「報道の自由」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 報道の自由とは

2023-04-30

anond:20230430020345

ジェンダーギャップ指数報道の自由ランキングみたいなもので、進んだ欧米で開発された指標世界中の国々の比較に優れてると思うけどな。

大学研究者放送局の専門委員が、欧米で開発された国際指標を使って国同士を比べて進んでるとか遅れてるとか言うのはよくやることだよ。

大学ランキングなんかもある種そうだな。

国の個別事情はいちいち対応してられないよ。

2023-04-21

報道の自由ランキング作ってる奴らが有能過ぎる件

日本報道の自由ランキングがだだ下がりしてて

こんなの嘘だ!捏造だ!

とか馬鹿連中が湧いてたが

実際日本では報道に対して安倍政権圧力を掛けていた事が高市の件で発覚したわけで

事実を反映している事がまた明らかになってしまった

あのランキング作ってる奴ら有能過ぎるだろ

2023-04-15

anond:20230415152942

マスコミにおいては報道の自由が与えられ、その一部として取材自由がある。

要は「この特定の人はここに投票しました」という報道はできなくとも、取材自体可能でありその結果を総合しての報道可能となる。

2023-03-22

anond:20230322190825

使途不明金フツーに消えてるし、報道しない自由をばっちり行使してるぞ(報道の自由71位)

 

公務員ガチのヤベー国に比べたらクリーンってだけのことよ

高給だからか、幼少時より叩き込まれ平等精神故か、袖の下要らんで、庶民手続き取れるし

 

あとファミリービジネスもありまくりだが、ガチのヤベー国みたいに、メディア独占とまではいかんわな

報道の自由ならちゃん南米アフリカ以下の71位という適切な順位が出てるぞ

日本公務員汚職比較的少ない(地方役人警察に袖の下を渡すとことから話が始まるとか無い)、

日本は派手にロビー合戦してない、所得格差絶望的な国ではないのは、比較的、間違っておらんやろ

 

ちな報道の自由ランキング

順位 国名 グローバルスコア

1位  ノルウェー 92.65

2位  デンマーク 90.27

3位  スウェーデン 88.84

4位  エストニア 88.83

5位   フィンランド 88.42

6位  アイルランド 88.3

7位   ポルトガル 87.07

8位  コスタリカ 85.92

9位   リトアニア 84.14

10位   リヒテンシュタイン 84.03

11位   ニュージーランド 83.54

12位   ジャマイカ 83.35

13位   セイシェル 83.33

14位 スイス 82.72

15位   アイスランド 82.69

16位   ドイツ 82.04

17位   東ティモール 81.89

18位 ナミビア 81.84

19位   カナダ 81.74

20チェコ共和国 80.54

21位   ルクセンブルク 79.81

22位 ラトビア 79.17

23ベルギー 78.86

24イギリス 78.71

25位 トリニダード・トバゴ 78.68

26位 フランス 78.53

27位 スロバキア 78.37

28オランダ 77.93

29位 アルゼンチン 77.28

30位 ドミニカ共和国 76.9

31位    オーストリア 76.74

32位 スペイン 76.71

33ブータン 76.46

34位 ガイアナ 76.41

35位 南アフリカ 75.56

36位 カーボベルデ 75.37

37位 コートジボワール 74.46

38位 台湾 74.08

39位 オーストラリア 73.77

40位 モルドバ 73.47

41位    ブルキナファソ 73.12

42位 アメリカ 72.74

43位 韓国 72.11

44位 ウルグアイ 72.03

45位 サモア 71.39

46位 シエラレオネ 71.03

47位 ベリーズ 70.67

48位 クロアチア 70.42

49位 トンガ 69.74

50位 ガンビア 69.25

51位    アルメニア 68.97

52位 スリナム 68.95

53位 アンドラ 68.79

54位 スロベニア 68.54

55位 東カリブ海諸国機構 68.49

56位 ルーマニア 68.46

57位 北マケドニア 68.44

58位 イタリア 68.16

59位 ニジェール 67.8

60位 ガーナ 67.43

61位    コソボ 67

62位 パプアニューギニア 66.66

63位 モンテネグロ 66.54

64位 モーリシャス 66.07

65位 キプロス 65.97

66位 ポーランド 65.64

67位 ボスニア・ヘルツェゴビナ 65.64

68位 エクアドル 64.61

69位 ケニア 64.59

70位 ハイチ 64.55

71位    日本 64.37🌟

 

anond:20230322182513

2023-01-14

anond:20230114011808

報道の自由度とやらを自分らで下げてんだから

もはやジェンダーなんたら指数を振りかざすフェミより酷い

2023-01-03

UCA News牧師逮捕、Colaboの記事

カトリック系の報道機関から怪しいってアホなの?

