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はてなキーワード: 国立感染症研究所とは

2020-02-28

2010年新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議 提言(案)

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/dl/s0616-3p.pdf

病原性等に応じた柔軟な対応

1. いわゆる水際作戦学校閉鎖等、感染症拡大防止対策効果限界と実行可能性を考慮し、感染力だけでなく致死率等健康へのインパクト等を総合的に勘案して複数対策選択肢を予め用意し、状況に応じて的確に判断し、どの対策を講じるのかを柔軟に決定するシステムとすべきである。ただし、流行の初期においては、病原性感染力等疫学情報不明又は不確かな場合が多いので、万が一病原性が高かった場合を想定し、最大限の措置選択せざるを得ないことに留意必要である。こうした観点に立ち、今後新たに新型インフルエンザが発生した際に、速やかに、かつ、円滑に行動できるよう、行動計画ガイドラインについて、現行をベースとして見直す必要がある。

【迅速・合理的意思決定システム

2. 迅速かつ的確に状況を分析判断し、決断していく必要があることから、国における意思決定プロセス責任主体明確化するとともに、医療現場地方自治体などの現場の実情や専門家意見を的確に把握し、迅速かつ合理的意思決定のできるシステムとすべきである。また、可能な限り議論過程オープンにすることも重要である

地方との関係と事前準備】

3. 地方自治体も含め、関係者が多岐にわたることから、発生前の段階から関係者間で対処方針検討実践的な訓練を重ねるなどの準備を進めることが必要である。また、パブリックコメントなどを通じて広く国民意見を聴きながら、事前に決めておけることはできる限り決めておくとともに、地方がどこまで裁量を持つかなどの役割分担についても、できるだけ確認をしておくことが必要である

感染症危機管理に関わる体制の強化】

4. 発生前の段階から情報収集情報提供体制の構築や収集した情報の公開、発生時の対応を一層強化することが必要であり、このため、厚生労働省のみならず、国立感染症研究所感染症情報センターインフルエンザウイルス研究センターを中心に)や、検疫所などの機関地方自治体保健所地方衛生研究所を含めた感染症対策に関わる危機管理を専門に担う組織人員体制の大幅な強化、人材の育成を進めるとともに、関係機関のあり方や相互役割分担、関係明確化等が必要である特に国立感染症研究所については、米国CDC(疾病予防管理センター)を始め各国の感染症担当する機関を参考にして、より良い組織や人員体制を構築すべきである。なお、厚生労働省における感染症対策に関わる危機管理を担う組織においては、感染症に関する専門的知識を有し、かつコミュケーション能力マネージメント能力といった行政能力を備えた人材養成し、登用、維持すべきである

法整備

5. 対策実効性を確保するため、感染症対策全般のあり方(感染症類型医療機関のあり方など)について、国際保健規則地方自治体関係学会等の意見も踏まえながら、必要に応じて感染症法や予防接種法見直しを行う等、各種対策法的根拠明確化を図る。

2020-02-27

基礎疾患があるので死を予感している

自分は基礎疾患のある人間なのでコロナはかなりの脅威だ。

脾臓摘出後重症感染症(OPSI)というものがある。これは「脾臓」を事故血液疾患などの理由で摘出した人間に起きうる感染症だ。死亡率は極めて高く、進行も極めて早い。世間は2~3%の致死率で若干の驚異を感じているようだが、こちらは50~80%。自覚症状が出てすぐに入院しても次の日には亡くなることもあるという。おもに肺炎球菌が起因となるため、脾臓摘出前のワクチン接種は欠かせない。インフルエンザb型でも事例がある。肺炎球菌もインフルエンザも定期的に流行るのでコロナでいまさら騒いでもどうしようもないという気持ちもあるが、今回の新型コロナウイルス感染力が強くワクチン有効薬がないのでいつにも増して危うい。

我々のような基礎疾患のある人間がどういう対処をするべきなのか、現状では情報があまりに少ない。症状が出た頃に病院を頼っても、自分感染するころには病床がなくてたらい回しにされるかもしれない。OPSIの知識のある医者が居ないかもしれない。知識があっても新型肺炎に対して有効策を打てないかもしれない。そういう不安がつきまとう。政府の発表やニュースを見ても、この不安が解消されるのはまだまだ先になりそうだ。

ただ、世間の皆がコロナウィルスを多少は脅威に感じていて、感染症対策に感心があるのがわかったことは少し安心したし有り難いと思った。言うまでもないが、あなたが自らのためにやることは私の為にもなるのだ。

なんというか、同じ戦場で過ごす戦友のような頼もしさを感じる。この戦いが終わったらみんなで……。

あれ、なんだか今日は体の調子が良いな。天気も良いし散歩にでも出かけようかな。

脾臓摘出後重症感染症について参考にした資料

脾臓摘出後重症感染症(OPSI)の予防

http://hospi.sakura.ne.jp/wp/wp-content/themes/generalist/img/medical/jhn-cq-otowa-151029.pdf

脾摘後重症感染症肺炎球菌ワクチンについて

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsph/17/2/17_114/_pdf

脾臓摘出後の侵襲性肺炎球菌感染症の1症例

(IASR Vol. 34 p. 61-62: 2013年3月号)

国立感染症研究所

https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2249-related-articles/related-articles-397/3285-dj3974.html

