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はてなキーワード: 大航海時代とは

2024-06-16

日本人白人様大好きつよすぎ

薩英戦争、WW2でキャン言わされてからずっと憧れてるのもあって、白人様のやることなす事タダスィ〜!ってなってる人、ことのほか多いね民間人の家を燃やす目的で開発された焼夷弾東京だけで10万人やられたのもう忘れた?イスラエルニュース見るたび思い出すよ。日本こちら側。勘違いすんな。

歴史を学ばないというのは罪なのだ大航海時代以降、やってる事は野蛮そのものじゃないか?もちろん人権意識みたいな、良い発明も多々ある。歴史功罪あるのはどの民族も一緒だ。殊更白人だけ良いとか悪いとかじゃない。

ただちょっと調べたら先住民にした事だけでもヤベェネタは大量で(ちゃんと残っているのが彼らのフェアなところだ)、そこは絶対擁護できない部分なのに。

なんにしたって白人は間違わない正しいって目を瞑るのは馬鹿げてるでしょ。

すごいのは、むしろ最先端やらかし過ち間違い、そして自分達を見直して変えていく。調査してデータ取って科学論理的に。(宗教絡むとパーになるのはどこも一緒だが)それが、そこが彼らのすごいとこじゃん、そこは見習おうよ。

日本、間違いだけ遅れて輸入するのどうにかならん?盲目的に白人様タダスィ〜!ってしてるとその間違いをもずっと崇めて改変できなくなることになる。変に全否定も全肯定もしない。人間同士だよただの。

