はてなキーワード: 筋肉とは
スケソウダラのタンパク質は運動しなくても筋肉が付くかもっていう研究をニッスイがしている。
ほぼ、家で椅子に座ってて週一でプール行くかどうかの運動不足な生活をしてるので、
ニッスイのスケソウダラを明示的に使ってる魚肉ソーセージを購入して習慣的に摂取してみた。
1日に1本と、小腹がすいたときにカップ麺食べるよりは健康的だろうと1本を食べるという生活を3週間ほどしてたら、
さいきん腰が痛かった(おそらく運動不足からくる腰痛)のが治った。
朝起きる時に、いてててと言いながらベッドから起きるようなのがなくなった。
おっさんになってくるとトイレ後に尿もれしたりするんだけど、尿道の筋肉が衰えてるのが原因らしいので、これも改善してくれるじゃないかと期待。
ウクライナでは体操着のことをСпортивний купальникと呼ぶ。ウクライナ語のкупальникはロシア語のКупальникと同じく、水着も意味する言葉だ。ロシア語とスペルは同じ。Спортивнийとはスポーツを意味する。
19世紀には、レオタードは、体操選手、強者、曲芸師などのサーカスでのみ使用されていました。原則として、その上にショートパンツまたはスカートが着用された(たとえば、パブロ・ピカソの絵画「舞踏会の少女」)
伸縮性のある生地がなかったソ連で、最初にニットレオタードで練習やリハーサルを始めたのはバレリーナのマヤ・プリセツカヤ。海外ツアー中に自分用に購入した。彼女は、 1973年にフランスの振付師ローラン・プティ(衣装デザイナーのイヴ・サンローラン)によって彼女のために上演されたバレエ「薔薇の死」で、伸縮性のあるレオタードをベースにした衣装を着てソビエトのバレエの舞台に初めて登場したそうである。
マヤ・プリセツカヤは先日の亜留間次郎さん(@aruma_zirou)に言及した記事で、レオタードを特注していた人のことだ。
一応通販でブルマを見つけたが、訳語の関係上ブルマか水着かはわからない。
(купальник、burumaで検索)
https://shafa.ua/women/nizhnee-bele-i-kupalniki/kupalniki/125510273-plavki-zhinochi-kupalni
https://shafa.ua/women/nizhnee-bele-i-kupalniki/kupalniki/125446756-trusiki-vid-kupalnika-batal
また、ソ連時代のものを画像検索しても、ロシアのものと資料が混ざっている。
所でグーグル検索って、言語設定を変えると検索結果が若干ぶれる。どういうアルゴリズムなのだろう?
今度はもう少しウクライナのブルマについて調べるか、エアロビの衣装についてかな。
https://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%9A%D1%83%D0%BF%D0%B0%D0%BB%D1%8C%D0%BD%D0%B8%D0%BA_(%D1%81%D0%BF%D0%BE%D1%80%D1%82%D0%B8%D0%B2%D0%BD%D1%8B%D0%B9)
初プロテインデビューした最初の1kgを飲み終わったから次のプロテインを買ってみたよ。
原材料を見てみると味成分が人工甘味料と香料しか入ってないの。
最初のヤツには量はわからないけど果実パウダーが入っていてそんなもんかと油断したわ。
うっすい!
なんか味が薄い!かなり水!味自体は人工甘味料系で香料加味しても期待した果物味じゃないのは覚悟してたけど濃度が変!
え~薄~
あれ?ソイとホエイでスプーン一杯の重さかなり変わっちゃうの?と倍量で作ってみたけどうーん、甘さは増えたけど味の濃さはそんなに…繰り返しだけど甘味料と香料だけだから増えてもおいしくはならないのかな。
でも長く後を引く甘みはあるのよな。
そもそも常飲目的だから通常の筋肉のための分量の3分の1しかいれてないかつ水が500mlで作ってるっつー話はある。でも3分の2であれじゃ100%中の100%でもB級な気がする。
てか3分の1でゲロ甘どろりな最初のソイプロテインが異常だったのか?
