はてなキーワード: マツキヨとは
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静岡駅周辺に住んでいるオレがオススメします。静岡駅周辺はとにかく住みやすいです。
静岡駅北側には静岡駅直結のショッピングセンターとして「パルシェ」「アスティ」が、駅から徒歩5分に松坂屋・パルコが、駅から徒歩10分くらいにショッピングモールの「セノバ」がある。さらに5分ほど歩けば伊勢丹もある。
商業施設に加え、呉服町商店街や両替町といった繁華街が広がっていて、普通の人が日常的に使う店の殆どがある。
強いこだわりが無い限り、これらの店があっても暮らせないということは無いでしょう。
もうちょっと活動範囲を広げれば家電量販店や家具の大型店、業務スーパー、県立美術館、広い公園、山、海とかあります。
スマホアプリで使えるレンタサイクルがあり15分70円で乗れるので、車や自転車が無くてもちょっとした遠出は可能。
北側の繁華街を抜けた先(駅から徒歩15分~20分くらい)と南側の住宅街(駅から徒歩10分以内)には、1LDKで宅配ボックスがついたアパートが7万円台で10候補以上ある。東京だと1つの区や市に2~3候補あるだけ。
3,000万円台で駅から徒歩10分50坪で角地とか普通にある。東京だと3,000万円台では多摩地区の駅から徒歩30分以上離れた30坪の土地とかになる。23区内にはなさそう。
アウトドアの趣味とか子育てとかで車を持つようになっても維持費は都心よりも安い。なぜなら車移動が一般的だから。
駐車場込みのアパートが大多数だし、駐車場代は月極で1万以下~2万円のところが多い。24時間1,000円台で止められるところとかある。
賃貸で暮らしている限り近隣住民との付き合いは東京並み。挨拶とかする程度。
家を買ったら町内会に入ったりするが、それはどこでも同じでしょう。
ライブのアンコールまで見てその日のうちに帰宅することが可能。
生理痛で腹が痛くて死にそうなんだけど、でもやっぱシンクロフィットは神だな。
シンクロフィットで出口に固めててもらった方が、お腹が冷えない気がする。気のせいかもしれないけど。
あと、シンクロフィットと吸水パンツの組み合わせにすると、少ない日はナプキンいらないし、
多い日もナプキンは吸水力重視の大きいのじゃなくて通気性優先で薄いのにできるから、
圧倒的に蒸れない。
今まで生理くるたびに湿疹ができて生理終わって一週間後にやっと治るような感じだったから、
ほぼ年の半分パンツの中に湿疹があったけど(おむつかぶれの赤ちゃんみたいだな)
いまは湿疹すらできない。
あとは紙箱販売さえやめてくれたらなあ。
あの紙箱を他の紙ゴミと一緒にリサイクルに出すのは気がひけるし、かといって燃えるゴミにしても見咎められそうだし。
パウチはマツキヨ系専売だから緊急に必要な時通販ですぐ届かないし。
どんどん大容量パックが作られるようになっているのは、ありがたいんだけどね。
店舗によってはお酒や食品も豊富に取り扱っており、処方箋なんかもやってたりして大変便利です。
ただひとつだけ大きな不満があります。些細な事かもしれませんが、毎回イラッとします。
内容はたいていレシート、クーポン、ポイント〇〇倍デーお知らせ、クーポン2、クーポン3....
全て長尺なため、折り曲げて渡されるせいかさらに厚みも増します。
ただ問題は大量の紙を渡される煩わしさだけに留まりません。大量の紙を印刷するのにはそれなりの時間を要します。
支払い後、延々と排出され続けるレシートを束ねる作業でレジ打ちの手は取られます。
ドラッグストアに、コンドームが。コンビニより種類が豊富そうというイメージでドラッグストアに行ったのが間違いだったのか、わざわざ車を出さずとも大人しくセコマに行けば良かったのかと悔やむくらいには、見つからないんである。
で検索している日本全国のコンドーム必要火急案件をお抱えの皆さま。
しかも12個入りが3パックまとまってるやつ、36回も使わんて。
で検索しても「広い店内ではなかなか見つかりませんよね。そんなときはネットで探すといいですよ」と密林へのリンクが貼られたアフィリエイトブログみたいななんやかやがヒットしてしまうのがめちゃくちゃ悔しい現代社会。
わたしはめちゃくちゃド今現在ドラッグストアでコンドームを探しているのだと。でもなんか店員さんに聞くのはちょっとアレかなと思って文殊の知恵を借りるべくググっているんですよと。色々種類があるだろうから実際に手に取って見てから買いたかったんですよと、通販でいいなら大人のおもちゃを買うときに同時に注文しとるから!!
