はてなキーワード: アクセサリーとは
ルールとは何だろう。
俺がその問いに回答するには辞書に頼らざるを得ないし、それ以上の答えは用意できない。
守るか、破るか。
それで十分だと思っていたし、実際それで何とかなっている。
でも、この世がみんな俺みたいなスタンスだと社会は崩壊するだろうな、くらいの思考は働く。
このように、登校した生徒に絡んでくる奴らがいるのは珍しいことではない。
違うのは、絡んでくる人間が教師ではなく、生徒会の奴らって点だ。
こういうのは生活指導の教員がやっているだろうが、俺たちの学校では少し趣が異なる。
「勉学だけならば学校は必要ない。社会、教養を、日々の生活で育むことこそ、学校に求められる役割だ。その資本とは、生徒自身なり」というのが校長の弁である。
要は社会性を学ぶのに、“生徒の自主性を重んじ”ているってわけだ。
まあ、これは名目で、実際には生徒の面倒を見切れない教師側が、仕事を減らすために作ったカリキュラムなのだろう。
とは言っても、大半の在校生にとって、この差に大した意味はない。
大きな違いがあるとすれば、この生徒会に対抗する“組織”が存在することだろう。
「なんだ、そのピンク色の髪は!」
クラスメートのカジマが注意を受けている。
「いやいや、地毛っすよ」
見え透いた嘘だが、カジマは強気だ。
「ピンク色の髪が地毛だというのか?」
「ふざけるな!」
「仮に染めていたとして、それが問題なんすか? 校則で『髪を染めちゃダメ』と書かれているとでも?」
「なっ……に。だが、風紀法には反するだろ!」
「風紀法には強制力がないっすよね?」
「カジマのやつは、また“不真面目団”の活動か」
「でなければ、あんな悪目立ちするだけの色に染める必要がないだろう」
「いずれにしろ状況は変わらん」
“不真面目団”
要は不良の集まりってことになると思うが、一般的に認知されているものとは少し趣が違う。
この集団は、生徒会のことを気に入らないと思っているメンバーで構成されている。
カジマみたいに、校則で罰することができない範疇で、生徒会が眉をひそめるような行為するわけだ。
しょうもない嫌がらせレベルのことしかしていないが、生徒会には効果的だった。
なにせ生徒会に所属する人間は意識が高く、真面目さと柔軟さが反比例するような奴らばかりだ。
そんな生徒会にとって、取り除けない目の上のタンコブほど邪魔なものはない。
そんな生徒会と不真面目団の小競り合いを横目に、俺たちはホームルームまでの時間を潰すわけだ。
「どうしたんだい。生徒会番号06」
カジマの小競り合いに、生徒副会長が割り込んできた。
普段はこういった活動には顔を出さないのに、どういった風の吹き回しだろうか。
「こいつが髪を染めているのに、逆らってくるんです……」
オーラでも出ているのだろうか。
さっきまで強気だったカジマが怯んでいるのが、傍目にも分かる。
「さ、ホームルームに遅れてしまう。かといって走らず、自分の教室に行きたまえ」
カジマはそう促され、おずおずとその場を後にした。
このときカジマは、その生徒副会長の物腰の柔らかさが、逆に得体が知れなくて不気味に感じたらしい。
「で、ですが副会長!」
「仕方ないさ。ワシらにはどうしようもない」
生徒副会長は、その後に続けてこう言った。
「今のところは、な」
そう確かに聴こえたと、カジマは語る。
おいおい気が付くの長すぎじゃねーか!と思うでしょ?
