はてなキーワード: テーブルとは
あのさ、
先日某マクドナルドで朝たまーに行って溜まってる新聞を読むときがあって、
席番号を入れたら持ってきてくれる注文の仕組みになっている有様じゃない。
いちいち店員さんに気を遣わなくていいので
朝マックはさ10時30分までのタイム的なリミットのタイムリミットがあるの。
張り切って注文したら、
ただいまメニューを切り替えてるからゴメン朝マック注文できないよーって出てきたのね。
私が余計な飛び込み前転をしなければもしかしたらその時間で本当に間に合ったかも知れない朝マックだったのよ。
でさ、
通常の昼マックにしようかなーって思って注文したの。
坦々ダブルビーフをセットでダブルピースをしながら注文したんだけど
私間違ったのかな?ってレシートのメールで届いた内容もちゃんと坦々ダブルビーフをセットになっていたの。
私はそれをかざしてダブルピースで店員さんに間違ってますよ!って
まあ別にいっかーって差額の50円とかせっかくの坦々ダブルビーフの口になっていたのに!とかはあんまり細かくは思わなかったけど、
どういうプロセスで間違えるのかしら?間違ったのかしら?そこはヒューマンエラーの溜まり場なのかしら?って
ネット経由で注文して中の厨房のベルトコンベアで坦々ダブルビーフをセットのレーンが自動的にやって来るわけではないでしょ?それなんてファクトリーオートメーションのインスパイヤザネクスト!って思うんだけど、
食材とかピックとか組合せとか調理とかは人がやってくれるじゃない、
データの列がズレてその注文したタイトルは坦々ダブルビーフだけど、
でもさー
どう考えてもエクセルの列が地層の断層みたいに斜めにずれたような感じで突如ズレるってことはエクセルそんなことあるのかしら?って
そうとしか考えられない内部のデーターベースのデーターがズレたとしか考えられない可能性はゼロではないけど、
うーん、
ここは勘違いかヒューマンエラーなのかしら?って思い込みの先の私に届いた油淋鶏チキンだったのかしらね?
あれこれ注文間違ってますよ!っておもったけど、
よくよく発券機をハッキリきっかり張り切って見て確認してみたら
私がうどんのボタンだと思っていたボタンは間違いなく蕎麦ボタンだったわ。
私が勘違いしてそれをなんかの無意識の意識の領域の時に押してうどん!うどん!うどん!って頭の中ではイメージしていたところに何も見ずのほぼノールック食券機オーダータッチ注文で蕎麦だって事に気が付かなかったのかも知れなかったのよね。
あとで見返してみたら、
これ私の勝手な思い込みのうどん恋しやロンリーハートでいつまでもうどんを求めている人みたいじゃない。
なぜ私が確かに今度は間違いなく頼んだ坦々ダブルビーフのセットが
油淋鶏チキンセットにしてやってきたのかは定かではないのは確かだけど
今度はちゃんと笑顔でダブルピースで坦々ダブルビーフをセットで再度注文チャレンジしてみよう!って思ったわ。
でもさ、
即座に注文間違ってます!って言えるほどの正解率をイントロドンの曲のイントロクイズのイントロのカンマ3秒ぐらいでまだ音が鳴ってない感じの時のイントロで正解するミッツ・マングローブさん的な早押し名人イントロの達人いるじゃない、
それ級にやってきた坦々ダブルビーフのパッケージは青い包み紙の思いっ切り油淋鶏チキン!って書いてあることに気付くまで3分ぐらいかかったから
たしかにマクドナルドの注文でも負けてしまった感はあるわよね。
気付いたときは時すでにお鮨よ。
結局謎は解けなかったけど、
私はまた諦めずに
また昼マックのチャンスがある際にはダブルピースでご機嫌さんに坦々ダブルビーフのセットを注文したいと思うし、
そのあかつきにはちゃんと今度は油淋鶏チキンじゃなくて坦々ダブルビーフがくることを期待するわ。
ちゃんと坦々ダブルビーフがきたら本当にダブルピースでニッコリよね。
うふふ。
これはオーダーちゃんと間違いなくというか自分で手に取った物だから間違いようがないんだけど、
本当にたまにノールックでおにぎりコーナーを勘で鮭だと思って食べたら梅だったって言う
赤いモチーフをかすかに横目で見て勘で鮭だと思ったら梅だったときはあるわね。
朝の元気よ!
