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はてなキーワード: オモロとは

2024-08-20

温暖化神社神事ヤバい

地元の零細神社例大祭ってのが、この猛暑日続きのクソ暑い時期に、しかも気温が最高に高まる午後2時に開催されるんだよねー

で、参列する氏子総代などのメンバーは、ビシっとスーツ着てネクタイ着用の正装が求められる。それどころか宮司さんほか神職の人らは、超ガッツリ厚着なんだよね

たまたま今日の天気は曇りがちで、最高気温も32度くらいで済んだからまぁ事無きを得た感じだけど、38度とか40度なんてことも可能性としては十分ある

うそうなったら拷問に近いんじゃないかと思っちゃうw 来年からは、全員空調服装備でいいことになんないですかね?

笙の音色20人ぐらいの空調ファンの音が重なって、えもいわれぬハーモニーが奏でられ奉ったりしたら、オモロイのになーww

2024-08-17

第三次大戦なって

徴兵制とかやりたくねーよって反対運動起きて

国民投票した結果民主主義国は独裁国に無条件降伏しますなったらオモロイよな

姉は私の姉である 〜3度の天丼の向こう側〜

私には姉がいる。先に言っておくと、私は自他共に認めるシスコンだし、なんやかんやで姉も私のことが大好きだ。でないと私の頭皮匂いを嗅ぐのが好きだと言って、バイト終わりの煙草臭にまみれた頭皮臭いを嗅ぎ「うっ……でもこれもいい!」と再度嗅ぎ直すようなことはしないはずだ。(※私が知らないだけで重度の臭いもの好きだった場合を除く)

高校生くらいまでは実はそんなに仲が良くなかった。奇声を発して廊下や外を走り回る私と、真面目で優等生な姉。しかし私は歳をとるにつれて少しずつ常識を学び、姉はオモロい友人に囲まれユーモアが身についた。それに伴い話が弾むようになり、今ではすっかり心を許し合い、ちょっかいを掛け合っている。

さて、姉は結婚出産きっかけに実家から離れたところに住んでいる。対する私も実家を出て一人暮らしだ。姉と過ごす時間はかなり減った。

私は結婚出産もまだだから、もし話を合わせられなくなって、たまに会えた時も全然さなくなったら辛いな、と心配していた。

が、お盆休みに姉・姪、そして私が実家に帰ると、そんなことは杞憂だったことがすぐに分かった。姪の面倒を見る合間にくだらない話をいっぱいした。ちょっかいをいっぱいかけた。私の心は完全に緩み、ついにかつてのような「思ったことをなんでも言い、したいことをすぐにする」モードを取り戻した。

ソファで二人で並んで座っている時、私は頭を綺羅星のように駆けていったワードを、そのまま口から飛び出させた。

「私、ウーパールーパーの"ルーパー"の方ね。お姉ちゃんは"ウーパー"」

言い忘れていたが、私は常にこのようなくだらないことを考えている。署名料って言葉トゥメイトゥに激似だなとか、大便ってBigBenっていうとすごく偉大に見えるなとか、そういうことを。

姉は目を合わせたきり無言だったが、ぽつりとしゃべった。「…ウーパー」

ルーパー」私は返した。姉は大変順応が早い。もう一度姉が言う。「ウーパー」「ルーパー♪」今度はちょっと声を高くして返した。「ウーパー」まさかの3度目である。「ルゥペァア…」いやにいい発音で返してみた。

私はとっても満足していた。周りの友達ならこうはいくまい。ハ?と半笑いで言われるか、よくても1回このくだりをやって「なに〜?これ」と笑われて終わるだけである。それを我が姉は即座に3回繰り返した。やっぱ姉妹ってこういうことなんだよナ… ほんのりニヤけていると、姉が、突然苦しそうに顔を歪めた。

「ウッ………!」

胸を抑える姉。その瞳が私を捉えると、絞り出したようにこう続けた──「……パァ……」

私は打ち震えた。3度だ。姉はすでに、ウーパールーパーのくだりを3度繰り返しているのである常人であれば、「なんかしらんがこれだけやれば満足だろ」と思う回数である

だか、姉は私の姉であった。私の突拍子もない言葉についてくるどころか上を行った。3度の天丼の末、ボケを投げかけてきた。

姉はなんと素晴らしいのだ。こんなにも私に楽しいことを提供してくれる。私は喜びを噛み締めながら、そのボケに答えるべく息を吸った。「──ルパァァーーーー!!!

