はてなキーワード: ファストフードとは
鼻の粘膜が弱いのでしょうか?
http://www.kawamura-jibika.com/blog/?p=278
原因にもあったように、ほとんどの人は「食生活の乱れ」によって粘膜が弱くなっています。
よって、食生活が乱れている人は栄養バランスの取れた食事を心がけていかなければなりません。
栄養バランスの取れた食事とは、ミネラル・ビタミン・たんぱく質のバランスが取れた食事になるでしょう。3大栄養素は必ず取ってほしい成分になります。
日ごろからファストフードやレトルト食品ばかり食べている人は、できるだけ自炊を心がけていきましょう。
ビタミンや鉄分は鼻の粘膜を強くしてくれる大切な成分になりますよ。
なかなか摂取できないときは「サプリメント」を利用するのも1つの方法です。
サプリメントは気軽に成分が摂取できる健康補助食品になります。
ぜひ上手に利用してみてはいかがでしょうか。
世界一の乗降客数を誇る新宿駅から、中央本線快速列車に乗り、1駅。
北口を出ると、まっすぐに伸びた中野サンモールへと続く道。左手には中野サンプラザを遠目に、アーケード街へと導かれる。
様々な店舗に目を引かれながら、人の流れに沿って進んでいくと、いずれ中野ブロードウェイへと辿り着く。
ドラッグストアや、ファストフード店や、金券ショップや、喫茶店といった、アーケード街のありふれた風景から一転して、漫画やフィギュア、レトロゲームが並ぶニッチでディープな世界へといざなわれる。
向きを変えて、中野サンモールの道半ばを右へ逸れると、空気は一変、飲み屋街が現れる。中野北口一番街。
夕方、仕事を終えたサラリーマンたちは、中野サンモールから外れて、一日の疲れを癒やす。客引きは、今日も威勢良く酔っ払いに呼びかける。
反対に、中野サンモールを左手に進むと、先ほどちらと見えた中野サンプラザが姿を現す。
休日には、広場でテントが張られ、様々な催しが街を活気づける。
幼少期からこの街によく訪れていた記憶とそう相違なく、頻繁に発着するバスや電車の音、スーパーの買い物袋を下げた家族連れの足音、ふと立ち寄った喫茶店のコーヒーカップの立てる音、すべてが心地よく、全身に澄み渡る。
この地に足を踏み入れる度に、ただいま、と言いたくなる。
ローソンで1年くらい稼いだ。
疲れて帰宅後何も手に付かなくなるのて割に合わなかった。
辞めてしばらくして、時間の浪費でしかなかったと強く後悔した。
先日、国内旅行の下調べでレビューを漁っていると、ビジネスホテルやファストフードに「接客」を求め、それこそ憤慨している人が多く不思議だった。
学生の貧乏旅なので、接客を期待できるほど高級なところは見ていない。
実際に函館のハンバーガー屋に行くと、たしかに愛想はなかったし時間はかかったが、ハンバーガーが美味しかったので何も不満はなかった。
もしかすると自分も、接客を求めて怒り狂う側になっていたかもしれないと思うと、コンビニ店員をやってて良かったと思えた。
アルバイトは稼ぐ手段でしかないので、愛想を振りまく義理はない。
店の売上も全く興味がない。
それこそ客が減ったほうがアルバイトは楽になる。
コンビニのレジで面と向かって怒り狂う大人を観察すると、「とにかく余裕がない」ことが感じとれる。
グラタンが熱くて落としてしまったとき、もう一つ持ってきて温めるだけの話だが、パニックに陥る客がいる。
グラタンが買えなくてもどうにかなるさ、と思えないのだ。
文章で啓発できる話ではない。
根深い。
ところで、コンビニ店員らしき学生が「誰でもできる仕事ではない!」と主張するツイートを見かけるが、つらさ自慢にしかなっていない。
覚えることがいくら多くても、判断とか理解が要らない単純作業の積み重ねである以上、専門性はなく、誰でもやればできる。
本当に自分が得意なことは何ですか。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1163576
この手の話題はこれまで何度も繰り返されているが,やはり興味のある人が多いのか,たくさんのコメントが集まっている.漫画の宣伝としては,大成功の部類ではないか.
