はてなキーワード: のどかとは
たまたま、子供(小4)の社会科副読本、明治図書出版の「わたしたちの東京都」という副読本を見てみた。
東京奥多摩、檜原村が取り上げられ、「山間部なので農業林業が盛ん」と書いてある。
しかし、そのページに檜原村の職業比率(国勢調査結果)も円グラフに載っている。
それによると、畑・林業に従事している人は、実はわずか3%しかない。
建設業が3%、工場勤務が10%、商店旅館勤務が28%、病院介護勤務が30%、その他が26%。
つまり、「農林業が盛ん」と文章では書かれているが、円グラフを素直に読めば、
「農林業従事者なんて、マイナー、ニッチな存在」と読み解くしかない。
なのに、文章では
「畑仕事する人や、林業にたずさわる人が多いほか、建設業にたずさわる人や、商店や旅館にたずさわる人が多いです」
確か、小学4年では、算数の授業で、円グラフの読み方も教わる筈だ。
「先生、檜原村では、林業が盛ん、と書いてますが、でも円グラフを見たら、病院介護が多いんじゃないですか?」と
円グラフでは「最多勢力」である病院介護は、文章解説ではひと言も触れられていない。
恐らく、「都内では立地しづらい、特別養護老人ホームの類が、檜原村に集中している」のでは?と推察される。
東京都の福祉行政の歪みが、檜原村に現出してしまった観があるが、そのような「大人の事情」「不都合な真実」を、
小学4年に説明するのは、まず無理だ。
檜原村の「実態」(介護関係者最多)を教育せず、「農林業ののどかな村」というステレオタイプな像を教育したい、という
似たような立場で似たような闇を抱えてたから他人事と思えんわ。でも正社員になる事でそれが晴れるわけでもないと思う。
パートじゃ処遇に満足出来なくてもっと責任のある仕事がしたくて小さい子供抱えてるのにパート辞めて正社員採用してもらったけど、
働いて働いて夜中も土日も働いて、やがて家事も育児も疎かになり、仕事の処理能力も落ちて進捗遅れ・ミスも目立ち、
そんな事で会社から評価されるわけもなくプロジェクト一段落したら椅子を外され、今じゃサビ残の量だけが取り柄の独身社員の下で働いてる、
醜いなんてもんじゃない、どす黒いもの腹の中いっぱいに抱えてのどから飛び出しそうな人間もここにいます。ああ醜い。
正社員になったら全てが解決すると思ってたよ。でも違った。仕事も家事も育児も中途半端を極めただけだった。
フルタイムでバリバリ仕事こなしてる子育て中のお母さん、貴女は立派だ。ものすごく憧れたけど、凡人の私にゃ無理だった。
宇川直宏(以下:宇川):全部繋がったって確信はすごいですね。でもそういえば小学校のときに行って、そのイメージがずっと引きずっている場所が、一箇所だけありますね。それは『ドラーの兄ちゃん』ていう人がいて、その人ね、頭おかしくて、まじで精神病院入ってたみたい。同じ小学校の先輩だったんんだけど、いっつも「ドラー!」って言って怒ってる。
宇川:でバット持って、追いかけてくるんですよ。まじで怖い。ある意味クラスト、完璧に。
アイ:ウォリアーズみたいやん。
宇川:で、ドラーの兄ちゃんに連れられて、ドラーの兄ちゃん家に行ったことがあって、「ドラー!」って怒られながら(笑)。いやまじでこっちが何を言っても90%は「ドラー!」としか言ってくれないんですよ(笑)。「あのー、僕のどかわいたんですけど」、「ドラー!」「あのー、僕も、そろそろ帰りたいんですけど」「ドラー!」って全然会話が成立しない(笑)。なんかもー、ニューギニアかどっかの奥地の未開人と話してるみたい(笑)。住んでいる所完璧に長屋で、こんな長い10mくらいのコケとかが、屋根にふさ~とかって生えてて。
宇川:10mのコケ凄いでしょ。屋根全部、10mのコケなんですよ。凄くないっすか、それ。あ、スミマセン10mもない。
宇川:1mくらい。(中略)それからその1mのコケが、屋根から下に全部垂れてる。もー、すんごくて、髪の毛生えてる感じ。ラスタの。家の屋根が緑のラスタですよ。もー、ピーター・トッシュの顔面みたいな家なんですよ。
