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はてなキーワード: 無理難題とは

2013-08-28

米国シリア攻撃準備へ


903 :ソーゾー君:2013/08/27(火) 22:43:26 ID:/J.fA97w

また何時もの手口だな・・

イラクリビアの時と同じ手口だな・・

1、兎に角欧米政府=マスコミ」が対象を批判する。

2、自作自演テロを起こして内乱を起こす又は自作自演被害者を演じる。

3、無理難題を要求し「従わないなら潰す」と言う。

毎回1~3をやっている。


イラク=フセインアルカイダと無関係大量破壊兵器も保有してなかった。

リビア=カダフィ民間人虐殺などしていなかった。

リビア国民虐殺していたのはアルカイダ空爆をしたNATO軍である

アルカイダ=国連=NATO軍=MI6=CIA=モサドである


今じゃアホでも知ってる常識である

この事実を理解したらこの程度の事は予測できる。

俺がリビア騒動の時に「次はシリアだ」と言った理由が解る。




中央銀行・発行権】黒幕銀行家2【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1353851390/l50

2013-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20130724043146

結局は5年雇ったら正社員ってのが嫌だから「鮮度」といいつつ解雇

まぁ人間を魚みたいに言うのは経営者的に不味いでしょ。

内々は部品歯車と思ってても相手に言ってはいけない。

派遣会社の人が「弾」と言ってたこともあるが。

まぁ頭のいい会社は直接非正規で採用しないで

派遣会社から出してもらって契約更新で乗り切る。

使えないなら派遣会社契約更新をやめればいいし、

派遣会社無理難題仕事斡旋して数ヶ月待機させて解雇

2013-07-08

左翼は、ブラック企業の従業員のような立場に置かれた日本を救え!

北東アジア平和が保たれているのは、日本が、自らの権利を行使せずに、他国のブラック企業社長のような無理難題な要求に、服従してきたかである日本ブラック企業の、典型的社員のような国である。故に、日本という国は、外見では経済大国だが、国民は全く幸福ではない。

日本左翼は、今こそ、ブラック企業の従業員的な立場に置かれている日本という国を救うべき時だ。

2013-06-09

モラハラ野郎とは関わりたくないのになあ

自動的に過剰適応ちゃうからタゲられるんだよね。

職場のモラ上司ハゲ)に対しても、ほかのスタッフはちゃんと怒ったり、うまく逃げたりしているのに、

自分は「言われたとおりにできなかった」とパニック状態で頭真っ白になって、

体調崩してでも無理難題に答えようとしてしまう。それでいまも徹夜中だよトホホ

でも、数年前に心身のバランスを崩して1年くらいカウンセリング通って、

最近はそういう自分を少し客観的に見れるようになってきた。

理不尽な扱いを受けたとき、「こいつの言ってることのほうがおかしいかも」とか、

「内容はともかく、そんな言い方される筋合いはない」と思えるようになってきた。

あと、モラっぽい人ってすごく気が小さくて、自信がない人なんだってこともわかってきた。

ただそうしてその場はなんとかスルーできたとしても、

いったん負の感情をぶつけられると、数日はそのときの思い出し恐怖で心臓が苦しくなる。

まったくはらたつわーあのハゲ

受けたストレスをそのまま返してやりたい。

それでもっとハゲるがいいわ。ばーかばーか

2013-06-04

運送会社しわ寄せを押しつけてるのはいったい誰なのか?

コピペが量産されつつある例の話。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.weekly-net.co.jp/logistics/post-8598.php

で、当然ブコメは「ブラック企業ざまぁ」とか「正当な対価をもらうのが裏切りとかwww」みたいな感じ。

でもなぁ、運送会社をこの状況に追い込んでるの誰なんだよ、って思わない?


まさかとは思うけど、日本税金納めてない素敵な価格破壊企業上納金納めてる自称情強な人たちは

この運送会社社長のことボロカスに貶したりしてないよね?

下請け仕事を買い叩いて仕事した気になってる企業戦士様はこの社長のこと

仕事のできる人は観点が違う流石だな」って褒め称えてるよね?


安いものに飛びつくお客様けが悪い訳でも、運送業無理難題押し付け企業けが悪い訳でも、

この社長けが悪い訳でもない。

全員が自分だけの都合で動いた結果みんな等しく不幸になってるだけ。

この社長をボロカスに貶してればいいこと言った気になるのは確かだけど、

もうちょっと根本的な原因をちゃんと直視しようぜ。

2013-06-03

「楽しさだけ教えて下さい」

幼少の頃から始めないと中々モノにならない楽器の代表と言えばピアノヴァイオリン

他にはチェロとかクラシックギターとかだろうか。


それで実際レッスンを始めるにあたって、最初指導方針について、指導者と親が色々話をする流れになるのだが、ここで


技術とかそんなやらせなくていいんで、楽しいことだけ教えて下さい」


指導者に依頼する親が必ずいる。

これ、親が楽器素人からお願いするのではなく、むしろアマとしてそれなりに音楽を嗜んでいたり、場合によっては親もプロ音楽家だったりするのだから驚いてしまう。

なんとも無理難題というか。


なぜなら、楽器というのは弾けるようにならないと楽しくならないので、どうしたってそれなりの修練は必要なわけで。

ましてやピアノヴァイオリンのように、昔から演奏法が開拓され尽くし、洗練されまくってきた楽器は、誰でも知っているような名曲演奏に要求される技術水準だって必然的に高くなる。

もちろん指導者はそういう事情を熟知しているので、親の無茶な要求のため、指導内容に非常に苦しむハメになる。

苦しむだけならまだしも、後で「子供がどうしてもプロを目指すというので、今後はプロ育成の指導に切り替えてもらえないか」と言ってくることさえあるのだ。

指導者からしたら「だったらもっと色々技術を教えていたのに、今更そんなん言われても知らねーよ」となり、めでたく破門というケースも。


子供が成人するまでは、子供人生責任が親にあるのは明白なので、これはもう完全に親が子供スポイルしたケースだろう。

なまじ音楽を知っているなら、「楽しいことだけ」なんて虫のいい話あるわけ無いし、そういう無理な望みがどういう結果をもたらすかだって分かりそうなものだと思うのだが。

2013-05-23

イタリアン/乙武問題での彼女視点について

イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし1・2

乙武さんの友人の女性を悪く書いた印象があるので、

一応彼女視点から言い分を書いてみた。

イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし1はこちら

http://anond.hatelabo.jp/20130522190526

イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし2はこちら

http://anond.hatelabo.jp/20130523164558


では

私は全車いすユーザー(というか乙武さん)のため一生懸命戦いました。たぶん。

私は泣いてなんかない、涙があふれただけ。

店主の障がい者排除は私だけの感性じゃない。

店主の対応は絶対間違っていると思うのに、なぜ問題が大きくなっていったのか。

ということで以下言い分。


軽率だった。かもしれない私。

自分でも冷静さを欠いた行為だった。かもしれないと今思う。

では、なぜあの時私はお店の方が「予約の時に車いすですって伝えてもらってますか?」という質問に対し、予約をした乙武さんに一応確認するなり、「伝えるの忘れてたかもしれません。申し訳ありません。なのでお手すきの時にでもお手伝いいただけませんか」という気の利いた返しをせず、つい「車いすの人は入れないんですか?」と当日の乙武さんと私の話ではなく、全車いすユーザーを代表するような言葉を発してしまったのか。

ここに記しておきます

乙武さんのことはずっと尊敬し、親しくさせていただいてます

尊敬する方に友人として認めていただいて光栄に思ってます

久しぶりに乙武さんから連絡を受け、今度食事にでも行きましょうと言うことになりました。

お店は乙武さんが「銀座にいいお店があるから、僕が予約しておくね」ということでお任せしました。

これまでにも友人らとともに乙武さんと食事をすることもあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

乙武さんが誘ってくれるお店はいつも素晴らしく、とても心地よいサービスをして頂けます。ひとえに乙武さんの人徳、お人柄によるものと思います

この日もとても楽しみにお店に向かいました。

お店のある通りを歩いている時、ほんの少し違和感を覚えました。

すぐにその違和感も消え、お腹すいたなあなんて歩いてました。

お店の入っているビルの前に着いたとき、その違和感がふっと蘇りました。

ビル入り口に大きな段差がある。これまではこんな段差のあるお店に行く際は、乙武さんのスタッフが店まで送迎されてました。

あれ?今日スタッフがいない2人きりの食事って聞いてたけど。

身長150㎝台の非力な私じゃ店内まで連れて行くことは困難だな。と思いましたが、乙武さんは全く気にしている様子はありません。

「ごめんね(私)ちゃん。お店2階にあるから、店のスタッフに、予約した乙武が来たんで、ちょっと下まで迎えに来てほしいって伝えてくれる」

ああ、そうか。そうよね。いつも気が利く乙武さんが店の前まで来て立ち往生するようなドジはしないよね。お店の人が知り合いかもしれない。しか乙武さんが予約したんだった。連絡してるよね。「手伝って」と。

何の気も留めず私はお店に上がっていきました。

お店はすでに予約のお客様で混雑していて、店主の方はキッチンで忙しそう。

スタッフタイミングを考えなきゃ声を掛けるのも申し訳ない雰囲気

でも外には乙武さんを待たせてる。あの有名な乙武さんを銀座路上に長く待たせるわけにはいかない。人目に付きすぎるし、私と2人でお店に入るところを見られたらどんな噂を立てられるか分からない。私はいいけど乙武さんに迷惑をかける。早くしなくっちゃ。

思い切ってスタッフに声を掛けました。

「あの今日予約してた・・・

「いらっしゃいませ」

「2名で予約してた乙武です」

「お席の方にご案内します」

あれ?乙武さんの知り合いじゃないのこの人?乙武さんよ。

スタッフから知らないのかしら?

店主は?忙しそう・・・

まあ知らなくても、車いす乙武ですって言ったら、どこでもすぐに気が付いて快く手伝ってくれるから問題ないはず。

「連れの友人、車いすなんで」

「あー、うちは、エレベーターが2階に止まらないんで」

何で気が付かないの?車いす乙武さんよ。

この日本車いす乙武ですって言って知らない人がいるのかしら。

人は悪くなさそうだけどこんな愚鈍な人に聞いて、知らないなんて言われたら乙武さんの名誉に傷がつく。

乙武さんに恥をかかせちゃう。何度も乙武ですなんて言えない。

でも早くしなきゃ乙武さんに何話してたの?って聞かれて

ウソつかなきゃならなくなる。

何でもいいから早くしなさいよ。とは言えない。

焦りと不安から出た言葉

「え?車いすの人は入れないんですか?」

あれ?何で車いすの人の話にしちゃったの私?