イメージとしては、撃たれてしまったウーパーに対し事実を受け止めきれずに叫んでしまルーパーである。姉の渾身のボケに応えるべく、迫真の演技で叫んだ。

叫び終わると二人してゲラゲラ笑い、大声にびっくりした姪が「なにしてるの〜?」と寄ってきた。くだらないし伝えたとしても「だから何?」としか思わないような話なので、なんでもないよと誤魔化した。

だが、私はこれがとても楽しかった。同時に、意味のわからないルールに鋭くボケを打ち込んでくる姉に深い敬意を抱いた。どうか姉の素晴らしさを、他の人に少しでも知ってほしい……。そんな想いを込めて、本記事を書かせていただいた。うちのお姉ちゃん、おもれ〜ぞ!

2024-08-11

フワはやすオリンピックに正々堂々と殺すと言うべきだった

やす子といういじられ芸人が、芸人しからぬぬるいツイートを繰り返しぬるい称賛を得ていたのだ。

やすオリンピック

生きてるだけで偉いので皆
優勝でーす😄😄😄😄👏👏👏👏✨✨✨

これは毒にも薬にもならない文章として一見見えるが、その背後には命を削って仕事現場で戦っている精神異常者の狂気を誘発する性質があることは、みな納得できるだろう。

言葉にして論理的説明すると嫉妬だの妬みだの陳腐でチープな表現になってしまうのでここでは詳しく追わないが、事実フワはこのコメントに対して「死んでくださーい」とツイートをカマしてしまっている。

そこからわかるのは、少なくともフワにとってはこの投稿有害であった、少なくとも攻撃を発露させるのに十分であったという事実がある。

やすオリンピックの良し悪しは論じるつもりはなく、今回のテーマではありません。

問題となるのは当然、フワの発言です。

おまえは偉くないので、死んでくださーい😅😅😅😅😅
予選敗退でーす👏👏

ここからわかることを整理します。

表題にある通り、私が一番注目したのは、死んでくださいと言う言葉でした。

フワは、この期に及んで自分の中の攻撃性すら認めることが出来ずに、暴力を装うことも出来ず冗談の風を装った文章を送りつけている。

フワ!

お前がやりたかたことはそんなはずではない!

自分が死にものぐるいで働いても到達できなかったところに、

攻撃的な自分言動を縛られて苦しくやっと勝ち取った維持しているポジションを、いじられキャラでクソオモロいぬるツイートを繰り返し、ぬるい称賛を集めてるやつが現れた。

殺したいに決まってるだろ。

何が「死んでくださーい」だ!

お前がするべきは、覚悟を決めて、このぬるい発言撤回を勝ち取り、やす子を取り巻く環境とそれを許している社会徹底抗戦するべきだっただろう!

お前がするべきは、覚悟を決めて「この発言は聞くに耐えないから、取り消せ」であり、

拒否されたうえでの「私の覚悟は決まっている、今からお前を殺す」

であるべきだった。

フワ。

おまえはやす子を侮りすぎていた。

フワ。やす子はお前なんかよりも上の人間だ。

フワ。お前ができることは全力で必死に戦うことだった。決して「死んでくださーい」などとちょけたフリをして、相手に生死の決断を委ねるような、責任回避的なツイートをするべきではなかった。

フワよ。

怒り猛れ!お前は猛獣だろうが!

フワよ!