宇川:それで、そのラスタの長屋の中に入ったら、魚屋の店内みたいなんですよ。もー、辺り全体。全部石で出来てて、室内が、そこで寝てんですよ、みんなスヤスヤと(笑)。中で布団とか、ドバーとかって干してて凄い湿度が高くて不快度90%ぐらいだから絶対乾燥しない。
(中略)
宇川:あのスポットは凄かったわぁ。一瞬だけ徳島に住んでたことがあって、お父さんの出張で。で、そんときなんですけど。ドラーの兄ちゃん。あそこ凄かったー。よく考えたら。ほんと、たまに思い出すんだけど、あのピーター・トッシュの顔面みたいな長屋は(笑)。とんでもない悲惨な生活してたんだなぁ。今考えたら。バケツで酢飯作ってるのかと思ったら、単なるご飯(笑)。ブラジル・ハードコアで、『ミンファミー』ってあったでしょ。紫一色だけのインクで印刷してて、石の上のまな板みたいな、でっかい長いテーブルがあって、三人、浮浪者みたいなのが手づかみでご飯食べてるジャケ。
http://f.hatena.ne.jp/moistly/20130409152837
http://www.youtube.com/watch?v=hftQWa2v6VM
アイさん、見てますよ。絶対。内容もモロ凄いんだけど。どっかの収容所みたいなとこで、手づかみで飯食わされている写真。
破滅して何もかも失うか
餌になって命だけは残った負け犬のまま逃げ出すか
灰になるまで勝ち続けるか…
という気づきをいただきました
まぁ自分がギャンブルの胴元になるのが比較的堅実にギャンブルで儲ける一番の手段だと思いますけどね
(以下コピペ)
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17 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2013/02/11(月) 09:15:19.14 ID:tPHIJE1t
パチンコ難しすぎるわ
株やFXのほうが簡単だわ
26 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 09:31:57.23 ID:HnpO6UqZ
>>17
コツコツ稼いで自信が付いて調子乗った所でどかーーーーん死亡。
33 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 09:43:15.51 ID:N6Esh2Mk
>>26
そのどかーーーーんで大きく稼ぐのがFXその他の投機で生き残る人なんですわ
その一方で逆に普段はコツコツ損をすることになるけどね
そうすると定収入が入るような気分になり、仕事みたいに思えてくるからね、罠なんだね
53 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 10:11:19.48 ID:MfqlBN1g
>>33
すべてに言えることがある
コツコツ薄利でやってるヤツはいつか必ず負ける
勝つヤツは必ずデカイ勝ちをもぎ取る
株でもデイトレなんかで一日1万儲かった、5000円負けた…
なんてショボいことを言ってるヤツは、ある日突然10万以上の負けを食らって取り戻せなくなる
焦って身の丈に合わないトレードをして余計に傷口を広げる
パチンコも同じだ
たとえ引き際を心得てても、アベレージで勝ちと負けが拮抗してればいつまでもトータルで勝てない
55 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2013/02/11(月) 10:16:22.70 ID:iIjVI+Lc
>>53
言える
通常のパチンコなら3~5万なきゃ打つの怖いが1パチだと5000あれば行こうかなと思ってしまう
結果負ける回数が増える
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【娯楽】冬の時代が続くパチンコ業界 低貸メダルは成長のカギとなるか[13/02/10]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1360540863/