anond:20240615185552

大航海時代探検家が各種大陸を廻ることで、地球規模の大陸地図資源地図が作られていったこと、位置情報観測技術発明実証されたことは人類知識進歩に大きく貢献したよね。

冒険家が到着した土地でどのようなふるまいをして、それをどう評価するかはまた別の話で。

コロンブスについておっちゃんが分かりやす解説するよ

こんにちはおっちゃんだよ。

今日偏差値が50以下の女子中高生にも分かるようにコロンブス功罪について紹介するよ。

いやー、コロンブスって名前聞くと、なんだか冒険心が湧いてくるよね。

アメリカ大陸を「発見」したってことで、学校歴史の授業でもよく出てくる人物だ。でも、ちょっと待って。

実は、彼の行動にはかなりの「罪」もあるんだよ。今日はその辺を掘り下げていくから面白く読んでってね。

コロンブスの功績

まずは功績から

1492年、コロンブススペイン女王イサベル支援を受けて、3隻の船(サンタマリア号、ピンタ号、ニーニャ号)とともに大西洋を渡ったんだ。

その結果、アメリカ大陸に到達し、ヨーロッパ新大陸の間に新しい航路を開いたってわけさ。

これがいわゆる「大航海時代」の幕開けとなったんだよね。

この「発見」により、ヨーロッパの人々は新しい土地資源、そして文化に触れることができるようになった。

トウモロコシジャガイモトマトなんかの新しい作物もヨーロッパに持ち帰られたし、これは確かに大きな功績と言えるね。

ヨーロッパ食文化農業革命をもたらし、人々の生活を豊かにしたんだよ。

さらに、コロンブスの航海は地理的知識の拡大にも貢献したんだ。

当時の地図には存在しなかった新しい土地が記録され、地球の形や大きさについての理解も深まった。

この探検は、その後の多くの探検家たちに刺激を与え、新しい航路土地の探求が続けられることになったんだ。

コロンブスの罪

さて、ここからが本題。

コロンブスにはかなりの「罪」もあるんだよ。

まず、彼が「発見」したと言われるアメリカ大陸には、もともと先住民が住んでいたんだ。

でも、コロンブスと彼の仲間たちはその土地を「自分たちのもの」として扱い、先住民たちを奴隷として酷使したんだ。

コロンブスが初めて上陸した島、今のバハマ諸島にいたタイノ族の人々は、彼らによって大きな被害を受けた。

彼らは金を探すために過酷労働を強いられ、多くの人が命を落とした。

さらに、ヨーロッパから持ち込まれ病気天然痘インフルエンザなど)は、先住民にとっては免疫がなく、壊滅的な影響を与えたんだ。

また、コロンブスの第二次航海以降、彼は本格的に植民地化を進め、多くの先住民土地を奪われ、文化破壊された。

彼の統治下では、暴力虐待が横行し、先住民たちの人口は劇的に減少したんだよ。

コロンブスインディア総督としての地位を利用して、先住民から金や労働力を搾取し、自身利益を追求したんだ。

さらに、彼の行動は他のヨーロッパ諸国にも影響を与え、アメリカ大陸全体での植民地支配と先住民迫害が広がるきっかけとなった。

スペインだけでなく、ポルトガルイギリスフランスなども競って新しい領土を求め、先住民生活文化破壊する結果となったんだ。

終わりに

コロンブスの功績と罪、どうだったかな?

彼の冒険心と探求心は確かに歴史に大きな影響を与えたけれど、その裏には多くの悲劇があったことも忘れてはいけないんだよ。

歴史は一面だけじゃなく、いろんな視点から見ることが大切なんだ。

コロンブスの行動は、現代の我々にとっても教訓となる部分が多いんだ。

彼の功罪理解することで、未来のために何を学び、どう行動するかを考えるきっかけになるといいね

それじゃ、またね!次回は何について話そうかな?お楽しみに!

2024-06-15

anond:20240615204443

いや、どっちかというと

「僕はポリコレ正しく理解してる」系のバカは、

「僕はナチスにいてもユダヤ人を殺さない」「大航海時代西欧人だったとしても原住民差別しない」

的な、全く想像力のない奴らだと思うよ。

俺はナチス時代ドイツに生まれたらユダヤ人差別してただろうし、生まれ時代場所によって虐殺もしてただろう。

それは人間として最低限持っておくべき想像力だが

「僕はいつも正しい側に立っている」と信じて自分を省みないアホは思考停止のまま生きてくんだろうな。

anond:20240615205943

じゃあなんでイエズス会肯定的に描いてOKなんだよ

そもそもコロンブス大航海時代人物だけじゃなく

帝国主義時代西欧人なんて全員ダメだろ

お前らは早く上智大学に閉校を求めてこいよ

anond:20240615122918

大航海時代に本人以外が起こした事件責任までコロンブス押し付けるのはまともな考え方じゃない

コロンブス糾弾されるべき、糾弾できる知識がある俺スゲーの結論から逆算した理屈しか見えない

anond:20240615015742

コロンブス抜きにして、大航海時代時代がどんなだったかは習うのでは?

あの服装植民地増やしまくってた時代から、出てくるのが類人猿の時点で未開の地の人間人間扱いしていないって怒られそうに思ったよ。

2024-06-14

大航海時代ブームらしいし、私掠船で一本、だれか作ってくんねーかな

2024-05-21

ワンピースって任天堂のマーヴェラスのパクリじゃん

なんで誰も言わないんだろ

マーヴェラス プロローグ

かつて恐れを知らぬ荒くれ者の海賊達が暗躍した大航海時代

その海賊達の中でも、広い知識と優れた才能で名を残した伝説海賊キャプテンマーヴェリック」がいた。

新しい文明法治国家軍力に圧され、海賊達の時代が終わろうとしていた時に彼はある声明を発表し、いずこかへ消えた。

「私の財宝を手に入れたい者は、私の仕掛けた謎解きに挑戦してみよ。」

以来数多くの冒険者賞金稼ぎが彼の財宝を求めたが手に入れた者は誰もいないという。

彼の残した見たこともない宝―「マーヴェラス」は、今もどこかで冒険者が来るのを待っているのだ。

プロローグ以外の設定も酷似

http://blog.livedoor.jp/madoyuka/archives/28671135.html

2024-03-29

anond:20240329164845

占領統治成功したとか言いだしたら、日本の他の例って、大航海時代プランテーションまで遡らないと無理じゃない?