2020-02-25

要するに、詳しいことは何も分かっていないということなのだ。

コロナウイルスとはどのようなウイルスですか?」という質問には、MERSSARSのことは書いてあるが、

「詳しくは、国立感染症研究所コロナウイルスとは』をご覧ください」となっている。

そして国立感染症研究所の方を見ると、ここもMERSSARSのことしか書かれていない。

「2次感染リスクはありますか?」という質問には、「

ヒトからヒトへ感染した例が報告されています感染のしやすさは、インフルエンザと同等であるなど、さまざまな研究世界で報告されていますが、確かなことは現時点では分かっていません」

とある

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200225-00059462-jbpressz-soci

2020-02-23

anond:20200223013119

なぜ韓国は新型コロナ検査件数が多いのか、という点も合わせて論考しないと、日本の不足ぶりが分からないと思う。

ニュースネットなどの情報によると、たくさん検査できる理由

韓国は各病院広場検査テントを設けて検査外来を誰でも有料で受け付けている

(国の義務検査基準は未だに湖北省縛りがあるけど、それ以外でも検査を断らないらしい)

・簡易検査キットを導入し、陽性判定を広く取っている

マーズ流行後迅速に動く体制が整備されたというが具体的にマンパワーをどうやって確保してるのかはニュースからじゃよく分からない)

 

ニュースネット日本政府要求されてたこ

・衛研以外でもPCR機器のある施設で広く検査できるようにすること

保険診療で疑われる症状出たら誰でも広く検査できるようにすること

(この2つは今朝のニュース政府が導入するって報道されてたね)

・簡易検査キットの導入

病院検査すると院内感染するぞって言うけど10年前の新型インフルときは屋外にテント張って発熱外来とかやってたよね? あと中国政府日本に大量の検査キットを提供してくれたとニュースに出てたけど何で日本で使わないの?もしくは使えるようにしないの?もしくはすでに使われてるの?(どこで?))

 

訂正

中国政府日本に大量の簡易検査キットを提供」と書いたけど確認したら「簡易」の文字がついてなかった。「検査キット」と「簡易検査キット」を混同して理解しておりました。お詫びして訂正します。さらに、中国提供したのは「核酸増幅検査キット」であるとのこと。PCR検査とは違うのかな?

新型ウイルス 中国日本検査キット提供 | NHKニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200220/k10012293911000.html

外交部中日新型肺炎との戦いで助け合い友情と信頼を得る」--人民網日本語版--人民日報

http://j.people.com.cn/n3/2020/0222/c94474-9660817.html

中国はこのほど日本国立感染症研究所新型コロナウイルス核酸増幅検査キットを贈った

anond:20200222143404

一日3千人が可能になったの今月17から

1日あたりの処理能力は、国立感染症研究所が最大400件、各地の検疫所を合わせて580件、地方衛生研究所を合わせて1800件などとなっているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200217/k10012289461000.html

可能だといっても地方に散らばってるんで需要供給マッチしてるわけではないんでないの?

2020-02-21

国立感染症研究所安倍政権プロパガンダ機関

 国立感染症研究所は、乗客発症は6~9日に集中しており「5日の客室待機開始前に感染した明らかな証拠だ」とした。

https://this.kiji.is/602762892413174881

上記は「明らかな証拠」ではなくまったく非科学的な断定にすぎない。

WHOの推計によれば、コロナウイルス潜伏期間は1-12.5日であり、中央値の推計は5-6日。

この値を根拠厚生労働省サイトでは、「多くは5-6日」としている。

中央値が全てではない。

5日の客室待機開始後に感染し、6~9日に発症することだって充分にありうる。

それにもかかわらず「明らかな証拠だ」などと断定するのは科学的態度ではない。

このようなごまかしに負けて納得すべきではない。

厚労省民間検査使わなかったのって、隠蔽できないからだよね

最初の数日を除いて、きちんと個室に出来ていたチャーター便組は全員検査しか複数回)して、感染シャットアウト。一方、全く隔離できていないクルーズ船組はチョロチョロしか検査せず、船内パンデミックに。

報道によると民間検査会社使えば一日十万人単位検査ができるらしいのに、厚労省国立感染症研究所地方衛生研究所での検査固執して 結果的クルーズ船での感染拡大を防げなかった。何故 全員検査しないのか、ずっと不思議に思っていた。

でも厚労省クルーズ船での感染拡大は2月5日で終わっていたという非現実的なことを言い出して、その論拠として発症者が減ってきているというデータをあげてきた。このデータは全数ではなく、部分的憶測だが、恣意的に前半部分のデータだけを使って、「発症者が減ってきている」ように見えるグラフを作ったのだろう。

民間検査会社を使うと、こういう恣意的データ作りや隠蔽をした時に マスコミリークされることが怖いか及び腰だったのだと、ようやく厚労省意図が分かった。渋々契約した民間五社というのも、機密保持契約かなんかを結んでいて、箝口令がしけるようになっているんだろう。

安倍政権のこれまでの隠蔽改竄を見て、それを上手くサポート出来るように官僚は動くから、こんなことになってるんだろうね。

ウィルス厚労省を一番の味方だと思っているだろうなあ。どうやったら泥沼から抜け出せるんだろう?

