はてなキーワード: 使用とは
Twitterではここ一、二年なんたら研究室教授だの、PhDだのがクソ偉そうに医療関係者を糾弾する様をよく見かける。
よくもまあ専門外の分野から、その道のプロに説教できるものだ。
詳しいことは書くつもりがないが、私は臨床検査に関することを仕事にしている。
一応プロとして、今日のコロナウイルス検査をかなり間近で見てきているし、学術的経験をしている。
だからこそ匿名性のあるこの場を借り、Twitterで紛糾している話題の一つである、PCRと抗原検査について雑記する。
まず、PCR検査は世界的に非常に信頼されている検査方法であり、感度も原理上は極めて優れている代物であることは明記しておく。
私は決して、PCRのもつパワーを低く見積もっている訳ではない。
ただ、PCRが必ずしも完璧な方法でない事をここで少しだけ説明する。
これを読んで、日夜臨床の現場で身を粉にする医療従事者を糾弾する人間が1人でも少なくなる事を祈っている。
「PCRはコストがかかり、また処理に時間が長く必要になる」ということはテレビやニュースでも知っている人は多いだろう。
これは間違いなく真実だ。
だが、こういった事実に対しても、懐疑的なコメントをする者が後をたたない。
などなど…挙げ出せばキリがない。
この場ではこれらの、およそ現実をよく理解していないコメント対する一つの回答を記載する。
ただし、あくまで1人の医療関係者の意見であることには留意されたし。
“PCR検査は本当は安価に実施できる。原価はxxx円だから〜”
まず、原価で語ることがもはやおかしいのだが、そこは目を瞑り、臨床検査としてのPCRが安価に実施できない一つの理由を述べる。
端的に言って仕舞えば、この理由は「精度管理にコストがかかるから」なのだ。
まずメーカーが販売する臨床検査用のPCR試薬はすべて、対外診断用医薬品として認可を受けたもののみが診断に使われている。これはさまざまな環境や、さまざまな人から採られたサンプルが、正確に診断用の高い正確性が要求される。
実際の病院や検査施設で使われる際に、手間がかからず、それでいて迅速に正確な結果を出しやすいように商品として設計されているものを、さらに厳重な審査を行ってから販売するのだ。メーカーは販売価格を上げるに決まっているのである。単なる実験用試薬とは訳が違う。
さらに、実際にこのような試薬を使って検査を行うときにも、精度管理の壁がある。
コンタミネーションを防止するためのキャビネット、動線の確保された検査室、正確かつ迅速に連鎖反応を行える検出器、十分に訓練された臨床検査技師…これらが全て揃ってはじめて「信頼できるデータ」が得られるのだ。
学生に適当にやらせて、失敗したらやり直せばいいなんて代物では断じてない。そのため、大学院生が研究でやるようなレベルのPCRと臨床検査は別物になるということは、ここまで書けばある程度イメージできるのではないかと思う。
ただ、ものすごく時間あたりのサンプル処理数が大きいPCR機というのは存在しているのは事実だ。
某有名製薬メーカーが販売する、自動化機器は非常に優れた処理スピードを持ち、大量の検査が可能だろう。
しかし、だ。この機器は恐ろしい価格をしている。気になる方はしらべてみるといいが、おいそれと買えるような額では断じてない。前述した精度管理可能な検査室から用意するとなると下手したら数億かかる。
こんな機器置かないから小型機でやるとなれば、それは処理スピードがガクンと落ちる。
プレートに試薬を撒き、間違わないようにサンプルを添加し、増幅し、検出する一連の流れを本当に理解しているなら、PCRにかかる時間の長さも理解できるだろう。
“PCRの感度は100%で、偽陰性が出ない。また偽陽性も出ない。”
これは大きな誤りである。
検体の採取成功確率は決して100%ではないし、どうしてもコンタミネーションは低確率とはいえ発生するのだから。
また、検体の保存液中でRNAが分解されるスピードは無視して良いのか?
