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はてなキーワード: 生活費とは

2020-08-06

anond:20200806180735

うん労働者が100%勝てるからむしろ美味しいですねw

生活費云々は正社員とかフリーランス関係ないですよねw

あなたはさっきからこんな話ばっかりーw

anond:20200806175754

不当解雇だって揉める覚悟があるなら弁護士雇ってがんばればいいよ

その間の生活費だとか考えるとそんなことする人って少ないんだよ

なんか気楽な人生送ってて羨ましいな

きっと大企業ソリティアやってるんだろう

2020-08-05

anond:20200805164459

読んでないけど、それ薦めてくる人がいるとして、その人それやってる?

保険入った時、そのおばさんが「うちの商品はとても良くてね、業界でも人気よ、

その証拠他所保険会社の人がこの商品に入るんだもん」ていってた。

親がいろいろあって、生活費足りなくて降ろしてしまったけど、それは良かったと思う。

同人女の嘆きがウザい

印刷所が困ってるから同人誌刷ろう!運動はわかる。

こんなご時世で困窮している企業に余裕のある人が支援に回るのは美しい話だ。

同人誌売れない!皆買って!は意味がわからない。

生活に余裕が無いのは買い手も同じだろう。飲食業観光業人間や、今まで残業代で稼いでいた人間が在宅に変われば当然生活費に余裕はなくなる。皆が切迫していてアレコレと隙間を見つけて色んな企業お金を落としてる中でなんでそんな当然のように趣味しか無いものを「買って」とか言えるんだ?

支援に回れるほど余裕があるわけでもないのに身を削るとか身分不相応なことは辞めればいいのに。結局のところ印刷支援!とか言いながら買い手任せなのが腹立つ。

2020-08-03

本当に困った時に助けてくれるのって共産党だけじゃん

本当に困って、食べるものもないような時でさえ

生活保護を断られるそうだ

現にそれで死んだ人も多い

だが、共産党員を連れて行けば

生活保護楽々ゲットだそうじゃないか

ってことは、本当に困った時に確実に助けてくれるのって共産党じゃないか

共産党不支持だし、万が一共産党員のおかげでナマポゲットしたとしても投票しないだろうと思うが

これって結構凄いことだなと感心した

いつか俺が困窮した時は増田のみんな、生活費よろしく

共産党員を連れてたかりに行くから

2020-08-02

親は愛さなくてはいけないのか

最近気づいたんだけど

母親の飯の味が好きだと思うことはあっても両親の人格が好ましいと思ったことはほぼない

若干過干渉に感じるけど多分毒親ではない

学費とか生活費とか出してもらってるし親に非はないはずだから反抗期でも反抗してはいけないと思ってた 親の飯が好きだし自分は心の奥では親が好きだと思ってた 好きだと思わなくてはいけないと思ってた

虐待とかされてないし割と不自由なく育ててもらって感謝はしてるけど家出たら可能な限り連絡取りたくない

そしてこんなに非がほぼない育て方されてるのに子供(自分)はモヤモヤしてるんだから自分には子育てとか絶対出来ないと思った

年収140万円のリアル

24歳女、大卒未婚、関東在住、年収140万円ほど。手取りは月8万円くらい。金融資産なんてもちろんない。交通費も経費おりないので、自腹。

家賃について

セフレ関係のような、よく分からない曖昧関係男性シェアハウスをして、月2万くらいで暮らしている。1人暮らし用の広さなので、もちろん狭いけど贅沢は言えない。

普段食事について

基本的自炊。近くに商店街があって、夕方安売りになった惣菜+米を炊くだけという日も多々ある。1日1000円以内になるくらい。飲み会は奢ってもらえる飲み会しか基本的にいけない。

コンビニスーパーでの買い物について

朝ごはんおにぎりパンを1個買ったりする時にコンビニは使うけど、普通にご飯食べようとするとコスパいかいかない。スーパー弁当も、3割引き以上じゃないと買わない。

ファッション

どうしても必要な時だけユニクロ、またはZOZOセールしている服をブランド関わらず値段と見た目だけ考慮して適当に買う。基本的に服は買わない

男性関係について

年収上がるまで、今の家に住まわせてもらってるので何も文句言えないし、他の人とも付き合えないと思っている。そもそもデートする金もない。

○車について

もちろん無い

○貯蓄について

貯蓄は無理。奨学金の返済と税金やらなんやらで、生活費ギリギリつのが精一杯。どうしても生活費費足りない時は、家賃を翌月にまわしてもらったり、ちょこちょこ消費者金融から借りてる。

