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2024-10-10

anond:20241010141610

徴兵制は以前は役に立たないと言われてたけどウクライナ戦争以来変わりました

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukraine for the Future Force

https://milterm.com/archives/3836

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場は同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

2024-10-08

anond:20241008125040

完全に間違った発言をする人に「俺様の言うことに同意できないお前はアスペ」と開き直られてもリンダ困っちゃう

anond:20241008013108

増設定とか言うから宝鐘マ◯ンかなと思ったら本当に宝鐘◯リンで草。アレはもうそういう芸風やろ。ファンも多いかファンしかベクトル向いてないようなネタ楽曲でも踏み出せるってことやろ。

2024-10-06

バリオリンピック

今日も蒸し暑かった馬術の決勝を見に行った

そのへんのワルンで食事をしても値段が異様に上がっていて、オリンピックのせいで便乗価格になっているらしかった

2024-10-03

バリオリンピック

もうすぐオリンピックが開催されるせいか、秋のバリ島はいつになく賑わっている

今日柔道試合がある

2024-09-29

バリオリンピック

秋のオリンピックが今年は開催されると聞いてバリ島に来たがまだ会場は見つかっていない

anond:20240929132812

そうだな

ほりぐちさおりっていうどうきゅうせいがいたが

こいつ顔がぶつぶつでゲボリンって言ってたわ

2024-09-27

先週買ったもの

・AC6のプラモ

ナイトフォールとスティールヘイズ×2と武器セット

スコープドッグプラモ

本体拡張セット3-5

バルキリープラモ

VF-22S シュトゥルムボーゲルⅡ ガムリン

今週買ったもの

ガンプラ

ライトニングバスターガンダム

フィギュアーツ

真骨彫イーヴィルティガとオートバジンベータスパークアーマーセット

・METAL ROBOT魂

シラヌイアカツキ

明日届くもの

フィギュアーツ

シールケと真骨彫バロン

・30MS

アーム&レッグのブラウン






こんなに買ってるのにどれから手をつけていいのかわかんなくてほとんど放ったらかしになってる

2024-09-25

Ver1.2面白すぎるわ

炎の神とか決闘とか英雄とか言っててそこはかとなくナタとオーバーラップ感がある

アニメも相変わらずすごい出来だしめちゃくちゃ動く

リンちゃん即死する勢いで飛んでったけど

2024-09-19

悲報】健常者さん、任天堂evilである事に気付いてしま

https://x.com/DividedSelf_94/status/1836550982056186055

人間ジェネリック

@DividedSelf_94

前のコロプラ裁判ときに「任天堂が”特許権侵害”って言えば気に入らないゲームなんでも潰せる風潮になったら嫌だなあ」って思ってたけど、やっぱ想像してたとおりになったな‥。

https://x.com/kiki_lily17/status/1836576641528795145

kiki@漫画「お前ごとき魔王に~」6巻5/31発売!

@kiki_lily17

パルワールド訴訟って特許権なん?

中身的にはポケモンと別ジャンルゲームにそれやっちゃうと…

https://x.com/kuma_neko_/status/1836553690666406294

くまねこ

@kuma_neko_

この手の話でワタシがいちばん驚いたのは「フレンドの最終ログイン時刻を知れる」機能

ソシャゲだとだいたい当たり前のようにやってる機能だけど、そんな根幹のところをしっかり握ってんのかい、と。

https://x.com/4Komatsu2/status/1836606119843893395

こ松

@4Komatsu2

えー!でもそんなんいったら

ボールで捕まえる系のゲーム任天堂しか作れないってこと?!

ポケモンマンネリみたいなとこあるし

パルみたいなクラフト✖︎ポケモンみたいなゲーム本家が作ってこなかったわけだし、、

おもろいゲームが生まれ可能性がつぶされてる気もする。。

https://x.com/WispSwift/status/1836673742191087785

SwiftWisp

@WispSwift

Allegedly, the patent Nintendo is suing Pocket Pair over is a gameplay mechanic both games share where the player throws a ball-shaped capsule to capture monsters in

If true, then it’s ridiculous. The act of throwing something to capture something seems far too broad to stick

任天堂ポケットペアを訴えている特許は、プレイヤーボール型のカプセルを投げてモンスターを捕まえるという、両ゲーム共通するゲームプレイの仕組みだと言われている。

もし本当なら、それはばかげている。何かを投げて何かを捕まえるという行為は、あまりにも範囲が広すぎるように思える。)