この記事を見て,ふと自分の経験を思い出したので,ここに書き残しておく.
数年前の夏,仕事関係の知人 (既婚者女性) から,年の近い女性を紹介してもらった.その頃の僕は理工学系の分野で博士号を取ったばかりで,ようやく長い学生生活を終えたところだった.研究活動に夢中で,研究室と家を往復する毎日では,女性との接点などあろうはずもない.そんな中で頂いた紹介話だったので,喜び半分,不安半分という感じで,お会いすることになった.
最初は,紹介者を交えて三人で食事.平日の仕事帰りに,紹介者が予約してくれていたお店で,予算3,000円くらいの洋食.コースメニューだったので,外食慣れしていない身には,注文も楽で助かった.けれども,肝心の会話はそれほど盛り上がらず,自分のトーク力のなさが身に沁みるひとときだった.お相手は上品で大人しそうな女性で,おしゃべりも控えめな感じだった.それに,喋っているときの彼女の視線は紹介者の方ばかり向いていたように思う.
そもそも,僕は専門的な議論ではいくらでも饒舌になれるが,日常会話ではほとんど聞き役に回ることしかできない.いろんな話を聞くこと自体は楽しいけれど,自分の話をするのは苦手だ.複素関数とか測度論の話ならいくらでもできるけどね.
そんなわけで,あまり手応えがないまま食事を終える.つまらない人だと思われたかな,と暗澹たる気持ちに.紹介者に促され,とりあえず連絡先を交換.後ろ向きな気持ちでお店を出る.帰る方向が紹介者だけ別だったので,駅までのわずかな時間,彼女と二人きりになる.お互いに当たり障りのない礼を交わしたり,二言三言だけ会話をした.
その別れ際,彼女が急に真顔になって
「良ければまた会ってください」
と言った.頭に若干の疑問符を浮かべつつ,「はい.メールしますね」と返事をした.
「私達ばかり喋ってしまってすみません」「懲りずにまた会ってもらえたら嬉しいです」
という内容のメッセージだった.
社交辞令かもしれないとも思いつつ,食事に誘うことにした.「休日,お昼ごはんご一緒しませんか」みたいな感じ.
誘ったからにはお店を探して予約するのを期待されるんだろうなー,男性の役目って認識が一般的だろうけど,正直嫌だなー,とこのとき思った.ファストフード店以外では滅多に外食をしないから,良いお店を全然知らない.それに,恥ずかしながら,僕は電話が苦手なのだ.
「是非行きたいです。普段よく行かれるお店はありますか?あれば行ってみたいです。なければ、私の知っているお店でも」
人によってはごく普通の大人の対応なのかもしれない.けれども私の中で勝手に,彼女への好感度が急上昇した.結局,彼女のご厚意に甘えて,お店の予約までしてもらい,当日は美味しいイタリアンをいただいた.お会計では大変スマートに割り勘へ誘導され,大人だなぁと感心しきりだった.
それから頻繁にデートをして,その度に,お勧めのお店を彼女から教えてもらった.ほとんど毎回,予約も彼女がしてくれた.
「私のほうがお店をたくさん知ってるんだから、私がやるのは当たり前じゃない?」と、大変合理的.
あとになって分かったことだが,彼女にとって,いわゆるエスコートをしてもらえるかは全く重要ではないらしい.最初に会ったときはおとなしい印象だった彼女.実は,一旦打ち解けると,彼女は「おしゃべりモンスター」に変貌した.日常生活のことや,家族のこと,職場のことなどを次々と,とにかくすごい文字数で喋る.よくこんなに頭が回るなと感心するほどだ.自分の話をするより相手の話を聞くのが得意な私にとって,結果として,とても相性が良かったということだ.
