はてなキーワード: 待機児童とは
なんか今バズってるらしい男性保育士の記事だけど最後の方に問題がたくさんあって怒りが収まらないので自分の思考を整理するためにメモします。
https://travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/
たくさんコメ(http://b.hatena.ne.jp/entry/s/travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/)がついているようだけども、はっきりいって的外れ。手ばなしにいい記事とか言ってる人のセンスがわからない。自分の差別意識に気づいていないのかな???
1ページ目の保育の現場のレポートはとてもいいと思います。現場を知らない人がこういうのなんだって知るのは大事。
このページの前半も、とてもいい。
保育園の整備の必要性だとか、保育士の専門性、子育てを核家族が担うのは限界がある現代で、保育園が保護者に子育ての専門知識やスキルのインプット・サポートになっているという指摘は本当にその通り。
https://travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/2/
千葉市長の掲げた「男性保育士活躍推進プラン」にSNSから批判がたくさんあったことに関する話に及んだところで、千葉市長は、自分にコメントを寄せたアカウントなどを全部過去発言なども遡って調べたと言って、こう述べる。
「マジです。この問題は、真面目に研究しなくてはならないと思いまして。で、調べていくと、“ジェンダーフリー”の生き方を持った方々で、例えば女性の権利を守るために活動している方が非常にこだわっていらっしゃることも分かりました。もちろん、保育園に預けていた経験のある方で反対意見を出していた人もいましたけれども、それは本当にレアなケースで。例えばその人たちの中には、“旦那が自分の娘のオムツを替えているだけでも嫌”みたいな意見を言っている人もいました。でもそれはもう、ポリシーの話ですからね。生き方の」
ここのあたりの段落よんで、それまですごくいいねこの記事!って思っていた心がボキっとへし折られました。
私の周りで男性保育士活躍プランが出た時に批判していた意見を思い出すと、(かなりざっくりまとめると)実際に現実に起こっている小児への性的虐待をいかに防ぐか、そこが大事なのに、その議論をしなくて男性保育士を増やそう〜っていうのってどうなの?っていうことだったと記憶している。
(市長も「自分に寄せられたコメントを調べて」意見を言っているので、私も自分の周りでみかけたコメントから意見しますね)
で、そういうコメントの多くは、過去に学校とか教育現場で男性の教育者、あるいは家族や親族の中で年長の男性から向けられる性的な眼差しや振る舞い、そういったものに感じる「いやーな感じ」を思い出して、「やめてほしい」っていう感覚を抱いている、そう見受けられた。
この千葉市長の答え方の問題点は、そういう、過去の性被害体験につながるようなものも含まれているはずの批判を、十把一絡げに「“ジェンダーフリー”の生き方を持った方々」と雑にまとめてるところだと思う。はっきり言ってこれはセカンドレイプではないですか?
この発言によって、「性的虐待の心配がある」という指摘が、「うるさいフェミニズムがなんか言ってる」という文脈にすり替えられてしまっていて、問題が矮小化されて対策が全く取られなくなってしまう。子どもを主役に考えるはずなのでは?子ども守れないよねこれじゃ?
性的被害やそれを守ろうとする人の意見をこうやって矮小化するのは、被害を防ぐことはできないどころか、温床にしてしまう可能性もあって本当に危険。
「とはいえ、例えば“性犯罪の9割が男性だ”という意見なども出ていました。こういう意見は、男性として受け止めなければいけない現実っていうこともありますよね」
「それはある種の真実でもあるし、そのご意見に至るなんらかのご経験をされてきたことを受け止めなければならないと思います。しかし、我々が議論しているのは、保育という世界の話です。ですから、保育という中において望むべきものについて、少なくても公的な側はしっかりと筋を通さなければならないと思います」
ここにきてトンデモ感が倍増。保育の世界の問題、と切り取って、対策を打とうとしないのは、いじめの問題を教育現場で「教育の問題なんで」って言って、本当は暴行脅迫、金銭の搾取なのに刑事事件にしないのと同じくらい悪質。
そもそも、ジェンダーフリーの何が悪いんですか?と小一時間問い詰めたい。
インタビューの最後の方で、「“男性の子育て”を多くの市民に理解してもらうという意味もありましたけど」とか言っているくせに、なんでジェンダーフリーに批判的なの?