使用する試薬によっては、反応阻害を起こすような物質が混入するケースがあるが、これは無視するのか?
これらの要因を鑑みると、実質的な感度と特異度はどうなってしまうのか?
などなど、考え出せばキリはない。
さまざまな要因がPCR検査の現実の精度を阻害する可能性が残されてしまい、それを100%除外するのは不可能に近いのである。
『アストラゼネカ製は年齢制限を設けるなどの検討をするため、当面の使用を見送る』
あとはそれを出来る限り小さくしたうえで、最後の波にしたいです。
皆さん、あと一息、力を合わせて頑張りましょう。
6/19から、長い呼吸です。
イスラエル、とうとう2日続けて新規感染者0人を成し遂げました❗
年末年始には1日10000人以上が感染していた国が、マスク等の制限も全面的に解除され、完全な日常を世界で最初に取り戻しました。
日本も早く追いつきましょう❗
長いこと親友だった子と距離を置くようになった。その子と喧嘩したとかではなく、言動に違和感を感じるようになったというか。
私も彼女もそんなに社交的な方ではなく、趣味が絡めば外に出るが、そうでなければ家にこもりがちだ。友達も多くない。
彼女の言動に違和感を感じるようになったといっても大したことではない。きちんと整理して書けるか分からないけど、モヤモヤして仕方ないので書いてみようと思う。
これまで彼女はしきりに「一人は寂しい」「出会いがほしい」「理解者がほしい」「どんな人でもいい、安心できる人なら」と言うので、それならばと私の知り合いや私の夫の友達を紹介してきたのだけど、自分よりも賢くないと無理と言う(単に大卒じゃなく誰が聞いてもわかるような良い学校を出ていないとダメとのこと)ので、話がまとまることがなかった。全然「どんな人でもいい」ではない。
紹介できる人も尽きたので、アプリなどを使って出会えばよいのでは?と提案すると「でも......ちょっとねぇ」「怖いじゃない、アプリなんて」「婚活がしたいわけじゃない」と尻込みをする。私はアプリを使って出会ったことがないので、マッチングアプリのどの辺りが怖いのかが分からないまま勧めたことは悪かったと反省したのだけど、恋人や結婚相手をアプリで見つけることは、このご時世そんな特別怖がることでもないんじゃないか?やたら広告を見かけるし、もうみんな当たり前に人と出会うための手段として使用しているものだろうと思っていた。というか、コロナ禍で気軽に出かけられない状態でどうやって人と出会うかといったら、アプリを利用するくらいしか思いつかない。
私も彼女ももう40代なので、彼女のお眼鏡にかなうような良い男性が独身のままでいるとは思えず、付き合う付き合わないの前に、条件を並べて「これらをクリアしなきゃダメだよね」というのは流石に無理があるような気がする。
どこかで妥協しなきゃというか......妥協という言い方がダメなら、他人に条件をつけるのなら、逆に自分がかなり磨き上げられていないと相手に求められないんじゃないかと思う。彼女は仕事で体を壊して、ここ3年くらい働いていない。果たして、現在進行形で無職の人はパートナーを見つけられるのだろうか。また、働いていないから昼夜逆転の生活を送っているそうなので、いよいよ人と出会うのは難しいような気がする。
で、私が彼女と距離を置こうかなと思ったきっかけがなんなのかというと、結局、
私「アプリとかどうかな。それか、インターネットで趣味の会合みたいなの見つけるとか。外に出ないと難しいんじゃないかな」
彼女「うーん......でも......ちょっとねぇ......」