私とあの乙武さんが入れればいいんだけど。

まあこの言葉を言えば断る人いないし。


「いや、そういう訳じゃないんですが」

でしょ。そりゃそうよね。そう答えるわよね。

「じゃあ、いいでしょ。お願いします」

自分が問題を全車いすユーザーの話にすり替えしまった過ちを気付かれまいとして、つい厳しい口調で言っちゃった。

でも言ってることは間違ってない。絶対間違ってない。

「予約の時に車いすって連絡されました?」

何よこの人。自分サービス精神のなさを棚に上げて乙武さんのせいにするつもりっ。

私が予約したんじゃないんだし、そんなこと今聞かれても分からないし。

下に降りて乙武さんに確認する・・・言えない。乙武さんを責めてるみたいだから

今日は2人きりの食事なんだから恥をかかせたら気まずくなるかもしれない。

よしっこれでどうだ。

「今まで、そんなこと言わなくても、他のお店の方はみんな快く対応してもらってるんですが」

そうよ。他の店では乙武ですって言ったら皆満面の笑みで手伝ってくれるのよ。

皆やってくれるのよ。あなたおかしいの。何でわからないの?

「そう言われても、今忙しいかちょっと

ええっ、何でこの人ひるまないの。ほとんどの日本人がひれ伏すて魔法言葉「みんなが~」

通じなかった。初めて通じなかった。この魔法言葉

だいたい、こんなやり取りしてる間に連れてこれたはずよ。

「本人の体だけですからお手間は取らせません」

乙武さんは・・・たぶん私より軽いんだし

あなたのような大きな体なら一人でもできるはず。

ちょっと今忙しいから、手が空いたら下まで迎えに行くんで待ってください」

やっとやるきになったのね。あんまり時間をかけられても困るんだけど。なんたって外に待たせてるのあの乙武さんだから

でも何か無理やりおしつけたみたいになってやな感じ。どうせやってくれるんなら初めからそう言えばいいのに。


私は店を出て、乙武さんの元へ。


「長かったね。どうしたの?」

やっぱりちょっと待たせてしまたか


「さすがに土曜日から忙しいみたい・・・

予約のとき車いすって伝えたかなんて、乙武さんを傷つけるやり取りは言えない。

・・・中々話しかけ辛くって。でもすぐに来るから待っててくださいって」

「そっか」

私は尊敬する乙武さんを待たせることが悔しくって。待っている間の乙武さんとの会話も頭に入らない。

ちょっと、上がって様子を見てくるね」



店の扉を開ける。

何よ。もう全然忙しくないじゃない。もしかしていやなの?

面倒くさいから忘れたふりするつもり?

でも催促するのもはしたない女と思われそう。

スタッフがしばらくして気が付き

「ようやくひと段落したので」と、階下に向かおうとしたとき、店主がキッチンから出てきた。

この人が乙武さんの知り合いなのかしら。

待たせたことのお詫びにわざわざ出てきたのかな。


車いすお客様は、事前にご連絡いただかないと対応でき・・・

えっ、何なの?

いまさら、お店に入れないって言うの?

さっき乙武さんに「店の人がすぐに迎えに来るから」って伝えたのよ。

困る。今更そんなこと言われたら私が困る。

私はもう頭が混乱していました。

これまで乙武さんといてこんな対応を受けたことがなかったから。

・・・対応できません。だから今日はお帰り下さい・・・

なんて聞きたくない。聞くわけにはいかない。

私は店主が話し終わらないうちに遮るように

「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」と口にした。

だいたい乙武さんが車いすなの当たり前でしょ。知り合いじゃないの?知り合いじゃなくってももうわかってるでしょ。スタッフから聞いてないの?予約の車いす乙武ですって。

車いすは店内にいれないわよ。出来るでしょ。本人だけなら。


「ほかのお客様迷惑になりますので・・・

え?何で?

そのあとは「お引き取り下さい」なのもしかして

それだけは言わせない。乙武さんがそんな扱い受けることは許されない。

特に私といるときにそんなこと絶対あってはならない。

乙武さんに恥をかかせた女として私も恥をかくことになるのよ。

そんなの許さない。


私は再度店主の言葉を遮り

車いすの人が来たら、迷惑ってことですか?」

「そういうわけじゃ……」

でしょ。そうでしょ。これで断ったらあなた車いすユーザーを敵に回すことになるのよ。そんなことできるの?あなたが断ろうとしてるのは、乙武さんなのよ。もう私と乙武さんとあなたの問題じゃないのよ。私たちの後ろには全車いすユーザーがついてるのよ。そして60万人を超えるフォロワーも。


「とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」






あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・


言いやがったコイツ。とうとう言いやがった。

絶対に言ってはならない。否定の言葉を。


もうダメだ。

私はあの乙武さんに恥をかかせた女になる。


何で、あんた断るんなら最初から断らないの。

ねえ。何で。

私が最初に行ったときに断ってくれてたら、少なくとも私のせいじゃなかったのに。

車いすから拒否したってどうどうと言えたのに。

乙武さんが予約の時に車いすって伝えなかったからって言えたのに。


あとで迎えに行きますなんて言っておいて、何で今断るわけ?

私が交渉に失敗したみたいじゃない。

私がおかし要望したみたいじゃない。


せめて断るんなら最初乙武さんに言ってよ。

何で私に言うのよ。


私間違ってない。絶対間違ってない。

全部あんたたちが悪いのよ。


私は悲しくなった。

自然に涙が出てきた。何でこの人たちは分かってくれないの。

私と一緒にいるのはあの乙武さんなのよ。

私が乙武さんを傷つけた女になるのよ。

私は乙武さんに恥をかかせた女になるのよ。


乙武さんがだめなんじゃないのよね。

車いすが悪いのよね。

車いすから拒否するのよね。

うん絶対そう。

こんな時に乙武さんが隣にいてくれたら、いつものユーモアと知性あふれる返しで、この人たちを納得させることが出来るのに。


私は目に涙を浮かべ階下に降り、感じ悪い店主が私達の入店を拒否した。と伝えた。車いすの人を排除しようとしているような感じだったと。


乙武さんもこんなことは初めてだったようで、何があったのか分からないようなきょとんとした顔をしてた。

そりゃそうよね。車いすってことはさっき伝えて、それで迎えに来てくれるって言ったんだから

と2人で茫然としている時に、店主が降りてきた。


私は、入店を拒否したお詫びしてくれるんだろうなと思った。

店主

エレベーターが 2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどね」

え?何でそういうこと今言うの。乙武さんがそんなことに気が付かないはずないでしょ。だいいちエレベーターの問題じゃないんだし。ちょっと抱えるだけって言ってるでしょ。ねえ乙武さんそう言ってやってよ。

「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」

やっぱり乙武さんは素敵。私と違って冷静に見てないことを認め、それからにっこり笑ってスマート対応するのよね。きっと。

「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」

何この店主。喧嘩腰じゃない。確かにこんな入りにくい店に行くなら予約の時に伝えといたほうが問題は無いけど、そんな言い方ないじゃない。

ここから乙武さんの本領発揮よ。いつものようにユーモアと知性で、この店主をやっつけて。

「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」

えっ、あまりストレートな返しじゃない。それじゃ私のやり取りと一緒じゃない。

もっと知性あふれる、ユーモアの効いた返しを期待していた私はなんだか取り残された感じがした。


「いや、常識でしょ」

何で店主もそのノリで買っちゃうわけ。

勝てないわよ。なんてったってあの乙武さんなんだから


「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

え?何広く世に問うって。そんな大きな問題なの。確かに店主の言い方は腹が立つけど。


「ええ、どうぞ」

あー、言っちゃった。あなた知らないわよ。60万人のフォロワーをもつあの乙武さんよ。


これが当日の私が知る事実です。


ここだけは誤解されたくないので、繰り替えさせてください。私はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけ、それが受け入れられなかったか逆切れしたんじゃありません。

ネット上の声には、私のコミュニケーションの取り方に問題があると言うような批判もありますが、私は乙武さんと一緒にいてこれまで今回のような対応を受けたことはありません。

からこの店主がおかしいんだと思いました。

だって店主は車いすから対応出来ないなんて言ったんだから

乙武さんの言ってることは間違ってません。

長文を最後までお読みいただき、心から感謝します。

PS 

でも時計の針を戻すことが出来るなら店側の「予約の時に車いすですって伝えてもらってますか?」という質問に対し、「伝えるの忘れてたかもしれません。申し訳ありません。お手すきの時にでもお手伝いいただけませんか」という気の利いた対応したり、お店の忙しさに気遣って通行人に手伝ってもらったりしたいです。そっちの方がいい感じでしょ。やっぱり。だって私は乙武さんから2人きりで食事に誘われるほどの女なんですから





えー

当たり前ですが、これ全部創作です。

私はこの女性のことは何ら知りません。

身長が150㎝台であること。

乙武さんと久しぶりに会う友人であること。

2人きりで銀座の隠れ家的イタリアンレストランで食事をする仲であること。

この日、最初にお店に交渉に行き、一度は迎えに降りてもらえることを取り付け、後になって店主に断られたかもしれないこと。

断られて泣きながら店から降りてきたこと。

乙武さん(たぶん全車いすユーザー)のために一生懸命交渉したこと。

乙武さんの釈明文から情報です。

そこから私は彼女が非常にセンシティブ責任感の強い女性であることを想像して書きました。

本文では、乙武さんを友人に持つことを鼻にかけた、嫌な女のように感じられるかもしれませんが、私は彼女中傷するつもりで書いたのではありません。

乙武さんという非常に有名な方を友人に持てば、当人が意識するしないにかかわらず、どこかにそのような意識はあると思います。悪い意味じゃありません。乙武さんを大切に思えば思うほどそうなるでしょう。

しかし、大切な人と友人では意味合いが違います

今回の件も、本当の友人であれば、乙武さんに対し泣きながら店の対応をチクるだけじゃなく、乙武さんが予約の時に車いすですって伝えなかったことも笑って非難できるでしょう。

店が忙しそうだからと、店のスタッフにお願いするのではなく、通行人にお願いすることもできたでしょう。

女性性格にもよりますが、少なくとも乙武さんと2人きりで食事に行くならばその位の意識は持つべきです。何かあった時、きっと自分だけじゃ助けられないから)