旅行について

Youtubeでおのださんの機内食や、海外ホテルレビュー動画みたりして現実逃避するのが楽しい現実は、国内日帰り旅行さえも痛手すぎるので無理。

結論

年収140万円でも、ぱっと見みすぼらしくならない程度に暮らすことは可能

https://anond.hatelabo.jp/20200530164357

元増田を参考に書いてみました。前職の年収は倍以上あったのですが、生活レベルは元々低かったのでなんとか暮らしていけてます。早く一人暮らしがしたい。

2020-08-01

私立学校は潰すべき

親の収入多寡によって教育に不平等が生じるのはおかし

「身の程を弁えた受験」と口にし、大炎上したどこぞの馬鹿がいたが、この国で子供の身の程は親の収入によって決定すると言うのだろうか?

現に、優秀な教育者が私立に引き抜かれ、公立学校の質が低下するという直接的なダメージもある

塾や英会話などといった、抜け駆け的な教育機会は、貧しい子供にはアクセス不可能だ。

高校大学カリキュラムは働きながら通うことを前提にしていないし、基本的に親からの援助を前提とする。

義務教育以上を受けるのに、親の不在が大きな困難となるのは、明らかな格差である

貧しい子は借金して学業に励め、その機会は平等だと唱え、未成年に莫大なリスクを負わせる一方で、富める子は当たり前のように親から学費生活費を受け取る。これは欺瞞以外の何ものでもない。

日本で、結果の平等アファーマティブ受験を支持する人間は少ない。にもかかわらず、教育の機会にも依然として収入多寡による差別蔓延っている。

機会の平等も、結果の平等保障されないとなっては、この学歴社会事実の上の身分制度ではなかろうか?

教育機会の平等を徹底することこそ、真に格差是正することではなかろうか?

極度なメリトクラシー社会結構結構。それが資本主義における合理的平等ではないか?それが、かの人々が我々に唱える合理的差別社会ではないか?あるべき姿に正そうではないか

自身の生まれ持った資質行使して、より良い暮らしを手に入れるのは良い。我が子だけを不当に特別扱いし、教育資源占有させるのは格差の支持だ。この格差存在が、貧しい庶民にとっての出産の壁となり少子化を加速させている。

まれが良いだけで地位ある職に就き迷惑をかけまくるボンクラは、障害者雇用パンでも作らせてろ。

知能と才能を持つものけが上に立つべきだ。それに欠けた人間は、「身の程に合った」人生を歩むべきだ。

ついては、全ての私立学校の剪定公立化を求める。

学習塾予備校通信教育等については、教育格差を強化するとして禁止教育税等をかけての実質的な潰し、子供を無理矢理通わせることを奴隷的拘束行為であり虐待である認定する、子供毎に利用状況を調査入試の素点から減点などの様々な対策が考えられるが、どれも今なところ現実的でないため、はてなー諸君アイディアが求められる。

実家暮らし何が悪い

いわゆる子供部屋おじさんなんですけど、もう結婚して子どもいても全然おかしくない歳なんですけど、相手もいないのでこの前女性と遊びに行ったら「実家暮らしないわ〜」だとか「いい歳して実家暮らしだとなんかヤバイもの感じる」だとか言われて心がやられましてね。自我を保つの必死で何も言い返せなかったのでここに!反論を!書く!!

 

お金への意識がしっかりしている

近所の賃貸家賃分くらいのお金生活費とは別に実家に入れてるんですけど、そもそも他人である大家お金渡すより実家に入れてローンの足しにでもしてくれた方が良くないですか?月5万だったら5年で300万ですよ。それにひと世帯内の人数が多い方がバラバラより生活費も浮く。古市さん風に言うと一人暮らしってコスパ悪くないですか?

