はてなキーワード: 大国とは
マキアとレイリアの物語は竜に連れ去られたことで始まり、竜に乗って帰ることで終わるという構造になっていた。だから、エリアルの死は物語としてはエピローグと言うか番外的なものだったのかもしれない。二組の親子の関係は落城の朝にそれぞれ完結していたと見るべきなのかも。
マキアとエリアルはエリアルを飽くまでも子供として扱おうとするマキアと、マキアを恋愛対象としてみてしまうエリアルとの間で関係性が定まらなかったけれど、落城の朝にマキアがエリアルを自立した一人の大人であると認め、エリアルがマキアを母親であると認めることで完結した。
レイリアとメドメルは自らの産んだ赤子をもう一度抱きしめたいというレイリアと、母親に会いたいと願うメドメルの関係が、落城の朝にお互いがそれほど変わらぬ背格好であることを認めて、この子はもう私の赤子ではなく、この人はもう私の母親ではないとお互いに悟ってしまったことで完結した、のだと思う(この辺は来場者特典の冊子を参考にした。スタッフもレイリアはわからないって言ってたので、そういうもんなんだろう)。
それで、そういうふうに見ていくと、「さよならの朝」というのは、エリアルが死ぬ朝ではなく、落城の朝なのではないか。「約束の花」とはお互いが交わした言葉そのものなのではないか、という気がしてくるのだけれど、どうだろう?
竜ってそういえばなんだったんだろうなって考えてて、序盤にイオルフの村を襲ったところくらいしか活躍の場がないし、そこでも一頭病気で死んじゃうし、いざ戦争になったら全然働かないし、役立たずのハリボテじゃんと思ったけど、あの国は竜を持っているという権威によってこれまで他の国を圧倒してきたんだよな。で、竜がバタバタ死ぬようになってそれだけじゃ権威が足りないのでイオルフとの政略ロリ婚を企てた。
なんか似たようなのを前にどっかで見た気がすると思わない? そう、オルフェンズのマッキーが全く同じことをやってたよね。
マッキーの場合は順番が逆で、まずセブンスターズという権威筋の家柄の娘と政略ロリ婚して、そののちに(戦争ではそんなに役に立たなかった)ガンダムバエルという伝説の権威を手に入れた。それだけの権威があれば皆当然自分になびくだろうと思いこんでいたのだけれど、現実はそんなに甘くなかったのはマッキーもメザーテもおんなじ。実力が伴わなければハリボテの権威は役に立たないのだ。
マッキーの場合は、孤児だったために他者の感情というものを最後まで理解できず、勘違いしたまま突っ走った結果の自滅だったけど、メザーテの場合は権威のみに頼って生きながらえてきた大国の見苦しい断末魔を見るようであった。
とまあ、こう考えると、メザーテって国はマッキーから孤児としてのバックボーンを抜いて国家という形に組み替えたものだったんだなあということがわかる。同時に、マッキーから孤児という属性抜いたらほんとにただの嫌なやつでしかなかったなあとも思う。
日本は海外から人を雇えばと思ってるみたいだけど、日本の基準は厳しく命にかかわる介護人材養成には他業種より時間がかかり給与も安い、さらにドイツは海外からの介護人材に語学研修を補助し給与水準も日本より高く、台湾は日本より短い期間の研修で日本より遥かに長い期間稼ぐ事が出来る、さらに大国アメリカの高齢化も始まり、貧しい国の人がわざわざ日本に介護をしに来るメリットが無い。
さらに韓国等が日本の優秀な介護人材を教育者として引き抜きにかかっている。
日本人だし日本が誇り高き国であってほしいと願っていると同時に安倍というか悪倍の逮捕を待ってる。
こんな当たり前のこともできなきゃ、国に法がないのと同じ。三権分立もないなら社会の教科書に載せるなまじで。
お隣の韓国さん、悪いことをすれば大統領だって逮捕されるんですって、奥様。
まあ、うらやましい。それに引き換え日本なんて、
権限はあっても責任はまったく取らない、本当にとらない、大勢の前で人を殺しても、知りませんって言えるタフさ、こんな大人になったら駄目の典型、
政治家を取り締まる機関なんてものが国家とあろうものが存在しない、
未来に税金を使うって発想がないものだから少子化なんて完全度外視、対策取らずに少子化少子化騒ぐ、やることやってから騒いでくれ、
それでいて地域創生なんて抜本的解決策を無視して行う愚かさも、老人票ほしさに税金をばらまく、
それどころか、しれっと移民を受け入れまくりで、社会がどんどんカオスに、
