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はてなキーワード: メンタリティとは

2019-12-16

anond:20191216153841

モラルパニックを起こしている人間に対しては、そいつが主張する罰を鏡返ししたくなる。

そういった罰を主張したとき、その主張が鏡からのものなのか、モラルパニックからのものなのか、判別ができない。

まり第三者からすると、モラルパニック元凶は分からず、鏡も一緒くたに見えるわけである。「罰の程度の差」は、第三者は興味ないのである

故にモラルパニックに対してはもはや近づかないか(これで自然温度感が収まっていく。ゲス直後と今の「不倫」のように。)、もしくは第三者をうまく説得するしかないのである。これが「根回し」である

モラパ者を論破することは不可能。なぜなら多くの場合は”正論”を巨大化して振りかざしており、加えて論破を認めないメンタリティを持つため。仮に裁判で勝っても無意味である世間はそこに興味を持たない。

2019-12-12

anond:20191212020143

仰ることは判ります

凄く後味悪くないです❓正直、どうでもいいじゃないですか。会ったこともない、ヤバい感じの方ですよ。

泣きながら書いてるかもしれない。

なのにわざわざ叩いて傷つけるの❓

スルーしてあげたら、彼女も少し冷静になれるんじゃないの❓そもそもそんなメンタリティなのに、ここにきて書くのもどうかとおもいますし、

相手しなければ、甘えた書き込みもしなくなりませんか❓

「そっとしておいてあげる」スキル必要じゃないですか。嫌な気分になっちゃう。

何かあったらいやじゃないんですか。

疲れたんですね、明日頑張りましょう、でもよくない❓

2019-12-09

ポリコレオタク向けアニメ

ある女性声優が好きなんだけど、

オタ向け萌えアニメのど真ん中な人ではないんだけど、エロゲ出演歴ありで今もたまにオタ向けアニメにも出てる人で、

今一番多い仕事は多分海外ドラマ吹き替え

海外ドラマの方はもうだいたいポリコレポリコレしてる感じなんだけど、本人のTwitter見てると、ファン層がオタクからなのか、ツイートオタク寄り。

こういうメンタリティで、ポリコレ臭プンプンの海外ドラマのミソみたいなところを理解できてるのかなと疑問に思ってしまうんだけど、それはフェミvsオタク構造に毒され過ぎなんだろうな

2019-12-07

忙しさと外食費の関係

年末も迫ってきて、家計簿を見返して「あ〜今年は会社天引き積み立て預金以外はあんまり貯金出来なかったな〜、この調子だったら、きっと積み立てで自らの半強制貯金してなかったら一銭も貯金できなかったな〜」などと思いつつ、最後の1ヶ月の支出予測をしていたら、結構今後の予測や貯蓄に対して影響力を持てそうな項目に気づいた。

それは「主観的な忙しさ」と「食費・外食費の関係」だ。

年収1000近傍または以上の中流上位と250万近傍または以下の余裕ない層の2つに分かれるはてなにおいて、こんなことを言うと双方から馬鹿にされるか攻撃を受けるかなんで心配だが、自分は大体その中間だ。

それくらいだと、食費の存在感結構かい

食費というのは必ず発生するが、その割には(家賃光熱費と違い)コントロール余地が大きい、固定費変動費中間のような性質を持っている。

自分はそんなに金持ってない割に、不味いものや単調なものを食うと気分が下がるので、食費は結構かけてしまう。

そこで今年の出費を振り替えると、当たり前っちゃ当たり前だが、主観的に忙しい時は外食費の割合が増える。

で、割合だけ増えて内容が置き換わるだけかというとそうでもなく、外食費が増えた時は、その他食費もそんなに減ってない。

これは多分、忙しい故に自炊をする余裕がないが、その状況だとかなり強いプレッシャーを感じているので、お茶とかお菓子とか嗜好品の購入も増える、またはたまの中食等も結構金をかけてしまうという事ではないかと思う。