2020-02-20

現場からの概況:ダイアモンドプリンセス号におけるCOVID-19症例

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2484-idsc/9410-covid-dp-01.html


国立感染症研究所が公開しているデータを見れば、

あそこに専門家がいると考えるのは妥当だし、きちんとデータ収集はできていたし、

クルーズ船内では十分な隔離処置ができていたと考えるのが妥当だろう。

2020-02-19

【書き起こし】岩田健太郎さんのYouTube動画ダイヤモンドプリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」の書き起こし

 岩田健太郎さんのYouTube動画ダイヤモンドプリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。」(https://www.youtube.com/watch?v=W3X3RSmf7ds)の書き起こしです。「ダイヤモンドプリンセス」を「プリンセスダイヤモンド」と言い間違えたりするなど、単純なミス修正しています。間違いなどがあれば、ご指摘ください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 岩田健太郎です。神戸大学病院感染内科教授をしておりますが、今からお話しする内容は神戸大学ないし所属する機関と一切関係なく、私個人見解です。あらかじめ申し上げておきます

 今日2月18日ダイヤモンドプリンセスに入ったのですが、1日で追い出されてしまいました。「なぜそういうことが起きたのか」について簡単お話ししようと思います

 もともとダイヤモンドプリンセスはすごくCOVID-19の感染症(新型コロナウイルス感染症)がどんどん増えていくということで、「感染対策がすごくうまくいってないんじゃないか」という懸念がありました。(日本環境感染学会が入り、FETP(国立感染症研究所の実地疫学専門家)が入り、行ったんですけど、あっという間に出て行ってしまって、中がどうなってるかよく分からないという状態でした。

 中の方からいくつかメッセージをいただいて、「すごく怖い」と。「感染が広がっていくんじゃないか」ということで、私に助けを求めてきたので、いろんな筋を通じて「何とか入れないか」という風に打診してたんですね。

 そしたら昨日2月17日厚労省で働いている某氏から電話が来て、「入ってもいいよ」と。「やり方を考えましょう」ということでした。

 最初環境感染学会の人として入るという話だったのですが、環境感染学会は「もう中に人を入れない」という決まりを作ったので、「岩田1人を例外にできない」とお断りをされて、結局、「災害対策DMAT災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム)のメンバーとして入ったらどうか」ということで、厚労省の方からいただいたので、「分かりました」ということで、18日の朝に新神戸から新横浜に向かったんです。

 そしたら途中で電話がかかってきて、「誰とは言えないが非常に反対している人がいる」と。「入ってもらっては困る」ということで、DMATメンバーで入るという話が立ち消えになりそうになりました。

 すごく困ったのですが、「何とか方法を考える」ということで、しばらく、新横浜で待っていたら、またもう一回電話がかかってきて、「DMAT職員の下で感染対策専門家ではなくて、DMATの一員として、DMAT仕事をただやるだけだったら入れてあげる」という非常に奇妙な電話いただきました。

 なぜそういう結論が出たのか分からないですが、「とにかく言うことを聞いて、DMATの中で仕事をしていて、だんだん顔が割れてきたら感染のこともできるかもしれないから、それでやってもらえないか」という非常に奇妙な依頼を受けたのですが、他に入る方法がないものですから「分かりました」と言って、現場に行きました。そして、ダイヤモンドプリンセスに入ったわけです。

 入って、ご挨拶をして、最初は「この人の下につけと言われた方にずっと従っているのかな」と思ったら、DMATチーフドクターお話をして、そうすると、「お前にDMAT仕事は何も期待していない」と。「どうせ専門じゃないし」ということで、「お前、感染仕事だろう」と。「だったら感染仕事をやるべきだ」という風に助言をいただきました。これDMATトップの方ですね。現場トップ

 「そうなんですか」と。私はとにかく言うことを聞くという風に約束してましたので、「感染のことをやれと言われた以上はやりましょう」ということで、現場の案内をしていただきながら、いろんな問題点というもの確認していったわけです。

 それはもうひどいものでした。もうこの仕事20年以上やっていてですね、アフリカエボラ出血熱)とか中国SARSとか、いろんな感染症と立ち向かってきました。もちろん身の危険も感じることも多々あったのですが、自分感染症にかかる恐怖っていうのはそんなに感じたことはないです。

 どうしてかというと、僕はプロなので自分エボラにかからない方法自分SARSにかからない方法というのは知ってるわけです。あるいは他の人をエボラにしない、他の人をSARSにしない方法とか、施設の中でどういう風にすれば感染さらに広がらないかということも熟知しているからです。それが分かっているから、ど真ん中にいても怖くない。アフリカにいても中国にいても怖くなかったわけですが、ダイヤモンドプリンセスの中はものすごい悲惨状態で、心の底から「怖い」と思いました。「これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないか」と本気で思いました。

 レッドゾーングリーンゾーンと言うのですが、ウイルスが全くない安全ゾーンと、ウイルスいるかもしれない危ないゾーンというのをきちっと分けて、そしてレッドゾーンでは完全にPPEという防護服をつけ、グリーンゾーンでは何もしなくていいと。こういう風にきちっと区別することによって、ウイルスから身を守るっていうのは我々の世界の鉄則なんです。