話を戻そう。
なんでこんなにコンドームコンドーム言ってるかというと、このたび齢24にしてはじめて大人のおもちゃというやつを買ってみたのだけれど、衛生的に使用するためにはコンドームが必要だということになったから。ちなみにおもちゃを買ってみた理由は好奇心、あと定期的にする相手がいないから。
学生時代はなんだかんだ常に恋人がおり、でまあ彼らは揃いも揃ってきちんとした男の子たちであり、そういう行為に対してはとても慎重かつ素直な態度で挑んでおり、避妊についてはしっかりしていた。
なので特段こちらが予めコンドームを用意してはいどうぞこれ使ってね、というシチュエーションは一度もなかった。
あんなに薄ーい一枚のゴムなのに、実は機能やらサイズ等々こだわりを追求すると種類も豊富でお高いものもあるのだよと教えてもらったりした。
2人でする行為なのだから、なんだか費用負担を片方に半ば強くような状況が続いていることに申し訳なくなって、交際開始から数ヶ月経った頃わたしが買ってこようかと提案してみた。その時の彼の返答はこうであった。
「いや、俺サガミオリジナルの0.02Lサイズしか使わないから」
おおー(拍手)
でなんかその彼曰く、サガミオリジナル0.02Lサイズはどこでも売ってるわけではなく、ていうかまあサガミオリジナル0.02Lサイズに限らずどのコンドームでも店舗によって取り扱ってる品々に違いがあるので、だから俺は地元のマツキヨか大学近くのセブンでいつも買ってると教えてくれて、ふむふむとりんごジュースを飲みながら聞いていたような大学3年夏の雨の日。
確かにわたしもナプキンはロリエのしあわせ素肌超スリム多い日昼用22.5センチしか着けられんたちであり、帰省中に生理がきちゃったりしたときは母親にナプキンあるよと言われても「ごめんけどいつも使ってるやつ以外だと肌荒れ起こして結構つらいから買いに行くのに車出してほしい」みたいな感じでお願いしたりしてるわ。
したら、ああそうそう、女子はナプキンとか痛み止めとかで出費あるし、そこにコンドームまで買ってねってのは流石にね、コンドームなんておつりで買えちゃうような額でしょ、女子、毎月。ていうか、まあ、俺がしたいから、自分で買うよ、普通に(照れ笑い)
わー(拍手)
すごいですね、よくできた子ですよ本当に。まあ別れたんですけど。
てなわけで学生の頃のわたしは別れては付き合い別れては付き合いを繰り返すような、本当にだらしなく、どうしようもなく鬱屈とした、限りなく適当な人間だったにも関わらず、その度に巡り合う男の子たちというのがまあ本当にしっかりした子たちで(涙)
みんな本当にありがとう(涙)
だがそれゆえ、ゆえに、
〜そして数年後〜
仕事に忙殺される悲しき社畜がまた一人この現代日本に産み落とされました……。
つらい!仕事がつらすぎてなんか気がついたら数年経ってた!セッ久はおろかキスすら誰とも何年もしてないしなんなら恋人がほしいとかほしくないとかそういう感情が、ないよ!そんなことより仕事が!終わらないよ!
