はてなキーワード: 長電話とは
お前どんだけ図々しいこと言ってるんだよって話だ
まあ助けを求める方からすればそんな言葉が心をこれ以上無いくらい抉るということもわかるが
「逃げろだけが無責任」というのなら、もう無視して勝手に死ねば?という方がまだマシになる。
そして、まあ助けを求める側からしても、中途半端な助け舟よりは開き直られた方がまだ「救いの裏切られ」がなくて良いのかもしれない。
それにしても思い出すのはミナコさんの件だ。
苦しんでいた人を助けてあげようとして、ツラいことあったら連絡してね、と伝えたら、
毎夜の如く長電話の猛攻を受けることになったという。
助けてほしいという気持ちはわかるが、無制限に野放図に全ての救いを相手から引き出そうというのはもはや救いの搾取ではないのか。
だから「相談には乗るけれど、いつでもなんでもというわけにはいかない」と一々断りを入れる必要に迫られることになったのだ。
可哀想な人を助けたいという意思にどれだけの「責任」を負うのかということ。
無責任でいたいのなら無責任であることを申告しなくてはならないというところか。
だが今のクソリベラル時代は、「助けられる人間なんてそうそういないよ」みたいなスタンスを激烈に攻撃してくるからな。
チャットについても徒然はあるけれど、今日は電話した徒然を書いてみる。そんなに文才はないし、頭もよくないから、ほんとうに徒然なるままの走り書きの発散メモ。ゆるしてね。
電話したとき、まず最初の1コール目でとってくれる人。いい人。番号教えてくれたにも関わらず、非通知拒否しているの。気持ちはわかるけれど、残念です。またの機会に。
そして、通じて次に。声の高さや低さ、の方言とか、いろんなイントネーションが楽しい。あと、その人の文化的背景が垣間見えたりする。
もしかしたらこの人はドヤ街系で生活されてるのかな?というタバコの吸いすぎで声がガラガラな方が、なぜか離婚した奥様と出会ってから結婚して育児して離婚した話を滔々と30分語られて「ありがとうございました」と終わったり、
たまに会話している背景音で不思議な音が聞こえることがあって、コッコッコッコッという船のエンジン音のような、でも波の音はしない。なんだろうとしばらく不思議に思っていたけれど、ある時、お話しやすい長距離トラック運転手の方に聞いたら、「あ、それはトラックの改造マフラーの音だ。俺はそんなに改造しないけどなー。改造好きなやつは好きだよ。」だって。
それから、たぶん、演技。ふだんの自分と切り離した、作った声、言葉を駆使して、相手の反応を楽しむ人もいる。楽しめる人もいる。ただ、効果音については賛否が分かれるかもしれない。だって、ローションとか使って音を作るのはまだ(まだ?)その人自身の気持ちよさにつながるかなと納得するけど、太ももの内側を平手打ちしてパンパンという音を出すのは、わかります。その人が狙った効果音に聞こえるよりは、その人が狙ってそんな効果音を出そうと内ももを平手打ちする姿が思い浮かんでしまって、反応に困ってしまう。
他には声がともかく美声で、そんなに話がおもしろかったのではないけれど、8時間くらい長電話したこともあった。でも、そんなに話すのは滅多になく、だいたい30分から1時間くらい。
あと、非通知発信にすると、なぜか音質が悪い。どうしてなんだろう。音声通話システムを使ったほうが良いくらいだけれど、それは逆にパケ死がこわくて、あんまり使わない。でもこれからの時代は変わっていくのかな。
ちなみに、かけ放題サービスを契約している。オプションで1000円から2000円の範囲内なので、遊びのコスパとしては良いと思う。時間は溶けてゆくけど、遊びとはそんなものだ。
基本的に、異性と話すことが目的のサイトなので、同性のことは異性経由でどんな人がいるのかを聞く。