 ところがダイヤモンドプリンセスの中はですね、グリーンレッドもぐちゃぐちゃになっていて、どこが危なくて、どこが危なくないのか全く区別がつかない。どこにウイルスが……ウイルスって目に見えないですから、完全なそういう区分けをすることで初めて自分の身を守れるのですが、もうどこの手すりとどこのじゅうたん、どこにウイルスがいるのかさっぱり分からない状態で、いろんな人がアドホック限定的)にPPEをつけてみたり、手袋をはめてみたり、マスクをつけてみたり、つけなかったりするわけです。で、クルーの方もN95マスク)をつけてみたり、つけなかったり。あるいは熱のある方がですね。自分の部屋から歩いていって、医務室に行ったりするというのが、通常で行われているということです。

 私が聞いた限りでは、DMAT職員それから厚労省の方、検疫機関の方がPCR陽性になったという話を聞いていたのですが、「それはもうむべなるかな」と思いました。

※参照記事:「クルーズ船 検疫官1人も感染 4人が重症日テレNEWS24)」(http://www.news24.jp/articles/2020/02/12/07593980.html

 中の方に聞いたら、「いやー、我々もう自分たちが感染するものと思ってますよ」という風に言われて、びっくりしたわけです。

 どうしてかというと、我々がこういう感染症のミッションに出るときは必ず自分たち、医療従事者の身を守るというのが大前提で、自分たちの感染リスクをほったらかしにして、患者さんとか一般の方々に立ち向かうのはご法度ルール違反なわけです。

 環境感染学会やFETPが入って数日で出ていったという話を聞いた時に、「どうしてだろう」と思ったのですが、中の方は「自分たちが感染するのが怖かったんじゃない」という風におっしゃっていた人もいたのですが、それは気持ちはよく分かります

 なぜなら感染症のプロだったら、あん環境にいたら、ものすごく怖くてしょうがいからです。で、僕も怖かったです。もうこれは感染……今、某ちょっと言えない部屋にいますけど、自分自身隔離して、診療も休んで、家族とも会わずに、やばいんじゃないか個人的にもすごく思っています

 今、私がCOVID-19、ウイルス感染を起こしていても全く不思議はない。どんなにPPEとかですね、手袋とかあってもですね、安全安全じゃないところというのをちゃん区別できていないと、そんなもの何の役にも立たないんですね。レッドゾーンでだけPPEをきちっとつけて、それを安全に脱ぐということを順守して初めて、自らの安全を守れる。自らの安全保障できない時、他の人の安全なんか守れない。

 もう今日藤田医科大学の人を送ったり、搬送したりというのを、みなさんすごく忙しくしていたのですが、そうすると研究所の方と一緒に歩いていて、ふっと患者さんとすれ違ったりするんです。「今、患者さんとすれ違っちゃう」と、笑顔で検疫所の職員の方が言ってるんですね。この我々的には超非常識なことを平気でみなさんやっていて、みんなそれについて何も思っていないと。

 聞いたら、そもそも常駐しているプロ感染対策専門家が一人もいない。時々いらっしゃる方がいるのですが、彼らも結局「ヤバいな」と思っているのですが、誰も進言できない。進言しても聞いてもらえない。やっているのは厚労省官僚たちで、私も厚労省トップの方に相談しました、話をしましたけど、ものすごく嫌な顔をされました。聞く耳持つ気ないと。「何でお前こんなとこにいるんだ」「何でお前がそんなこと言うんだ」みたいな感じで、知らん顔するということです。非常に冷たい態度をとられました。

 DMATの方にも「そのようなことで夕方カンファレンスで何か提言申し上げてもよろしいですか」と聞いて、「いいですよ」という話をしていたのですが、突如として夕方5時ぐらいに電話がかかってきて、「お前は出ていきなさい」と。「検疫の許可は与えない」と。

 臨時の検疫官として入っていたのですが、その許可を取り消すということで、資格をとられて、研究所の方に連れられて、当初電話をくれた厚労省にいる人に会って、「何でDMATの下でDMAT仕事をしなかったんだ」と。「感染管理仕事をするなと言ったじゃないか」と言われました。「DMATの方にそもそも感染管理してくれと言われたんですよ」と話をしたのですが、「とにかく岩田に対してすごくムカついた人がいる」と。「誰とは言えないけどムカついた」と。「だから、もうお前は出ていくしかないんだ」という話をしました。

 「でも、僕がいなくなったら、今度感染対策をするプロが一人もいなくなっちゃますよ」という話をしたのですが、「それは構わないんですか」と聞いたんです。それからこのままだともっと何百人という感染者が起きて、DMATの方を責める気はさらさらなくて、あの方々はまったく感染プロではないですから、どうも環境感染学会の方が入った時にいろいろ言われて、DMATの方が感染プロたちにすごく嫌な思いをしていたらしいんですね。それは「申しわけないな」と思うのですが、別に「彼らが悪い」と全然思わない。専門領域が違いますから

 しかしながら、彼ら(DMAT)が実はリスク状態にいるわけです。自分たちが感染するという。それを防ぐこともできるわけです。方法ちゃんとありますから。ところがその方法すら知らされずに、自分たちをリスク下に置いている、と。そして、そのチャンスを奪い取ってしまうという状態です。

 彼らは医療従事者ですから、帰ると自分たちの病院仕事するわけで、今度はそこからまた院内感染が広がってしまいかねない。で、もうこれは大変なことで、アフリカ中国なんかに比べると全然ひどい感染対策をしている。シエラレオネなんかの方がよっぽどましでした。