この薄さをガマンして飲むのはつらみがある。かと言って3倍濃度で飲むと常飲水としてのコスパが悪い。
んーこまった。
そして買ったばかりなのにもう次のプロテインを探している自分が居る。
次は同じフレーバーで果実が原材料に入っていてソイなプロテインを選んでみるつもり。
かなり安いプロテイン、てかマッドプロテインでちょっちぁゃιぃんだけど結局タンパク質なわけだからね。質が悪かろうが成分偽装してようが極端にひどくはないと思いたい。
ああ、ホエイのいいところは粉がさらっさらだったことね。ソイでダマや沈殿を感じていたけどホエイはさらっさら。スープカレーみたいな関係性でいたいご要望を達成できてるわ。
中学高校の時にしか陸上やってないけど、最近ユニフォームについていろいろ言われていて、でもやってる当事者からすると、なんというか「お前らどんだけタイムを減らすの大変か?分かってる?」という気分でしかない。
まずな、筋肉とか鍛えて毎日走っていれば早くなんだろ?というやつ間違えだから。そんな単純な競技じゃねぇよ。めっちゃ考えているよ。ただ走るだけでどんだけ考えているかの競技だ。
根本的に体はできている前提なんだよ。ある一定のレベルまで行くと。鍛え切っているのよ。むしろそれ以上鍛えたら逆に筋肉がついて遅くなる。だからトレーニングすればするほど早くなるわけじゃねぇんだよ。陸上は。体脂肪率なんて男子とかだと10%以下とか当たり前だし。プロテインなんて当たり前に飲むし。食事から体をつくるみたいな意識も持っていたし。だから体ができているなんて当たり前で、日々やっているのはそれを維持したりするためのトレーニングでもある。そういうことはみんなやってるし、当たり前なんだよ。そんなところでは差なんてつかない。だったらどうするか?走りの技術を磨くしかねぇのよ。毎日毎日な。走り方のフォームをチェックしてな。ある意味、筋肉じゃなくて神経を鍛えてんだよな。それも考えてみれば限界がある。一人一人体が違うから、走り方をそれぞれチューニングしたりするけどその最適化をやって初めてタイムが改善される。
つまり、ベストタイムを更新するための努力ってのは陸上始めたてのころは、体やらフォームやらを改善していけば伸びていくんだよ。でも、例えば伸びきってしまえば、0.01秒更新するのに3年かかったりする。事実、中学から男子のエースで100mを既に10秒台で走っていた選手は、高校の時に一度も中学の頃の記録を抜けなかった。真面目に日々トレーニングをしているのにも関わらずだ。そういう世界だ。
だから、頭の中は根本的にいかに記録を伸ばしていくか。なんだよね。選手としては。だから、陸上の競技のためのユニフォームもそれに特化しているわけ。ちなみに陸上はじめたての、最初の方は男子も女子も、ランニングシャツとランニングパンツを来ている。あの恰好は短距離、長距離にも、走り幅跳びや砲丸投げなどのフィールド競技にも、対応できるからね。一方で、短距離系とかになっていくと男子はぴちぴちスパッツスタイル、女子はセパレート型になってくる。私のいた陸上競技部の話だが、男子はランシャツ&ランパンスタイル、ぴちぴちスパッツスタイル、女子はランシャツ&ランパンスタイル、セパレートスタイルの四種類ユニフォームが用意されて選択が可能だったしね。
ちなみに、あのとかランパンのスパッツのなかにパンツはいてるの?と聞かれることがあるが、大抵の選手はパンツを履いていない。というかパンツもセットに組み込まれているのでパンツをわざわざ別に履く必要が無いと言った方が正しい。でも恥ずかしいから中にはショートスパッツ履く人いるけどね。話はそれたけど、何が言いたいかって言えば、あの恰好は限界までタイムを縮める創意工夫だし、それをわざわざ性的だとか言われて、お前が変態だよボケ。
追記:
坊主やスキンヘッドにすれば?→やってる人はやってる。でもあんまり効果が無いというのが一般的。でも長髪はあんまりよくないので、基本的に短髪の人がおおい。(髪を切ったらタイムが早くなるなーと思う人もいるけど、それはその人の価値観だし。一応髪型の相談はされたことがある。)あと口先だけだと?じゃあお前100m10秒台で走れんのかよ?
腹まで覆うとやっぱ遅くなるの? →遅くなるね。基本的に。(走り方のフォームとか体系に依存するかもだけど。)
追記2:
男子は上半身裸でいいのでは?→その通りだと思うよ。でも陸上競技のルール上だめっぽい。水泳はOKなのに、陸上はダメだってのは確かに変だよね。
論点ずらし?女性が坊主にするのどんだけ覚悟いるかわかってんのか?おい?てかさ、セパレートは記録を伸ばすための選択だ!といってんのに、坊主にすればっての、お前こそ論点ずらしじゃねーか!バーカ!いいか、セパレートのユニフォームは0.01秒とか削るはなしなのさ。でも、髪の毛はそうじゃねぇんだ。0.001秒ぐらいは早くなるかもしれんよ。でもそれ以外にもたくさんのことやってんの無視して口だけって、上から目線でゴミカスニート野郎が勝手にエアプで言ってんだろ?お前こそ口だけ野郎のゴミカスクズやろうだよボケ!