よりコピペ
あーそういえば最近見ないねボーイスカウト。昔カブスカウト?だけ参加してたけど、募金活動とかいろいろやって、まぁ良い社会勉強になったと思ってはいる。
ある程度危ないこと(とはいえ当時の基準からするとたいしたことないんだけど、野山をうろうろするぐらいなこと)もやってたので、のどかな時代であった。
時代錯誤であろうと若いうちにある程度の生存訓練をやっておくのは良いことだと思うし、一定数のスカウトが地域にいると先の大地震のような、インフラが壊滅した時の当面の生存に役に立つ場合もあると思うのだけど、平時に一生懸命にそういう鍛錬をする、って時代じゃないのは確かだよね。特に都市部は(本当は都市部こそそういう活動が必要だとは思うのだが)。
あれは確かにすごい薬です。
「ぉぉ! いわゆるふつ~の人ってこういうふうな世界を生きているのか!」
と実感しました。
今は睡眠障害を訴えれば貰える可能性もありますが、社会と折り合いが付けられているので投薬はしてもらっていません。通院もやめました。社会との折り合いは、最終的には習慣でしか付けられないですから。
服用前の私の頭の中が渋谷の交差点を行き惑う状態だとすると、服用してちょうどバランスが取れたときはアシタカが歩いていた森の湖にたたずむこころもちです。
森の湖は無理でも、田舎道くらいのしずかでのどかな状態を時々感じられるように、脳みそにパーテを設けたいなぁと思うのです。
過集中のときの真空の無音ではなく、小鳥の声が聞こえて、遠くから自転車でこちらに向かってくる知り合いに手を触れるくらいの余裕のある静けさが。
ずっとそれでいることは、わたしたちにはまず無理ですが、散漫と過集中のどこかで、数日に一度でものどかな側にするっと入れたらいいなぁと。
昔から、そのコミュニティの異様な特性から「はてな村」なんて呼ばれているが、2chが板ごとに全然違う文化があるように、サービスごとにユーザーの特性が違う。だから「はてな村」というよりも「はてな郡」とよぶほうが実態に正しい。決してはてな州やはてな国でないのは、そこまでユーザーが多くないからだ。
#適宜追記修正します
#リクエストを受けて色々追記。
一応はてな郡の中心地。アメーバ州アメブロ市やライブドア州ライブドアブログ市やFC2州FC2市に比べて人口も少なく、セレブ(芸能人・有名人)も少ないが、ブログ創世記から有る古都のため、技術ギーク系・ネット文化系・社会科学系などで独特な文化を形成する。はてな郡の他の都市に比べやや教育レベルは高め。id:aurelianoやid:Chikirin、id:finalventなど一般人がアルファブロガー化しやすい一方で、森見登美彦、平野啓一郎、博多華丸・大吉、笑福亭鶴光の公式ブログがあることは意外と知られていない。著名人でここの市民っぽくらしく振舞っているのはid:FUKAMACHIとかid:kawango(ドワンゴ州知事)ぐらい。ライブドア市やFC2市と違いスラム街(2chまとめブログ)や風俗街(エログ)は殆ど無いため治安は良い。ただしまれに放火魔(炎上マーケティング)がいる。
はてダ市の行政区。開設当初は喧嘩や暴動(炎上)や落書きが頻発しはてダ市の治安悪化の原因だったが現在は割と平和。Google合衆国からのはてダ市への訪問者を増やしている。Wikipedia国と競合するが、教育レベルは遠く及ばない。一時期はネット用語の流行の最先端であったが、近年は衰退している。近年はドワンゴ州ニコニコ大百科町とも競合する。
はてな郡最大の都市で玄関口。ライブドアクリップ市やヤフーブックマーク市よりも人口が多く、delicious市やGoogleブックマーク市に迫る。かつてははてダ市と同じような人口形成と文化だったが、人口の急激な流入により治安が悪化しており、教育レベルも低め。風俗街(エロホッテントリ)、スラム街(2chまとめブログ)や、ゲバルト(政治関連)や暴動(炎上)も有り、Twitter国と同じような問題を抱えている。