やすオリンピックを殺す意思がないなら覚悟がないなら、挑むべきではない。お前が殺されるぞ!!!

2024-08-07

anond:20240807070145

ゴミも売るものじゃないから捨てなくていいのね りよーかい お前自分家のゴミ自分だけ処分するんだオモロイなー

2024-08-01

anond:20240731202504

レスいっぱいついてて笑った。みんなそんなに悔しいんやね。金あるし頭いいし、おしゃれだとはいえおっさんだし。信じがたいのはワイも一緒やで。「頻繁に呼び出される」のは、ワイの家が都会だからってのもあったんやろね。完全に本当のことやし、悔しがってる奴らが躍起になって否定してるのはオモロだけやでwww

2024-07-14

X、増田まとめサイトYouTubeとかで投稿したりコメントするんだけどさ

俺的には上手い事書いたのに、その後に別の奴が書いた当たり障りないコメントが伸びてるとムカつくわ。

そういう共感じゃなくて俺みたいに一本取ったオモロコメント評価しろや。

それとも俺のステージに上がってこれてないんかな?

これが孤高ってやつか。

偉大な成功者もこんな気持ちだったんだろう。

まぁ俺は成功する才能があっても慎ましく生きる選択をしてるだけなんだがな。

ただ、やっぱり凡人どもより評価されないのは納得できねぇな。


自分投稿コメントは定期的に何回も見返してる。

そのたび「やっぱおもしれぇ」って思う。

他の奴のコメントは何も面白くない。

尊敬する人とか目指す人もいない。

成功してる人は認めてるけど、憧れたり尊敬はしないかな。自分ガチればそこにいけるし。

ただネット有象無象は明らかに俺より下なのに俺を無視してんのが納得できねえ。

俺と一部有名人インフルエンサーネームドで、それ以外の有象無象NPCだろ。

俺がアクションしたら反応するのがNPC役割だろうが。

2024-07-13

ツムツムが現代エウメネスだった

オモロゲーム作って政治時間削ったろ!

小学生見学に来ても記憶を失うぐらい熱中してしま

 

これもう日本国への攻撃だろ

2024-07-11

anond:20240710190131

・やったかどうかわからない、やってもいないのにキャンセルするな

これって小山田圭吾擁護してた人たちと同じで

(とは言っても松本人志別に仕事キャンセルされてなくて勝手にやめたという違いはある)

ある特定の振る舞いとか価値観を「イケてる、かっこいい、おもしろい」と思ってた、それを体現してるキャラクターキャンセルされてるんであって、キャラクターキャンセルされる段階になると実際何をしたかよりもなにをよしとしてたかという方が問題視されてるんよね

 

障害者バックドロップしてウンコ食わせるなんてしてなかった!と言っても、そのエピソード批判的な文脈ではなくオモロ過去エピソードみたいに披露したらキャンセルされますわな

松本が女にひどい扱いしてそれがオモロことみたいなキャラクターであったことは否定しようがないでしょうよ

2024-07-09

バー】某ピアノ生演奏バー

ジジイが鬱陶しかったが初めてのバーぼっちはそれはそれで寂しいし互いにカスだったのでヨシ!

互いに中高年独身非正規雇用無職カス

・あとジジイの酔い方が父と同じ感じで「悪人ではないが外交的ではない一生懸命生きてる人が酒エンジンで陽気になるとこういう酔い方になるんだ」と思って少し悲しい気持ちになりながら見てた

ピアノ生演奏最前列?に座らせて頂いて音が直に体に当たり目茶苦茶よかった ピアノの音が目茶苦茶疲れた体に染みる

本当に…音楽って…いいですね…

・他のお客さんの仲の良い会社の(同性)後輩の誕生日サプライズで先輩がフルート(持ちこみ)を演奏ピアニストさんとハッピバースデイトゥーユーをセッションしててあまりハイソサエティ世界すぎて逆にオモロかった