 

■ 両親に顔を何度でも見せられる

盆と正月、数えると、親に顔見せられる回数も限られてるんだよねえ…みたいなこと皆言うじゃないですか。実家暮らしなら見せ放題。なんならちょっとウザがられてる。

 

家事普通にできる

生活力無さそう〜〜みたいに言われますけど、普通に一人暮らししてた経験から言わせると、家電の発達した現代ですよ。炊事洗濯掃除その他普通に出来ますからね。

 

海外である

別に海外に住んだことないので完全に雰囲気で言いますけど、なんか向こうでは成人しても親子で住む家庭も多いんでしょ?欧州とか。みんな憧れる洋風ですよ。映画でよく見る。家族仲が良いっていいよね!ウチは別にそんなでもないけど。

 

協調性が高い

よく「一人暮らしやっぱ楽だよね〜〜〜」って皆言うじゃないですか。大変な環境にいる方が成人としてしっかりしてるなら、実家暮らしの方が協調しなきゃいけない分大変ですよ。日々精神が鍛えられてる…

 

とはいえ

最近ネックなのはやっぱりコロナで、一人暮らしだったら自分がかかるだけで済むけど、実家暮らしだと両親に感染させてしま可能性も高いので最近一人暮らししようと物件探してる。いや、恋人欲しいからとかじゃないですよ。ほ、ほんとに…

2020-07-30

彼女、お借りします』の主人公クズすぎる

(2巻までと、現在アニメ化されている部分までしか把握していないです)

彼女、お借りします』の主人公和也クズすぎて見ていて辛くなる。親から与えられた生活費としての100万円をレンタル彼女サービスに注ぎ込み続け、周りには本当の彼女だと嘘をつきつづけ、「俺、もうみんなに真実を伝えることにしたよ」としたり顔で話しても、一向に嘘をつくままだ。

それでもこの話はラブコメとしてなんとか成り立ってるなと気づいてからちょっと面白くなった。三角関係が成立する双方の理由ちゃんとあるのだ。

和也千鶴家族に嘘がバレないようにレンタルし続けたい。いずれワンチャンあるのでは…とも絶対思ってる。

千鶴和也金銭インセンティブ

和也麻美ワンチャンあると思ってる。ヨリを戻したい。

麻美和也千鶴から和也を奪うことで、女としての優位性を示したい。和也に惹かれているわけではない。

と思いながら見てると、物語が実は地獄のような三つ巴の様相を呈していることに気がつけて俄然面白くなってきた

賃金格差

都会は生活費が諸々高いか給料も高いっていうのがあると思ってたけど、

テレワークがそれなりに続いて地方移住者が増えたらそういうところどうなるんですかね。

賃金格差やべーぞ

特に贅沢も節約もしてないけど生活費ふつう24万くらいかかるんだよな

都内一人暮らし家賃7.6万

家賃以外で17万くらい

収入手取り30万なので、時々大物買ったりすることを差し引いても収支は大丈夫なんだけど、こんなもんなのかな

2020-07-29

anond:20200729171506

僻地はただ食い物を手に入れるだけで大変だし、その他の生活必需品も含めて割高だよ。

ずっとママ生活整えてくれる環境だと、生活費ってものがどれだけかかるかピンと来ないんだろうけど。

anond:20200729155955

10万だと生活費だけだな。

病気に備えるとか、家電とか万単位のものを買うために貯金したいから月15万くらい。

anond:20200729125812

コンドーム副作用、1%くらいは失敗して妊娠する、よりましでは

種蒔き逃げされたら生活費稼いでも女が罰せられるんだから

セックスしたいなら賛成しろ

anond:20200728182101

こういう子供目線で長々と綴った薄い不幸話を読んでいつも気になるのは、お金のこと。

から離れたくて遠くの大学を選んだってのよくあるパターンだけど、奨学金で??生活費アルバイトなの??そのへんの記述ないってことはもしかして実家から仕送り??でもお母さんだけ働いてて兄弟いるんじゃ相当厳しいよね??

いやそれがイイとかダメとかの話じゃなくて、単純にそこが気になるだけなんだけど。

不幸だ不幸だと語った後にしれっと自然に出てくるから、えーもしかしてめっちゃまれてる子の話だった?!って思っちゃう

(あ、金銭以外にも不幸はあるって幸せ世界の話はいらないです)

2020-07-28

父が死んで良かった

実家燃えてなくなった。

母の話によると父はタバコの吸い殻をダンボールにためていたらしい。なぜ父はそんなことをしていたのかは分からないし、なぜ母もそれを危険視しなかったのかはわからないが、とにかくそのせいで燃えた。

僕の昔住んでいた田舎実家はそうやってなくなった。次に見た時には簡単に整地されており、何を入れているかはわからないが小さな物置だけが建てられていてぽつんと建っていた。整地するためにお金が足りないということで僕も30万円を母に渡していた。