はてブ市の行政区。はてブ市内の流行が集まり、Googleニュース市やライブドアニュース市へ繋がる。基本的に住人ははてな郡の役人(はてなスタッフ)。
はてな郡最古の都市だが、近年はYahoo知恵袋市やOKWave市への人口流出が目立ち衰退している。最近は税金が安くなった(無料化)の影響かうごメモ村からの人口流入が目立つ。
はてな郡の中ではやや特殊な位置付け。はてダ市・はてブ市のベッドタウンであるが住民が偽名・匿名で生活している。そのため人口も不明。強いて言えば2ch国に近いが、人口も少なく地区割りも曖昧で住民の傾向もバラバラ。住民は匿名が前提のはずだが、閲覧者を集める目的で敢えて実名で生活するものもいる。
はてな郡の中ではのどかで田園風景が広がる。ここもはてダ市・はてブ市のベッドタウン。絵描き(イラスト系キーワード)や芸人(ネタキーワード)やカフェ(実況)も多く、人口の割には賑やか。近年はうごメモ村からの若い居住者もいる。女性も多い。Twitter国と似ていると言われるが別物である。
任天堂王国との連携(京都連合)により人口が増えている村。ハイク村・人力検索町以外のはてな郡の都市への人口移動は少ない。この村だけ突出して住民の平均年齢が低い。
はてダ市・ハイク村のベッドタウン。写真家が多く住んでいたが、最近はもっぱらアトリエという名の倉庫街となっている。
インフラが整ったオフィス街だが過疎化がすすみ空きオフィスが目立つ。オフィス街なのに村。Google Apps市と比べるまでもない。
人力検索町と並ぶ古都で、かつてははてな郡の中心都市の一つであったが近年過疎化がすすむ。
ハイク村から独立したハイク2村から更に分離独立した村。モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在。
住民が買ったものを並べて売る商店街。モバイラー向けの今風なコミュニティの割にいまいち地味な存在。
はてな郡の自治体運営に唯一提言が出来る機関として設置されるが、基本的に不具合修正以外の要望はあまり通らない。
はてな郡内の通貨。1P=1円だが基本的にポイントから円の両替はできない。はてな郡内での買い物や住民同士の送金に使われる。
はてな郡内の贈答品。基本的に黄色だが他の色のものは珍しく送ると喜ばれるが、貰ってもなにか有るわけではない。地区によって価値が違う。
はてな郡の役人により設置された実験区。増田町も本来ここなのだが、近年は人口増加により特区的位置づけが薄れてきている。増田町以外の地域は過疎化がすすむ。
本格的な「こどもの国」として設立されたが、治安悪化(しかもリアルでも)が懸念され設立からわずか2週間で廃村。はてな郡の黒歴史の一つである。
アンテナ町に変わり新興住宅地として開発されたが、人口減少により廃町。
セカンドライフ国に対抗すべくハイテクヴァーチャル都市として開発されたが、人口が思うように伸びずラボ特区の一時自治区に格下げ。その後廃村。セカンドライフ国も規模的には市レベル(町レベル?)である。アメーバ州のアメーバピグ村は人口が増えつつある。
Youtube国への玄関口であったが、行政機能の停止により廃村。
http://anond.hatelabo.jp/20110711193536
元増田ですが、増田だしと適当に書きなぐったら何だかすごく反響があってびっくりです。
そしてトラバ、ブコメ等見ていろんなことを考えさせられました。
「例えば」ということでここは実体験ではありません。
そして「子供たち」と適当にぼかしたのですが実際は中高生です。
流石に小学生の子供たちにそんなレベルの高いことは要求しません。
それが「花はきれいであるということの代名詞」だったというだけの話です。
それで「花がきれいだなんて思ったことがない」なんて言われた日にはお終いです。
そこで「花はなんか見た目好きじゃない」と思っているなら話が別ですが
「花? え? 自分関係ないし(笑)」みたいな感じなんですね。
花について思考すらしないので、感想も出ない。