意外にも、日本から離れた海外からアクセスしている人もいるらしい。別々の人から聞いた話だから、たぶん、複数いる。海外在住の人が日本語やら日本人やらが恋しくなって、利用することもあるらしい。
それから、北島マヤかというくらい「はい、いいえ、ありがとう」の3語くらいでずっと会話を続ける人もいるとか。ただ、そういう人に対して、これはとあるチャット覗いてて見かけたんだけれど、うまーく質問と、引き出した言葉をおうむ返しして、徐々に徐々に話の核心に入っていって、「えぇ?!そんな言質を引っ張り出すんだ」という達人もいるから、奥が深い。一方で、「はぁ、、はぁはぁ」と息だけで、会話なくて切れる人もいる。その人なりの目的が達せられると切るのか。寂しいものだ。少しは会話してくれてもいいのにな。
さみしいから、今日もチャットした。きっと、明日もチャットしたり、電話したりする。
普段、交わることのないような人と、1対1で話す。匿名で。性的に。
Clubhouseより、ぜんぜん楽しい。
私には1歳終わりごろからの記憶がある。もちろんハッキリしたものでは無い。1歳半で引っ越したはずの部屋の間取りや、そこでのできごとをいくつか覚えているだけだけど。
父は突然の社会人&家長になり、土日も関係なく働いてほとんど家にいなかった。母は平日昼間はなんとなく家事をこなし、午後はほとんどずっと誰かと電話していた。何を話していたのかはよく分からなかったが、私は電話する母の背中を見ながらいつも「おやつまだかな?」とか考えてた。
幼稚園の入園準備を始める頃になっても、母は相変わらず午後の時間のほとんどを誰かとの電話に費やしていた。その頃には私も、母の電話の内容も何となく分かるようになっていた。「夫が育児を手伝わない」「子どもがいるから遊びに出かけられない」「まだ学校に行きたかった」
母の会話にいつも出てくる「学校」。黄色い帽子とつやつやしたランドセルを背に、アパートの前の通りを賑やかに歩いていく小学生は確かに楽しそうで、母が憧れるのも分かる。
私は母を喜ばせたくて、週に何度もダダをこねては小学生の隣の図書館に連れて行ってもらった。自転車の後ろの椅子で母ながら、学校に行けることをさぞ喜んでいるだろう、と、自分のワガママを誇らしく感じながら。
でも結果は母の電話に「毎日毎日図書館に連れて行けってうるさい」という愚痴が加わっただけだった。
この頃の父についての記憶はほとんどない。たまに3人揃って夕飯を食べるとき、母がウキウキしたりイライラしたり、空気がちょっと変わるのを感じていたくらい。今より「育児は母親の仕事」な時代だったし、私の世界のほとんどは母が占めていた。
私のことは相変わらず「学校に通えなくなった原因」なのに、弟には甘い声をかけ、一挙手一投足を柔らかい目で追うようになった。誰かとの長電話もほとんどしなくなった。
そしてこの頃から私は、母に愛されたいと期待するのをやめた。
今では私も家庭を持った。両親とは程よい距離感で接するし、はたから見たらむしろ仲は良い方かも知れない。
言葉は分からなくても、子どもは空気を覚えてる。自分が我が子の目にどう映るのか、彼もしくは彼女にどんな背中を見せることになるのかが怖くて、子どもはまだ作れない。
いにしえのインターネットには「Twitterは感情の便所」って発言で軽く炎上した人が居たなぁ。なんておもう今日この頃です。
認知行動療法的には自分の胸の内を書き出したり、誰かに話したりすることで、感情に整理をつけることが出来ます。カウンセリングもこれを目的として、経験あるカウンセラーが、ひたすら聞きに回って、言い回しを変えたりたとえ話をしたりして、患者の心の中にあるモヤモヤをいかに吐き出すかをやってるわけです。
