はてなキーワード: 名言とは
……という突飛な設定だが、全話を観終えた後には「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」と叫んでいることだろう。
そんなアニメ『遊戯王5D's』だが、現在BSテレ東で再放送中である。
先週2話分再放送されたので予想されていたタイミングより早くなったが、作中でも屈指の迷作と名高い「クラッシュタウン編」が2019年7月5日(金)から始まるのでぜひ観てもらいたい。
本編ストーリーの中休み的なエピソードだったので、本放送当時は『10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜』の方に主力スタッフを取られた為に……みたいな噂がありましたが、何にしても『遊戯王5D's』の全ストーリーを振り返ってみても異色のエピソード群ではあるのは間違いありません。
「クラッシュタウン編」での主人公と言える「鬼柳京介」のことを予め知っておくと色々とエピソードを消化する上で飲み込みが早いとは思いますが、「クラッシュタウン編」での鬼柳の再登場には、当時のファンは度肝を抜かれたので、詳しいことは知らずにほとんど前情報なく観るのも楽しいと思います。
とりあえず「満足」という言葉はキーワードになるのでそれに注意しておくことを覚えておきましょう!
「クラッシュタウン編」は数々の名言・暴言・暴走のオンパレードで、基本的にカードゲームを主軸としたアニメ作品とは思えない発言や行動が飛び交います。
ストーリー展開も荒いのですが、ここだけで登場するキャラの行動そのものが荒く、その荒さが魅力となっていてこれぞまさに「クラッシュタウン編」という内容になっています。
カードバトルをメインにしたアニメ作品のお約束などを覆すような展開や行動が多々みられ、ネットを探すと「クラッシュタウン編」の名シーン・迷シーンを集めて編集した動画などは、この「クラッシュタウン編」を観終えた後にチェックすると再度楽しめるかと思います。
とにかくこの「クラッシュタウン編」の7話だけでも観て欲しいです。
2019年この夏を、『遊戯王5D's』の再放送で楽しんで下さい。
この7話を観終えた人達はきっと「満足」することでしょう……。
えー本日、ガルパン最終章第2話を見たわけですが、なんていうか、これまでガルパンの魅力の一つであったスポ根的な爽やかさ、ジャイアントキリングによるカタルシスといったものが全く無くなってしまった。対戦校が王者である大洗にいかに立ち向かうかという構図になり、最終章以前以後で大洗の立ち位置が完全に入れ替わってしまっているのだ。
まず第2話はBC自由学園との戦いの途中から再開される。BC自由学園の攻撃をなんとか切り抜けた大洗女子学園は、身を潜めるBC自由学園に対して作戦を立てるのだが、それはなんとカモさんチームを犠牲にして同士討ちを誘うという非情な作戦。正直これはかなり引いた。高校生がやる作戦じゃないでしょ…もはや卑怯と言わざるを得ない作戦により、BC自由学園は統制を失い同士討ちの果てに隊長であるマリーが身を挺して争いを止める始末。しかもアニメ的演出とはいえ、アレは一歩間違えたらミンチでしょ…蛸壺屋作品だったら間違いなくマリーは惨死だったな…。閑話休題。ともあれ、体制を立て直したBC自由学園は一矢報いるべく立ち向かう。終盤で士気を上げるべく歌いだすBC自由学園の姿は悲壮感が高まり思わず涙が出そうになった。試合後はノーサイドということで敗者であるBC自由学園が勝者である大洗にスイーツを(なぜか)振る舞うが、あんな卑劣な作戦で負けた後で爽やかにノーサイドってわけにもいかんでしょ…。正直、あのシーンは薄ら寒さがあった。
続いて2回戦の相手は知波単学園。知波単学園は福田の参謀的活躍により目を見張る変化を見せる。前回王者の大洗女子学園に立ち向かう姿は「あれ、これってTV版の大洗vs黒森峰っぽさがあるぞ…」という感じ。知恵を振り絞って戦う知波単学園はまさに勇敢で、判官びいきに拍車がかかる。一方の大洗は泥濘地に知波単学園を誘い込んで上から一網打尽、一斉射撃で完膚なきまでに叩き潰すか、というところで知波単学園が勇気ある撤退を決断し、次回へ続く!というところで第2話が終わった。
うーん、なんだかなぁ。後味悪いんだよな…第2話。大洗が完全に悪役じゃねーか。西住殿はケイさんの名言「ザッツ戦車道!これは戦争じゃない。道を外れたら戦車が泣くでしょ?」を忘れてしまったんでしょうか。王者の意地としてなんとしてでも勝つ、たとえそれが卑怯卑劣であっても絶対に勝つという執念を見せている。まぁいいんだけどさ、ガルパンの魅力ってそこじゃないでしょ。あっと驚く奇襲作戦、息を止めて手に汗握る戦い、圧倒的不利からギリギリの勝利を掴むカタルシス。そういったところにガルパンのエンターテイメントがあったと思うんだよなぁ。各校がそれぞれに成長を見せている中で大洗が見せた「成長」が非情な作戦から対戦相手を徹底的に叩き潰すのだとしたら、あまりにも悲しい。
今後はどうなるんだろうか。いっそこのまま悪辣を貫いて対戦校を蹂躙して無限軌道杯で優勝、ももちゃん先輩は各校の屍を踏みにじってめでたく大学進学めでたしめでたしというほうが清々しいかもしれないな。