その後、父と母と、一緒に住んでいた次男一時的市営住宅のようなところに住んだ。向かいの家ではうさぎ放し飼いにされていた。しかしボロすぎて辛かったらしく、最終的に家を買った。今もそこに住んでいる。その家は2階建てで部屋もたくさんある広々とした家だが、前の住人が物置で首を吊って亡くなったため1千万円弱で購入できたらしい。

父はぶっ壊れていた。

僕が小さい頃の記憶を思い出してみると、父と一緒にファミコンの難しいステージ試行錯誤しながら一緒に攻略したり、将棋で対戦したりしていた。父の仕事場が家から歩いていける距離にあったため、小さな僕はたまに仕事場まで歩いていき、父が仕事が終わった時に一緒に原付きに乗せてもらって家まで帰ったりしたこともあった。

しかし父は脳に異常があった。その関係で度々入院したり、手術を行ったりしていた。何度も仕事を辞め、何度も新しい仕事をしていた。

そのためうちは母がメインで働いている。働きに出ている母のかわりに家事はおじいちゃんがメインで行っていた。食事洗濯や、子ども病気になった時に病院に連れて行ったり、雪で学校へ行けそうにない時は車で送って行ったり。

父は特に前頭葉に異常があり、理性を保てずふとした拍子に豹変することがあった。僕らがゲームをしていたら急に部屋に入ってきて怒り出したり、部屋で普通に過ごしていただけなのにちょっとした発言で急に説教をはじめたりしだした。

一時期はおじいちゃんが目の敵にされていて、おじいちゃんのやることなすこと全てに文句をつけて自分のやり方を強要したり嫌がらせをしたりしていた。ある日次男は父に「殺いたる!」と言われながら追いかけ回されてトイレに閉じこもって避難したりしていたこともある。僕もある日「ボケてるんじゃないの?」と父にいったらそれは禁句だったらしく、急に後ろから思い切り殴られ、しばらくの間耳が内出血した状態で過ごしていたことがあった。

あとは理性が効かないためパチンコにもハマっていた。生活費ほとんど持ち出してしまたこともあるらしい。そのため家族は色々と対策をしていたようだ。とにかく数え上げればきりがない。家族みんなが何度もひどい目にあっていた。いつ何で発狂するかわからない父と過ごす毎日地獄だった。僕は本当に父のことが大嫌いだった。

中学高校の頃は僕も思春期を迎え、なぜ僕だけそんな境遇なのかと自分人生を呪った。特に僕は人と接するのが不得意だったこともあり、なぜみんな日々学校あんなに楽しそうにすごしているのに僕は何もうまくいかないのだろうかと感じていた。そして僕はきっと父親のせいでこんな風になってしまったのだろうから全てが父のせいだと思っていた。

高校で1日が終わったあと、僕は毎日夕方遅くまで部室でだらだらとすごしていた。やることがあったわけではないが家で父と顔を合わせたくなかったからなんとかむりやり時間を潰していた。そうして父がご飯を食べ終えて2階の自分の部屋に閉じこもるあたりの時刻に帰宅するようになっていた。たしかそのあたりでは父に話しかけられても全て無視するようになっていたと思う。正直、早く父がこの世から消えてほしいと思っていた。

進学は田舎から遠い関東大学を目指した。高校での人間関係は何一つうまくいかないし、家に帰っても狂った父親が家にいることが耐えられなかった。とにかく全てを捨てて新たな地で心機一転新しい生活をはじめたかった。

結局僕は関東大学合格し、そっちで一人暮らしをはじめた。自分以外誰もいない家。好きなことを好きなだけでき、誰からも急に理不尽文句を言われることが決してない、人生ではじめての心から落ち着け空間だった。

外での人間関係が決して完璧にうまくいくわけではなく苦悩も多くしていたが、それでも大学サークルに入ってみんなと普段から活動し、その中でいつも遊べる友達も出来てそれなりに充実はしていた。

そんな4年間を過ごし色々なことを経験する中で、僕の心も徐々に溶けていった。

色んな失敗をした。失敗をする中でなぜ僕はこうもうまく行かないんだろう? と考えた。一生このままで生きていかなければならないのだろうかと思った。そんな人生に何の意味があるのだろうかと思った。何もないのであれば死んだほうが良いのではないかとも思った。何かある度にすぐ父のせいだ、と思った。しかし、父のせいにすることは何の意味もないことにある日気づいた。たとえ本当に父のせいだったとしても、この先幸せになりたいのであれば、僕自信が変わっていくしかないのではないかということに、運良くたまたま気づくことが出来た。