私も思う。
そのうち、私がハンドメイドアクセサリーとか作るようになり、相方も布小物などを作るようになり、横に並んでスペース取ったりしてたんですよね~。
あの頃は平和だった。
いや、でもあの頃から「○○の方が何で売れてるの!!!ムッキー!!」みたいなこと言われてたな。
あの頃に「作りが雑で汚いからじゃないか?」とか言っとけば、こんなに後を引くこともなかったのかな・・・・どうなのかな。
(今は相方もキレイなものを作ってますが、当時は作り方は省略しまくりで下書きの線は消えないし丸見えという「ゴミかな?」というものを作っていた)
それからなんか忙しくなり、私も二次創作にもどったり戻らなかったりしていたんですけど、
ある時から、ドールの服を作るようになり(きっかけはドールイベントに参加するのにアクセだけだと寂しいかなと思ったからかな、あんまり記憶がない)それからゆっくりと掛け違えが始まったのです・・・・。
※前から自分のドール用の服などはキャラド用などで作成してたし、小学生の頃にも本見て作成してた。
同じものを作るようになったからかな・・・・いや、私的には結構ちがうものだとおもってんだけど。
そのあたりで、思想のぶつかり合いというか、
なんつーかですね、私はわりと著作物まもる!!という感じなので、まるコピとかパクリとか許せないぜ!!ってかんじなんで、カターイウザーイって感じになったのかもしれないですけど、
「お人形は全部可愛い!!他のお人形貶す許せない!!パクリ人形でもカワイイもん!!!」とか、相方いってたくせに
アイツ、MSDは少女っぽくていい~と言ってた私に「ロリ体型やだーキモーイ」みたいなこといってませんでしたっけ??
※MSDは少女からレディに成長するぞって感じが至高だな・・・と思うのでMSDではなくオマエがキモイならあってる。
あと「そんなエロいパンツ着せれなーい!人形に求めるのエロじゃないしー」みたいなこといってたのに、ヒモやらパールなんやらのパンツつくってませんか??
ドールにパール付きパンツ履かせようとしてるお前がなに言ってんの?? みたいなことに、最近気が付いた。
私、わりとぼんやりしてるので、悪意に気が付かないことが多いのですが、もうちょっとしっかり生きよう。あと、法にふれるコピペ問題はもちろんダメだけど、私がダメだったのはダブスタだった。
でもまあ、決定的なのは自分のご家庭の事に関してヤンヤヤンヤ言われるのいやーとか言ってたので、私はごくつぶしクソ野郎をお飼いになってるのをなんだかんだいったことないんだけど、かの人は「BBAが死んだら遺産手に入るからイイネ!」とかいったんですよねー。
私の祖母はどこに出しても恥ずかしくないクソBBAなんですけど、さすがにしねば良いとは思わないし、遺産目的で世話をしているわけではない(誰も面倒見ないのでみている)
「自分は遺産手に入ったから良かったって思ったので、あなたもそうかとおもって!!」とかいってましたけどクソすぎんだろ。
向こうは私がケンカ売ってると思ってると思うんだけど、これはあれだな、無意識に鏡のように同じような態度で接してたためケンカ売ってる感じになってたんだな。きをつけよう。
のだが、参加に対して金がかかりすぎて頭を抱えている。
昔はご祝儀でうん万飛んでくなんてたいへんだなあなどとぼんやり想像していたのだが、これがとんでもなかった。
それだけじゃないのだ。
私は女だ。そして結婚式に参加するのは今回が初めてだ。
まず着る服、身につけるアクセサリー。パンプスだってドレス用に華やかで爪先が隠れるものを。加えてパーティー用バッグ、サブバッグ、袱紗、パーティバッグ用の小さな財布、もうこれだけでとんでもない出費。