自分やばいしまくっておきながらいきなり訴訟

そりゃ悪手だろ、アリン

燕尾服で来た男

アプリで知り合った男。30代くらいって聞いてたけど、まあアプリ写真では普通だったんだよ。

普通、だったんだけど…

待ってたらさ、すっごいピッチリした燕尾服を着た男がこっちに歩いてくるのが見えた。

いや、もう、ピッチリどころじゃなくて、皺ひとつない、まるで貸衣装か何か? しか白手袋までしてて、コスプレかよ!って。

渋谷のど真ん中、ハチ公前でだよ? マジで「え?は?」って二度見しちゃったもん。

こっちはエゴイストで揃えた白のオフショルダーに、リゼクシーブラックタイトスカート

あと足元はダズリンヒール。 だけど燕尾服と並ぶと、もうなんかコスプレ大会参加者みたいでめっちゃ浮いてたんだよね、私。

そいつが近づいてきて、いきなり「増田さん?」って声かけてきた。

いや、あんた誰よって。絶対間違えてるでしょ?って思ったけど、相手が名乗ってきて間違いないってなった。写真となんとなく顔も似てるし。

仕方ないから、「はぁ…」って頷いた。そしたら、「良かった!僕も少し早く着いちゃって!」とか言って、近くのスタバ渋谷モディ店で一緒にお茶しない?って誘われたの。燕尾服で。

そりゃ、ついていくしかないじゃん? でも、スタバよ? もう、周りの視線が痛い痛い。

私も恥ずかしさで顔真っ赤だったけど、燕尾服はそれを「照れてるんだね」って勘違いしたのか、ドヤ顔で笑うんだよ。

「照れなくてもいいよ」って、完全に勘違いしてる。

今日特別な日だと思って、これを選んできたんだ。どう?カッコいい?」とか言われて、いや特別な日じゃないし…って心の中で叫びつつ、うんざり

でもあいつ、燕尾服のくせにドヤ顔で延々と喋る。まるで自分ファッションセンスが神レベルだと思ってるみたいに。

もう最悪だった。なんで燕尾服なんだよ?って聞きたかったけど、怖くて聞けなかった。いや、だってさ、エゴイスト燕尾服って、どう考えても合わないでしょ?