生演奏バーで飲むのが長年の夢だったので目茶苦茶いい体験だった 夢一つ叶った

ピアニストのお姉さんに接待してもらってデレデレした センキューキテレツ

おかしいな…千円のドリンクを2杯のんだのにお会計が4500円…?ググッた→席代…サービス代、そういうのがあるのか!知らんかったわ バス江のみんなお金持ちやな…まああれだけいいピアノ演奏を直に浴びさせて貰ってドリンク代だけっていうのも不気味な話だしまあ…ええか…前から行きたかったし30分おきにライブやってくれて最高だったし…

死ぬまでにやりたいこと1つ叶えた!

anond:20240709100429

店員教育してやったので感謝すべきだ」と思ってる

オーイ!!まるっきり老害クレーマーか、自分のヤカラ好みジョークオモロいと自画自賛しとるDQNやんか😩

2024-07-06

anond:20240706124055

ウマシコじゃあるまいし

エロではあるがその人相変わらずエロいの描いてるからからないんだよな。絵柄変わってたし別人になったのバレねーよーにとかだったらオモロいわ

都民都知事選について真剣に考えてくれ

誰が一番都知事にふさわしいかではなく

誰が都知事になったら一番オモロイかを…

そうすれば投票先はおのずと決まる



そう、ドクター・中松(96)だ

anond:20240705225029

クンニ増田の反応が待たれる、いやこれ書いたのがクンニ先生だったらオモロいな

2024-07-04

百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240703191053

ワイ、昨日書いた増田が250以上ブクマされ、ビビり散らかす。まあ逆張り背伸びしたい勢は想像以上にいるってことなんだろうか。それにしても「百年の孤独文庫マジで見つからんな、4件本屋行ったが見つからん。だからまあアレだ、今度は“「百年の孤独文庫版売ってないのでもういっそ「百年の孤独」は読まないで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学”というテイでお薦めするわ。逆張りしてる/したいやつ、そもそも百年の孤独」読まんよな。

アウグスト・ロア=バストス/吉田秀太郎「汝、人の子よ」(パラグアイ)

まず名前カッコよすぎだろ、アウグスト・ロア=バストスって。ラテンアメリカ小説家で一番カッコええよ。まあそれは措いといて、これはパラグアイ現代史とかそういうの描いてんだけど、語り方がめちゃ混乱してる。1人称で進んでたと思ったら3人称語りになったり、日記文章出てきたり。時間軸もめっちゃ変わる。何かググったらロア=バストス、映画脚本家でもあったらしいけど、脚本っぽさが違和感理由かもしんない。こういうわけで読んでて何回もは?とかなるけど、その錯綜っぷりがパラグアイ現代史なのかもね、知らんけど。

オスカール・ナカザト/武田千春「ニホンジン」(ブラジル)

そう、日系ブラジル人ナカザトさんが書いた日系移民についての小説月並みなんだが日本の知られざる歴史ってやつを、ある移民家族史を通じて教えてくれてめっちゃ面白いよ。これ読んでたら、戦前かにブラジルだけじゃなくパラグアイとかペルーとか、あと他の地域の国とかに行って生きたり死んだりしてた日系移民めっちゃ多かったんだろうなとかしみじみしてしまったわ。水声社から出てる現代ブラジル文学コレクションで一番好きやね、これが。

マリオ・レブレーロ/寺尾隆吉「場所」(ウルグアイ)

ある時起きたら見知らぬ部屋にいて、ドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて、その部屋のドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて……こういう悪夢みたいな状況を描いた作品がこれなんだけども、こっからまた別の意味で変なことが起こっていって、変なことのバーゲンセールが開催されながらも文章結構淡々としてて、この素っ頓狂さをどこまでも真顔で書いてる作者の顔面自然と浮かんでくる。訳者によるとウルグアイは“奇人の国”らしい。これ読むと、まあ納得や。

ソル・ケー・モオ/吉田栄人「穢れなき太陽」(マヤ/メキシコ)