ジェンダーフリーってそもそも「女性を守る」ってこの市長はインタビューで言っているけど、女性の方が男性に比べてハードモードだから、そこから守ろうよって言っているだけで、別に男女の間に格差がなければわざわざ守ろうとしなくてもいいはず。
女性の方が小さい・若いうちからレイプに遭いやすかったり、性的搾取(JKビジネス、って狂ってるよね、まだ学校行ってる高校生で医学的にも発達過程だったりするんじゃないの?な存在で性的サービス受けるとかさ…)されやすかったり、女性だけ家事育児を担うような風潮があったり、その影響で男性が正社員長時間労働化するから男性の方が賃金高くなって格差があったりするから、そこをイーブンにしようとするだけじゃん?
だから、ジェンダーフリーになったら、子育てに理解のある男性も増えるし、男性保育士も増えるだろう?なのに、そういうダブルスタンダードに気づかずになんとなく言っている。
そういうところが、ほんと〜〜〜にムカつきました!
あと、そもそも論として、「男性保育士活躍推進プラン」の政策的な面に対して分析すると、ダイバーシティを促進するために男性保育士の働きやすい環境を整備するというものらしいんですが。
https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/unei/documents/danseihoikusi.pdf
これ、つまり、男性保育士の数がめちゃめちゃ少ないから、将来男性保育士がこれだけ増えるように数値目標を立てましょう。それを達成するために魅力を発信したり、働く環境の整備をしたりしましょう。ということみたいなんですが。
環境とか魅力の発信もだいじだろうけれども、そもそも根本的に増やすために、じゃあなんで男性保育士がこんなに少ないの?っていうのをまずかんがえてほしい。
去年の待機児童問題の国会の議論以降いろいろ発表されてますが、ざっくり、女性だけで比較しても、全産業平均より5万少ない、男女全部平均すると、全産業平均に比べて10万少ないって言われてる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016050102000129.html
http://www.sankei.com/life/news/161205/lif1612050042-n1.html
冒頭記事にもある通り、子供の命と発達を担う責任重大な仕事で、最近はブラックな現場も多いというし、それだけ働いて、手取りが少なかったら、そりゃみんな辞めるよね?
ましてや、「結婚したら一家の稼ぎ頭」を期待される性役割分担を負いやすい、男性が、長く働けるだろうか?
だから、男性を増やすという施策をするよりかは、とにかく保育士という仕事の待遇をもっとよくする、根本的にはこれが男性保育士も増える本当の解決策だと思うんだよね。
もちろんトイレとかないんだったらそういうのの整備は大事だけど。でも給料安くてもトイレと休憩室よくなったから続けよ、って思わないよね。
あと、男性保育士批判を批判してる人に、子供を主役に考えてないっていう人いるけど、それも違うとおもう。
子供の性虐待防止のための現場の仕組みをもっとしっかり作ることが、男女関係なく、現場の保育士への疑いも晴らすし、子どもの安全も高める。
あと性虐待ではないけど、保育園での死亡事故は毎年報道されていて、これは根本的には「お昼寝中のうつぶせ寝をさせてはいけない」みたいなスキルの共有ができていなかったり、人手が足りなすぎて泣いちゃってる子どもをぐるぐる巻きにしちゃったりという、結局は現場の保育士への教育・人的リソースが足りていないせいでおきている。
だから、性虐待、暴力的虐待、ネグレクト、いろいろふくめて、子どもの安全性を高めるために、保育士の配置を増やしたり、研修のリソースを増やしたり、ということで対応するべきで。
そういう対応をちゃんとして、男性保育士に子どもを世話されたくない、という恐怖心を持っている人も、男性保育士が増えても大丈夫、って思えるような仕組み作りをしないといけないはずでは。
ネットの世論は福島から自主避難した横浜の児童へのおごりの強制は「いじめだろ!みとめろよ!」っていうのに、保育園で虐待を防ごうよっていう話にはなんでこんなに気づかないんだろうね。まあみんなが保育園行くわけではないからしょうがないのかな…
なんか今バズってるらしい男性保育士の記事だけど最後の方に問題がたくさんあって怒りが収まらないので自分の思考を整理するためにメモします。
https://travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/
たくさんコメ(http://b.hatena.ne.jp/entry/s/travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/)がついているようだけども、はっきりいって的外れ。手ばなしにいい記事とか言ってる人のセンスがわからない。自分の差別意識に気づいていないのかな???