だから「これって美しいってことじゃないかな」と話を進めるわけ。
それが「増田がしているのは価値観の押し付けだ」というのがありましたが
元から価値観がないところに情報を与えることが全部「押し付け」になるかなと考えました。
結局当たり障りのないところで面倒くさくなく議論を終わらせている気がします。
要はその場で考えるのが面倒なんだろうな、という印象です。
私が怖いと思ったのは、そんな風に感性が必要な部分でしか図れない共通理解を
そのうち全て学校教育に一律一存になってしまうというところです。
「花はきれいだと考えるのが一般的です」
結局会話なんてすべて「価値観の押し付け」になってしまうので成立しない。
「私は誰それが死んでも悲しいと思わないから、私の前で泣くのは押し付けだからやめて」
想像したらすごく怖い。もう誰とも意志の疎通すらできなくなる。
ただ咲いている花をみて「きれいだね」と言った瞬間
「君は花を美しいとみるんだね、僕はそう思わないよ」
「花をきれいだと思うのは日本の伝統に即する考え方ではないか」
「しかし花を美しいと思うのは自由だ」
なんてイチイチ言われてちゃきりがない。
結局個人の価値判断しかないということはもうその世界に「他人」は存在しないのかなとか
いろいろ考えたらやっぱり怖くなった。
「個人の価値観が大事」という「価値観」に囚われて「押し付け」をしていないか。
というか、すでにそんな世界なのかもしれない。
花をグロテスクだって思うのもいいと思う。私も蝶々が大嫌いだし。
でも蝶々が飛んでいてどうこうって言われたらやっぱり
テキストの裏側にあるのは私の価値観じゃなくて、ある共通の概念だから。
『七月七日展 ― 衣服造形/コンセプチュアル・クローズ』を見た。
眞田岳彦氏の弟子(?)の作品が中心らしい。
それほど期待しないで行ったのだけど、なかなか良かった。
宮園夕加さんの、ボタンとボタンホールの距離を天の川に見立てて、
伝説では、天の川の橋渡しをするのはカササギの役目なんだそうだ。
テーマの「針仕事」と「七夕」が無理なく融合されてて、それを一番うまく表現してる作品だったと思う。
単純に、見た目がかわいいのも良い。
今回のベスト!
奥村絵美さんの作品も良かった。これも一見してとてもかわいい。
人間を一本の「まち針」として捉えるというコンセプト。
粘土と針でつくられたたくさんの小さな人間が、それぞれに環境を仮止めしている。
「針を自分自身の比喩とする、っていうアイディアはありだな」って私自身展示を見る前に
考えていたのだけど、縫い物をやらない私にはそこで「まち針」という発想は出なかった。
でも言われてみれば納得、でした。
仮止めされる「環境」の部分を何かもっと表現できそうかも、とも思ったけど。
良かったとストレートに言えるタイプの作品ではないけど、好きだ。「コンセプチュアル」。
糸が縫い付けられている。タイトルは『誰でもない肖像』。
写真の上から縫う技法は、有名な清川あさみさんを思い出させる。
けど、写真の女性が制作者の針仕事によって「誰でもなく」されてしまうことには一体
どういう意味があるのか。あるいは針仕事で加工される前から、彼女は誰でもないのか。
…写真に写る私は、そこに縫い付けられている限りでの人間であって、無限のあり方を
可能的にもつ自由な実存としての私ではない、だから「誰でもない」…?
制作者はこの展示のチラシで、針仕事について、「私たちの存在を露にし、生き生きとさせる」と書いてる。
こんなことを言われると、私としては、ハイデガーの技術論を持ち出して、その中に「針仕事」の
ポジティブな位置づけを探して色々言いたくなってしまうけど、結局のところ、その言葉と、
制作者自身の作品との関連はよく見えない。
う~ん。
…写真に写っているのは過去の私である。それは過去のその時点に縫い付けられている限りでの
私であって、現在の私とは異なっているし、通時的な無限定の私とも異なっている。だから、
過去において確かにそれは私だったが、いまや「誰でもない」…?