それに気づいてからは父のことが頭によぎることがなくなった。自分にとって重要なことは、今後自分がどうしていくか、ということだけとなった。過去は何も関係ない。ただひたすら未来を描いて進むことだけが重要なこと。ひたすら考えて、考えて、考えるようになった。

そうやって過ごしているうちに、いつの間にか父のことを許していた。正確には、父に対しての興味を一切失った自分がいた。

僕は性格的に、一つのことに極端に集中してしまう傾向がある。大切な物は愛おしい。しか自分に全く関わらないものには興味が無い。ちゃんと考えて話している人の言葉は気になる。しか思考停止で人を傷つけるだけの言葉には全く興味が無い。嫌悪ではない。そんな人は世の中にたくさんいることが当たり前だからどうでもよすぎて興味が持てない。だから父のことも興味が持てない。しかし形はどうあれ、許すことも興味を失うことも同列だったため、僕の中で父のことは全てが解決した。

その後の父

僕は自分普段生活のことばかりを優先して考えていて、あまり実家にも帰らなかった。たまに帰った時やたまたまから電話が来た時に話をするのだが、父は窃盗もするようになっていた。窃盗と言っても数千円を盗むくらいだったらしいが。

とはいえ特に意外性はなかったし、その後どうなったのかなども興味はなかった。しかし一緒に住んでいる母としては大問題だった。家族が盗みを繰り返すのを放置してはおけない。

結局そのあたりから、母は自分が不在の時は時々父を介護施設に入れるようになった。もちろんはたから見れば早くそうしとけばよかったじゃん、みたいな話だろうと思う。事実母も父と離れる時間が増えることで精神的にはかなり楽になっていたのではないかと思う。

しかし、施設費用はそんな安いものではない。時々だけとはいえそれなりの費用がかかる。家のローンに加え、介護費用。そのころ母はもう60近かったがとにかく定年まで働かねばと嘆いていた。

そしてなんだかんだで月日が過ぎ、父はどこかの溝に落ちて負傷してしまったらしく、自分で体を動かせなくなってしまった。完全な要介護者となった。

僕はといえば、そんな話を聞いても全く興味が持てず、帰省したときにも特に会いに行こうとは思えなかった。というかそういった発想すら出てこなかった。もう僕の中では全てが終わったことだったため、このままもう二度と会わなくても別にいいと思っていた。会ったほうがいいんじゃないかと兄弟に言われたりすることもあったが断っていた。

終わりが近づく

それから数年が経った2019年年末ちょっと前に母から連絡が来た。父がもうそろそろ長くないとの話だった。丁度正月前後に亡くなるかもしれないということだったため、喪服などを購入して準備をした。

しかし、年末近くになり、再度連絡が来た。どうも結局峠を超えて今のところ問題ないということだった。

年末になり、実家帰省した。正月はだいたいいつも帰省し、子どもたちを妹の子どもたちと遊ばせたりしている。

さすがに状況が状況だったため、自然と父のところへ行く流れとなった。僕は別に行かなくてもいいと思っていたが、妻が子どもたちと父を合わせてあげたいという事を言っていたため、それもまあ子どもたちにとって何かの意味があるだろうと思い、特に拒否もせず行くことにした。

母と僕の兄弟とその家族でそれぞれ数台の車に乗り、大人数でぞろぞろと介護施設へ行った。

部屋に入るとベッドに横たわっている父がいた。父はもう当然自分では動けない状態で、しゃべることもできないため、うー、うー、とずっと唸ったりしていた。目が合うような気もするが特に変わった反応もなく、何を考えているのかは分からないし、そもそも何かを考えることが出来ているのかもわからない。結構多い人数で来たためぐるっとみんなでベッドを囲み、ぎゅうぎゅう詰めとなる。みんなで父の様子を見て、きっと大勢来ているから父もびっくりしているだろう、とか、喜んでいるときの声だわ、みたいな話をしていた。

父はたしかの子たちを見たことがなかっただろうと思うので、子どもをそれぞれ抱きかかえて父の目線の先に連れて行った。特に反応もなく、自分の孫だと分かっているのだろうか、分かっていないのだろうかもよく分からなかった。