これはラテンアメリカ先住民の1つ、マヤ人の小説家が書いた小説集。マヤ語とスペイン語の2か国語で、先住民社会とか女性差別とかそういうのを描いてる。マヤ人の社会やら文化やらについて当事者が書いた本は少ないし、そういう意味でもかなりオススメ。ていうか俺は、ラテンアメリカ文学の入門としてこの人の作品も出てる「新しいマヤ文学」がマジでうってつけだと思ってる。フェミニズムやら、ファンタジーやら、魔術的リアリズムやら色々てんこもりで、薄めでしかも字もデカいから読みやすい。図書館とかじゃスペイン語文学の棚じゃなくて、海外文学最後のその他の文学の枠に置いてある時多いから注意な。

 

エリコ・ヴェリッシモ/澤木忠男「大使閣下」(ブラジル)

ラテンアメリカ文学好きは“三大独裁者小説”って聞いたことあるかもな。カルペンティエールの「方法異説」とロア=バストスの「至高の我」とガルシア=マルケスの「族長の秋」ね。この本はそこに並んでもいいようなブラジル小説だけど、またクソ分厚いわ、出した出版社がそこまで有名じゃないわで。日本じゃ全然知名度がない。てか翻訳過程オモロイ。訳者、実は三菱UFJ銀行の元理事で、若い頃にこの本読んで感銘を受けて、50年越しに翻訳したらしい。すげえ執念だ。まあこれは俺の文章より、ラテンアメリカ協会書評読んだ方がええ。https://latin-america.jp/archives/55186

ソル・フアナイネス・デ・ラ・クルス/中井博康「抒情詩集」(メキシコ)

前にスペイン語勉強してた時、メキシコの人に「スペイン語話者モテたいなら、この詩人を読んでスペイン語での口説き方を学べ」って言われてこの人を教えられた。で、図書館行ってとりあえず見つけたこ日本語版の詩集読んでみたんだが……いや全然そういうのじゃなくね!?一体全体何を以てこれ読んで口説き方を学べと言ったんか、それともジョークで言ったんか、マジ分からんが、詩を諳んじられればメキシコひいてはスペイン語圏でモテるってことかね?日本じゃ現代短歌読めればモテる、みたいな。

マヌエル・プイグ/木村栄一「このページを読む者に永遠呪いあれ」(アルゼンチン)

ブコメマヌエル・プイグの話が出てたが、プイグたらこれやろ。「このページを読む者に永遠呪いあれ」やろ、これくらい印象に残る本のタイトルないやろ。この本の表紙の写真と、何か一言だけつけてXで呟けば一発でバズるやろ。というか多分、もうバズってるやつはいるやろ。内容に関しては、忘れた。前の「ポーランドボクサーパターンのやつや。今回はタイトルだけ異常に際立って覚えてるやつ。だって「このページを読む者に永遠呪いあれ」やん、忘れられんやろ、これは。

サルバドールプラセンシア/藤井光「紙の民」(メキシコ/アメリカ)

これ、ラテンアメリカ文学として紹介されてるの見たことなくて不思議だわ。英語で書かれてるけども、著者がメキシコ出身主人公たちもメキシコから移住してきた家族だし、土星戦争みたいに常軌を逸した出来事の数々が起こってる感じ、ラテンアメリカ文学求めてる人に面白がられそう。だがこれが曲者なのが、内容や文章実験的なら、文字レイアウトでまで実験しまくりなことで、本引っくり返したりしないと読めない部分すらある。だから本のフリをした現代美術を楽しむノリで読むというか、体験すべきというか。

エリザベス・アセヴェド/田中亜希子詩人になりたいわたしX」(ドミニカ共和国/アメリカ)

