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はてなキーワード: 自給率とは

2022-03-03

anond:20220303165243

そんなこと心配するよりも国内自給率心配しような?

穀物が高騰していて様々なものが既にスーパー外食で値上げしてる(あるいは価格据え置きで赤字)は現実の話ですし

それに伴いじいちゃんばあちゃん農業やーめたも現実の話です

あらゆるものが高騰しようが農家のじいちゃんばあちゃんが頑張り続けてくれると仮定しても

3年後には日本農業従事者の平均年齢が70歳を超えてしまうのは現実の話です

 

外国に対して危機感を持つなら、

食糧の買い占め、日本農地・水源地の買い付けに危機感を持つのが適切だと思います

 

テロはどーしようもないので日本インテリジェンス組織警察入管に期待ですね

anond:20220303154312

ネトウヨ罹患者とバカにはわかりやすい(気がする)話題からだろう

なお、生活に直結する物価の高騰には微塵も興味が無い模様

ついでに日本自給率にも興味が無い模様

2022-02-26

anond:20220226071019

それを言うと米だって肥料とか農機具の燃料とかの自給率を考えると実際の自給率はかなり低い。

anond:20220225205755

これよくよく考えたらヤベエな。

日本人が食ってる小麦の総量の6倍以上を家畜用に輸入してるってこと?

そらヴィーガンでなくても「肉食って環境負荷たけぇ・・・」って気づくわ

卵の自給率データ上は13%ですが、実際は100%近いです。

デパートスーパーを見ても卵は日本産しか置いて無いですよね?

では、なぜ卵の自給率データ上低くなるのかと言うと、家畜用の餌が、外国から輸入した米や小麦からです。

2022-02-25

anond:20220225205755

2.お米が経済を回していた時代江戸時代

現代では、国の経済の規模はお金で表し、給料税金お金で支払われますが、江戸時代にはお米がその役割を担っていました。

加賀百万石」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。領地経済規模はお米の単位「1石(こく)」(≒150kg)の価値に換算して表されていました。1石は、当時1人が1年間に食べるお米の量とされていました。

また、お米1石が収穫できる田んぼの面積が「1反(たん)」(≒10a(アール))とされていました。1反の田んぼがあれば1人が1年間に食べるお米が確保できるということで、どれだけの田んぼ領地にあれば何人養えるかが大体わかるということになります自給率の考えに似ているところがありますね。

江戸時代は、外国との貿易が限られていたのでお米の自給率はほぼ100%だったと考えられます。大規模な新田開発によって耕地面積は1600年頃から1720年頃にかけて1.3~1.8倍に増えたと言われており、耕地が増加した分、多くの人口を養えるようになりました。1600年頃に1,000~2,000万人だった人口が1720年頃には3,000万人程度まで増えたと言われています(*1)。

一方で、災害異常気象によるお米の不作が原因となって幾度にわたり飢饉が起きた時代でもありました。大飢饉経験を踏まえてお米の備蓄やかんしょ(サツマイモ)の栽培奨励されたことは、現代の食料安全保障に通じるものがあります

3. 花形輸出品だったお米 ~明治時代前期~

明治時代に入り、新政府は、外貨獲得のため殖産興業貿易促進に力を入れていましたが、生糸お茶に並んで重要輸出品に位置付けられていたのが実はお米です。お米が最も盛んに輸出されていたのは神戸港で、明治11(1878)年と明治21(1888)年にお茶を抜いてお米が輸出額第1位になっています(*2)。

どのくらいのお米が輸出されていたのでしょうか。当時の政府文書によれば、明治12(1879)年~明治21(1888)年の十年間の平均で、酒造用を除いた国内消費量3,129万石(約470万トン)に対して34万石(約5万トン)が輸出されていました(*3)。

輸出先は、主に英国ドイツフランスイタリアなどの欧州で、日本産米は品質が高く評価されていました。欧州でもイタリアスペインを中心にお米が生産されており米料理を食べる文化があったのです。

明治時代に入って海外に輸出するようになったきっかけは、連年の豊作で米価が暴落したことでしたが、やがて外貨獲得の手段としても政府が自ら欧州での販売状況を情報収集し、産地でも輸出向けの品質改善に取り組みました(*4)。