そんなこんなでそこで少し過ごし、写真を撮ったりして帰ることになった。

最後大人たちがうちの子に「早く元気になってね」と言ってあげて、と促した。7歳の長男と5歳の次男がそれぞれ父に、まだ幼い可愛らしい声で「早くおもちゃ買ってね」「早く元気になってね」と一生懸命伝えた。すると突然、父が今までと違うかなり大きな声であー、あー、と言った。みんなびっくりしていた。一応子どもたちの言葉は伝わったのだろうか。詳しくはわからないがそれっぽかった。

父が死んだ

それから半年ほど経った。コロナ流行し、緊急事態宣言が発令されて終了した頃。2020年6月29日、朝起きたら妹からLINEで父が3時頃に亡くなったという連絡が来ていた。月曜日

妹に電話してみたところ、コロナのこともあるし別に来なくてもいいよ、ということを母が言っているとのことだったため、僕は葬儀には行かないことにした。僕も正直葬儀には興味が無いし、それよりも子どもたちに学校に行かせたり普段生活をおくらせてあげたかった。

しかし妻が不安になって再度母に連絡をとってみたところ、そんなことは言っていないらしく、来いと言われた。一体なんなんだ。

とはいえコロナのこともあるし、妻もちょっと体調的にウロウロできる状況ではないため、僕一人だけ行くことにした。

葬儀は7/1。朝からだったため前日に仕事を終えたあと実家に帰った。弟や甥っ子たちも実家に来ていた。大切な父……というわけでもなかったため、みんな普通に過ごしており明日告別式ということも忘れそうだった。

次の日、起きて甥っ子たちはフォーナイトをしたり、みんなでだらだらと朝ごはんを食べたりしていた。そうこうしているうちに時間になり、葬儀場へ向かう。

葬儀

葬儀場は宿泊できる部屋があり、実家にいなかったメンバーはそこにいた。しばらくすると大阪のおじちゃんとおばちゃんがきた。それぞれ父の兄弟で、夏休み冬休みには僕の兄弟と同じくらいの子どもたちをつれて実家に遊びに来ていた。大勢マリオカートをして遊んだりしていた。おじちゃんはいつも海につれていってもらっていたし、おばちゃんは逆に夏休み大阪に泊まらせてもらっていたため二人とも馴染み深い。

おじちゃんによると、父は子どもの頃に事故で頭をうったという。当時は額あたりの怪我治療前頭葉があるため、簡単はいじれず、医師にも難しかったという。誰もしっかりとした治療はできなかったらしい。その後父は元気にスポーツをしたりしていたらしいが、大人になって障害が出始めたのはもしかしたらそのあたりが原因だったのかも、という話をしてくれた。とはいえ母も僕の夜泣きが原因だったのでは、と言っていたりするので何が原因かはよくわからず、おじちゃんの話も懐疑的だった。

しばらくして葬儀が始まった。みんなが部屋に集まる。何もよくわからない状態だったが言われるがままに並んで椅子に座った。部屋が暗くなる。導師さんが念仏を唱え、みんなで繰り返す。

その後も式が進行し、導師さんが話を始めたりした。誰なのかもよくわからないし、何を話していたかももう忘れてしまった。

導師さんの話が終わると、今度は親族代表ということでおじちゃんが話をすることになった。おじちゃんは前に出てきたのだが、マイク全然違うところで話をし始めた。式場のスタッフを見るとあわてておじちゃんのところに駆け寄ってマイクのところに連れて行こうとするところだった。おじちゃんはいわれるがままにマイクのところまで行ったのだが、なぜかマイクを背にしてマイクがない状態で話し始めたので再度スタッフ誘導したのがおかしかった。

おじちゃんはおじぎをしたあと、先程のように事故の話をし始めた。頭をうち、前頭葉があるため治療もできず、でもスポーツをしたりしていた、ということ。

そのあと、父が大勢の人に迷惑をかけるようになってしまたこと、そして、その父のことを母が最後まで面倒を見てくれたことを話した。すると突然、何か急にこみ上げてきたものがあったらしくウッと声を止めて泣き始めた。それを見て母も泣いた。なんとなく空気が変わった。

元々そんな雰囲気はなかったためびっくりした。僕はもらい泣きもしなかったし悲しくもなかった。ただ、みんな何かしらそれぞれ思うところがあるのだなと思った。おじちゃんからすれば身内がとんでもない状態になってしまって、父が元々赤の他人である母にひどい仕打ちをたくさんしてしまたことに申し訳ないという気持ちが非常に大きいのだろう。