東京駅の成田エクスプレスが止まるホームへガタガタ言わせながらキャリー引きずって階段降りてたおばあさんがいたから、重いですよと遠慮するのをスルーしてホームまで降りてあげた。わっ力持ちって驚きつつ感謝するおばあさんにニックというYouTuberにハマって無駄に鍛え上げた筋肉を持つワイと両方得する良きイベントだった。
脳の感情を抑制する部位ってのははっきりわかっていて、前頭前野なんだが、それの発達具合ってトレーニングとかで変えれるとされてる。
だから考え方や言葉ひとつで、そういうのを心機一転で完璧にかするのは無理で
重いものを頑張ってもってるうちに、筋肉ついて軽々もてるようになるみたいな
そういうのが必要だ。
無理だけど頑張ってそれをやるフェーズがある。
あとはまあ、そこ一番発達するのは幼児期だから甘やかされても過度のストレスかかってもよくないとか、年取ってボケたら一番に縮むのそこだから老人は感情制御苦手になっていくとか、そういうのもあるけど。
30代既婚子なし女です。
既婚だけど、旦那も自分もわりと仕事が好きで、寝てる時間をのぞけば家にいる時間より職場とか外にいる時間のが全然長い人間。
家を買うのも、子作りに挑戦するのも、まだまだ踏ん切りがついてないというか、家庭を築く、というフェーズに正直まだ至ってないんだと思う。6年も付き合ったし、30代に突入したし、どうせ付き合い続けるなら結婚しとく?ぐらいのテンションでの結婚。
もちろん、それについては後悔してないし、何かをひがむ気持ちもない。そうなったときに、ローン組むのも、腹を痛めて子供を産むのも育てるのも我々だから。我々がそうできない、今じゃない、と思ううちは、誰に何をアドバイスされても、お節介うるせ〜〜としか思わない。じゃあ私の代わりにローンくんで、産んで育ててくれ。
で、タイトルの件。
30代の女ともなれば、学生時代の友達もほとんどが結婚しているのだが、みんな当たり前のように子供を産んで育てている。(以降、子持ち女と呼ぶ)
それは素晴らしいし、今の自分には出来ないことなので、素直にすごいなあとは思うが、子持ち女ってなんで会うたびに、「子供は?」って聞いてくるんだろう。
しかも独身の女友達がその場にいるときは当然言わないんだよ。彼氏は?とか結婚は?とも聞かない。なんでそんな気遣いできるのに、既婚子なしに対してだけ、当たり前のように子供は?って聞いてくるんだ。
相手がいないから結婚してない、相手はいるし自分はのぞんでるけど結婚できない、そもそも自分が結婚をのぞんでないから結婚してない。
何を聞いたって気まずくなるという想定の元、独身女には「結婚は?」ってきかないんだろ?
だったら子供がいない女にもそれぐらいの遠慮と配慮をしてくれ。
こちとら、まじで今1ミリも考えてないキャピ〜☆って答えたいけど、答えたところで「早いほうがいいよ」って退路ふさいでくるんだろ。
もう知ってんだ。何回言われたことか。
わたしの場合、まだ子づくりにすら挑戦してないけど、仮に不妊に悩んでたらどうすんだろ。
宗教と野球の話はすんな?って格言あったと思うけど、子作りもそこに加えてくれ。ほんと無用にいろんな人傷つけてると思う。
加えて言うと、専業主婦じゃなくて共働きの女友達でさえ、会話のほとんどが子供にまつわる会話で、正直「知らね〜〜」以外の返事が出てこない。
ほんと、無事に出産したときが、こっちがその子に向ける感情のピークだわ。無事に産まれてよかったね。でもそれは私がその子の友達だから、妊婦である女の健康と幸せについて喜ばしかっただけであって、無事に産まれた子供にはぶっちゃけなんの感情もない。
すくすく育ってすばらしいよ。でもほんと、正直町中で見かける赤の他人の子どもと変わらないというか。結論言っちゃった。
ここまで子持ちVS子なしの構図で話してしまったが、そもそも子持ちの友達と会う機会なんてぐっと減った。