お手伝いしてくれる方はいると思います。ましてあの乙武さんですから

そして通行人に抱えられ入店した乙武さんを断る店主ではないと思います

乙武さんにとっては友人なのかもしれません。

しかし、彼女にとっては大切な人なんです。きっと

傷つけたりしちゃいけない。って

彼女自身気が付かないうちに畏怖してんだと思います乙武さんを

私の勝手想像ですが、店主はやはり車いすから拒否したのではなく、何らかのコミュニケーション上の行き違いによって意地を張ったと思います

店主にこんな意地を張らせてしまったこと、「これがうちのスタイル」です。なんて言わせてしまったことを乙武さんに少し考えてもらいたいです。

本文で私が言いたかったことは、彼女が泣かなければならないような事態になった原因として、乙武さんの日常の気配りが足りなかったのではないか。ということです。

車いすの人は常にそんなに気を使って生きなきゃならないのか。って問題じゃないです。

乙武さんはやっぱり有名人です。多かれ少なかれ接する人は常に気を使っています。そして乙武さんと行動を共にする人も、同様に気を使ってもらうことに慣れすぎているのだと思います

から「僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったか逆ギレしたのではない。」なんて言葉が出るんです。ここは逆ギレってのは変ですが、まあそれは置いといて。

無理難題かどうかは、その時の背景事情対応する人の能力、個人的主観によって変わります

事実だけを記せば

乙武さん側は、いきなり訪れて通常ではない対応を求めた。(予約時に伝えてないのだから

店主側からすれば、いきなり通常ではない対応を、さも当然の如く求められた。だから断った。

これだけが事実です。その他は乙武さんの主観だけです。

無理難題かどうかじゃないんです、通常の対応かどうかです。

確率の問題とでも言うんでしょうか。

お恥ずかしながら私は日本車いすユーザーがどれ位いるのか分かりません。

ちょっと調べてみましたがはっきりした数字がありませんでした。

経験だけからで、申し訳ないんですが、

私も飲食店に携わって20年以上になります車いすでのお客様が来店されたことは記憶にある限り2~3度だけです。日常生活でも1日に何度も車いすの方を見かけることは有りません。

それだけ車いすの人が外出するのが困難な社会から問題だと言うのが争点じゃないんです。(大事なことかもしれませんが、本件には関係ないです)

それだけ確率の低い特別な出来事なんです。車いすの方をお店で迎えることは。

これがお店側の事実です。車いすから面倒だとかじゃないんです。

絶対的な経験地が足りない。誰にでもあると思います経験したことが無い問題には上手く対応できないってこと。

乙武さんは自らを障がいではなく個性であると言ってました。たぶん

個性なら、そんな個性的な客はうちの店には向かないから帰ってくれといわれることも受忍すべきでしょう。

いきなり全車いすユーザー代表のようなことを言うから問題になるんです。

個人的にはちわげんかだと思います

でもちわげんかで相手の人生を左右するかもしれないようなことは、ちょっとかんべんです。

あと、乙武さんに接する人の気持ちは、障がいを持つ人に接するのではなく、あの乙武さんに接するのだ。と思っている。と受け止めた方が間違いないと思います


一つ気になることがあるんですが、乙武さんは日ごろから、この度のようなときに店の人に抱えてもらうための道具かなんか常備されてるんでしょうか。

私がこの場に遭遇したときどうするだろうと想像しました。ネットでは誤って怪我をさせたとき訴訟リスクだとか騒がれてますが、小さな飲食店経営者立場から見ると、ちょっと手伝ってといわれたら、そんなこと考えません。手が空いてれば、ああハイハイ。ってな具合です。ただ、おんぶするのも難しそうですし、2人で抱えるとしても、やはりおんぶ紐、なりだっこ紐、あるいは丈夫な袋のようなものがあった方が安全だろうなと思いました。

万が一(こけたり、落としたり)の時に、健常者であれば手や足を使い防御、あるいは多少クッションになりますが、いきなり頭や内臓を有する胴体だけってのは抱える方も不安です。特に階段では。

これはすぐに訴訟リスクだとかじゃなく、相手を傷つけちゃいけないって単純な本能です。

介助に不慣れな人に手伝ってもらうからには、負担を少なくしてあげるのが気遣いだと思います

でなきゃ、手伝ってほしいと言われたときに、ちょっと不安なんでと断ったら「障がい者から差別するのか」って言われそうで、きっとどこかで見かけても目をそらしてしまます

前回もちょっと書きましたが、私はアンチ乙武ではありません。

しろ好意的に見てます

から

かわいい女の子と一緒だったから、ちょっと引くに引けなくなっちゃったんです。

申し訳ありませんでした。」って店主に心から謝罪してほしいです。

60万人のフォロワーやどれくらいいるかからないアンチ向けの釈明じゃなく。

そしてお店、店主を最大限に守ってあげてください。

たとえ店主が悪い奴だったとしても、今度のことで万が一お店がなくなったら寝覚めがわるいでしょ。

飲食業を営む同業者として、乙武さんを尊敬していた者としてとてもいたたまれません。

Permalink | 記事への反応(5) | 23:58

http://anond.hatelabo.jp/20130523131321

しょうがなくやらざるを得なかったこと」=「無理難題」ではない。例えばやろうと思えば簡単にできるが単に気が進まない、なども含む。

という思い込みで

「嘘をつくなもっとやれ」は完全にお前が勝手に付け加えただけな部分。

ということをお前ら声高に叫んでんじゃねーかよ。ヒステリックがどうだの針小棒大がどうだのと。

お前がやれ。お前が払え。お前が全部賠償しろ。お前が店開け。

http://anond.hatelabo.jp/20130523130004

無理難題を押しつけて、仕方なく無理をして対応したら、そら出来るんじゃねえか嘘をつくなもっとやれ、とやるのはまさしくヤクザの手口。

残念ながら元の文章にそういうことは書いてない

しょうがなくやらざるを得なかったことを見て「なんだ、できるんじゃないか」って

ほぼ同じだと思うのだが、残念ながら元の文章と何が違うのか分からない。ヤクザの手口だね典型的な。

http://anond.hatelabo.jp/20130523124633

まあ、学歴の話題はスルーしよう。彼が自分学歴名乗るまでは。

これがヤクザ定義、あるいはヤクザが忌まれる原因そのものと言えるなら別ですが

違いますね?

ヤクザ常套手段ではあるかと。

無理難題を押しつけて、仕方なく無理をして対応したら、そら出来るんじゃねえか嘘をつくなもっとやれ、とやるのはまさしくヤクザの手口。

その点、少なくとも俺にはなるほど納得できる比喩として成立しているなあ。

2013-05-22

イタリアン入店拒否について」 って何だよ 乙武入店拒否だし

イタリアン入店拒否について」って何だよ。

http://ototake.com/mail/307/

イタリア人拒否ってないし、拒否ったのは乙武さんとその連れだけだし。

車いす客を排除するのか。障がい者差別だ。人権問題だ。なんて騒がれてるけど、

車いすから障がい者からって拒否ったんじゃないし。

連れの態度、乙武さんの態度が俺の許容範囲を超えたからなんだけど。

ということで以下言い分(言い訳?)



軽率だった。のか。

やっぱり俺。

自分では冷静に対応したつもりなんだけど。

なぜ俺はあのとき、彼の言った「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

という売り言葉に「ええ、どうぞ」なんて言ってしまったのか。

古くからの友人、店の常連さんたちに「失敗したな」と、

同情されるような愚挙に至ったのか、

ここに記しておきたい。


うちは基本的に食事の店だ。来客は18:30~20:00に集中する。

予約も18:30~19:30の間というのがほとんど。

18:30分から20:00ごろまでは戦場のような忙しさだ。

その忙しさが結構楽しいってのもある。とくに経営者となれば。

今日土曜日、席数の少ない当店は今日はほぼ予約のお客様満席だ。

予約で満席ってのはお店にとって非常にありがたい。

売上がたつってのもあるが、

事前に段取りが出来るのは本当に助かる。

しかし、その反面、予約して来て頂くってことは、

接客、料理提供時間等、ベストを尽くさなけばお客様に失礼だ。

お客様もそれは認識しているので

満席から忙しくて最適なサービスが出来ない。料理提供が遅れる」

なんて言い訳出来やしない。

お恥ずかしい話だが、俺は結構短気だ。

まあ料理提供して食って行こうって人間のんきでは絶対にやっていけない。

と俺は思っている。

もちろん、その短気をお客様に向けるなんてことは言語道断

お客様だけじゃない。

お客様が店内にいらっしゃる間に、スタッフがもたもたしている。

なんてときに大声を上げてスタッフを怒鳴るなんてのも

スマートじゃないってことも頭では理解している。

しかし、どうしてもやってしまうことがある。

とくに今は店を出して間もないし、

俺も結構気を張ってるから

ついいらだった対応が出ることもある。

小さな店で俺とスタッフ1人ってことが多いから、

スタッフもあまり居心地がよくなくって、ずいぶんつらいんじゃないだろうか。

募集は常にかけてるけど、なかなか思うようにいかない。

小さな店なんでスタッフには我慢してもらうしかない。

普段は、それでも理解してくださるお客様(本当に申し訳ない)と、

スタッフ(我慢してね)のおかげで何とかやってる。

どんなに忙しくても、永遠じゃない。

ある程度の料理提供したら、飲み物の追加が主で、手待ち時間もできる。

そこでお客様コミュニケーションしたり、常連さんの個別の提案も受け入れる余裕もできる。


だが、この日はすべてのタイミングが悪かった。

19時過ぎ、早めのお客様へのサービスで店はすでに戦場のような忙しさ。

せめて平日だったり、遅い時間帯だったら・・・


女性お客様が来店された。

予約のお客様だ。

うちのスタッフと何やら話し込んでいる。

この忙しいときに奴(スタッフ)は何やってんだ。

さっさと席に案内して、サービスしろよ。

俺はすでに取り掛かった調理から手が離せないんだ。

もちろん、忙しい、手が離せないのはお客様のためとはいえすべてこちらの都合だ。

・・・

まだ話してる。

予約のキャンセル

当日キャンセルなんて困ったもんだ、だが店に来て報告ならましなほうか。

時間変更?

よくあるけど、仕方がない。お客様あっての商売だ。

人数変更?