 日本CDC(疾病予防管理センター)がないとはいえまさかここまでひどいとは思ってなくて、もうちょっと専門家が入って、専門家責任を取って、リーダーシップをとって、ちゃん感染対策についてのルールを決めて、やってるんだろうと思ったのですが、まったくそんなことはないわけです。とんでもないことなわけです。

 これつたない英語でも収録させていただきましたが(https://www.youtube.com/watch?v=vtHYZkLuKcI)、とにかく多くの方にダイヤモンドプリンセスで起きていることというのを、ちゃんと知っていただきたいと思います。で、できるならば学術界とかあるいは国際的団体たちに日本に変わるようにうながしていただきたいと思います。彼らは残念ながら……

携帯の呼び出し音でいったん中断)

 編集が下手で、ちょっと変なつながりになったと思いますが、考えてみると、2003年のSARSの時に僕も北京にいて、すごく大変だったのですが、特に大変だったのは中国情報公開を十分してくれなかったというのがすごくつらくて、何が起きてるのかよく分からないというので、北京にいて本当に怖かったんです。

 でも、その時ですらもうちょっときちっと情報は入ってきたし、少なくとも対策の仕方は明確で、自分自身感染するリスクSARSは死亡率10%で怖かったですけども、しかしながら今回のCOVID-19、少なくともダイヤモンドプリンセスの中のカオス状態よりははるかに楽でした。

 で、思い出していただきたいのは、COVID-19が中国武漢流行りだしたときに、警鐘を鳴らしたドクターソーシャルネットワークを使って、「これはやばい」ということを勇気を持って言ったわけです。昔の中国だったら、ああいメッセージが外に出るのは絶対さなかったはずですが、中国は今、BBCニュースなんかを聞くと、オープンネストランスペアレンスを大事にしているとアピールしています

※参照記事:「新型ウイルス、早期警鐘中国医師が死亡 自身感染BBCニュース)」(https://www.bbc.com/japanese/51409970

 それがどこまで正しいのか、僕は知りませんけど、少なくとも「透明性があること、情報公開ちゃんとやることが国際的な信用を勝ち得る上で大事なんだ」ということは理解しているらしい。中国世界大国になろうとしていますから、そこをしっかりやろうとしている。

 ところが日本は、ダイヤモンドプリンセンスの中で起きていることは全然情報を出していない。それから院内感染が起きているかどうかは、発熱オンセット(発症日時)をちゃんと記録して、それからカーブを作っていくという統計手法、エピカーブというのがあるのですが、そのデータ全然とっていないということを今日、教えてもらいました。PCR検査をした日をカウントしても感染状態は分からないわけです。

 このことも実は厚労省の方にすでに申し上げていたのですが、何日も前に。全然されていないということで、要は院内感染がどんどん起きていても、それにまったく気づかなければ、気付いてもいないわけで対応すらできない。で、専門家もいないと。ぐちゃぐちゃな状態になったままでいるわけです。

 このことを日本のみなさん、あるいは世界のみなさんが知らぬままになっていて、特に外国のみなさんなんかはそうやって、悪いマネージメントでずっとクルーズ船なんかで感染リスクに耐えなきゃいけなかったということですね。

 やはりそれは日本の失敗なわけですが、それを隠すともっと失敗なわけです。確かにまずい対応であるとバレるということは恥ずかしいことかもしれないですけど、これを隠蔽するともっと恥ずかしいわけです。やはり情報公開大事なんですね。誰も情報公開しない以上はここでやるしかないわけです。

 ぜひこの悲惨現実を知っていただきたいということと、ダイヤモンドプリンセンスの中の方々、それからDMATDPAT災害派遣精神医療チーム)や厚労省の方々がですね。あるいは検疫所の方がもっとちゃんプロフェッショナルのプロテクションを受けて、安全仕事ができるように、「彼ら本当にお気の毒でした」ということで、「まったく役に立てなくて非常に申しわけないな」という思いと、僕の大きな問題意識をみなさんと共有したくて、この動画をあげさせていただきました。岩田健太郎でした。

※エピカーブについてはこちらの資料も参考にしていただければ→国立感染症研究所危機管理研修会「感染アウトブレイク調査の基本ステップhttps://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/kikikanri/H26/20141016-08.pdf)」

※※岩田健太郎さんは読売新聞コラム「Dr.イワケンの「感染症のリアル」」を連載しています

2020-02-15

今日虎ノ門テレビでもまだ新型コロナ検査に、人員1人で6時間数十サンプルしかできないといってますが、

要するに国立感染症センターの作ったマニュアルロースループット法にこだわってるからいけないのです。

ここでもお役所仕事

ロッシュの新規リリースした新型コロナPCR法24時間動かせば

1000サンプル/1日のスループットを持ってます

大手検査センターは必ずその装置を数台持っています

危機管理最低の厚労省はいい加減目を覚ませ!

ロッシュは新型コロナの多検体処理のPCR断薬リリースUSAはもう使っている。

民間活用するという発想がない厚労省配下国立感染症研究所に頼ってパンク状態

いくら保健所陳情しても3週間たった今でも準備中といわれる。

これを使えば客船の4000サンプルなど1日で終わる

2020-02-11

anond:20200211071032

中国に気を使って武漢ウィルスという名前を使えないんじゃない?