ところで自分はランダム通話アプリのヘビーユーザーで、夜な夜なランダムにマッチングした女性と会話することを楽しんでます。
まずランダム通話アプリが何ぞやという感じだと思うんですけど、要は「斉藤さん」です。
お互いに電話したい状況の時にアプリを立ち上げて、男女、年齢、大体の住所を基準にしてマッチングした相手と通話するというアプリ。2011年リリースの斉藤さんが最古参で、YouTuberのネタになったり、ティーンと暇つぶしになったり、ワンチャンエロ目的おじさんの狩場になったりとなかなかダイバージェンスなアプリなのですが、世のアプリメーカーの中には客層の向上に心を砕いてくださった開発者もいて、自分が利用しているアプリは、落ち着いた大人の相手とお互いに挨拶から始まってお話が出来る、そんないい空気があります。最近よくインスタの広告に出てくるアレですよ。
大人同士とはいえ、誰かと話したいというモチベーションの時には、さみしいとか、誰かに話を聞いてもらいという欲求がある程度あるかと思います。自分も、世の情勢やいろんな状況により、突然家族と会えない、連絡も取れない状況に陥ってしまって、随分と狼狽しました。そんな時に、このアプリで他人と会話をして、相手の愚痴を聞いたりして喜んでもらえると、承認を得られたような気持になりました。自分の不安定な状況が落ち着いても、相手と会話して、聞き役に回って、相手の女性が楽しんでくれるという状況にすっかり熱中して、今では毎日このアプリで遊ぶか、アプリで知り合ってLINEを交換した女性と長電話して寝ることが習慣になっています。たまに会いに行ける範囲の人と話が盛り上がったりすると、待ち合わせしてお茶して、いい思をしたことも何度かありました。
寝れないから電話したいとかテキストがダルいから電話がいいという女性は多くいるので電話のハードルは結構低い。ただし話題を女性からも振ってほしいとかヌルい事は一切考えずとにかくフル回転で話題を考えながらラジオのゲストばりに聞く聞く聞く。まともに話続いたら最後に「次は実際会おうよ」という流れにだいたいなる、生存バイアスだったらすまん。しかし深夜LINE通話して気が済んで翌朝ブロックというライトな使い方してる子も学生に多い、俺はこれを女側からのヤリモクだと思って唯一許せない。
そんな中にこの増田を見て思ったんですよね。
都合のいい男じゃん、って。
リアルヤリマンの人も、自分が便器でもいいから誰かに必要とされることで充足感を得てたのかなと思ったら、tinderやりたくなってきました。
セックス依存症は問題視されてセラピーとか有って、社会的に救済する取り組みがあると思うんですけど、愚痴聞き依存症を救ってくれるNPOとかないんですかね。
畑中を初めて認識したのは中1の3学期だった。中高一貫の母校では毎年高3送別会として各学年の有志が出し物をするイベントがあった。学年が上がれば各学年のカラーが出てきてそれぞれに工夫を凝らした出し物になるのだが、高3との関係性も薄い中1はたいてい合唱と相場は決まっていた。その合唱の練習にいった多目的ホールで、なんかやけに綺麗な子がいるなと思った。すらりと背が高くて顔が小さくて、鼻筋は高く通っているけど鼻先は少し丸くて親しみがあって、真顔でも口角が上がっている猫のような顔。胸下まである長い髪が静電気で少し膨らんでいた。