日頃から赤旗けが真のジャーナリズムを保ってるとか、反権力案件文春砲は素晴らしいとのたまう連中がなに言ってんだろうね。


記事テーマはこれだぞ。

Granting public funds to a private entity should entail the same thorough level of scrutiny as that of angel investors scouting for promising startups.

公的資金民間企業供与する際には、エンジェル投資家が有望なベンチャー企業を発掘するのと同じレベルの徹底的な精査が必要である

ちなみにタイトルはこれ。

When charity becomes business in Japan

慈善事業ビジネスとなるとき

Hosanna House scandal highlights the misuse of public funds by questionable private entities

サナハウス事件で浮き彫りになった疑わしい民間団体による公的資金不正使用




追記

良い解説トラバにくっついていたので。

未成年女性保護活動に携わるプロテスタント牧師男性が、覚醒剤取締法違反検挙されたことは、欧米だけでなくカトリック信徒全体にとってニュースバリューが有る。

プロテスタント系やその傍流からまれた疑似キリスト教系のカルト宗教に対して、バチカン及びカトリック信徒は対抗意識を持っている。カトリック聖職者スキャンダル問題に悩まされているバチカンとしては、プロテスタント系のスキャンダルを報じることは、カトリック敵対勢力を削ぐイメージ戦略の一つとなる。

カトリック教会や信徒ニュース提供することは、暇空茜氏側にはプラスとなり、Colaboや仁藤夢乃さん側にとってはマイナスとなるものと考えられる。

Colaboへの委託事業について東京都に対する監査請求が認められて、担当部局に対して会計精査などが不当であるという勧告が出たことは、東京都民ならず国民全体にとってもニュースバリューとしては大きいだろう。

勧告対象東京都であるとしても監査請求問題報道することは、Colaboや仁藤夢乃が含まれ勢力を削ぐイメージ戦略ひとつとなってしまうのだろうか。

赤旗都民国民全体に監査不当勧告ニュース提供しないことは、暇空茜側にはマイナスとなり、Colaboや仁藤夢乃側にとってはプラスとなるものからなのかという疑念がわいてくる。

東京都がColaboへの委託事業において不当な手続きをおこなっているとする監査勧告は、赤旗理念に照らせば本来であれば東京都指導監督責任を徹底的に追求するべきことではないだろうか。

ましてや元東京都議会議員自らの告白によって、東京都指導監督に柔軟性を持たせるように問い合わせていた事実さえあるのだ。

Colabo側の声明によれば東京都指導に従っておこなっていた委託事業不正疑惑を騒ぎ立てられているのだから迷惑な話のはずである

支える会は、東京都指導監督能力の低さ故に女性支援活動に支障をきたしていると都庁前デモを行うのが筋ではないのか。

赤旗東京都指導監督能力の低さを追求することで改善をせまり女性支援事業を維持発展させる責務があるのではないか

しかし、この解説から推測してみると、カトリックメディアプロテスタント攻撃のために報道の自由を行使しているのならば、赤旗はColaboや仁藤夢乃やそれらが含まれ勢力を守るために報道しない自由を行使しているということなのだろうか。



もうひとつ良い解説があったので。

結局党派性かーい

2022-12-17

報道の自由一般人より優先される理由って別にないよ

公正でも中立でもないし

お前たち何か勘違いしとりゃあせんか

2022-12-05

ホットエントリに入った星暁雄氏のイーロン・マスク批判ミスリードにも程がある件

ニューヨークポストタブロイドから信用できないとして、アメリカ政治門外漢Twitter投稿も同様に信頼できないぜ。もちろんこの増田もだ!(参照元リンク記事もチェックしてね)

批判対象: https://twinotes.com/th/1598940004906332161

ブクマ: https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twinotes.com/th/1598940004906332161

星暁雄氏は、偽情報からロシア工作からと強弁するが、現在では情報信憑性確認されていることになぜ触れないのか

まずバイデン大統領候補(当時)の不正疑惑について報じた2020年10月14日ニューヨークポスト記事は、事実に関してのみ言えばフェイクではなかった。

共和党の奴らが適切なデータ保全をしていなかったので、「ノートPCは本物でも、中のデータ改竄されてるかも」と、最近まで異論があったけど

2022年11月CBSニュースが、ノートPC流出元の修理店から直接提供受けたデータフォレンジック調査したところ、バイデン息子由来のデータであって改竄痕跡はなかったという結果がでている。

https://www.cbsnews.com/news/hunter-biden-laptop-data-analysis/

記事の怪しさに触れていない点で、この「Twitter File」は公平とは言えない。お里が知れるというものです

おまいう。「今は検証されてるけれど、当時はめっちゃしかたから仕方ない」という主張ならまだわかるんよ。ニューヨークポストが十分な裏取りしてなかったことは事実で、ある意味投機に勝っただけだしな。