当日だってヘアメイクを頼むか頼まないかで心底悩んでるし、お金かかりすぎるのが分かったからネイルはセルフで妥協した。
親友の結婚を祝いたい気持ちは十分にあるし出てね!って言われたし出るっていった手前出るけど、個人的な事情でしかないがこの4月から転職とそれに伴って転居したので、吐くほど金がない。正直現金使いたくないのでご祝儀すら捻出するのが惜しい。
婚約指輪は使う機会なさそうだけど何もなしはちょっと、ってなら
真珠のネックレスは冠婚葬祭何にでも使える万能アイテムだから。
中年になってから他人の結婚式だの葬式だの子供の入学式だのに出る時に
本気で家を出たいと思った。
何の当てもないけど、ここでは生きていけないんだと思った。
今も好きなものへの関心は人一倍ある 絵を描くことも本を読むのもとても愉しい
こうしてわたしはいつもいつも自分の望む素晴らしい人格になろうと必死で偽ろうとしている
芸術はそんな力をくれる魅力的なものでした 岡本太郎みたいな魂で生きたかった
いつだったろうかまともな人間じゃないと死なないといけないと思ったのは
母は公務員以外お前は生きていけないという
勉強しか昔から取り柄がない、面接もESも受けても全部落ちると まあその通りなのだが
親への愛情はある、喜ぶ顔は嬉しい、反発できるだけの実績がない
でも小学校まではアホみたいに良かった成績も中学からは絵に凝りすぎてダメダメだし
母はそんなところを見ようとしていないのではないか 数学以外何もできないのに
イラストレーターになりたかった なれるだけの自信がなかった 下手にエリートコースをひた走っていただけに半端なプライドがあった
今はもうそんな気力すらないけど どんな仕事だって尊いと思っている
虫だって食べれるし人も怖くないよ 傷つくのもこわくないよ
でも私は何になればいいんだろうな
すきなものをすきといえば殴られるし 企業にだって必要とされないね
ああもう食肉工場かなんかに送られないかな だれか私を食べてくれないかな
好きでもない人に好かれて女としての市場価値も微妙だしさ もう
就職課に行ったら楽に死なせてくれるだろうか 心を殺せるクスリでもくれるかな
そしたら母の言うような人形になれるのになあ
昨年末の誕生日に、彼氏にアクセサリー渡されつつ「ほんとの誕生日プレゼントはサプライズ」と言われ、
隣町の高名な眼科に連れて行かれた。
私の名前で検査の予約されてた。(私がいつも保険証持ち歩いてることは彼も知っていた)
私は生まれつき、右目が見えない。メガネでなんとかなるとか視力がどうこうというものではなく、ただ見えない。
それをなんとかしてあげようと、ということみたいだった。
おとなしく検査受けた結果、先天性で手術してもちょっと無理、みたいな検査結果。小さい頃病院に通ってたのでわかってる。彼氏いわく「今の科学力でもダメかな」と思ってのことだったと。
私は困ってない。左目と耳は人以上に良いくらいだし、全くの健康体だ。仕事も普通にしてる。
右のほうを振り向かず横目で見る、とかができないくらい。知らない人にもまず右目のことは気づかれない外見。
右から音もなくボールが飛んでくることもあまり無いし、本当に困ってない。
手術したら治ります、と言われたら「右目見えるってどんな感じかな、痛くなくて無料なら面白いかも」とは思うけど、別に「治したい」と思ったことない。言ったことない。
右目見えないと、ダメか?私はそこを治さない限り「足りない」人間なのか?
「身長が170cmない」とか「髪がストレートじゃない」とかと何が違うの?
三つ目の人がいたらあなたも「俺ふたつしか目がない、治さなきゃ」って思うの?