いつどのように仲良くなったかはどうしても思い出せない。気が付けば毎日のように畑中と手紙を交換し、イラストの練習をし、力尽きて眠るまで長電話をし、プリクラの新しい落書きを開発し、ハリーポッターの世界に浸り、塾をさぼって何をするでもなく新宿のマクドナルドに居座り、インターネットにハマってブログを開設して高校生ブログランキングでいいとこまで行ったりしていた。私たちはたいていランキング上でも並んでいて、いつも畑中の方が上にいた。高1か高2の球技大会中、早々に負けて残りの2日間ヒマだったのでピアッサーを買いに行って次の日学校の廊下で畑中にピアスを開けてもらった。私はどこにピアスを開けるのがおしゃれかなんて分からなかったし、穴を増やすつもりもなかったので完全に畑中にお任せして場所も決めてもらった。実際にピアスを開けるときよりも畑中がハイテックで耳たぶに位置決めのマークを書いている時の方がなぜか緊張した。畑中はピアスに凝っていて、形がいいと褒められるから右の耳にはもうピアスは開けないんだと言って左耳にばかり穴を増やしていた。
畑中に話していないことは何もなかったし、お互いの人生の登場人物は全員把握していた。高2の時にくだらないことがきっかけで大喧嘩して、喧嘩の勢いでお互い言わなくていいことまで言ってしまった。引っ込みがつかなくなってしばらく初めての別行動をして、一緒に観に行きたかったなって思いながら観たロードオブザリングは全然面白くなかった。後から仲直りして、「ロードオブザリング、一緒に観たかったのに」って言ってくれたときはやっぱりうちら親友だねって思ったよ。
私は畑中が一番の親友だったけど、畑中にはもう何人か細く深い友達がいて、その子たちはみんな学校では少し浮いている性の香りのする女の子たちだった。彼氏が途切れない女バスのギャルグループみたいな男好きするムードとは違い、〇〇ちゃんの彼氏って、社会人らしいよ……と噂が立つタイプの、今にして思えばクラスメイトは幼稚で話が合わなかったんだろうなというような早熟なはぐれ狼と仲が良かった。畑中自身は何人かに告白されこそすれ試しに付き合ってみても全然ピンと来なくて別れる、みたいな感じだったので、畑中は恋愛にあんまり興味ないのかな?なんて思っていた。なんせ畑中は美人だし、そんじょそこらの男が付き合えると思ったら大間違いよ。だから大学に入ってから、予備校の仲良しグループの男の一人と付き合いだしたときは(あんまかっこよくないし背も低いのになぁ)なんて勝手に思っていた。
そうして安心して自分を委ねられる相手ができたことで、畑中のメンヘラの才能が開花した。元から畑中は時間にルーズだったり忘れ物が多かったりルールを無視したりするタイプだったけど(そういうところが私も似てたからお互い遅刻しまくりながら長く付き合っていた部分もある)なんかそういう自分本意で、自分が良ければあとはなんでもいいようなところが加速していた。畑中は受験がうまく行かなくて不本意な大学に通っていたのもあって、大学1年の時はとても不安定だった。でも1年後再受験することに決めて、無事第一志望の大学に合格した。私は畑中の受験が終わるのをすごく楽しみにしていて、受かったらお祝いに一緒に沖縄に行こう!って言って旅行を予約していた。「やっぱり行けない」と言われたのは出発の3日前。うち厳しいし旅行のことも怒られるから言ってない、今更言えない、キャンセル代は払うからと言われて落胆し、怒り、「なんでもっと早く言ってくれなかったの」と詰った。「だって聞く耳持たずって感じだったじゃん。勝手に決めちゃうからさ……」と言われた。私が一人で先走って空回ってただけ。キャンセル代は銀行振り込みだった。さすがにショックだったけど、志望校に受かった畑中は明るさを取り戻し、また魅力的なやつに戻っていたのでなし崩しに今まで通りの付き合いが続いた。