バイデン応援していたメディアが、フェイ認定基準を著しく下げたのでは」という疑問を持たせないために誤魔化しているとしか見えない。

 

誤解を避けるために補足すると、

バイデン副大統領だったオバマ政権時代に、ウクライナ天然ガス企業に勤めていたバイデン息子を汚職捜査から守るために、ウクライナ政治圧力を掛けて検察総長を解任させた」

というトランプらが主張している「バイデン-ウクライナ陰謀論」はニューヨークポスト記事では全く証明できない。

陰謀論の出どころから話すと、「ウクライナ政策担当していたバイデン」「腐敗疑惑あるウクライナ天然ガス企業で、高給もらってたバイデン息子(コカイン中毒)」が同時に存在していたという事実があった。

当然、利益相反があったのではと疑われるわけだが、バイデンは「息子と海外ビジネスについて話したことはない」と否定したのね。

にも関わらず、ニューヨークポストは、バイデン息子のノートPCからバイデンとのアポ取ってくれてありがとう」という天然ガス企業幹部メール発見した。要は「やっぱ利益相反あるじゃないか怪しいぞ」ってことだ。

しかし、陰謀論証明するための真のミッシングピースは「検察総長バイデン息子を捜査していた」とか「検察総長解任圧力バイデン個人意向だった」といった証拠だ。これらはノートPCから出てこなかった。

さらに補足、バイデンウクライナ検察総長解任を自分の功績として話していたのは事実、ただし米政府意向だったとされる。)

結局、トランプ陣営が頑張っても決定的な証拠が得られなかったから、精一杯疑惑は深まっ太郎した、それだけの記事に過ぎない。

New York Postの怪しいバイデン誹謗記事拡散Twitterが止めた」のは普通措置

このイーロン・マスクが紹介する連続ツイートTwitter File 1回目の最も大きな論点は「New York Postの怪しいバイデン誹謗記事拡散Twitterが止めた」ことです。

でも、これって普通措置なんじゃないの? Facebookもやってるよ? という素直な疑問が出てくる訳です。

まず鼻につくのはFacebookよりTwitterの方がよほどクソムーブしてるのに、一緒くたにしているところ。

Facebookアルゴリズム記事拡散するのを止めた。TwitterツイートDMリンクすることを全面的に禁じ、禁止される前にツイートしたアカウントホワイトハウス報道官含む)は凍結した。

FacebookがやってるからTwitter問題ないってなるわけないじゃないか、やってることが違うんだから。雑過ぎる。

 

また、その制限についてのTwitterが口実にしたのは「ハッキングされた素材の配布に関するポリシー 」だ。「偽情報の疑いが濃いから」ではない。

このように別件で対応することを容認するのは手続き論を軽視しているし、このポリシー自体もまともに解釈するならば報道の自由が大きく制約されてしまものであるパナマ文書を報じたらBANするのか?恣意的運用以外ありえないものであった。

なおこの騒動の直後、2020年10月には「さまざまな機関リーダー責任を問う、報道機関による重要報道根拠となる場合」は例外という条項が追加されている。

 

メディア報道を見ても、星氏ほど2020年Twitter対応に全肯定的なのは知らない。

ワシントンポスト編集委員会出版社プラットフォーム消極的であることには理由があった。(中略)2016年から得た教訓は、政治的なキャンペーンが盛り上がる中、疑わしいネタを脇に置く側に回ることだったのは明らかだ。2020年からの教訓は、正確で関連性のある記事抑制する危険性があることかもしれない。」

https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/04/03/hunter-biden-story-is-an-opportunity-reckoning/

The Atlantic 誌 By Kaitlyn Tiffany

政治的な意味を持つ本物のニュースからアメリカ人を遠ざけるために「共謀」したという印象だけが、主に右派の人々に残された。(中略)FacebookTwitter は本当にずさんな決定を下した。」

https://www.theatlantic.com/technology/archive/2022/04/tech-companies-suppressed-biden-laptop/629680/

マーク・ザッカーバーグ

「(事実に基づく話を規制したことを後悔しているかBBCニュースに問われて)最低だ…刑事裁判を受けて無実が証明されるのと同じように最低だと思う」

https://www.bbc.com/news/world-us-canada-62688532

 

てか、本当に Twitter Files に目を通してる?