香川県には首都圏に多いファストフードチェーン店が存在しない。
なぜなのか?
それはうどんが安すぎてかつ、早過ぎるのがらだ。
言っている事が出鱈目過ぎる。
https://www.navitime.co.jp/category/0303001001/37/
https://www.hanamaruudon.com/shop/pref_%8D%81%90%EC%8C%A7.html
子供のときは今のイースター的な存在感だったから、こんなに盛り上がるとはびっくりだよ。
で、繁華街の某ファストフードチェーン店で働いてる店員なんだけど、一言言わせて。
可愛いアリスとか海賊とかアニメキャラとか、そこまでのコスプレはいいの。
けど、血糊つけて出歩くの本当にやめて欲しい。
最近の血糊は良く出来ていて、
客席の机やカウンターにつくと本物の血か血糊かわからないんだよね。
毎回毎回アルコールで拭いてるんだよね。
はっきり言って、捌かないといけないお客さんの数がハロウィンで増える中、
これを毎回毎回やるのめんどくさい。
それに、血糊だとわかってても視界に入ると、一瞬ギョッとするし。
あと、飲食店関係ないけどさ、顔面マスクでカウンターに来ないでよ。
いくらハロウィンでも、顔がわからない人間を接客するの本当に怖いから、本気でやめて欲しい。
今日道玄坂交番で、警官にわめき散らすサラリーマン風の中年男性を見かけた。
なんでも横断歩道を渡ってる最中に、自転車に乗った人が目の前を横切られて危険な思いをしたらしい。
それはそれでご愁傷さまと思うのだが、警官にわめき散らす理由がわからない。
挙句「上記のことはどんな法律違反に該当しますか!」となぜかクイズ司会者のように問いかけ、
警官が言いようがない状況に困っていると「そのくらいの法律は勉強しろ!」と返し、
さらに「防犯カメラに映ってるだろう!訴えるからな!」と続けて、怒りの矛先を収める気配が全くなかった。
ファストフードで長い列が出来ていたところ、
並んでいた中年男性が突然怒りだし「さっさとしろ!何分待たせてるんだ!」といいながら、
自分の注文を先にしようとし始めた。
他の客が順番を守りなさいと諫めても「うるさい!」とわめくばかりで、
印象的なのは、いずれもそれなりに社会的地位のありそうな人間だったということ。
会社でも同じようなことを部下にしているのだとしたら恐ろしくなる。
とある煮込んだ牛肉をどんぶりに盛った料理を提供するファストフード店に入店する。
で、一番の売りになってる注文したら2分もしない内にでてくる丼を頼む。そのチェーン店は発券機にて注文するタイプ。
入店直後は店内もそれなりに混んでいてひと波さった直後くらい。
少々時間かかるなぁ、とカウンター席に着席し金券を店員の目に付く所へ置く。
されど何時まで経っても食券を引き取りに来ず、後から後から入店してくる客の元へ「いらっしゃいませー」と。
気分的にこちらから「注文お願いします」と言うのも気分が悪かった(既に5人ほど先に注文が通されていた)ので
何時になったらやってくるのかと待ってみる。
流石に真横に座った客の注文を先に受け、先に商品が出てしまったのはダメじゃないかと思い
返金を決意し「店長さん呼んで下さい」とバイト店員にお願いする。
ぶち切れオーラを出しながら「返金して下さい」とお願いして(なぜお願いになるのかわからんが)無言で退店。
店長さんは平謝りだったがこの丼感情をどこにぶつけたらいいのか。
心の中で六ヶ月のぶち切れ刑と決めた。
来年の4月まではいくらお腹がすいても食べに行かない。友達と入店候補になっても反対する。
さて
こういう金券システムのファストフード店て今時は厨房に指示が行ってるもんだと勝手に思ってたんだけれども
(なか卯の「和風牛丼!」って人が注文したのを音声合成で高らかに知らしめるシステムもどうかと思うが)
