はてなキーワード: スクとは
今社会人2年目 友人達とは大学で知り合って卒業した今でも仲良く遊んでる
唯一辛いのが自分ひとりだけ一人暮らしなこと(辛いってほどではないかもだけどまあまあ精神にくる)
ということは、一人暮らしと実家住みとじゃ明らかにお金の余裕が違うわけで
手取り18くらいなんだけど、家賃とか含め生活費で半分以上もってかれるし、
そこに奨学金、実家に入れるお金、貯金の積み立てもあるから、自由に使えるお金月2万とかしかない
いやでも、ひとり暮らししたくてしてるから覚悟の上だしこうなることは上京するって決めた時にはわかってたから、ひとり暮らしを辞めたいわけではないんだけど、
それとなく聞いてみたら友人たちどうも家にお金入れてるとかはしてないみたいで、お給料そのまんま自分のために使えるって感じっぽい
だから、地方のライブ参戦しがてら旅行とか月イチディズニーとか奮発してiPad Proの性能いいやつ買ったとか聞くとどうしても悲しくなる
一番悲しかったのは月のクレカの請求どのくらい?って話になって、
自分は食費とか光熱費とか全部クレカで支払いしてるから(そうするとポイントが美味しいので)
○万くらいかな〜っていったら
「やばw何にそこまで使ってんのw」みたいに豪遊キャラ扱いをされてしまって、
ああそっかみんなクレカ使うときって課金するとかサブスクとかネットショップの買い物とかだもんね……ってなってすげーショックだった
コロナ落ち着いたらみんなで旅行行きたいねとか、社会人になったし奮発していいとこ泊まろうって話になってるけど正直どのくらい金がかかるかわからなくてこわい
・格安SIMへの変更
・電力/ガス会社の切り替え
クレカの明細を見ながら一度全部解約してみたが、結局再契約したのはAmazonプライムだけだった。
「関東外へ出る時のため」と契約しっぱなしのradikoエリアフリーとか、fanboxでの推し作家への支援とか、惰性で続けていたものもあった。
料理は少し多めに作って冷蔵庫保存することで、「家におかずがある、食べなきゃもったいない」という状態を作れるので、外食欲に耐えるいい武器になる。
料理の基礎については、この本がとても役に立った。
https://www.amazon.co.jp/dp/B082M2FPTV/
https://www.amazon.co.jp/dp/B081DCHP4Z/
名前のある料理は未だにそんなに作れないが、味付け×食材の組み合わせで調理のパターンがかなり増えた。
水筒を持ち歩くのは節約の王道だけど、やっぱり何か甘いものやコーヒーを飲みたいので
サーモスのタンブラーを買って粉末のコーヒーやラテを楽しむようになり、満足度を変えずに費用を下げることに成功。
カレコとタイムズを両方契約しておくと、休日のピークタイム以外はだいたいどこかは空いてる状態になっている。
月2回以上乗るなら一回ずつ乗れば月会費の無駄もない。
おサイフケータイになったのでモバイルSuicaまで一枚のクレカに集約している。
使用したポイントが翌年現金で返ってくる上に返礼品までもらえるというお得っぷり。
同じ会社のプリペイド型クレカにチャージして寄付していたが、サービス終了のためポンタポイントで寄付できるサイトを使うことにした。
節約は少しずつやっていくのではなく、やれる事をリストアップして一度徹底的にやる方がよい。
(節約効果を翌月により大きく実感でき、モチベーションが続く)
思ったより反応があった。みんなの知恵ありがとな。
・クレカどこの? → オリコの ザ ポイント(ゴールド)。特定シチュではもっといいのあるかもしれんけど、iDとQUICPayの支払いで1.5%になるのでリアル支払いがほぼiDな自分は重宝してる
・家計簿つけたら? →Zaimの無料版使ってる。車を手放す決断ができたのも支出の可視化のおかげ
コロナの影響で東京単価の求人が増えたから思い切って転職したら年収700万円のフルリモート勤務になったけどマジで何一つ変わらなかった