そりゃ老人への過剰医療を一向にやめる気配はないし、そこへの税金投入は、未来ある人間の保証がゼロどころか増税無限地獄で苦しめようとも絶対に死守、税金使徒の優先順位として未来への投資が最も低いという、
子供が生まれようものなら、子育てする環境として劣悪極まりないし、保育園の整備もろくにしないくせに、子供作れなどと馬鹿なことをいい、さらに老人だらけの国に生まれたい子供がどこにいるんだ??、
他国じゃ当たり前のように薬の処方量に上限があるのに、日本は上限なし、役人の天下り先人気ナンバー1の製薬会社様のためなら際限なく税金を垂れ流します、
高齢化高齢化、これが自然現象のように唱えて入るが、日本は世界一の延命大国、えげつないまでに税金を使いに使い1秒でも生きさせる、医療機関様のために、
安楽死なんて望む人が多いけど、そんなものを作ったら医療機関の売上が落ちてしまうから、世間は反対している体でまったくできる気配もない、
日本こそ世界一、政治家をAIに置き換えることに意味があると思うけど、政治家の能力値、保身:100, 責任感:0, 悪意:100, 虚偽:100のような人間しかいないからまあそんな取り組みはどこまで国が凋落してもしないんだろうな、
やっぱり爺さんが政治家になるんじゃなくて、未来があり、責任感ある人間が政治家をやらないと駄目だな、
さらに議員年金なんてものが存在するから、国民の将来保証なんてお構いなしに軽々しく削られるけど、同じ痛みがわからないような制度なんて害すぎ。いらないだろ、絶対にいらない、
ほんとこれ、まじで韓国以下だぞ。
っていうのを今か今かと待ってる。
こんな当たり前のこともできなきゃ、国に法がないのと同じ。三権分立もないなら社会の教科書に載せるなまじで。
お隣の韓国さん、悪いことをすれば大統領だって逮捕されるんですって、奥様。
まあ、うらやましい。それに引き換え日本なんて、
権限はあっても責任はまったく取らない、本当にとらない、大勢の前で人を殺しても、知りませんって言えるタフさ、こんな大人になったら駄目の典型、
政治家を取り締まる機関なんてものが国家とあろうものが存在しない、
未来に税金を使うって発想がないものだから少子化なんて完全度外視、対策取らずに少子化少子化騒ぐ、やることやってから騒いでくれ、
それでいて地域創生なんて抜本的解決策を無視して行う愚かさも、老人票ほしさに税金をばらまく、
それどころか、しれっと移民を受け入れまくりで、社会がどんどんカオスに、
そりゃ老人への過剰医療を一向にやめる気配はないし、そこへの税金投入は、未来ある人間の保証がゼロどころか増税無限地獄で苦しめようとも絶対に死守、税金使徒の優先順位として未来への投資が最も低いという、
子供が生まれようものなら、子育てする環境として劣悪極まりないし、保育園の整備もろくにしないくせに、子供作れなどと馬鹿なことをいい、さらに老人だらけの国に生まれたい子供がどこにいるんだ??、
他国じゃ当たり前のように薬の処方量に上限があるのに、日本は上限なし、役人の天下り先人気ナンバー1の製薬会社様のためなら際限なく税金を垂れ流します、
高齢化高齢化、これが自然現象のように唱えて入るが、日本は世界一の延命大国、えげつないまでに税金を使いに使い1秒でも生きさせる、医療機関様のために、
安楽死なんて望む人が多いけど、そんなものを作ったら医療機関の売上が落ちてしまうから、世間は反対している体でまったくできる気配もない、
日本こそ世界一、政治家をAIに置き換えることに意味があると思うけど、政治家の能力値、保身:100, 責任感:0, 悪意:100, 虚偽:100のような人間しかいないからまあそんな取り組みはどこまで国が凋落してもしないんだろうな、
やっぱり爺さんが政治家になるんじゃなくて、未来があり、責任感ある人間が政治家をやらないと駄目だな、
さらに議員年金なんてものが存在するから、国民の将来保証なんてお構いなしに軽々しく削られるけど、同じ痛みがわからないような制度なんて害すぎ。いらないだろ、絶対にいらない、
ほんとこれ、まじで韓国以下だぞ。
第1位:韓国(1.3人)
第2位:日本(1.4人)
第3位:タイ(1.4人)
第4位:ドイツ(1.4人)
第5位:スイス(1.5人)
第6位:スペイン(1.5人)
第7位:ロシア(1.5人)
第8位:イタリア(1.5人)
第9位:チェコ(1.5人)
7 カナダ 7,835,502
8 フランス 7,784,418
9 オーストラリア 6,763,663
13 ウクライナ 4,834,898
14 タイ 3,913,258