まじ、まじ何度大通公園の噴水に社用ケータイを沈めようかと思ったことか。プラダを着た悪魔のアン・ハサウェイよろしくピーピーうるさい機械を投げ捨て、颯爽とヒールを鳴らして歩けたらよかったのに。この街にそびえ立つのはエッフェル塔ではなくさっぽろ時計台。上司がメリル・ストリープでも許せない。
赤井秀一が引き金を引くことに比べたらわたしの仕事なんて容易いと、煉獄さんの燃える命に比べればこんな毎日は造作もないはずだと、三体世界は滅亡と再生を繰り返しているんだぞと、アッシュと英二の運命に比べればこんな日々なんて。
そう己に言い聞かせ、何度大通公園のベンチで涙を拭ったことか……。
話を戻します。
優しき恋人にコンドームを用意してもらっていた女の子は、現代社会の悲しき歯車となりコンドームなぞとは縁遠い日々を送っておりました。大体3年くらい。
3年間もしなかったのかー。改めて数字にしてみるとなんだか、感慨深いですね。全然深くない、潮干狩りができるくらいには浅い。そういえば今年は北海道のアサリが高騰しているらしいですね。
1〜2年目は本当に、そういう欲求も消え失せて、同期の男子とかはえっちなビデオを見ても一人でする気すら起きず「もはや映画感覚で全編見てる。大盛り上がりのところよりも前後のドラマを充実させてほしい」などと言っていた。思わず自分のことは棚に上げてお前さん大丈夫かと聞いてしまったよね。あんまり大丈夫じゃなさそう。
でも3年も仕事してみると、なんだか不思議なことに、ちょっとだけ余裕が出てくるんですよね。余裕っつーか、いや全然毎日焦ってるんだけど、なんか違うことをしたくなる。
そりゃ毎日毎月毎年ずーーーっと仕事ばっかりしてたら、もう、おかしくなってしまうよ。
あーなんか、25くらいから結婚とか意識しだすのはこういうことなのかなー。お金を稼ぐこと、仕事をすること、日々を続けることに意味を持ちたくなるもんなのかなー。みたいな。
でもなんか、わたしは結婚を考えたことがないので異性のパートナーがいないことに急もないというか。
見込みもないし、わたしが全国転勤なので遠距離だし、てか想いを伝えてすらないし、なんか毎日LINEしてるだけでもう十分で…(照れ)
ますますコンドームから遠ざかる生活!どんどんかかる拍車!みたいな。
で、もー。なんか、こう、ムラっとくるときはあるわけで。
でなんか「あー今ここにあれがあってあーしてこーしたらこーなのになー」みたいな妄想とかもあって。
で、探す。とりあえず薬局コーナーから探してみる。絆創膏とか体温計とか。ない。
髭剃りとかワックスとかの男性向け化粧品コーナー。ない。あれ…あれれ……。
ナプキンコーナー。あった、けど、12個入り3パックおまとめのやっすいやつしか選択肢がない。 あれれ。なんか、もっと色々、サイズとかパッケージとか薄さとかサガミオリジナル0.02Lサイズとか。
〜冒頭に戻る〜
あっちゃー。まじでなかった、仕方なく買ってきたけどどうするよこの36個のコンドーム。使用期限とかあんのかな、とパッケージをすみずみじろじろ。2026.03。
あるんだ、そしてあるわりに意外と長い。
あと4年かー。おっけ、使いきれそう!
にしても何というか、コンドームを探し回って店内をぐるぐるしている間思い出したのは過去わたしと交際してくださった男の子たちのことであり、なんちゅか、いいようのないありがたみを数年経ってからじんと感じる不思議さ。
きっと彼らは彼らなりに、コンドーム一箱買うにしても恋人との心地いい時間やよりよい経験を得んがためにきっといろんなお店を探したりネットで評判を見てみたりして。探究心の具現化たるコンドームをリュックに忍ばせて、わたしのもとを訪れてくれていたのだなあと。
あの頃のわたしはコンドームなんて初歩的マナーのひとつじゃろうがと火を吹いていた時期もあったのだけれど。も、なんていうか、あーあの頃はごめんね、そんでありがとうねって、思ったわけよ。
避妊は大事だし性病予防も大事だし、それはもちろん妊娠というリスクを全背負いすることになる女性にとってもだけど、2人ですることなんだから、どっちかがってことはなく、女子も男子も、コンドーム。大事なんであるわけ。
全部任せっきりにしてたなって、数年前の自分、反省。優しい男の子だなって思ってたけど、それは相対的な話であって、もしかしたらわたしが優しくない女の子だったのかなーて。まじ、反省。
コンドーム売り場くらい、把握しなきゃなて、思ったわけよ。
しんみりしたところでアレなんですけど、多分これ、最初にドンキに行けば全部秒で解決した。