まず金の使い道がないっていうか知らない
奢る後輩も友達もいなければプレゼントを渡す恋人も家族も支えるべき子供も配偶者もいない、交際費は変わらずゼロ
趣味代といってもサブスクで映画見たりSteamでセール時に何本かゲーム買うくらいだからたかがしれてるし、
無駄に高級時計買ったりVTuberに貢いだりする趣味もないからマジで何が変わったのかがわからん
月の積立投資の金額はかなり増えたけど、結局それだって使い道がない以上「上がったからなんなの?」「下がったからなんなの?」って感じしかない
これくらい年収上がったら流石にもう弱者の枠じゃなくなっちゃうんだろうな
でも孤独は続いて、辛いのは辛いまま
日本の理系がおかれている研究環境がやばい。これは当事者の困っている人々ではなく、外部の有識者でもなく、隣人たる文系博士予備軍からの心からの叫びである。
自分はこの春、国から月15万の生活費と年間数十万の研究費を支給された文系後期博士課程である。
(ここから次の()までは心の赴くまま書いた日記なので読まなくて問題ない。)
恥ずかしながら研究費というものを貰うのは初めてなので、あの専門書買っちゃおうかな、アドビ―サブスク契約は規約的に大丈夫だろうか?などとウキウキであった。当初に申請した金は二万弱。大学が募集期間を10日間しかもうけてくれない異常事態だったので、必死で捻りだしたいま必要な専門書を買う為のお金である。担当教授にはもっと交通費とか機材代とか申請すればよかったのにと言われたが、必須でないものを買うのは気が引けたし、正直通るとは思っていなかったのもあった設定であった。
運よく選考を通過し、晴れて生活が楽になる!と生活費支給に喜んだのもつかの間、なんと研究費二十万近く以上増えていた。どうも、申請した金額のほかに基盤研究費というものを貰えるらしい。うれしいが、正直使う当てがない。しかし事務によれば、使い切らないと怒られるし来年から後輩が予算を減らされて困るのだという。とりあえず、何が有意義に使おうと教授に相談したところ、タブレットでも買えば?とのことだ。いやいや私がパソコンで使うのは検索とワードエクセルパワポ位であり、タブレットは必要ない。さらに言えばパソコンだってまだ使えるので必要ない、事務に怒られますよ、といえばそんなの誰も気にしないよ、とのこと。担当教授いわく、大学では「とりあえず買ったパソコンやタブレットを積む教授」が常態化しえいるそうだ。そして、それはなにも教授特権ではなく、学生も当たり前にしていることだという。それはをきいた時は、研究費というものの実態に目が回った。結局、コピー紙やインク等を管理できる量だけ買って、あとは英訳した論文の校正費用にあてることにした。
(ここまで日記)
少なくとも私がいる文系学部の教授は、年度末になると「研究費を使い切らねばならない」という命題の為に、生協に走るのが恒例行事だという。そこで売られている、業者おすすめの最新パソコンを買う為に。
とよくネットで叩かれている、性能が落ちる割に重くてごつく、壊しやすい大学生の為の無料修理保証つきでも高いといわれるアレである。
会議の時、同じ生協のパソコンがずらりと並び苦笑いすることもしばしばだという。
ミーハーではない、ガジェットオタクでもない、転売ヤーですらない。その証拠に、すぐ飽きたとさえいえない、教授たちの部屋には開封すらしていない、そもそも買う時もスペック確認されていないパソコンが積んである。
うちが特殊なのかと他大の教授たちに軽くきいたところ、研究室に埋もれる生協パソコンの群れはあるあるだと笑っていた。それもこれも、文系も理系も平等に研究が配られ、使い道もしっかりと精査されないからだ。
理系がお金がなくて仕方ない時に、同じ大学の中でこんなことが起きているのだ。もちろん文系だってお金がいくらあっても足りない研究は沢山あり、有意義に使われている事例もたくさんある。
ニュース番組って自分にとっては程よい雑音なんでつけっぱなしにしてるんだけど、そんなにいつもやってない。