というやりとりを、ここ数年もう何万回もやってる、ってところ。何の進歩も無さ過ぎて、面倒くさくなってしまった。歳をとると同じようなことしか言わなくなるのかもしれない。共通の趣味など他の話をしようとしても、結局パートナー不在の話に持っていかれるのだ。自分からは何の行動もしないのに、ずっと同じことばかり言っている彼女。
流石にもうだいぶしんどい。
そんな訳で、こちらからはもう連絡しなくなっていたのだけど、昨日久しぶりに『コロナで気軽に外に出られないから困っている。あなたは家族がいるから話し相手がいていいわね。ワクチン打った方がいいかしら?こういう時、パートナーがいればいいなって思うんだけど、どうしたらいいと思う?』と連絡がきた。
冗談や誇張で使うことはあるが(Aを買うかBを買うか一生迷ってる、○○ちゃん可愛すぎて一生見ていられる、友人からこんな話を聞いて一生笑ってる)、そのブログの使い方はちょっと心配になるね、、、
コロナに感染してみて、一番ふざけるなと思ったことを書きます。
最近ちらほら聞くようになったけど、実は、新型コロナに感染すると、感染者よりも家族や同居人などの濃厚接触者のほうが長い期間行動を制限されてしまいます。
その内訳は以下のとおりです。
要するに、感染者に接触したら潜伏期間考えて14日間は無症状感染の危険性があるから外出したらダメよということです。
それで病院に行ってコロナ陽性と診断されたとすると、9/1の10日後である9/11までが外出制限にあたります。
しかし濃厚接触者の場合は、感染者に最後に接触した日というのが重要になります。
例えば発熱してすぐに感染者が自己隔離した場合でも、9/1の翌日から14日後となりますので、9/15までが外出制限となり、感染者よりも長い期間、外出制限がかけられることになります。
ところが、もし隔離をせずに感染対策のみで感染者と普通に接触をしていた場合は、最大で9/11から14日後まで、つまり、9/25まで濃厚接触者には外出制限がかけらることになります。
これははっきりいってめちゃくちゃです。
新型コロナの感染力は、発症の2日前から7日間と言われています。
つまり、発熱したならば、その5日後には感染力をもたないはずです。
それならば、濃厚接触者の外出制限も、9/6から14日後で十分なはずです。
生活のための買い物などは自己の判断で最低限行われるとしても、仕事や学校はそういうわけには行きません。
もしこれが共働きなら、感染者は同居人に対して最大で25日間も働く機会を奪うことになります。
さらにいうと、濃厚接触者であってもコロナに感染していなかった場合は、傷病手当金などの補助金も使えず入院手当金などの保険も適用されませんので、まさにまるごと損害となってしまいます。
これは流石にめちゃくちゃです。
そのためには、発熱でも咳でも、少しでも症状がでたら自己隔離することをおすすめします。
それが感染そのものを防ぐことにもなるし、同居人の外出制限を最低限に抑えることにもつながるからです。
自宅内における隔離の判断は自治体によって変わってくるものと思われますが、食事、トイレ、洗面が別であること、お風呂などを使用した場合はその後の消毒が指示通り行われていることなどが必要になってくるようです。
ただ、はっきりいって、病院に病床確保の脅迫をするより、濃厚接触者に手厚い補償を行うことのほうがよっぽど感染拡大防止の効果が高いんじゃないかと思います。
大学入ったばっかりの頃に、機能性がクソな無料の出会い掲示板で人妻と仲良くなって、駅前で会った。
人妻、パートのライン工だったらしいんだけど、その日は無理矢理休み取って、夫にも嘘ついて会いに来たんだって。
で、ミスドでおしゃべりしたり、書店内うろうろしたり、コーヒー飲んだりしてて、