さすがに、今は人数増えても席がないぞ。




・・・・・

どうもおかしい。

来店したばかりで、うち(スタッフ含め)に落ち度があるはずないのに、女性の態度が不自然だ。

言い方は丁寧なようだが、なんか非難されてるのか?

時々我儘なお客様はいるけど、今日ちょっと勘弁してほしいな。


っと、女性が帰って行った?

スタッフに、何言ってたんだ?と聞くと、

「連れの方が、車いすで自力で店に上がれないから、手伝ってくれってことです」

今かよ。この忙しいとき

何て答えたんだ。

その時の会話はこうだったらしい。

「うちは、エレベーターが2階に止まらないんですぐには難しいんですよ」

車いすの人は入れないんですか?」

「いや、そういう訳じゃないんですが」

「じゃあ、いいでしょ。お願いします」

「予約の時に車いすって連絡されました?」

「っ今まで、そんなこと言わなくても、他のお店の方はみんな快く対応してもらってるんですが」

「そう言われても、今忙しいかちょっと

「本人の体だけですからお手間は取らせません」

ちょっと今忙しいから、手が空いたら下まで迎えに行くんで待ってください」

と言ったらしい。


お客様はいえ、お願いするような雰囲気じゃなかったな。

「何か、やってもらわなきゃ私が困るっ。

やってくれて当たり前っ。みたいな感じでした。

丁寧な言葉だけど、最後は目に涙浮かべて。

何か僕が悪いことしてるみたいになって

手が空いたら迎えに行くって言っておきました」

俺はその場にいたわけではないので、

どこまで彼らのやり取りを忠実に再現できているかはわからない。

だが、とにかく彼(スタッフ)は、何か非難されているように感じたらしい。

これは彼ならではの感性かもしれない。

このやりとりに疲れた彼は憮然とした表情で俺に報告した。

予約の時に言ってもらわなきゃ、突然そんな対応は難しい。

他のお客さんを待たせるわけにはいかないし。

言い方は悪いが、連絡しなかった方も悪いってことで、待ってもらうのもしょうがない。

すぐに(10分後らしい)女性が入ってきた。

えっもう?(これは俺だけの感性かもしれないが)

(目前のお客様のために急いでサービスをしていると時間感覚は分からなくなる)

ちょっとまだ無理だろう。

彼女は何か店内をじろじろ見まわしてる。

人を待たせてるから早くしろ

手際が悪いって非難されているようだ。

今にも泣きだしそうな顔だ。どんだけ大切な人が待ってんだ。

そんなに大切な人なら、予約の時に車いすですって言ってくれよ。

俺は、あの今にも泣きだしそうな顔、視線が苦手なんだよ。

さっきは、彼女の非難的な態度はスタッフだけの感性かもしれないと言ったが、

やっぱり俺でも感じる。

当人は非難じゃなく、懇願のつもりかもしれないが、

そんな視線を受けたら、

こっちが何言っても言い訳しか聞こえず、

大体こっちが悪いってことになるんだよな。

やな感じ。お客様に対して失礼だが、

既にこのねーちゃん(もうねーちゃんでいいっ)に対し、

いい印象を抱いていなかった。(人間だもの

HPにもエレベーターは2階に止まりませんて書いてあるし、

店せまいし、スタッフ少ないし、

何で突然やってきて手伝うのが当然、

何でもいいから早くしてくれって非難・懇願視線なんだよ。

俺が手が空いたら出て行って、一応一言、言っておこう。

いまさらだけど「出来たら事前に連絡してほしかった」って。

と思ってるうちに、スタッフの手が空き、迎えに行こうとした。

あいつじゃちゃんと伝わらない。

俺は慌てて厨房から飛び出した。

この後の段取りがあるんで時間はないが一言くらい言えるだろう。

ねーちゃんの前に出る。

非難(懇願)の視線

長話するとこっちが悪者になる。端的に言おう。

車いすお客様は、事前にご連絡いただかないと対応が・」

「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」

何で、あんたはこっちの言葉が終わらないうちに被せてくるんだよ。

対応が難しいけど、手が空いたら何とかなるんで)

って言おうとしたのに。

何か友人ってとこの言い方がひっかかるし、

微妙に特別感が漂ってる。

ねーちゃんにとっては特別なひとりかもしれないけど、

俺にとっては店に来てくれるお客様の一人であり、

特別な何かじゃないんだ。

ねーちゃんの友人ってだけで特別扱いできないし。

大体、本当の友人なら、言葉に発するときは「友だち」っていうぞ。

俺だけの感性かもしれないが。

やっぱりこの手の人は苦手だな。なんかカチンとくる。

もう嫌だ。

「ほかのお客様もいらっしゃいますので・・」

あっ言っちゃった。

迷惑客に対する伝家の宝刀「ほかのお客様も~」つい出ちゃった。


車いすの人が着たら、迷惑ってことですか?」

ちょっと待てよ。「いらっしゃいますので・・・」の後の

こっちの言い分を聞いてから答えろよ。

(~いらっしゃいますので、もう少し時間を下さい。

テーブルの配置を検討するし、

ウチの椅子対応できるか確認も必要でしょ。

頑張って上がってもらってから

無理です帰ってくださいとか、待たせるわけにはいかないんだから

ってことが言いたかったのに。

「ほかのお客様が~」ってのはまずかったかも。

つい出ちゃった。でもそれが言いたいんじゃないんだけどな。

あきらめた、うちのような小さな店では、2名分の売上は大事なんだけど、もういい。

今日土曜日から結構予約も断ってきたし、

人目に付かないウチの店じゃ通り客なんて難しい。でももういい。

何言っても「車いすからダメなのか」とか言われそうだし。

俺口下手だから、きっと態度に出る。

そしたらたら、ほかのお客様空気が悪くなる。


「とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」

言っちゃった。とうとう言っちゃった。


あーあ、降りて行っちゃった。

怒ったかな。でもしょうがない。

無理だ、こんな状態では。

ウチのような狭い店なら絶対他のお客様にも空気が伝わる。

また頑張ろう。


でも、あのねーちゃんはいけ好かないけど、

車いすの人に車いすから拒否ったなんて思われるのも心外だ。

何といっても問題は事前に車いすってことを言ってくれなかったことなのだから


お連れの車いすの人にもちゃんと、

事前に連絡してくれたら対応できるって言った方がいいかもしれない。

一応追いかけてみようと下に降りることにした。

時間にして数十秒だが、降りるときちょっとした葛藤があった。

車いすの人はどんなひとだろう。

ウチのお客様からの紹介かもしれない。

  そうだったらお客様の顔をつぶしちゃったかな。まずかったかな。

何か重要記念日にウチを選んででくれたありがたい人かもしれない。

  そうだったら、悲しんでおられるかもしれない。申し訳ない。

  いや、あのねーちゃんの連れだからそんないい人なわけないか

  

どっかの社長とか、大物政治家接待かも。

あの雰囲気はあるかもしれない。「友だち」じゃなくて「友人」だもんな。

  そうだったら、俺怒られるのか。ヤバいのか。


居なくなってたらいいのに。諦めがつくから


ちょっと不安になりながら降りてみると2人がいた。


あっ、見たことある

テレビでよく見るよな、乙武さんだっけ。

なんだ。と思った瞬間。

ねーちゃんの態度が思い出され、無性に腹ただしくなってきた。

ねーちゃんの「やってくれて当たり前感」は、この人が原因なのだ

確かに有名人だよな。俺も事前に知ってたら無理してでも受け入れたよ。

満面の笑みを浮かべて対応するよ。

乙武さん好きでも嫌いでもないけど、

親切にしたら後でいいことありそうだから

無くて当たり前、いいことあったらラッキー。ってな具合に。

常連にでもなってもらったら、

普通芸能人と違って、彼ならこっちもミーハーって風に受け止められないし。

うちみたいな小さな店ならちょっといかんじかも。




でもね。だめだ。

きっとこの人たちは、ずっとこうやって来たんだ。

悪気はないのかもしれない。当たり前のことかもしれない。

他の店はみんな親切に対応してくれるのかもしれない。

でも予約の時に車いすでって教えてくれってのはそんなに無粋なことなのか。

確かにお客様は大切だけど、それは主従関係じゃないだろ。

俺は、金を払う価値があるだろって料理サービス提供する。

お客様は、確かにそれだけの価値を受け取った。だから次も来るよ。

いや、あんたの料理サービスには、値段に見合う価値はない。

改善してもらうか、さもなければもう来ないよ。

ってことだろ。

何にも価値提供していないのに、金をもらってるんじゃない。

対等って言葉が適切かどうかわからないけど、そんな感じ。


俺は車いすで行くんだ。お前んとこ最適なサービスができるのか?

おう上等だ。車いすでも何でも、値段に見合ったサービスはしてやるから来てみろ。

いや、うちにはあんたに金を払ってまで来てもらうだけのサービスは出来ない。他を当たってくれ。

これが予約の時のコミュニケーションだと思う。


いから席を取ってけ。

当日に

車いすで来たけどどうだ。出来るのか?

なんて戦いを求めてない。



銀座はいえ、人目に付かない、

エレベーターの止まらない2階の店舗でやっとこさ店をやってるんだ。

こんな店がやりたかったんだと言ってるけど、

出来ればもうちょっといい条件の立地で店をやりたい。

自分料理に自身があればあるほど、

たくさんのお客さんに味わっていただきたいってのが人情でしょ。

有名人はそんなに偉いのか。

有名人の「友人」を持つってのは特別なことなのか。

みじめだ。あーいやだ。

階段下り、2人を見た瞬間に思ったことだ。

車いすの人物が、乙武さんであることは想像だにしていなかったので、

想定していた言葉

車いすの方は事前に連絡していただかないと、

なかなか対応できずにご迷惑をおかけするので、次回から(あるならば)ぜひ連絡を」

がまるで飛んで行った。


有名人の力を借りて楽に宣伝できたらな、という邪心、

有名人からって調子に乗るなよ。という対抗意識

でも、有名人に嫌われるのも困るなっって言う卑屈な心から

つい言い訳がましく

エレベーターが2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどね」

なんて言った。

「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」

あっ、そんな返しが来るとは思わなかった。


でも。アンタが電話したのか。

なら何で車いすですって、

あの乙武ですって言ってくれなかったのか。

こどもかっ。あの乙武は余分でも、せめて車椅子は言えよ。

既に頭に血が上っていたので、今さら後には引けない。


「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」

予約の時点で車いすって言うのは間違ってない。どうだ。

ちょっと対等な話になっただろう。


「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。

そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」

何で、そんな風な返し?

