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はてなキーワード: そうかもしれないとは

2024-01-30

anond:20240130224246

からなくもないけど、自分は今回のことに関しては、そんなふうに思えるにはまだまだ早いかなって気持ち

すでに完結した作品しかない状態自然死ではそうかもしれないけど

まだ出力されてない、その人自身も表に出したいと思っていたその人の世界がこの現実に登場する機会が突然永遠に失われたわけで、やっぱりつらいよ

死ぬほどのことじゃなかった、かどうかはわかんない

人のことなんてわかんない。これが全ての出発点なんだ。死ぬほどのことではなかった、そう?それはどうかはわからんよね。同感。

でも、まあ、だとして、『死ぬほどのことじゃなかった』と言っている人の口をふさぐようなこともできない。その人はそう思っているのだから堂々巡りだね。何も進展しない。ただ現実がそこにあるだけ。

だったら、私はどうすればいいのだろう。私は何も言いません、何にも関わりません、というスタンス粛々と守っていくということになるのだろうか。虚しくないですか?虚しいよ。でもこれが最も平和的な解決ひとつではある気がする。いや何もしないだけじゃん。そうかもしれない

人の行動に何か言うことが躊躇われる。いちいち気にしてしまう。大丈夫かな?迷惑じゃないかな?不快に思われないかな?と考えてしまう。人のことがわかんないな。

そんなもんTPOPだよ。時と場所場合と、人(パーソナリティ)によるんだよ、ってのも思う。労いとか祝福とか励ましの言葉とかなんの意味も持たない軽口冗談くだらない笑い、いっぱいあんじゃん。場面場面で人を有効的にプラスにする言葉もあるんだよ。だからコミュニケーションってのは楽しいの。うまくいけばね。

でもうまくいかないケースが多いんだよね。多すぎる。思っているよりもはるかに多いよ。ぜんぜんうまくいかない。他人言葉をかけるのってむずかしいんだよ。いろいろ。タイミングやら内容やら。私たちはいつも主観をもって誰かにコンタクトする、その時に発生する未知の世界への分岐がある。その分岐を想定してんのか?後戻りはできないよ?保留するなら今しかないぜ?

からこうして日記にボソボソと独り言しかないんですな。まったく。この意気地なしは。

2024-01-29

anond:20240129162047

これ人事面接だとそうかもしれないけど、エンジニア同士の面接だと「こういう仕事がやりたいと思ってて~」「あー、じゃあこういう仕事よりこういうポジションの方が良い?うちのチームそういうのもやってるけど」みたいに普通に志望動機仕事内容の擦り合わせしたりするし、そのために聞いてる

2024-01-26

anond:20240126112204

なるほどそうかもしれない、それなら君自身が渾身のチキンライスを作って振る舞うべきなのだ

ポークライス派が改心するほどの力作を待っているぞ

anond:20240126131247

youtubeとかヤフコメとか他の動画楽曲提供者についてわざわざ誰?とか知らないとか言って知名度比較して対象者本人を上げようとする人たくさんいるけど見たことないか