基本的に星氏の批判って、Twitter Files 固有の情報がまるで少ない。

Twitter Files を鵜呑みにするな」という言葉には増田同意するんだけど

それは「削除依頼システム民主党に偏っていた」に根拠となる統計データが示されてないことや、

大言壮語して始まった割に、全体を通して特に驚くような話は今のところ出てきてないことあたりで

星氏がそこに言及しないのは解せない。英語メディアちゃんとここ批判してるよ。

また、 Twitter Files には

ニューヨークポストが仮に極右だろうが、大統領候補に関する資料の配布を制限すべきでない。憲法修正第1条とニューヨーク・タイムズ対サリヴァン事件判決原則に反している」

Twitter幹部メッセージを送った骨のある民主党議員も紹介されているのだが、星氏は無視することにしたのだろうか。

2022-11-23

ジャーナリスト重要と考えていること・各国比較

https://twitter.com/mizloq/status/1594608637208850434

https://twitter.com/mizloq/status/1594554415045742592

WJSの調査をまとめ直しただけなのだけれど、こういう視覚化が珍しかったのか、たくさんの反応ありがとうございました。

わたしが注目していただきたかたこ

https://pbs.twimg.com/media/FiEvYdVacAIZ4Rg?format=jpg&name=medium

あの表から読み取っていただけることはいくつもある中で、表を作ってTwitter投稿した者として是非注目していただきたかった点は次のとおり。

事実ありのままに伝える」がトップでないのはこの中で(中露も含めて)日本だけであること、「客観的な観察者であること」をきわめて重要/とても重要役割とする回答が少ないこと

この点はあとで少し詳しく書きます

政治的アジェンダを設定する」をジャーナリズムのきわめて重要/とても重要役割という回答が比較国中で異様に突出していること

「いま国民議論対象とするべきものはこれだ」「次の政権はこの論点で選ぶべきだ」を提示するのがマスメディアのしごとだ、ということですよね。この項目が上位に来るのは、世界67カ国調査ざっと見たところ、日本韓国だけです。韓国マスメディアについては詳しくないので触れませんが、日本マスメディアについては、その発祥と発展の経緯がこれに大きく関わっていると思われます

萬朝報が中心となって1901年に「理想団」が結成されて以降の日本マスメディアは、社会主義的な思想ベースに、自分たち役割

「より良い社会建設のために世論を醸成し牽引する」

と任じ、そうやって自らが牽引して作った「世論」にマッチした政治政府によって実施されるかどうかを「監視」していました。したがって、政府がその世論に従わなければ反政府権力的な言論を展開しましたが、政府世論どおりに運営されれば権力と一体化して少数意見封殺する言論展開を躊躇いませんでした。その尻尾がまだ残っているんだなあと、個人的にわりと感動したところです(褒めてません)。

アジェンダ設定のような能動行為は「客観的観察者であること」を大きく損ねますから、それをジャーナリズム重要役割とすることには拒絶ないし躊躇があるのが当然でしょう。日本以外のすべての国で「政治的アジェンダを設定すること」への重要認識が低いのはそのためです。

「人々が意見を表明できるようにする」をきわめて重要/とても重要役割とする回答が少ない

この「人々が意見を表明できるようにする」の原文は "Let people express their views” なので、「人々の意見を表明するツールとして自分たちメディアを使わせる」というニュアンスも含まれます世論を醸成し政策アジェンダ設定が重要と考えているくせに、いや、だからこそかもしれませんが、実際の「人々」の意見を汲み上げて報じることにはあまり重要性を感じていないわけです。120年前と同じように、「自分たちが良いと思う世論を作る」という意識なのだとすれば、そうでないさまざまな意見の表明はあまり好まないのも不思議ではありませんね。

政治リーダー監視と精査」 「時事問題分析提供」 「人々の政治的決定に必要情報提供」については、それらへの重要認識が高いこと単体に違和感はないし、しっかり頑張っていただきたいものですが、「事実ありのままに伝える」「客観的観察者」などを差し置いてそれ以上に重要と感じていることには強い嫌悪を覚えます

特に、「政策アジェンダを設定するのは自分たち重要仕事」とこれら3点がセットになっているのを見ると、吐き気すら催します。

たくさんのご意見に対して

全部に対応するのは無理ですが、いくつか類型化して主な反応にお答えしてみます

日本だけ異様というのはおかしい。各国それぞれなのでは?