これも英語作品だけども、作者がドミニカ共和国出身主人公も同じ境遇少女や。で題名通りに主人公詩人になろうと色々と頑張るんやが、それが詩の形式でめちゃ改行しまくって書かれてるんだよ。これ読んだ時、マジでビックリしたわ。そんな風に小説書いちゃっていいの?みたいな。内容と合ってるのはもちろん、ドミニカ共和国伝統音楽も出てきて、そういうリズムも感じられんだよな。もち読みやすいし、こん中じゃ一番気軽に薦められるやつ。みんな、児童文学も読めよ。それが周りの読書好きに対する逆張りや。

フェルナンドデル・パソ/寺尾隆吉「帝国の動向」(メキシコ)

すまんが、1冊まだ読み切ってない本を薦めるわ。ラテンアメリカ文学のクソデカ本の頂点はロベルトボラーニョの「2666」だけど、それには全然劣りながらもページ数880でしかも字がめっちゃ小さい。メキシコ第二帝政時代皇帝マクシミリアンとその妃シャルロッテのクソデカ悲劇を描いたクソデカ歴史小説で、マジで何度も読むの挫折してる。「百年の孤独」関連じゃ“読むの挫折した”って悲鳴をXで何度も見てきたが、俺にとってのそういう本だ。俺の代わりに読み切ってくれ、ホンマに。

あと友田とんの「『百年の孤独』を代わりに読む」もちろん知ってるで。でもいきなり早川再販されて、何かサンダンス映画祭でやりそうな面白いインディー映画作ってた監督が、いきなりMarvel作品監督に抜擢された感じで、嬉しいけど寂しい感じやな。その後にMarvel映画作んなくてもずっとハリウッドで大作作り続ける監督とかザラだし、今後はずっとそういう感じで新作も大手から出し続けんのかね?

2024-07-03

百年の孤独」の後、逆張りしたい奴が読むべきラテンアメリカ文学6選

百年の孤独」読んだ後にこれを読むべきってネット記事が書かれ始めていて面白い。こういうの好きで、色々なジャンルでこの類の記事を読んで探求してる。だけど時々「いや確かに自分素人なんすけど、もっと段階踏んだ後に読むべき、玄人向けのやつも読んで背伸びしたいんすよ!」と思う時がある。多分、そういうやつここにもいるだろ?そういう同類に捧ぐ。

エドゥムンド・パス・ソルダン/ 服部綾乃&石川隆介「チューリング妄想」(ボリビア)

今、ボリビアクーデター未遂があったとかで混乱してるらしいけど、そんな国を描いたテクノスリラー小説がこれ。“チューリング”ってある通り暗号やらインターネットやらサイバー犯罪やら色々先端技術出てきて、いわゆる魔術的リアリズムとかそういうの全然ない。つーか作者自身ラテンアメリカ文学といえば魔術的リアリズムとかざけんなや!とか思ってこれ書いたとか書いてないとか。クソ分厚いけどオモロイよ。

ベンハミン・ラバトゥッツ/松本健二「恐るべき緑」(チリ)

ここで紹介するなかで一番新しいやつ。これも魔術的リアリズムとかそういうのじゃなくて、科学のとんでもない功罪の数々についてフリッツ・ハーバーとかシュヴァルツシルトとか、あと数学者グロタンディークの生涯から描いてるめっちゃ禍々しい本。あれだよ、ノーランの「オッペンハイマー」と並べられるべき本、本内にオッペンハイマー出てきた気もする。物理学者の全卓樹がこの本の翻訳はよ出せはよ出せとか言ってて、冷静なフォロワーが「この前もう翻訳出版されてましたよ」とか言われてたのが印象的だった。

オラシオ・カスジャーノス・モヤ/細野豊無分別」(中米)

ラテンアメリカラテンアメリカでも南米じゃなくて中米文学日本でもあんま読めない。そん中でもこの人はエルサルバドル出身作家中米についてずっと書いてる。この本はグアテマラ先住民虐殺を綴った報告書を読んでる主人公がその残虐さ陰惨さにどんどん正気を失っていくって本で、読んでてただただ気が滅入る。トーマスベルンハルトとか好きな陰気な人にオススメ