通常、30%近傍の全食費/外食費が、50%を超えてくるとそういう傾向になり、金額にして月3万円〜3.5万円程の差になる。

3ヶ月続くと10万円程の差になり、結構かい

割合は結果を示しているに過ぎなく、原因は主観的な忙しさだ。

こういう事を振り返ってなにが良いかというと、3つあり、この様な「外食に頼る」という習慣は忙しく無くなっても一度身につくと是正するのが難しいので、自炊に戻して家計改善するきっかけになる、というのと、「あ〜、なんか無駄遣いして金が貯まらなかったな〜、俺ってダメなやつ」みたいな自己評価に対して「よくよく考えればあの数ヶ月は忙しかったし、たくさんの事を成し遂げた(あるいは準備した)じゃないか、金さえかかったが俺はまあまあ良い時間を過ごしていた」と自己認識ポジティブに捉え直すことができる事、そして幾分か来年の収支の参考になり不安が減る事だと思う。

大前提として家計簿をつける必要があるので、一定期間やらないとこの様な考察材料が無いが、始めないといつまで経っても状況って変わらないものだ。

なんか年の収支に自信がなく、12月になってモヤモヤする、そしてまだ家計簿をつけてない、という人には2020年の習慣として家計簿をつける事を勧める。

俺が外食費と主観的な忙しさ、そして自分が過ごした時間満足度関係に気づいた様に、重要な事に気づき、3年タームの生活の質を改善できるかも知れない。

原因がわからないことで悩んでいたり、モヤモヤに囚われた時間というのは質が低いものだ。

あ、1000万越えはそもそも食費の存在感そこまで大きくないだろうし、収支に対するメンタリティも違うだろうから、その場合家計簿の利用法などあればもっと幅広い層に良い知識提供できると思う。

あったら教えてくれ。

2019-11-25

#KuToo 石川優実の本について軽く見てみた

引用かどうかで炎上しているので本持ってるので言及してみる

結論から言うと引用要件を満たしてると言えるもの多いと思うが、石川優実へのリプライでは無いし、#KuTooへの言及しかないもの石川攻撃したクソリプとするのはそもそも名誉棄損案件ではないだろうか。

第三者同士リプツリーの会話である要素を表すメンションの削除はツイート性質がかなり変わっててこれも危ういと思う。

Togetterにはツイート本文の改変もあるとのことでかなりマズイ状況かと

この章では、石川攻撃したクソリプツイッターの中から引っ張り出し、スマホを少し脇に置き、「物言う女」に嫌悪を抱くメンタリティーの危うさを読者とともに考えていきたい (編集部

#KuToo 靴から考える本気のフェミニズム P59より

ちなみに、1Pに一般ユーザーツイート石川リプライ、もう1Pにツイート内容に関連した解説記載されている。解説の文量はやや多いので主従関係要件は満たしてようにも思える。

12P(クソリプ集全体の1/8)しかチェックしてないが問題になりうるのが結構ある

https://twitter.com/al06532288/status/1139835918716567552

https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1139885097698521091

リプツリー

https://twitter.com/tao0107/ さんのツイート

(削除されているのでスクリーンショットから引用) とのこと

スクショ晒しと似たようなこと出版物でやるの大丈夫か?これで引用って言えるんだろうか。

https://twitter.com/iroa1991/status/1136846224479272960

https://twitter.com/ishikawa_yumi/status/1136848804223672321

リプツリー

後は帰ってからまた見る

2019-11-21

anond:20191121154354

他人自分を図る物差し

あっても別に会っている人と勝負しに来てるわけじゃないからなそんなのをいきなり前面に押しだしてきても困りますわ。

しか年収wwwwおーい もっと話すことないのかよっておもう。何の関係があるのよ

現に社会的風潮として他人年収を気にする傾向が大きいと思ってるんだよね

目の前の人の懐具合を探ってどうするのかというメンタリティーに疑問

相手年収という土俵評価しないと気が済まないほど自己評価が低いってことね

あなた意見

2019-11-17

ソシャゲ課金理由は様々だろうが、ガチャ(やイベント)のピックアップキャラ自身の「応援」を理由課金するのはやっぱしんどいよなとそこかしこで紛糾するキャラ運営側の扱い格差議論を眺めていて思う。

何故ならそのキャラクターがいくらセルランをぶち抜いてある種の客観的な人気を証明しようが、結局それに応えるか否かは運営側のさじ加減一つだからだ。

仮に以前ガチャピックアップ時に伝説的なセルラン推移を打ち立て、一時期その功績に見合うような待遇を受けられられたキャラがいたとしても、運営中の人方針が変化した場合、一気に干されてまた新しいキャラクターが推される可能性はゼロではない。そしてキャラクターは生身の人間ではなくあくまでも制作運営側創作物なので、干されてしまえば本当に干されっぱなしだ。それまでのフィールドを離れて新天地で再起する選択肢を取りようがない。