はい。「お国柄はあるものの」と書いているとおり、この回答には各国それぞれのジャーナリズム歴史がほんのりと現れていて興味深いものです。大雑把に言うと、

という感じでしょうか。

それでも日本を敢えて「異様」と書いている理由は、この調査で「事実ありのままに伝える」トップにならないことの異常性です。

この項目は、ジャーナリズムを体系的に学んだ者なら誰でも気づく、他の約20の項目とは完全に異質の質問です。他の項目は「お国柄が出ますね」で済むけれど、この項目だけは別格です。

いわば、「あなたジャーナリストとして最も基本的動作を正しく重要視していますか?」とほぼ同じ意味の項目です。

無理やり喩えて言えばこの項目は、プロスポーツ選手

あなたにとって『勝つこと』は重要ですか?」

と問うような質問なのです。

「勝つことだけが重要ではない」「ほかに大切なことがある」という選手はいるでしょうけれど、「勝つことの重要性はあまり高くない」と答える選手はかなり少ないでしょう。そう答える選手が1/3も存在するチームを応援する気にはならないし、スポンサーになる気にもトトを買う気にもならないですよね。ほかにどんなに重要と思うことがあったとしても、実際に勝てないとしても、プロスポーツ選手である以上は「勝つことは大切」と思っていて欲しいじゃないですか。

まともなジャーナリズム教育を受けた人であれば誰でも、「事実ありのままに伝えることはジャーナリズムジャーナリズムであるための最も重要要件」と学びます

別の言い方で「ファクトとオピニオンを明確に区別せよ」とも言います

たとえば、40年ほど前に私が専攻していたジャーナリズム学科ジャーナリズム研究と並行してジャーナリスト実務者養成の要素が強く、1年間ずっと報道文の宿題を提出して「この表現客観的でない」「ここはファクトにオピニオンが混じっているからオピニオンを削れ。さもなくば明確に分けろ」と重箱の隅をつつかれ再提出させられ続けるという地獄のような講義がありました。

そういった養成訓練を受けた人なら、あとからどんな思想政治的干渉を受けたとしても「事実ありのままに伝えることはジャーナリストの最も重要仕事」という考えが覆ることはまずありません。だから、中露ですらこの項目はトップになるのです。

日本人にアンケートを答えさせると5段階の5をめったにつけないか・・・」という擁護も来ましたが、今回の表は4と5を合わせて集計したものですからその影響は小さく、現にたとえば「政治リーダー監視精査する」は堂々90%を超えていますから、その考慮必要ないでしょう。ていうかそもそも、仮にそうだったとしてもほとんど条件反射で「5」と回答して欲しい質問なわけですよこの項目は。日本ジャーナリストの1/3が、建前としてすらも「極めて重要/とても重要』と答えない。これは嘘吐きかどうかとはぜんぜん別の「恐怖」です。

そういう思いから、日本ジャーナリズムを「異様」と書きました。

残り35%は「事実かどうかはどうでもいい」「嘘を書いてもいい」と思っているんだな

それは情報誤読です。「事実ありのままに伝える」を重要と思っている度合いの相対的に弱い人が35%いるというだけです。その人たちが日常的に嘘を書いているというわけでもないし、逆に、重要と思っている人が嘘を書かないというわけでもありません。

・・・まあそうは言っても、たとえば「自分が伝えたいことや自分の設定したいアジェンダにとって都合の悪い事実があったときの行動」は違うだろうと容易に想像できますから、信用問題ではありますね。

日本ジャーナリストの65%が「事実ありのままに伝えるのは重要」と考えているなんて嘘っぱちだ。実際はもっと低いだろう》

それは情報誤読です。この調査は「あなた事実ありのままに伝えていますか」ではないので、ご希望の数値はここには表示されません。

米国の98%はただの厚顔無恥嘘吐き
欧米ジャーナリズムだってそんなに言うほど事実ありのままに伝えてなんかいないぞ

さきほどのプロスポーツ選手の喩えでいうと「勝つことが重要だ」と言いつつ練習サボり試合にもボロ負けする選手ですね。「勝つことが重要だ」という建前すら言わないで練習サボりボロ負けする選手よりはずっとマシだと、私は思います。まあ感じ方次第ですけど。

フェイクニュース日本よりも米国のほうが酷い

これは別のデータ等をもとに別に議論されるべきでしょう。もし感覚だけで言うなら、私はそうは感じていません。日本ジャーナリストには「ファクト」と「オピニオン」を厳密に分ける教育も訓練も不十分な人が多く、そのせいか、「ファクトのように読める部分にオピニオンが混じり込んでいる」というフェイクニュースではないけれどフェイクニュースよりもたちの悪い報道が多数見られます

読者・視聴者の側の問題もあるのではないか

現状の「原因」としては大きいと思います。ただ、読者や視聴者と異なりジャーナリストはそれを職業とする人々であり、現状への「責任」を同列に語るのは適切でないと考えています。原因と責任は別物です。