このように、明治時代前期はお米を海外に輸出して自給率100%を超えていたのです。

(図1)明治時代のお米の需給と輸出

(図1)明治時代のお米の需要と輸出

4. 輸出国から輸入国へ ~明治時代後期~

お米の輸出国から輸入国への転換はあるとき突然やってきました。

お米の輸出量が過去最大となった年の翌年、明治22(1889)年に暴風雨による水害で収穫量が前三か年平均の85%まで落ち込むと、米価が暴騰し、翌年には不足分を賄うため193万石(約29万トン)のお米を輸入することになりました(*5)。米価高騰は簡単には収まらず、富山を始め各地で米騒動が起こり都市部では餓死者が出ました(*6)。

(図2)お米の輸入量の推移

(図2)お米の輸入量の推移

明治の初年からお米の輸入は行われていましたが、このときを境に大量の輸入がだんだんと恒常化し、盛んだった輸出は縮小していきました。

いったい何が起こったのでしょうか。原因は、人口の増加と1人当たり米消費量の増加でした。明治前期(1876~1885年)に比べて20年後(1896~1905年)には人口が1.21倍、1人当たり米消費量も1.21倍に増えたと推計されています(*7)。それまで、農村では米だけを主食とする(できる)人は少なく、米に麦・雑穀・いも等を混ぜるのが一般的で、実質の米食率は5割程度でした。好景気によって、農村米食率が上昇するとともに米食中心だった都市人口が増大したことで、お米の消費量わず20年で約1.5倍に増えたのです。

明治時代に入ってから近代的な土地改良や栽培技術の導入でお米の生産量は増加していましたが、明治25(1892)年の大蔵省主計局『米価ヲ平準二スル方案』は、生産増加だけでは人口増加に追いつかないと結論づけ、不作時の米価高騰を抑えるためにも外国からお米を輸入しやすくすべきと述べています

人口はその後も増え続け、明治前期に3,700万人だった人口は、明治44(1911)年には5,000万人、大正15(1926)年には6,000万人を超え、昭和15(1940)年には7,200万人にまで達したのです(*1)。

5. 輸入に頼らざるを得なかった時代大正時代昭和初期~

お米の自給率は、1890年代には100%を下回り、大正時代には94%、昭和初頭には85%まで下がりました(*1)。ただし、この頃、朝鮮半島台湾のお米は、輸入ではなく「移入」とされ、当時の日本政府は、日本本土朝鮮半島台湾を含めた圏内での自給を目指していくことになります(前掲の自給率は、移入も輸入に含めて計算されたもの)。大正6(1917)年の輸移入は、朝鮮半島のお米が48%、台湾のお米が31%、外米(英領インドビルマ)、仏領インドシナタイ)が21%となっていました(*8)。

大正7(1918)年には、二年連続の不作によって長期的に米価が高騰し、再び富山を始め各地で米騒動が起こりました。政府は、不足分を賄うため大規模な外米輸入を図ろうとしました。しかし、外米産地でも洪水や干ばつで不作が起こったことや、国内の米価高騰を抑制するため外米産地の政府が輸出制限輸出禁止を行ったため、円滑に輸入が進まず厳しい外交交渉を強いられました(*8)。

また、昭和16(1941)年に始まった太平洋戦争では、戦況の悪化とともに外米輸入のための商船が確保できなくなり、昭和18(1943)年にはお米の輸入が半減、翌年にはほぼ途絶し、日本国内食糧不足が深刻になりました(*9)。

6. 約70年ぶりの自給の達成 ~昭和中期~

昭和20(1945)年に終戦を迎えた日本は、戦争による耕地の荒廃、農業労働力不足に加え、朝鮮半島台湾からの輸移入に頼っていた需給構造崩壊したため、深刻な食糧危機に直面しました。しかし、本格的にお米の輸入ができるようになったのは昭和25(1950)年以降でした。タイビルマミャンマー)、米国エジプトからお米を輸入することで国内の米不足を賄いました。