ここ最近こればっかだけど
まあ果物買ってきてないストックがピンクグレープフルーツないので、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで座れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、150円引き、とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、150円引き如きで普段来てない吉野家に来てんじゃねーよ、ボケが。
150円だよ、150円。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人で吉野家か。おめでてーな。
よーしパパ特盛頼んじゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、150円やるからその席空けろと。
Uの字テーブルの向かいに座った奴といつ喧嘩が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと座れたかと思ったら、隣の奴が、大盛つゆだくで、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。
お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
吉野家通の俺から言わせてもらえば今、吉野家通の間での最新流行はやっぱり、
ねぎだく、これだね。
大盛りねぎだくギョク。これが通の頼み方。
ねぎだくってのはねぎが多めに入ってる。そん代わり肉が少なめ。これ。
で、それに大盛りギョク(玉子)。これ最強。
卑下し過ぎ。JTCの500万はスキルに対して出てるんじゃなくて、所属してることに対して出てるだけだぞ。新卒の時、能力が足りないから給料据え置きみたいな洗脳でも受けたのか?そもそも500万はJTCアラフォーの給与テーブルのほぼ下限で、スキル云々の話をするレベルではない。あなたは能力が足りなくて給与が低いのではなく、階層差別を受けてるだけ、ということを認識すべき。
もう無理気持ち悪い。
行けるのはマックみたいなカウンターで完成品を手渡される店だけ。
水のセルフサービスも怖いから店に入る前にペットボトルで喉を潤しておいて、食べ終わって店を出てからまた水を飲むようにしてる。
暗殺者に怯える昔の殿様みたいだ……今の時代にこんなことしてるとかロシアのスパイと政治家ぐらいだよ……。
小学校の頃、給食に使うスプーンの洗い方が雑で汚れが残っているのを見たあと、しばらく給食を犬食いしている時期があったのを思い出した。
給食当番で給食室に行くと、オバチャン達が何本ものスプーンをまとめて乱暴にじゃぶじゃぶして終わらせているのを見て、疑いは確信に変わった。
だがある日テレビで「リモコンは超汚いです。朝の口内は10gのウンチです。人間は皆皆超汚いけど平気なので潔癖症とかバカです」というのを見てから、まあ食べ残しの洗い残しぐらいなら我慢するか……と割り切った。
でも最初にスプーンや箸をティッシュやハンカチでそっと拭いてから食べる貴族気取りの変な小学生みたいなことを半年ほどやっていた。
今回は……もう本当に無理だ……。
誰かの口内から10gのウンチがそこら中に直接ぶち撒けられている。
もしかしたら、本当の本当に尻穴にスプーンを出し入れしたり、深夜のファミレスでドリンクバーの注ぎ口に尻穴を突っ込んで直接尻にコーラを入れるアナルコーラオナニーをしているバカさえもこの世界のどこかにいるんじゃないか……そう考えだすともう止まらない。
店員が原因の不衛生によって発生した食中毒なら確実に損害賠償が請求できる。
でも……その原因が迷惑客だったら、店側は損害賠償の請求先をたらい回しにするかもしれない。
貧乏人だからお金は払えませんで逃げ切られてしまったら……被害を受けた側は何の補填もないじゃないか……。
気づいたんだ。
無防備な外食はリスクとリターンが釣り合ってないんじゃないかって。
そう考えだしたらもう無理だ。
何を信用するかを自分がリスクを考慮して選ばないといけないんだ。
どこまでなら君は我慢できる?