まああれはファンではないといえばそうかもしれない

通りすがりの人だったのかもしれないね

2024-01-21

anond:20240121142848

そうかもしれないけど自分子供扱いされるのがわりと好きだから単に付き合ってる段階であれば問題ない

ただしこの先真面目な話が出てきたら難しいかもね

2024-01-18

anond:20211221212647

>男女って結局どっちも性的搾取し合うのが本能じゃないの

本能ではそうかもしれないが実際の性犯罪率の差を見るとね

男女が平等搾取しあっているのであれば、保育士の男女比と児童に性暴行した保育士の男女比は同一であるはずだが何故か逆転している

2024-01-17

anond:20240117021739

言葉の綾かもしれないけど「ロックダウンは何も効果がない」は違うでしょ。

1. ロックダウンしようがしまいが、感染者数はまったく変わらない

2. 全員が家に閉じこもれば当然効果は高いが、現実にはそうはいかないので残念ながら効果が薄い

3. ロックダウンしなくてもほとんどの人は感染を恐れて出歩かないので、敢えて自由制限するのは法的・人権的な問題のほうが大きい

1.を信じてるならそれはもう陰謀論レベルで、意見の一致は見ないだろう。

2.ならまだ理解できるが、ロックダウンしてもなお入院満床になってそのせいで死者が出たとすれば、ロックダウンしなければずっと多くの死者を出すことになる。

3.ならわかる。特にコロナ禍初期の日本では、効果の大小で言えばそうかもしれないね。それでも、「ロックダウンは何も効果がない」というのは違う。

(追記)

4. ロックダウン自体効果はあるが、経済的損失と天秤にかければ、やるべきでない

というのも、理解できる。元増田引用したアメリカ記事もそういう意味だろう。これは価値観問題なので、そう考える人が多いなら、似たような感染症がまた来たときに教訓が活かされるかもしれないね

2024-01-16

anond:20240116111843

早速のトラバありがとうございます! あぁ、そうかもしれないですね。それも除外に入れておくべきでした。

2024-01-15

anond:20240115151905

そうかもしれないけど、うまくなりたい。

自分だけイキ狂わされるので主導権を握れないのが嫌だ。

2024-01-13

anond:20240113125244

スターレイル戦闘での性能意識して引かないと厳しいコンテンツ結構増えてきてない?

混沌記憶12とか、黄金機械の難題12とかそういうやつ

報酬あるとはいえやらなくてもいいだろって言われたらそうかもしれないけど

2024-01-12

婚活で僕が得た悪影響

最初婚活は楽しかった。

 

例えば、普段出会えない人に会える。

普段お目にかかれない職種女性特に専門職の方と話すのはとても楽しかった。

看護師の方、法律職の方、学校教員の方、もちろん、そうでない方だって話すのは楽しかった。

そんな人と美術館へ行ったり、普段は行けない特別公開の場所へ予約して行ったり、

少し高めなレストランへ予約して行ったり、そんなことは一人ではできないことが婚活だとできた。

希に不愉快だと感じちゃう相手にも出会ったりはしたけれど…。

 

結婚とか結婚生活の話もできる。

職場女性同僚とそんな話はできないからな(当たり前だけど)。

 

でも、その出会いは「婚活」だから自分アピールする必要がある。

婚活デートは男がリードする、デート代は男が払うか多めに負担する、それが普通だ。

それをしたほうが、明らかに女性からの受けが良かった。結婚相談所なら尚更そうだ(というか常識?)

ネット記事書籍を見ても、大体そうだ。

 

ちょうど給料のよい勤務先に転職でき、年収は一応同年代の平均・中央値を超えた値だったから、それも女性側の食いつきがよかった。

自分に自信もあったし。 

それが男らしさだと思って、デート代は全額自分が支払ったし、良いお店に連れて行ったし、

デートプランは毎回全部自分が立てた。

 

女性は基本受け身で、男からアプローチを待つ姿勢だ。

面倒だと思いながらも、それが「婚活普通」だと思いながら、グルメ雑誌むちゃくちゃ調べてた。

 

それが何で悪影響だったのかだけど、

ぶっちゃけ自分を大きく見せる癖がついてしまったんだと思う。

金を惜しまなければ、普段は食べれないオシャレなレストランに行けて、夜景が見れて、そんなのを奢られたら誰だって気分は良い。

だけど、それは収入というか、お金の力で買ったお店が良かったのであって、僕個人の魅力ではない。

詐欺師」とまではいかないけど、虚飾には違いない。

しかも、結婚したら、そんなキラキラした生活なんてできないはずだ。

 

もう一つの悪影響は、相手女性お金目当てなんだな、と思うことが増えたこと。

明らかに男を稼ぎで判断しているな?という女性も実際いるけど、

年収婚活の最重要アピール項目だから(男の場合は)、出さないわけにはいかない。

そうすると、お金につられて寄ってくる人が来るし、そうでなくても「お金しか見てないんだな」と思うことが増えた。

 