昭和27(1952)年には、10年後までに米麦の国内自給の達成を目標とする「食糧増産5ヵ年計画」を立てて生産量の増大に取り組み、昭和25(1950)年の938万トンから昭和47(1962)年の1,445万トンへと約20年で1.5倍になりました(*5)。約70年ぶりにお米の自給が達成されることとなったのです。

7. お米の消費減少と食料自給率低下 ~昭和後期から現在

増産によりお米の自給が達成された一方で、高度経済成長によって食生活多様化したことで、お米の一人当たり年間消費量は、昭和37(1962)年度の118.3kgをピークに減少に転じていました。

生産需要を上回り大量の過剰在庫が発生するようになったため、昭和46(1961)年から生産調整が本格実施されるようになり、1,200万トン前後だった生産量は、約50年で約800万トンにまで減少しました。一人当たり年間消費量も約50kgまで減りました。自給率の高いお米の消費が減ることで食料自給率カロリーベース)は昭和40(1965)年度の73%から40%程度まで低下することとなったのです。

anond:20220225205655

ベストアンサー

ppt********さん

2019/5/8 11:52

人間が食べる米の自給率100%です。

家畜用の餌として、外国から安い米を輸入しています

日本気候や土は小麦栽培に適していません。

小麦自給率が低いのは事実です。

アメリカカナダオーストラリアなどの輸入に頼っています

今はアメリカ産が多いですが、TPPが本格的に始まれば、カナダオーストラリア産が増えるでしょう。

卵の自給率データ上は13%ですが、実際は100%近いです。

デパートスーパーを見ても卵は日本しか置いて無いですよね?

では、なぜ卵の自給率データ上低くなるのかと言うと、家畜用の餌が、外国から輸入した米や小麦からです。

データ上は「家畜用の餌は輸入なので、輸入が止められると、家畜は餌が無くなり餓死する」という、計算が行われているのです。

実際には、家畜の餌を日本産の米や穀物に変えれば良いだけです。

ウクライナ危機小麦が高騰する!とかさわいでるやつ

パンうどん・粉モン、個人的には一切食わなくても問題ないのだが、

実際戦前日本人の9割はコメ野菜だけで生きていたのだが、それに戻ればいいだけじゃないの?という気もする。

毎日肉や卵や美味い物を食べたい、そのためには小麦必要だ、というなら難しい。

日本は米だけは自給率100%を超えているのだが、この国策は非常に天才的だと思う。

玄米と少しの野菜味噌醤油だけでほとんどの日本人は生きていける事実

2021-12-30

三大当たり前のことを売り文句にしてる商品

国産牛乳のみを使用

自給率100%牛乳国産なの当たり前

三元豚使用

ほとんどの豚肉三元豚であり普通だよってことしか言ってない

あとひとつは?

当たり前のことを売り文句にしてる商品

国産牛乳のみを使用

自給率100%牛乳国産なの当たり前

三元豚使用

ほとんどの豚肉三元豚であり普通だよってことしか言ってない

どっちかというと単一種のほうがブランド豚では

他に何がある?

2021-12-08

米も野菜牛乳も食わねばならなくなってきた。らしい。

https://twitter.com/SukunaBikona7/status/1468538850771636234

素朴な疑問なんだが、いままでそんなに余るほど食料生産してたの?それって宴会食べ残しになって捨てるかどうかしてたんじゃないかとおもうんだけど。

それともコロナ貧困がすすんでごはんたべられない人がふえた? 

給食がないか子供ご飯食べなくていいわけじゃないだろうけど、「手料理」っつって母親負担かけてたつけがまわってきた?

フランスでもアメリカでも共働き冷凍食品、これ常識なんですけどねー。

それとも、もしかしてこれが少子高齢化ってやつなのでは?高齢者に食え食えいわれても成人病なるだけなんですよねー。

若者の米離れとかいってないでうちの主治医ガチンコファイトしてくれねえか?とりあえずこの老体なおったら若いときくらい食いたい気持ちだけはあるぜw

まあその辺の分野はとりあえず農水省がめざす自給率100%は超えちゃったみたいだね。あとは肉と豆と小麦くらいか

おめでとう!わけのわからない統計で人に圧力かけまくってた農林水産省wwっwwコロナさまさま自給率アップ!じゃんwwwww

食糧庁統計がんばれ!