せいぜい賠償金をせしめたとかがあるだけだろう。

しろアメリカ世界的に貴重な成功経験者と言える。

2024-03-27

anond:20240326193935

文明」「西欧化」の暴力性の話を、令和になってすることになるとはね

 

19世紀大航海時代反省し終わっておけよなあそういうの。

2024-03-11

anond:20240311111734

ファンタジー厨って

指輪物語みたいなヨーロッパファンタジーけが真のハイファンタジーって思いたがるよな。

NARUTOは間違いなく和のハイファンタジーだし、ワンピースは間違いなく大航海時代からハイファンタジーなのにね。

海賊とか海軍役割とか、島の独自性とかオリジナリティ溢れる世界観を構築してようが、

指輪物語的な神秘的な世界観以外はファンタジーと認めません><ってバカ否定しかしない。

2024-03-04

「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」の元ネタ探求をしましょうね

いくつかバリエーションがある

無人島に[ジャンル制限]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[本]をn個だけ持っていくなら?」

無人島に[レコード]をn個だけ持っていくなら?」

……のような

[本]の場合に「聖書」という回答が西洋メジャーなことから元ネタ日本以外なのだろうとあたりをつける

調査の初手はとりあえずこれ

Desert Island Discs - Wikipedia

Desert Island Discs is a radio programme broadcast on BBC Radio 4. It was first broadcast on the BBC Forces Programme on 29 January 1942.[1]

Each week a guest, called a "castaway" during the programme, is asked to choose eight audio recordings (usually, but not always, music), a book and a luxury item that they would take if they were to be cast away on a desert island, whilst discussing their life and the reasons for their choices.

Desert Island Discs は、BBC Radio 4放送されているラジオ番組です。1942 年 1 月 29 日に BBC Force Program で初めて放送されました。

番組中「漂流者」と呼ばれるゲストは毎週、8 つの音声録音 (通常は音楽ですが、常にそうとは限りません)、本、そして船で漂流された場合に持っていく贅沢品を 1 つ選ぶよう求められます無人島での生活とその選択理由について話し合います

このラジオ番組存在から1942年時点で「あるあるネタであることは確認できる

アメリカ一コマ漫画で「無人島もの」というジャンル存在する……が、それが特に流行ったのはだいたい19世紀初頭頃の出来事なので"Desert Island Discs"とそう時代は変わらない

普通に考えれば『ロビンソン・クルーソー』以降なのよ

ロビンソン・クルーソー』は1719年4月25日出版された

これが売れて多くの人に読まれたからこそ"Robinsonade"というジャンルまで生まれ

Robinsonade - Wikipedia

Robinsonade (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) is a literary genre of fiction wherein the protagonist is suddenly separated from civilization, usually by being shipwrecked or marooned on a secluded and uninhabited island, and must improvise the means of their survival from the limited resources at hand. The genre takes its name from the 1719 novel Robinson Crusoe by Daniel Defoe. The success of this novel spawned so many imitations that its name was used to define a genre, which is sometimes described simply as a "desert island story"[1] or a "castaway narrative".[2]

ロビンソナード (/ˌrɒbɪnsəˈneɪd/) は、主人公が突然文明から切り離され、通常は難破するか人里離れた無人島に置き去りにされ、手元にある限られた資源から生き残るための手段即興で考えなければならないフィクション文学ジャンルです。 このジャンル名前は、ダニエル・デフォーによる 1719 年の小説ロビンソン クルーソー』に由来しています。 この小説成功により、非常に多くの模倣作品が生み出されたため、その名前ジャンル定義するために使用され、単に「無人島物語」[1] または「漂流者の物語」[2] と表現されることもあります

ということは、探すなら18世紀か……

一応シェイクスピアの『テンペスト』も孤島が舞台になる物語だけど…

1611年頃

一応英wikipediaの"Uninhabited island"の"In literature and popular culture"の項にはもっと古い作品について言及がある