結婚相手に求めることは、一緒にいて安心できること、そんな関係性を構築できること、尊重できること、そんなの。

僕も相手に対して安心できる環境を作りたいと思ってる。

でも、婚活って(マッチングアプリ特に)、自分を偽って大きく見せないと成功しないんじゃないか

それで、将来長く続ける関係を築けるんだろうか。

結婚相談所だって

 

 

と、↓のXを見て思った次第だ。

https://twitter.com/kazakura_22/status/1745275953906163837

 

特にこれはそうだなと思った。

男性は暗い感情とともに「詐欺師」によらないと、戦えない事を理解する

結果、嘘が更に横行する”

 

 

追記

“大きくすると食いつきがよくなるんじゃなくて、大きくしないとそもそも会う事すらできないっていう話ではあるのでねぇ。デフォルトが虚飾になる側面はあるんだよなぁ。”

このブコメはその通りだと思った(というか自分言葉選びが下手だったかもしれん)。

そもそも虚飾をしないと会うまでに至らないんだよね。徐々に素をだしていくのも、そうかもしれないけど。

2024-01-11

ご飯作りたい人と食べたい人のドラマTwitterで何回かアップされた当初はそこそこ楽しく見てたんだけど、結局恋愛かとなってしまってがっくりした。

最初から恋愛物ですってして見てたら多分なんのことはなかった。でもそこには女性たちだから恋愛物にならないだろうという先入観があったと言えばそうかもしれない

anond:20240111005118

就活とき自分以外でその会社受けてたのって

エントリーシート空欄ばっかで出しちゃう

面接日時の調整メール送れない、メール敬語使えない

短所は?って聞かれて遅刻します!長所は?って聞かれて特にないです!って答えちゃう

そんな人ばっかりだったよ

地元のパッとしない私大から来てる人が多かったか

こんなん大手面接ではなかなかいないじゃん?

自分ADHDASD傾向が強いんだけど、常識として流石にそれぐらいは対応できる

から面接評価してもらえたんだと思う

それを学歴のおかげって言うならまあそうかもしれないね、

ずっと勉強してきて常識のある人と接してきたからできることかもしれないし

2024-01-07

anond:20240107165533

そうかもしれない

けど爺さん婆さんになっても異性は好きなものだよ

介護職するとわかる

2024-01-01

anond:20240101083701

この手の話になると、女は下手でも将棋で食えていいよなあ、という意見が出てくる。それはまあそう。日本野球メジャーリーグみたいなもので、需要というかお金を出す人がいるか、の問題なのだと思う。

女流棋士ルート存在がそこそこの人にはある種の逃げ道になってるのはそうかもしれないが、トップ層にとっては家庭と仕事の両立みたいに思える。ワンオペ家事育児プラス総合職フルタイム、みたいな。

里見奨励会に専念しようとしたときタイトル戦のスポンサーから圧力でかなわなかったという記事を見た。編入試験資格を取得する時点で女流棋戦も勝ち進んでさら一般棋戦も勝ち進んでいる状態から男性トップより過密日程になる。

問題点があるとすれば、更に上を目指したい人を支援する制度になればいいと思っている。

ソフトOSS

わざわざ OSS 実利のため選択していてそれで受益している状態と、OSS なので OSS 作法にのっとった行動せよ、は当然そうであるべきと思いつつ(受益の為の)ポジショントークなんだろうなと感じる面が強い。

批判はすれど)責任は求めていません、って話しも面白いよね、個人にはそうかもしれないけど話をそらしているだけにみえる。責任(というか責任をとっているであろう状態にする行動)は誰かに求めているように見えた。

OSS は単なる無料ソフトウェア以上について、 OSS無料でなくてよいと思うが、これは些末な問題

(他の方のブコメ通りサポートはしなくて良いし、コストなんだろうから OSSコードのみで良いのでは?)