16 カザフスタン 3,546,778
19 トルコ 2,964,916
21 香港 2,838,665
25 スイス 2,438,702
27 アルゼンチン 2,086,302
30 レバノン 1,997,776
もしも日本で除染作業を学んでいなければ私の国は深刻な放射能汚染で滅んでいただろう
私の国にはいまや両手で数え切れないほどのメルダウン済みの廃炉原発がある
それもこれも超超電導ケーブルや超超容量電池の開発によって世界各地に生まれた電気輸出国の1つとなることを我が国が国策として選んだからだ
大国が消費する大量の電気を生み出すために私の国では今も格安原発が日々建造されていく
私の国においては原発の除染作業は極めて一般的な就職先の1つとして数えられているほどだ
長年の原発づとめで既に体の半分は動かなくなったが、それでも何とか車椅子に座りながら未来ある若者に廃炉の中で生き延びる術を説いている
18年3月時点での勢力図を書いた。反省はしてないけど、指摘は随時受け付ける。
帝王:b:id:death6coin(国力:67,709)
太古より存在する大陸最大の国家。帝王自ら旗を振り、自国の発展に勤しむ。文学、芸術、哲学などの文化的活動も盛ん。その圧倒的な国力であらゆる戦地に恐ろしいスピードで現れる。
国家元首:b:id:sds-page(国力:32,217)
大陸2番目の巨大国家。国内の施設はブロックでできている。科学の発展が目覚ましいが、内政やサブカル、貿易にも力を入れる。スピードや戦法に目立った特徴はないが、死の国に次ぐ国力でやはりあらゆる戦地に現れ一定の戦果を獲得する。
大国故に誰もが認知しているが、誰もよく知らない国。国王を筆頭とし国中が穏やかで、誰もがサブカルに身を委ねながらのんびりと暮らす、理想郷のような様相を見せる。隣国のみならず大陸全土において盛んな貿易、資源分配を行なっており友好国が多い。
女王:b:id:msdbkm(国力:26,824)
三大大国に匹敵する国力を有しているが、勢力争いからは一線を画しており、莫大な国力で余裕の内政を行う。女王のライフワークなのか、あちこちに財宝を放り投げては、それを求めて各国が争う姿を見て楽しんでいる。
魔王:b:id:vlxst1224(国力:8,972)
深淵の底から各国の争いを覗き見ながら、機が熟したタイミングで颯爽と現れ全てを根こそぎ奪っていく闇の王。国力やスピードでは他国に及ばないながら闇の者たちの支援により常に広大な戦果を獲得する。なお、光に弱い割によく光指す戦地に出没する。
雲上人の血を受け継ぐと言われる特権階級を持つ者達の連合国家。基本的に積極的に争いに参加はせず国力の増大に努めている(クマ出没の報告は結構ある)
参謀兼コック:b:id:sabacurry
東西南北の海を縦横無尽に駆け回る海賊団。その驚異的なスピードと、船長の失敗を恐れない切り込みで大陸全土にその存在を認知されている。また、一国を治めていてもおかしくない優秀な武将を参謀として持つ。なお、基本的に船上は無法地帯でノーパンだったりパンティー一丁だったりと他を寄せ付けない下ネタ振りを見せる。
大陸を渡り歩く旅芸人の一座。かなりの資本を有しているものの勢力争いには興味はなくサブカルの匂いを求めて今日も旅を続ける。一座が現れた際は少しだけ和やかなムードが訪れる。
西方の山に住む長老。大陸の生まれたわずか半年後に生を受けたと言われる。ちょくちょく小娘のふりをして下界に顔を出す。内に強大なパワーを秘めると言い伝えられているが真実は不明。家に帰ると酒を飲んで床で寝る癖がある。
考古学者兼冒険家。大陸中の遺跡を巡り、頻繁に解いてはいけない封印を解いて大陸に火種をもたらす。各国から高いポストでの専属化を要請されるが、本人は自己評価が低くマイペースで発掘を続ける。
映画のバーフバリが川崎のチネチッタでまだやってきたので見てきた。
感想は「あれ、これ、俺TUEEEE系ラノベの実写化では…?」
「無職転生」とか「八男って、それはないでしょう」とかが大丈夫なら絶対好きだと思う
主人公のバーフバリがとにかく強くて勇敢で聡明!ってシーンが続く。
考えるな、感じろ。
====
途中で身分を隠して他国の宮殿に愚鈍な下働として勤めるシーンがある。
バーフバリは自分の力を隠しながら、自分が使えてる男が武勲を立てるように
色々な駆け引きをやっている中で敵がせめてきて、
バーフバリは本来の力を発揮して敵をばったばったと…という話の流れ。
話してて思ったけどやっぱラノベじゃん!