Uninhabited island - Wikipedia

The first known novels to be set on a desert island were Hayy ibn Yaqdhan written by Ibn Tufail (1105–1185), followed by Theologus Autodidactus written by Ibn al-Nafis (1213–1288). The protagonists in both (Hayy in Hayy ibn Yaqdhan and Kamil in Theologus Autodidactus) are feral children living in seclusion on a deserted island, until they eventually come in contact with castaways from the outside world who are stranded on the island. The story of Theologus Autodidactus, however, extends beyond the deserted island setting when the castaways take Kamil back to civilization with them.[8]

無人島舞台にした最初小説は、イブン・トゥファイル (1105-1185) が書いた『ハイイ・ブン・ヤクダン』で、次にイブン・アル・ナフィス (1213-1288) が書いた『テオログス・アウトディダクトゥス』が続いた。 両方の主人公(『ハイイ・ブン・ヤクダン』のヘイイと『テオログス・アウトディダクトゥス』のカミル)は、無人島で人里離れて暮らす野生の子供たちだが、最終的には島に取り残された外の世界から漂流者たちと接触することになる。 しかし、テオログス・アウトディダクトゥスの物語は、漂流者たちがカミル文明に連れ戻す無人島の設定を超えて広がります。 [8]



こういうmeme的というか、とりとめのない雑談あるあるネタがいつから存在するかって探すの超大変だ

残念ながら"Desert Island Discs"の1942年以前ではっきりと「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見できなかった

何故調べる事になったかって、なんもかんもこのツイートのせい

https://x.com/Circle_Halberd/status/1762628685679464845?s=20

有名な「無人島ひとつだけ持って行けるなら何?」という問答の元ネタ坂本龍馬

坂本龍馬は「国ぜよ」と答えて勝海舟を驚かせたという。

……という嘘豆知識

正直フフッと笑ったが、それはそれとして本当の元ネタが気になるのじゃわしは

wikipediaの"Uninhabited island"の以下の記述

The term "desert island" is also commonly used figuratively to refer to objects or behavior in conditions of social isolation and limited material means. Behavior on a desert island is a common thought experiment, for example, "desert island morality".[3]

無人島」という用語は、社会的孤立し、物質手段が限られている状況での物体や行動を比喩的に指すのにもよく使われます無人島での行動は、たとえば「無人島道徳」などの一般的思考実験です。

これの出典がOEDになっている

ひょっとしたらOEDに私の欲しい情報があるかもしれないが、OEDをすぐさま読める環境にないな……

人々が「無人島にもし漂着したなら?」というIFを雑談ネタとして共有できるということは大航海時代以降……"Robinsonade"というジャンル一般認知されている環境……であるはず

しか調査頓挫、有力情報がひっかかるまで塩漬けにする

へたすりゃギリシャ神話時代までさかのぼることが出来るネタかもしれん

オデュッセイア』とか……アルゴー船の冒険の話とか……船旅のエピソードがあるので、無人島に関するなんらかのミームの源流がそこにあっても驚かない

そうなったら手に負えん

日記

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改めてこれを参考に探し直すか……元気な時に

元祖や系譜、起源、お約束、新語などに関する「まとめのまとめ」&関連リンク 『初出・系譜ポータル』 - Togetter

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ちょっと方針を変えてみるか

19世紀後半〜20世紀前半ごろがこの問答が定番になった時期である、という可能性を探りましょうね

近代的なレジャーとしてのキャンプとか、ボーイスカウトとか……サバイバルスキル知識一般に広まったのがおそらくこの時期

その知識がないと無人島何持ってく問答は発展定着しにくいかもしれない

いやーでも聖書って回答が多いって話があるならサバイバルスキル知識関係なさそうに見える……

聖書って回答が多いってのはどこ情報ソース無いですやん

→初期の定番問答は本を問う形式だった可能性もある、なんともいえん

サバイバルガイド的な本が19世紀刊行されてないかを調べてみるか

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"Desert Island Discs"の1942年以前で「もし無人島ひとつだけ持ってくなら」のようなmemeの記述発見