スタバに入っても私たち、完全に浮いてた。燕尾服と一緒にいるだけで、まるで私もコスプレ仲間みたいな雰囲気なっちゃってさ、もう痛すぎた。

とりあえずレジに並んで、何か注文しようってなったんだけど、燕尾服がなにを頼むのか気になった。

そしたら、いかにも「僕、センスいいでしょ?」って感じで、「キャラメルマキアートトールサイズ、ホイップ多めでお願いします」って、完璧発音で注文。

トールサイズキャラメルマキアートがこんなに威圧感ある飲み物に見えるなんて思わなかったわ。

で、私はというと、もうどうでもよくなって、「カフェラテショートサイズシロップ少なめで」と、いつも通り無難なやつを注文。

シンプルラテが一番だし、頭の中は「とにかく無難に過ごせ、無難に帰れ」って思考グルグルしてた。

注文を待ってる間、周りから視線が本当に痛いの。

横にいる大学生っぽい女子二人組がクスクス笑ってるのが聞こえて、ふとそっちを見ると、二人とも全身がレディアゼルで固められてた。

よく見るとバッグはシャネルクラッチ、だけど靴はアースミュージック&エコロジーみたいなミックスで、いかにも見栄を張ってる感じが見え見え。

こっち見て笑ってるけど、正直私からすればそんなに大差ないじゃん?って思いながらも、やっぱり痛いものは痛い。

ようやく席に座ることに。彼はなんと、座る瞬間もまるで貴族みたいに燕尾服をさばきながら、ふんわりと腰掛けた。

私はそれを横目で見つつ、「なんでこんな格好でここにいるんだろう…」って頭を抱えたくなった。

で、会話が始まったんだけど、正直何を話してたか全然覚えてない。

燕尾服が何か一生懸命話してるのは分かってたけど、私の頭の中は自分が注文したカフェラテと、目の前でマキアートを飲んでる燕尾服しか入ってこなかった。

会話なんてもう無理。燕尾服がずっと頭にこびりついてた。

ただ一つ良かったのは、燕尾服が奢ってくれたこと。

「ここは僕が払うよ」って、燕尾服でカッコつけながら支払いをしてくれて。

美味しかったカフェラテをタダで飲めたってことだけが唯一の救いだったわ。

燕尾服、悪い奴じゃなかったと思う。

2024-09-18

[]テイルズオブアライズ終盤

んー楽しくないなー

ベルセリアストーリーはともかくキャラ萌えあったからまだ楽しかったしなあ

こっちはストーリーキャラも楽しくない

萌えられるキャラとかエロいキャラがほぼいない

キサラをプレイヤーキャラにして移動中にひたすらケツながめることくらいしか楽しみがない

シオンパンツも見にくいし見れてもあんまうれしくないし、

リンウェルはパンツみえねーし

水着は有料DLCだしさあ・・・

フクロウみつけたら衣装がちょいちょい手に入るけどゴミみたいなアクセサリーばっかで付ける気にならんし

あーはよクリアして解放されたい

2024-09-14

anond:20240914221013

徴兵なんてしても軍事力は上がらないなんて10年も20年も前に言われてる。

間違い

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukraine for the Future Force

https://milterm.com/archives/3836

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場は同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

2024-09-12

[] 2024年9月12日

今日完璧な一日の始まりだった。朝食は黄金比に基づいて配置されたオートミールトースト

同居人が私の聖域を侵した。マイ・プレシャスなラベルメーカー無断使用したのだ。そのラベルメーカーには「至高のラベリングデバイス」というメタベルが貼ってある。さらにそのラベルには「メタベル」というメタメタベルが。

隣人宅で家具組み立てを強いられた。説明書はまるでバベルの塔。私ならクラインの壺のような4次元家具設計できるというのに。

パートナー食事彼女は私の洗濯機リントラップ清掃儀式を30分間黙って観察。これぞ真の愛だ。

眠る前に、シュレディンガーの猫実験を実際の猫で試してみたいと思った。ただし、私の猫アレルギー発症しない量子状態で。

おやすみ日記明日はより秩序のある一日になることを切に願う。抱き枕よ、私を守ってくれ。

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukr

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

2024-09-06

美容に目覚めて成分にハマる時期ってあるが、そもそも皮膚の基礎知識がないとイメージで騙されがち

anond:20240905230819

この馬鹿が!顔を洗って(※保湿も忘れずに)出直してこい!

成分について語る場合、まず、皮膚の仕組みと、化粧品が何をするものなのかというとこから入らないとわけわからないと思う。

だいたいは「◯◯が入ってるからいい」みたいな話ではない。

「◯◯が入ってるからいい」ってのは、「野菜は体にいい」ぐらいのもので、全く理論的と言えない。腎臓病の人間がせっせと野菜スムージーを飲み続けて悪化させるとかそういうことだってあり得る。

皮膚の仕組み

皮膚というのは、表皮、真皮、皮下組織構成されてて、表皮はさらに五層 角層 透明層 顆粒層 有棘層 基底層 で構成されている。

基本的には化粧品は角層のコンディションをよろしくするものであるというのが大前提。「化粧品」というくくりでは、それ以上の効能を謳ってはいけないということになっている。

「肌に浸透させる」というのは「角層に浸透させる」という意味である

角層は角質がうろこ状に層になって並んでて、古くなった角質は垢として自然に剥がれ落ちる。(これをターンオーバーという)

健康な肌は柔らかい角質がみっしりれいに並んで適切な厚みがある。で、細胞の隙間を保湿因子が埋めているから適度な湿り気が保たれている。なのでバリアとして機能してて余計な刺激には反応しにくい。

しかし、角質が乾燥するとどんどん硬くなり、角質層に隙間ができ、めくれあがってくる。これが肌荒れ。

バリヤに穴があいてる状態から肌の奥にダメージが通る。

そうならないために体は自然に皮脂を分泌して水分の蒸発を防いでいる。

皮脂は天然の保湿クリームではあるけれど、放置しておくと雑菌やダニ繁殖したり酸化して肌への刺激物になる。なので定期的に洗顔して清潔を保つ必要がある

しかし、皮脂を洗い流すと保護膜もなくなってしまう。なので、人工的に保湿する。(最近マイルド洗顔料で「潤いは守り汚れは落とす」と謳っている物も多いけれど、実際のところは洗浄力と保湿力はトレードオフだと自分は思う)