CDCとかは2019-nCoVという名称を使ってるみたいね

日本でも国立感染症研究所みたいなところは新型コロナウィルスという呼び名だけでなく、2019-nCoVという言葉をちりばめているようだけど。

2020-02-01

新型ウイルスの基礎知識 「特徴と予防策」を国立感染症研究所長に聞く 2/1(土) 16:07配信 65 THE PAGE 新型ウイルスの基礎知識 「特徴と予防策」を国立感染症研究所長に聞く 国立感染症研究所の脇田所

Q:マスク有効でしょうか?

田所長:(今回の新型ウイルスは)基本的にはつばなどの飛沫(ひまつ)で感染していると思います。飛沫(ひまつ)から感染をある程度予防するには有効だと考えています







ただ、空気感染する場合にはマスク有効ではありません。










今回は、どっちなん?

2020-01-25

新型肺炎日本国内3人目の感染者…武漢から旅行で来た女性 1/25(土) 15:53配信



 新型コロナウイルスによる肺炎患者が相次いでいる問題で、厚生労働省は25日、新たに国内で、中国武漢から旅行に来ていた30歳代の女性感染確認されたと発表した。国内確認されるのは3例目。

 女性は18日に来日。21日から発熱とせきがあり、23日に東京都内医療機関受診し、国立感染症研究所などの検査で25日、新型コロナウイルスの陽性反応が出たことが確認された。