俺はラインを決めた。
たしかにまだリスクはある……貧乏なアルバイトに全部の責任をぶん投げて逃げる本店……テーブルに置かれたカラトリーでアナニーをするマイルドヤンキー……可能性は無限だ……この世界はリスクだらけだ……。
自分だったら
仕事(在宅勤務)の作業スペースも広くなるし食事環境も充実する
けどこれは、充実した一人暮らし部屋の発想なんだよな
異性を招く部屋となると、何かしらのくつろぐスペースと、事を致すに十分なサイズの寝具が必要 からのこの構成なのかと推測
けど部屋に来る時点で相手とは相当親密だし、家で良い雰囲気作るための設備とスペース(テレビと座椅子座卓)は無駄では
最低限2人が腰掛けて話せるよう、椅子がもう一つあればいい気がする
ブコメのベッドを小上がりにするは良い案
他人のベッドに座るのは遠慮も抵抗もあるが、小上がりに腰掛けるなら相手が誰でも気楽
2人で映画か何かを見る想定ならプロジェクターか壁掛けで小上がりの壁とかどうか
できるか知らんけど、これ出来たらカッコいいな
→コスパ悪いことに気づく
→電車で行ったのにキャリーバッグ持って行ってない&ロクに商品の説明見ずに買ってる
冷蔵庫の食材が尽きそうなので駅前の青空市のタイムセールで割引額の高いものを買いまくる
→悪くないけど全品一つずつ買うならもっと好きなものを自由に買ったり割引率高いやついっぱい買ったら良かったのに(一人暮らしで限界あるからあんま買えないのも分かるが)
→1ドリンク制とテーブルチャージを後出しで云われて肉先に頼んでるからキャンセルできないといわれ死亡。一週間経ってもまだ悔いてる。肉はしょっぱいけど美味しい。頼む酒はホッピーとかで良かったかも。
→食料品を買うはずが値上げすでにされてるのを知りテープとワックスとコンディショナーを買う。テープとワックスはまだ許せるがコンディショナーを一番高いの(1700円)買って考えるのをやめたのが許せない。しかもコンディショナー切らしてると思ったらまだあった。同じ値段で2リットルくらい買えるだろコンディショナー。
ライティングで視線を誘導すればこのままでも十分いけると思う。
小ぶりなペンダントライトを立ったときの顔の位置くらいまで下げて、ローテーブルの上にぶら下げる。
PCのデスク上にも小さなテーブルランプ、大きい方の観葉植物の代わりに背の高いフロアランプといった光のポイントを作るとメリハリが出るはず。
もうひと工夫するなら、ソファー下のラグを円形のものにして四角形で統一された空間をあえて一箇所だけ崩すと、無機質すぎて面白みのない点が緩和される。
ごめん
俺には無理
できてもテイクアウトまで
単価が低くて(=客層がDQN)人件費も安い(=バイトもDQN)ような店がそれにあたる
テーブルが汚い、壁が汚い、床が汚い、トイレが汚い、食器が汚い
デーブル常設の調味料が空だったりナプキンが2、3枚しか入ってなかったり
要は飲食店として行き届いていない〈感じがする〉お店がとにかく苦手
丸亀製麺とか日高屋とか、どこの店舗もそうだとは言わないが、うちの近所の店舗はとにかく汚い
いわんやスシローにおいてをや
まあ衛生管理の優先順位はどう考えても厨房>フロアなので、フロアが汚いからと言って厨房まで汚いとは限らないのだが、その優先順位でいけば、少なくともフロアがキレイならば確実に厨房もキレイだよな
そういうところで俺は食事をしたいよ
ペロペロ事件で今さら「食の安全が」とか「信頼が」とか言ってる人たちいるけど、もともとなかっただろそんなもの
「ひどいこともできちゃうよなー、でもそんなやつはおらんと信じたい」って自分に言い聞かせて食ってたんだろ
でも実際にいるんだよ
今までもいたの
その場のノリで食の安全と信頼をおびやかすようなイタズラをするやつらがいたの
ていうかカメラつき携帯なんてもんをみんなが手にする前からいたの
あれは「最悪他人のヨダレで汚れてるかもしれないけど価格には替えられない人が食うもの」なの
俺は食わないよ