応援のためにつぎ込んだはずの課金はそんなこと知らんこっちゃないとばかりに運営推しキャラの出番に費やされ、自分応援していた自分推しの出番は容赦なく削られていく。ツイッターいくら界隈が炎上セルランがずり落ちようが、基本的運営側の動きというものは(特に一度方針を変えてしまうと)鈍く見えてしまう。

なのでやはり、課金するときにはあくまでも箱推しメンタリティというか、コンテンツのもの推していく気持ちでもってお金を入れていかないと自分メンタルが荒むばかりだよなと、推している人気中堅~下位どころのキャラガチャ登場を前に思うのだった。ここでお金を入れて運営にこのキャラが儲かると思わせたいという気持ちと折り合いをつけるのはやはり大変だがやっていくしかない気がする。それはそれとしてガチャは回すが。

2019-11-16

喫茶店で周りのオバハンが

ギャーギャー大声で

芸能人ゴシップやら何やらを上から目線で語ってて耳障り

しかも酒も飲んでないのに延々と壊れたスピーカーみたいに話し続けている

職場で、自信満々で気が強いから誰も文句は言わないけど、ちょっと煙たがられてる感じのタイプ

から

「少なくとも(見える範囲では)人様に対し優位な物はなさそうなのに、何故か自信満々で偉そうな人」

が大嫌いで

・人に偉そうにできるだけの物を持ってから口開けよ

とか

・身の程自覚して謙虚になれよ

とかよく思ってたのを思い出した。

どうにもあのタイプメンタリティ理解共感も出来ないので、どう付き合っていいのか分からないでいる。

職場でもしいたら、ある程度言いたいこと言わせて、否定肯定もせず流して対応するだろうけど。

2019-11-13

ブログの書き方が分からなくなる。

Twitterブコメは壊れたレコードのように同じことを何度も書き散らしても気持ち悪くない。

ブログでは同じネタ何度もやってると飽きる。

何なんだろうなこれ。

かと言って毎日真新しいことなんてないので、書くネタが尽きる。

日々新鮮に生きられるような、ゆえに毎日書くネタに困らないようなメンタリティはどうすれば獲得できるのだろう。

2019-11-04

ルヴァンカップ追想

鍋に入れられたじゃが芋の皮が剥けるように。

あるいはエビの色が変わるように。

まさにあの沸騰し切ったスタンドにいた僕は

晒されていた。

ゴール裏では毎度痛いほど思い知る。

自分が何者なのか。

誰といても、何を叫んでいても、結局いつも自分自身と向き合うハメになる。


ずっと昔の話。


赤黒縦縞のユニフォームエンブレムはいつも誇らしかった。

でもコンサドーレはどうしようもなく弱かった。

最下位も連敗も勝点の話も全部嘘じゃなくまだ心の中にある。もちんろんインターネットや本の中にも。HDDからは消した。

クラブがなくなるかもしれない。そんな話もあった。

2013年、あの野々村が社長になった。

クラブの有り様を教えてくれると同時に、号令を出した。

「みんなで強くなっていこう」

クラブ自分たちが強くしていくという思いで、まだそこに無いもの希望を持って応援して欲しい。

これが福音なのか世迷言なのか、疑う時間も許されないまま、次々と花火は上がった。

コンビン、小野伸二稲本潤一

数えきれないほどの素晴らしい選手がやってきて、コンサドーレは偉大な選手たちを文脈に取り込みながら、階段を登っていった。思っていたよりもずっと速いスピードで。


「みんなで強くなっていこう」

僕らは、僕自身は強くなれたのだろうか。



ビハインドスタンドで、

試合が急に他人事のように感じられる時がある。

同点ゴールが決まるその瞬間まで、今を含め永遠とも感じられる「負けている時間」が怖くて辛くてたまらないのだ。

それは勝ちたいと思うほど強く跳ね返り、かき消そうと声を出すほどピッチが遠い。

時計に目をやる回数も増える。

前半途中でビールはもう無い。


10.26の話。

後半、同点。

ビルドアップは狙われ、追いやられ、ピッチの半分よりこちらにボールが来ない。

また意識が遠のいていくのを感じた。

あんなに待ち焦がれた舞台なのに!