これまで何度も「生活に支障ないから気にしてない」と伝えていたつもりだったので、ちょっとへこんだ。
たぶん「目のこと気にしてないふりしてるけど、かわいそうだな、困ってるんだろうな」と考えてのことだと思うのだけど。
まだことあるごとに視力矯正とか回復の話を仕入れては「どうかな」と言ってくる。とても優しい、私の好きな彼。
困ってないよ。
そこで知り合った人に告白され断りきれずに付き合いだした
親友はその恋人のことを好きじゃない他に良い人が見つかったらすぐ捨てるって言ってる
私がどんなに別れてって言っても別れてくれない
なのに別れてくれない
かわいい親友を恋人として侍らしている事を周囲に露骨に誇示するところが嫌い
元カノに聞こえる距離で「元カノはブスだったけど今カノかわいいだろ」って友人等に言い聞かすその行動が嫌い
親友はあなたのアクセサリーでもあなたの価値を証明するための道具でも何でもないのに
親友と釣り合ってないのに釣り合ってると思い上がってるところが嫌い
明らかに親友の隣に立つのに劣っている外見と内面なのに釣り合っていると勘違いしてるところが嫌い
親友の予定も考えず勝手にサプライズで店の予約しといてお前が予定あったせいでキャンセル料もかかったとかごちゃごちゃと理不尽に怒るところが嫌い
就活を頑張ってる人に対して説明会やインターンシップは無意味だとかわざわざ何度も何度も言う意味が分からない
親友に嘘をつく所が嫌い
明らかな嘘を自信満々に話す見栄っ張りで愚かなところが嫌い
親友はそんな嘘も見抜けない程バカじゃないのに親友を侮るところが嫌い
親友が私に恋人の愚痴や相談をしてくるのも全部その恋人のせいだから嫌い
親友はあいつの隣に居るより私と居る方が絶対楽しいし幸せなのに
親友もよくお前と居るときが一番楽しいとかいつまでも一緒に居てねとか言ってくれるのに親友の隣に居るのが私じゃないとこが嫌い
その恋人と付き合いだしてからいつも何かにイライラして怒ってるし楽しそうにしてるの事なんてめったにないのに
私にいつも愚痴ってきて好きなとこなんてないって言って惚気話なんて一つも聞かされた事がない
なのに次の恋人候補がまだ見つからないってただそれだけの理由で未だに別れてくれない
私じゃダメなの
何でも言い合えて趣味思考が似てて一緒にいて気楽で楽しくてなんでも分かり合えるのに、どうして隣に居るのが私だけじゃダメなの
よく「そんなクズ男を選んで付き合った(結婚した)お前が悪い」的な批判をされるを見るけど、実際こじらせた男を見抜くのって難しいと思う。
私自身も知らないで親切にした男から突然豹変されたことが何度かあるし、そうした愚痴をこぼすと「自己責任」と批判する人が一定数いる。
個人的な経験として今思い出せるものだけを挙げるとこんな感じ。
猫好きで一人暮らしのアパートでメス猫を飼っていた。宅飲みで何度か他の人と一緒に行ったとき、ニコニコと猫を抱いていた姿が印象的だった。
卒業後数年した時に同じサークルにいた女の子が結婚報告をして、妊娠したから会社を最近休職したと報告をしたら豹変。
「暇で暇で仕方ないでしょ」
その他色々と専業主婦下げ発言を連発して汚い酒の飲み方をしていた。その場に参加した女の同窓生はもうその先輩とは会ってない。
地元に帰省した時に親から数合わせで来てほしいと言われた合コン(婚活?)イベントで隣になった男。
最初は「何の仕事してんの?」「そのアクセサリーって(某ブランド名)のだよね」などとこっちに興味があるかのように話しかけてきた。
素直に答えていたら突然豹変して「どうせ男に買ってもらったやつでしょ」「大学出てそんな仕事ってみじめだね」「男に貢がせるためにここに来たんでしょ」とか一方的に言い出した。
すぐに席を変わってもらったけど、あとからその人を知ってる地元の友人に「あの人いつもそんな感じだよ」と言われた。先に言ってほしい。てか、女下げたいのになんで合コンイベントに来るのかわからない。
職場の先輩で、40代だったが若い見た目をしていてそこそこ女にもてる(自己申告)の人。
仕事は真面目だし教え方もうまかったので職場では尊敬をしていた。
会社の飲み会のあとの二次会で、自分が転職を考えているということを相談したときに豹変。
「女はすぐに仕事が見つかっていいな」「面接担当の人(男)に胸とか見せればすぐに採用されるんじゃない?」「女はそうして気軽に職を変えられていいよな」というようなことを言い出した。
そういうことを言う人と思っていなかったので何を言っているのか最初理解できないほどだった。