1ページ目の保育の現場のレポートはとてもいいと思います。現場を知らない人がこういうのなんだって知るのは大事。
このページの前半も、とてもいい。
保育園の整備の必要性だとか、保育士の専門性、子育てを核家族が担うのは限界がある現代で、保育園が保護者に子育ての専門知識やスキルのインプット・サポートになっているという指摘は本当にその通り。
https://travel.spot-app.jp/hoikuen_nagahashiryo/2/
千葉市長の掲げた「男性保育士活躍推進プラン」にSNSから批判がたくさんあったことに関する話に及んだところで、千葉市長は、自分にコメントを寄せたアカウントなどを全部過去発言なども遡って調べたと言って、こう述べる。
「マジです。この問題は、真面目に研究しなくてはならないと思いまして。で、調べていくと、“ジェンダーフリー”の生き方を持った方々で、例えば女性の権利を守るために活動している方が非常にこだわっていらっしゃることも分かりました。もちろん、保育園に預けていた経験のある方で反対意見を出していた人もいましたけれども、それは本当にレアなケースで。例えばその人たちの中には、“旦那が自分の娘のオムツを替えているだけでも嫌”みたいな意見を言っている人もいました。でもそれはもう、ポリシーの話ですからね。生き方の」
ここのあたりの段落よんで、それまですごくいいねこの記事!って思っていた心がボキっとへし折られました。
私の周りで男性保育士活躍プランが出た時に批判していた意見を思い出すと、(かなりざっくりまとめると)実際に現実に起こっている小児への性的虐待をいかに防ぐか、そこが大事なのに、その議論をしなくて男性保育士を増やそう〜っていうのってどうなの?っていうことだったと記憶している。
(市長も「自分に寄せられたコメントを調べて」意見を言っているので、私も自分の周りでみかけたコメントから意見しますね)
で、そういうコメントの多くは、過去に学校とか教育現場で男性の教育者、あるいは家族や親族の中で年長の男性から向けられる性的な眼差しや振る舞い、そういったものに感じる「いやーな感じ」を思い出して、「やめてほしい」っていう感覚を抱いている、そう見受けられた。
この千葉市長の答え方の問題点は、そういう、過去の性被害体験につながるようなものも含まれているはずの批判を、十把一絡げに「“ジェンダーフリー”の生き方を持った方々」と雑にまとめてるところだと思う。はっきり言ってこれはセカンドレイプではないですか?
この発言によって、「性的虐待の心配がある」という指摘が、「うるさいフェミニズムがなんか言ってる」という文脈にすり替えられてしまっていて、問題が矮小化されて対策が全く取られなくなってしまう。子どもを主役に考えるはずなのでは?子ども守れないよねこれじゃ?