2019-10-21

「賢いやつ」ウイルスとの闘い エボラ出血熱死者1万人

https://www.asahi.com/articles/ASMBH3WLRMBHUBQU001.html

現地の習慣で埋葬時に遺体を洗ったりすることで感染が広がっている

エボラ特集3:「伝統の埋葬」が蔓延助長した

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150218/435976/

素手遺体を清め、服を着せ、しきたりにのっとって別れの儀を執り行っていた従来のやり方

日本の湯灌納棺もこれだよね

国立感染症研究所部長は「日本医療体制が整い、感染症予防の基礎知識も定着している」

知識はあっても実態

http://so-nosuke.com/wash-body/0079/

今でも素手で湯灌を行っている業者もあるようです。

実は、葬儀関係者感染症について法的には何の保護規制も受けていないのが実態です。

2018-08-11

[]政府ドメインはてブランキング

政府ドメインリスト https://cio.go.jp/domains にあるドメイン対象に、その下のページが何回はてなブックマークされたかランキング

データ2018年8月11日9時頃取得

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4文部科学省Webサイト, 文部科学省ttp://www.mext.go.jp/37,580
5経済産業省webサイト, 経済産業省ttp://www.meti.go.jp/37,223
6首相官邸ホームページ, 内閣官房ttp://www.kantei.go.jp/17,160
7国土交通省webサイト, 国土交通省ttp://www.mlit.go.jp/16,325
8外務省webサイト, 外務省ttp://www.mofa.go.jp/15,625
9国税庁Webサイト, 国税庁ttp://www.nta.go.jp15,181
10防衛省自衛隊webサイト, 防衛省ttp://www.mod.go.jp/14,383
11財務省ホームページ, 財務省ttp://www.mof.go.jp/12,937
12国立国会図書館webサイト, 国立国会図書館ttp://www.ndl.go.jp/12,778
13経済産業研究所Webサイト, 独立行政法人経済産業研究所ttp://www.rieti.go.jp/10,993
14農林水産省webサイト, 農林水産省ttp://www.maff.go.jp/10,551
15科学技術振興機構Webサイト, 国立研究開発法人科学技術振興機構ttp://www.jst.go.jp/9,385
16特許庁webサイト, 経済産業省ttp://www.jpo.go.jp/8,663
17法務省webサイト, 法務省ttp://www.moj.go.jp/8,649
18産業技術総合研究所webサイト, 国立研究開発法人産業技術総合研究所ttp://www.aist.go.jp/8,554
19環境省webサイト, 環境省ttp://www.env.go.jp/7,891
20総務省統計局ホームページ, 総務省ttp://www.stat.go.jp/7,731
21文化庁Webサイト, 文化庁ttp://www.bunka.go.jp/6,924
22金融庁ウェブサイト, 金融庁ttp://www.fsa.go.jp/6,551
23裁判所ホームぺージ, 最高裁判所ttp://www.courts.go.jp/6,352
24日本貿易振興機構WEBサイト, 独立行政法人日本貿易振興機構ttp://www.jetro.go.jp6,102
25政府広報オンライン, 内閣府ttp://www.gov-online.go.jp/6,092
26労働政策研究・研修機構ホームページ, (独)労働政策研究・研修機構ttp://www.jil.go.jp/5,353
27気象庁webサイト, 国土交通省気象庁ttp://www.jma.go.jp/jma/5,306
28警察庁webサイト, 警察庁ttp://www.npa.go.jp/5,156
29国民生活センターホームページ, 独立行政法人国民生活センターttp://www.kokusen.go.jp/5,023
30衆議院webサイト, 衆議院事務局ttp://www.shugiin.go.jp/4,325
31消費者庁ホームページ, 消費者庁ttp://www.caa.go.jp/4,323
32国土地理院webサイト, 国土交通省国土地理院ttp://www.gsi.go.jp/4,308
33内閣官房ホームページ, 内閣官房ttp://www.cas.go.jp/3,357
34海洋研究開発機構Webサイト, 国立研究開発法人海洋研究開発機構ttp://www.jamstec.go.jp/3,261
35国立研究開発法人情報通信研究機構Webサイト, 国立研究開発法人情報通信研究機構ttp://www.nict.go.jp/3,142
36宮内庁ホームページ, 宮内庁ttp://www.kunaicho.go.jp/3,073
37JRAホームページ, (特殊法人日本中央競馬会ttp://www.jra.go.jp/3,042
38参議院webサイト, 参議院ttp://www.sangiin.go.jp/2,968
39公正取引委員会Webサイト, 公正取引委員会ttp://www.jftc.go.jp/2,848
40内閣府ホームページ, 内閣府ttp://www.cao.go.jp/2,811
41日本年金機構ホームページ, 日本年金機構ttp://www.nenkin.go.jp/2,706
42国立研究開発法人国立がん研究センターwebサイト, 国立研究開発法人国立がん研究センターttp://www.ncc.go.jp/jp/2,579
43日本学術振興会Webサイト, 日本学術振興会ttp://www.jsps.go.jp/2,558
44NEDOホームページ, 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構ttp://www.nedo.go.jp/2,545
45レベル放射性廃棄物バーチャル処分場, 経済産業省ttp://www.enecho.meti.go.jp/2,491
46理化学研究所Webサイト, 国立研究開発法人理化学研究所ttp://www.riken.go.jp/2,478
47UR都市機構ホームページ, 独立行政法人都市再生機構ttp://www.ur-net.go.jp/2,417
48政府統計の総合窓口(e-Stat), 総務省ttp://www.e-stat.go.jp/2,355
49防災情報のページ, 内閣府ttp://www.bousai.go.jp/2,114
50科学技術学術政策研究所Webサイト, 科学技術学術政策研究所ttp://www.nistep.go.jp2,025
51NISCホームページ, 内閣官房ttp://www.nisc.go.jp/1,950
52国立科学博物館Webサイト, 独立行政法人国立科学博物館ttps://www.kahaku.go.jp/1,919
53日本学生支援機構Webサイト, 独立行政法人日本学生支援機構ttp://www.jasso.go.jp/1,862
54国立社会保障・人口問題研究所, 厚生労働省ttp://www.ipss.go.jp/1,857
55内閣府男女共同参画局webサイト, 内閣府ttp://www.gender.go.jp/1,856
56東京国立近代美術館Webサイト, 独立行政法人国立美術館ttp://www.momat.go.jp/1,854
57中小機構WEBサイト, 独立行政法人中小企業基盤整備機構ttp://www.smrj.go.jp/1,795
58JICAウェブサイト, 国際協力機構ttp://www.jica.go.jp/1,753
59物質・材料研究機構Webサイト, 国立研究開発法人物質・材料研究機構ttp://www.nims.go.jp/1,714
60日本原子力研究開発機構Webサイト, 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構ttp://www.jaea.go.jp/1,703
61日本学術会議webサイト, 内閣府ttp://www.scj.go.jp/1,596
62内閣府経済社会総合研究所webサイト, 内閣府ttp://www.esri.go.jp/1,581
63国環研webサイト, 国立研究開発法人国立環境研究所ttp://www.nies.go.jp/1,315
64人事院ホームページ, 人事院ttp://www.jinji.go.jp1,312
65国土交通省 川の防災情報, 国土交通省ttp://www.river.go.jp/1,271
66日本貿易振興機構アジア経済研究所WEBサイト, 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所ttp://www.ide.go.jp/1,255
67国際交流基金webサイト, 国際交流基金ttp://www.jpf.go.jp/1,243
68内閣府原子力委員会webサイト, 内閣府ttp://www.aec.go.jp/1,180
69日本政策金融公庫Webサイト, 日本政策金融公庫ttps://www.jfc.go.jp/1,104
70地震調査研究推進本部Webサイト, 文部科学省ttp://www.jishin.go.jp/1,091
71国立教育政策研究所Webサイト, 国立教育政策研究所ttp://www.nier.go.jp/1,073
72電子政府の総合窓口e-Gov), 総務省ttp://www.e-gov.go.jp/1,012
73税関ホームページ, 財務省ttp://www.customs.go.jp/1,004
74食品安全委員会webサイト, 内閣府ttps://www.fsc.go.jp/994
75WAM NET, (独)福祉医療機構ttp://www.wam.go.jp/907
76国立国会図書館国際子ども図書館webサイト, 国立国会図書館ttp://www.kodomo.go.jp/904
77消防庁webサイト, 消防庁ttp://www.fdma.go.jp/897
78日本工業標準調査会WEBサイト, 経済産業省ttp://www.jisc.go.jp/890
79国立公文書館ホームページ, 独立行政法人 国立公文書館ttp://www.archives.go.jp/866
80衆議院インターネット審議中継, 衆議院事務局ttp://www.shugiintv.go.jp/866
81データカタログサイト, 総務省ttp://www.data.go.jp/809
82独立行政法人農畜産業振興機構Webサイト, 独立行政法人農畜産業振興機構ttp://www.alic.go.jp/809
83国立公文書館 アジア歴史資料センターホームページ, 独立行政法人 国立公文書館ttp://www.jacar.go.jp/796
84国立感染症研究所, 厚生労働省ttp://www.nih.go.jp/niid/782
85国立精神・神経医療研究センターwebサイト, 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターttp://www.ncnp.go.jp/738
86復興庁Webサイト, 復興庁ttp://www.reconstruction.go.jp/734
87船舶交通安全情報WEBサイト, 国土交通省 海上保安庁ttp://www1.kaiho.mlit.go.jp/703
88政府観光局webサイト, 独立行政法人国際観光振興機構ttps://www.jnto.go.jp693
89海上技術安全研究所webサイト, 国立研究開発法人海上港湾・航空技術研究所ttp://www.nmri.go.jp/686
90国立循環器病研究センターWebサイト, 国立研究開発法人国立循環器病研究センターttp://www.ncvc.go.jp/672