追記:
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 151 | 19323 | 128.0 | 39 |
01 | 99 | 8494 | 85.8 | 38 |
02 | 33 | 4562 | 138.2 | 31 |
03 | 32 | 4047 | 126.5 | 47 |
04 | 14 | 8136 | 581.1 | 33.5 |
05 | 16 | 1362 | 85.1 | 47.5 |
06 | 25 | 2170 | 86.8 | 35 |
07 | 64 | 6292 | 98.3 | 56 |
08 | 58 | 4895 | 84.4 | 41.5 |
09 | 105 | 7962 | 75.8 | 42 |
10 | 198 | 14213 | 71.8 | 40.5 |
11 | 149 | 14069 | 94.4 | 43 |
12 | 210 | 17940 | 85.4 | 36 |
13 | 168 | 11887 | 70.8 | 40.5 |
14 | 152 | 11625 | 76.5 | 38 |
15 | 190 | 12001 | 63.2 | 40 |
16 | 162 | 12126 | 74.9 | 31.5 |
17 | 109 | 10348 | 94.9 | 43 |
18 | 114 | 8844 | 77.6 | 35.5 |
19 | 129 | 10734 | 83.2 | 35 |
20 | 188 | 25857 | 137.5 | 37.5 |
21 | 182 | 19609 | 107.7 | 39 |
22 | 125 | 15329 | 122.6 | 48 |
23 | 127 | 17131 | 134.9 | 46 |
1日 | 2800 | 268956 | 96.1 | 40 |
峰なゆか(21), 直箸(6), たかれ(8), はたか(10), 峰(22), 430万(6), 甘栗(4), グリセリン(5), ガリアン(4), はたく(7), 郷ひろみ(3), 盛っ(19), 美術館(18), 化粧品(21), 弱者男性(22), 箸(26), 甲斐性(13), 地震(19), 皮膚(11), 断れ(9), 合コン(9), 暴行(13), 津波(12), 肌(33), 化粧(25), パクリ(10), 殴ら(22), タピオカ(10), 魂(11), 障害者(20), 強者(18), 年金(21), 女に(14), 英語(35), 同士(39), 毛(11)
■おっさんはおっさんが大嫌いだし弱い男はもっと嫌い /20190618201336(34), ■『◯◯がヤクザの資金源に』で一番意外性あるワード選手権 /20190619131950(31), ■嫁が毎朝顔に化粧水をペチペチしてるけどたぶん意味ないよね /20190619150538(21), ■ /20181223184149(15), ■シスヘテロ男は(男も?)男が嫌いだから、女にしか救えない /20190617221819(11), ■3大意味間違って使う名言(ことわざ) /20190618180820(10), ■弁当箱はタッパーが良い。 /20180708223624(9), ■設定映えする「○○屋のせがれ(娘)」 /20190619104427(8), ■地震どう? /20190618231048(8), ■anond:20190619152659 /20190619152931(7), ■ニチレイの本格炒めチャーハン /20190618234435(6), ■anond:20190619154340 /20190619154726(6), ■2000万貯金するのそんなに難しい?(追記したよ) /20190618092225(6), ■殴るのも叩くのもはたくのも暴行という人に聞きたい /20190619185204(5), ■ /20190619142115(5), ■ちょっと自慢させてくれ /20190619100621(5), ■動物の捕食シーンに性的興奮をおぼえる者として /20190619174240(5), ■anond:20190619150538 /20190619160513(5), ■anond:20190618140248 /20190618214616(5), ■親の体罰禁止って… /20190619124837(5), ■最近のはてブがつらい /20190619212324(5), ■anond:20190618092225 /20190619000607(5), ■峰なんちゃら /20190619101124(5), ■若いもんに「コンソメパンチのパンチって何かわかるか?」って聞いたら /20190619114222(5), ■anond:20190619151153 /20190619152658(5)
6376363(0)
俺の言うことを信じるな。
あと一つは?