このチェーン店はそうじゃなかったのは驚いた。
アルバイトは猫の手として見るべきだし(出来る子が来る方が奇跡)、猫の手のぞけば実質店長のワンオペ状態だし
現場のストレス解消をもっともっと経営者は考えるべきじゃないのかな。
(どうして先方はこうなってしまったのだろうかとかブチ切れた時によく考える)
帰宅途中のスーパーで刺身やらなんやら見切り品を買い込んでしまい
書き殴れたのでこの件はこれでおしまい。
六ヶ月後にまた同じ店に行ってみよう。
「小説家になろう」が初出で、なんやかんやあってアニメ化まで漕ぎつけた作品は、ぱっと思いつくので「劣等生」「ログホラ」「ダンまち」「このすば」「Re:ゼロ」なんかがあるわけだけど、正直、こいつらはなろうの中では変わり種中の変わり種ばっかりだった。
そんな中、今期ようやく、素直になろう小説らしいなろう小説と言っていい「異世界はスマートフォンとともに。」(通称いせスマ)が放送された。
ネット小説界では前々から有名だった「なろう小説というジャンル」が、これまでイマイチピンと来ていなかったアニメファン達にやっと認識されることとなった。
でも、その結果として「これがなろう小説ってやつなのだ・・・!」って色々なところで議論・解釈されることになった「なろう像」は、なろうユーザーからするとやっぱりピントがずれているように感じる。
俺の目から見て、どうもこいつらはなろうをこういう風に誤解してるんじゃないかと思うポイントがこれだけある。
これらの点に関しては、ここでちょっとだけ誤解を解く努力をしてみたい。
実際、なろうで高ポイントを得られる作品といえば、異世界転移・転生から始まるチーレム(チート+ハーレム)系、さらに大抵はダンジョンか領地内政の要素が入ったものしか見かけない。
SFにミステリにホラーパニック、現代日本が舞台の異能ものや普通の恋愛小説まで多様な作品がいくらでも投稿されている。
しかも、それらにもちゃんと読者がついている。決して異世界転移・転生しか読まれないわけではない。
それなのに何故そいつらだけが高ポイントを獲得するかというと、それがなろうの最大公約数になっているからだ。
SFが好きで、かつミステリも好きであるようななろう読者は、俺の感覚では、あんまりいないと思っている。
けれど、○○が好きで、かつテンプレ異世界チーレムも読むようななろう読者は、体感ではかなり多い。
このことは、実際に他ジャンルの作品を開いた時、「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」リストに全然関係ない異世界転生ものがズラズラ並ぶことからも示されている。
ここに小説感になろうというサイトの構造的な問題が隠されている。
なろうのポイントシステムは、ブックマーク1人あたり2点、プラス、1人がつけられる作品の評価が内容5点+文章力5点となっている。
ただでさえ、1点+1点を付けても純粋に2点加点される完全加点方式の上、サイト内では3点以下を付けると失礼だという風潮が漂っていて、実質、1作品に1人がつける評価は10点~12点のごく狭い幅に限られる。
つまり、ニコニコ動画やpixivのランキングと同じ、「固定点を無限個の作品に与えていく」タイプのポイントシステムなのである。
たとえば「SFが一番好きだけれど、異世界転生もまあ読むかな」というタイプの読者は、SFのいくつかの作品に12点、異世界転生のいくつかの作品に10点前後を与えるかもしれない。
同じように、「学園恋愛が好きだけど、異世界転生も略」な人は、学園恋愛ものに12点、異世界転生に10点を与えるだろう。
そうして幾人もの「第2位」が集まっていった結果、合計点で異世界転生が独走してしまう。
では何故、異世界転生チーレムは全員の「第2位」の受け皿になったのか?