その人妻の話を楽しく聞いてた。
その人妻は昔からひろゆきを尊敬していて、2チャンネルで色々な有名スレに居合わせて、家庭内環境が最悪だったためか、インターネットが最後の拠り所だったらしい。
でも耐え切れなくなって、実家飛び出してここに来て、今の旦那と出会った。
だけど、その旦那がバカすぎて、見てて嫌になるらしい。レスバトルが生きがいみたいな人だったらしいから、論理のロの字もない男は嫌いなんだろうな。
それで、マンネリ化した家庭に嫌気がさして、掲示板を始めたんだって。
14人くらいと会って、そのうち10人とはセックスしたらしい。残りの4人は誘い方がきしょすぎて、秒で帰ったそうだ。
セックスに関しては、品と清潔感があって、ラブホまでエスコートした後、若気のみちあふれた性欲をぶちこんでくるタイプがたまらんらしい。
しかし、掲示板でもトラブル続き、ストーカー被害にもあったらしい。
ストーカー被害の延長線上で、掲示板の使用が身内にもばれて、旦那と旦那の親の前で土下座。
壮絶な体験だが、その後も中毒症状なのか、掲示板に戻ってきて、数人目に俺と出会った。
彼女によると、会って普通にデートした後、セックスにも誘ってこなかったのは、俺が初めてだったらしい。
俺は
「みんな性欲のみで寄ってくるかもしれねぇけど、自分は一味ちげぇから。いやー、芯がある自分かっけー」
っていう、もはや中二病かも定かではないパーソナリティーだったので、セックスには誘わなかった。
で、彼女は旦那からの急な電話によって、焦って車に乗って帰った。
「お気をつけて」って言って、駐車場に入っていく彼女を見送ったんだけど、少しして
とか思って(芯なんてなかった)
駐車場に引き返そうとしたら、ちょうど車が出てきて、人妻さん、車の中から軽く会釈して、行っちゃったよ。
そして現在、その人妻さんのことが恋しくなって、掲示板アプリをスクロールし続けている。
いやぁ、女々しい男。ストーカー予備軍じゃん、こんなの。
まぁ、もう忘れるべきだよなぁ。女性関係、まだまだ若いんだからこれから頑張ろう。
美しい、恋煩いだぜ。
僕はあの人と、普通に映画見て、普通に食事して、普通に散歩して、普通に景色を見て、その後めっちゃバキュームフェラしてほしいだけなのに。
燃料の詰まった倉庫内で火器を使用して引火大爆発して勝手に全滅する
落雷などの火事を想定して石造りにしてはいたが消火が大変だった
っていうかなんで燃料山積みの倉庫にわざわざ着陸するんだこいつらは
①こっそり(ズルして)使い始める
②厚生労働省・学会など関係各所に働きかけて使用できるようにする
という経過だった模様。
まさに「イベルメクチンだのアビガンだのシクレソニドがそんなに効くなら誰かが反対しようともとっくにやってるわ」という事例が現実にある(あった)わけ。
一般企業のアマギフでのプレゼントコード需要が人口に膾炙してから、満を持して不正使用クレカ現金化の温床になるのものすごく地獄味ある
これがたとえば「質問に答えたらはてなポイント300ポイント進呈!話題のはてなスターが買えます!」みたいなのだったらそもそもそんな人気にもならなかったはずなんだよ
それは既にしている
しているから、そのクレカで買ったアマギフのコードは使用できないと弾かれている
この増田の行為云々に興味はないが、Amazonって、数年前に海外で特になんの落ち度もなかった利用者のアカウントを永久凍結させて、Kindleコンテンツ数百だか数千だかを使用不能にしたことあったよね
そういうのもあって、電子書籍なんて結局レンタルでしかなくリスク過多なので、定価では絶対に買う気にならない