性的被害やそれを守ろうとする人の意見をこうやって矮小化するのは、被害を防ぐことはできないどころか、温床にしてしまう可能性もあって本当に危険。
「とはいえ、例えば“性犯罪の9割が男性だ”という意見なども出ていました。こういう意見は、男性として受け止めなければいけない現実っていうこともありますよね」
「それはある種の真実でもあるし、そのご意見に至るなんらかのご経験をされてきたことを受け止めなければならないと思います。しかし、我々が議論しているのは、保育という世界の話です。ですから、保育という中において望むべきものについて、少なくても公的な側はしっかりと筋を通さなければならないと思います」
ここにきてトンデモ感が倍増。保育の世界の問題、と切り取って、対策を打とうとしないのは、いじめの問題を教育現場で「教育の問題なんで」って言って、本当は暴行脅迫、金銭の搾取なのに刑事事件にしないのと同じくらい悪質。
そもそも、ジェンダーフリーの何が悪いんですか?と小一時間問い詰めたい。
インタビューの最後の方で、「“男性の子育て”を多くの市民に理解してもらうという意味もありましたけど」とか言っているくせに、なんでジェンダーフリーに批判的なの?
ジェンダーフリーってそもそも「女性を守る」ってこの市長はインタビューで言っているけど、女性の方が男性に比べてハードモードだから、そこから守ろうよって言っているだけで、別に男女の間に格差がなければわざわざ守ろうとしなくてもいいはず。
女性の方が小さい・若いうちからレイプに遭いやすかったり、性的搾取(JKビジネス、って狂ってるよね、まだ学校行ってる高校生で医学的にも発達過程だったりするんじゃないの?な存在で性的サービス受けるとかさ…)されやすかったり、女性だけ家事育児を担うような風潮があったり、その影響で男性が正社員長時間労働化するから男性の方が賃金高くなって格差があったりするから、そこをイーブンにしようとするだけじゃん?
だから、ジェンダーフリーになったら、子育てに理解のある男性も増えるし、男性保育士も増えるだろう?なのに、そういうダブルスタンダードに気づかずになんとなく言っている。
そういうところが、ほんと〜〜〜にムカつきました!
あと、そもそも論として、「男性保育士活躍推進プラン」の政策的な面に対して分析すると、ダイバーシティを促進するために男性保育士の働きやすい環境を整備するというものらしいんですが。
https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/unei/documents/danseihoikusi.pdf
これ、つまり、男性保育士の数がめちゃめちゃ少ないから、将来男性保育士がこれだけ増えるように数値目標を立てましょう。それを達成するために魅力を発信したり、働く環境の整備をしたりしましょう。ということみたいなんですが。
環境とか魅力の発信もだいじだろうけれども、そもそも根本的に増やすために、じゃあなんで男性保育士がこんなに少ないの?っていうのをまずかんがえてほしい。
去年の待機児童問題の国会の議論以降いろいろ発表されてますが、ざっくり、女性だけで比較しても、全産業平均より5万少ない、男女全部平均すると、全産業平均に比べて10万少ないって言われてる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201605/CK2016050102000129.html
http://www.sankei.com/life/news/161205/lif1612050042-n1.html
冒頭記事にもある通り、子供の命と発達を担う責任重大な仕事で、最近はブラックな現場も多いというし、それだけ働いて、手取りが少なかったら、そりゃみんな辞めるよね?
ましてや、「結婚したら一家の稼ぎ頭」を期待される性役割分担を負いやすい、男性が、長く働けるだろうか?