オタクはフェミニストのやることにいちいちネチネチネチネチ口出してうるせえんだよ!
キズナアイとかラノベ表紙とかロリ漫画とか、そういう自分達の趣味関係にケチをつけられて怒るのはわかる。当然のことだ。
だけど、痴漢とか、性犯罪判決とか、東京医大入試とか、ヒールパンプス強要とか、そういうのにフェミニストが抗議してる時までいちいち口出してくるのは何なんだよ!オタクも二次元も関係ないだろうが!
青識亜論っていう表現の自由戦士オタクの代表面してる奴が東京医大を必要悪だと言わんばかりに擁護したり、ヒールパンプス強要は差別ではない!とか言ったりしてるけど、何がしたいんだ?
まぁ、青識はこういう奴だから左翼フェミ論破()がメインで二次元擁護は二の次なのかもしれんが…痴漢に寛容な社会を作るしかないって…
タイトルをシンプルにするために「変わる」っていう述語?だけにしているが、
ただ自分が言いたい内容は「人生において人が何かを決意して性格や行動を変える」のはコストが高いってことが言いたい。
一生において人の性格が変わらないということは珍しいことではない、
しかし本人の需要と周囲の需要にズレがある場合、変化という行為には大きなコストがかかる。
ポケモンをやっている人なら分かると思うけど変化は進化という形で現れる。
それを止めたい場合はBボタンを押して現状維持したまま、能力だけを上げていける。
レベルを上げていくと自然発生的に変わるという行為を止めるわけだ。
変わることが悪影響とみなされる。
これ自体社会ではよくあることでそういったために「振る舞い」を駆使する。
振る舞いは便利だが、振る舞いは振る舞いであり、その人の性格ではない。
振る舞いが性格を構成する一つになっていくこともあるし、そういう名言もある。
ただ振る舞いであれ変化であれ、変わるコスト、維持するコストが発生する。
上手く例が上げられないが、進学、結婚、出産、転職、昇進、逆に定年まで働き続けるとか想定してほしい。
ここから本題だけど、
でもその変化が高いから言って変化をしていかないのは問題じゃないのかと思っている。
だから変わるべきだが、そのコストが高すぎる、コストを下げるにはどうすればいいのか、
悩ましき問題だと思っている。
徐々に変わっていけばいいのではという漸進的な変化も一つの答えなんだけど、
漸進的変化では対応しきれない場合もう大変で、経験していない人には想像ができないものとなる。
極端な例としては突然の持病や親の介護、望まない出産などがそう。
そしてなかなか辛い結果が待っていることも少なくない。
そこまででなくても地味な例なら加齢による体力の減少や給与が全然上がらないとかジリ貧していくといった例もある。
そうなると変化できなくなってそのまま自然消滅の未来しか待っていない、
でおそらく、その変化を止めた周囲は消費として終わらすか、自らだけ変化して、
優しい世界というと安っぽいけど、本当もう少し優しい世界に日本がなってほしいな。
本筋とは関係無いけど、
久々にこっちで雑感。
ツイッターとかの明示されたアカウントで語るには取り扱いに困る、そんな話をしたかったのが理由。「お前は敵がつくりてぇの?」って聞かれたら、作りたくもないし、作る意義もないからね。とはいえ、やっぱり語りたくなる。今回の『青のフラッグ』の44話には、そういったパワーがある。
いやあ、ほんと。本作は漫画という媒体で、どこまで多元的な考え、人格を描写するつもりなんだっていう。面白いかっていわれると、愉快ではないんだけれども。安楽椅子状態での会話がメインって絵的には面白みが薄い。どうしてもセリフばっかりになるし、読者側にエネルギーを要する。しかも本作はスッキリしない。わかりやすく間違っている人間に対して、正しいことを言って溜飲を下げるだとか、そういった明瞭な快活さを与えてくれないのでストレスがたまる。それでも評価せざるを得ない話ってこと。