無人島に本を一冊だけ持ってゆくとすれば: ケペル先生のブログ

このことを最初に明言した人はだれだろう。明治期にドイツ系ロシア人哲学者東大で教鞭をとり、学生の人気を集めたラファエル・フォン・ケーベル(画像1848-1923)らしい。彼は「ケーベル博士随筆集」のなかで「無人島に1年間流されるとしたら、自分が選んでもってゆく一冊は、まず聖書である」と述べている。かれは次に、「ファウスト」「ホメロス」「ドン・キホーテ」、ニーチェのものベートーベン楽譜などをもって行きたいと書いている。しかし有名なデフォーの「ロビンソン・クルーソー」(1719)のなかで絶海の孤島に流れついた主人公が「聖書」を読んで信仰の支えにしたことを書いている。

発言時期が不明だが、この方は1923没なので"Desert Island Discs"よりおそらく古い

ケーベル博士随筆集』という本に記載があるらしいが……図書館に行かないと読めない類の本だな

しかしやはり『ロビンソン・クルーソー』が念頭にある発言か……

見立ては大外れしていなかったか

さて、さらにこれ以前に遡れるだろうか?

もうちょっと古い時代にも言及がありそうな雰囲気はある

ケーベル博士ロシア出身日本にやってきた人で、"Desert Island Discs"はイギリスラジオ番組

20世紀初頭には世界中で認知されている定番ネタということじゃないか

しかインターネットだけでの調査はそろそろ限界

本があるならいくらでも読むが、どの本を読めばいいかのあたりをつけるのが難しい

ここらで再び調査打ち切り、有力情報がひっかかるまで塩漬け

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ん……なんか別のバリエーションを見つけてしまったな

ゲーテが『私が獄につながれ、ただ一冊の本を持ち込むことを許されるとしたら、私は聖書を選ぶ。』という言葉を残しているらしい

この発言の出典元文書ちょっとすぐには見つけられていないのだが

偉人名言は「実は言っていない」ってことが往々にしてあるから疑ってかかるスタイル

ゲーテの生没年は1749~1832

無人島に持ち込むものは何問答と直接の関係はないかもしれないが、一種クローズド環境に何を持ち込む?という発想はこの時代からあったということ

Robinsonadeの流行で便利なクローズド環境として無人島一般認知された?

元々「閉鎖環境に一冊本を持ち込むなら」という発想が存在した(その一冊とはたいてい聖書、なんというか最初から聖書という答えありきの仮定に見える気がする)
↓
Robinsonadeの流行で閉鎖環境として無人島が定着した
↓
メディアの発展で本以外(レコードなど)も問われるようになった
↓
さら時代下り、持ち込めるものジャンル制限になった

みたいな流れという仮説を立てれそうだが……

まあまあ、結論を急ぐことはない

頭の片隅エリアにこの疑問を保管してこの疑問は一旦クローズ

2024-02-19

宗教」という問題について語ろう

「私に宗教必要ありません」

宗教勧誘を受けたときによく口にしてしまうこの言葉

多くの日本人にとって宗教は「必要のないもの」という感覚が共有されているように思う。

しかし、本当にそうだろうか。

あるいは、「宗教必要のないもの」という認識宗教問題について冷笑的な態度を生み出し、本当にその問題について考えることを無意識的に避けてしまうのではないだろうか。

宗教(Religion)」という言葉は実は近代語だ。

もともと、この語源となるラテン語における「Religio」は、「(精神的な)深い絆や繋がり」を指す言葉であり、もしくは今日においても「Religious」が指すように「信仰深い態度」そのものを指す言葉として使われていた。今日における「○○教」といったような言葉は、単に「○○の弟子たち」あるいは「○○の後を追う者」といったような言われ方がされてきたし、日本においても「茶道」「武道」などの言葉に残るように「仏道」など「○○道」という言葉があてがわれていた。近代に入るまで「信じる」ということが、より実践的な行為と不可分なものとして扱われていたことがうかがえる。

私なりに「宗教」という問題が何を指すのかを考えてみるところ、それはおそらく「生き方(a way of life)」そのものなのだ

このように言うと、「ならやっぱり必要ないじゃないか。現に私たち宗教に頼らずとも、自分たち生き方に不満がないのだから」と言いたくなるかもしれない。それもひとつの「生き方」だ。