少子化対策はBIで住基カードに米牛乳野菜配布、これで決まりだね!

2021-11-07

食糧自給率上げたら、将来また減反する羽目になるんじゃない?

これから日本国内人口加速度的に減っていくことが確定してるんだよ?

海外から国策奴隷仕入れてまで農業頑張ったところで将来待ってるのが減反だとしたら

流石に農家不憫過ぎない?

2021-11-06

anond:20211106182157

原典未読だが、てっきり自身が働いたうえで、実習生でも2名働き手がいれば、もう1,000万分ほど作付やらできて売上げいけるのに、という話だと思ってた。

となると、もし2人雇えたとしても、雇用負担分(厚生年金等払っていればだが)なんかを考慮すると、せいぜいMAX1人あたり年収400万がいいところでは。

そこからさらに手取となると、300万台前半ぐらいになるか。かつ昇給は見込めない。

なので仮に日本人雇ったとて、長期的な就労は望めないのだろう(年収300万台では結婚資産形成も難しかろう)。


そもそも日本農業自体国際競争上不利ながら自給率のために延命させてるので、一種の生けず殺さずというような状態で、どうすれば彼らの待遇向上に繋がるのかというと、難しそう。

それこそ点在してる個人事業農家統合することでスケールさせて、疑似的な大規模農園化すれば光明があるのだろうか?とも思うが、おそらく違うだろう(そもそも農地に適した広大な平地がなく、中小規模の農地が点在してる時点で効率化できないため、書類上の統合では意味があまりないとか)。

となると農業に向いてない山だらけの美しい土地柄という無理ゲー下にあるのが根本原因になるが、なかなかそこから我々一般人が思いつくような解決策はないのだろう。

[][] はてな民文章が読めない上に計算にも弱い

まりにもブコメ欄がひどいので流石に突っ込む。恥晒しオンパレードです。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASPC565HBPC5UTIL026.html

まず第一に、はてな民数字にも経理に弱い。サラリーマンほとんどなんだろうが、多分まともに源泉徴収票すら見たことがない。

一般的に「収入」と言えば経費や税引きをする前の額である

例えばサラリーマン場合会社から支払われる収入から、「給与所得控除」と言ってサラリーマンにとっての諸経費(スーツとか)を見込んだ額と社会保険料一定差し引いて、残った部分を「所得」とみなしてそれに税金をかける。

税務でも用いられる正式用語としての「所得」といわゆる「手取り」もまた別物であるが、とにかく収入手取りぐらいの知識しかない君たちはマジで反省してください。

xorzx 技能実習生に1,000万の価値があるならその分はちゃんと払ってやれよ。最低賃金奴隷労働させて、こないと「収入1千万円減」って一体日本農家は何様なのか?と思う。

まず1000万の価値はねーよボケ。2人で1000万円なら1人あたり500万だろうが。

しかも500万払ったらきっちり収入の分消滅するんだったら販売などせず自分ホウレンソウ食った方がマシなので計算上500万は絶対に払えない。

ホウレンソウの原価は知らないが、500万円の売上のうち人件費を除くホウレンソウの原価(土地代・農薬代・電気代・その他)が仮に100万円(卸売価格20%)くらいだとすれば残るのは400万円、そっから人件費は払えて350万円とかが限界である

これでようやく50万円の利益農家に残り、ここから税金を支払ってようやく手元に残るお金になる。

でも人間1人雇うって結構面倒だし大変だ。ましてやコミュニケーションが難しい外国人だ。それで一人あたり数十万しか手元に残らんのであればいくら技能実習生でわざわざ外国から来てくれるだけありがたいと言っても農家しんどいだろう。

eru01 もはや恥ずかしげもなくこの一文を入れるのすごいよな。人足りねえなら見合う給与出して人を雇えよ / “人手不足を補うため、地元農家外国人技能実習生に頼ってきた”