これをマッチポンプとして嫌う人も結構いる。一昔前の「何もしないほうが肌にいい」論はだいたいこれが根拠

でも、大気汚染による刺激物の悪影響とか、酸化した皮脂による真皮ダメージとか、紫外線の影響とかで、何もしない場合は順当に肌は衰えていく。

衰えるのが自然であるとして受け入れるのであれば別に良いけど、衰えを避けるにはある程度の対策必要、というのが今の常識になってる。

一昔前の50代のおばさんはシワシワのおばあさんだったが、今は、かろうじて「お姉さん」で通用しそうな人だっている。

それだけ肌老化の研究は進んでて、対策となる化粧品進化してるということでもある。

保湿とかセラミドとか

で、増田が言ってるセラミドは古くから生化学的に重要視はされていたしセラミド様脂質を配合した化粧品も多かったものの、21世紀に入ってから解析が進んで劇的に進化した成分といえる。

皮膚セラミドに関する基盤研究花王リードしてて、論文も自社サイト内で公開されてる

https://www.kao.co.jp/curel/curelacademic/information/paper/

しかし、本来は病的なドライスキン、それに起因する敏感肌研究して、それら症例で不足してる成分として開発されたものなので、逆に、細胞間脂質自体が不足していない肌には合わなかったりする。

単純に水分を抱え込んで潤いを保護してくれるヒアルロン酸とか、もっとからあるグリセリンとかで保湿し、表面は単純に油分(油脂ワックスでできたクリームニベアとか)でフタするほうが合う人もいる

成分との付き合い方

結局自分の肌がどれくらい健康なのか、何が足りなくてなにが過剰なのかを知ることが慣用で、問題がある場合にはそれが緩和されるような成分を選ぶ、というのが成分との付き合い方かと思う。

成分を気にしないといけない、気にしたほうがいいのは、その製品効能の主となる成分、製品のメインコンセプトに係る部分であり、おまけ程度に「XX配合!」とか謳ってるのは正直賑やかしにすぎないことが多い。

保湿の製品なら、どういう仕組みで何を補うコンセプトかってのは成分表の最初のほうに書いてある成分でだいたいわかる

たとえば、ハトムギ化粧水大人気だけれど、あれもハトムギエキスよりは、ジプロピレングリコールやブチレグリコール、グリセリンといった多価アルコール類で保湿、グリチルリチン酸2Kで鎮静、クエン酸中和、そっちのほうが製品としての根幹部分になる

ニベアクリームは、水と多価アルコールミネラルオイルワセリンパラフィンマイクロクリスタリンワックスといったロウで固めて塗りやすくした「油分でフタをする」というコンセプトであることがわかる

医薬部外品になってない化粧品なら配合順に成分が書かれているので、最初のほうに何が書いてあるかをチェックするといい。

基本的な成分はここで検索できる。 https://cosmetic-ingredients.org/

あと良くわからない成分についてはJ-GLOBALで文献確認できる。

増田が言ってるグリシルグリシン毛穴の目立ちについては資生堂論文出してるけど、メーカー論文だけだとちょい弱いかなという気もする。もうちょっと中立な座組で出してるのがあるとへえって思う。

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201002214621499834

エビデンスについてメーカーが出せって話もあるけど、薬機法の制約で広告には使えないというだけで調べれば公表されてる。

調べずにバカにするのは、調べる能力がないアホです、または20世紀常識が止まってます、というのを露呈してるだけの話。

保湿と保護以外の成分

メーカーはいろいろ謳ってるけど、正直エビデンスに乏しいものも多く気休めに過ぎないことが多い。

比較的理にかなっていてエビデンスもあるのは鎮静、消炎効果がある植物エキス。さっき挙げた「グリチルリチン酸2K」は甘草エキスの主成分だし、最近流行りのシカ(ツボクサエキス)も鎮静系。

古くはアロエエキスカミツレエキスなんかもよく使われてる。肌のほてりとか赤みみたいな微細な炎症を鎮めると見た目も良いし、肌の健康も保てる。

ビタミンCとかビタミンA(レチノール)に関しては外用でのデータも多いけど、安定した形で化粧品に配合するのが難しかったりで、成分として配合されているといって効果が期待できないこともある。

剤形、パッケージの工夫とかで各社頑張ってる(メラノCCピュアビタミンC美容液チューブとかすごい)けれど、それはもうちょっとマニア向けというか上級者向けの話になる。