スタンドが重い。跳ぶ足の踏み込みが緩む。

88分。

やっぱりダメか…武蔵トラップが収まらなかった時、いやもっとからタイトルとはそうか、もっともっと何か…

ずっと余計なことを考えていたように思う。

最後チャントが歌われ、リバウンドメンタリティと呼ぶものなのかスタンドの熱は上がっている。

空中にボールが出た瞬間、ポッカリとゴール前。頭ひとつ。誰か。入った。深井だ…!!



クラブの持つ長い長い文脈を辿っていくと、意味があると思えてくる点と点が見つかる。チームが苦しい時、希望を持たせてくれたユース達、怪我、決勝…

から視点も趣向も違う人間の様々な念が交錯していた埼玉スタジアムスタンドで、赤黒こそが人生だと歌う集団が、その細胞からゴールを喜んでいる。

選手がかつてないほどスタンド煽り、それに応えるように声を張り上げた時、全ての感情自分だけのものであり、今宝物のような幸福に包まれていることを実感した。

「こんなことって無いよなぁ」


花火は上がらず、

タイトルは取れなかった。


あれから1週間。

当たり前のようにリーグ戦があり(当たり前のように勝ち!)間も無くシーズンが終わる。あれからというもの、少し騒がしい札幌北海道コンサドーレについて考えている。

大きな感動に感謝している。でもあの日のことじゃない。ずっと前から今日までのことに。

電車で、工事現場で、コンビニで、学校で、新川通りで、会社で、駅前で、大通り公園で、

ファイナリストとして胸を張って1週間暮らしていた人たちがいる。

そんな奴がいるなんて誰も思いもしないだろうけど。

そんな日が来るなんて思っていなかった。

あの日のことを時間通りに思い出せる。

あのひりついた感覚が、日灼け跡に残ってる。

もう1度感じたいし、もうあんな思いは嫌だ。

90分で終わらせたい。けど120分でもいい。

目を逸らすことはもうない。ないと思う。

健康なうちは、跳べるうちは、ゴール裏で。

今すぐ札幌ドームで、

厚別で、全国のスタジアムで、

コンサドーレ試合が見たい。

2019-10-29

anond:20191029132354

たった95%しかいないド底辺デカいツラしてるからウザったく見えるんでしょ、自分から喧嘩売っておいて叩き返されたら被害者気取りってメンタリティまでとは恐れ入る

anond:20191029123619

ヴィトンの財布を尻ポッケに差す高校生みたいなメンタリティのまま大人になった、みたいな人いなくなったよねー

2019-10-26

ラグビーW杯 準決勝1 イングランドvsニュージランド レビュー

10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。

自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。

ラグビーW杯でも、予選プールの2試合台風リスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。

日本が初のノックアウトラウンド進出したこと話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会歴史に残るW杯になるだろう。

その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。

それとも、ラグビー母国がそれを阻むだろうか。

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今夜、日産スタジアムではラグビーW杯準決勝が行われる。

対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド

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大会自国開催でありながら予選プール敗退という屈辱を味わったイングランドは、勝負師エディー・ジョーンズをHCに迎え、破竹の勢いで準決勝まで勝ち上がってきた。

前任の日本でチームにW杯で初となる3勝をもたらしたことでも有名なこの名将は、その激しい気性と独自すぎる指導アプローチで数々のエピソードを持つ。

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南アフリカ戦の最後の場面で自らのキックの指示に反しスクラム選択した選手判断をみて激昂し、インカムコーチボックスの壁に叩きつけ破壊したなどというのは可愛いもので、日本代表合宿で毎朝6時から練習を強いて吐き気がするほど走らせた上、うまく行っている練習のシーンでもいきなりブチ切れて選手の不確実性への対処を見たり、イングランド代表合宿柔道家招聘して代表選手の顎の骨を骨折させたり、その狂気エピソード枚挙にいとまがない。

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2015年大会の結果を受けて、著書がビジネスマン大受けしたエディーだが、こんな滅茶苦茶がまかり通るのは指導相手ナショナルクラスフィジカルエリートであり、彼自身教員免許を持った上で三度もナショナルチームのHCを歴任して指導メソッドを磨き上げたからであり、凡百の経営者が彼の真似をしたら社員の8割は辞めると思う。