だからついステーキが安いから入ったら酒とテーブルチャージが勝手についてきた
本当に後悔してる
直箸寿司食いもそうだが、醤油差しや回ってる湯呑みを舐めたり寿司に唾つけるやつをみて回転寿司業界は大打撃や
回ってる寿司がだれかによって汚されたりしてる、となっては客ももう行かない
件の動画ははま寿司だけど、一般人はほかの回転寿司も同様と思うことだろう。回転寿司全体に対するイメージが爆下がりになった
事は回転寿司だけではない。配膳がセルフサービスになるレストランは軒並み疑心暗鬼になる
たとえばビュッフェ形式、蓋がついていれば飛沫は入らないだろうが、見えないところで蓋を開けられる他人の唾が吐かれてないだろうかと思う事だろう
醤油差しが舐められた件に関連すると、通常の食事処のテーブルに備え付けの調味料も危ない
もし都度テーブルに運ぶような形式でも、店員が見てないところで粗相してるかと思うとたまったものではない
大半の店では、客が帰ったら調味料は都度破棄、洗浄するというコストを掛けなければならない
もうこうなっては、チェーン店はおろか個人店も疑う余地しかなくなる
まさか2023年はコロナ禍ではなく人間によって飲食店が軒並み滅ぶとは思わなかったなぁ
ってオチになるよ
届いて机に固定しようとしたが、上手く設置できなかった
今の机は鉄の枠組みの上に天板を乗せたタイプだが枠組みの外周と天板の外周にそこまで差が無い
取り付けたい場所は、板だけが露出している部分が2㎝ほどしかなかった
クランプの調節ねじの円盤が半分くらいは鉄の枠組みに届くので、円盤半分は何も接着せずの状態で取り付けてみたが、ラックを動かすとたまに耐え切れず外れてしまう
新年早々、よく調べもせずに物を買って失敗し、反省しつつちょっと落ち込んでいた
しかし今日、DAISOの工作コーナーにて桐の直方体8個セットを発見
縦の長さの短いかまぼこ板を2等分したものを8個セットにした謎の商品である
失敗しても100円だしいいかと購入
取り付けたい部分の2㎝幅しかない板部分に直方体をかませて、調節ねじを締めて取り付けた
直方体は机の天板からは少しはみ出しており、不格好な見た目ではあるが明らかにがっちりと固定されている
調節ねじの円盤の直径と直方体の幅がほぼ同じだからうまくいったようだ
買い物失敗したかと思ったが、何とかプラス100円の出費で取り戻せた
直方体はまだあと7個残っている
定期的にでてくるこの話でそのたび共感の嵐で絶賛少しでもいいと思ったらRTでバズったので宣伝します系だけどさ
どこのだれともしらない人間がしらないうちに気付かれずひっそりとテーブルにすわっているけど気づかれないそんなのを要求してるわけじゃないんでしょ?
店側は仕入れから仕込みで料理で給仕と清掃に人事と会計もやってそのうちの客からみてメインにみえる客商売をしてるわけだけどさ
ただ数分一人分だけ食事をするだけではあるけどその時間はお客としてお店のその沢山あるルーチンのなかの一つになるわけじゃん
そんなの一日に何回もするんだからそのお店の人の得意な対応するんじゃないの?日常会話とかさ
どの部分にしても店主や店員のよいと思ったことをやってるわけだと思うんだけど
それを一介の客が自分の都合に合うよう望むってちょっと無茶いいすぎじゃない?
だってさそれって店側が一日のルーチンをまわしてる中にいるひとりの客に対してその客独自の対応を望まれてるわけでしょ?
それってお店がまわしてる業務のひとつの時間をその客だけのスペシャルカスタマイズにするわけじゃん
無視したり不愛想だったり日常会話や挨拶なんてしないっていうオーダーをしてる特別の固定客にそのサービスを提供するわけじゃん
お店がほかの店員に動作を促すために声掛けしたり自分の気晴らしで会話をしたりするのを客のオーダーとして特別な対応をせがむわけでしょ?
それって特定されたとか個人として認識されたとか以上におひとりさま個人として認識された上にそのオーダーを通して自分のために対応しろってことじゃん?