実物を手元に置くほどではない読み返さない本や読み放題サブスクリプションを、半額以下のセールで購入できる場合に利用を考えるかなぐらいの価値しかない
阪神淡路大震災とオウム真理教をめぐる事件で騒がしかった1995年に起きた、文藝春秋の雑誌『マルコポーロ』を廃刊にしてしまった事件の、そのホロコースト否定の記事の著者である西岡昌紀氏がその記事でも使った文章がこれである。
「なんと驚くべきことに、ガス殺の遺体は一体も見つかっていないのです」
西岡はそれ以来、繰り返しこのセリフを語った。今回はこれについて考えてみよう。
上の西岡が使う常套句は、実は微妙に嘘なのであるが、ほんとでもあるというややこしい話でもある。嘘であるというのは、見つかっていたという報告自体は存在するからだ。知られているのは二つあり、一つはマイダネク収容所のソ連犯罪調査委員会による報告書であり、1944年10月頃という早い時期にまとめられた報告書の中に、ガス殺遺体の発見の事実がさらっと書かれている。マイダネクはソ連赤軍の急襲にあって終戦前年の1944年7月にさっさとソ連に解放されてしまったので、ガス室やその遺体の処理が間に合わなかった、とされている。もう一つはロシア南西部の黒海に面するクラスノダールでもガス殺遺体が発見されたと報告されている。こちらの方は1943年初頭にさっさとソ連に占領されてしまっているので報告(裁判)の時期も1943年7月と最も早い。ガス殺遺体の写真まである。
このように実際には見つかっていたという話を知らないネットの否定派は多いようだが(西岡も1995年当時には知らなかっただろう)、見つけたのがソ連であるという理由で信じないのが否定派である。実は個人的にもマイダネクの報告書はちょっと怪しいと思っているが細かい話になるのでそれはここでは言わない。クラスノダールの方は写真まであり、その写真自体に「一酸化炭素中毒の死体」とまではっきりコメントが書いてあって、信頼性はあるように思うのだが、ソ連の裁判という理由で否定派は認めようとしない。当時ソ連は見せしめ的な裁判をやっていたらしく、それが信じない理由とされているようだが私は詳しくは知らない。
しかしこれが、否定派が主たる攻撃対象としている絶滅収容所、中でもアウシュヴィッツ収容所の話になってくると、確かに解放後に連合国によって一体も発見されていないのは事実である。定説では、それらのガス殺による遺体は全部焼却処分してしまったからである。が、ここでは少し否定派側の視点に立って考えてみよう。
確かに、そう言われると奇妙な気もしてくる。一般的に言って、死体なき殺人は肝心の殺された死体が存在しないため、その立証は困難である。かつて日本で起きた北九州一家連続殺人事件では家族七人が殺されたが、その死体は一体も見つからなかったどころか、犯行現場とされたアパートからも血痕の一つも見つからず物的証拠は何一つ存在しなかった。その為、主犯格の共犯者である愛人と逃げて助かった生存者の証言で事件を立証する以外になかったのである。
しかし、アウシュヴィッツは七人どころではなく、約百万人がガス室で殺されたとされている。ニュルンベルク裁判時点では250万人〜400万人という膨大な犠牲者数が述べられた。なのに、ガス殺死体は一体も見つかっていないというのは極めて異常な話ではないのか? ガス室による殺人は全く立証されていないじゃないか、と言いたくもなるのだろう。特に、青酸ガスという毒ガスで殺されたという類例のない事実を立証するには、遺体の検死解剖の一つくらいあっていいはずなのにそれすらないのだから、疑惑を持つ人がいても不思議ではない、とは思う。
では一体どうやって毒ガスによる大量虐殺を立証したのであろうか?