予約の時に言わないの。何で言わないの。

少なくとも入店を手伝ってほしいって

こっちの想定を超える対応を求める時点で事前に伝えろよ。

普通言うよ、言うよ。俺間違ってないし

「いや、常識でしょ」


「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

何でそう来るの?何で俺とあんたらの問題じゃなくて世間が問題なの?


「ええ、どうぞ」

好きにしろよ。もう知らね。

一見で通り客が、いきなり言ってきたんならわかるよ。

この店は車いす入店拒否なのかって文句言うの。

それならこっちは、ちょっと頭のおかしい人なんだろうなって思って

丁重にお断りするし、無理だって

まあ、暇だったり、その人に好感を抱けば、

お手伝いして入店してもらうかもしれない(人間だもの


でもね。予約よ。予約。

あんたらは、うちの情報調べれば分かるじゃん。

絶対調べろよって言ってるんじゃないよ。

文句言うくらいなら調べろよってこと。

こっちは、2名であること位しか情報がないんだから

わざわざお客様車いすですか?

って確認しなきゃいけないのか。

当店はエレベーターが止まりませんのでご注意ください。

って言わなきゃならないのか。

あ、これは何か言ってもいい感じがする。

まあ置いといて。

とにかく事前に言ってくれてりゃ問題なかったのに。

車いすの人を断るんじゃなくて、

事前に連絡いただけないにもかかわらず、

当日当たり前のように、忙しいときに特別扱いしろって人は

お断りします。


「これが俺の生き方なんで」



以上が当日の経緯です。

ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。

俺は、いきなりやってきて無理難題を吹っかけられて、

それに逆切れしたのではない。

店主とか、客とか、そんな関係性を抜きにして、

はなからやってもらって当たり前だろ。

相手を非難するような、あの態度が許せなかったのだ。


彼女、彼の本意がどこにあるにせよ。

こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、

俺は深く傷つき、

「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

という挑発

「ええ、どうぞ」なんて言ってしまったのだ。

もう、この頃になると、俺は思考停止状態だった。

こんなに冷静さを失ったのは、



まあちょくちょくある。



常連お客様友達心配してくれてる。

乙武さんには60万人のフォロワーがいるよって。

関係ねーよ。

うちは60万人も入れねーし。

分かる人は分かってくれる。

って強がってみたけど、何か問題大きくなってる。

残念ながら俺の負けだ。

一応謝っとこう。

車いすの人は無下にことわる

これが「うちのスタイル」なんて言ってないよ。

謝ろうと思ったのにだんだん腹立ってきた。

何で「僕のように、こんな悲しい、

人間としての尊厳を傷つけられるような車いすユーザーが一人でも減るように」

なんだよ。

大げさなんだよ。

人間としての尊厳

いつからあんた人間代表になったんだよ。

車いすユーザー

あんた確か自分障がい者ではない、個性でありちょっと不便なだけ

特別視することが障がい者差別になる

って言ってなかっか。うろ覚えなので間違ってたらすまん。

なら車いすユーザーなんて言葉持ち出すなよ。

俺はあんたを常識人として扱おうと思っただけだよ。

上にも書いたが、

俺にとっては、相手に予期しない労を求めるなら事前に知らせることが常識だ。

その常識を守れない人とは付き合えない。これが「俺の生き方スタイル)」って

ことなんだけどね。

乙武さん相手には何か言い訳じみて聞こえるかもしれないけど、これが本音


店の名前を公開したことを謝っているようだけど、

公開することは俺が認めたんだからいいよ。

こんなに問題になるとは思ってなかったけど。



でも、話しの主旨を変えているのはやめてくれ。

作為的なのか誤解してるのか知らないけど。


俺は人の尊厳を傷つけるようなことはするつもりもないし、

車いすユーザー代表?としてのあんたともめるつもりはない。

あんたとあんたの連れに対し

個人的に誤解、行き違い感情の亀裂があったと言いたいだけだ。



今回の件で俺に対して批判的な皆さんが、

この文章を読んで考えを変えてくれるとは思ってない。

でも、有名人だとか言う人が、個人的感情によって

素人相手に店名(個人名)をさらして批判するのは

間違っていることは伝えたい。

少なくとも俺は、

人間代表、車いすユーザー代表の乙武さんと争ったつもりはない。

個人的に争う場合でも、公開の場で行うつもりなら

会話部分は録音された物であり、

双方が認める会話を文章にすべきだし、

背景、状況も双方の事情を記すべきだと思う。

とくに、乙武さんが文章を書いて金を得るプロならば、

自分の得意分野に引っ張り込んで勝負を持ちかけるなんて

ペンを使った暴力だ。

安易に乗ってしまった俺もバカだけど。

こんなことなら

どっちが旨いイタリアンを作れるか勝負に持ち込めばよかった。

ここまで書いたことが、あの夜の思ったことすべて。

これ以上でも、以下でもありません。

長文を最後までお読みいただき、心から感謝します。



乙武さんが出来ればウチに再訪してみたいって?

次は、予約の時に言って下さい。車いすのあの乙武ですって。

そしたら、丁重にこう伝えるよ。

当店はエレベータがないので

車いすの方には多少不便をかけるかもしれないですが

最善を尽くし対応いたします。



だがしかし乙武さんとあのねーちゃんは入店拒否しますって。

そしたら、だれも文句ないだろ。

何が障がい者差別だ、人権問題だ。ただのちわげんかだよ。



P.Sでも、やっぱり時が元に戻せるんなら、せめて

「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

という売り言葉に「ええ、どうぞ」何て言わずに、

ちょっと上がっていきませんか。ご馳走しまから

なんて言いたいな。

だって、せっかく始めたお店だもん。できれば悪口言われたくないから。





えー、当たり前ですが、上記は全部創作です。

この2日ほど乙武さんの件をあっちこっちで見かけたので作文しました。

私は、アンチ乙武ではありません。

どちらかというと好意的に見てました。

というか、いまでも見ています

ただ信者ではありません。

著書も「五体不満足しか目を通してません。

ツイッターフォローしていません。

時々目にする「自虐的な返し」や「障がいは個性だ」

なんてのに感心しておりました。

やっぱり好意的は撤回します。

ある種の尊敬の念でした。

そういえば、乙武さんはすごい人だけど、きっと友だちにはなれないなー。

なんて思っていたことを思い出しました。

どうでもいい情報ですが。


でも今回の件で逆に尊敬の念から好意に変わりました。


どこかで見かけましたが、

乙武さんのお連れはかわいい女性で、

その女性に対しイイ恰好がしたかったんだろう。っての。

本人や、信者の方が認める認めないにかかわらず、

これが真相だろうと思います。思いたいです。

なんか字数制限に引っかかったみたいなんで、続きは

http://anond.ha

問題点の洗い出し

これ結局、食べログが悪いって話なんじゃね?



[# 01 #]=イタリアン

[# 02 #]=入店

[# 03 #]=店を予約

[# 04 #]=座席

[# 05 #]=店主

[# 06 #]=シェフ

[# 07 #]=店のスタッフ

[# 08 #]=ホール担当

[# 09 #]=エレベーター

[# 10 #]=2階には止まらない

[# 11 #]=店も狭い

[# 12 #]=三段ほどの

[# 13 #]=階段をのぼる

[# 14 #]=段差

[# 15 #]=上がって

[# 16 #]=ケンカを売っている

[# 17 #]=店名を挙げる

[# 18 #]=車いす

[# 19 #]=使用する電動[# 18 #]

[# 20 #]=100kgの重量

[# 21 #]=歩道に“路駐

[# 22 #]=体

[# 23 #]=事務所男性スタッフ

[# 24 #]=女性

[# 25 #]=友人

[# 26 #]=抱え

[# 27 #]=バリアフリー

[# 28 #]=料理

[# 29 #]=飲食店

[# 30 #]=おいしそう



[# 01 #][# 02 #]拒否について

 軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。では、なぜ僕はあのとき、[# 17 #]という、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。ここに記しておきたい。

 19時過ぎ、一週間ほど前に予約していた[# 01 #]に到着した。奥に[# 09 #]が見えたが、ビルの入口に[# 12 #][# 14 #]があり、[# 18 #]ではビルに入ることさえできない。しかも、[# 09 #]も[# 01 #]のある[# 10 #]ようだった。僕の[# 19 #][# 18 #]は[# 20 #]があるため、こういう場合は[# 21 #]して、僕の[# 22 #]だけ[# 01 #]内に向かうしかない。

 お恥ずかしい話だが、自分で[# 03 #]する際、あまり[# 27 #]状況を下調べしたことがない。さらに、[# 01 #]に対して、こちらが[# 18 #]であることを伝えたことも記憶にない。それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのだ。

 普段は、[# 23 #]が[# 01 #]まで送迎してくれることが多い。だから、たとえ[# 14 #]だらけの[# 01 #]であっても[# 04 #]まで[# 26 #]てくれる。[# 23 #]が不在の場合でも、[# 25 #]たちが代わりに[# 26 #]てくれる。また、[# 07 #]が[# 26 #]てくださることも少なくない。いざとなれば、僕は自力で[# 13 #]こともできるので、デニムを履いている日などは自分で[# 15 #]いってしまうこともある。

 だが、この日はすべてタイミングが悪かった。[# 23 #]は仕事の都合で来れず、当日同行していたのは、ひさしぶりに会う約束をしていた[# 24 #]の[# 25 #]。身長150cm台の[# 24 #]が、僕を[# 26 #]て2階まで上がることはまず不可能だ。自力で歩いていこうかとも思ったが、あいにくこの日は仕事の都合でスーツを着ていた。10mほど先の階段まで歩き、さらにそこから尻を擦るようにして階段上り下りをすれば、スーツは泥まみれになるだろうし、下手すれば破れてしまうかもしれない。

 もちろん、すべてこちらの事情なのだが、ここまで悪条件が重なってしまうと、どうしても[# 07 #]にお手伝いいただくしかない。僕は路上で待機し、[# 25 #]だけが[# 01 #]に向かい、様子を聞いてきてくれることとなった。

 [# 01 #]内は、僕らが想像していた以上にこじんまりとした造りだったようだ。[# 07 #]は、[# 05 #]と思しき[# 06 #]が[# 01 #]を一人で切り盛りし、もうひとりの大柄な[# 07 #]が[# 08 #]していたという。土曜日の夜ということもあり、[# 01 #]はずいぶん繁盛していたようで、おふたりとも忙しく立ち働かれていたという。

[# 25 #]は[# 07 #]の男性にこちらの事情を伝え、階下で待つ僕の[# 22 #]だけを[# 01 #]内まで[# 26 #]てもらうことができないかと頼んでくれた。彼は「いまは手が離せないので難しいけれど、手が空き次第、迎えに行きます」と言ってくださったそうだ。その言葉に安堵した[# 25 #]は、そのことを伝えるため、路上で待つ僕のところに戻ってきてくれた。

しかし、10分ほどお待ちしていても[# 07 #]が来られなかったため、[# 25 #]がもう一度、様子をうかがいに[# 01 #]まで行ってくれた。しばらくして[# 25 #]の存在に気づいた[# 07 #]の男性が、「ようやくひと段落したので」と階下に向かってくださろうとした。そのとき、[# 05 #]が[# 01 #]から出てきて、[# 25 #]にこう伝えたのだそうだ。

「[# 18 #]のお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません」

「あ、でも、[# 18 #]は置きっぱなしで、友人の[# 22 #]を[# 26 #]ていただくだけでいいんですけど」

「ほかのお客様迷惑になりますので」

 おそらく、[# 05 #]は「ひとりの客を[# 26 #]るために[# 07 #]が数分でも不在になると、せっかく作った[# 28 #]が最高のタイミング提供できなくなる恐れがある。そうなれば、ほかのお客様にご迷惑がかかる」ということが言いたかったのかもしれない。だが、彼の表情や言葉のチョイスはそうしたニュアンスを伝えられなかったようで、[# 25 #]はひどくショックを受けてしまったようだ。

「[# 18 #]の人が来たら、迷惑ってことですか?」

「そういうわけじゃ……とにかく、うちは[# 11 #]ですし、対応できません」

 僕はその場にいたわけではないので、どこまで彼らのやりとりを忠実に再現できているかはわからない。だが、とにかく[# 25 #]は[# 05 #]の言葉や態度から「排除されている」という感覚を強く受けたという。

 [# 24 #]ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた[# 25 #]は、泣きながら階段を駆けおりてきた。僕は予期せぬ出来事に目を白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った[# 25 #]が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

 ふたりでその場にたたずんでいると、40代くらいの[# 05 #]が階段下りてこられた。僕の姿を確認すると、一瞬ギョッとしたようだったが、すぐに気を取り直し、僕に向かってこう口にした。

「[# 09 #]が[# 10 #]って、ホームページにも書いてあるんですけどね」

「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」

「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で[# 18 #]って言っとくのが常識じゃないですか?」

 キョトンとしてしまった。僕は、いまなぜ[# 05 #]は僕に[# 16 #]だろう? いや、もしかしたら彼には[# 16 #]つもりなどないのかもしれない。でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべ言葉ではないと思うし、あきらかに[# 16 #]ようにしか思えない口ぶりだった。

「そうですよね。事前にお知らせもせず、失礼しました」

 この状況でも、こんなセリフが素直に口をついて出てくる大人に、僕はなりたい。でも、僕はなれなかった。愚かなことに、その[# 16 #]の言い草に、[# 16 #]で返してしまったのだ。それは、僕の[# 25 #]を泣かせるような対応をしたことに対する憤りもあったかもしれない。

「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」

「いや、常識でしょ」

 他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる[# 05 #]に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。

「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」

「ええ、どうぞ」

 もう、この頃になると、僕は激昂状態だった。こんなに冷静さを失ったのは、いったい何年ぶりだろう。

 このあと、二言三言やりとりがあったかと思うが、残念ながら記憶が定かではない。だが、[# 05 #]が最後に言った言葉だけは絶対に忘れない。

「これがうちのスタイルなんで」

 その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった。扉を、閉ざされた思いがした。この時点で、僕は完全に思考停止となってしまった。

 彼はTwitterで、「うちのスタイルだなんて言ってない」と否定しているが、なぜそんなウソをつくのか。もしくは、記憶から抜け落ちてしまったのか。だけど、僕は絶対に忘れない。ついさっき、[# 24 #]ならではの感性かも――と書いたが、けっしてそんなことはない。僕もいま、この瞬間、はっきりと彼によって排除されたような腹立たしさと情けなさとを感じとった。仮に彼にその意図がなかったとしても、彼の態度は、言葉は、表情は、残念ながら僕らふたりに、くっきりとそのような印象を与えた。

 ネット上の声を見るかぎり、僕は「[# 01 #]側に[# 26 #]てもらえなかったことに逆ギレした」となっている。でも、それはまったくの誤解だ。

 これまで何とかなってきたことで必要性を感じていなかったとはいえ、事前に連絡をしていればスムーズにご案内いただけたかもしれない。これは、僕の落ち度。だから、[# 01 #]の状況によっては対応が難しく、結果的に[# 02 #]が難しいと言われても、「じゃあ、またの機会にお願いします」と笑顔でその[# 01 #]を後にすることができる。僕にだって、それくらいの理性と常識はあるつもりだ。

 相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら。

 ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。僕はいきなり訪れた[# 01 #]で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったか逆ギレしたのではない。客とか、[# 05 #]とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。彼の本意がどこにあるにせよ、こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、僕は深く傷つき、腹を立ててしまったのだ。

 僕はあの[# 01 #]の[# 28 #]に惹かれ、ひさしぶりに会う[# 25 #]との会食を楽しみに、[# 01 #]へと向かった。でも、そんなワクワク感もぺしゃんこになってしまった。わずかでもいい。「何かできることはないか」「どうにか[# 01 #]の[# 28 #]を味わってもらうことはできないか」――そんな心意気が少しでも感じられたなら、結果的に[# 02 #]がかなわなくとも、僕は気持ちよくその[# 01 #]をあとにすることができたと思うのだ。だが、彼の態度から、そうした心はまるで感じられなかった。僕らは、刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ちになってしまった。

 そんな思いが、[# 17 #]という安直行為に結びついたことには、深く恥じ入るしかない。「こんなひどい対応をされた」と、普段から応援してくださっているみなさんに泣きつきたかったのだ。愚痴たかったのだ。そうでもしなければ、とてもやりきれなかったのだ。

当日夜のTwitterでは、[# 17 #]理由として「僕のように、こんな悲しい、人間としての尊厳を傷つけられるような[# 18 #]ユーザーが一人でも減るように」と書いたが、その思いにウソはない。だが、あの日の僕は、あきらかに正常な判断能力を失っていたことも、あわせて告白しなければならない。

 僕が公開したことによって[# 01 #]側に抗議の電話などが行き、業務に支障などきたしていたら、それは本当に申し訳ないし、本意ではない。僕がみずから蒔いた種とはいえ、みなさんには絶対にそうした行為は行わないでほしい。

 もし、僕があのとき冷静さを保っていられたなら、[# 01 #]名を伏せて、「じつは、こんなことがあったのですが」という形で報告できていたなら、それは「[# 29 #]の[# 27 #]を問う」といったテーマで広くみなさんに議論していただくことが可能だったかもしれない。それが、ひとえに僕の未熟さにより、その機会をつくれなかったこと、猛省しています

 もしかしたら、あの[# 05 #]も、ただ不器用で、人づきあいがうまくないだけなのかもしれない。もしそうだとしたら、もう一度、あの店に行って、カウンター席にすわって、「[# 06 #]、この[# 28 #]おいしいですね」なんて会話を交わしながら、舌鼓を打てたらいい。そこでふたり写真を取って、Twitterでアップでもしたら、今回の幕引きとしては美しいのかもしれない。

 でも、ダメだった。あの日の夜のことを思うと、どうしてもそうした気分になれないのだ。そんな未熟な自分が、いまはただ腹立たしい。まだまだ、僕は人間が小さいのだと痛感させられる。

 今回の件で僕に対して批判的なみなさんが、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。

 長文を最後までお読みいただき、心から感謝します。

 P.S.でも、やっぱり、[# 05 #]がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、[# 01 #]の[# 28 #]、本当に[# 30 #]だったから。

乙武さんの件、そもそも障害者差別の問題などなかった

http://ototake.com/mail/307/

冷静になったあとに書いたとおもわれる上記の記事によると、乙武さん本人は

はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったか逆ギレしたのではない。客とか、店主とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。

とあるので、車椅子を理由に入店拒否されたこと自体は問題にしていなくて、店主の態度が許せなかった、とただそれだけ話だったのが事実

ということは障害者とか健常者とかは(すくなくとも当事者である乙武さんにとっては)今回の問題に全く関係なく、「あの店の店主の態度がものすごく気に入らない」という本当にどこにでもあるただの愚痴だったのだ。

ただ、いささか感情的tweetし、本人が有名人twitterフォロワーが多いせいで、その愚痴無用拡散してしまったのは、不幸なことだ。

だれでもこぼすただの愚痴が、障害者差別社会問題や店への営業妨害やらに発展してしまった。

問題の本質は、ただの愚痴で、その愚痴ネット投稿したことで、ネットへの投稿はいろんなヒトが見ているので発言に気をつけなければいけませんよ、という、ごくありふれた話なのでは?

障害者差別とかは全然関係なく。

2013-05-21

黙って立ち去る立ち去り方

個人営業の飲食店に予約して行って無理難題を言ってみよう!めっちゃ言ってみよう!なんなら色々壊そう!

からその名義で予約しようとするといつのまにか凄い人気店になってるらしくいつも満席でまったく予約が取れないよ!不思議だね!きっと君は福の神だね!

乙武氏の「イタリアン入店拒否について」を添削する

http://ototake.com/mail/307/

これじゃあ駄目だろ。

中学の頃、あだ名赤ペン先生だった俺様が、アンチを味方にする文章術とやらを教えてやるぜ。

イタリアン入店拒否について

 軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。では、なぜ僕はあのときこのときあのばしょで、店名

を挙げるという、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。ここに記しておきたい。

その前に、ぼくのことは「五体不満足」に書かれているからよく読むように。550万部を売ったベストセラーだ。

1,680円×550万部×0.1で、印税にして9億2,400万円を手にした名著さ。

え、凄いって?君の生涯獲得賃金よりちょっと高いぐらいさ、HAHAHA。

 19時過ぎ、一週間ほど前に予約していた店に到着した。奥にエレベーターが見えたが、ビルの入口に三段ほどの段差があり、

車いすではビルに入ることさえできない。しかも、エレベーター店舗のある2階には止まらないようだった。

僕の使用する電動車いすは100000gの重量があるため、こういう場合歩道に“路駐”して、僕の体だけ店内に向かうしかない。

さすがのぼくでも、幽体離脱して精神だけ向かうことはできないからね、HAHAHA。


 お恥ずかしい話だが、自分で店を予約する際、あまりバリアフリー状況を下調べしたことがない。

さらに、店舗に対して、こちらが車いすであることを伝えたことも記憶にない。

それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのだ。

ぼくレベルになると、いわゆる顔パスってやつさ。HAHAHA、大したことないよ。



 普段は、金で雇った事務所男性スタッフが店まで送迎してくれることが多い。だから、たとえ段差だらけの店であっても座席まで抱えてくれる。

スタッフが不在の場合でも、友人たちが代わりに抱えてくれる。また、店のスタッフが抱えてくださることも少なくない。

いざとなれば、僕は自力で階段をのぼることもできるので、デニムを履いている日などは自分で上がっていってしまうこともある。

ワイルドだろぅ~?

 だが、この日はすべてタイミングが悪かった。事務所スタッフ仕事の都合で来れず、

当日同行していたのは、ひさしぶりに会う約束をしていた巨乳

身長15,000mm台の彼女が、僕を抱えて2階まで上がることはまず不可能だ。そんなことしたら彼女おっぱいに顔をうずめちゃうじゃないか、HAHAHA。

自力で歩いていこうかとも思ったが、あいにくこの日は仕事の都合でアルマーニスーツを着ていた。10mほど先の階段まで歩き、

さらにそこから尻を擦るようにして階段上り下りをすれば、アルマーニスーツは泥まみれになるだろうし、下手すれば破れてしまうかもしれない。

 もちろん、すべてこちらの事情なのだが、ここまで悪条件が重なってしまうと、どうしてもお店のスタッフにお手伝わせるしかない。

僕は路上で待機し、巨乳けがお店に向かい、様子を聞いてきてくれることとなった。

 店内は、僕らが想像していた以上にこじんまりとした造りだったようだ。食べログレビューをちゃんと読んでおけば良かった。

スタッフは、店主と思しきシェフキッチンを一人で切り盛りし、もうひとりの大柄な男性スタッフホール担当していたという。

土曜日の夜ということもあり、店はずいぶん繁盛していたようで、おふたりとも忙しく立ち働かれていたという。

ま、ぼくなら顔パスでいけるだろうと思ったのが、砂糖の分量を間違えたショートケーキのように甘かった。

巨乳ホールスタッフ男性にこちらの事情を伝え、階下で待つ僕の体だけを店内まで抱えてもらうことができないかと頼んでくれた。

彼は「いまは手が離せないので難しいけれど、手が空き次第、迎えに行きます」と言ってくださったそうだ。

その言葉に安堵した巨乳は、そのことを伝えるため、路上で待つ僕のところに戻ってきてくれた。

しかし、60分マイナス50分ほどお待ちしていてもスタッフが来られなかったため、巨乳がもう一度、様子をうかがいに店まで行ってくれた。

しばらくして彼女存在に気づいたホールスタッフ男性が、「ようやくひと段落したので」と階下に向かってくださろうとした。

そのとき、店主がキッチンから出てきて、巨乳にこう伝えたのだそうだ。

車いすお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません。すいま千円」

「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、大作家先生の体を抱えていただくだけでいいんですけど」

無駄無駄無駄無駄無駄ァァァ!!!!」

 おそらく、店主は「ひとりの客を抱えるためにスタッフが数分でも不在になると、せっかく作った料理が最高のタイミング提供できなくなる恐れがある。そうなれば、ほかのお客様にご迷惑アフォー!!!」ということが言いたかったのかもしれない。

だが、彼の表情や言葉のチョイスはそうしたニュアンスを伝えられなかったようで、巨乳はひどくショックを受けてしまったようだ。


車いすの人が来たら、迷惑ってことですか?」

「そういうわけじゃ……とにかく、うちは店も狭いですし、対応できま千円」

 僕はその場にいたわけではないので、どこまで彼らのやりとりを忠実に再現できているかはわからない。

だが、とにかく巨乳は店主の言葉や態度から「排除されているし、帰れやボケ」という感覚を強く受けたという。



 巨乳ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた巨乳は、泣きながら階段を駆けおりてきた。泣きながら階段を駆けおりてきたって、

ドラマかよwwwwww。さて、僕は予期せぬ出来事に目をパンダのように白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った巨乳が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。男としてはこのまま引くわけにはいかねぇ。

チョメチョメしてぇwwwww。



 ふたりでその場に口笛を吹きながらたたずんでいると、40代くらいの屈強で筋肉隆々の店主が階段下りてこられた。

僕の姿を確認すると、一瞬ギョッ(魚)としたようだったが、すぐに気を取り直し、僕に向かってこう口にした。


エレベーターが2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどねェェェェ、無駄無駄無駄ァァァ!!!!」


「ああ、そうでしたか。僕、今回は『匿名ダイアリー』を見てお電話したので……」


「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?オラ、わくわくすっぞ!」

 キョトン(巨根じゃないYO)としてしまった。僕は、いまなぜこの人にケンカを売られているのだろう? 

いや、もしかしたら彼にはケンカを売っているつもりなどないのかもしれない。

でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべ言葉ではないと思うし、あきらかにケンカを吹っかけているようにしか思えない口ぶりだった。



「そうですよね。事前にお知らせもせず、失礼しました」

 この状況でも、こんなセリフが素直に口をついて出てくる大人に、僕はなりたい。

でも、僕はなれなかった。愚かなことに、そのケンカ調の言い草に、ケンカ調で返してしまったのだ。

それは、僕の僕による僕のための巨乳を泣かせるような対応をしたことに対する憤りもあったかもしれない。

「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」


「いや、常識でしょォォォォォォォォォ、ウオッホオオオジャオアオガモファオウmixi潰れろホウガウオウ」


 他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる店主に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。


「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ。」


「ええ、どうぞ、銅像。ぷぎゃー。」


 もう、この頃になると、僕は激昂状態だった。こんなに冷静さを失ったのは、いったい何年ぶりだろう。

昨日、足の小指をぶつけて以来かもしれない。

あ、足の小指なかった(こんな時に冗談を言えるぼくって、Coolだと思わないか?)


 このあと、二言三言四言五言六言七言やりとりがあったかと思うが、残念ながら記憶が定かではない。

だが、店主が最後に言った言葉だけは絶対に忘れない。


「これがうちのスタイルなんで(ジョジョ立ち)」

 その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった。扉を、閉ざされた思いがした。この時点で、僕は完全に思考停止となってしまった。とりあえず、開けゴマ~。


 彼はTwitterで、「うちのスタイルだなんて言ってない」と否定しているが、なぜそんなウソをつくのか。

もしくは、記憶から抜け落ちてしまったのか。だけど、僕は絶対に忘れない。絶対に負けらない戦いがここにある、日本日本

ついさっき、巨乳ならではの感性かも――と書いたが、けっしてそんなことはない。僕

もいま、この瞬間、はっきりと彼によって排除されたような腹立たしさと情けなさとを感じとった。仮に彼にその意図がなかったとしても、彼の態度は、言葉は、表情は、残念ながら僕らふたりに、整形したのかよってぐらいの二重のようにくっきりとそのような印象を与えた。


 ネット上の声を見るかぎり、僕は「店側に抱えてもらえなかったことに逆ギレした」となっている。でも、それはまったくの誤解だ。

それは、偏差値の低い人間から、誤解しているだけだ。早稲田以上の学歴なら誤解するわけがいからだ。


 これまで何とかなってきたことで必要性を感じていなかったとはいえ、事前に連絡をしていればスムーズにご案内いただけたかもしれない。これは、僕の矮小な落ち度。だから、お店の状況によっては対応が難しく、結果的に入店が難しいと言われても、「じゃあ、またの機会にお願いします」と笑顔でその店を後にすることができる。僕にだって、それくらいの理性と常識はアルジャーノンに花束札束を。


 相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら。


 ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったか逆ギレしたのではない。客とか、店主とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。彼の本意がどこにあるにせよ、こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、僕は深く傷つき、腹を立ててしまったのだ。チンコは勃ってないぞ。

 僕はあのお店の料理に惹かれ、ひさしぶりに会う巨乳との会食を楽しみに、お店へと向かった。でも、そんなワクワク感もぺしゃんこになってしまった。わずかでもいい。「何かできることはないか」「どうにか店の料理を味わってもらうことはできないか」――そんな心意気が少しでも感じられたなら、結果的に入店がかなわなくとも、僕は気持ちよくその店をあとにすることができたと思うのだ。だが、彼の態度から、そうした心はまるで感じられなかった。僕らは、刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ちになってしまった。開けゴマ~。

 そんな思いが、店名を公開するという安直行為に結びついたことには、深く恥じ入るしかない。「こんなひどい対応をされた」と、普段から応援してくださっているみなさんに泣きつきたかったのだ。愚痴たかったのだ。そうでもしなければ、とてもやりきれなかったのだ。っていうか、ぶっちゃけ

潰したかったんだよね。アリを踏むゾウのように。俺様を敵に回したことを後悔サセテヤリタカタンダヨォォォォ!!!!

当日夜のTwitterでは、店名を公開した理由として「僕のように、こんな悲しい、人間としての尊厳を傷つけられるような車いすユーザーが一人でも減るように」と書いたが、その思いにウソはない。だが、あの日の僕は、あきらかに正常な判断能力を失っていたことも、あわせて告白しなければならない。

 僕が公開したことによって店側に抗議の電話などが行き、業務に支障などきたしていたら、…ぼくの計算通りだ。僕がみずから蒔いた種だ、みなさんには絶対にそうした行為は行わないでほしいの反対の反対の反対。


 もし、僕があのとき冷静さを保っていられたなら、店名を伏せて、「じつは、こんなことがあったのですが」という形で報告できていたなら、それは「飲食店バリアフリーを問う」といったテーマで広くみなさんに議論していただくことが可能だったかもしれない。それが、ひとえに僕の未熟さにより、その機会をつくれなかったこと、猛省しています。っていうか、ぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。


 もしかしたら、あの店主も、ただ不器用で、人づきあいがうまくないだけなのかもしれない。もしそうだとしたら、もう一度、あの店に行って、カウンター席にすわって、「シェフ、この料理おいしいですね」なんて会話を交わしながら、舌鼓を打てたらいい。そこでふたり写真を取って、Twitterでアップでもしたら、今回の幕引きとしては美しいのかもしれない。

 でも、ダメだった。あの日の夜のことを思うと、どうしてもそうした気分になれないのだ。そんな未熟な自分が、いまはただ腹立たしい。まだまだ、僕は人間が小さいのだと痛感させられる。9億を越える印税を手にしたぼくでもこんなに小さいのだ。君たちはもっと小さいはず、HAHAHA。

 今回の件で僕に対して批判的なみなさんが、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。


巨乳の前で恥をかかされたから、ぼくの力をもってぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。

 長文を最後までお読みいただき、心から感謝感激雨嵐します。

 P.S.でも、やっぱり、店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから、HAHAHA。

そんじゃーね

2013-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20130520163833

まあ忙しい時に無理難題かめんどくさいこと言ってくる客がいたら多少イライラしても仕方ないわな。

逆に、予約まで入れたのに断られたらそれはそれで腹立つわな。

それだけで終わるとか周りに愚痴るくらいならいいだよ。

そこで有名人である立場の人が、店名あげてツイッターでディスったりしたから問題になるんだよね。

2013-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20130518215934

横だけど、適齢期のうちに子供を養うのに不安がないくらいの経済力をつけられる女なんてどれだけいるんだ?

無理難題をやれと言うのは教育として正しいのか?

2013-03-14

http://anond.hatelabo.jp/20130313195812

わかる。

「愛の証明」が今後も続きそうな相手は、しんどいよね。

無理難題クリアすることが「証明」と思っている相手ならなおさら

何か、セックスに関するツッコミが多いけど、大事なのはそこじゃないのに。

2013-02-10

本当にみんな「体罰のない学校」を望んでいるのか

http://www.news-postseven.com/archives/20130210_170585.html

 サンドラさんによると、ドイツで「問題行為」(授業中に騒ぐなどの行為。髪の毛を染めるような身だしなみや学校外で起こした問題ではない)を起こした生徒には、まず「口頭」で注意される。その「注意」が3回たまると、校長から生徒の家に「問題行動を起こしたことへの注意」が書面で送られる。そしてこの書面が3通たまったら退学、という。

問題行動を起こす生徒を体罰してでも矯正するっていうのは、確かにある意味情熱愛情がないとできない行為だとは思う。

そこまでしてでも学校に置いてやろうとするんだから卒業後に「あの時体罰を受けていて良かった」と言う奴がいるのもわかる。

「口で言ってもわからない奴」はいつの時代にも一定数以上いるわけで、放置しておいたら他の生徒の学習機会を奪うだけだし、

体罰による矯正がなかったら、問題行動を起こした生徒は隔離するか退学にするしかないだろう。

校内で生徒が暴力沙汰や犯罪を犯したら、即刻警察通報して司法の裁きを受けるようにもなるだろう。

これは、「先生が生徒を見放す」ということでもあり、それを保護者地域社会が受け入れるということ。

学校教育人格矯正まで期待するのが間違いで、最低限の社会適合性がない生徒は学校から排除せざるを得ない。

でも、今体罰を批判している人たちは「先生が生徒を見放す」ことを覚悟しているようにはあまり見えないし、

先生に「体罰は駄目だ、でも最後まで見放すな、何回でも口で言えばわかるはずだ」と無理難題押し付けてるようにしか思えない。

学園ドラマでよくある「暴力行為を起こした生徒を退学にしようとする教頭」と「必死に生徒を庇う熱血暴力教師」の構図で、

教頭が正しいからその生徒はさっさと退学にしろよ」と言う奴がどれだけいるのか。

学校は家庭じゃないし、先生は親でも何でもないんだから、手に負えなくなったら見捨てるのが正しいはずなのに。

2013-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20130123115319

電話口で唐突に慰めてくれと言われて、あなたは適切に慰められるのか

「あと一日居たい。祖母のそばに居たい」という増田健康感情、両方を慮った正しい言葉は何?

結婚して地元を離れ、介護現実など全く見てこなかった、まともに話した事もない弟に

「お婆ちゃんをお願いします」と言われ、お兄ちゃんはなんと答えるべきだったの?

本当は元増田がお母さんやお兄さんやお兄さんのお嫁さん等、お婆ちゃんを普段から支えてる人達感謝を伝えるべきじゃない?



元増田は周りの人間無理難題をふっかけて、思う通りの回答がもらえないと駄々をこねてるようにしか見えないよ

2013-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20130116183118

お礼参り暴行事件や出席停止にしたのに校舎に侵入して授業妨害する生徒を取り締まるのってそんな無理難題

2012-12-21

どのおとぎ話お姫様キャラクターに男は萌えるのだろう

なんとなく考えてたけど、女の自分には想像がつかなかった

有名どころをざっと並べると

人魚姫、眠り姫、白雪姫シンデレラかぐや姫、親指姫

人魚姫

フェミに嫌われていると言う事は男にとっては都合のいい女の筈

しかし男に惚れ相手に気がつかれないまま泡になって死んで行く人魚姫は、まどマギさやかモチーフにしたキャラだ、そしてさやかは男に圧倒的不人気

それに下半身が魚or言葉が話せないのではエロ妄想しにくかろう、一方的に惚れられ勝手に命をかけられ口もきけないのに近づかれ、思い人とくっつかない場合は男を殺さないと死んでしまうのは男には重すぎるのかもしれん、人魚姫は多分不人気属性だろう

眠り姫

考えてみたら主に眠っていてキャラがあまり立ってない、却下かな

白雪姫

狩人に森に連れて行かれたり、勝手小人の食事を食ってベッドで眠った後に7人の小人暮らしたり、死んでる姿に惚れた王子キスされたり、いつでもエロシチュに持ち込めそうな隙だらけだ

本人も頭弱いしエロ漫画ヒロインに良いか

シンデレラ

苛められ耐える姿はそそるかも?

かぐや姫

何したか知らんけど月の世界の罪人が罰として地上に落とされ、自分に惚れた男に無理難題を吹っ掛け命がけで貢がせ、結局一番身分の高い天皇とラブるが捨てて故郷に帰る。

小悪魔系行動と相反する日本美人な外見&清純派な性格ギャップ萌えあるか?

親指姫

ちっさくて可愛いな、ロリけがいかもしれん

不細工に気に入られたりエロシチュにも困らない、南君の恋人みたいなエロ妄想もできそうだし、普通に受けそうだ

関係ないけど知名度のわりにはディズニープリンセスに入ってないのが不思議

と言う事で親指姫かなと結論が出たけど、実際のところどうなのだろう。

2012-12-01

匿名の書き込みひとつでわかることもある

http://anond.hatelabo.jp/20121201101239

「女」と十把ひとからげで考えているうちは、彼女なんてできねーよ。

男女限らずだが、(自分は特別)と感じさせてくれる相手を求めてるもんなんだ。特に恋愛関係は。

どんな人間だかなんて、まったく関係ない。割れ鍋に綴じ蓋って言うように『運命に導かれた、たった一人の相手』というものがある。

まず、おのれを知れ。

そして、どんな人間なら、自分と楽しく付き合ってくれるのか考えろ。

例えば、他人の批判が好きなら、やっぱり、批判好きの女性を探せ。

俺さまを敬えというのなら、敬ってくれるような、スペックで育ちも悪く、なおかつ、お人好し(無理難題なようだが、けっこういるんだ、これが。お人好しだから貧乏脱出できないカンジ)がいいだろう。

そして、どんな人間が好きか、よーく考えろ。

元増田と合う性格の女が、「好き好き好き」と迫られて、嫌な気がするわけがいから、そのうち彼女も出来るさ。

元増田は「おのれを知る」ってところが一番ハードル高そうなところが、なんなんだが。

がんがれ!

2012-11-10

外向的な人間コミュニケーションいかに特殊か

一般に外向的で社交的な人間コミュニケーションが達者と思われているが一概にそうとは言えないのである

コミュニケーションが上手であることと外向性は社会一般に考えられているほどには強い結びつきが無いんだよなあ。みつを。

しろ、外向的人間のほうが「特殊」と言って良いくらい、コミュニケーションの仕方がまわりくどいことが多々あるのだ。

ここでコミュ力のために重要だとされている要素の一つに人に対する思いやりや人の心を推し測る力がある。

しかしよくよく考えていくと実は社会一般の大多数のコミュニケーションのシーンにおいて本質的なのは人の心を読むといったしばしば無理難題な芸当ではなく実に単純明快空気を読むことである

ここに一つのつまずきの石があるのだ。人の心を読むことなど到底難しい。苦手な人にとってなおさら。それなのにそれを要求されて社会生活に絶対不可欠だと信じ込みコミュニケーションの難しさに何度となく立ち向かっては打ちのめされるのだ。

そんなことを延々と繰り返している人が非常に多い。だが、「心を読む」と一般に思われている行為のその中身をよくよく見てみると、

なんてこったい単なる空気を読むこと、つまりその場その場の状況にあわせて振る舞うことだったのだ。必要とされていることは実に単純なのだ

外向的で社交的な人間もしばしばプライベートコミュニケーションを苦手とするがそれもそのはずである。彼らは決して人の心を読むことに長けているわけではないからだ。空気を察知し、空気合致した言動の引き出しがあるだけのことなのだ

むろん外向的かつ内向的人間もいる。外側だけでなく内側にも心が向いている人間はどうなのか?まず内側に心が向くことで自己の多面性によく開かれている。これに外向性も加わるから自己の多面性を外側に適切な形で表現できる。

からプライベートな距離の近いコミュニケーションにおいても自己を包み隠さずありのまま表現することができる。さらに、自己の多面性を理解する人間人間の多面性をも理解しているから他者の多面性にも理解が深いことが多い。

したがって他者の多面性も理解することができ、他者をありのままに理解したり認めたりすることができる。だからプライベートな対話も得意なのである。そしてそうした要件を満たして初めて「人の心が読める」と言えるのである

しかしそんな人間わずである。多くの外向的な人間内向的ではない。これは断言していい。というのも、外向的な人間種族がどのようにして形成されるかを考えるとわかる。

周囲に合わせなきゃという同調圧力が外向性を促進し、そうした歪んだ外向性が人類の長きにわたる歴史を通じて遺伝されてきて現在に至っているのだ。

から特に日本のような国においてはそうなのだが外向的な人間はたいていのケースにおいて内向的な気質など持ち得ないのだ。これが外向的人間コミュニケーション特殊性である

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