しらんけど。

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.4/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221402

四つ目だ。(斗比主閲子さんが読んだら)ほっこりできる話を何点かしたい。

そこまで希少な体験をしたつもりはないが、この時はまだ20代後半である感受性は高かったはずだ。

F君が福祉課3年目の頃だった。人事異動職員が何人も代わって、施設グループ内でも経験年数が長くなっていた。彼より長いのは、最初の方で述べた性格キツイ女性のみだった。やはり性格ねじ曲がっていた。例えばF君が職場にあるコードレス電話にかかってきたのを取って、♀宛てに子機を渡そうとすると、手先を拒否的に振って嫌がっていた。

そうなると、F君は「仕方がない」という顔をして、相手方電話を折り返す約束をして♀に電話メモを渡したりしてた。日本人から、『穢れ』というやつを気にしていたのだろう。

この頃になると、F君も♀とだいぶ口論できるようになっていた。1年目の頃は、反論できなくなると、のらりくらりと躱したり、ハラスメント発言が出ると「待ってました!!」とばかりに悪態をついたり、後は会話を普通にスルーしていた。

この頃は、例えば……♀がキレて、「もう私に聞いてくるのやめにしたら? 必要なことでも今後はお前には教えん」みたいなことを言ったとする。そしたら、F君は「いいえ。相談に行きますので、その都度断ってください」と返した。

するとまた「もう来るなって言ったのわからへん?」となって、さらにF君は「その都度行きます。私の相談に答えるのは職員としての義務ですが、その義務を果たさな自由もありますから」と言ってた。メモに取ってるから間違いない。

うまいというか、ズルいというか。職場の慣習やルールと、自分相手課題というか、そういうのを見極めていたと思う。それで、♀はまたキレてしまって、「来るな!!」「いや行きます」の水掛け論になった。

♀「仕事ぐらいちゃんとやれや」

F「ちゃんとやってます

♀「嘘つくな」

F「やっています

♀「マジメにやってるように見えない。仕事はマジメにやらないといけないよね?」

F「答える意味のない質問です」

♀「なぜ?」

F「答えがひとつしかいからです」

♀「じゃー答えろや」

F「答えません。それは私が決めます

♀「……お前をフォローする側にもなれや。お前の後輩が働かんかったらどうする?」

 ※♀側の意見。F君は仕事のものちゃんとやっていた。はず。

F「その状態でも一応は認めます市民利益に関することはフォローします」

♀「認めるなや、そんな屑」

F「ところで、仕事というのはマジメにやらないといけないんですか?」

♀「どういうこと?」

F「別に、マジメにやらなくてもいいんじゃないですか」

♀「何を言ってるの、あなた正気?」

F「仕事ができなくても、別に死ぬわけでもないでしょう。北朝鮮ロシアだったら死ぬかもしれませんが。あと、その人が仕事をしなくても世の中は普通に回りますよね。仕事クオリティが低かったら文句を言われるでしょうが時間が経てば、世の中の評価基準クオリティが低い方にスライドしていきます……それで仕舞いです。恐縮ですけど、労働者仕事をマジメにこなさなくてはならない……まず、そういう基本的思考から疑わないといけないのでは?」

♀「職務専念義務って知ってるよね。さすがのあなたでも。公務員って、身を粉にして働かないといけないって地方自治法に書いてあるよね。民間とは違うの」

F「そんなの壮大な建て前でしょ。第一、それって特別権力関係理論(※)ですよね。すでに否定されています公務員サラリーマン一種であり、自治体雇用契約を結んでいる。その雇用契約の上に公法契約が乗っかってる。それが答えです」

特別権力関係・・・昔は、一般職公務員会社員とは法的に異なる存在だったらしい(法治主義原理適用排除されるべき存在)。今だと、行政法的には公務員民間会社員の仲間という扱いになってる。