流石にニュルンベルク裁判やその他の裁判で具体的にどのように立証していったのかという全貌は知らない。よほどの研究者でもない限り、膨大な裁判資料に精通している人は限られると思う。ニュルンベルク裁判資料ですら素人には手に負えない。
しかし、物証の一つである文書資料もそこそこ裁判で採用されているようである。ナチス親衛隊は徹底的に大量虐殺の事実を隠蔽しており、例えば直接「毒ガスで殺した」などと文書に記述したりしなかった。ガス室についても、残されている図面には「死体安置所」としか書かれていないし、アウシュヴィッツの火葬場に関する使用データも一切残さなかった。収容所解放前にガス室のあったビルケナウのクレマトリウムは全て解体撤去・爆破処分しており、火葬炉の一つも残っていない。それでも、ある文書の中には「ガス室」とついうっかり書いてしまったのであろう記述があったりもしたし、クレマトリウムの残存パーツからシアン成分も検出している。
さらに、裁判で採用された証言者は何百人にも上り、その多くは非常に具体的にガス室のことを証言しており、詳細な証言もいくつもあった。ガス室での殺害の目撃証言も多数存在したし、ともかく大勢の元囚人がガス室に関する証言を行なった。中でも、遺体処理を担当したゾンダーコマンドの生存者の証言は極めて詳細であった。最も衝撃的だったのはアウシュヴィッツ収容所司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスのニュルンベルク裁判での証言であった。彼は、他の多くの加害者側の人間とは異なり、無罪を主張しなかった。それどころか、自分から進んで積極的にそのおぞましい犯罪の全貌を裁判で語ったのである。さらに彼は、拘置所において自らの意思で回想録を執筆し、裁判時の証言よりもさらに詳細な内容であった(この自伝は日本でも普通に売ってる)。
細かい話をすれば、例えばナチス親衛隊による大量虐殺の隠蔽に関する証言でさえも、囚人は証言している。「ガス室での殺害については、「特別処理」という表現を記載していました」などの証言も何人もしている。これは事務的な部署でも囚人が働いていたからである。さらにそうした証言をしている法廷で裁かれていた加害者側の被告であった親衛隊員たちは、ガス室を全く否定しなかった。それら親衛隊員が裁判で反論したのは、自らの意思に基づく非道な行い等についてのみであり、指示・命令で行っていた任務であるガス室に関しては否定しなかったのである。
結局、後々のナチ犯罪裁判を含めそれら戦犯裁判では誰一人、ガスによる大量虐殺を否定しなかった。少数の「知らなかった」と語った証人や被告が存在しただけである。果たして、こうした証言状況で、「ガス殺死体が一体も見つかっていない以上、それらの証言は全て疑わしい」と言えるのであろうか?
ネットに多い素人否定派程度では、まさかガス室・大量虐殺を認めることになる証言が何百件もある(裁判以外も含めれば何千件になるのか見当もつかない)だなんて知らないと思うし、それらの証言の一つもまともに読んだことすらないだろう。例えばその一つを任意に選び出してみよう。
証人:アウシュヴィッツで絶滅された子供たちの移送に関しては、ゾンダーコマンド(特別部隊)で働いていた同僚から聞いたことを繰り返すことができます。この子供たちはガスで殺されました。ビルケナウの最初の火葬場で行われたテストガスの犠牲者でした。
私は3週間の検疫を経て、クレマトリウム建設班に配属されましたが、そこで初めてグラブナーと出会いました。ある時、私の仲間が50キロのセメント袋を運んでいたのですが、その重さに耐えられず、グラブナーは私のカポーに向かってこう言いました。「あの犬にとどめを刺せ」と。カポーはシャベルの柄を折って、それと自分の足を使って囚人を激しく殴り、彼は本当に死んでしまいました。これはグラブナーの指示で行われました。
その後、私は火葬場から「カナダ」という兵舎に移されました。そこでグラブナーと再会しました。グラブナーは政治部の部長で、ガス処刑される人たちの書類をモルに渡していました。グラブナーはほとんどすべての輸送列車の到着に立ち会っていました。
ポーランドの戦争犯罪証言記録サイトに見る殺人ガスの証言証拠(2)|蜻蛉|noteより