ちなみにエディーの指示をサラッと無視してブチ切れさせたリーチマイケルは、今大会合宿でそのエディーが考案した「石鹸水でボールヌルヌルにしたパス練習」をやろうとして、ジェイミーにすげなく却下されている。

こっちはこっちで会社の先輩だったら、なんかちょっとめんどくさい感じだ。

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一方、3連覇を目指すオールブラックスのHCスティーブハンセン

警官の彼が激しい感情をあらわにしたのを増田は見たことがない。

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試合前にエディーが「練習スパイされていたのでは」という記者質問に対して否定肯定もせず「まあでも誰かわかんないけど撮ってる奴はいたけどね」などと言わなくていいことを言っても「私は心理戦なんかやりませんよ。エディーがとても賢い人だということは、よく知っています。そんな事をしても、何の意味もありません」と泰然自若として受け流した。

聞くところによると宇宙飛行士というのは、どんな状況にあっても感情的にならず、そのときに最適な解決方法を考えて淡々と実行しなければ務まらないものらしく、それに近いメンタリティの持ち主なのかもしれない。

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注目の準決勝第一試合は、破茶滅茶パワハラおじさんとベテラン宇宙飛行士の名将対決となった。

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HCのキャラが濃すぎて説明字数を取られてしまったが、ここでゲームプランについて考えてみよう。

伝統の強力FWに加えて、BKの展開ラグビーでもトライが取れるイングランドだが「出来るからといってそれをするべきなのか」という問題がある。

イングランドの展開ラグビーは、どこからでもかけられる圧力相手晒した上で、順目順目にオーソドックスに展開したり、ディフェンスラインわずかに広めな隙間にパワフルランナーが走り込んでこじ開ける、といったもので、シンプル強力ではあるが意外性はない。

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この展開でボールを持ち続けてしまうと、いつターンオーバーされるかがわかりづらい。

オールブラックス世界一のアンストラクチャーラグビーのチームだ。

突然始まったような攻守交代からの混乱で彼らを上回ることのできるチームなどありはしない。

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イングランドとしては、むしろボール計画的に渡してディフェンスで潰してエラーを誘発し、セットプレーの展開に持ち込んだ方が、数々のチームをねじ伏せてきた必殺のモール攻撃を繰り出せる。

しかし、それだってディフェンスちょっとでも遅れれば何をされるかわからない。

オールブラックスは本職LO長身スコット・バレッドフランカーに起用してラインアウト対策を取り、その上フィールドでは抜け目のない黒子、モウンガが目を光らせているのだ。

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エディーはこの難解なパズルに解を見つけることができただろうか。

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この試合でも、台風被害に遭われた方への黙祷が捧げられ、両国国歌斉唱されたのち、オールブラックスウォークライハカを行う。

これにイングランドはその三角陣形を包囲するかような翼型の陣形を取って受けて立つ。

それはまるで試合の展開を予言するような光景だった。

いつもはシリアスで怖い表情のCTBオーウェンファレルが不敵な笑顔視線を送る。

その笑顔もやっぱり怖かった。

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前半、イングランドキックオフ。

これが自分たちボールが戻るセットプレーとなり、ここから大幅にブレイク、順目のパワフルな攻撃を攻めきってわずか1分30秒、イングランド王者から先制のトライを奪った。

コンバージョンも決まり7-0。

この攻撃イングランドキックを蹴らず地上戦で取り切り、これはこの後の展開を予想させるものだった。

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その後も身体をぶつけながら前進攻撃も防御も出来のいいイングランドに対し、ディフェンスの上がりが悪いオールブラックスは切り返すこともできずに序盤一方的に攻められてしまう。

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オールブラックス17分、18分と二度敵陣に進入してのセットプレーを得るが、これを強力ディフェンスで凌ぎきられる。

待望の切り返しの機会を得て攻撃しても、イングランドラインを押し上げる早いタックルの前に下げられてしまい、アンストラクチャーラグビーを全くさせてもらえず、自分たちボールラインアウトもいい形でボールが出ない。

ポゼッションイングランドが6割、プレーエリアは半分以上オールブラックス陣内だ。

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前半最後の38分、オールブラックス得意の切り返し攻撃も不発におわり、逆にイングランドペナルティゴールを獲得、スコア10-0で前半を折り返した。