上の計算ができれば分かるがおそらく見合う給与収入範囲内で現実的に支払えるMAXの額)を出してもまともな日本人はこない。

君ら350万円くらいでド田舎農家住み込みホウレンソウの収穫やれって言われたらやるんか?やらんでしょうよ。

youichirou それだけ儲かるなら日本若者ちゃん給料払って雇ってやれよと思うけども。一人500万円の利益を出すために海外から事実上奴隷仕入れなければならないならサステイナブル事業と言えるのかどうか。

から利益」じゃねえよ。「収入」ってはっきり書いてあるだろうがボケカス。儲かってねえよ。

つーかちょっとでも頭使えるなら一株100円程度で店頭に並んでるホウレンソウを売って儲かるわけがないって気がつくだろ。卸売価格絶対に100円以下なんだぞ。

そして、確かに農家はサスティナブルじゃない。そもそもとっくに年金もらって引退してるはずの高齢者しか働いてない。

農林水産省の発表データによると令和2年の農業従事者平均年齢は67.8歳だ。

https://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/08.html

でも、サスティナブルじゃなかったらなんなんだ。若者絶対就農しないだろ。未来がなかろうが、今は老人と外国人に頼るしかないんだよ。

それともお前は金輪際ホウレンソウを食わないとでも言うつもりか?

お前らが言うところの「奴隷」を使って収穫した安価ホウレンソウムシャムシャ食いながら「農家は儲けるな!」とか言ってるの、マジで脳ミソの代わりにカニ味噌かなんかが詰まってんじゃないかと思うわ。

もちろん、同じ感性持ってるまともな人もいたけどね。

duckt 「一体何様なのか」とか何とか言いながら手前もその野菜食ってたんじゃ、ヤッた後でソープ嬢説教する親父と同じ。正しく何様のつもりか。



今回の話題とは直接関係ないが、今回のはてな民ヒステリックな反応を見てグレタさんに豪州Sky Newsホスト反論したときツイートを思い出したので貼り付けておく。

https://twitter.com/yousayblah/status/1452067816337727490?s=21


2021/11/07 追記

ブコメありがとうしかし相変わらず無知蒙昧で上から目線の最悪なブコメが陳列されており、我慢ならないので返信していく。

■そんな農家は潰れて死ねば良い系

hayashi-1 言及ブコメ計算おかしいことには同意するが、個人的には「人権軽視の制度依存した分の売上は諦めたら?その1000万がないせいで潰れるなら潰れたら?それで国産ほうれん草なくなるならしょうがない」かな

gohankun 技能実習生がいないとやっていけないような農家はあと20年もすれば後継者も無く廃れる運命なので人権を引き換えに延命してるだけ。さっさと潰れろと思う。

deztecjp 前半の指摘は大筋で同意だが、農地の集約がなかなか進まず、農作業効率が上がらず、という状況に対して、技能実習生受入という「解決策」は支持できず。それなら廃業の方がいい。値上げ許容、自給率低下も許容。

sirobu 売上相当でしょ、と思って読んでたんで誤解はしてない。労働者最低賃金も守れないような職業なら値上げをするか、廃業しろしか言いようがない。価格を下げるなら人件費以外の所で努力しないと未来がない

ultrabox うん、良かった。じゃあ、死のうか(結論変わらず)ほうれん草硝酸が入ってるから別にいかなって

なるほど、絶対正義のためには外国人を安く使ってギリギリ成り立っている農家の老人共などさっさと潰れてしまえ、別にホウレンソウなくなっても俺は食わない、もしくは外国から輸入すれば良いとのご意見だ。

なんなら便乗してホウレンソウ貶める奴まで出てきている。お前らの考えはよーーーーーーーーく分かったが、最初に出てきた感想は「世も末」だ。

まず、この問題ホウレンソウに限らない。国産野菜果物が抱えている構造問題である。(農家の平均年齢はホウレンソウ農家限定されず高齢だ)

からお前らがホウレンソウを食うとか食わないとかの話ではないし、既にブコメでも指摘があるが海外から同じくらい安いものを買えばいいって発想は結局奴隷国内に置くか国外に置くかのNIMBY問題しかない。