なろうの検索は非常に使いにくい。従ってほとんどの読者は、総合ランキングか日刊ランキング、もしくは新着リストやレビューから読みたい小説を漁ることになる。しかし物凄い量の作品が毎分投稿されている今、新着リストから特定の作品が見つけ出される確率は非常に低い。また活発にレビューを書く文化もない。
ゆえに読者の「なんとなく何か読みたい」欲は、かなりの率でランキング作品に集まる。そこは既に異世界転生チーレムに支配されているため、特に抵抗のない限り、このジャンルを摂取することになる。
すると、特に欠点もなく読者を選ばない割に第一印象がそこそこ強烈なこのジャンルは、多数の読者に「ふーん。まあ軽く読めて暇つぶしになるし、これもブクマしとくかー」というポジティブな印象を与えるわけだ。
サイト登録時に入力する生年月日は非公開なので、読者の年齢層について確かな資料はない。感想欄には年齢を入力する場所もあるが、自由記入だし、嘘もつける。
したがって人気作品の傾向から推測するしかないが、前述のとおり、異世界転生が流行るプロセスには不可逆な面があり、参考にしにくい。
だからここでは、もっと以前にそういう話を考察しておられるこちらの評論記事
http://news.netpoyo.jp/2013/06/717
を紹介するに留めたい。
簡単に言えば、なろうの傾向を「性的な「ポルノ」としては、むしろ枯れている」「加齢臭が強いし、人生を諦めきった物語が多い」とし、そこから読者層を「20代後半~30代ではないだろうか」と推測している。
一体何をもってして「まともな小説」というのか知らないが、こういう意見がネットでは多い。
それこそ誤解だ。
俺自身に関して言えば、なろう小説はおまけで読んでいるに近く、本屋で売られているミステリもSFも大衆文芸もライトノベルも読むし、それらの方が読書量が多い。
にちゃんねるのなろうスレや、マイナージャンルの感想欄などでは、なろう小説の感想や評論に絡めてなかなかマニアックな文学作品の名も出てくる。
スコ速かどこかで見た意見だが、「重厚な小説を読む時と、なろう小説を読む時では、使う脳の回路が違う」のだ。
1人の人間がお洒落なフレンチにもファストフード店にも行くことかあるように、それぞれにそれぞれの期待される役割というのが存在する。
なろう小説の役割とは、暇つぶし、手軽な欲望の消費、そして出社前の元気づけである。
前述したように、なろう読者はなろうしか読まないわけではないし、なろうの中でもチートしか読んでいないわけではない。
それなのにチートが流行るのであれば、その原因は読者ではなく、サイトの特性に求めなければならない。
なろうの特性は、当たり前だが、「Webであること」である。要するに、紙ではないことである。
なおかつ、UIが非常にシンプルで、装飾もほとんどできず、横書きである。
つまり、普段は大好きな作品を熱心に読んでいたとしても、いつでも適当な作品を暇つぶしに使うことができるということである。
スマホで暇つぶしに読むと言えば通勤時間だ。すなわち、「毎日の通勤電車の中、数十分の時間を楽しく埋めてくれる作品」を、当然ブックマークし、場合によっては評価もつけるだろう。
「毎日一話ずつ更新される」「一話の読了時間が短い」という特徴は誰でも思いつくだろう。
それに加え、電車に揺られながらの暇つぶしにすぎないことを踏まえると、「理解に苦労しない」「情報を覚えさせる苦労を強いない」「伏線を張らない」「モヤモヤを残さない」「エピソードが一話単位で完結する」という性質も見えてくるだろう。
さらにさらに、①で述べた通り、現状一番読者に見てもらえる作品ジャンルは異世界転移である。
さて、これらの条件をもとに、あなただったらどういう物語スタイルを考えるだろうか?