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ぶつ切りのゲームを挑むのではないかという増田の予想を覆し、ほとんどキックを蹴らず、横に展開しつつ地上のフィジカルバトルを制圧して前進するイングランド

スコット・バレッドを入れてのラインアウト対策をスカした上に、そのラインアウトでも幾度も競り勝ち、エディーに言わせれば「してやったり」という展開だ。

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予想したかしないか、全くボールを渡してもらえない上、守れば押され、攻めても包囲されるかのようなディフェンスの早いチェックと激しい当たりで前進できないオールブラックス

前3メートルのスペースがあるところでボールが欲しい、しかしそれが全くできないのだ。

前に出られないディフェンスと噛み合わない攻撃修正できるだろうか。

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後半、オールブラックスキックオフ。

機能しなかったスコット・バレッドを外し、地上戦制圧するためにFLサム・ケインに交代。

しかし49分、それでもイングランド圧力の前にペナルティゴールを献上、13-0とされてしまう。

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オールブラックスは苦戦していたラインアウトテコ入れするため、HOデインコールズを投入。

経験豊かなSH TJペレナラCTBソニービルウィリアムズも投入し修正を図る。

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すると、54分、相手陣深くに進入し、相手ボールラインアウトの一瞬のミスをついたFLアーディー・サヴェアがインゴール飛び込みオールブラックスが待望のトライを奪った。

コンバージョンも決まって13-7。

ほとんど表情が変わらないスティーブハンセンHCは注意しないとわからいくらい少しだけ頬が緩んだ。

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だが簡単に流れは変わらない。

ここで試合を戻したいイングランドがまたも力押しで前進し、60分にペナルティゴールを獲得し、16-7。

コーチボックスでは勝負を左右する時間帯に追加点を得ても、緊迫した表情のエディー・ジョーンズ

ここから先はフィットネスが切れる可能性があるのだ、そうなれば独創的な攻撃を誇るオールブラックスに9点差などあっという間にひっくり返されてしまう。

傍らで見るアシスタントコーチにしてみれば、フィットネスが切れるも心配だが、エディーの方だっていつキレるかわからないので全く油断ができない。

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しかし噛み合わないオールブラックスは反則がかさみ、主審のナイジェル・オーウェンスさんから注意を受け、終盤に差し掛かる68分にもイングランドペナルティゴールを与えて、19-7とされてしまう。

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トライを取るしかないオールブラックスボールを持って前進するが、終盤になってもフィットネスの切れる気配がないイングランドの高速ディフェンスの網を全くかいくぐれない。

勝負師エディーのプランは「地上で展開してボールを渡さず押し下げて、ボールを奪われるたら前進ディフェンスで潰しまくるね、それも80分ね、Go!走る!走るね!」というものだった。

ラグビー研究が進み、ボールを展開するだけでは突破できない現実に、キックからのアンストラクチャー攻撃という回答を見せて絶対王者に君臨したオールブラックス、それに対する解は「前に出る攻撃的防御、展開しながらの防御的攻撃、その狭間からの一撃」だった。

からまれフィジカルさらいじめ抜いて徹底的に鍛え上げたからこそ取れるプランだ、ラグビー母国に渡っても、やっぱりエディーはエディーだった。

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勝負は決しても一矢報いたいオールブラックス最後の猛攻を見せるが、80分、ボールは蹴り出され、黒衣のディフェンディングチャンピオンを封じ込めたイングランドが準々決勝、準決勝にについで、三度の一番乗りを重ねて決勝に進出を決めた。

コーチボックスのエディーは今回は何も破壊しなかった。

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33しか地域獲得率を与えることなく、オールブラックス試合をさせなかったイングランド