だからとサブスクをあさるもガッツリコテコテのコンテンツごり盛りで、とても"よい雑音"なんて役にはなれないものばかり。
漫画サブスク入ってるから気まぐれに少女漫画読んでみたんだけどさ
大体イケメンが出てくるのは予想通りなんだが
とにかく男の身長が高いのに驚いた
体型的には線は細い場合も大柄な場合もあるが、とにかく男の身長が高い
身長差萌えはジャンルとしては知っているが俺の中では少しニッチ性癖に分類されていた
また一つ賢くなった
ちるちるBLアワードとは、商業BL情報サイト「ちるちる」主催のイベント。前年に発売されたBL作品のなかで、ちるちるのレビューページの得点が200点以上の作品からノミネートされる。そして1月にちるちるユーザーの投票がなされて、4月に結果が発表される。
推し作品がノミネートすらされなかったのでやさぐれてしまい、私は投票を完遂できなかったのだけど。BESTコミック部門とBEST小説部門の結果は一部予想通りだった。
BESTコミック部門第1位は『夜明けの唄』(ユノイチカ)。これは納得。私はあまり好きじゃないんだけど、皆好きだよねーこれ。あまりにも爆発的に流行っていたので、これしか1位はないだろうなと思った。
2位は知らんからわからん。3位の『神様なんか信じない僕らのエデン』(一ノ瀬ゆま)は読んだけどかなり面白かった。オメガバース作品なので、設定だけで嫌がられたり過剰に求められたりだと思うが、最近はオメガバースも下火なので、逆境を潜り抜けて3位に輝いた感ある。
そしてBEST小説部門。これは私の予想は「魔道祖師は絶対に1位を取れない」だったんだけど、大当たり。「このBLがヤバい2022」では2位と大差を着けて圧倒的1位に輝いたという『魔道祖師』(墨香銅臭)が何故ちるちるBLアワードでは1位を取れないと思ったのか? それは、このBLがヤバいの方は一般の読者も投票するし有識者の意見も入るらしいんだけど、ちるちるBLアワードの場合はちるちるユーザーだけが投票する(つまり極めつきに商業BLにのめっている人間ばかりが投票する)から。それと、ネットで『魔道祖師』の情報を漁ったところ、「買ったはいいが積んでいる」という人がかなり多かったので、「魔道祖師の人気=原作小説の人気」ではないと思った。
商業BL小説の読者層というのはかなり独特な感性をお持ちで、その他ジャンルの小説を読み漁る、本の虫タイプの読書家の常識では計り知れないところがある。だから、ただの小説として、もっと狭い意味でライトノベルとして、圧倒的な高クオリティの『魔道祖師』はだからといってマジもんの商業BL小説系腐女子には受け入れられはしないんじゃないかなと。単純に売上だけはすごくいいんだろうけどね。しかしそれでも2位だったのはかなりの健闘ぶりだ。たぶんこれ、ドラマとアニメの人気だと思うけど。実は買ったものの積んでいるけど、アニメとドラマ好きだし他の作品は読んでないから取り敢えず投票したって人(商業BL小説読まない民)、多そう。
予想外だったのは、BEST小説部門1位を取ったのが『Interlude 美しい彼番外編集』だったこと。私これ持ってるしすごく面白くて好きだけどマ!? 番外編だぜ!?!?!? うわぁー、さすがに商業BL小説史上に残るレベルの人気シリーズ。番外編集の半分は購入特典などの再録本なので、コアなファンは買って得するようなもんじゃないというのに、すごい。
作者の凪良ゆう先生の書く文章はとても平易で分かりやすい。一方、2位だった『魔道祖師』は「漢字が多くて読めない~」(振仮名ふってあるやんけ)とか、「古代中国の文化なんかわからない~」(脚注あるやんけ)とか言われて敬遠されまくっていた。分かりやすいって大事だなと思いつつ、薄々思っていたけど商業BL小説ばかり読む人ってやっぱり【自主規制】いんだなと思った。
BESTシリーズ部門1位は『囀ずる鳥ははばたかない』(ヨネダコウ)まあねまあね、皆好きだよねー(私は読む気もしないけど)。
