感じるならば、我々はなんだかんだいっても二次萌えの血が流れる日本人である。
劇画調の漫画は、写実から離れ、劇画という絵のジャンルが出来る。一見すると写実的なようだが、立体造形は不可能。
人物の描き分けも出来ているようで出来てない。あるいは意図的にしない。例を上げるとシティーハンター。
デフォルメしつつも、デッサンもしっかり、例を上げるとドラゴンボールか、であったが、デフォルメだけを受け継ぎ、骨格はデタラメOKになる。
人物はデフォルメでも、背景描写はパースを重視するのも浮世絵的。
っと、ここまで書いてみたものの、安保につなげられる気がしねぇのでここまで。
ちゃんとした美術史や絵の解説書から学ばずに、webの知識と年表と絵の印象だけで語ったんで、間違いもあると思うんで、指摘してくれると嬉しい。
この手の連中がカマバッカ島とかの描き方を非難する声は良く聞くけどさ、フランキーネタの描写については何も言わないのかね。
つまり
↓
ルフィ達男、スゲー!感動!
↓
女白ける、しら~
あそこが尾田の男根主義の最たる物だと俺は思うんだけど、ジェンダー脳連中からあそこの描き方への言及は未だかつて目にした事がない。
何で?
もしかしてあそこの描写は妥当で特に非難するべきものではないって判断なの?
おかしいだろそれは。
なのにジェンダージェンダー言ってる奴等には特になんとも思わないわけ?
ふざけるなよ。
これでカマバッカ島ガーとかほざいてるんだぜ。
自分らに都合の良い所だけは見過ごすんですね。
死ねよ。
>機械とかガジェットにフェチ的な興味を示すって、男が子供っぽいとか幼稚だってことだろ。 フェミじゃなくて男が怒るべき。
俺は男だ。
逆の立場で傷ついてる者もいるのにフェミとかジェンダー脳は自分の立場でしか物を考えず、こういうのを平気で見過ごしてしまう神経が俺は腹立たしいんだ。
ちょっと考えればこういう問題は常に対称性を持っているのは想像ぐらいつくだろうに、結局自分らの正当性の事しか頭に無いんだよあいつらは。