マスコミ左翼のすくつ
マスコミネトウヨの手先
マスコミ政府イヌ
マスコミ中韓下僕
マスコミ米帝下僕

ぜんぶ来ましたw どれも当たっていてどれも間違っているんだと思います

これらの評価罵倒)を言ってしまうのは、ご自分たちの考えと合致した世論喚起政策アジェンダを設定していく役割もっとからさまに言うと、ご自分たちにとって都合の良い機関紙としての役割ジャーナリズムに求めているからです。ジャーナリズム本来そのようなものではありません。「事実ありのままに伝える」を重視して「客観的観察者」の実践を続け「政策アジェンダを設定する」から遠ざかっていけば、ジャーナリズムがそういう評価対象になること自体もっと減るだろうと考えています

日本ジャーナリストが「報道自由度が低い」と言っているのと今回の表を見比べると興味深い

私もそう思います世界一般的ジャーナリストにとって「報道自由度が低い」とは「事実ありのままに伝えることや自由表現を阻まれる」を意味します。日本ジャーナリスト世界一般的ジャーナリストと異なり、自分たちによる政治アジェンダ設定や世論形成重要視している度合いが強いので、それを言いっぱなしにさせてくれず邪魔されたり反論されたりそのとおりに世論形成されなかったりするのを「報道自由度の低さ」と勘違いしていると思います

日本ジャーナリズム他国と異なり政治的中立性を求められているしその評価も高いから一概に日本ジャーナリズムが異質・粗悪というのはいかがなもの

これはいろんな考え方があるでしょうが、私は、「事実ありのままに伝える」というジャーナリズムというもの普遍的存在意義にかかわる話は、法律等の要請メディア運営指針に過ぎない「政治的中立性」と同列に語ることは全くできないと思っています。また、たとえば日本マスメディアがよくやる両論併記政治的中立性の名のもとに行われますが、科学的知見に基づくコンセンサスと大きく異なる異端論をいつまでもいつまでも書き続けるような形で現れることが少なくなく、「政治的中立性」はあまり褒められたものではないと思います

ジャーナリスト重要と考えていること・各国比較

https://twitter.com/mizloq/status/1594608637208850434

https://twitter.com/mizloq/status/1594554415045742592

WJSの調査をまとめ直しただけなのだけれど、こういう視覚化が珍しかったのか、たくさんの反応ありがとうございました。

わたしが注目していただきたかたこ

https://pbs.twimg.com/media/FiEvYdVacAIZ4Rg?format=jpg&name=medium

あの表から読み取っていただけることはいくつもある中で、表を作ってTwitter投稿した者として是非注目していただきたかった点は次のとおり。

事実ありのままに伝える」がトップでないのはこの中で(中露も含めて)日本だけであること、「客観的な観察者であること」をきわめて重要/とても重要役割とする回答が少ないこと

この点はあとで少し詳しく書きます

政治的アジェンダを設定する」をジャーナリズムのきわめて重要/とても重要役割という回答が比較国中で異様に突出していること

「いま国民議論対象とするべきものはこれだ」「次の政権はこの論点で選ぶべきだ」を提示するのがマスメディアのしごとだ、ということですよね。この項目が上位に来るのは、世界67カ国調査ざっと見たところ、日本韓国だけです。韓国マスメディアについては詳しくないので触れませんが、日本マスメディアについては、その発祥と発展の経緯がこれに大きく関わっていると思われます

萬朝報が中心となって1901年に「理想団」が結成されて以降の日本マスメディアは、社会主義的な思想ベースに、自分たち役割

「より良い社会建設のために世論を醸成し牽引する」

と任じ、そうやって自らが牽引して作った「世論」にマッチした政治政府によって実施されるかどうかを「監視」していました。したがって、政府がその世論に従わなければ反政府権力的な言論を展開しましたが、政府世論どおりに運営されれば権力と一体化して少数意見封殺する言論展開を躊躇いませんでした。その尻尾がまだ残っているんだなあと、個人的にわりと感動したところです(褒めてません)。

アジェンダ設定のような能動行為は「客観的観察者であること」を大きく損ねますから、それをジャーナリズム重要役割とすることには拒絶ないし躊躇があるのが当然でしょう。日本以外のすべての国で「政治的アジェンダを設定すること」への重要認識が低いのはそのためです。

「人々が意見を表明できるようにする」をきわめて重要/とても重要役割とする回答が少ない

この「人々が意見を表明できるようにする」の原文は "Let people express their views” なので、「人々の意見を表明するツールとして自分たちメディアを使わせる」というニュアンスも含まれます世論を醸成し政策アジェンダ設定が重要と考えているくせに、いや、だからこそかもしれませんが、実際の「人々」の意見を汲み上げて報じることにはあまり重要性を感じていないわけです。120年前と同じように、「自分たちが良いと思う世論を作る」という意識なのだとすれば、そうでないさまざまな意見の表明はあまり好まないのも不思議ではありませんね。

政治リーダー監視と精査」 「時事問題分析提供」 「人々の政治的決定に必要情報提供」については、それらへの重要認識が高いこと単体に違和感はないし、しっかり頑張っていただきたいものですが、「事実ありのままに伝える」「客観的観察者」などを差し置いてそれ以上に重要と感じていることには強い嫌悪を覚えます

特に、「政策アジェンダを設定するのは自分たち重要仕事」とこれら3点がセットになっているのを見ると、吐き気すら催します。

たくさんのご意見に対して

全部に対応するのは無理ですが、いくつか類型化して主な反応にお答えしてみます

日本だけ異様というのはおかしい。各国それぞれなのでは?