『オールドファッションカップケーキ with カプチーノ』(佐岸左岸)は去年のBLアワードのBESTコミック部門ぶっちぎりの第1位作品の続編なのだが、やはり1位は取れなかった。予想通りである。「名言製造機になった」「野末さんがあざとすぎる」など、ボロカス言われてたからなあ。私は好きだけど。人気があるからといって続編を作ったらコケてしまったパターンかもしれない。でも本作も漫画としてのクオリティの高さ半端ないので、むしろ商業BLの民よりも薄く広く漫画を読む人におすすめだ。
あれっ、ノミネート作品のなかでは私の最推しだった『秋山くん』(のばらあいこ)がどこにもランクインしていない。でもまあしょうがないか。ただでさえ複数巻のものは腐女子にはあまり支持されないうえに、『秋山くん』の場合は完結までに12年もの歳月を要したのだ。その間に腐界の雰囲気も変わったらしく、あの衝撃の第1話がまず受け入れられないといって読むのを止めてしまう人が多いようなので。でも最終的には大団円で終わったので、未読だが興味あるけど試し読みしたら怖かったって人は安心して読むがいいさ! 秋山くんにはBEST受け部門にランクインして欲しかったなあ(投票した)。攻めの柴くんはあのBEST攻め部門の錚々たる面子の中にとりつく島はないのはわかる。(ひどい)
やっぱりスクカー底辺男は攻め様ランキングには食い込めないのかなと思いきや! BEST攻め部門第1位を『美しい彼』の平良(ひら)が取っていて笑った。さすが平良! でもこの人の底辺ぶりはあくまでも自己評価でしかない。無自覚ハイスペックニュータイプ亭主関白俺様攻めだから、平良は。
アワードについてはこれでおしまい。次は最近読んだBL。(ネタバレあり)
2018年2月のある日、体育の授業中に突然ヒートを起こした西央(にしお)につられて発情してしまった喬(たかい)。二人は体育館倉庫に転がり込み交わったが、西央の体調は改善せず、倉庫から出られなくなってしまう。喬は一人で倉庫を出て食料や生活用品をかき集め、西央の籠城生活の環境を整え、同時に自分達の体に何が起きたのかを考察する。
籠城三日目、どうやら西央のヒートの峠が過ぎたらしい。あと数日で西央を家に帰せるという見通しをたてた喬だったが、それに一抹の淋しさを感じた時、彼の本能があらぶり始め……。
オメガバース作品で、『旧約聖書』の1節からスタートする本作。人類史上初めてのαとΩの誕生という大事件が、高校の体育館倉庫という狭い密室でひっそりと起きていたという、壮大にしてミニマムなお話。
そもそもオメガバースとはなんぞや? というと、ググった方が早いんだがざっくりいうと欧米発祥の特殊設定。ヒトに男女の性別のほかに「バース性」という性別がある。すなわち、支配者の性α、凡人のβ、産む性(隷属の性)のΩ。それらのバース性のいずれかが男女それぞれについてくる。男性α、女性α、男性β、女性β、男性Ω、女性Ωの六つの性別があるということ。
本作は人類史上初のαとΩの物語なので、主人公の喬(α)は自分とΩの西央が一体何であるのかを知らない。喬はせっせと文献を調べ考察していくうちに、自分達の生態が狼の生態に近いことに気づく。そして自分と西央が異様に盛る様に「発情(ヒート)」という名をつける。
下巻はもっぱら喬がαとしての本能のダークな面をなんとか抑えつけようと奮闘しつつ、αらしい一途さで西央を守ろうとする話。そして喬と西央は互いに相手とは本能抜きではどういう関係なのか? と疑問を懐く。
商業BLではあまり見られない、深いところまでつっこんでるストーリー。オメガバース設定のBLというのは社会問題やジェンダー問題に切り込むものが他にもいくらかある。『リバース』( 麻生ミツ晃)、『シマちゃん家の番事情』(三日ミタ)、『嘘つきな愛を買う』(ポケラふじ子)とか。でも、数年前に二次創作の世界で初めてオメガバース設定を見た時には、社会問題提起系というよりは、SMっぽいというか虐待描写メインの特殊性癖っていう印象だった。今となってはBLでポリコレの影響を最も受けていそうなジャンルのような?