だから、男性を増やすという施策をするよりかは、とにかく保育士という仕事の待遇をもっとよくする、根本的にはこれが男性保育士も増える本当の解決策だと思うんだよね。
もちろんトイレとかないんだったらそういうのの整備は大事だけど。でも給料安くてもトイレと休憩室よくなったから続けよ、って思わないよね。
あと、男性保育士批判を批判してる人に、子供を主役に考えてないっていう人いるけど、それも違うとおもう。
子供の性虐待防止のための現場の仕組みをもっとしっかり作ることが、男女関係なく、現場の保育士への疑いも晴らすし、子どもの安全も高める。
あと性虐待ではないけど、保育園での死亡事故は毎年報道されていて、これは根本的には「お昼寝中のうつぶせ寝をさせてはいけない」みたいなスキルの共有ができていなかったり、人手が足りなすぎて泣いちゃってる子どもをぐるぐる巻きにしちゃったりという、結局は現場の保育士への教育・人的リソースが足りていないせいでおきている。
だから、性虐待、暴力的虐待、ネグレクト、いろいろふくめて、子どもの安全性を高めるために、保育士の配置を増やしたり、研修のリソースを増やしたり、ということで対応するべきで。
そういう対応をちゃんとして、男性保育士に子どもを世話されたくない、という恐怖心を持っている人も、男性保育士が増えても大丈夫、って思えるような仕組み作りをしないといけないはずでは。
ネットの世論は福島から自主避難した横浜の児童へのおごりの強制は「いじめだろ!みとめろよ!」っていうのに、保育園で虐待を防ごうよっていう話にはなんでこんなに気づかないんだろうね。まあみんなが保育園行くわけではないからしょうがないのかな…
認可保育園が安価な保育料で朝~夜まで預かるのは、大量の税金を使ってるからだし
国が税金使ってまでそういう施設を運営するのは、あくまで子供は保護者が育てる義務があるというのが国としての前提な中で
その前提を自力で満たせない、子供を自分で育てられない保護者を持つ子に対する「福祉施設」だから。
なのでそういった訳アリではない子にまでその税金はかけてられない。
あくまで自分で稼いだ金で生活するのが前提だが、自力で生活出来る収入が得られない人には生活保護費が出されるというのと同じこと。
位置付けとしては高校や大学と同じ。義務教育ではないが、教育施設として国が認めているから税金も使われているし
福祉施設ではなく教育施設だから、入園するのに「保護者が自分で子供を育てる事が出来るかどうか」なんてのは関係なく
因みに今は認定こども園という保育園と幼稚園の両方の機能をもつ施設も増えているが
それにしたって「保護者が自分で子供を育てられない理由」がない子は3歳からしか入れないし、利用できる時間も短い。
それは3歳以上・短時間の「教育部分」と0歳から・それ以上の時間の「保育部分」を分けているため。
「保育部分」は訳アリの子でないと使えないのだよ。
幼稚園にしろ保育園にしろ、認可を受けるには一定の広さの庭が必要だから
それが既定のぎりぎりの広さしかないのなら、当然そこを潰して園舎増やす事は出来ない。
規定以上に広いというのなら可能だが、私立なら運営側が「幼稚園であること」に拘っている場合が多いし
一番の被害者である子どもたちのことが本当に考えられているのだろうか。
国会で安倍首相やその妻や稲田防衛大臣が追求にあい、しかし政府は明確な説明をせず、関連書類を廃棄したといい、教育勅語が問題になり寄付金が問題になっている。
塚本幼稚園での園児たちの教育は大人の押しつけのようにしか見えなかった。その子ども一人ひとり、成長していく一人ひとりが独立心や自立心を持つことではなくて、国家のための人材を養成している施設なのだろう。
そして不透明に値引きされた8億円で何ができただろうか。6人に1人の子どもが貧困の中にいるというデータがあるが、その一人でも手助けになることができたのでないだろうか。待機児童の解消に向けた取り組みができたのではないだろうか。より良い福祉、社会のために何かできたのではないだろうか。政治家や国家がそのことを考えていないで一体何ができるというのだろうか。