あと2つくらい気になる作品はあったけど、作者名も作品名も覚えてないので割愛。
帰りにブリジストン美術館に寄ろうと思ったら展示替え中で休館だった。
(エス)
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7月7日展 -針仕事に願いをこめた37名のデザイン&アート小作品展-
会期 7月4日(月)~7月9日(土) 10.:30~18:30(最終日のみ17:00まで)
入場無料
TEL 03-3281-0320 FAX 03-3281-0366
出展作家:
大江よう 今村滋男 藤谷さやか 末延晋太郎 久保田玲奈 関美来 飯田亜希子 土井直也
永井俊平 山口真代 宮田明日鹿 山中周子 宮園夕加 佐藤綾 松田かや 三上司 加藤ゆき子
桑田麻弓 後藤有紀 奥村絵美 平尾菜美 アーヴィン=ヒバ=アリ 小平由実 西村洵子 平井幸恵
盧暎雅 島田彩子 池田のぞみ 山本佳那 長鶴司 林凡乃 大八木富士奈
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Sanada Studio Inc. (サナダスタジオ)-眞田岳彦のデザイン事務所
京橋「千疋屋ギャラリー」で「七月七日展」を観る。 - マスヒロ食時記
・夏への扉
この作品は言わずと知れた海外SF小説の名作だねー。最近自分の中でSFがブームなんだけど、読んでみてすごく良かったと思った。
はっきり言って始めは退屈だったけど、中盤以降の盛り返しがすごい。最後は爽快な気分に慣れたから、エンターテイメントとして高得点だった。
ピートは可愛い。リッキィも素敵な人だ。ただ主人公の精神的というか、即物的なロリコンへの耐性はどうなのよって思うなあ。
兼ねてよりそう見ていなかったとしても、やっぱりねえ。ダニィさん、そこんところどうなのよ、ねえ。
・隣の家の少女
かわってこちら。イギリスの絞首刑執行人が書いた、悪夢のような一冊だねー。まとめブログで欝になるとか後悔するとかの一冊としてよく上がってる。本当にそのとおりだと思った。
正直言って、この本のレーティングはR18クラスなんじゃないかな。ホラー小説というよりも、もっとグロテスクで内蔵抉るような嫌悪感に満ちていたよ。
始めの方こそ牧歌的な青春ものって感じの内容なんだけど、臆面も無く表現された凄惨への伏線がいい意味で嫌な感じだったなあ。
実際嫌な後味が残ったし。
でも、一度は読んでみるといいと思う。邪悪を具現化したようなかの女子高生コンクリート詰め殺人事件の捉え方も、ちょっとだけ変わるかもしれないね。
最後はこれ。完璧な趣味で選んでみた。川上弘美の文章はときどきすごく読みたくなる。あの空気感が素敵なのです。
まあホラーとSFとラノベとを読んで、少し文学っぽい物語に触れたかっただけってのもあるんだけど。
落ち着いたレディースコミックって感じで、安心して読めるよー。唐草模様の物語って感じなんだな、これが。
うん。すごく伝わりづらい。なんていうかね、綺麗な水がひたひたと満ちていくような読後感があるんだー。
この他にも小川一水とか貴志祐介とか恒川光太郎とか中村航とかの著書もいいよー。
黒野伸一とか五十嵐貴久とか有川浩とか梨木香歩とか加納朋子なんかも素敵だと思うなあ。
雨の休日は読書に最適だよ。湿っぽい匂いと紙をめくる音とが心地いいだねー。
さて、次は漫画の紹介だよー。手軽に楽しめるのが漫画のいいところだと思うんだけど、どうなんだろう。
まだ一巻しか出てないクイズ漫画だよー。ゴールデンタイムにやってるような奴じゃなく、競技としてのクイズをテーマに据えた作品だよ。
この作品の面白いところは、その焦点もさることながら漫画としての構成にもあると思うんだ。
王道的なストーリーテリングを無理なく無駄なく簡潔に描ききってるからすごく読みやすいんだよねー。この上手さは夢喰いメリーにも通ずるところがあると思うよ。
続刊に期待が持てる、熱いクイズ漫画になんだよねー。この作者のもえタイも一巻完結ものでおすすめだよ。