母は実際にひどいめにたくさんあい、この年までずっと働き詰めで大変な思いを今もしている。しかし、お見合い結婚だったとはいえ、楽しく幸せな時期も経験し、僕らがまだ生きて経験したことのない年数を父と一緒に過ごしてきた。詳しいことはわからないが、そこには本人にしかからない無数の思いがあるのだろう。自分と妻も一緒に生きてきているが、子どもたちはそこであった多くのことを何も知らない。当たり前のことなのだが、不思議なことだ。

そして、ここにそれぞれの思いを抱えた色々な人が集まったことも不思議に感じた。みんな何を思ってここにいるのか。僕には分からないが、何かを思っている。

その後告別式は終わり、父の棺にみんなで草花を詰めた。父の顔は処理を施されてつやつやしており、蝋人形のようだった。

その後棺を閉じ、それを男たちで車へ運んだ。そしてみんながそれぞれの車で焼却場の方へ向かう。

焼却場は僕が今まで行ったことがあるような汚い場所ではなく、きれいな施設だった。コロナの影響で焼却場には15人だけが入れるということらしい。父に近い15人が部屋に入る。部屋の中にある等間隔に並んだ足のマークの上にそれぞれが立った。

次に、父が入った棺が焼却する空間に納められた。スタッフボタン類をアルコール消毒したあと、閉じるボタンを押した。機械により扉が閉じられる。

そしてどのボタンを押すと焼却が始まるかの説明を受け、準備が出来たら押すように説明があった。しかし誰も反応しないため僕が母に押しなよと促した。しかし、どうも嫌だったらしく、いやいやという手振りをしたので僕が押した。

その後は1,2時間ほど時間がかかるということで休憩の時間となった。密をさけるため、どの部屋も人数制限があり適当バラけることとなった。弁当が用意されていたためそれを食べて過ごした。

しばらくするとスタッフから声がかかったためみんなで部屋に集まった。中央には棺の台を収めるスペースがあり、今は空いている。そのそばに長い箸がたくさんあり、それぞれがその箸を手にした。

しばらくして台が運ばれてきた。まだ熱く、気をつけるよう注意があった。その上には骨が置かれている。葬儀は何度か経験したことがあるため特に新たになにか思うということはなかった。そういえば昔妻が飼っていたうさぎを看取ったのだが、その時に焼却されて出てきた骨を見た時はとても悲しくて泣きそうになった。

スタッフ説明されながら、足から順に骨を入れ物に詰めていく。みんなで行ったり来たりしながらそれぞれ骨を詰めていった。思ったよりもポロポロともろい。頭の方になると、大きすぎるため箸で割って詰めていく。頭には手術の跡の金具がついていたりした。それも母が詰めていた。

そして一通り詰め終わり、葬儀の全ての工程が終わりとなった。皆それぞれ準備をし、帰宅した。僕も一度実家に帰って着替えをして荷物を整理し、車で帰路についた。

思うこと

僕は仕事もあったし、あまり車で長距離移動をするのは事故死ぬ可能性もあるし好きではない。そのためとにかく早く全てを終わらせたいと思っていた。なんとか生きて帰ってくることができたが、かなり疲れ果てていた。とにかくいつ始まるのか分からなかった大変な出来事が一つ終わり安堵した。

父が亡くなったが、母は元々次男と一緒に住んでいる。近くには妹の家族もおり、しょっちゅう甥っ子や姪っ子たちと遊んだりしている。三男もわりと話が好きで母によく電話をかけているらしい。僕は離れていて長期休み以外は音沙汰も無いが、それでも母はみんなのおかげで楽しく暮らしているように見えるため特に心配はしていない。

父がいなくなったことで母は父の介護費用を払う必要がなくなった。だいぶ生活も楽になるのではないかと思う。僕は本当に良かったなと思っている。

昔「家、ついて行ってイイですか?」という番組を見ている時に、一人の若い女性の家に行く回があった。

その女性の家には父親がいるのだが、要介護のため自分では動けない。女性はその父親介護をしていた。自分では動けないため、あらゆる事を補助してあげなければならない。朝起きてから、昼食、夕食、風呂トイレ、あらゆることだ。もちろん生活のため仕事もしている。ヘルパーさんがいたのかもしれないが、それでも何もなく普通生活をしている僕らには想像できないレベルの大変な毎日であることは間違いない。