本作は各々が自分なりの考えを持っていて、そこに明確な是非を要求すべきじゃないってのを逐一訴える。今回の女子高生二人の言い分も間違ってはないんだよね。むしろ現代社会の通念上は、正しい寄りの考えと言ってもいい。じゃああの丸刈り君は偏狭な性差別者で、“普通じゃない、間違っている人間”なのかっていうと「ちょっと待った」ってなるわけ。私も同性に痴漢されたことはあるから分からなくもない。そういった経験から来る嫌悪感は普遍的な通念では拭い去れない。読者の中には今回の話を読んでなお、あの丸刈り君をただのクソ野朗で終わらせる人もいるだろうけれども、作中ではそれこそ狭量ではないかと指摘しているようだった。
安易な善悪二元論の懐疑。ああいった問題で、正しいだとか間違っているだとかの線引きで考えたり、分かりやすい悪者を作り出すことの危うさを作者は知っているんだと思う。作劇として見た場合、言語化しすぎてて読み味も良くないんだけれども、本作はそういうのを妥協したくないんだろうなあ。『鈴木先生』を思い出す。大衆が受け入れがたい、スッと入ってこないであろう考え方を大げさに、だけど真っ向から長々と語る。
「好きって感情はいいけど、嫌いって感情はダメ」みたいなセリフが劇中に出てきて、私は「うげえ、また“ツギハギ論”かよ」って思った。「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」。『ツギハギ漂流作家』という漫画が打ち切り間際に描いたあのセリフ。あの漫画の顛末を踏まえた場合、逆ギレじみた言い分に近い。けれども、なんだかセリフだけ一人歩きしてしまって名言になった。なってしまった。だから私は“ツギハギ論”って呼んでいる。実際このセリフを安易に引用する人間の主張にはツギハギ感があるので、その点でも“ツギハギ論”って呼び方は適格だと個人的に思ってる。
で、ちょっとウンザリしたところで、「好きって感情は良い感情、嫌いって感情は悪い感情って考えは雑すぎる」といった指摘が入る。ああ、そこも言語化しちゃうんだっていう。もう完全に私はこの作品に踊らされている。「何が嫌いかより、何が好きかで自分を語れよ」の歪さを分かってる。あのセリフが憚って10年以上も経っているのに、まだあれを正論だと思っている人がたくさんいる。あれが大した理屈じゃないことは、好き嫌いについて向き合っているのなら自ずと分かるはず。けれども、好きなものを他人に嫌いだって言って欲しくないという自己保身のために、あのセリフを都合よく使う人は後を絶たない。
好きという感情を肯定する以上、嫌いという感情も肯定しなきゃ辻褄が合わない。まあ、肯定や否定は個人の感情によるところも大きいので、各々がどういうスタンスをとるかまでは是非を問えないけれども。そのせいで、意見の不一致による衝突は出てくるし、それを避けたいのも人間の本能だしね。だから私だって、こういう話は後腐れのないところで書く。とはいえ感想書きは、結局この“好き嫌い”を様々な言葉で紡ぐ表現手法の一つなわけで。好き嫌いそのものを、片方だけ是としたり、有耶無耶にしたりすると評論としてはむしろ信頼できない。
そんなわけで評価はしているけれども、本作はかったるい。言語化しすぎというか、野暮ったいセリフ選びも多い。セリフの少ない場面とかはすごくエモいだけに尚更そう感じる。エンタメという枠組みで見たとき、あれは愉快な描き方ではないし、上手い描き方でもない。「悪役が何かエグいことをやっている」だとか、そういう“エンタメ的には良い不愉快さ”みたいな意味ですらなく。飲み物なしでビスケット食っているみたいな感覚。