ナイアシンアミド最近流行りだけど、効能としてはかなり穏やかだと思う。ローコストで低刺激だから良く使われてるが、魔法の成分というわけではない。

紫外線防止

日焼け止め日焼け止め成分と基材でできてて、日焼け止め効果の強さは成分、使い心地は基材部分でだいたい決まる

SPFとかPA日焼け止め効果指標数字で、数字が高ければいいようなものだけど、その分使用感が悪かったり肌に刺激があったりという弊害も出てきたりする

日焼け止めの成分は「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」に分かれる 。多くは組み合わされて使われてる。

紫外線散乱剤は皮膚の上に紫外線を反射する粉体を伸ばして散乱させる仕組みだから、光を反射する=白っぽくなりがち たくさん配合されてるとキシキシしたり乾燥したり顔がこわばったりする

気にしない人は気にしない。でも、地味に不快に感じることが多い。使用感を考えるとわりとオイリークリームに配合したほうが乾燥しづらくていいけど、夏場は汗で流れたりもするし難しい。

最近カラーコントロール効果を謳った日焼け止めが多いのは、散乱剤が白浮きするのを逆手に取ったもので、色なしの透明な製品より色付き製品のほうが高SPFPA設計やすいということ。

紫外線吸収剤は皮膚に上に伸ばした吸収剤が紫外線エネルギーを吸収し、熱エネルギーかに変えて放出するという仕組み。

これは粉体ではない透明な化学成分なので、ジェルとか水みたいな基材にも配合できて使用感がいい。

ただ、肌に刺激になりやすものが多く、合わない人もいる他、汗流れとかに気づかないままノーガードになってる、みたいな弊害もある。

あと、吸収剤で「オキシベンゾン」というのが昔はよく使われていたのだけど、環境ホルモンの疑いがあるとかで最近使用禁止される傾向がある。そういう意味でも吸収剤を忌避する人はわりと多い。

紫外線散乱剤は 酸化チタン、酸化亜鉛など白色顔料に使われるようなもの主体

紫外線吸収剤は メトキケイヒ酸エチルヘキシル 、メトキケイヒ酸オクチル、ジエチル安息香酸オクチル 他にもいろいろある

正直、日焼け止めって、成分より「塗りやすさ、塗りなおしやすさ、ストレスにならなさ」って使用感のほうが大事な分野だと思うし、当然個人差もある。ほんとバランス問題なので万人にとって一番いい製品がないジャンルだと思ってる。

2024-09-03

フォーリンデブはっしーってもはやそれなりに高い飯食うだけの飯ブロガーになってる

飲食界隈でコネやお仲間作ってデカい顔したり仕事もらったりするのには間違ってない戦略なんだろうけど

正直高くてうまい店ならもっとちゃんとしたグルメ情報見るんだよな

今のはっしーとかもう何の役にも立たない

2024-09-02

論理的だ」と自称する人のほとんどは性格スリリンなだけだ

論理による他者否定

まず「論理的だ」と自称する人が多用するのは他者批判し、無知であるかのように見せかける戦略である

彼らは議論の場で冷静かつ理路整然とした態度をとり相手感情や状況を無視して、自分の主張を押し通そうとする。

その結果相手不快感を覚え、自分意見が無価値であると感じることが多い。

こうした行為論理思考とは無縁であり、むしろ他者を傷つけることで自分の優位性を示そうとする性格の悪さを反映している。

他者感情無視現実世界無視

さらに「論理的だ」と自称する人は自分感情を抑圧し、他者に対しても感情無視するよう強要することがある。

感情論理の敵として扱いすべての問題冷徹解決しようとする。

しか人間関係社会的問題感情が大きく関与しているものであり、それを無視することは現実無視することに等しい。

感情排除した論理はただの冷酷な行為正当化に過ぎず、その背後には他者への共感理解を欠く性格の悪さが潜んでいる。

より広範な論理(For the Greater Good)