「俺の見えるところに奴隷がいなければそれでいい」ってか。マジで言ってんのかな。

それから、人様の仕事に対して「じゃあ潰れれば?」というのは仮にどんな大義名分があっても俺は全く肯定できない。

その恩恵毎日受けながら言うセリフであればなおさらだ

生産性が低いのが悪いんだ系(軍師系)

memorystock はてな民計算弱いのは確かだが、安い労働力に支えられて何の革新もなく生産性低い商売する小規模事業主が安い日本を作ってきているので、最低賃金は上げ続けるべきだし脱法実習生は滅ぼすべき。国の為にならない。

OkadaHiroshi 僕は新鮮さを求めずに野菜もっと輸入しろ遺伝子組み換え科学的に安全性確認すればどんどん使え、法人化農地大規模化すべき。その代わりに労働基準法違反のような雇用形態は止めろという意見です。

otoan52 だからはやく株式会社化許可してサイズの拡大と効率化を行い、かつ、労働環境保護を全職業において強化しないとダメなんだよ。その中に外国人労働者として位置づけ直さないといけない。



これは正直まともな方の意見というか、最終的にはこうしなければならないだろうという結論はよく理解できる。

が、お前らの悪いところがまた出ていると感じる。お前らはいつもしたり顔で「ああすれば良いこうすれば良い」と言う。しかし決して自分ではやらないのである

俺は正しいことを言っているからそれで十分、俺の正しさを証明するのは俺じゃない誰かがきっとやってくれるはずだ、だが俺には関係ないという態度である。お前らの人生は何から何までそんなんばっかだよな。

かに生産性は上げなければならないだろう。現状は昔ながらのやり方でせっせと農作物を作って儲かってないんだから逆立ちしたって高い給料など払えないのだ。

そのためには先進的な生産システムの開発や導入、それに併せてビジネス構造のものを転換したりブランディングして高く売る、販路を増やすなど様々な創意工夫が必要になることは明確である

だがな、今の既存農家にそれがかんたんにできると思ったら大間違いだ。だって考えてもみろ、お前らの食ってる農作物を食べてるのは60代70代、下手すると80代以上の爺さん婆さんばかりだ。

お前らの祖父母スマホ操作一つ覚えるのだって苦労してたんじゃないのか?

そもそも本来だったらとっくに引退して年金生活してたっておかしくないのにまだ必死に働いてるような爺さん婆さんだぜ?「お前らの工夫が足りないのが悪い」「外国人使うしかできないなら潰れろ」と吐き捨てるのは簡単だけどな。

じゃあなんでお前はそれをやらないわけ?農家の老人たちより若いし体力もあるし頭も働くはずだろ?

株式会社ね、結構だと思うよ。労働環境保護、実に結構だねえ。外国から野菜の輸入、フェアトレードだけに専念する輸入会社ってのもいいよな。

もちろん自分農家やらなくたって投資でもいいし政治家になるのでもいいし、農協就職するのだっていいよ。なんだってできることはあるはずだよ。

けどお前らは絶対になーーーーんもしないだろ。「知るか、守れないなら潰れろ、俺は知らん」で済ませて終わり。いっつも文句言うだけなんだよ。

技能実習生を受け入れている農家を叩く奴は肥料にも劣る存在

[B! 労働] 技能実習生、農家「早く来て」 2人不足なら収入1千万円減:朝日新聞デジタル

でもお前らは中国産ほうれん草毒草を見るような目で見るし、

コロナ禍で技能実習生来日できず 野菜生産に影響 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタルによると実習生に時給1100円~1200円は払っているけれど、