例えば、同サイトで読めるのだと、『さよならミニスカート』は分かりやすい。あれは良くも悪くも複雑じゃない。いや、人によってはあれでも余剰過ぎるくらい複雑かもしれないけれども、訴えていること自体はすごくシンプルなんだよ、あれは。基礎的なジェンダー規範を取り扱って、それをテーマにしている作品。様々なマンガで、以前から脈々と語られてきたジェンダー論をメインに、現代の人たちに刺さるようドラマティックにリブートしている。だから陳腐とまではいわないけれども、やや表層的ではあると思う。ああいったテーマを多側面的に考えたことのない、一般大衆向け。それ故に刺さりやすいし、読み味も良い。『青のフラッグ』もウケてはいるけれども、作者が想定しているであろう理解力の読者はそこまで多くないと思う。
その点で『さよならミニスカート』は多くの読者に色んな意味で優しい。まあ、テーマ的に何かすごいことをやってる~みたいに持てはやしだしたら危ないと思うけれども。『サウスパーク』とかで登場する、ソーシャル・アジェンダに踊らされた大人たちみたいになってしまう。「私たちはそういうのに理解があるよ」といったスタンスをゴリ押すことに一切疑問を持たない、実際のところ無理解な人間。「社会正義だから」、「一般の善良な考えだから」といった、誰かがあらかじめ作っておいた前提で理屈を紡ぎ出す。だから一見すると尤もらしいんだけれども、ちょっと小突かれただけで論理が破綻してしまう。
とはいえ、そういった指摘をフィクションの世界でわざわざ言語化しても、ほとんどの人はそこまで様々な視点から物事を考えないので伝わりにくい。一般社会の善良そうな考えで生きれば支障はまずないから、考える必要がない。むしろ考えすぎて自我が袋小路に入ってしまうこともあるから、ちょっと無思慮なくらいが丁度良いまである。色々考えていたとしても、個々人の規範と一般社会の規範をすり合わせる他ないから。『青のフラッグ』のセリフからとるなら「お前は敵がつくりてぇの?」となる。私は御免こうむるし、多くの人も「そんなつもりはない」と言うはず。自覚しているか、実際の行動と矛盾しているってパターンは多いけれども。敵味方っていう構図の作り方が、そもそも履き違えているのを大体の人は分かっている。前提を共有をしていなければ主張の押し付け合いにしかならないし、かといって論理ゲームは本質から遠ざかっている。
そんな感じで、私の中でもまとまっていないので、ここで雑感は終了。ここまで語っておいてなんだけど、こういう特定の作品を基に社会論をアレコレ語るのは、どこぞのサブカルくそ野朗みたいで我ながらアレだと思ってる。自分のツイッターじゃあ、絶対こんなこと呟けない。あれこれ考えてしまうから吐き出して解消したいだけで、漫画はもっと気楽に楽しみたい派。ぶっちゃけ私は『むとうさとう』レベルの軽いノリでジェンダー取り扱ってる漫画の方が好きだ。
先に申し上げますと、ガチャゲーは苦手なので好きなアイドルのCDとか買ってちんまり二次創作やっているだけの所謂エアPです。たまたま見た他人の意見に感化されただけの独り言ですが、まぁ期待せず見ていっておくれ。
まずは本物のPの皆様、色々あったでしょうけどお疲れ様でした。Pやってる自分の友人達も「いやー今回は面白いっすよ」と言いながら本田未央にエール票を贈っていた人とか、黙々と担当に入れていたと思ったら最後に夢見りあむにブッ込んでいた人とか、それぞれ楽しんでいらしていた様子。自分は前述の通り票もへったくれもないし、好きなアイドルも二度とor一度も上がって来れなさそうな子だったので、結果発表後も何というかニュートラルな目線で上位三名の激闘に拍手を送ってた。のだけど。Twitterで周囲の反応を眺めていたら、相互フォローの人間がちょっと気になることを呟いていた。