学生時代にお店でバイトしてたときに新卒で配属された正社員の男。
仕事では正社員2人が交代で、バイトは全員で10人くらいが4~5人ずつシフトに入る感じ。
年齢が近いこともあって最初はバイト同士の話によくその正社員も加わってはいたけど、なんか陰気で話してて少し浮くなって感じがしてた。
でも基本人畜無害だったので特に女の子バイトが露骨に避けてたわけじゃない。
バイトの中で可愛い目の女の子が別の男性バイトと付き合い始めたらしいことが噂になり始めたときに豹変。
「あいつらできてんだぜ」「これから彼氏んちでやりまくるんだろうな」「バイトに男作りに来てるとか、下品だな」とか、汚い言い方で女の子を下げまくってた。
特に「突っ込まれてる」とか「くわえたのかな」とかシモ系の言葉遣いがすごく汚かった。
幼馴染の女の子が結婚を意識している彼がいるというので一度会わせてもらった。
三人で一緒に食事をしてそれなり楽しく会話をしていたんだけど、友人が席を外したら突然豹変した。
「女同士で紹介とか意味がわからない」「今日もしかたなく来た」「こうやって値踏みされるのは正直不愉快」「さっさと帰りたい」とかうわ、裏表あるわこの人と思うような発言をする。
その後私と幼馴染が会う約束をしていたりすると突然ドタキャンされることが続いて、あとから理由を聞いたら「彼がどうしても行くなって言うから」というようなことを言われた。
事情は深く聞かなかったが、その後その人と幼馴染は結婚しなかった。
子供の時から親類のイベントで顔を会わせててそれなりかわいがってもらっていたオッサン。
中学生くらいになったときから「大人になったね。もうすぐ嫁入りか?」とかやたら結婚結婚みたいなこと言われてたけど、特にその時は気にしてなかった。
それが20歳を過ぎたあたりから「早く嫁に行かないと嫁き遅れるぞ」「若いうちに男を捕まえておかないと後悔するぞ」という言動が増えていく。
最近では「仕事が可愛くないから男が捕まらない」「男に愛されてないと女は干からびる」「男のいない人生は寂しい」とか言われるので極力顔をあわせないようにしている。
一番ショックだったのがこれ。
高校生くらいの時に初めて痴漢にあって、パニックになって泣いていた時にはそれなりに怒ってくれていると思っていた。
しかし社会人になって痴漢にあって、その時には気も強くなっていたので痴漢は最低だというようなことを実家に帰った時にこぼしていたらいきなり「お前にも責任がある」と言われた。
男はそういう生き物だから仕方ない、お前が注意すれば防げる、高校生の時は世の中を知らないので仕方ないがお前はもう社会人なんだから自衛できないのはおかしいという話しだった。
それと「いい年して痴漢にあったとか言うと周りがおかしな目で見るから黙ってろ」とまで言われた。もうね。
一見人当たりがよくて親切そうな男が突然豹変することがよくあるので、正直女を心の底では憎みきっている底意地の悪い男を見抜くのはかなり厳しい気がしている。
もうすぐ38になる。
夫は50代半ば、典型的な昭和野郎で、上げ膳据え膳当たり前。こちらが何をしようが、妻にありがとうは決して言わない。
妻は家事全てをやって当たり前だからだって。ありがとうっていうの、恥ずかしいんだって。
折々に不満がたまり、私は衝突を繰り返した。
もう疲れたと夫は言い、私がどんなに甘えてもセックスは拒否するようになった。
すでに自信もないのかもしれない。
このままじじいになっていく夫と、セックスもなしでいつまでやっていけるんだろう。
したらしたで、そこそこのお金は入ってくる(もちろん働き続けなきゃだめだけど)。
慎ましく暮らすならやっていける収入もある。
やり直せる最後のチャンスなのかもしれない、38。
前の奥さんも39で出て行ったらしいし(略奪婚ではないですよ、念のため)。
50後半で出て行かれたら堪えるだろうに、なんでもっと優しくしたりできないのかね。
【追記】
離婚しないのは、10年近く一緒にいて惰性で。あと、働いているけれど激務でしんどくて、壊れたらひとりで生きて行く自信がないから。まあ書いてみると甘ったれた理由だけど。
そうか、38ってやっぱりもう若くないもんね。でも20♀って50♂から見るとそんなにふるいつきたくなるものなのかなあ。中身薄くて嫌にならないのかな、善い意味でも悪い意味でも。
「食い残し」って新鮮だな。そうか、私はじーさんの食い残しだったのか、その視点はなかった!