はい。「お国柄はあるものの」と書いているとおり、この回答には各国それぞれのジャーナリズム歴史がほんのりと現れていて興味深いものです。大雑把に言うと、

という感じでしょうか。

それでも日本を敢えて「異様」と書いている理由は、この調査で「事実ありのままに伝える」トップにならない』の異常性です。

この項目は、ジャーナリズムを体系的に学んだ者なら誰でも気づく、他の約20の項目とは完全に異質の質問です。他の項目は「お国柄が出ますね」で済むけれど、この項目だけは別格です。

いわば、「あなたジャーナリストとして最も基本的動作を正しく重要視していますか?」とほぼ同じ意味の項目です。

無理やり喩えて言えばこの項目は、プロスポーツ選手

あなたにとって『勝つこと』は重要ですか?」

と問うような質問なのです。

「勝つことだけが重要ではない」「ほかに大切なことがある」という選手はいるでしょうけれど、「勝つことの重要性はあまり高くない」と答える選手はかなり少ないでしょう。そう答える選手が1/3も存在するチームを応援する気にはならないし、スポンサーになる気にもトトを買う気にもならないですよね。ほかにどんなに重要と思うことがあったとしても、実際に勝てないとしても、プロスポーツ選手である以上は「勝つことは大切」と思っていて欲しいじゃないですか。

まともなジャーナリズム教育を受けた人であれば誰でも、「事実ありのままに伝えることはジャーナリズムジャーナリズムであるための最も重要要件」と学びます

別の言い方で「ファクトとオピニオンを明確に区別せよ」とも言います

たとえば、40年ほど前に私が専攻していたジャーナリズム学科ジャーナリズム研究と並行してジャーナリスト実務者養成の要素が強く、1年間ずっと報道文の宿題を提出して「この表現客観的でない」「ここはファクトにオピニオンが混じっているからオピニオンを削れ。さもなくば明確に分けろ」と重箱の隅をつつかれ再提出させられ続けるという地獄のような講義がありました。

そういった養成訓練を受けた人なら、あとからどんな思想政治的干渉を受けたとしても「事実ありのままに伝えることはジャーナリストの最も重要仕事」という考えが覆ることはまずありません。だから、中露ですらこの項目はトップになるのです。

日本人にアンケートを答えさせると5段階の5をめったにつけないか・・・」という擁護も来ましたが、今回の表は4と5を合わせて集計したものですからその影響は小さく、現にたとえば「政治リーダー監視精査する」は堂々90%を超えていますから、その考慮必要ないでしょう。ていうかそもそも、仮にそうだったとしてもほとんど条件反射で「5」と回答して欲しい質問なわけですよこの項目は。日本ジャーナリストの1/3が、建前としてすらも「極めて重要/とても重要』と答えない。これは嘘吐きかどうかとはぜんぜん別の「恐怖」です。

そういう思いから、日本ジャーナリズムを「異様」と書きました。

残り35%は「事実かどうかはどうでもいい」「嘘を書いてもいい」と思っているんだな

それは情報誤読です。「事実ありのままに伝える」を重要と思っている度合いの相対的に弱い人が35%いるというだけです。その人たちが日常的に嘘を書いているというわけでもないし、逆に、重要と思っている人が嘘を書かないというわけでもありません。

・・・まあそうは言っても、たとえば「自分が伝えたいことや自分の設定したいアジェンダにとって都合の悪い事実があったときの行動」は違うだろうと容易に想像できますから、信用問題ではありますね。

日本ジャーナリストの65%が「事実ありのままに伝えるのは重要」と考えているなんて嘘っぱちだ。実際はもっと低いだろう》

それは情報誤読です。この調査は「あなた事実ありのままに伝えていますか」ではないので、ご希望の数値はここには表示されません。

米国の98%はただの厚顔無恥嘘吐き
欧米ジャーナリズムだってそんなに言うほど事実ありのままに伝えてなんかいないぞ

さきほどのプロスポーツ選手の喩えでいうと「勝つことが重要だ」と言いつつ練習サボり試合にもボロ負けする選手ですね。「勝つことが重要だ」という建前すら言わないで練習サボりボロ負けする選手よりはずっとマシだと、私は思います。まあ感じ方次第ですけど。