昨日二巻が出たみたいで、なんか完結してた漫画。なんとなく目についたから一巻と合わせて買ったんだけど、すごく良かったよー。
はっきりいって表紙を見て安易な萌えものかと思っちゃったんだけど、どっこいかなりシリアスで温かな作品だった。
独特な世界観はもとより、その絵柄もいい味出してるからいろんな人に読んでみてほしいなあ。
作者はイラストレーターさんみたいだけど、内容も骨太でしっかりしてた。
・繕い裁つ人
本との出会いって不思議だねー。ぱっと手が伸びてしまうんだから。この作品もそんな一冊だった。続き物で、こちらもまだ一巻しか発刊されてないけど、すごいんだよねー。
正直なところ、絵柄はすごく人を選ぶと思う。人物の顔なんて下手だって表する人がいるかも知れない。加えて余白の多さを指摘する人もいると思う。手抜きだとなんとか、無粋なことをさ。
でもねー、この作品はそう言った朴訥としたところとか簡素なところが最大の魅力だと思うんだよね。
読み取りにくい表情や、何も描かれていない空間に、とてもたくさんの情報が詰まってる。読んでるとね、だんだんその距離感とか漂ってる空気みたいなものが、濃密に溢れてくるんだー。
こいつはすごい作品ですぜぃ。静謐で穏やかな読書感に浸れると思うよー。
・午前3時の危険地帯
現在三巻まで発刊されてる。恋に仕事にって感じのレディースコミックで、でもどろどろした絡みだとか鬱々とした展開のない、変にカラッと乾いた漫画になってるよー。
この人、表紙が素敵なんだよねー。もちろん内容もいいけど、髪の毛とかすごい好きな描き方してる。
なんていうか、働きマンみたいにちょっと元気をもらえる作品になってると思うんだー。まあ結構毛色は違うんだけど、本質的に力をもらえるって言うか。
コミカルな描写も多くて、読んでて楽しいのもグッド。同作者の少年少女っていう短編集もおすすめだねー。
この漫画も元気になれるよー。よつばとみたいな感じだけど、また違った良さがあるんだよねー。よつばは元気を発散する中心だけど、先生は元気を周囲と分かち合ってる。
のどかな田舎暮らし、なんて内容じゃないんだけど、すっごく懐かしくて、もう帰れない夏休みのことを思い出さずにはいられない、かと言って切なくもならない、そんな作品なんだなー。
ぼくのなつやすみってゲームを、思いっきり濃口にしたような内容って言えばいいのかな。ぼくのなつやすみやったことないからわからんけども。
すっごく胸が軽くなる作品なんだねー。いや、すっごくってのは言いすぎかもしれんけども。なんとなく笑えてしまう楽しい漫画なんだなー、きっと。
なんかいっぱい挙げたら疲れてしまった。アホだなー。でもまあ自己満足にはなったからよしといたしましょうや。うん、そうしよう。
世の中にはたくさんの本があって、面白い物語が隠れていて、到底全てを網羅することなんてできなくて、そもそも本意外にも呆れてしまうほどにたくさんの娯楽があるんだけれども、そういったことを考えるといつもスゲェって圧倒されてしまう。本屋とか行くだけで、すごくワクワクする。
もうね、どうなってるのこの島は、状態ですよまったく。
他にもいろんな本を知りたいなあ(チラッチラッ
そんなことよりミスドに行きたい。
2ちゃんねるにこもって日本は平和ボケしてるとかなんかそれっぽいこと語って良い気になってた場合じゃなかった
そこに何の意図があるのかとか考え出すとそこでたたずんだまま行動するための解析が止まってしまう
一週間ほど滞在してみたがなんだあれはお前らどんだけ高度な世界で生きてんの?俺とお前らの世界どんだけ違ってたんだよ?w
鳥取で俺を生んで育てた両親及びそれに何の文句もつけなかった一族とかは冗談抜きでくたばってほしい もうなんかこの時点で予感できる 得に社会に影響を及ぼすことができないまま俺のシナリオ終わりそう
国家ってこういう意味で顛覆可能だよって語れない奴は為政者になって欲しくない?ああそういうことかよつまりは 10年以上前に教育しとけそれぐらい