人間の証言には、しばしば誤りが存在する。記憶間違いであったり認識間違いであったり誤解であったり、場合によっては意図的な嘘であったりもする。個人的に、こうした証言をたくさん海外のサイトから翻訳したので、そこそこ誤った内容を含む証言があるのも知っている。しかしだからと言って「ガス室」に関する証言のその全てが嘘になることなどあり得るのだろうか? 知っている裁判証言だけで数百件に上るのだが。
しかもそれらの証言に含まれる「ガス室」に関する内容は、ただ単に「ガス室があった」と言っているだけでなく、上にあげたたった一つの例ですらも具体的な内容を持つ証言の中で示されているのである。しかもそれらは裁判の中での証言であり、被告が法廷に存在しており、被告には証言者への質問の機会も与えられていたのに、誰一人被告はガス室を否定しなかった。
でも否定派は、それら証言をどんな難癖をつけてでも否定する。上の例では、「連合国の陰謀者によって、ガス室の証言をするように脅迫されている可能性がある」等。また、否定派が最も証言に対して使うセリフは「矛盾があるものばかりである」である。ルドルフ・ヘスに至っては、ほんの些細な記憶間違いとしか考えられない証言上の矛盾を元に、証言の全て(もちろんガス室・大量虐殺に関することだけ、であるが)が連合国によって強制的に嘘を言わされていることにされた。私はそれをいうネット否定派に対して、「ではあなたは数年前の出来事について一つの誤りもなく証言できるのですか?」と質問したがまともに答えが返ってきたことは一度もない。ひどい場合には、単なる翻訳上の間違いを元にして「この証言には矛盾がある」と難癖をつけられていたことさえある。
少なくとも、マルコポーロ事件の西岡昌紀は真面目とは言い難い。その理由は、絶対にただの一つとしてもホロコースト否定説には欠陥があることを認めようとはしないからである。実は、稀にこの「否定説の欠陥」に気付く否定派がいる。中でも否定説の最大の欠陥は、では「一体、数百万人に上るユダヤ人はどこへ消えたのか?」に答えられないことである。ユダヤ人がナチスドイツの手によって大量移送されたこと自体を否定する人はいないので(それすら知らない人は別だが)、殺されていないのなら数百万人の消えたユダヤ人はどこかに生存していなければならない。古くは、ソ連だった。ソ連のスターリンが収容所に収容しただとか、移住させたのだとか、色々言っていたらしい。だが、冷戦が終わってなお、そんなユダヤ人は全く確認することは出来ない。旧ソ連に関するそうした情報も公開されているのだが、どこにも出てこない。
ほんの僅かだけど、ネットで議論しているとそこに気づいた否定派もいた。確かにその質問には否定派は答えられない、と。欧米では、著名な否定派が、さらに高名な否定派の誰にそのことを聞いても「知らない」と返答されるだけだったので、否定派を辞めてしまった人さえいる。この重大な欠陥を認めるか否かが、ある種の分水嶺になっているとは思われる。
・一度に全部を片付けるのは難しいので、今週は机周り、来週は本棚、再来週はクローゼット…と徐々に手を付ける。
・片付ける際は、①要らないもの、②要るもの、③即断できないものにまず分ける。
・①要らないものから処理する。具体的には、捨てる、誰かにあげる、売るなどする。
・②要るものは使用頻度で整頓する。よく使う物ほど手近に置く。あまり使わないものほど奥地に仕舞う。
・③即断できないものは、今まで三年間使う機会があったか?これから三年間で使う機会があるか?と自問する。両方、あるいは片方でも当てはあるものは要らないものに分類して良い可能性が高い。処分したところで困ることはほぼない。処分して万一必要になったらまた買い直せばいい。
・要るものの中で、「思い出の品」枠は別枠にしたほうが良い。卒業アルバム、記念の品、その他思い出の詰まった何か。こういったものについては大型のクリアボックスなどを思い出ボックスとして一つ用意し、それに詰まる分だけを保管する。それ以外は写真を撮るなどして思い切って捨てる。
BARTHなる高めの入浴剤を買ってみた。
最初9錠で千円弱か〜週一くらいで使おうかな〜と思ってたけど1回の正しい使用量3錠!!??つまり実質3日分で千円!!!???
…と余計な事が気になってのんびり入浴どころでは無くなってしまった