初めて自分の感情も行動も抑制できなくなった。出会った相手が悪かったんだと思う。
きっかけはある日のコンサート会場。ステージ上で全然笑わない彼にとてつもなく惹かれた。そもそも私は昔からみんなが笑っているその空間で一人だけ笑っていない、そういう人のことが気になってしょうがない。なぜ笑わないのか、何を考えているのか、知りたくなる。彼はそういうタイプの人間だった。周りの子たちはアイドルらしく笑顔を振りまきながら踊るのに対して彼は全然笑わない。その日から彼の思考が知りたくて、彼という人間が知りたくて堪らなくなった。
それからコンサートや舞台は必ず行くようになった。最初のうちはステージ上の彼をみれるだけでよかった。でも、次第に彼を知りたいという欲求が私を変えていく。私の行動はどんどんエスカレートしていった。暇さえあれば出てくるのを待ったし、彼の乗り換えの駅や最寄り駅でも待った。
彼を待っている間がどれだけ寒くてもどれだけしんどくても彼に会えばそんなことはいっきに吹っ飛んでいく。クリスマスに彼に会えた時には今日この世界で一番幸せなんじゃんないかとも思った。
この時点で私はヤラカシやリアスとなどと呼ばれる部類なのかもしれないがそんなくくりはどうでもよかった。私は彼のことを担当にはしなかったし、自分のことを彼のオタクとも認めなかった。私はただ彼が好きで、彼のことが知りたいだけなのだ。彼が好きだからしょうがないと言い聞かせ自分本位な欲望を自分で許した。
彼に会いたくて仕方なくて仕事を早退したこともあったし、何度も欠勤した。地方で仕事が決まった時は彼と同じ場所にいたいがために、仕事を辞めようとした。結局、会社の都合で辞めれなかったんだけど。
コンサートや舞台の終演後にも私は会える、ファンが知らない私服も私は知ってる。よく着る服、よく使うカバン、最近身につけてるアクセサリー。そのへんのファンよりほんのちょっと多く知ってることが快感で堪らなかった。いけないことをしてるの頭でははわかっているが、その背徳感が私を加速させる。
私はあくまで彼に恋をしている一人の人間でありたかったから、オタクとして見なされるのはどうしても嫌だった。非公開の列に並ぶオリキや駅で話しかけるヤラカシのようなオタクとしての表立った行動はできなかったし、何より彼と会う空間に私以外のそういった人たちは存在してほしくなかった。いつも偶然居合わせた一般人を装い、話かけることなく静かに見守る。そのために服装や彼との距離感、行動にはとても注意したし、派手だった髪色も変え、定期的にイメチェンをした。
私はこれでも彼を好きだと思う前は真面目にデビュー組のファンをしていた。「ファン」本来の意味通りに、無理することなく楽しんでいた。
初めてのジャニーズのコンサートの現場に彼はいた。中学生の私と中学生の彼。まだまだあどけない彼がその頃よく着てた黄色の衣装を身にまとって花道を走る姿を今でも鮮明に覚えている。大人になった今、彼に恋をしているなんて中学生の私は夢にも思わないだろうな。
毎日彼のことを考えて辛い。どうやったら彼に近づけるのか、あと何回辛い思いをしたら彼の内側に入れるのか。本当は気づいてる。アイドルに恋なんてしたってなんの意味もないこと。どんどん自分を辛くさせていってること。彼がどの駅で降り、どんな街に住み、どんな家で育ったのか知っていたって本当に何の意味もない。それでもやめられない時はどうしたらいいんだろう。私は一体いつまでこんな毎日を繰り返すんだろう、こんな進歩のない毎日を。