なんか言ってる事全然逆な気がするんだけど
船着場のあたりが騒がしくなってきた。そうか今日は週に一度の<ご新規さん便>がやって来る日だ。ざわつくバーの店内。この島に来て間もない男性陣が窓の外をチラチラと眺めている。自分はそんな奴らを視界の隅に置きつつ、バーテンのジュン君にハイボールのお代わりを頼んだ。「そういえば今日の便の男女比って聞いてる?」「いやぁ、ボクらのレベルでは全然教えてもらえなくて。先週は女だらけでしたよね。今日は反動で男祭り便じゃないですか?」「でもね、スレた女より話せる男がいた方がむしろ楽しいんだよな。シャバの状況も聞けるしさ」
「そういえばダンさんはここ来てどれくらいでしたっけ?」「もうかれこれ半年かな。だいたいのことはやり尽くしたし、そろそろ後半の過ごし方を考えないと。。」ふとその瞬間、残してきた家族のことが一瞬頭に浮かんだ。いつものことだ。そろそろ30になる娘は元気だろうか?結局孫の顔を見ることなく島に来てしまった。別れの瞬間の嫁の顔。長年連れ添った男が目の前から消える喪失感と、この先に降りかかる筈の苦難から解放される安堵の入り混じった表情。「アタシは島には行かないよ。あなたと違ってまだまだ健康だし、細く長く生きるのがアタシの母からの教えだから。アナタの一括年金は大事に使わせてもらうわね」
窓の外を眺めていたテーブル席の男の一人が小さく呟く。「おお、若い女が来た。なんとなく高岡早紀に似てる」島のNPO事務所に隣接したこのバーは、チェックインに向かう行列の通り道なのだ。ちらりと外に目をやると30人くらいの集団の中に黒髪ロングで物憂げな表情をした一人の女性の姿を確認できた。おそらく40半ばくらいだろうか。今晩のウェルカムパーティーで男達が必死に群がる様子が想像できてしまう。あとは彼女が女性専用ゾーンへの入所を希望しないのを祈るのみだ。噂によるとそこはガーデニングとペット同居とレズビアンがメインコンテンツでまるで昔の修道院みたいなところらしい。男女の夜這いと乱交がはびこるミックスゾーン(我々がいるところだ)とは大違いだ。
「ダンさーん、マコちゃんとは最近どうなのよ?」後ろからの声に振り返るとバスローブを着たリンちゃんがイタズラっ子な目つきをして笑ってる。もう50過ぎなのにぱっちりメイクで妖艶なフェロモンが漂う。毎日ジムで鍛えてる尻はそこそこのボリュームで、上陸まもない頃の俺も相当に世話になった。なんでもシャバにいた頃は新体操のコーチをしていたらしい。あまりのドSっぷりに辟易して最近は疎遠だけれど。「あのね、専属契約を結んだけどさ、やっぱりお互い他に目移りしちゃって、そろそろ大部屋棟に戻るよ」「わーい、そしたらまた一緒に遊べるね。今週末にコスプレダーツ大会やるからそれまでに是非!」
やりとりをカウンターの端で聞いてた爺組のヒロさんが声をかけてくる。「ダンさんやっぱりモテるね。俺なんか全然ダメだよ。島に行けば毎日酒池肉林だって聞いてここ来たけど騙されたよ」「いやだ、そのセリフ聞き飽きたわ。ヒロさん、マヨさんにたまに抜いてもらってるじゃん。シャバじゃご法度の行為だよ」この島で女性に相手にされない男性は<爺組>と呼ばれ、島に常駐する介護スタッフが定期的に性的なサービスを行うことになっている。バーテンのジュン君も女性棟にある秘密の部屋へ時折通ってるそうだ。詳しいことは決して教えてくれないけど。
そのジュン君が訊いてくる。「ダンさんって明日のアツシさんのお別れ会出ます?でも今週入って毎日朝から酔っ払ってて、このままだと胴上げもできない感じですよ」「ああ、先週のサトルさんもそうだったね。最後の挨拶くらい綺麗にできないもんかなぁ」いやいや、皆知っている。社会的に一度死んでこの島に来たとしても、島の友達が明るく見送ってくれたとしても、おのれの肉体と意識がこの世から永遠になくなることへの恐怖からは誰も逃げられない。そんなの最初から分かっていたことだ。