『僕エデ』はジェンダー問題以上に生命の不思議にウエイトが置かれている感じで、昨今流行り? の反出生主義に疲れたハートには心地よかった。終盤、自身と西央が新しいタイプの進化した人類だと悟った喬が、「自分達が多数派になる日が来るまで潜伏する(誰にも内緒にする)」と決断したことろは、ベタでありつつ(漫画の登場人物って変な生き物を発見すると、政府や研究機関に取られるのを恐れてとりあえず隠そうとするよね。)老子っぽくてよかった。
『シマちゃん家の番事情』を読んだ時も思ったけど、今っぽいニュータイプのオメガバースっていいなと思いつつ、しかし以前のもはや男女カプでは容易に描けなくなった禁忌なネタの駆け込み寺的なジャンルが浄化されてしまったようで、それはそれでどうなんだという気がする。でも最近はまたしても欧米渡来の因業設定「Dom/subユニバース」が定着したので、アングラエログロの行着く先はそこかな? いずれそれも浄化されそうだが。
※「Dom/subユニバース」とは……ググった方が早いがざっくり説明すると、ヒトの性別に男女の他にDomとsubという性があるという設定。Domは支配者でsubは被支配者である。Domはsubと二人で決めたワードをsubが言うまでsubを虐めることが出来る。要はSMだな。
真理(まさみち)は美貌の男・佐藤と同居中。というのは、ある夕方にカフェで真理がうっかり通りすがりの佐藤のコートにコーヒーをぶちまけてしまったから。コートのお値段、なんと86万円。怒った佐藤は86万円ぶん真理の家に居座ってやると宣言。以来、奇妙な同居生活が始まった。
佐藤の言うことを何でも受け入れてしまう真理。「マリちゃん」呼びから始まって、ただいまのキスやらなんやら、佐藤の無茶ぶりは次第にエスカレートしていき……。
あんまりレビューが良くないが絵が物凄く綺麗なので、これは絵以外に良いところ無し系の漫画なのかとビビりながらも、試し読みしてみて冒頭一ページに惹かれたので購入。思いの外よかった。
美貌の変人佐藤に常識人陰キャのマリが振り回される系かと思いきや、マリが愛すべき変な生き物って感じで、何が起きても動じないマリに佐藤が戸惑うという話だった。
途中で佐藤の元カノの登場。すごく重要人物という訳でもなくカッコいい姐御でもなく身内でもない女がさらっと登場するのは、BL読者にはあまり喜ばれないところ。だが佐藤と元カノの会話の様子から、もしかして佐藤って実は心から他人を好きになったことがないんじゃない?(だから別れた相手と屈託なく喋れるのでは)という疑念がうっすらと湧いてくる。もしかしてこれはタイトルの伏線回収なのではないだろうか。つまり、86万円がきっかけで初恋をしたのは陰キャのマリだけでなく美貌のコミュ強佐藤もまたそうなのだという。
マリの歳上すぎる友人の件以外、派手な事件は起こらない話だけれど、心情的な揺さぶりやどんでん返しがあり、退屈しない。が、例えばジャンプ漫画みたいにハッキリと事件事故が起きて悲喜劇にならなければ漫画とは認めないような人には、向いていないだろうな、と思う。
表紙がとても綺麗で、中身の絵もとても綺麗。短文モノローグがしばしば挟まるのだが、それらが独特のリズム感を生んでる気がする。
レーベル的にエロがすごく多いのかと思ったら、わりと落ち着きのある感じのエロ配分(オカズ系というよりは人類の一習性レベル)だった。
今日はこれまで。
まあ俺はガキのころそれはもう厳しく厳しく、何でも制限されてきた
お菓子駄目、ジャンクフードも駄目、ジュースも駄目、ゲーム駄目、おもちゃ駄目、テレビ駄目、漫画駄目、音楽駄目、お小遣い無し、行事におけるプレゼントも無し
金にも余裕がある家なのにだ、勉強と絵のない本だけしかなかった
だから大人になって一人暮らし始めてから俺はやれなかった事を全部やってる
まずお菓子やジャンク、もうそりゃ食う、吐くまで食う、吐いてまた食う、ジュースを飲む飲む飲むたくさん飲む
一生食えよ増田が「もうやめろ、悪かったそこまで食うとは思わなかった」って止めるくらいには食べたい物を延々と延々と口に放り込む、そうしないと満たされない
新しいおもちゃも当時買えなかったおもちゃも関係なく沢山買って、全部やりきれないのにSteamやOriginのセール時にゲームを買いに買ってレトロゲームも衝動的に買って、やる、やりまくる
休みの日は電子書籍で買いまくった漫画を読み漁りCS放送やネトフリでアニメを狂ったように見る、サブスクサービスで片っ端から音楽を聴く
歳に似合わないおもちゃに囲まれ、休みに一日中ゲームして一人遊ぶ、そうしないと落ち着けない
唯一叶わないのは金、仕事の給金入った側から生活費以外を全部捧げてるから金はいつもカツカツだ
そんな俺を親は見て悲しそうな顔してた、なんで悲しむんだよ悲しいのは俺だ、あんたらの望む人間になれなかったのが悲しいだろうが、俺は「子供」を楽しめなかったことが悲しいんだ、みんなと同じことができなかったことが悲しいんだ
みんなの輪に入れずなにもできなかったんだ、今楽しんでも返ってこないんだ
もう一人自立して暮らしてる俺にまで道を強制するのか?たのむ、やめてくれ、俺は欲望に溺れて死にたいんだ
どれだけやっても満たされないから、満たされるまでやりたいんだ、満たされるなら破滅してもいいんだよ