でもドンキでえっちグッズを買うのはドンキというよろず屋怪物ストアに負けて気がして嫌なので(ていうか別にコンドームはえっちグッズじゃなくて衛生用品だと思ってるけど!!!)これからは配属地でコンドーム各種取り揃えドラッグストアを探し出すことに精を出します。
https://togetter.com/li/1843557
童顔なせいもあってか、年男にして30代に見られることがほぼないため、自分が実践していることをあげてみる。
結局口周りのトラブルの原因はほとんどひげ剃りによる乾燥・肌荒れなのである。
将来ひげが要らないなら、まずひげ剃りの手間を無くすのが時間のないおっさんには一番効果的。
自分の場合は池袋のクリニックで10回くらい医療レーザー当てたら青ひげが解消した。
基本的にネットで入手できるし、忙しいおっさんはなんかごちゃごちゃ塗るよりサプリ飲んで内面から改善したほうが続くと思う。
→幸い、いまのところハゲてない。髪のボリュームダウンも老けて見える一因である。
→L-システインは飲みすぎると白髪の原因になるため、本来の規定量の2/3飲んでる。
→(はてなーが嫌いな)DHCのタイムリリースタイプを飲んでいる。白髪にも良いと言われている。
→亜鉛が髪と下半身にめっちゃ効く、まじで精液増えてビビる。たぶん便通にも良い。
→マツキヨに売ってる。風呂上がりと出かける前に顔から首にかけて塗る。
個人的に塗るのはこれだけで良いと思う。
採点基準とかわかんねーけど、政府・行政が言ってたことを守ってるかどうかで考えてみるか。
政府の犬みたいで良くないかもしれんけど、個人の倫理観よりはマシだろう。
・スーパー
食料調達。平日午前の空いてる時間を狙い、平均3日に1回買い物。滞在時間30-50分。マルエツとかね。
・マツキヨ
小池都知事が「毎日の買い物を3日に1回程度に」とか呼びかけてたし、3日に1回ならセーフ。減点なしだと思う。
滞在時間長くない?とは言われるかもな。
・美容院
難しいとこだなー。
イギリスでボリス・ジョンソンがロックダウンを唱えたときに自分は散髪してたのが叩かれてたの思い出した。減点にはなっちゃう?
日本で散髪行くなって呼びかけられたのは見たことないからセーフかもしれんけど。
でも無理だよな~。男はともかく、家で女性の髪をメンテするの。
・近所の公園
広いので密はありえない。気分転換に4日に1回くらい歩く。
「屋外で距離を取って運動」は政府・行政・メディアが推奨してた気がするしセーフっぽい。
マスク外してたら減点かもな。
・病院
持病があるのでひと月に3回ほど通院。正直これが一番リスク感じる。
受診控えが問題視されるくらいだし、通院するのは推奨されてると思う。これNGって言う奴がいたら「お前は持病がなくていいなァ~~」って煽りたくなるけどね。
とはいえ怖いよねー。自分も定期的に大学病院に通院してんだけどビビってる。
過激な自粛マンに言わせたら「自分が外出するのではなく、仕事に旦那に買い物してきてもらえば」とかはあるかもしれねーけど、事実上無理だろうしなー。
https://www.buzzfeed.com/jp/reonahisamatsu/sanitary
子供の「生理の貧困」は解決すべきだが、大人がこぞって「生理にはものすごく金がかかる」とツイートするのは正直わからん。元ツイにあるナプキンと痛み止めとサニタリーショーツの1回あたりの値段を計算するとこうだ↓
・初日~3日目が「多い日」、4日目~7日目が「少ない日」とする
・ナプキンの使用枚数は合計30枚とする(平均枚数の20~25枚よりも多い)
内訳↓
・4日目~6日目夜……多い日の夜用1枚(合計3枚)
・4日目~7日目昼……昼用3枚(合計12枚)
ロリエ朝までブロック340特に多い夜用16枚……327円(約5回分)
エリス新・素肌感290多い日の夜用20枚……251円(6回分)
エリス素肌のきもち多い昼用羽つき22枚……305円(1.8回分)
ソフィボディフィットふつうの日用羽つき44枚……288円(約3.5回分)
生理1回あたりのナプキン費用はおよそ65.4+41.9+170+83=360円
・痛み止め……マツキヨでロキソニンSプレミアム24錠が1298円。生理1日前~3日目の4日間に1日2錠を飲むなら、1回あたりの値段は433円。イブA60錠812円なら120円
・サニタリーショーツ……3枚組で1000円から。1枚あたり100回履いたら寿命として、履くのは月に数回だから3年は持つ。月あたり40円弱。血が付いたら厄介だが、洗えば履ける場合が多い
もう1回聞くが、生理用品ってそんなに金がかかるのか?ナプキンだけなら牛丼並盛と同程度、ビッグマックよりも安い。正直言って、「数百円」じゃないか?