しかし、もう少し俯瞰してみると、これには以下のような構造が見て取れる。つまり日常生活においては必要のないものいるかもしれない。しかし、自身の生きる目的や指針などが根底から揺らいだ時にも果たしてそうだろうか。宗教的契機は必要ときに必ずや立ち現れるものなのかもしれない。

少したとえ話をしよう。

人類史における長い間、「地球は平だ」とする見方が優勢だった時期があった。しかし、当時に生きる人々はそもそも、大半が一生を自分の村で過ごす農民だ。たとえ貴族であっても交流範囲は限られていた。シルクロードを通じて、遠くから物品が運ばれてくるとしても、それは「遠くから運ばれてきたもの」であり、具体的にどのような道を通ったのか、その間に地平線を意識することもなければ、時差について説明する必要もあまりなかったはずだ。つまり、「丸いと考える必要がなかった」のだ。

しかし、時代は移り変わり大航海時代領域国家なども生まれ、人々の交流範囲がどんどんと地球規模に発展していった。その過程で、例えば「他国より手短にインドに行ける方法」を知らなければいけなくなったし、「離れた地域の人と連絡を取る方法」を考えなければいけなくなったし、「大規模な航海を行う必要」にかられた。その過程で、新たな発見を迫られ、徐々に「地球は丸い」という考え方が受け入れられてきた。

これは、地動説VS天動説しろアリストテレス目的論VSニュートン力学しろニュートン力学VSアインシュタイン量子力学しろパラダイムシフトというのは、往々にしてこのように「新たな問題に気付き、これを解決する過程で、認識全体が変容する」ことによって起こってきた。

宗教においてもおなじことがいえる。

まり、「宗教」というものも、そのようにより深い、目の前の生計や、人間関係さらには政治技術、そういった問題を超えた「自分自身は何のために生まれて、何のために生きているのだろう」「この世界は何のためにあるんだろう」といったような問題対処するための、プラグマティック実践論といえる。

そして、「自身生き方に行き詰ったとき」「自身生き方を見直さなければならない時」に、必ずこうした宗教問題に取り組む契機が訪れるのだ。

これは、「既存伝統宗教新興宗教は信じるに値するか」といったような問題とは異なる、より根本的な「宗教的契機の構造」の話をしている。その上で、「どんな信仰体系がその個人にとって意味があるのか」は、その個人マインドセットや、置かれている社会的文化的環境によって異なってくるだろう。もちろん、その人が置かれている社会的文化的環境によっては、特定信仰体系が反社会的であるとされることも容易に想定できる。それこそ、人々が宗教的契機に恵まれる、「自身生き方根底が揺さぶられるショック」を受けた状態に、巧みな言葉を投げかけ、献身的信者を作ろうとする商業主義宗教は、必ず唾棄されなければならないと考えているし、宗教もつ「強固な集団形成力」が誤った方向に向けられ多くの不幸を生み出した事例は人類史を見ても枚挙にいとまがない。伝統宗教価値を見出すとすれば、それは「長年生き残ってきた風習であることに意味を見出す保守主義観点からだと言えるかもしれない。いずれにしても、それが「生き方」の問題である以上、ひとりひとり、さらに状況によっても異なって当たり前だし、多様な実践が見られて当然だろう。

宗教は我々の生き方(a way of life)を根底から見直すときに必ず立ち現れる根本的な認識論であり実践である

これが私の考える宗教という問題であり、宗教に関する多元主義的視座の土台である。ぜひ、みんなの意見も聞かせてほしい。

2024-02-17

現実冒険家ダンジョン飯しとらんのかね?

大航海時代西部開拓時代の本とか読むと変な生き物食ったとか食っちゃいけない植物に手を出したとか色々出てくるじゃん?

冒険家って基本的ダンジョン飯だと思うんだけど、案外そうでもないのかな?

デカルチャーチャンネルで「ヘリからカメラマンと一緒に叩き落して3日後に拾いに来るからそこまで歩け」みたいな番組あったけど、ああいうことって基本的にはないのか?