畑中が受かった大学はたまたま私の家の近所にあって、私はその大学で別の友達が立ち上げたサークルの手伝いをしていた。私がグループで集まれる数少ない友人の一人が、とある企画のために入学直後から大変な苦労をして作り上げたサークルだった。畑中はそのサークルに興味を持って入ることになり、美人なのにおちゃらけた性格でもってすぐ溶け込んだようだ。前後関係は忘れたけど、前の彼氏と別れた後はサークルの仲間の一人が恋人になったようだった。その頃私はほとんどそのサークルには関わっていなかったんだけど、そこでまあよくあるサークル内の小競り合いみたいなことに発展し、畑中はサークル創立者の友達と対立して揉めた。泣かせた。その友達からこんなことがあって……と話を聞いている最中、畑中からメールがきた。「今六本木で飲んでるよー!増田もおいでよ!」
ナメられてんな~と思った。私のことも蔑ろにして、私の大事な友達のことまで傷つけるんだ。人が作ったサークルに後からやってきて我が物顔でぶち壊そうとしている。それで呑気に飲んでんの?六本木で?なんかもう限界だった。小さく積み重ねてきた「大切にされていない」という思いがここで臨界点に達し、「私が何も聞いてないとでも思ってる?もう連絡しないで」と返し、メールを受信拒否して連絡先を消した。それから今日に至るまで会っていない。
畑中は小さい頃にママを病気で亡くしている。仕事で忙しいパパと厳格なおばあちゃんに育てられて、畑中はずっと愛が足りなかった。パパには再婚したい相手がいて、多分畑中が学生のうちはやめておこうと思っていたのか籍はいれていなかったけど、その相手の女の人の影がちらつくたびに畑中は不安定になった。中学生の私ですら、畑中にはパパしかいないんだから再婚なんてしないでよと思っていた。畑中はずっと誰かに愛されたかった。そしてそれは私ではだめだったのだ。私が誰より一番畑中が好きだったのに。よく男女の恋愛で「私はあんたのママじゃない」なんて台詞があるけど、私があんたのママだったのに。本当に大好きだったのに、趣味もセンスもあんなに合う友達あれから十何年経ってるけどできないよ。でも時間や決まりごとにルーズすぎて、私との約束も適当に反故にしちゃって、ないがしろに扱っていい相手だって思ってたことが分かってるからもう会えない。大人になった今なら再会しても適度な距離感で付き合えるかもしれないけど、きっとまた同じことで私がキレて終わりなの。畑中の一番にはなれないから。畑中の愛されたいを満たすのは恋愛じゃないとだめで、ただの友達じゃそんなもん満たされなかったのだ。私が畑中が自慢したくなるようなイケてる友達だったらなんか違ってたのかな?眠くて何度も切ろうとした電話を「まだ寝ないで、もっと話そうよ」って言ってきたのはいつも畑中だったじゃん。でも恋じゃないけど愛してたよ。もう一生会いたくないけど、寂しい夜が少ないことを祈ってるよ。
100パーセント自分が悪いし、めちゃくちゃに自業自得な話なんだけど吐き出し
その子とはかなり昔からの付き合いで趣味も合うので、彼女と直接話をすることが私の数少ない楽しみでした
しかし私たちはすぐに会える距離に住んでいるわけではないので、ちょくちょくLINEで電話しをして話し合っていました
だいたい月に1回程度、晩から朝まで平均8時間くらいの長電話です
私はこの時間を本当に楽しみにしているので、彼女から誘いがあるとすぐにのって電話をかけていました
しかし当然といえば当然なのですが、彼女と電話するときは朝まで起きているのでその後昼過ぎくらいまで眠ってしまいます
私が大学生の頃は朝からの講義を入れていなかったし、社会人になってからは休みの前日にやるようになったので黙認されていたのですが最近事情が変わってきました
転職活動のためにハローワークに通ったり転職サイトを通じて応募をしたりしているのですが
そんな苦しい毎日の中、彼女と話すことが一種の清涼剤になっているのですが
つい最近、生活リズムを何日か崩してまで電話をすること、夜中まで起きていること、そもそもそんなことをしているから仕事が決まらないんじゃないか、と父の怒りが爆発したのです