運悪く就職氷河期にブチあたり、大学卒業後も居酒屋のアルバイトで食いつないだ。ルックスがそれなりに良かったせいか女性にはモテてデキ婚の上30前に父親になった。家族を養うために佐川急便に入社。30代を仕事と子育て、それと時々の風俗通いであっという間に駆け抜けた。そして自分が40を過ぎた頃、父親が認知症になって全てが変わった。
もともとアルコールに溺れていた父の症状進行は早かった。自宅での介護を選んだ母の選択も悪かった。尤も施設に関しては公営老人ホームが入居2年待ちという状況で他に選択肢は無かったのだけれど。日中のヘルパー訪問や週2回の入浴サービスは助かったが、日に日に父が人格を失っていく中で、夜間の排泄介助や頻発する徘徊に母のメンタルも音を立てて崩れていった。父から激しく暴力を振るわれた夜「もう限界です」そう言い残して母は自ら命を絶った。父を道連れにして。
ちょうど仕事で腰を痛め退職したタイミングとも重なり、俺のアルコール依存生活が始まった。ブームになったフードデリバリーの業務委託を始めたが、時間の融通が利き過ぎる為かオンとオフの境目が曖昧になった。両親の死から数年後のある朝、二日酔いで自損事故を引き起こし、入院中の検査で認知症初期と診断された。飲み過ぎで脳が縮み始めているそうだ。父と全く同じじゃないか。嫁と娘の反応は冷たく、嫁からは離婚を仄めかされた。
そんな中、限界まで膨張した社会保障費(老人医療・介護・年金・生活保護)を削減するために、政府が新しい法律を成立させたことを知った。<令和の島流し>と呼ばれるこのプログラムは政府が指定するNPOによって運営され、島に上がる人間は安楽死を1年以内に受け入れることと引き換えに、労働からの解放と、衣食住と適度な快楽(アルコール・島内の自由恋愛・性的サービス等)が保証され、家族に対しては1000万円の一括年金が支給される。絶望状態にあった俺はこれに応募し、審査を経て半年前に上陸を果たしたのだった。
ちなみに上陸後のプログラムからの離脱は完全に不可能だ。島にはネットも郵便もなく、家族とのやりとりは一切遮断される。死亡後の通知も無しだ。一方でプログラム参加者の様子は政府によってモニタリングされ、NPOスタッフによる虐待がないことが保証される。これらはプログラムの安定運営と将来の参加者獲得のための必須事項であり、国会における法案審議の最も大きな争点であった。なお今の国会では安楽死の即時実行を条件とした一括年金3倍増プランを議論しているらしい。
「ダンさん、何だかボーっとしてるよ!」リンちゃんの声でやっと我にかえる。「私も見たけどさっき来た女の人綺麗だね。週末のダーツに来ないかな。でも今晩誰かに食べられちゃうかー」ふとテーブル席の男性軍団を見ると、早速ひそひそと作戦会議をしているようだ。そうそう、ここは通称<ハプニングアイランド>。プログラム応募者の中でも性的欲求が著しく強いグループが連れて来られる島なのだ(他の島のことはよく知らない)。ミックスゾーンの場合、爺組・婆組を除く殆どの男女が同性を除く全員と関係を持っているだろう。
そしておそらく政府がモニタリングした我々の性行動は全て詳細にデータ化され、将来の社会運営を担う人工知能に粛々とインプットされている筈である。「そうだね、今からでもマコちゃんに話をつけて今晩に備えるかな。でも自分の性癖としては他の男に散々やられた後、最後に優しく上書きしたいタイプなんだよね」「そうね、ダンさんって究極の寝取られ派だもんね。ミスターNTRさん」ふと顔を上げるとカウンターの向こう側でジュン君がニヤニヤと笑ってる姿が目に入る。その目の奥は不思議なくらい冷徹に澄んでいて、まるで我々の会話と表情を片っ端から読み取ろうとしてるかのようだった。
完
(このストーリーは今年の初夢で見た内容を元にしています。Twitterで連ツイスレッドが表示されない問題が発生してるのでコチラに一時保管)