「じゃあ、あんたは仕事しなくていいの?」

「いいえ、仕事ちゃんします。ただ、この世界には……仕事よりも大事なことだってたくさんあると思うんです」

♀「この、あっほっがあああぁっ!!!!」

F「ありがとうございます自分存在肯定されている気分です」

空気感としては、F君は別にここまでひどいことを思ってるわけじゃない。けど、♀の叱責のやり方があまり侮辱的で、彼は頭にきてるみたいな、そんな空気だった。

そして、またあの時みたいに、グループリーダーが「お前ら、うるさい!」と♀に怒鳴ったのだ……。その時だった、♀が急に過呼吸を起こしたみたいになって、その場に倒れ込んだ。苦しそうにもがいていて、F君も俺も、ほかの職員も駆け寄った。立ち上がることも難しい様子だった。

その場で救急車を呼ぼうと思ったが、「落ち着くまで待とう」というのが福祉課長グループリーダー判断だった。

一応はF君をフォローしておくが、彼は上のやり取りのような考え方は採用してない。断固として言える。普段仕事振りを見てたらわかる。あくまで、経済社会におけるひとつの考え方(ひろゆき番組で喋ってるみたいな……)に過ぎない。それが、彼も頭にきてたんだろうな……つい、ポロっと口に出てしまったのだ。

♀による日頃からの口撃に腹を据えかねていたのではないか。だから悪態をつくみたいにして、相手大事にしてそうな考えを、スズメハチの針でプチッと刺すみたいなことをしたんじゃないか。俺はそう思ってる。

こんなことを考えて彼に同意してる時点で、俺も公務員には向いてなかったのかもしれない。

それから一年後になるが、その先輩女性左遷された。2010年代が終わる頃で、世の中の動きはハラスメント撲滅に傾いていた。はてなブログとかでも、そういう方向性記事ランキングに上がることがあった。

結局、勤務中に差別的発言すらしていた♀は、上下水道局に異動になった。あそこは基本的に男しかいない。男性職員ばかり40人だったっけ? とにかく女性がいない部署だった。

こういうのは、人事からメッセージひとつだ。「あなたは間違ったことをした」というのと「嫌だったら辞めていい。むしろ辞めていただきたい」という二種類の。

かにも、辞めてほしい職員にはそういう人事異動を行う。1年単位での部署異動とか、逆に掃きだめみたいなキツイ部署10単位で張り付けなど、とにかくいろいろだ。介護家族がいる職員への遠隔地出向などもある。査定の低い職員は、60才になる年に再任用の届け出を出しても当局から拒否される。

ただ、あの♀については可哀そうだった面もあるよ。体質的感覚過敏とか、神経過敏みたいな症状があったのかもしれない。病気とかやってたのかもな。ストレスが溜まってたんだろう。

だって30代半ばだ。気持ちはわかる。けど、俺は勤務中にああい発言をする職員はやはり許せない。青臭い考えかもしれないが。



この頃になると、F君はそこまで悪質な人間ではないのでは? という考えが生まれていた。職員に対して態度が悪いところはあるが、企業や団体を含めた市民の方を向いて仕事をしていたし、結果も出ていた。

エピソード①》

まず例としては……この頃、大きな会議があって都内まで行ったことがあって、その帰りにF君と一緒に電車に乗っていた。で、都内ってやっぱりさ、半グレみたいのが多いじゃん。どこの市区かは地域差別につながるから伏せるけど。

その車両では、3人ほどの半グレみたいな連中が座席で大騒ぎしていた。酒を飲んでいた。アル中カラカラみたいにして。あれは新幹線で飲んでるからいいのだが、これは普通列車だ。

まりにうるさいから、ほかに乗っていた主に高校生らもビビっていた。それで、半グレもの1人が、「やってやるからな!」と大声を出したあたりで、F君が立ち上がって――別の車両の方に歩いて行った。

その途中で、目配せをしたんだよな。高校生らに。「この車両、離れろ」って感じで。で、女の子の方から前の車両に移っていった。いやあ、あれには参ったね。たまにはいいことするんだなって思った。俺には思いつかなかった。