実力的に全然伸びないのは、入ってすぐに大会があるからだから仕方ないけど、
なめた行為をし続けて、その度にのどかちゃんに叱られるという精神面での成長のなさがすごすぎる。
のどかちゃんの咲への怒りというのは最後の最後まで咲に届いたのだろうかかなり不安だ。
逆に精神面で成長するのは、池田、衣なんだけど、次のステージは彼女らには用意されていなくてお払い箱。
というより、彼女らが成長したところで主人公には敵わないだろうという世界観なのだから、
「怪物みたいな人間が急に現れて今までの自分の世界をぶっ壊し、さらにナチュラルに挑発してくる。
和は、チームメイト、親友という隠れ蓑をかぶることにより咲に敵でないというシグナルを送り、
チーム内での序列付けをあいまいにしようとする。結果、対等っぽくみせ、咲が活躍することで自分もその位置にいるように思い込む。
咲への好意は自分への好意の裏返しであり、あいまいな状況を甘受している自分へのいい訳だ。
優希に至っては精神状況はぼろぼろなはずで、何度も麻雀を投げ出したがってるだろうし、実際いやになっちゃうこともあるんだが、
飼われているという状況を受け入れていて、咲と和を上にみながらも愉快な友達役を熱演している。
京太郎に手を出すのは、部に自分のスペースがないことへの反動であり、自分のスペース作り活動の一環だ。
まこは、選手であることを半ばチーム内ではやめてしまっていて、部長のことをよく知る先輩役として身を慎んでいる。
部長は、選手として尊敬されないかもしれないという危機を素早く感じとっていて、部の管理者としての立場を強調する行動を取る。
いわば、まこと部長は咲、和が来たことで初めて運命共同体となれたわけで、まこと部長が過去を回想するというのは、
乗り越えてきた困難の確認でなく、一種のノスタルジィ、懐かしき良き思い出を確認しあう方法として機能している。
(そうなると、やっぱりすごいのはかじゅということになるだろう。
咲を目の前にして自分というものをやりきり、桃子の前に立つ姿というのは、白馬の王子様としかいいようがない。)
圧倒的な力を持つ相手が、やけに親切で自信がなく、けど、自分に対して麻雀好きなんだよね?
と確認、返答させてから、ぼこしに来て差を見せつける。
実生活でも、能力の社会ってそういうものだと思うが、やっぱりあんまりにもひどすぎるんじゃないか。
佐天さんは必死にあらがってみたけど、咲のキャラは甘んじた。
いや、佐天さんも結局、へらへらと愉快な友人役になることを受け入れたのであり、
先日、高校時代の友人の誘いではじめて合コンに行ってきた。
男性陣が自己紹介したときの女の子達の反応が俺の期待したのと違って少しがっかりした。
俺は難関国立なんだけど、理系以外の知名度が低い大学出身。私立の工業大学とよく勘違いされる。
ニッチ製品で世界シェアトップの会社勤務。業界外での知名度はかなり低い。といっても日経平均構成企業なんだが。
友人の経歴は地方国立出身で大手メーカーの孫会社。「日立××サービス」とか「トヨタ○○」みたいなそういう系。
俺の自己紹介の反応は
「それってなんの会社なんですか?」
とかだったのに、友人自己紹介になると、
「すごい!国立大学って頭いいんですね」
「一流メーカーじゃないですか!」てなった。食いつき具合の良さに嫉妬。
どうも、俺のことは「私立の工業大学」出身で、「地味な中小企業」勤務だと思われてしまったようだ。
いろいろ話す中で、海外旅行の話題がでたので、これならいけると思ってがんばってみた。
・・・だめだった。仕事でアメリカの研究所(のどかな田舎町にある)や
みたいなところしか行ったことのない俺の話はあまり興味を持たれないようで、
ローマとか、ニューヨーク、上海みたいなメジャーな都市の観光地の話で持ちきりだった。
かろうじて、通じたのは空港の話だけだった。(バス乗り場がわかりにくいとか、入国ですげー待たされるとかその程度)
なんて言うか、わかりやすさみたいなのって大事だと思った。
これが「一般ウケ」ってやつかな。