2014-09-07

リテラシーとかってどうやったら育つんだろうな

http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11920453738.html

この記事Facebookにのってシェアされてきた。

国立感染症研究所ホームページをちゃんと読めば嘘だって分かるんだけれど、

この記事鵜呑みにしている輩が多すぎて、気持ち悪い。

インターネット役割って、こういう頭の弱い人を少しでもマシにするのが役割と思うんだけれど、

今の状態って、頭の弱い人はもっと弱く洗脳されていって、

元々リテラシーが高い人達は、頭の弱い人達を見て呆れている、そんな状態。

2010-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20100203163230

うんうん。そういうことなのかな。

暇だから調べてみた。

厚生労働省ホームページ

「Q。鶏肉はどの程度カンピロバクターに汚染されているのですか?

A 市販の鶏肉についてカンピロバクター汚染調査を行ったところ、鶏レバー56検体中37検体(66.1%)、砂肝9検体中6検体(66.7%)、鶏肉9検体中9検体(100%)から分離されました。」

「Q。牛レバーはどの程度カンピロバクターに汚染されているのですか?

A 健康な牛の肝臓及び胆汁中のカンピロバクター汚染調査を行ったところ、カンピロバクターは、従来、胆汁には存在しないと考えられていましたが、胆嚢内胆汁236検体中60検体(25.4%)、胆管内胆汁142検体中31検体(21.8%)、肝臓では236検体中27検体(11.4%)が陽性であることが示されています」


ここまでがカンピロバクターの話

で、ここからはギラン・バレー症候群お話

国立感染症研究所感染症情報センターより:

合併症

C. jejuni 感染症カンピロバクターの主流となっている菌)の一般的な予後は、一部の免疫不全患者を除いて死亡例も無く、良好な経過をとる。しかし、近年本菌感染後1~3週間(中位数:10日間)を経てギラン・バレー症候群 (GBS)を発症する事例が知られてきた。GBSはフィッシャー症候群など複数の亜型があるが、基本的には急性に四肢脱力を主徴とする、運動神経障害優位の自己免疫性末梢神経障害である。GBS患者の約30%では、GBS発症前1ヵ月以内に本菌感染症の罹患が認められており、・・中略・・・GBSはこれまで予後良好な自己免疫疾患として捉えられていたが、C. jejuni 感染症に後発するGBSは軸索型GBS(AMAN:acute motor axonal neuropathy)で重症化し易く、英国データでは発症1年後の時点においても、4割程度の患者に歩行困難などの種々の後遺症が残ると言われている。


んで、ギラン・バレー症候群をまとめると、

京都・河合医院サイト

年間2000人発症し、5割が後遺症を残し、2割が身体障害者手帳の発行にいたり、約50人が死亡する。決して軽い病気ではない。 ということです。死亡率も2~3%はあります。

つまり、ギランバレー症候群後遺症が残るのは1000人で、障害者として生きていかなければならない人が年間400人位でているが、その原因として生レバー・鶏刺し・生肉(牛も)がきわめて疑わしいということです。


こんな感じ。

ま、自分でわかってて好きで生肉食う分には構わないけど、人に無理強いしたり子供に食わせたりすんのは馬鹿のすることって感じかなぁ。

2009-02-19

国立感染症研究所の病原微生物検出情報2004年8月号によると、岐阜大学医学部附属病院成育医療女性科の三鴨廣繁氏らが、性体験のある一般女性風俗産業従事者−CSW−ではない)122人を対象に行ったアンケート調査の結果では、性行為の際、オーラセックスを「必ず行う」と回答した人は30歳以上では23%だったのに対し、20歳代では36%、20歳未満では65%にも上りました(グラフ1参照)。

http://www.nikkeibp.co.jp/archives/326/326771.html

確かに俺の経験でも若い子ほど嫌がらないし、テクもあった。。。

つーか、テクを仕込んでるのは誰なんだ?やっぱ同世代の男なんだろうか?

2007-10-01

BSL4施設の現状

2007年秋時点での覚え書き。日本には稼動中のBSL4施設は存在しない。

BSL (Biosafety Level) とは、細菌・ウイルスなどの病原体を取り扱う設備の分類。最高度の基準はBSL4(かつてはP4)とよばれ、

  • ヒトまたは動物に重篤な病気を起こす
  • 容易にヒトからヒトへ間接または直接に感染する、かつ
  • 有効な治療、予防法が普通得られない

病原体を扱う。例としてはエボラウイルスマールブルグウイルス天然痘ウイルスなど。

BSL4施設を持つ国は世界でも限られている。もっとも多くのBSL4施設を持つのはアメリカ


アジアでは以下の国が稼動中のBSL4施設を持つ。


日本では国立感染症研究所東京都武蔵村山市)および独立行政法人理化学研究所(筑波)にBSL4基準を満たす施設がある。

しかし、地域住民の反対により、現在BSL4施設としての運用は行っていない。

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