ブコメに突っ込むが
現状、三年後に保育園に預けようと思っても、その2歳児枠は0/1歳児枠よりもさらに激戦なのであった。(すでにみんな小さいころから預けているor兄弟枠優先で空きがない)
育休は産んだ後に取るもの(産む前から取るのは産休)、って事すら知らない人がいる…
育休3年取ったら子は3歳だろ
定員が増えるのもあるが、幼稚園に入れるようになるというのが大きい
(保育園から幼稚園に転園する子が一定数出る&保育園待機してても幼稚園入るからもういいやという人が出て来る為待機児童が減る)
満3歳、つまり年度途中でも3歳になった誕生日から受け入れる幼稚園も増えてるが
この育休を「3歳になってから次の3月まで」としたら年少4月入園に間に合うようになるから完璧
更に保育園増やすにしても、0歳児定員増やすより3歳児定員増やす方が圧倒的に容易
何せ必要な保育士数が0歳児なら子供3人に1人なのに対し、3歳児は20人に1人で済むからね。当然コスパも遥かにいい
既存の幼稚園に補助金出して延長保育させれば新たに施設作る必要すらない
そこまで考えた上で安倍首相(とそのブレーン)は育休3年法案を出した訳だよ、
「日本全国の希望者全員に今の質と価格を保った0歳児保育を提供する」なんて夢物語よりは遥かに現実的な政策としてね
潰されたけど
その代わり親が就労しているなどの入園条件はなく、親が専業主婦でも入れる。日本の認可外保育園に近い。
評判が良いとか質の割に安いなどの人気園は待機児童も多い(都心部だとそもそも全体的に足りておらず待機児童多い地域もあるらしいが)
ドラマで出てこないのは撮影大変だからじゃね?つか日本のドラマだって必要性がなければ出てこないだろ。
一般の子供を勝手にテレビに映すわけにはいかないし、子役揃えるのも面倒だろうし。
それとは別に、3歳~が入る幼稚園に相当する教育施設もある。preschoolとかpre-kとか言われる。
(日本で英語メインの保育・教育を行うインターナショナル園をプリスクールと称してるのはここから来ている)
こっちも私立は税金使ってないから日本の私立幼稚園より概ね高い(日本は私立幼稚園でも補助金あるからね)。
公立は所得制限などあり中流以上の家庭は入りにくく、学費も収入に応じて無償だったり私立よりは安いが有償だったり(自治体によっても違うだろうが)
公立は公立小学校に併設されていて、下記のkindergardenより更に年下のクラスという位置づけ(pre-kのkはkindergardenね)
その上に5歳(日本で言う年長、小学校入学の一年下)が入るkindergardenってのがある。
これは州によっては義務教育、義務でない州でも公立は希望者全入&無償だったりで「通わせるのが当たり前」という位置づけで公立小併設。
シッターは高いから、庶民家庭が毎日一日中使うなんて事は無理。
よく高校生がバイトで…と言うけど、あれもあくまでスポット的な利用。
日本の公的な一時保育の方がよっぽど安い。しかもそれで預かってくれるのは有資格者のプロだから、日本はシッターの需要がないんだと思う。
幼児保育・教育事情についてはアメリカより日本の方が遥かに恵まれてるよ。
5歳児以上ならアメリカの方が恵まれてる(何せ義務教育だし)けど。
よく「5歳児教育に対する税金投入額の国際比較」みたいなのを出して日本は外国より低い=日本は保育に金出してない!ってロジック使う奴多いけど、
アメリカと同じく5歳児教育を義務教育としている国は多いから、そういう国と比べたら日本が低くなるのは当たり前なんだよね。
でも4歳以下はどうなのか、ってな話で。そもそも保育と教育違うし。
前に千葉県流山市の保育所に落ちた件を書きましたが、少しでも現実が伝わってほしいので改めて書きます。
他の公開情報を含めて色々言い訳してますが、この市はずっと待機児童を解消できてないんです。