チート、ハーレム、Wikipedia内政。テンプレと言われるこれらの要素は、なろうというサイトの特性から、先人達が研究に研究を重ねて練り上げた、ある意味での最終形態なのだ。
こういったテンプレがあることによって、作者も毎日一話更新という驚異の更新ペースを確保できている面がある。
それに、テンプレに全てを委ねて楽をしているわけでもない。
テンプレはありがたく使いながらも、どうにかしてオリジナリティを出せそうな隙間を見つけては工夫を施している作者はたくさんいる。
問題は、それが新たにテンプレの中に組み入れられるので、結局テンプレからは抜け出せない、ということなのだが。
(ついでに、なろう小説は文章力がない、という偏見についても物申しておく。
確かに豊かな表現だとか描写だとかいうものは削ぎ落されているが、それは意図的だ。それよりもさらっと読める文章、一目で意味が通るわかりやすい文章が優先される。人気の高い作品では、驚くほどそういう文章がうまく、悪文が少ないのがわかる。)
ここまでで散々主張してきたように、なろうには異世界チーレム以外の作品も山ほどあり、それを読む人もいて、評価もされている。
問題はそれらを日の当たる場所に引き揚げる仕組みがないだけだ。
単純に、マイナージャンルの日刊ランキングを見たり、適当なキーワードで検索して、ポイントの低いものを漁っていけば、埋もれている作品はいくらでも見つかる。
だが、そう簡単な話ではないのだ。
それらの埋もれている作品の大半は、まず間違いなくゴミだ。カスだ。文章とも言えないクズの山だ。
現在、なろうに登録されている作品は50万あるらしい。おそらく40万は読めたものじゃないだろう。
そして、残り10万のまともな物語の中で、読んで面白いと思えるものは、半分ないだろう。
そんなゴミの山から、キラリと輝く超面白い作品を掘り出してくる神のような方々がいて、スコッパー、と呼ばれている。
にちゃんねるとか、おーぷんにちゃんねるとか、まとめサイトなんかで見ることができる。
彼らの掘ってくる作品に一度触れれば、こんな作品が埋もれていたのか、ここはなんてすごいサイトなんだと、考えを改めるに違いない。
そうしたら、是非、皆様自身がスコッパーになってほしい。
以上です。
買い物難民なる言葉があって、日常のちょっとした食料品や生活雑貨を買おうにも徒歩圏内に店がないという限界集落に住んでいるおおむね老人のことを指すのだそうだが、いわゆる「僻村」は別として、人口数万人のマチに住んでいても「買い物ができない」と文句を言っている人たちの話。
そうとう昔、転勤で渋々住んでいたマチに知人を尋ねていき、バス停からタクシーに乗ったときのタクシー・ドライバーの話すことには
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いやあ、ウチのマチは全然ダメだよ。商店街がどこも閉めちゃって遠くのスーパーまで買いに行かなきゃならねんだ。
息子たちは「ネットで買えるでしょ」と云うんだけど、俺達には全然できねぇし
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さて、このマチは決して僻村ではなく、車で10分も走ればいわゆる郊外型のショッピングセンターと、しまむらやらホームセンターやドラッグストアがあるわけで、このタクシー・ドライバーの爺さんはタクシーに乗っているということは車を運転できるわけ。
よくよく話を聞いてみると、この老人たちはそもそもスーパーでの買い物に慣れていないわけだ。商店街の対面販売で町内顔なじみの店主から買うことが買い物だと考えていて、どこの誰だかわからぬ人がレジにいて、誰も世間話やらおすすめ品やらの話をしてくれないから買い物ができないというだけの話。
しかも、その商店街を歩いてみると昔ながらの八百屋や薬屋は閉店してシャッターを下ろしているけど、代わりにコンビニもファストフード店もある。
世の中変わったんだということを受け入れてそれに対応した行動を取ればよいだけだし、ネットショッピングができないのなら役場が講習会でも開けばよいはずだが、そもそも老人たちが嫌がって来ないから役場も何もしない。
およそ「地方の疲弊」という言葉を何十年も聞いているんだが、疲弊というのは四方八方やり尽くして刀折れ矢付きた状態をいうわけで、何もしないで指を加えて見ていただけの地方は疲弊ではなく、ただの衰退。
彼らが意気盛んだったであろう1960年代後半の頃に盛んだった商店街の幻にすがっているのだから、甘やかさずにちゃんと教育したほうがよいと思う。