…要約すると。
・北条加蓮は届かず無念だったけど、これで来年の1位は確定しようなもの。
・本田未央は1位を取ったので、やっと来年以降は10位以下に落ち着くだろう。
・みんな本当に夢見りあむが3位でいいと思っているのか。
何だろう、この違和感。えっ何これシンデレラガールズって輪番制?レコード業界みたく争っているように見えて「次はこの子を大賞に」とかやっちゃう感じ?さしずめ夢見りあむは「ハッピー☆マテリアル」あたりか。あの爆心地の文章は結局のところ作り話だったけど、あれが無くてもそのうち同じようなことを本気で書く人間が現れて結果は変わらなかったのかもしれない。
今回の流れを見ていると、なるほど「スマホゲーム」ではなく「ソーシャルゲーム」であり「人気投票」ではなく「総選挙」なんだなぁ、ドナルド・トランプとは言い得て妙だ。…なんて思っていたのだけど、根っこで見るとどちらかといえば会社の役員決めとかそういうあれなのかも。誰が言ったか「モバマス総選挙は株主総会」という名言。企業と大株主が候補を選んで、他の小口の株主から承認を貰うだけの流れ作業。
文句は言わないし、繰り返すけど言える立場でもない。ただただ不思議に見えるし、この辺は今度Pの友人にでも色々と聞いてみようと思う。でもまぁ、外から見ればとにかく珍妙。今回の新人の夢見りあむだって声無しなんだから上がって来ること自体に文句は必要?とか、声無しの子を憂うなら声どころかアニメでも活躍してたツートップがタイマンやめて降りてくれた方が枠2つ空くんだし余程いいんじゃない?とか、疑問は盛り沢山。少なくとも「上位に来るべき子」と「来ない方がいい子」を振り分けているPの方々は多そう。顔役のベテラン組は覇権を取るまで降りないし、新人は先輩に配慮して下へと謙らされる。年功序列にキャリア重視、見事に会社の組織が出来上がっているよね。
で、仮にもこれは数百万という人間が遊ぶ娯楽ゲームな訳で、そんなところでまで上下関係や接待のプレイを楽しむ会社人間の集いではないのは確か。ましてや自分の担当がずっと下に押し込められているPの人は、その流れを快く思わない人が多いと思われるし、たぶん多かったから新人がまだ血の気を持っているうちに祭り上げて結果こうなっちゃった。さて、この騒動を目の当たりにした「重役」を担う皆様、どうか今回の顛末を「若手ごときがイキっている」などと片付けず、自分らの作り上げた「企業風土」が本当に多くの人間にとって良い環境だったか、今一度考えてみては如何でしょうか?
科学はデカルト発祥で、明証性、分析、総合、枚挙を満たす知識の集合体。
逆にデカルト以前に「正しいということはどのように示していたのか?」となると個々の判断と、「権威」。つまりは宗教。
故に、宗教にはどうしても権威の存在が必要となる。つまりは神、そして、神の代弁者たる例えば教皇、教祖。
そして「正しい物が正しいというのだから従え」という押し付けがどうしてもある。
宗教の代弁者も「正しいから従え」という押し付け、洗脳にちかくなる。故に胡散臭がれる。
ただし、明証性、分析がなじまないものはまだまだ多い。特に際立つのが人間関係や人間行動、倫理。
なので、ひとつは宗教由来の知識を元に判断しないとならないというのはあるだろう。
「正しいから従え」に近い人間が「各々で判断する」という人に「正しいから従え」とやりがちでもある。故に反発される。
各々が判断するのに足りるぐらいまで断片的にして教えていかないとならない。意味があり、興味があればさらに各々が調べ出す。
そうすると、いわば、現代社会の宗教って偉人の名言と同列に過ぎないのかもしれない。でも、宗教なんてそんなものでいいんだろうなと思う。