だいたいは子なし既婚者か独身と集まって飲む。お互いの仕事の愚痴いったり、最近みた映画とかテレビとか、思い出話とか世の中のニュースとか。それはいい、楽しい。
ただ厄介なのは、独身のマッチングアプリの話だ。(一部既婚にもいるが、それはもう論外だから無視)
なんていうか、だから彼氏いないんじゃない?以外の感想が出てこないような話ばっかだ。
一回アポはいって会ったけど、〇〇がムリだった、とかを延々話される。
年収800万円以上で、話がおもしろくて、おしゃれでラインもまめで、顔も良くて、食べ物の趣味があって、筋肉もあって…なんて男、宝くじに当たるより引き当てるの難しくないか。20代の女の子ならともかく、我々いい歳だろ。だいたい私も、私の旦那も、何一つ当てはまってない。
アプリの男の愚痴を聞かされるたびに、ろくな男いないんだねえ、とお決まりの返事でニコニコ酒をあおっている。
世の中のアプリ男ごめんなさい。でも、いいとこもあったんじゃない?とでも言ったら、大変なことになる。〇〇はいいよ、もう結婚してるんだから。とか、〇〇は今の旦那の何がよかったの?(会ったことあるだろ失礼だな)とか云々カンヌン。
だったら既婚の私に話すんじゃね〜!!って感じだけど、私も会ったこともない上司の愚痴聞かせたことあるしさ。ギブアンドテイクだよなあ、ってツイフェミにいつかジョブチェンジしそうな友達たちの話を聞いてる。
あえて独身というか、結婚に興味がない、自分の趣味や仕事に生きてるような女友達に縁がないせいもあるが、子供の話もアプリの話もいい加減にしてほしい。
バレエ/新体操/ダンス/マリンスポーツを浅くやってたエンジョイ勢です。実は陸上は範疇外です。釣りました。
腹だし&ブルマの何が良いのか伝えたいと思います。これは足の可動域の問題です。
「前後に足を振り上げる」動作をするときに使う「腸腰筋」の動きをなるべく妨げないようになっているのがあの服装です。
この筋肉は肋骨のすぐ下の背骨から腹、骨盤を通り、太ももの付け根に繋がっています。
「足を付け根から動かす」必要がある場合、この筋肉を使わなければなりません。足の付け根は骨盤ではなく、肋骨すぐ下なのです。
ここを伸縮性のある素材で覆ってしまうという案があります。が、その伸縮性のある素材の裾を骨盤で止めようとする場合、強く締め付ければそれだけ腸腰筋の動きを阻害します。
弱く止めればまくれ上がります。留め具無しのセパレート式のフィットネス水着で泳いだ経験のある方なら分かるはずです。
ではなるべく動きを阻害しないで体の動きに沿って足の付け根まで覆うとします。そうするとレオタードになります。
あれは正直ものすごく面倒です。着替えとかトイレとか。(水着で大体の人は経験があるはずなんですが)
着なきゃいけない伝統(バレエや新体操)でもなければ避けたいのではないでしょうか。
そもそもレオタードと腹だしなら腹だしのほうが恥ずかしくない気がします。個人的には。
ブルマも同じように足の動きをなるべく邪魔しないための服装です。
筋肉はわりと繊細で、少しでも引っ張られると力が分散します。なので可能な限り太ももを覆わないのが一番パフォーマンスが出ます。
(一時期流行ったスポーツタイツも正しく装着しなければ意味が無いとだいぶ浸透したと思います)
https://number.bunshun.jp/articles/-/846814?page=2
運動やってる時はちょっとでも結果が上がるならやりたいんですよ。
スタローンってシュワルツネッガーと並べられてアクション筋肉ダルマみたいな感じだけど、結構繊細な演技をするな。
帰還兵の悲哀とか、コップランドやロッキーの不器用な感じとか、本人の元々の雰囲気(らしい)とこを上手く活かしてるよなって思う。
書いてる本人は長いと思ってない
長文を読む筋肉が鍛えられてないと負荷が大きく感じられるかもしれないな
どっち?w
俺が言いたいのは「このトピックで長々とこんなに話すことはない」と言いたいんだけどな
損傷する前に倒すための筋肉だろ!