平成29年度はうちも落ちてますし、他でも相当落ちてるという話を聞きます。どうなるか見ものですね。
同様の情報ですが、こちらは松戸市・柏市との比較の情報もあります。
タウンミーティング(平成28年12月17日 南流山センター)
保育園入所を希望する方の割合は、10年前は2割でしたが現在は4割を超えており、全国では7割を超えています。流山も長期的には5割、7割を超えていくと思うので、当面、鋭意整備を続けていきます。
これは補完率とは書かれてませんが、上記の補完率のことと考えてよいと思います。
こういう認識があって、待機児童をゼロにする意欲も上っ面ではなく本当にあるのであれば、補完率を高めに見積もればいいだけだと思うんですよ。
就学前人口の推移は直線的なので、要は読みづらいのは補完率のところなわけです。
平成29年4月はどう見積もったんですかね。40%は超えてるんでしょうね。
私だったら、本当に解決の意志があるなら45%、少なくとも43%くらいでは予算立てますね。
頭打ちなら及び腰になるのもわかりますよ。でもまだまだ伸びるんですよね。
将来的に70%を超える見込みなら無駄にもなりませんよね。
でもやらない。だからこう言わざるをえない。やる気ないんでしょ、と。
そもそも担当者の人事評価に待機児童数をゼロにできたかどうかを反映してるんですかね。
待機児童ゼロを達成できなかった時のペナルティを知りたいですね。
なお、待機児童数の定義についてですが、以下の報告書を見るに小さめに定義している可能性があります。
求職中を除いているのは確定。
他に「など」に含まれるのは何なんですかねぇ。
「母になるなら流山」という耳障りの良いキャッチフレーズを掲げながら、
待機児童についてやるやる詐欺をしつつ実際には解消する気がない、これが千葉県流山市です。
移住を検討してる人は、この情報を見てもう一度検討をし直してください。
追記:
色々とマナー違反は承知していますが、切実な問題意識があるということで大目に見ていただけると助かります。すみませんm(_ _)m
私は昨年人間ドッグに行き、結果は『至急再検査』でしたが、二ヶ月経過した今も再検査していません。
夜眠る時、このまま私も子供達も自然に死なないかなぁと思います。
何もかも面倒くさいです。
朝が来るのが嫌いです。
ずっと眠り続けたいです。
結婚するんじゃなかった。
子供産むんじゃなかった。
独りになりたい。
病院代、高いだろうな。
入院したら、子供達は児童保護施設に入れるしかないけど、入れるのかな。
ちなみに、上の子と下の子は待機児童の関係で同じ園に入れませんでした。
夫一人で子供二人を別々の園に送迎して、家事して仕事して残業して…次は夫が倒れます。
こんないっぱいいっぱいな生活に意味はあるのか、生きる意味はあるのか。
もう生きたくない。全てやめたい。
生活がきつい。
正確には私の病気が原因で子ども2人の面倒を1日見るのが大変になってしまったので夫に時短勤務(9〜16時)お願いした。
会社は快く了承してくれたんだけど、1ヶ月すぎて給料明細見て倒れそうになった...。
手取り3割減。
正直給料より家賃の方が高くなってしまってもうほんとどうしたらいいんだ。
貯金がどんどん溶けてく。
親にも金銭面以外で少し頼ってるけど、どちらの両親にもあまり負担はかけられない状況。
私も4月から育休から復帰予定だったけど今回の病気の進行状況と保育園の結果次第でクビが飛ぶかもしれない。
あー今度は胃に穴があきそう。
もうどうしたらいいんだ。
結局世の中全ては金。
金なんだよ、給料全然あがらないのに景気が良くなってきたとかいうのやめてくれ。
一生懸命働いたり子育てしたりしてんのになんの罰ゲームだよ。真っ当に働いてんのに家すら維持できないの笑える。
夫に通常勤務に戻ってもらっても、私がまた倒れたら本末転倒だし。
真綿で首を絞められてるというのはこういう状況のことをいうのか、マジでつらい。
金がないのがこんなに惨めだなんて!