また、彼らは自分論理絶対的正義であると信じて疑わないことが多い。

この信念に基づいて他者意見価値観を否定し、自分の考えを押し付ける。

論理本来柔軟であり異なる視点価値観を取り入れて成長するものだが、彼らにとって論理自己中心的な道具であり、他者支配するための手段に過ぎない。

このような態度は単なる性格の悪さから来るものであり、真の論理思考とはかけ離れている。

彼らの行動は、他者批判し、感情無視し、自分意見押し付けることである

論理であることを誇示する前に他者への共感理解を持つことがより重要であることは、言うまでもない。

ソフィスト誤謬

論理的だ」と自称する人々がしばしば使用する誤謬は、古代ギリシャソフィストたちが用いた技巧と驚くほど似ている。

ソフィストたちは論理的に見える議論を構築することで相手を説得し、勝利を収めることを目的としていたが、その手法はしばしば実質的真実倫理無視し表面的な論理だけに依存していた。

現代においても、「論理的だ」と自称する人々が同様の手法を用いることが多い。

彼らは、自己の主張を支持するために論理誤謬を巧妙に組み込むことがある。

たとえば、相手の主張を歪曲して攻撃する「藁人形論法」や、証拠論理に欠けた結論を出す「滑り坂論」などがその一例である。これらの誤謬は表面的には論理的に見えるが、実際には正確な推論ではない。

ソフィストたちのように、これらの自称論理的」な人々は、自分議論正当化するために論理武器として使う。

しかし、彼らの目的真実の探求ではなく、相手を打ち負かし、自分が優位に立つことにある。これは、ソフィストたちが依拠していた「エリスティケー(eristiké)」と呼ばれる、勝利目的とした議論技術と非常に似ている。

さらに、彼らは自らの主張を絶対視し、他者反論無視したり、軽視したりする傾向がある。これは、ソフィストたちが自らの知識絶対的ものとして売り込み、他者を教え導く存在として振る舞っていたこととも重なる。このような態度は、論理的な思考というよりは、むしろ権威主義的であり、自己中心的性格の表れと言える。

しかし、ソフィストたちの手法古代ギリシャ知的活動において一部の人々にとって有用であったように、現代においてもこれらの誤謬的な議論一見効果的に見えることがある。

それでも、こうした誤謬依存することは、最終的には自分自身を欺くことに繋がる。論理である自称するならば、その論理が真に正確で公正であることを確認することが重要であり、それを怠れば単にソフィスト的な詭弁に過ぎなくなる。

結局、「論理的だ」と自称する人々が使用する誤謬は、古代ソフィストたちと同様、見かけ上の論理に過ぎず、真の意味での論理思考とは大きく異なるものである。彼らが追求すべきは、他者を打ち負かすことではなく、真実を明らかにするための誠実で公正な議論であるべきだ。

ソフィスト対策(闇の魔術に対する防衛術)

論理的だ」と自称する者たちが用いる詭弁に対する対策は、まるで闇の魔術に対する防衛術を学ぶかのように慎重であるべきだ。

彼らの誤謬的な論法は表面的には魅力的で説得力があるように見えるが、正しい知識洞察を持って対処すれば、その魔術は容易に無効化される。

まず論理誤謬を見破るための知識を身につけることが重要である相手が「藁人形論法」や「滑り坂論」のような誤謬を用いている場合それを即座に認識し、その不正確さを冷静に指摘することが防衛第一歩となる。

これは、まるで闇の呪文を逆に唱えて無効化するかのような行為だ。

次に、感情倫理無視されないように自分立場を守ることが肝要だ。論理冷徹であるべきだと信じる彼らに対して、感情倫理もまた論理の一部であり、それを排除することの危険性を指摘することが重要である。これは、闇の魔術の冷たさを温かな光で照らし出す行為に他ならない。

さらに、議論目的を見失わないことが必要だ。相手ソフィスト的な手法自分論理を押し通そうとする際、こちらも勝利を求めるのではなく、真実理解の追求を目指すことが求められる。これは、防衛術の究極の形であり、闇の魔術を無力化する最も強力な手段となるだろう。

こうした防衛術を身につけることでその魔術に惑わされることな健全議論を続けることができる。罪を憎んで人を憎まずとも言うか。

結論

論理武器にも盾にもなり得るが、その使い方次第で人を傷つけることも守ることもできる。

冷たさと強さを兼ね備えたスリリン特質を持つ者は時にその論理自己中心的に用いるかもしれない。だが、真に賢い者は論理の裏にある温かな光を見失うことがない。

我々が目指すべきは感情と理性が調和した真の論理思考である

しかしこれはスリリンに向けたスリリンからメッセージである

闇を学ぶとき、我々もまた闇に飲まれかねないことに注意しなければならない。我々は、気を付けなければならない。我々は、心を忘れてはならない。

おわかりかな?

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