2024-02-01

ガザ対応白人欺瞞が暴かれた

とか言ってる記事よく見るけど、

基本的大航海時代からインディアン迫害してアメリカカナダ作って、オーストラリアニュージーランドアボリジニマオリ迫害して入植して…って。言ってることよりやってることだけ見たら、暴かれたも何もずっと一貫してるよね。日本にもさ、空襲民間人大量虐殺アンド原爆ってそれ、正直人種うからやりましたよね〜?って思ってるし、グローバリズムってぶっちゃけ経済的植民地主義じゃん。

日本中国インドみたいにゴリゴリ人口増やした方がまだよかったんちゃう〜?欧米押し付けルールに従ってると少子化で滅んでまう。あ、もう遅いか

2023-11-26

anond:20231126115335

多分、18世紀半ばだな。

ドラゴンユニコーンなどは、1世紀に書かれた大プリニウスの『博物誌』に記載があり、これは15世紀活版印刷技術によってヨーロッパ知識人の間に広く読まれたが、

18世紀半ばにフランス編纂された百科全書などには記載がない。

18世紀半ばは、くしくも博物学が発展してカールリンネによる分類学など近代的な生物学があらわれた時代でもある。

おそらく、「いるかどうかわからん」扱いだった動物は、大航海時代科学の発展によって「いるっつーなら伝聞じゃなくて証拠持ってこいや」という試練を受けて「実物がある」と「実物が無い(判断保留)」に分かれ、

とりあえずいると分かっているもの対象生物学上の分類研究系統的に行われるようになっていった結果、いつまで経っても実物が出て来ないから「まだ見つかってないようなモンを大昔の人達が見つけてたわきゃない。こりゃもういないだろう」という扱いになったのだろう。

2023-11-22

JavaJavaScriptはインドインドネシアくらい違う」ってよく言うけど

JavaScriptJavaあやかって名付けられたけど、インドネシアインドあやかってんのかな。

と思って調べてみたら、

という流れのようなので、どっちかというとC++Objective-Cみたいな感じか。

2023-10-17

栄華と衰退の振れ幅が最も大きい国は何だろう、とふと思う

脳内会議議事録を取ってみよう

ギリシャとか?」

古代ギリシャ現在ギリシャを同じ国とみなすのは違うんじゃないの?」

「じゃあポルトガルとかスペインとかはどうかな。大航海時代は栄えたけど今は違う」

ポルトガルとかスペインを衰退とまで言ってしまうのはすごい失礼な気がする」

「衰退したかどうかはともかく振れ幅は相当大きいとは思うけどね。じゃあアルゼンチンとか。過去経済発展はすさまじかったらしいけど今は滅茶苦茶凋落してしまったらしいよ」

なるほど、アルゼンチンかもしれない

あとナウルとかも候補かもしれない

まあ、そもそも何を基準に栄華とか衰退とか言っているのか不明

与太話的メモ

日記

2023-05-11

anond:20230511123250

資本主義起源の一つは大航海時代貿易船/海賊船から、確かに男性性が資本主義を作ったといっていいだろう

世界には女系優位の採取生活継承しているところも残っているから、そういうのがお好みなら視察してみてはいかがだろうか

アマゾンとかニューギニアとか

2023-03-09

大航海時代Origin、割とちゃんと作り込んでるのにつまらんかった

「2を再現」というだけあって、そこらへんの量産型放置ゲーに比べりゃ真っ当に頑張ってる感はある

でも申し訳ないんだけど面白くなかった

そもそも元になったゲームシステムガチャゲ&ソシャゲにあまり合ってないんだと思う

「どこで買ってどこで売るか?」みたいなゲームやってるとこへ、何かあるたびにミッション報酬と称して虚空から意味不明なゼニが雑に降ってくるのは寒い

ゲーム本体よりイベント消化の方が偉くて、イベントよりガチャの方が偉い

そういう身もフタもない現実ダイレクトに叩きつけてくる

普通ソシャゲでそれをやられても今更何とも思わんけど、さすがにゲームテーマ的になあ

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