時給1500円で募集しても日本人農場で働かないし、

(働くわけないよな。時給1500円って会社勤めなら年収300万円水準だもの

時給3000円なら働く奴もいるだろうが、

作目別経営収支試算例(島根だけど)ほうれん草を参考にすると、

時給1000円計算→3000円計算にするということは、小売価格ではだいたい4~5割上がることになり、

しかもそれが全作目で上がるんだけど、そうしたら間違いなく「野菜が高い」と文句をたれるだろ。

小売価格転嫁できないなら経営が成り立たないからと廃業しても、お前らはその農家従業員を、時給3000円どころか1500円でも雇いやしないし、

廃業して生産量が減れば需給バランスから価格が上がるけれどやっぱり「野菜が高い」と文句をたれるし、

そのくせ「食糧自給率ナンタラ」って文句をたれるんだろ。

大規模化機械化して効率化を」といっても、大規模化したくても平地の少ない日本では限界があるし、

コメと違って野菜労働集約的な産業から機械化にも限界があるし、

効率化をはかるということは、それだけその産業失業者を増やすことになるけれど、その失業者を適正な賃金で雇う気もないだろ。

技能実習生制度問題だらけだけど、この制度なしではにっちもさっちもいかない状況を無視して、あるいはちょっとでも考えることなく、

やれそんな農家は潰れろだのもっと金払えだの、よくも言えるよな。

恥を知れよ。

2021-11-02

anond:20211102114250

何がダサいんだよ?

水力発電だけでエネルギー自給率700%だかあるっていうノルウェーは、即座にガソリンエンジン車とか全廃可能EV使い放題!ヒュー!Cool!!って言われてるじゃんw

2021-10-26

anond:20211026140637

ノルウェーでは新車販売ほとんどがEV」になっていることが、「真冬の立ち往生に当たってしまったら、命の危険がある。」ことの解決にはならないと思うが、確かにノルウェー世界一EV比率の高い国ではある。

北海油田を持つノルウェーは、石油天然ガスの大量輸出国エネルギー自給率が700%ある)なので、脱炭素化には、EV車の比率を上げなければならない社会事情がある。

そのために様々な助成補助金税制優遇、割引など)政策がおこなわれており、また電気供給スタンドなどのインフラの整備もすすんでいる。

また、ノルウェー国内で使われる電力の約95%以上は水力発電なので、ここも脱炭素化とあいまってEV車の比率を上げる政策をとりやすい。

エネルギー自給率11%の日本としては、いろいろな面であまり参考にならない国の例ではある。

真冬の立ち往生で24時間以上、車のエアコン暖房をつけっぱなしにしても、50km以上走ることができる仕組み(バッテリーの改良、エアコン効率の向上など)が開発・搭載されて、なお現在ハイブリッド車同等の購入価格でなければ、個人的にはEV車は選択肢にあがらないと思っている。

2021-10-23

鶏肉が輸入できなければ、国産黒毛和牛を食べればいいじゃないの

自給率向上のために飼育してるんでしょ。

2021-10-11

日本自給率を増やし、再エネでやっていくために

核爆弾で山を削って平野を作ろう

2021-09-12

anond:20210912174759

少子高齢化は正しい方向。

ぶっちゃけ日本エネルギー自給率を考えれば、8000万程度の人口で落ち着かせないとまずい。

70年代ディストピア小説では、地球環境汚染とか核戦争で住めなくなるが、

リアルシナリオ温暖化気候変動で、あと40年で地球はまともに住めなくなる。

日本は海に囲まれているので、湿度やばいが、その分、食料自給はしやすい。食料は詰まるところ肥料&水だ。

問題は、大陸が水源枯渇・気候変動で農業ができなくなることで、小麦果物石油天然ガスが輸入できなくなる。

食料自給するとしても、日本人1人の年間エネルギー消費量は大体、54万キロカロリーだ。

農業用地は効率よく使っても、1ヘクタールで500万カロリー

日本農地は、500万ヘクタール。うち水田が260万ha。どんなに農地開発しても、養えるのは8000万人が限界だ。

電力も原子力ベースロードにして、水力で調整する範囲で落ち着かせないとまずい。

すでに中国東南アジア日本は抜かされつつ在り、LNGなどは買い負けている。

日本は伸びきったので低成長だが、東南アジアは伸びしろがあるのでどんどん成長してる。

相対的に、日本経済的ボーナスは失われ、もっともっと日本は貧しくなる。

なにしろ25年後は、日本人の労働人口の3割が医療福祉関係者となって老人を看取らないといけない。

これだけの人口世界で稼ぐのに必要農林水産鉱工商産業には関われないのだ。

そこから25年後は一通り1970-80年代まれベビーブーマー死滅して、人口的に落ち着く。

これから地獄の50年間をくぐり抜けられるよう、恒久的に低コストで維持可能インフラを整備し、

撤退型の都市計画誘導していくしかない。政治がどうなろうが、この道は固定して逃げられない

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