「いいふいんきつくりました、すばらしいワールドカップ

試合後のインタビュー日本語で答えるエディー・ジョーンズの顔は笑っているが目が全然笑っていない。

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ありがとうございます、みなさん」

4年前、日本代表を率いて世紀の番狂わせを演じた勝負師、その目が見据えるのは優勝だ。

3度目のナショナルチームのHCとしての挑戦にして、ついに視線の先に収めたウェブエリスカップ

あと一勝だ、もう逃がさない。

anond:20191021220820

2019-10-25

anond:20191025132831

わかる、右上の(i)おせば消えるはずがグーグルアドセンスじゃねーから消えねー

萌え絵なのに性的虐待ばっかりにみせかけるメンタリティキモイんだよなあ、あの中華ゲー 

リアル目の内室はマシだったけどなんか日本人女性実名出し始めてキモ転落

中華ゲーほんとやだ

2019-10-24

anond:20191024211122

相手ならすねてみせるメンタリティキモイ

優しくしてる人にも当たり屋KKOがくる

きつくあたってる人にも当たり屋名誉フェミがくる

はいはい増田はいつでも荒らしで満載の肥だめだね

2019-10-20

anond:20191020035054

そうやって空集合ターゲットといいはって堂々とはびこってるの「迷惑メール業者」と同じメンタリティやで

本来まともならターゲットになりえない人をターゲットにしたかターゲット以外の全員に迷惑をかけてもいいのだといい張ってる

メルアドもってる人間が全員バイアグラ無料BSカードを欲しがるとおもわれてるのは勘違いもいいとこだし

オタクでもみんな宇崎支持とおもわれるのも勘違いもいいとこだ

2019-10-18

カレーのやつ責めてるけどオタクって大体同じメンタリティだよね

ネットおもちゃとか言ってあらゆるもの虐めてるし

同じメンタリティだよなって

2019-10-17

anond:20191017002357

最近はわからないけどオタクは少数派が多くて、マジョリティから離れた者には理解を示す傾向にあるけど、マジョリティーが自分たち領域を侵すことには敏感で、それが排除と見られるんじゃないか

なぜ排除するかといえば、その領域にあとから来た人でも数が多くなればルールを決める立場になれて、もしそれがマジョリティーのメンタリティだったら作られたルールは少数派を排除する=元々の人たちを駆逐することになるから

2019-10-09

anond:20191009133024

ブツブツ途切れてて前の話がどこにあるかわからないがつまらなそうだし探して読む気もしない

・でも途切れてるなりに話の流れがおかしいのはわかる。他人を思う通りに動かしたという妄想を持ってるっぽい

・こないだツイッター芸能人が荒らされてて増田にきた、

増田匿名掲示板ではなく匿名日記でしょ、って言ってた人と共通するメンタリティを感じる

日記( )のでご自由にだけど利用規約ガイドラインと下の注意書きは読めよな

2019-10-08

anond:20191008221031

コンビニ非正社員労働生計を立てる人間にとって副業抜け道になるのには条件がある。

副業できるだけのリソース(時間、体力、能力、金、図太さなど)を持っているか

②その副業労働所得資本所得か。労働所得なら出来高制か。

コンビニ店員生計を立てている人間そもそも①を満たせない場合がある。①を満たせても副業労働所得時間労働を選んでしまうと厳しい。ベストなのは資本所得。次いで、出来高制の労働所得。その次が高収入時間労働所得。そういう仕事が望ましいが、それらの道を選べる人間、そして継続できる人間がどれだけいるんだろうか…

もちろん個人増田の言う抜け道を使えるなら使うべきだが、個人努力を超えたところにある政治やら社会やらも変わらないと、救われる個人の数は極めて限定的ものになるだろう。そして日本全体の沈滞に拍車がかかる。

社会に関して言えば、例えば時給900円のコンビニ店員がちんたら仕事していても、「そりゃそうだよね。こんなところで安くこき使われるんじゃなく、なるべくちんたらやって体力・精神力温存して、副業じゃんじゃんやって幸せになってよね。」とか、あるいはもっと単純に、「時給900円の仕事ならこのクオリティで充分だ。」などと思えるメンタリティ人間が増えることが大事

2019-10-07

昨日の深夜にさ、

自分の中身を丸出しにしたような増田を書いたんだよ。仕事自分のこと。

創作?すげぇ無能そうだねってコメントがついてね。いや、無能なんだけどね。だからタイトルダメそうなやつにしたんだけれどさ。大真面目に書いた話だったのだけれど。

まともに受けちゃダメっていうのは知ってたんだけどズクズクした精神状態になってね。耐えられなくなったから、三十分くらいしたら、消した。

このメンタリティだと仕方ないから、また中身のない当たり障りのないことを書いて、殻にこもっていこう。

これが愛か。。

2019-09-28

anond:20190928141735

これ(嘘松)が娯楽として成立するってどんなメンタリティなんだろうな

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