最近初めてコンペに誘われた。
先に言っておくが曲は完成しなかった。
その内容を見て驚愕した。
○○の○○を参考にして作って
テンポは130
等々注文が細かく書かれていた。
私はサラリーマンのかたわら趣味で制作をしていたが、この内容を見て夢が崩れた。
そして気付いた。
プロになればクライアントから指示を受けて作る。会社と変わらないではないかと。
これをクリアして楽曲を作って食ってくなんて、私には完全に無理だった。
好きな時に好きな曲を作る。
私が求めているのはこれ以上でも以下でもなかった。
いや、こんなこと作曲に関わらず全てそうであると、夢を見ていた私は全く見向きもしなかった。
プロって、凄い。
そして、かなり気持ちが楽になった。
むかーし師事してた作曲の先生曰く、好き放題曲を作って生活できたのは戦後だと武満徹が最後だとか何とか 現代の作曲家はお客様の注文に応えなきゃいけないし、創作活動だけじゃ食...
映像の世界も、芸術的な作品を撮る映画監督、商業的な製品を作る映画監督、音楽のプロモーションビデオ作る人、企業のCM作る人まで 色々いるよねー。 どれが上、どれが下ってことは...