もともと私は高圧的で娘を思い通りにコントロールしようとする性質から、父のことが少し苦手でした
しかしこれまで何不自由なく育ててくれたこと、本質的には私を愛してくれていることなどから、それをあまり考えないように生きてきました
父はもともと昔からこの夜の長電話には否定的で、自分勝手な女とは付き合うなくらいのことを言ってくるタイプでしたが、それでも私はそれを無視して電話をつづけていました
それが父には気に食わないようでした
いつも通り電話をした翌々日、2度寝をした私の前に父が現れて、お前は本当にどうしようもない、そんなんなら出ていってもらう、馬鹿野郎めが信じらんねえ、そんなんじゃ社会に出ても意味ない、死んじまえと怒鳴り散らしてきました
しかし私はそのとき体調が悪かったのと眠かったのとでうまく返事が出来ませんでした
それにまた腹を立てたようで、父は扉を思い切り閉めて外からずっと私に怒鳴っていました
私が体調を崩していたことを知っていた母が明日にしなよと間に入ってくれましたが、父はそんなの嘘だろこいつはどうしようもないやつなんだからと言って自分の部屋に帰っていきました
どう考えても私が悪いです
父が嫌がることを知っていながら電話を続けていたこと、友人にその旨を話さなかったこと、無職の身にもかかわらず昼過ぎに起きてきて家の手伝いもろくにしない日があったこと、仕事が決まっていないにもかかわらず長電話してにこにこして心配している父母のことなんかなんにも考えていなかったこと、1番だめなタイミングで体調を崩したこと、そもそも辛いからといって仕事を辞めなければ今まで通りこのことで咎められることもなかったかもしれないし、一緒に暮らしている父と母のことを考えずに呑気に自分の好きなことだけしていたのも、そんな父が嫌なら家を出ればよかったのにお前が1人で暮らせるわけないという父母の言葉に従ってただ嫌悪感をつのらせたまま実家で暮らしているのも、なんだか全部が嫌になってしまいました
死にたいとかそこまでいくわけじゃないけど、浅はかな自分に嫌気がさしてどうしようもないです
あったこと全部忘れられればいいのになあ お金あったらごめんなさいって言って家も出られたけど貯金が減ってきてそれも難しい 本当に嫌になる 終わりたいなあ
男子校で育った自分にとって、リアルな恋愛模様を目にしたのは大学に入ってからであった
それは、告白した瞬間から彼氏と彼女という役割を演じるロールプレイングゲームのようであった
女性は彼女になった瞬間から妙に依存的になったり自分勝手になったりし、男性は彼氏になった瞬間から妙に甲斐甲斐しくなった
それは、種々のイベントをステレオタイプにこなすことをチェックポイントにしたオリエンテーリングのようであった
みんな付き合ったら旅行に行き、クリスマスは一緒に過ごし(一緒じゃないと周囲が心配する)、夜になると長電話をする
付き合うまでのプロセスにしてもそう、どこでデートして、どんなものを食べて、どういうシチュエーションで告白して、と
そしてほとぼりが冷めたら別れて他人同士になり、近くにいる別の男女ととっかえひっかえ
恋愛には憧れがあった、というか純粋に異性のパートナーが欲しかった
ただオリエンテーリングで興味のないイベントまで回収しなきゃいけないのかということを面倒に感じ(みんな紋切り型だったからなおさらそう感じた)
ロールプレイングで「彼氏」という役割を演じきれなくなったら捨てられるんじゃないかという不安を感じ、よそ行きの仮面がとれた「彼女」を好きなままでいれる自信もなかった
何よりロールプレイングとオリエンテーリングの行きつく先に未来があるのか?積み上げても結局は他人同士に戻るのか?