フェイクニュース日本よりも米国のほうが酷い

これは別のデータ等をもとに別に議論されるべきでしょう。もし感覚だけで言うなら、私はそうは感じていません。日本ジャーナリストには「ファクト」と「オピニオン」を厳密に分ける教育も訓練も不十分な人が多く、そのせいか、「ファクトのように読める部分にオピニオンが混じり込んでいる」というフェイクニュースではないけれどフェイクニュースよりもたちの悪い報道が多数見られます

読者・視聴者の側の問題もあるのではないか

現状の「原因」としては大きいと思います。ただ、読者や視聴者と異なりジャーナリストはそれを職業とする人々であり、現状への「責任」を同列に語るのは適切でないと考えています。原因と責任は別物です。

マスコミ左翼のすくつ
マスコミネトウヨの手先
マスコミ政府イヌ
マスコミ中韓下僕
マスコミ米帝下僕

ぜんぶ来ましたw どれも当たっていてどれも間違っているんだと思います

これらの評価罵倒)を言ってしまうのは、ご自分たちの考えと合致した世論喚起政策アジェンダを設定していく役割もっとからさまに言うと、ご自分たちにとって都合の良い機関紙としての役割ジャーナリズムに求めているからです。ジャーナリズム本来そのようなものではありません。「事実ありのままに伝える」を重視して「客観的観察者」の実践を続け「政策アジェンダを設定する」から遠ざかっていけば、ジャーナリズムがそういう評価対象になること自体もっと減るだろうと考えています

日本ジャーナリストが「報道自由度が低い」と言っているのと今回の表を見比べると興味深い

私もそう思います世界一般的ジャーナリストにとって「報道自由度が低い」とは「事実ありのままに伝えることや自由表現を阻まれる」を意味します。日本ジャーナリスト世界一般的ジャーナリストと異なり、自分たちによる政治アジェンダ設定や世論形成重要視している度合いが強いので、それを言いっぱなしにさせてくれず邪魔されたり反論されたりそのとおりに世論形成されなかったりするのを「報道自由度の低さ」と勘違いしていると思います

日本ジャーナリズム他国と異なり政治的中立性を求められているしその評価も高いから一概に日本ジャーナリズムが異質・粗悪というのはいかがなもの

これはいろんな考え方があるでしょうが、私は、「事実ありのままに伝える」というジャーナリズムというもの普遍的存在意義にかかわる話は、法律等の要請メディア運営指針に過ぎない「政治的中立性」と同列に語ることは全くできないと思っています。また、たとえば日本マスメディアがよくやる両論併記政治的中立性の名のもとに行われますが、科学的知見に基づくコンセンサスと大きく異なる異端論をいつまでもいつまでも書き続けるような形で現れることが少なくなく、「政治的中立性」はあまり褒められたものではないと思います

2022-10-11

anond:20221011125706

いや、俺は表現の自由戦士自認だけど、普通に他の件も守るよ。

青の人なんかも、結構そういうことやってるやろ。

 

まあ、マスコミプレゼンやってるような、報道の自由案件とは立場が違うがね。

マスコミのは、己が権力者側と認めないとこに本質があり、ずれている。

 

あとコミュニティがずれるから案件が飛び込んでくる頻度に差がでてくるね。

ツイッターやってるとどうしても、ツイフェミがメインの敵になるし、奴らはエロしか攻撃しないから。

2022-08-14

もし第三期安倍総理誕生していたらどうなっていたんだろうか

日本さら無法国家に突き進み、権力者庶民とは信じがたい格差が生まれ

友達企業は法を無視し好き勝手に金儲けができ

個人安倍友は安倍から税金横流しや、国有地格安販売してもらえ

年金ETFを買いあさるための費用になり、国民年金受給額はずっと下がり続け

消費税増税するも公務員給料になり、福祉予算は激下がりし名ばかり福祉になり国連人権団体が怒りくるい

報道の自由がなくなり、自民党が出す偏った情報けが日本中に広まり、その情報真実だと思う連中が安倍ちゃんスゴイしだし

ネットでは強めの規制が作られ、自民党に対する情報を流すのを禁止され、安倍賛美、野党批判貧乏批判ばかりなり

憲法改正し、現代生活ミスマッチが起き日本中で大混乱が起き、旧憲法に戻せ運動が起きるが鎮圧され

憲法の下で徴兵制法が作られ、徴兵が始まりから若者の姿が消え、街には中年と老人だけになり徴兵不況が始まり

北朝鮮からミサイルがよく飛んで来るようになり安倍ちゃん激怒して、なぜか中国宣戦布告戦争への道を突き進みだす

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん