はてなキーワード: 排水とは
こういうの、思い出すんですよ
10年以上前に2ちゃんでROMってた頃、ニュー速VIPとかで
「〇〇だけど質問ある?」
っていう板を見たこと
あれずっとやってみたかったんだ
でも高校生だった当時、ガキが来んなとか、ツマンネとか、半年ROMれとか怒られるの怖くてね、言われる前にROMってた
でもいざこういうときに
「あ、こういうのでスレ立てたい」
いくつになっても顔が見えない他人に怒られたり、心がキュッとするような言葉を投げられるのは嫌だ
全然分からん、だからもう今、匿名でなんか書くってなると増田ですよ、ここしか思いつかなくて
大人になったな、って思うんですよ
結べたんですよ、マン汁
結べると思います?わたしもさっきまで結べるもんだと思ってなかったんです
でも結べたんですよ
それがちゃんとした暮らしをする者の嗜みというか、後から同じ湯船に浸かる家族への礼儀ってもんで
で、ちゃんと湯で股間を洗おうとしたら、タンポンの紐みたいに“しらたき”が出てた
股間から“しらたき”が出てることある?あの、白いこんにゃくのちゅるちゅるしたやつ
最近うちの献立にすき焼きが採用されたもんで、“しらたき”は最近食べたから記憶に新しいけど、女人の股間からは出ないよ“しらたき”は
知人の女医が昔言ってたけど、卵胞期にマン汁って「みよ〜ん」ってなるらしいね
今はもうすっかり交流がないけど、でも「卵胞期だからマン汁がすっげぇ伸びる!!!」ってTwitterに投稿してたことは覚えてる
今、そのツイートが活きました
で、“しらたき”を改めて見直して
「これ引き抜いたら視界真っ暗になって死ぬかな!?そこに視神経はないだろ、そりゃそうだ!ガハハ!紐切り!プッ(鎬昂昇)」
とか思って(口には一切出していない)引き抜いた
すごい“しらたき”だった
こんなにマン汁が“しらたき”になること人生でないな、と思った
液体じゃないんですよ、普通「汁」って液体と形容できる流動性があるはずなんだけど、垂れない、はねない、手につかな〜い!(レインボーアート)だった
手に持って指に巻き付けられる、これは人類史上でも類を見ない、とても貴重なマン汁だ…!と研究者の顔になって、入浴そっちのけで“しらたき”マン汁を見ることに励んだ
でもさぁ、そこで気づいたんよ
「液体じゃなければ結べるんじゃない…?!」
って
なんでそんなこと思いつくんだよ
普通に、結べた
そりゃ〜そうじゃ“しらたき”だもん、結べないわけないよな
いや、“しらたき”じゃない、マン汁だよこれは
「マン汁を結ぶ」って聞いたことないもん、そんな、あの可愛くておしゃれなアニメーションをMVに使いがちな令和の流行曲のタイトルみたいな…
友達やあの卵胞期マン汁びよ〜ん女医でも「マン汁を結ん」でないんじゃない?!?!!いや、女医はあるかも…
でも、その高揚感も一瞬のものだった
ここまで14回「マン汁」って単語をキーボードで打ち込んでますが、ちゃんとした大人ですよ
「なにやってんだろう…」がすぐ来ちゃうんです
結べたマン汁はすぐに排水口に流しました、こういうのは自分のクローンにお別れを告げるようなセンチメンタルを感じます
でもやっぱり、ここまでで16回「マン汁」って単語をキーボードで打ち込んでるので、ちゃんとしてないんですよ、マン汁(18回目)もニヤけながら結んだし
「こんなおもしろいエピソードをどこで言おう?!」がすぐ来ちゃうんです
なんて哀れなおもしろ奴隷、ゲットしたおもしろエピソードを新鮮なうちに放流したい気持ちに囚われる、哀しき、おもしろピエロ…
しかし、一応ちゃんと社会で働き、普通自動車免許も持ち、お酒も飲める年齢の社会人ですので、友人が沢山いるSNSに書くことは思い留まりました
「VIO脱毛して、陰毛ハート型にしたんだ〜♡」はギリ言っていい、個人的には詳しく聞いてみたくもある、けど、マン汁は、言えない 体液はさ、ちょっとネ……
ところでハート型の陰毛って脱毛のデザイン表に結構掲載されてるけど、あれどの層の需要なんだろう
そういうことで、「スレ立て」の文化にも再度乗れず、友人の前で体液の話をすることを憚る僅かばかりの理性がはたらいた結果、初増田でしらたきマン汁について書きました
匿名でなんてものを人様に見せてんだ、明日仕事のひともいるだろうに…
もう20回も「マン汁」って書いてしまいましたが、きっと明日も社会でうまくやれます
グッドラックしらたき
5年ぶりくらいに書き込む
その頃から増田という場所はネットの泥を寄せた排水溝みたいな場所だったけど、ヘドロが溜まりすぎて水が一切流れなくなってしまったなと感じる
定番のネタとは言えこんなレベルの話ばかりになっているのはちょっと異常だなって感じている
夜泣きが酷いとかベッドから落ちたとか、姑との教育方針の違いとかそんなのばっかり
小学生に上がればまた給食やいじめの問題も出てくるし、受験とか絡むと熱が変わってくる
ここが重要なんだが、子供の話題は子供の成長や家庭環境の変化に合わせて変わってくるということなんだ
言葉を喋ったりするだけで一大イベントだし、何かにつけて後悔もうれしさも付きまとう
けど、増田で話題に上がるのはどうも何の変化もない妄想だらけの地獄じゃないのかな?
子供が1年で成長する間に起こる喜怒哀楽の変化に比べ、ここはほぼ無風だ
湿っぽいよどんだ空気が漂っているだけ
洗濯は平日に2回、
なんで?アホ?
休日は2回と寝具1回で
アホ?
家にいるなら干せば?
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
うーん、まあ、まあええか
うんまあええか
まあ好きにせえ
とりあえず洗濯しすぎじゃね?
クリーニング屋さんなの?
医者に行った方がいいと思う
洗濯は平日に2回、休日は2回と寝具1回で衣服以外は乾燥機に入れて回して終わったら畳んでしまう。
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
料理は週1、後は外食かスーパーの総菜で済ませればいいし、掃除も月1で良いやろ。
健康診断は問題なし、体重筋肉量も標準で、忙しくなると眠れなくなる体質が問題なだけの健康体です。
婚約者が長時間労働の環境で、自分はリモートだったり残業がほとんどなかったりで家に帰る・いる時間が長く家事はほとんど自分がやっています。
洗濯は平日に2回、休日は2回と寝具1回で衣服以外は乾燥機に入れて回して終わったら畳んでしまう。
掃除は家具や家電のホコリ拭き、風呂トイレの漂白殺菌、排水溝周りの掃除、玄関を拭く、床を掃除機にかける。これを土日のどちらかに1回。
炊事は夕食のみ、主菜で肉や野菜を炒めたり煮たり、副菜に野菜料理、サラダ、スープや味噌汁などを毎日。
あとは月一くらいで部屋の中の断捨離と洗剤、日用雑貨のストック管理と発注をしてる。
たったこれだけ、特別なことは何もしていないのにとにかく毎日がへろっへろに疲れている。
婚約者は皿洗いをたまにやってくれるがこちらが見ても明白すぎるほどに仕事で体力を消耗しており、不憫すぎてあまりそれもやらせたくない。
本人は色々やる気だけど休日は一日中寝てやっと回復している状態なので、ひっそりと私が済ませている。
ふたりとも、ふたりの暮らしのために最善を尽くしていると思う。
それでもこちらの負担が多いのは仕方がないと思って動いているので、家事負担率がー!共働きなのにー!ということで怒ったりはしない。(たまに怒ってしまうが)
ただ、1日の終わりや週末は私が疲れすぎて婚約者と一緒に食事をしていてもどこか上の空になってしまう。
もっとコミュニケーションをとったりラブラブしたい。笑顔で話を聞きたい。
子どもを設けたいのはふたりとも考えているけれど、ここに子育てタスクまで入ったらと思うと気が遠くなる。
元モー娘。の辻ちゃんみたいにテキパキしながらかわいく主婦をやりたいけど、現実はボロボロひっつめ髪にすっぴんでうつろな目をして毎日生きてる。
一体全体世の中の主婦はどういう体力をしているんだろう。
去年10年西成で生活した稲川淳二みたいなジジイがマンション一階の謎部屋を改装してそこに唐揚げのデリバリーの店出しよってフーンって感じだったけど先日何気なくGoogleのクチコミみたら星1つつけられてて悪質ゴースト店で衛生状態が壊滅的とか言われててやっぱりて感じではよ潰れろ出てけバイトも駐車場でタバコ吸ったり昼寝したり駐輪場の自転車のカゴにゴミ入れたり無茶苦茶しよるしマジ潰れろって呪ってたけどさっき風呂入ったら🪳おるやん全裸の無防備な私では哀れにもなすすべがなく慌てて熱湯ぶっかけたら排水口に逃げよって2000円のシャンプープシュシュのシュで窒息させようとしたらまだ暴れとるからトドメに聖属性の水浴びせたらやっとくたばって一件落着したけど腹立つわホンマ
ブラックキャップを至るところに設置したので今年の夏は大丈夫、そう安心していた――さっき風呂に入るまでは。
そこにいたのは、ゴキブリとは似て非なる黒くてデカい虫。全長2cmもあろうかというそれが壁にへばりついていた。
気持ち悪いのでさっさとシャワーで流そうとしたのだが、思った以上に抵抗してくる。
ゴキブリなら一瞬で水流に負けてそのまま排水口へゴールインなのだが、こいつは5秒も10秒もへばりついて動こうとしない。
シャワーの温度はそれなりに温かいのにこいつには効いていないようだ。
ようやく壁から落ち、そのまま流れてくれるかと思いきや、床の僅かな凹凸に手足を引っ掛けて抵抗してくる。
しかも少しでもシャワーを当て損なうと速攻で走り出してどこに行くかわかったもんじゃない。
格闘の末、なんとか排水口にゴールインさせた。しっかり流れ切るよう10秒ほど排水口にシャワーを当て続けたのち、シャワーを止め、一息つく。
ようやく風呂に入れる、そう思って振り返った瞬間だった――。
あの黒い蠱が、いる。
慌ててシャワーの蛇口をひねり、もう一度やつに狙いを定める。その時だった。
やつは羽を広げて……飛び回り始めた。
俺はもうパニックになって情けない声を上げながらシャワーを振り回した。
そうこうしているうちに運良くシャワーがヒットして、もう一度やつを排水口送りにすることに成功。
二度と這い上がってこれないようにシャワーと一緒にボディソープを流し込んだ。
だが心残りなことが一つある。
俺はやつを小さくしたような虫(5mm程度)を、すでに自室で5匹ぐらい目撃している。
見つけたものに関しては潰して処分したが、もし風呂場にいたアレが最終進化系なのだとしたら……。
今年の夏は憂鬱だ。
https://anond.hatelabo.jp/20230505181001
https://anond.hatelabo.jp/20230508002353
毎晩使い終わったシンクを全部洗い、熱湯かけて朝まで自然乾燥させる「キッチン〆」をしていた。
私自身はまったく専門外なので、最初めちゃくちゃびっくりしたし、同じルールを強制されたのは苦痛だったし、台所仕事はほぼ全部やってもらってた。
シンク周りがきれいだと、なんか遠慮なく使えて気楽?なので、一人になっても習慣化している。
やってみようという人は以下、ご参考まで。
・ナマモノをシンク周りで扱わないこと。肉や魚は切ってあるものを買い、包丁や箸でも触れないよう徹底(ラップ越しに触るとか)
・トレイのなかで下味して直接フライパン等に入れる(トレイは洗わず、そのまま燃えるゴミにしてましたゴメンナサイ)
・使った皿や調理器具も、まず汚れや油を紙でぬぐって、すぐ洗えばきれい。これらも50℃〜のお湯で流す。熱いけど手袋してたら意外と平気。
・カレーなど特に汚れる物は、ペーパータオルや小さく切ったスポンジで洗う。カレーの日々が終わったらお役御免。
・洗い物が全部終わったら、シンクもゴミ受けもぜんぶ同じ洗剤で洗ってしまう。そのうちぜんぶ同じスポンジで洗えるようになる。
・スポンジ、シンク用台拭きもまとめてシンクに入れて、ヤカンいっぱいに沸騰させたお湯をまんべんなくかける(※やけど注意)
・湯をかけたあとのスポンジは、水が切れて乾くよう立てて置いておく(※やけど注意、少し冷ましてからでよい)
・乾燥する時間が大事なので、〆作業のあとは数時間水を流さないこと。日中家にいないなら、朝〆て、昼間に乾燥させてもいいと思う。
・洗いものやゴミをためないこと。三角コーナーは置かず、ゴミはビニール袋や新聞等で処理してそのまま捨てる。
・シンクを使った日は、必ず〆ること。
・ちなみに排水口のゴムの蓋は熱に弱いのかな?洗うのも面倒なので、外して不使用。
これを続けるとシンク=「カミ」になる。
一人分の炊事ならそこまで洗い物も出ないし、慣れると実質の作業はほぼ湯をかけるだけなでそんな苦でもない。
元パートナー曰く、調理というのは相手の命を預かること(食中毒的な意味で)
どんなに酔っ払っててもキッチンを〆てた。
それでも家庭の衛生管理は甘いようで、自身は動物も捌けるけど家ではハンバーグとかぜったい作らなかったし(お店でタネを買ってきて焼く)、肉の筋切りとか叩いたりは基本せずにぶっ込んでた。
デメリットとしては熱湯や紙類を使いまくるので全然エコではないこと。
一緒に暮らす人数が増えたら管理の徹底、洗い物の量とかタイミングの兼ね合いとか大変かなと思う。
コロナでも思ったけど、衛生感覚って日々の行動に根深く影響してるし、その割には気分次第で変わるもんだな〜と。
元パートナーはその他の水周りにも潔癖だった。
みなさんよく言語化してくれてるけど、衛生感覚が合致すると共同生活がラクだよね。(なお、別れた理由は他にあります)
あとお金持ちの知人宅キッチンには、シンクが2つあり「カミ」と「シモ」で使い分けてた(n=1)
お金がある人は案外そうしてるのかな〜??
最初の一回目は排水口が詰まらないように処置して、入浴の際に身体洗うついでにT字型安全カミソリで剃る、以降もちろん入浴の度に剃るんやで(銭湯だと問題あるだろうからしないこと)
31歳にして、自分は人生を生きるのが下手糞だ!と気が付いた。誰かと協力して人生を乗り切りたかったので、マッチングアプリを始めてみた。年収400万円以下の童貞だけど。
協力して生きるだけなら、友達同士でも良いけど、重い病気で介護が必要になったりしたら無理だと思う。でも、恋愛を介するだけで、そんな心配も不思議となくなる気がしません?というか、結婚してる人ってすごい。一緒に生きて行きたい人どうやって見つけたの?自分の人生より相手の人生の方が大切だと思った瞬間があったの?私は初めてプレイするゲームの説明書は読まなかった。そういう人達を見ると、ちゃんと説明書読んでから人生をプレイしてるんだなと思う。私は説明書も読まずに年だけとってしまった。Bボタンでダッシュできるって知りたかったな!
マッチングアプリ始めたら、普段しない排水管の掃除を自然とするようになった。いい匂いの柔軟剤も買った。なんか生活が丁寧になってきた。とりあえず、加藤ミリヤを聴きたくなった。
そうしたら、何度かメッセージした人と通話することができた。とっても楽しく喋ることができて舞い上がった。すぐにaikoの桜の時を聴いた。会ってもないのに、好きになった。会ったこともないのに!どこでデートしたいかとか、結婚できるかとか、じゃあ転職しなきゃとか、平気で仕事中に考えた。会ったこともないのに!本当に自分は愚か。毎日、顔写真とプロフィールだけで判断していいね押してたけど辞めた。なんか浮気してる気分になったから。別の人ともメッセージ送り合ってたけど、無視した。自分がキモい。会ってもない人のことを毎日考えて、メッセージを送った。少し返信が遅れただけで、悲しくなった。相手のプロフィール写真が更新されてたら、すごく焦った。私と楽しく話してるのに、まだ別の男との出会いを求めてるってこと?とかストーカーみたいなとことを考えた。会えなくてもメンタルはストーカーになれる。もしも会って、もしも告白する機会があって、もしも振られたら、モンスターラブのクロちゃんみたいに嗚咽してしまうことが容易に想像できる。落語家みたいに上着を脱いじゃうだろうな。
そもそも、恋愛なんてロクにしたことなかった。相手の気持ちを考えて、相手に好かれたいと思うことが、こんなに汚いなんて知らなかったよ。醜くないですか、私?会ったこともない人のことで一喜一憂して。本当に馬鹿。それに比べて他の皆はすごいな。私が他人の気持ちを考えられるようになったの最近だよ?周りは普通にこんなことしてるんだね!人間あるある、恋愛しがち!
なんでも話せる恋愛に全く興味のない友人がいるけど、このことは話せなかった。汚な過ぎて。もしも一緒の汚い思いをしてたら話せたと思う。同じ地獄を味わって欲しい。同じ地獄でドリンクバー飲みながらお喋りしたいよ。でも、他の人から見たら自分も今までそうだったから、結婚した友人と疎遠になってしまうのか。そういう仕掛けだったのか。同じくらい苦しい人と話した方が楽しいもんね。共有できないなら、話す意味ないもんね。
最近読んでとても感動したエッセイの最後に、本当に美しい瞬間は誰にも教えたくない、と書いてあった。自分の人生に誰にも教えたくない美しい瞬間なんて思い当たらなかった。これから先、誰にも教えたくない美しい瞬間は訪れますかね?
住宅街の一軒家である実家では当たり前に見かけたのに、築40年超のアパートを転々としつつ朝晩自炊する男がGに出会わないのは、そこそこ対策がうまくいっているのではないかと思う。
n=1だからこそ知見を共有して、今後の参考にしたい。
# 気にしていること
北海道以外では、2F以下に住んだことはない。
原則として、飲食物は、買ってきた後はDK以外の部屋に持ち出さない。(ただし、同棲していた間は彼女が自室で色々食べていたが、それでもGは出なかった。)
料理と食事の後は、机を拭き、床にモップをかけるが、それ以外の場所の掃除は適当。
暑い期間、自宅にいる間はほぼ24時間冷房をつけっぱなしにしている。
押し入れや戸棚の戸は隙間を開け、中まで冷やすようにしている。
家の出入口と排水口のある場所(玄関とベランダへの出入口、台所と洗面室と風呂)に撒いてる。
# 経験してきた悪条件
1Fに飲食店の入るビル。隙間だらけの古いマンション。玄関から2mのところにゴミ収集場所。駐輪場や廊下ではGを見かける。
台所の中での食べ物の保存場所はわりと適当で、野菜なんかは床の上の段ボール箱に放り込んである。
……というわけで、たいしたことはしていないのだが、買ったGジェットプロをまだ一度も使わずに済んでいる。
他方、実家では、母は毎日4,5回は掃除機をかけるという少々病的なくらいの潔癖症なのだが、Gとはお別れできていない。
自分の経験を一般化できるなら、自宅外のGの巣と自宅内の餌場との間をGの嫌いな冷気と匂いで遮断することが重要そうに思える。
来客がキッチンシンクを皿用スポンジで洗いやがった、清潔観念がおかしいもう絶縁だとか、旦那がそれやりやがった、もう離婚考えているとか、シンクをスポンジで洗う事で発生するトラブルは多い。
これは畢竟、ケガレの観念の問題だ。シンクは下(シモ)の範疇になっているのである。
実は日本人のこのシンク=シモの感覚というのは20~30年前に定着したもので結構新しい。それまではシンクは上(カミ)の範疇であり、1990~2000年頃はこれらが混じり合った状態だった。また、調理の現場ではまだシンク=カミだ。
ところで古い国鉄時代の特急などでレバーやボタンを放すと即座に水が止まってしまって手が洗えない洗面台に困惑した事はないだろうか?
シンクというのは元の意は「溜め」だ。水を溜めて使うのがシンク。これとは別に「流し」もあった。これは小学校のプール付属の長いのが判り易いね。
故にキッチンシンクも水を溜めて使う、流しとして使うの二つを兼ねる事が前提になっていた。これは洗面台も同じ。
だからキッチンシンクにも洗面台も水を溜める為の栓が必ず付属していた。
また、1990年代前半までのシステムキッチンのCMでは、シンクに水を張ってそこに野菜をまるごと投入して洗うというシーンがよく登場した。それは清涼感の演出のためであり、つまりはシンクはカミだったのだ。
洗面台ではゴム栓だけではなく、もっと機能的なレバーやノブ式の排水栓が一般化していた。洗面水栓の近くにあるノブなどを引っ張ると水がたまるのだ。
今では洗面台ボウルは手を洗った水受けや歯磨きうがいした後の水の吐き出し受けになってるから洗浄後でも水を張ってそこに顔を付けるという行為はしたくない人が多いだろう。つまりはシモである。
このシンクやボウルに水を張って使うというのは80年代後半~90年代に廃れ、キッチンでもシンクにボウルを入れてそこで洗うというのが一般的になった。
この為に2000年代前半から各調度品メーカーは水溜めの栓とか排水蓋を付属しなくなる。洗面台のレバー式排水栓も廃止された。
こうなると利用者の方のケガレ観念も完全にアップデートされてシンク、ボウルはシモのケガレあるものとなり「皿用スポンジでシンク洗いしやがった、信んじらんねぇ!」となるようになったのである。
一方、プロの調理場の方ではシンクは水溜めのままだ。シンクに水溜めて食材洗うし食器のすすぎもする。カミのままなのだ。
だから皿用スポンジでシンクを洗った人は調理場で働いている可能性もある。汚いという意識が発生しない(排水口の網などは別だ。ここは単純に不衛生だ)。
増田も「気まぐれクック」で金子がシンクに魚置いているのを見て「不潔だな」と思う口だったが、実際に自分でも魚捌きをやるようになると、シンクの中でやらないといけない作業が結構ある。
すると食材をシンクに置くなんてとんでもない!というケガレ意識はなくなった。
特急で多客期や臨時列車などで国鉄時代の電車が来ることがある。
トイレが和式なのも困るが、後に手を洗おうとするとすると、出水レバーやボタンから手を離した途端に水が止まってしまうので両手をすり合わせての手洗いが出来ない。一定時間で止まる装置が壊れちゃったのか?
しかもお湯と水の二つのボタン、レバーがあるが、お湯の方を押すと火傷する熱さで手洗い出来ない。なんだこれ!どうやって使うんだ!?
こういう体験した事ないだろうか?
また、昭和中期の古いホテルや旅館に泊まると、同じように水栓が湯水二つあり、こっちは普通の蛇口で出しっ放しには出来るものの、お湯の方はやはり熱くて使えない。
しかもメインのボウルの他に小さなボウルがある。これは一体どうやって使うんだ…。
これも説明しよう。
例を用意した。
これは戦後すぐに製造or改装された旧型客車の手洗いで、ボタンを押している時だけ湯水が出る、洗面ボウルの右にワンタッチ排水栓がある、メインのボウルの左手前に小さいボウルがあるというこの問題の全入り品だ。
https://twitter.com/ma_mere_loye/status/1642412578201800704/photo/1
小さいボウルがある。水栓は湯/水二つ式だったのを潰して後付け水道管に変更されている。
なんでこうなっているかというと、今の人は手も顔も水を出しっ放しにして手を洗い、流水を掌に受けて顔を洗うだろう。
だが昭和中期までの日本人は流水でそんな事をしなかったのである。ほぼ必ず洗面器のボウルに水を溜め、それを掌で掬い、顔を洗ったのだ。だからお湯と水を洗面台で混ぜて適温にしていた。
昔は冷房も無く窓を開けていたので蒸気機関車の煤煙で顔が汚れた。長時間の乗車も多い。夜行列車も多かった。だから洗面は必須だった。
そしたら歯磨きしたりうがいした吐き出しはどうすればいい?
それが手前の小さいボウルなのだ。ここは吐き出し専用で、痰が残ったりしたら手で水を掬って水で流すのだ。
つまりは洗面台=手を洗うところ、夜行なら歯磨きや洗顔の排水受け、または化粧直しの場という風になったのは昭和後期であり、それまでは洗面台はその名の通りに水を張って顔を洗う場所だったのだ。
因みに洗面器という名もその通りで、水を溜められない流しなどでは洗面器に水を張って手で掬って顔を洗う為の物であった。その洗い方では石鹸で水が汚れるが、そしたら水を交換して2回くらいで洗顔する。
ただ、この洗顔法は昭和後期には誰もやってなかった筈であり、感覚的にも大勢が痰や唾を吐いたり手洗いの排水受けた洗面ボウルに水張って顔洗えるかという感覚だった筈だ。国鉄は融通が利かずに規格化されたこのタイプの洗面台を発注していたが当時から手洗いしにくい不便なものという評価だったと思われる。
だからJRになると今のと同じ、自動水栓や時間水栓に交換されたりした。
そういう訳でシンクや洗面台に対する日本人の清潔感情、ケガレの意識がアップデートされ、それによって水を溜めるという構造の調度品が作られなくなり、それでまた更に清潔感情がアップデートされ、となって来た。
故にシンクを皿用スポンジで洗うと非常識に驚き、古い構造の洗面台は使い方すら判らない、という事になるに至ったのである。
だが調理場ではシンクは未だ水溜めて使うカミのものであるから、そういう従事者が他業種の人と交差するとトラブルになる。
またハードな料理をすると家庭でもどうしてもシンクで食材扱うようになるから感覚は変わる。