向いてる人は楽しみながらゲームを進め、ゲームの先に未来を見出すのだろう
自分はそうじゃない、それだけ
ただ世間はそう思っちゃくれない
男なら彼女の一人くらいいて当たり前、童貞で成人を迎えたらヤラハタ、童貞で30歳を迎えたら魔法使い、そんな悪口が平気でまかり通っていたのだから
そして当時の自分は、うまく恋愛できない自分のことをひどく臆病で、価値がなく、人として欠陥があるのだと思い込んでいた
在学中運よく女性と交際することができたが、交際することそのものが目的となってしまい、当然うまくゲームをすすめることができなかった
その後社会人になり、親や周囲には見合い話があったら持ってきてほしいと言うようになったのだが、まともに相手をしてもらえなかった
幸いにしてそのうちに、過度なロールプレイングやオリエンテーリングを要求しない相手と巡り合い、結婚することができた
結婚した瞬間に浮かんだのは「これで恋愛しなくてもいい」というホッとした感情だった
振り返ってみると、最初から自分は恋愛したかったのではなく、配偶者が欲しかったんだと思う
もちろんいわゆる恋愛の先に結婚が待っているカップルだっているんだけど、そんな結婚は自分には想像がつかない
なぜ恋愛というゲームをプレイしないと異性のパートナーが得られないのか
いつまでそんな漫然としたゲームを続けなきゃいけないのか
ゲームを苦手とする者は劣っているのか
ゲームが苦手なのにプレイせざるを得ず、疲労している者もいるのではないか
じつは出生率の低下も恋愛下手が結婚できなくなったせいじゃないの?
みんな恋愛に毒されているんだよ
そして恋愛できないという事実をもって自己評価を著しく下げてしまった自分もまた恋愛に毒されていた…
そんな風に思うこの頃である
どれだけ取れるだろうかって思うことがある。
仲が良い分、同居してた時は喧嘩も多かったから、今の距離感がちょうどよくて
1週間ぶりに会うとわーってしゃべるんだけど、ランチが終わったあたりから疲れてる。
年に2回しか会えない距離に住んでるけど、毎週のように長電話してるし
会った時はすごく嬉しいんだけど、2日目あたりから1人の時間が恋しくなる。
一緒に旅行してるのに、1人にしてって言いたくなる。
正直、彼女が近くに住んでたら、こんなに長いこと付き合わなかったかもしれない。
年に2回しか会えないからこそ、長く安定して付き合ってくれたんだろうなと。
年齢的に、本気で婚活しないと先がないのもわかってるんだけど、
結婚する気は無いんだなってことがわかった。
ウェディングドレスに憧れはあったけど、神戸の異人館でドレス体験ができたので
あの時に一緒に行った友人が、「ここで着ると結婚できなくなる!」と頑として
着ようとしなかったけど、確かに彼女怒涛の婚活の末結婚していまや双子の母。
法律でしなければならないとか言うことになれば、せざる得ないんだろうけど
それも平安時代のような男が女の元に通う通い婚でいい。
あ、でも自宅に来られるのめんどくさいから、私が通うかな?
そういう人って少ないのかなあ。
ままならない世の中で、家の中でまで、自由がないなんて人生が辛すぎるよ。
家族や友達が嫌いなんじゃなくて、自分が1番くつろげる空間があると言う事が
私にとって大事なんだ。
「〜と付き合うことは100%ない」って言われた。
以前にも2人に言われたことがあるので、これで3回目か。
ここ半年は、「たくさんコミュニケーションを取れば単純接触効果で好きになってもらえる説」を信じて、それを元に行動してきた。
あれは無駄だった。
電話、クソの役にも立ちゃしない。
複数人に試して無駄なんだから、これはもう戦略が間違ってる可能性がある。
最高の女の人と結婚することをゴールとするなら、結婚相談所に入るのが恐らくベストな択だろう。
三十万以上かかるが、結婚を考えることはできるかもしれない。
しかし、結婚を考えられる相手ができたところで、貯金ゼロだから結婚とか無理だ。
出会う前から結果は決まっていて、ただ、それまでに積み上げたもので結果が決まるのみ。
友達なし仕事なしお金なしで、女の子の話を何十時間と聞き続けて、何も得られなかった。
与えなければ何も得られないからと与えてみて、結局何も得られないのだ。
それはそうか。
やっぱ女と関わるのって何の意味もないな。
徒労に終わるだけだ。
何か返ってきて欲しいが、何も返ってこない。
何も得られない。
返ってくることはない。何も返ってこない。何も。
すべて結果は決まっているんだ。