待機児童の話題だったり、「これが年収1000万の生活だ」みたいな記事を読むとサ、
昔テレビで「お小遣い月5万円のおとーさん」が出てきて嘆き節を言って一同大笑い、
みたいな番組があったりして、不肖私めも笑わせていただいていたのですが、
この年(31歳)になるともう笑えねーよ、おめー。リアリティありすぎんだよ、エッ!
なんて人にアナウンサーの司会者(推定年収1200万)が「健気ですね〜」とか言いやがってよ〜、おい、「健気」じゃねーよ、「貧困」だろうがっ!!
そういうのを見ているとさ、やっぱ子どもが金かかりすぎんだよなあ。
俺は今のところ、特に吝嗇したりせずに暮らせているけどよ、これが子ども出来たら、そうじゃいかなくなるぜ。
子どものために生活を切り詰めてさ、本も買えないし、映画も見れない、海外旅行なんて雑誌のなかの夢物語……って、バイトしてない高校生か、俺は!?
いや、バイトしてない高校生の方がマシだぜ。暇な時間があるからな。一日のほとんどを仕事に費やして、それで高校生気分って……
「部長、第二の青春が来ましたね!」って、嬉しくねーよ。部長じゃないし。
いやさ〜、「尊敬できないオッサン」っているじゃん? 俺も年下から見たらそうかもしれないけどサ。
そういう人って「お小遣い制度」が生み出していると思うんだよね。
いい年して本も読めない、映画も見れない、ってんじゃ、そりゃ情けねーオッサンが出来上がるって。
話題も乏しくて最新の流行は知らず、教養もない……「そりゃ、おめーのことだよ」って、うるせーよ!
まっ、子どもなんて百害あって一利なし、なんて状況じゃねえの?(一利はあるか、可愛いもんな)
所帯持ちの貧困生活を知っちゃうと、子どもいなくていいから、もうちょっと文化的な生活してえよな、って思っちゃうのが人情じゃない?
とにかくさ、景気だよ、景気。俺も今の年収が2倍になったら「子どもでも作ってみるか〜、読み聞かせとか楽しそうだしなっ!」って意欲が湧くよ。
俺と同じように二の足を踏んでいるやつ、いくらでもいると思うぜ。何とかなんねーのかな、これ。