元記事のツイ主は生理に年間4万円かかるらしいが、ピル代や診察代が大きそうだ。でも日本のピル普及率に鑑みれば年間4万円もの出費はレアケースじゃないか?無論、レアケースなら切り捨てていいわけじゃない。でも女性みんなが年間4万円使うわけじゃないよな?ツイッターじゃ月に400円~800円程度のサイレントマジョリティーが見えないだけか?
あれこれ忙しく、どこかに書かずにはいられなくなってしまったので増田に。
昨日の朝、一緒に住んでいる恋人が早朝からおなかがいたいと言った。
もともと良性の腫瘍があり、年に2回ほど経過観察のため病院に行っていた。痛みの位置的にも腫瘍がわるさをしている可能性が高く、はやめに診てもらったほうがいいと考えてかかっていた病院の救急外来へ電話。
当直の先生へ病状を伝えたところ、やはり腫瘍が原因になっている可能性が高いとのこと。いつ来てもいいと言われ、簡単に支度をしてタクシーで病院へ。
診察前に熱をはかりにきた看護師さんにお友達ですか? と聞かれてパートナーですと答えた。家を出る前に関係を聞かれたらなんて言えばいいの? なんて話していたのが役立つ瞬間だった。
診察中は待合室のベンチで待機。MRIをすませた段階で、痛み止めの点滴を打たれている恋人のところに通してもらえる。パートナーと伝えていたのがよかったらしく、全体通して家族扱いしてもらえていた。外科の先生がきて、病状の説明。やはり問題の腫瘍が原因とわかる。
今日手術してしまうのがよいそうで、そのまま手術の説明をうける。日曜に手術、水曜まで入院の三泊四日の予定だそうだ。また、コロナ禍のために面会ができなくなっているとのこと。腹腔鏡手術担当の先生は説明がていねいで感じがよく、好印象だった。入院の準備と手術の準備をするのでと言われ、そのまま二人でしばらく待機。朝からなにも食べていなくていいかげんおなかがすいたので、長丁場になったときのために持ってきていた焼き菓子を食べた。おいしい。
その間に恋人は家族に連絡していた。コロナ禍のこともあってわたしはまだ恋人のご両親にお会いしたことがなかったけれど、恋人伝いでお母さまとLINEを交換し、はじめて直接連絡をとる。優しい言葉が返ってきて一安心…。
手術に関する書類はわたしだけ窓口に呼ばれて記入をした。無料の病室の都合がつかないらしく、室料がかかると言われて同意書を書くよう案内される。インターネットでつけた知識をもとに、病院都合の部屋の変更は料金がかからないと聞いたことがあると思うんですが…と話すと、無料のお部屋をご本人も強くご希望ということですね? と念押しされてしまった。こわい。窓口のかたが先生に確認しますと下がっている間に恋人にこういうことになってますと連絡。正直、手術をしてもらう時点でこちらは命を握られているに近いわけで、軽い気持ちのネゴシエーションがおおごとっぽくなると入院中の待遇がわるくなったらどうしよう、などと心配になってしまう…(とはいえ病院の方は皆さんとても親切でていねいでした)。
戻ってきた窓口のかたによると、火曜までは有料の部屋が無料で使えるが、最後の一泊については無料の部屋があかない場合交渉が必要とのこと。わたしは仕事があり、面会もできないのでおそらく入院患者本人に交渉しろということだろう。入院の必要な人間にそんなめんどうなことをさせるのか…? というきもちでいっぱいだったけれど、これ以上めんどうを起こしたくなく、その条件をのんでしまった。窓口のかたが室料についての新しい同意書を持ってきたので、それにサインする。文言が変わっていて、系列の病院に移動させられても文句を言いませんみたいな内容になっていた。すごく不安だったけれどサインをしてしまう。
恋人のもとにもどって、室料の件をかんたんに話した。退院するまで部屋の件は不安だしよくないことが起こらないといいなと思っている…。べつにお金に困っているわけではないんだし、払ってしまったほうがよかったのかなあ。
しばらく待って、病棟に移動することになる。待ち時間、恋人はすこし寝ていた。わたしも気疲れしてしまってベッドの柵にもたれて目を閉じていた。
移動までの間、面会できないので、ナースステーションまでですと念を押された。恋人が病室へ連れていかれてしまうのを見送って、ナースステーション横のソファで待つ。すこし前におなじようなかんじで手術と入院をした友人に役に立った持ちものを聞いたり、自分でもあれこれ体験記を読んだりしてこのあとの荷造りのことを考えていた。