僕みたいなコミュ障の陰キャの運動音痴には、サッカーがよくわからない。
友人宅に集まってワールドカップなど観戦してみても、何かついていけない・・・けどとりあえずウェーイ・・・という経験はコミュ障の定番と思うが、これは何も友人たちとノリが合わないということではなくて、サッカーという競技そのもののポイントを押さえられていないのだと思う。
だってサッカーって、パスをうろうろ回して、ちょっと走ってみたりして、ディフェンスに阻まれてすごすごパックパスして、またうろうろ回して、あわよくばポーンと蹴ってガーッと行ってゴチャゴチャッとしてシュートでゴール!ってなんだかよくわからんうちに点が入ってたりする。
とにかくボールがゴールに入ったらとりあえず喜んどけばいい、くらいのことは陰キャのコミュ障でも学習した。そこはちゃんとできる。
しかし、そこに至る中盤でのボールの動きが、コミュ障からしたら「何がやりたいんだろう?」という感じなのだ。つまり、「空気が読めない」。
ちらちらと動いてみせ、押したり引いたりして相手の出方を伺って、ここぞという時に切り込む。若い頃にサッカーをやっていた父は、そのことをして「剣道みたいなもん」と評しており、それはそれで言い得て妙かもしれないが、これって実はコミュニケーション全般において当たり前に起こっていることなのだ。そして、そこんとこの機微を読む能力が著しく欠如している人間がコミュ障と呼ばれる。
コミュ障からすれば、ボール回してんなあ。行ったり来たりしてんなあ。あ、取られた。あ、行けた。ウェーイ。その表層の背後にプレーのニュアンスを察しろというのは、酷な話なのです。
そんなコミュ障で陰キャでチームプレー経験のないヒョロガリ運動音痴でも、意外と観戦を楽しめるスポーツがある。ラグビーだ。特にワールドカップが日本で開催されて以降、触れる機会も増えたのではないだろうか。でも何となくサッカーより近寄りがたい印象があるとすれば、それはルールがちょっと多い、面倒くさい、わかりづらいという点にあると思う。
しかし、陰キャ持ち前の粘り強さでそこをクリアすれば、ラグビーは存外「わかりやすい」。
ラグビーのルールの多くは、「ラグビーかくあるべし」という理念に基づいて設定されている。何せ、ボールを抱えて走っていいし、体ごとぶつかっていい、ほっといたらただの喧嘩のようなボールの奪い合いになってしまうスポーツだ。その分ルールによって、ラグビーの迫力を保ちつつもゲームが適切に展開するようにできている。ラグビーはボールを挟んだ陣取り合戦だから、ボールを前に投げたり落としたりしてはいけない(蹴ってもいいけど)、とか。あるいは、プレーが止まるのは良くないから、タックルされたらボールをすぐ離さなければいけないし、タックルしたらすぐにどかなければいけない、とか。そこに垣間見える、激しいぶつかり合いと隣り合わせの冷静さも、ラグビーの魅力だ。
で、この「すぐ」ってなんだよ、何秒だよ、と言いたくもなるのだが、それを判断するのがレフリーだ。レフリーには反則の有無やトライの成功を審判するだけでなく、ゲームを円滑に展開させるという任務がある。だから例えば、いきなりファウルを取るのではなくその兆候が見えた段階で警告するなど、プレーヤーとコミュニケーションをとりながらゲームを進める。観戦にあたってはそれも状況把握のための重要な要素なので、テレビではレフリーの声を聞くことができる。
また、ゲーム中で行われる様々なプレーもこまごまと規定されており、それはプレーが選択肢として整理されているとも言える。即ち、ボールを持ったチームは、走る、パスを回す、ラックを作る、モールを組む、キックする、トライする。ファウルを得た場合は、その内容によってスクラム、スローイン、ペナルティキック。これらをある程度理解しておけば、彼らが「何をやりたいか」が何となく見えてくる。足の速さで切り込むのか。パスで惑わせるのか。力で押すのか。キックで稼ぐのか。急ぐのか。緩めるのか。これはもはや筋肉のチェスだ。
2015年のワールドカップで、日本代表が南アフリカを破るというジャイアントキリングがあった。南アフリカといえば、映画『インビクタス』のスプリングボックスである。深夜の生放送、ノーサイドの笛が鳴った時の興奮、というよりは呆然としたのをよく覚えている。
あの試合、「何がしたいか」がとてもはっきりしていて、それが勝利に結びついた。リスクの高いトライにこだわるよりも得点の少ないキックで点数を稼ぐという戦略。一方後半ロスタイム、3点ビハインドの状況で得たファウルでは、引き分けに持ち込むキックではなく高リスクのスクラムを選択した。「勝つ」ためだ。そして、それは実現された。
理性的な意思決定と、フィジカルとテクニック。ラグビーって面白いよなあ。毎度「負けられない試合」と言いながら、うじうじとボールを蹴り合って結局負けるサッカー(と昔は思っていた)とは大違い・・・とまでは言いませんが。
以上はもちろん傾向にすぎない。サッカーにも明確な戦略の構築はあるに決まってるし、ラグビーもラックのボールをいつどこに出すかとなれば一瞬の間合いの駆け引きだろう。しかし総じて、コミュ障はサッカーよりラグビーを観とけ。あれは俺たちにも「わかる」。