そろそろ飽きたし環境を変えたかったので10年勤めた会社を辞めて語学留学に来た
勤めていた会社はセクハラとモラハラがそれなりにあったけれど、残業や休日出勤に関してはほとんどなく、週末は充実した日々を過ごしていた
サッカーしたりサッカー見たりイベント行ったりライヴ行ったりたまに旅行行ったり
だが今は本読むことしかできない
やろうと思えば確かに全部この国でもできるんだけど物価が高すぎて結局はなにもできてない
郷に入っては郷に従え、こっちはビーチ大国だからとビーチには幾度か行ったけど趣味じゃなかった 1時間と待ってられないし泳ぐならプールでしっかり泳ぎたい
バーベキューもご飯は座ってきっちり食べたい
ブッシュウォークは短くても2時間、目的もなく歩く事が割りと苦痛
旅行だけならきっと最適なんだろうとは思うけどね
id:BigHopeClasic です。
ホッテントリ入りした以下の記事は、両角友佑というカーラーの知性を示すものとして、さらに幅広く読まれてほしいと思います。
両角友佑が語るカーリング界のリアル「今の強化方法には限界がきている」
https://pyeongchang.yahoo.co.jp/column/detail/201802250010-spnavi
ただ、この記事を読む上で注意しなければならないのは、「両角とSC軽井沢の利害」と「日本カーリング界の利害」が微妙な重なり方をしていて、その切り分けを読む側が慎重にしなければならないというところにあります。この2つの利害は、かなりオーバーラップしているのですが、しかし完全に同一ではなく、そこを見誤ると、過度に両角とSC軽井沢に平衡を傾けてしまうことになります。そのことについて、補助線を引いてみたく書きました。
ブックマークコメントを読むと、多くの方が今年の日本選手権の開催日程と世界選手権の代表選考に疑問を感じたようです。このインタビューだけを読めば無理もないと思います。しかしこれが、非合理的で理不尽な決定なのかというと、むしろこれはかえって優れて合理的な選択なのです’(ただし、最後に書きますが「合理的に過ぎた」面が出てしまいました)。
私はカーリングについては素人なのですが、素人なりに日本カーリング協会(JCA)の運営に思うところがないわけではありません。高田明会長が関与していたらずいぶん違うだろうな、などということを夢想する程度には、コンテンツの魅力をフルに活用しきれていないとは思います。が、理想とは程遠く至らないところもありながら、少なくとも非競技者の目から見ては、決定的に落第の運営とまでは思っていません(知り得る情報が少なすぎるということはあります)。
で、日本選手権の日程と世界選手権の代表選考に関する話になります。過去3回の五輪年の日本選手権は、2006年、2010年、2014年と五輪後の熱が冷めやらぬ3月上旬に開催されており、五輪代表がそのまま参加していました(世界選手権の代表選考については、年によって異なります)。それをなぜ今回「五輪前に日本選手権を開催し、そこに五輪代表を参加させない」かたちに変えたのか。
まず、五輪代表と世界選手権代表が異なることについては、今年の場合でも決して珍しくはなく、むしろ例を多く見ます。次に、五輪の前に国内選手権を開催し、五輪代表をそこに参加させないという例については、カナダがその方式を採用しました。カナダは昨年12月に五輪代表選考会を行って、五輪代表チームは五輪に集中させカナダ選手権への出場を免除、カナダ選手権を五輪直前の1月末から2月に開催し、その優勝チームを世界選手権に派遣します。したがって、他にも例がある、という点では、異なことをしているわけではない、ということになります。
もちろん、世界一のカーリング大国であるカナダの猿真似だからいいのだ、という単純な話でもありません。五輪代表と世界選手権代表を分ける、という点には「より多くのチームに世界最高レベルの大会の経験を積ませる」という意味があり、日本選手権の開催時期を前倒しにするのは、「世界選手権への参加の準備に十分な時間をかける」という意味があります。