看護師さんが来て、もうすぐ手術ができるがいまはまだ時間がわからないこと、もう面会ができないので帰ったほうがよいことを伝えに来た。うすうすわかっていたけれど、もう退院まで恋人の顔を見ることはできないらしい。ここでお別れです、という時間を1分でもつくってもらえたら最後に手を握ったりなんか話したりできたのにな、というきもち。病棟へ移動した際に預かったままになっていた恋人の荷物を看護師さんに渡して、荷造り&買い物のために病院を出る。
恋人の通っていた病院は、比較的家からも通いやすいところで、今回それが助かったなとおもいながらユニクロと無印良品、成城石井、マツキヨに行く。途中おなかがすいてしまってたまごサンドを買って食べた。
あってよかったものリスト、いろいろ見ているとジャムやふりかけがあげられていることがおおかった。恋人はお菓子やジャムをふだん食べないので、いろいろ迷ったけれど三島食品の紅鮭菜飯を買う。
ちょこちょこ連絡事項をやり取りしていた恋人に手術内容について聞かれて、返信しながら恋人もいろいろそれどころじゃないのかも、とあらためておもった。わたしが同席していられてよかった。
買い物でスマホから目を離している一瞬のうちに恋人は手術室にはいってしまったようだった。買い物をすすめながら、わたしは手術が完了したあと連絡をもらえるのだろうか、と急に不安になる。そもそも手術って家族が手術室の前で祈りながら待つようなイメージだった。今回は面会ができないのでそれができないことはまあわかっているし、荷物を持ってくるためには帰ってこないと電車もなくなってしまうから、一度帰宅する必要はあった。ここでようやく腹腔鏡手術の所要時間を調べる。持ちもののことばかり考えていた。
買い物をすませて家に帰り、iPhoneの着信音を最大にする。
荷物を準備していると、ちょうど手術開始から2時間弱のタイミングで電話が鳴った。手術は無事終了、とくに合併症などもなく予定通りに終わったとのこと。恋人は麻酔で寝ていて、連絡がつくまでまだかかるそうだ。電話を終えて、恋人のお母さまにも連絡する。はじめ恋人はお母さまに、わたしへ連絡先を教えておいてと言われたときに電話番号を伝えてくれようとしたのだけれど、LINEにしておいてよかったとおもった。既読がすぐについて、しばらくして返信がある。とても安心したことや、わたしや病院の先生へのお礼など。
わたしはいまたしかに恋人と生活をしていて、おたがいがおたがいのいちばんの関係者だとおもっている。籍を入れることはできないけれど、指輪の交換もした。けれど、わたしという存在によって、恋人のお母さまは手術の結果をいちばんに聞くことができなくなってしまったんだ、とおもうと、わたしが恋人をとってしまったような気がした。
荷造りをすませてふたたび病院に向かうころには、通常の面会時間はすでに終了していた。守衛さんに伝えて手続きをおこない、ふたたびナースステーションへ向かう。
看護師さんに荷物を渡すと、荷物を渡しがてらとくに持って帰ってもらうものはないか恋人に聞いてもらえた。わたしはそこですでに恋人が目を覚ましていたことを知ることになる。恋人の病室はナースステーションからいちばんちかいのに、恋人の病室に出入りする看護師さんを黙って見ることしかできない。毎日一緒に寝起きしているのに、いまは恋人が起きているかどうかも他人に聞くまでわからないのがむしょうに悲しくて、泣きながら病院を出た。
最寄り駅にふたたび帰り着くころにはすでに22時をまわっていて、どうしようか迷ったけれど松屋で夕食をとって23時には寝た。わたしは寝付きがいいほうではないので一人寝はかえってねむれるかも、とおもっていたけれどねむりは浅く、病院に行く夢や恋人と過ごす夢ばかり見た。
日付変わって今日、恋人はまだ具合がよいとはいえない状態のようだけれど、連絡はとれている。このままなにごともなく病院を出て、しばらくはつらいだろうけれど、ゆっくり回復できればいいなとおもっている。
不安なのかさみしいのかわからないけれど、誰かに話したくてしょうがないし、けれどおなじ温度感で問題を共有できそうなひとがいないのがしんどい。昨日から泣いてばかりいる。
恋人にはさみしくて毎日泥酔しているかも、なんて軽口をたたいたけれど、いまは夜ごはんになにを食べたらいいかよくわからない。