半グレ風の男の1人は、気が付いたみたいだった。席を立つと、F君に近づいていって睨みつけた(さっき叫んでいた奴だ)。F君に視線を向けて、何十秒かバチバチとやりあった後で、元の席に帰って行った。途中、俺達が座っていた座席に痰唾を吐き出した。それも2回。

その後は俺達も前の車両に移った。それから何もなかった。無事に庁舎に帰ることができてよかった。

エピソード②》

あとは、高齢者に優しい。公務中に、道端とかで爺さん婆さんに話しかけられることがあったんだが、F君はきちんと対応していたよ。ちょっと話して去るとかじゃなく、じっくり話を聞いてた。五分以上になることもあったかな。親切丁寧だった。ほかの職員にもあれくらい丁寧に接してほしい。

年配とまではいかないが、俺が休日出勤警備員詰め所の前まで来た時、副市長とF君が一緒にいるのを見た。あの知性の鬼で知られる副市長が、F君と和やかな感じで雑談してたんだ。副市長カードキー探してるところに、サッと自分のを差し入れて扉を開けてた。それで、「副市長今日休日出勤なんすねwwwwww」みたいにふざけてた。

エピソード③》

あとは、なんだったかな。福祉事務所の仕事で、虐待を受けてる可能性がある市民保護施設に連れていく仕事があった。暴力沙汰になっても大丈夫なように、若い職員が中心になって家にお邪魔する――虐待者がいない時間帯を見計らって。今回は午前中だった。

古風な家屋だった。半分空き家レベルの。職員数人でお宅の呼び鈴を鳴らすと、ちょっと事情ありげな(詳細は書かぬ...)お爺さんが出てきて、ああ、この人だなと思った。女性職員がお爺さんに説明を始めて、それではさあ保護施設へ……となったところで、虐待者と思しき人が乗った乗用車がこの住宅に帰って来るのが遠目に見えた。この丘陵地帯には家が数件しかなかった。

「まずい」と思った。こういうのは本来、うちの総務グループ仕事ではないから、自分虐待者と直接対応した経験はない。どうしようかと焦っていたら、F君がその乗用車の方に向かって行った。俺達の視界から消える時に「行け!」とジェスチャーした。

お爺さんを公用車に乗せて、無事に門扉を出た後、F君の姿が見えてくると……虐待者を呼び止めて、どこかに行ってた。おそらく何かコミュニケーションを取って、それとない理由でどこかに案内を求めたのだと思う。グッジョブだった。

これはあれだよ、クソ度胸というやつだ。見つかってたら大変だった。前任者によると、運が悪いと連れ去り事案で警察通報されるらしい。お巡りさん事情を話せばわかってくれるが、当然ながら福祉課に対して「もっとうまくやりなよ……」という警察から指導がある。

休みが終わって、F君が福祉課に帰ってきた。徒歩だった。「大丈夫だったか?」とグループリーダーが聞くと、「問題なしです」と言ってた。F君が席に座ろうとする時、胸襟のところを見るとネクタイや胸ボタンダメージを受けていた。

ここまで書いてて気が付いたが、おそらく俺は憧れの感情を抱いていたのだ。F君に対して。

F君は自由だった。俺はといえば、上司や先輩の顔色をうかがってばかりで、いつもへコヘコして、自分仕事肯定するために法律文や引継書類を探してた。承認欲求も満たされてなくて、週に一度は後輩(特に女性)や臨時職員マウントを取ったりして、そんなのばかりだった。

今思えば情けないが、これが普通20代の男なのかもしれない。商人欲求に飢えている。今思えば、俺も弱者男性のひとりだったよ。だって、弱いじゃん。当時の俺は。今もそうかもしれないけど。ここまで読んだあなたも、そう思っただろ。

でもF君は、いつも堂々としてたし、良くも悪くも人の顔色をうかがわないし、法律や引継資料よりも自分ロジック主体勝負してたし、後輩の女の子臨時職員マウント取ってるのを見たことがない。