セルヒオブランコテーバイランド」/仮屋浩子(ウルグアイ)

これはラテンアメリカ文学好きにも知られてないやつで、何故なら戯曲から。何かウルグアイっていう結構マイナーな国の戯曲日本演劇化されて、その勢いで本として出版されたっぽい。こういうのいいよな。内容はめちゃ小賢しい。ギリシャ神話、作者自身が登場するメタい設定、そんで現実虚構が混ざりあう、みたいな。でも小賢しく技巧凝らしてるからこそ面白い物語あんだよなあ。

クラリッセ・リスペクトル/高橋邦彦ナヲエ・タケイ・ダ・ジルバ「G・Hの受難/家族の絆」(ブラジル)

リスペクトルな、俺「星の時」読んで泣いたよ。何でって、ここまで複雑な設定を使って無垢登場人物を痛めつける作者はサディストクズ人間で、小説読んでここまで怒りを覚えたこマジでないよ。でも「G・Hの受難」は凄かった。何かずっとゴキブリについて語ってて、そのゴキブリの死骸を通じて瞑想して悟りに至るみたいな。は?ってなるよな。ガチ意味不明で、そういうのって文学醍醐味だわ。

エドゥアルド・ハルフォン/松本健二ポーランドボクサー」(グアテマラ)

これは何か、主人公恋人乳首噛んでたこしか覚えてねえや。でも読んで色々印象に残った本だとか、全く印象に残らなかった本とかは数多いなかで、“主人公恋人乳首噛んでた”みたいに局所的に1つだけ何か覚えてるみたいな本はそう多くない。いや何で読んだんだっけな、白水社のエクス・リブスシリーズから出てたからかな、それも忘れた。でも確かに主人公恋人乳首噛んでたのは覚えてんだよ。不思議だな。

続編:「百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240704181200

anond:20240702122142

前提となる知識教養がないと笑えないギャグ自分に刺さるとめっちゃオモロいやん?