男性も子育てに参加すべきとかしようとか言われて久しいが、いざ参加すると想像以上に女性社会であることを実感する。
保育園に行く⇒ママたちは賑やかだが、男性には挨拶しないだけでなく基本的に無視。おばあさんたちに至っては、なんでこんなところに男がいるの、とばかりににらみつけて来たりする(実話。というか、待機児童がゴマンといるきょうび、祖父母が近くに住んでいる家庭は入園基準の点数が低くなるはずなのになぜかおばあさんたちの送り迎えは多い)。「ママバッグ入れ」とか書いてあるし、パパバッグ入れはどこよ。
リトミック等に行く⇒「ママと手をつなぎましょう!」と言われてもママじゃないし、「みんなで手をつなぎましょう!」と言われても(当然だけど)隣のママや女性講師の方と手をつなげないから一人で突っ立っていて間抜け。
病院・クリニックに行く⇒待合室に置いてある雑誌は女性向けか子育て物だけ。後者も女性向けの記事しかない。パパたちが来ることも多いんだぞ。
親の付き合いもママたちだけ。LINEのやりとりは参加させてもらえないから、子どもたちの交友関係もよくわからないし、流行っている病気などの情報も共有できないし、懇親会の誘いも来ない。
学校の説明会・懇談会・PTA会議⇒基本的に平日だから行けない。専業主婦かパートとか時間に余裕のあるママたちだけの集まりになるし、彼女らがPTA行事の日程を決めたりするから仲良しグループの集まりになるだけ。たまに行けても挨拶も話もろくにしてもらえない。
連絡網で電話が来る⇒いきなり「奥様はいらっしゃいますか?」とか「奥様に伝えていただいてもいいですか?」とか聞かれるし、ひどい時には「奥様いらっしゃらないんですか、それなら私が次の人に電話しておきますね」とか無能扱いされる。男じゃ用件がわからないとでも思っているのか。
自治体のパンフレットも「ママたちのお悩み相談」とか「先輩ママに聞いてみよう」とかそんなのばかり。女性相談員常駐とか。パパたちだって苦しんでいるし、先輩パパに相談したいんだよ。
それでも負けじとしつこく挨拶をしているが、結構折れそうになるし、正直鬱気味だ。パパたちは孤立しやすいんだ。何が職場での女性差別だ、女性だって男性を差別しているじゃないか。
待機児童の話題だったり、「これが年収1000万の生活だ」みたいな記事を読むとサ、
昔テレビで「お小遣い月5万円のおとーさん」が出てきて嘆き節を言って一同大笑い、
みたいな番組があったりして、不肖私めも笑わせていただいていたのですが、
この年(31歳)になるともう笑えねーよ、おめー。リアリティありすぎんだよ、エッ!
なんて人にアナウンサーの司会者(推定年収1200万)が「健気ですね〜」とか言いやがってよ〜、おい、「健気」じゃねーよ、「貧困」だろうがっ!!
そういうのを見ているとさ、やっぱ子どもが金かかりすぎんだよなあ。
俺は今のところ、特に吝嗇したりせずに暮らせているけどよ、これが子ども出来たら、そうじゃいかなくなるぜ。
子どものために生活を切り詰めてさ、本も買えないし、映画も見れない、海外旅行なんて雑誌のなかの夢物語……って、バイトしてない高校生か、俺は!?
いや、バイトしてない高校生の方がマシだぜ。暇な時間があるからな。一日のほとんどを仕事に費やして、それで高校生気分って……
「部長、第二の青春が来ましたね!」って、嬉しくねーよ。部長じゃないし。
いやさ〜、「尊敬できないオッサン」っているじゃん? 俺も年下から見たらそうかもしれないけどサ。
そういう人って「お小遣い制度」が生み出していると思うんだよね。
いい年して本も読めない、映画も見れない、ってんじゃ、そりゃ情けねーオッサンが出来上がるって。
話題も乏しくて最新の流行は知らず、教養もない……「そりゃ、おめーのことだよ」って、うるせーよ!
まっ、子どもなんて百害あって一利なし、なんて状況じゃねえの?(一利はあるか、可愛いもんな)
所帯持ちの貧困生活を知っちゃうと、子どもいなくていいから、もうちょっと文化的な生活してえよな、って思っちゃうのが人情じゃない?
とにかくさ、景気だよ、景気。俺も今の年収が2倍になったら「子どもでも作ってみるか〜、読み聞かせとか楽しそうだしなっ!」って意欲が湧くよ。
俺と同じように二の足を踏んでいるやつ、いくらでもいると思うぜ。何とかなんねーのかな、これ。