女性はまだ若く、色々なことがしたい年頃だろう。彼氏を作ってデートをしたり、友達ショッピングに行ったり。インドア派であればゲームをしたり、ゲームキャラにハマって腐女子をしたり、好きなアイドルライブにも行ったりしていたのかもしれない。しかし、全て介護のためできない。ただひたすら介護をしなければならない。夢もあったのかもしれない。でももう諦めてしまったのかもしれない。

父のため仕方がない、と思いながらも、女性毎日どれだけ苦しいか想像をするだけでも苦しくなる。

その父はどう思うだろうか。自分の娘が自分介護のために全てを犠牲にし、尽くしてくれている。ありがたいと思うだろうか? 僕だったら死にたいと思う。一生懸命育てた自分娘。さなから育てながら思うことは、この子楽しいことも辛いことも含め色んな事を経験し、苦悩しながらもそれでもたくさんの素晴らしいことを経験しながら歩んでいき、やりたいことをやって自分未来を掴んで幸せになってくれればいいなということ。どんな未来でも自分が進みたい方向に進んでいってほしい。

しかしその全ての未来自分の手で摘み取ってしまう事になったとしたら。耐えられる自信はない。すぐに死に、失いかけていた大切な未来を与えてあげたいと思う。若い娘がそのような境遇さらされて多くの時間を失ってしまうことは世界にとっても大きな損失だ。

でも、死ぬということは難しい。自分死ぬ覚悟ができるものかどうかは全くわからない。さら介護されている状態自分死ぬこと自体そもそもできない場合もあるだろう。

この世には安楽死必要だと思う。死にたくても死ねない人を助ける制度必要綺麗事だけでは救われない人達がいる。その人達が救われる世界になってくれればいいと思う。しかしどうすればそういう世界にできるのかは壮大すぎて僕にはわからない。とにかく僕にはこうやって苦しむ人達がいるということを文字にして発することしか出来ない。

とにかく、その一つとして父が死んで本当に良かったと思う。

2020-07-27

大学辞めたい

東工大大学三年生

高校三年間特に疑問を抱かずずっと勉強し続けて、別にやりたいことないけど周りが大学進学するから自分もした

から専攻には死ぬほど興味がないし死ぬほど勉強して入った自分みたいに要領が悪い人間は点取りゲームもへたくそ

親に年間60万+生活費を払ってもらってるのに大学では落ちこぼれ

高卒就職した弟がうらやましい。自分も変に背伸びせず工業高校通って地元就職すればよかった

周りが院進するから院進する予定だったけどさすがに学習して学部就職することにした。早く大学から解放されたい

振り返ってみると周りに流されてばっかりで点取るためだけの勉強しかしてこなかった空虚人生だな。死にたいけど死ぬ勇気もない

はあ

大学辞めたい

anond:20200727220204

庶民が1株買う間に金持ちは10000株買う

配当3%あると金持ちはさらに300株買い増す

配当があっても庶民生活費に使わないとけないので1株も買えない

2020-07-26

離婚して乗り換えたけど

前夫

話が長くて口を挟む間もない

延々と1人で喋り続ける

17時には家に帰ってる、のに家事しない

共働きなのに家事はしない

シャンプーの詰め替えとか、トイレットペーパーを出すのとか絶対にしない

ごはんを食べて言うのは9割ダメ出し飲食店でも

わたし仕事で遅くなるとキレる

セックスがめちゃくちゃ痛い

事後2時間ぐらいずっと痛い

付き合った当初から上手くなる気配なし

クチャラー滑舌が悪い、口に物を入れたまま喋る

今夫

聞き上手

激務だけど家事する

頭がいい

料理上手

セックス上手い

顔がタイプ

いちいち身のこなしがスマートで素敵

正直なんで前夫と付き合ってたかわからん。顔もバナナマンの細い方みたいな感じでタイプじゃないし、一緒にいたいと思える人でもなかったし。いや今の夫も、恋の魔法が解けたらそう思うようになるのかも知れないけど。前夫の方が給料高かったけど、共働きで同じ額ずつ生活費出し合ってたか関係なかったし。

思い切って離婚して良かった…

たいして好きじゃないのに結婚して、時間無駄にさせたのは悪かったなあ…

anond:20200726170001

きちんと、そこそこやってれば年収150マ万はそんなにむずかしくなかった。

ことしはころなで

年収 -200万という層があつくなる。ローンや生活費はどうにもならんからな。借りればそんなもん。

anond:20200726121238

消費前提の必要生活費分だったらインフレするわけないしな

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