同じことやろ

2024-06-28

人を好きになったことがない自分が、不倫してしまった話

経験がないわけでもなく、恋人がいなかったわけでもないし、ただめちゃくちゃに会いたいとか、こいつと一生添い遂げたいかも、みたいな人に出会たことがない。

自分の考えてる人を好きになる基準って、この人のために何でもしてあげたいとか、何されても何でも許せるって思えることだと思ってる。

世の中の恋人らって、こんな深い気持ちに容易になれてんの?すげえ って日々思ってる。


ここ10年くらい恋人らしい恋人もいなかったし、セックスもしてなかった。

さすがにこのままじゃ人として枯れるって思ってたところだったけど、趣味結構あって、1人の時間も楽しく過ごせるタイプから、そこまで気にしてなかった。

けど、ここ2~3年のうちにずっと一緒だと思ってた友人らも結婚して子どもも生まれて、少しずつ焦りみたいなものが出てきた。

から人を好きになったことがないし、他人からアプローチうけることもないし(マジでモテない)、何かもしかして自分ってさみしい人間?って悲しくなってくる。


そんなこんなで、最近、久しぶりに職場の先輩と飲みに行った。

その先輩結構世話になってる人で、長い間一緒に仕事してるってのもあって安心感とか信頼感もあったから部屋で2人で飲んでたんだよね。

いままでは2人で飲んでてもやらしい雰囲気になったことなかったんだけど、なんかその日だけは違った。

急に黙って抱きしめられてキスされて、え、ってなったけど、不思議と嫌じゃなくて受け入れてしまった。

けど、その先輩は既婚者なんだよな。今となっては何で拒まなかったんだろって凄く反省してる。


それからはもうなし崩しというか、毎日のように連絡くるし、毎週のように会うし、そりゃもう恋人のように過ごす。

家族に対しては罪悪感しかないし、それなのに、会いたいと思ってしま自分が本当に情けない。

今まで、普通に尊敬してた先輩を、すれ違うたび、エッチな目で見てしまう。廊下の残り香にさえムラつく。

他の人と飲み会約束してんのを見ると、メンバー誰かなとか気になって、一喜一憂してる自分にも嫌気がさす。

あんなに友人らと束縛してくる恋人キモイって騒ぎ立ててたのに。恋愛馬鹿になってる人間オモロイって爆笑してたのに。

そもそもこれは不倫だし、こんなこと考える資格さえないし、いままでまともな恋愛してこなかったツケが回ってきてんのかなとまた反省した。


ただ、先輩が離婚してまで自分と一緒になってほしいという気持ちがあるわけではないことだけは確か。

家族幸せを壊してまで手に入れたい愛じゃないし、そんなことする先輩は見たくない。

もちろんこの関係性にケリをつけなきゃいけないことも分かっているし、このままじゃ周りの人たちも深く傷つく。

全部受け入れた自分が悪いことも分かっているし、既婚で誘惑してきた先輩もまともな人じゃないってのも分かる。

けど拒めなかったのは、少なからずとも自分が先輩に対して好意を持っているからってのと、迫られたときに80%くらいは下半身で考えちゃったから(最低)。

そりゃ、久しぶりにきたセックスのチャンスは逃さないってなっちゃうよな。しか安心できる相手って。

今はただ、突っ走って先輩を独り占めしたいって気持ちと、終わらせなきゃいけないって気持ちでせめぎ合ってる。


職場不倫って、まったくの無縁だと思ってたけど、今回経験して、いろんな人が沼にハマる理由が分かった。

まず、自分みたいに、尊敬恋愛的な好きだと勘違い(もしくはガチの恋に変貌)するタイプ。こういうやつはすぐハマる。

一緒に過ごしてて人となりが分かる人って、安心感しかない。逆に、合コンとか、マッチングアプリ出会った人って、得体が知れない人が多いし、

慎重なタイプこそ、身近な人に思いがけない落ち方するんだなって気付かされた。

2024-06-27

今のところ暇ちゃんに対しての印象は

「同世代めっちゃ評価されてる奴ホンマキモいんですけどー!」の域を出ないけど

たとえそれが「同世代で(動画の切り抜きをお仕事で作らせてバズらせたことにより)めっちゃ評価されてる奴ホンマキモいんですけどー!」だったとしてもその行動のイタさは変わらず

いや本当陰謀論ちゃんと策謀として明確化して、それを問題点として洗い出すには冷静さというか、普段から仕草って大事なんだなって思います

ちゃんが誰かに作らせた誰かのキャラを乗っ取った慈愛に溢れた面構えがキモすぎてどっちもどっちと思ってますので、暇ちゃんのこれからキモキモ足引っ張り行動を応援とは言わずとも生暖かい気持ちでの視認をしては行きたいと思っております

きっと暇ちゃんのことだからエミヤ二刀流してるスクショ出して「いやこれイケメン勘違いとかじゃなくてオモロネタなんよwこれだから造詣が深くないやつゎw」とかやってた頃と同じノリで、立候補してる現在の色々を後々になって「こりだから陰謀論に詳しくないやつはw」とかやっちゃうんでしょうけど

なんかもう視認だけはしててやるから、やれるだけ頑張ってくださいという気持ちではありますよ。

2024-06-22

東京東京都民がマジで嫌いすぎるので、人生で初めて暇を応援してる

あのあまりにも気色悪い土地、できる限り外から笑える腐り方をしてほしい。すでに腐ってるんだけど、今の腐敗は普通に不愉快だし政治腐敗は普通にクソで嫌いなので、せめて笑えるクソになってよ。東京にいるやつも土地も全て原罪を負ってるんだからさっさと贖罪しろ。できないならオモロい滅び方をしろ

2024-06-21

anond:20240621180502

名字って親のどっちかからしか取れないんだっけ?

どうせならオモロ名字とか付けたいよな

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