カーリングの世界選手権は毎年3月下旬に開催されますが、開催年によってその意味が全く異なります。具体的には、五輪出場権を争う「五輪前年と前前年の大会」と、それがかからない「五輪開催年とその翌年」にわかれます。前者は、その時点で国内最強のチームを派遣して、しゃにむに五輪の参加権を勝ち取りに行く大会です。他方後者は、名誉と実績という点を除けば「強化のために消費できる」大会です。国内2番手以下のチームを派遣するタイミングとしてはベストです。
そうは言っても、その世界選手権の代表選考会に五輪代表チームがいれば、そこはそれなりの確率で五輪代表チームが勝ちます。もちろん五輪代表チームを除く最上位チームを派遣する、でも構わないのですが、それはそれで差し障りもありそうです。また、五輪代表チームを除いてできた日本選手権の出場1枠を他のチームに割り振る、というのも、強化の点では意味があります。なにより、3月上旬に開催して優勝して、さあ半月後に世界選手権開催地のカナダやアメリカやヨーロッパに行ってください、となっても、みんなアマチュアですからね、そう簡単にスケジュールの都合がつくわけでもありません。五輪代表チームを除いても有力チームは準備もできるかもしれませんが、そこは一発勝負、伏兵が勝つ可能性だってあります。
というわけで、この判断自体は極めて合理的なもので、異論を挟む余地は本来ありません。あえて難じるとすれば、合理的に過ぎたことでしょうか。
今回の盛り上がり方は、単純に男女が両方出場して、かつ成績を上げて露出が増えた、という要素以上のものがありました。現場を取材する記者の記事が良質化し、それがSNSで強力に拡散する、という点がそれを強力に後押しし、より本質的な情報が多くの人に届けられたといえるでしょう。
その効果として、まさに今、このタイミングで、国内でのSC軽井沢の試合の機会を作ることは、パブリシティという観点からはこれ以上のものはなく、その機会をみすみす喪失しているように見えるからです。
さて、ここで、現状分配しうるすべてのリソースをSC軽井沢に集中させていいのか、という、悩ましい、正解の見えない問題が発生します。
今このタイミングで国内での露出機会があったとき、その果実のほとんどはSC軽井沢が持っていくことになります。それは、来季以降の活動が今の段階では確定的ではないというSC軽井沢にとっては、この上もない利益となるでしょう(2006年、2010年の日本選手権で、3位の常呂中学校(robins)、2位の常呂高校(WINS)がメディアの注目を集めた、という事実はあります。しかしそれは、彼女たちのプレイレベルと残した結果に加えて、彼女たちが女子中学生、女子高校生だったという付加的な価値も大きく寄与していました)。
誤解を避けるために言うと、両角が自己の利益だけを目的にこの発言をしたとは、私は毛の先ほども考えていません。彼は心底日本のカーリングの全体利益を考えてこの発言をしているのであり、そして言っている内容は正しいと思っています。ただ、悩ましいのは、この問題、正解が一つではなく、そしてその較量が難しいということで、そのことを心に留めないといけないということです。
部外者が立ち入れるのはここまでになります。日本選手権がない代わりに、3月14日から18日まで、青森市では日本ミックスダブルスカーリング選手権が行われます。今回の五輪から始まったこの種目、残念ながら日本は国際実績が足りず出場を逃しましたが、次の北京五輪への出場を目指して強化に入っています。この大会には、各地の予選を勝ち上がってきたペアのほか、強化委員会の推薦指定枠で日本代表から両角友佑ー吉田夕梨花、山口剛史ー藤沢五月、清水徹郎ー吉田知那美の3ペアが出場します。
推薦指定枠は昨年から導入され、早速初回で阿部晋也-小笠原歩組が優勝しています。即席の代表ペアと勝ち上がってきたペアのどちらが上に行くか、それも含めて興味深いところです。