俺は自由じゃなかった。それは、俺にとって一番ほしいものだった。でもF君は、全部じゃないけど、そういうのを持ってた。俺と同い年なのに。そういうのが歯がゆかった。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221404

2023-12-28

ホモソーシャルを感じない芸人

として、ラーメンズが好きだったんだ。バナナマンそうかもしれない

というかそれ以前の芸人で好きなの一人も居なかった。それ以降はまた興味もなくして知らない話に。

ラーメンズコバケン五輪あんなことになってしまった(というか好意的に言えば若気の至りなのだが)のは残念だが

anond:20231227191244

ブクマを見ていると仮定に基づいた批判に加害性はないと考えてる人が結構多いみたいだな。

普段はてブを見てるとはてブにそういう人が多いのもまあそうかもしれないな。

2023-12-27

宗教の敵は科学ではなく、ナショナリズム

https://anond.hatelabo.jp/20231224205347

宗教科学対立するものとして所与のように扱われているが、実態は異なる。人類の長い歴史ほとんどの期間において、宗教は真理を追究するという目的のため、教育研究提供する場として存在してきた。中世では科学最先端イスラム科学であり、ヨーロッパ近代科学誕生きっかけとなるルネサンス運動が起きたのは、十字軍がそれを中東から持ち帰った結果である

歴史的経緯はさておき、近代科学手法発見されて以降、宗教科学に負けつつあると考える人は多い。真理の追求という意味ではそうかもしれないが、それは宗教の一つの側面にすぎない。宗教の影響力が決定的に弱まっているのは、科学のせいではなく、ナショナリズム信仰のせいである。

ナショナリズムはあまり成功しすぎたせいで、最早それを疑問視する人間ほとんどいないが、ナショナリズムほど宗教臭いイデオロギー存在しない。生まれた時から勝手に入信させられ、"税金"の名のもとに資産収奪される。改宗することでしか棄教できないが、大抵の"国"では入信のハードルが異常に高く設定されており、容易に棄教することはできない。幼少期から学校教育により、"国語"/"歴史"/"道徳"などの授業を通じて義務的洗脳を施され、"国"が決めた正しい言語言葉遣い強制させられる。憲法というドグマとそれに基づいたおびただしい数の法令日常生活において恣意的適用されるが、その内容全てを理解しているものはいない。それらを破ると投獄されたり、罰金を払わされたり、社会的制裁されたりする。信徒によっては"国"の方針盲目的に追従したり、逆にその行動を批判することこそあれ、アイデンティティの核として"国民"であることそれ自体を疑問に思うことはない。

宗教は、心の拠り所としてだけでなく、出自の異なる人々をまとめあげる共同体として、また教会を通じて様々な福祉提供する役割を持っていた。"国"はそれらの機能権力宗教から取り上げ、政教分離の名のもとに精神領域へと押しやった。

宗教科学に負けたわけではない。人々が"国民国家"という別の宗教鞍替えしてしまっただけである

2023-12-26

anond:20231225233242

https://goldhead.hatenablog.com/entry/2015/05/30/210204

2015-05-30

おれ、ついにオーボンヴュータンを食う

おれは2009年にこんな記事を書いた。

 

 

そしておれはケーキをむさぼるように食べた……。いや、ひと口ひと口噛みしめるように食った。おれが6年想像していた味か? いや、そんな問いは野暮だ。こいつは美味い。とにかく美味い。そこらのコンビニ菓子なんかとは、そりゃ比べられるようなもんじゃねえんだ。そうだ、おれには比べるべきハイレベル洋菓子なんかない。ただ一つ、オーボンヴュータンは美味いと、そう思って生きてきたのだ。世の中にはこんなに美味いケーキがある。それ一つで十分だ。同じくらいの店がある、この店でももっと美味しいものがある。そうかもしれないが、そんなことは知った話じゃないんだ。

さっき、大きい地震があった。もし、今、おれがすごい災害に見舞われても、おれはもう満足だ。おれはついにオーボンヴュータンケーキを食べることができたのだから……。

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